ISBN:4270100532 文庫 上中 京 ランダムハウス講談社 2006/08/02 ¥714
SG-5ファイル3冊目、読了〜。
いや〜、相変わらずぺらっぺらで候!(^^;
何か、本当に夏の読書感想文用の古典じゃないんだからさ・・・(^^;
今回の主役はジュリアン・サムズ。
1冊目で登場した悪人ディーコンの元GFのカトリナを守る任務を任された彼だが・・・毎度お馴染み、ミイラとりがミイラに(笑)。
ドンパチ狙撃戦はピンポイント、逃亡劇もピンポイント、ホットなラブシーンは長めに、って事で話そのものは「何でこんなにトホホに間抜けなんだよ、SGメンバーよ(^^;」という、サスペンス部分は無きに等しいというか(笑)。
いや、優秀でありながら悲惨な過去を持つ各メンバーゆえに、ここのトップであるハンクに拾われて任務についてるって設定なんだが・・・どうも毎回その片鱗は拝めない(爆)。
ロマンスとしては、今回は分かりやすい展開でしたな。ヒロインは前作の方が好きだけど。
今回から新しいSGメンバーが登場。
ミック・サビーンだが、この人もまたヌケているというか・・・(^^;
あと、謎の男エズラは今後も出るのかしら・・・SEALなんだろうかね、彼は(^^ゞ
次回はKJの模様。この翻訳ペースだと今年中に読めるかしらね。
SG-5ファイル3冊目、読了〜。
いや〜、相変わらずぺらっぺらで候!(^^;
何か、本当に夏の読書感想文用の古典じゃないんだからさ・・・(^^;
今回の主役はジュリアン・サムズ。
1冊目で登場した悪人ディーコンの元GFのカトリナを守る任務を任された彼だが・・・毎度お馴染み、ミイラとりがミイラに(笑)。
ドンパチ狙撃戦はピンポイント、逃亡劇もピンポイント、ホットなラブシーンは長めに、って事で話そのものは「何でこんなにトホホに間抜けなんだよ、SGメンバーよ(^^;」という、サスペンス部分は無きに等しいというか(笑)。
いや、優秀でありながら悲惨な過去を持つ各メンバーゆえに、ここのトップであるハンクに拾われて任務についてるって設定なんだが・・・どうも毎回その片鱗は拝めない(爆)。
ロマンスとしては、今回は分かりやすい展開でしたな。ヒロインは前作の方が好きだけど。
今回から新しいSGメンバーが登場。
ミック・サビーンだが、この人もまたヌケているというか・・・(^^;
あと、謎の男エズラは今後も出るのかしら・・・SEALなんだろうかね、彼は(^^ゞ
次回はKJの模様。この翻訳ペースだと今年中に読めるかしらね。
ISBN:4562043113 文庫 落合 佳子 原書房 2006/08 ¥950
ジュディス・アイボリーの初邦訳本、読了〜。
いやはや、こんな無邪気でハッピーになれたヒストリカル長編を読ませてくれてありがとう、と言いたい1冊でした。
今、本当に体調がよくなくって、こういう癒しと笑いとロマンスのペーソス本を求めてたんだなぁ、と思った。
本って、読書って自分にとってそういうポジションのものだったと再認識させてくれたかも。
物語そのものは、男女逆転版『マイ・フェア・レディ』というものだが、そこはアイボリーらしくなかなか笑えるものに。
なんといっても、ヒーローのミックが職業・ねずみとりときました・・・イライザの花売りよりもキョーレツ(爆)。
このミック、いやはや・・・ここ近年の作品でこんなにセクシーでチャーミングな男前、見たことない!
