ISBN:4576060937 文庫 酒井 裕美 二見書房 2006/06 ¥900
W杯期間中に買ったまま放置していた山の中(爆)から読了〜。
LSでお馴染みのカスティロの長編デビュー作。
読んでみて思ったのは、LS作家はページ数を与えれば、皆してこのレベルの平均点以上のアベレージヒット作品が書けるんでは?(^^; というものだった(笑)
そう、いい意味でこの作品、ちょっと長いLSって印象が(笑)。
そう感じた理由の一つが、あっけないラストなんだけど(笑)。
これだけ死人が出ているのに・・・そのツメの甘さは何事だっ?!ってぐらい(笑)。
黒幕、ザルで大雑把で頭悪すぎます(笑)。
ご都合主義なところもご愛嬌、ってぐらいに(笑)。
普通あれだけの目にあって、生きてるとはこれいかに?! >ジャック兄ちゃん(爆)
以前、フリーシーの感想でも書いたように、養女のヒロインが自分のルーツ探しをはじめてから、身の回りで不審な出来事が・・・という王道パターン。
今回の場合、中心となるのがヒロインのアディソン、彼女が調査を依頼する私立探偵ジャックの弟ランドールの2人。
ジャックがもっと書き込まれるかと思ったら、思ったよりあっさり、でしたな。
ことのさん好みなんだけど(笑)。
ヒーローとなるランドールが・・・PTSDに悩み、アル中寸前という・・・これまた何ともヘヴィな(^^;
38歳の元エリートなランドールと、勝気で本質的無垢なアディソンの凸凹っぷりがたどたどしくて(笑)。
いや、ランドール、しっかりアディソンにふりまわされててかわいいし(笑)。
特にラスト近くのあの頑張りっぷりは・・・ああ、ポイント高いのよ。久々にロマンスヒーローらしい頑張りっぷりを拝めた気になりました(笑)
さくさく読めて、サスペンス部分が多いながらも、ロマンス部分が決してないわけではなく、むしろ近年のHQ社からの本より甘め度増し(笑)。
ツメ甘いながらも肩も凝らない、エンターテイメント・ロマンスとしてことのさんは最後まで楽しく読みました。
いや、これって意外にポイント高いのよ。
途中で苦痛から頓挫するような本、最近多いから(^^ゞ
W杯期間中に買ったまま放置していた山の中(爆)から読了〜。
LSでお馴染みのカスティロの長編デビュー作。
読んでみて思ったのは、LS作家はページ数を与えれば、皆してこのレベルの平均点以上のアベレージヒット作品が書けるんでは?(^^; というものだった(笑)
そう、いい意味でこの作品、ちょっと長いLSって印象が(笑)。
そう感じた理由の一つが、あっけないラストなんだけど(笑)。
これだけ死人が出ているのに・・・そのツメの甘さは何事だっ?!ってぐらい(笑)。
黒幕、ザルで大雑把で頭悪すぎます(笑)。
ご都合主義なところもご愛嬌、ってぐらいに(笑)。
普通あれだけの目にあって、生きてるとはこれいかに?! >ジャック兄ちゃん(爆)
以前、フリーシーの