脚フェチで動物好きなところも、もうキュートなことったら!(握りコブシ。笑)
対するヒロインのエドウィーナは、元侯爵令嬢で言語学者。
身長が6フィートののっぽなお嬢さん(ブリィと同じぐらいっつーことですな。そりゃデカイ。のっぽのことのさんが言うのもナニだが。笑)。
強欲な親戚に生まれ育った屋敷を追い出され、それでも自分で仕事をして自立した彼女が、ミックのコーンウォール語+コックニーなまりという超レアな喋りを聞いてしまったのが運命のいたずらか(その前にミックの運命の彼女の○への一目ぼれってのがあるが。爆)。
この二人が魅力的で、じょじょにお互いがお互いを変えてゆく。その成り行きが何ともよかった。
スノッブだと思われていた彼女は、パブで踊れるほどに自由に振舞えるようになり、粗野で野蛮だった彼は、秩序ある考えや身のこなしを持つようになる。
これは、二人がお互いを理解してゆく過程とか本当に読んでいてわくわくした。
ほろっときたのが、エドウィーナが花と夜に向かって心配事をリズムにして歌っていた場面。
ミックはからかうわけでもなく、彼女に自分に向かって歌ってほしくて自分も歌いだしたり。
最後には、幸せになった二人が抱き合う場面で、ミックが同じように歌う場面は本当に・・・うまいわ。
社会的立場の違いを越えて、二人は自分達の気持ちに向き合っていてこれもよかったところの一つ。
最後には、ご都合主義とも思える逆転劇があるが、それはあくまでおまけであって、エドウィーナが愛したのはねずみとりのミックだったワケで。
強欲な老人にも、実は悲しい事があったりして、ラストのイタチとの旅立ちとかにもほろっときたり、ちょっと涙腺弱いかも、今のことのさん(^^ゞ
おとぎ話と言われたらそれまでだけど、ロマンス本の原点ってそうじゃないのかしら。
楽しく騙され、そして踊らされる1冊だった事は確か。
凝ってなくっても、ぶ厚く長い話でなくても、しっかり起承転結がついていて、それでいて大満足のお話でした。
ジュディス・アイボリーの初邦訳本、読了〜。
いやはや、こんな無邪気でハッピーになれたヒストリカル長編を読ませてくれてありがとう、と言いたい1冊でした。
今、本当に体調がよくなくって、こういう癒しと笑いとロマンスのペーソス本を求めてたんだなぁ、と思った。
本って、読書って自分にとってそういうポジションのものだったと再認識させてくれたかも。
物語そのものは、男女逆転版『マイ・フェア・レディ』というものだが、そこはアイボリーらしくなかなか笑えるものに。
なんといっても、ヒーローのミックが職業・ねずみとりときました・・・イライザの花売りよりもキョーレツ(爆)。
このミック、いやはや・・・ここ近年の作品でこんなにセクシーでチャーミングな男前、見たことない!
脚フェチで動物好きなところも、もうキュートなことったら!(握りコブシ。笑)
対するヒロインのエドウィーナは、元侯爵令嬢で言語学者。
身長が6フィートののっぽなお嬢さん(ブリィと同じぐらいっつーことですな。そりゃデカイ。のっぽのことのさんが言うのもナニだが。笑)。
強欲な親戚に生まれ育った屋敷を追い出され、それでも自分で仕事をして自立した彼女が、ミックのコーンウォール語+コックニーなまりという超レアな喋りを聞いてしまったのが運命のいたずらか(その前にミックの運命の彼女の○への一目ぼれってのがあるが。爆)。
この二人が魅力的で、じょじょにお互いがお互いを変えてゆく。その成り行きが何ともよかった。
スノッブだと思われていた彼女は、パブで踊れるほどに自由に振舞えるようになり、粗野で野蛮だった彼は、秩序ある考えや身のこなしを持つようになる。
これは、二人がお互いを理解してゆく過程とか本当に読んでいてわくわくした。
ほろっときたのが、エドウィーナが花と夜に向かって心配事をリズムにして歌っていた場面。
ミックはからかうわけでもなく、彼女に自分に向かって歌ってほしくて自分も歌いだしたり。
最後には、幸せになった二人が抱き合う場面で、ミックが同じように歌う場面は本当に・・・うまいわ。
社会的立場の違いを越えて、二人は自分達の気持ちに向き合っていてこれもよかったところの一つ。
最後には、ご都合主義とも思える逆転劇があるが、それはあくまでおまけであって、エドウィーナが愛したのはねずみとりのミックだったワケで。
強欲な老人にも、実は悲しい事があったりして、ラストのイタチとの旅立ちとかにもほろっときたり、ちょっと涙腺弱いかも、今のことのさん(^^ゞ
おとぎ話と言われたらそれまでだけど、ロマンス本の原点ってそうじゃないのかしら。
楽しく騙され、そして踊らされる1冊だった事は確か。
凝ってなくっても、ぶ厚く長い話でなくても、しっかり起承転結がついていて、それでいて大満足のお話でした。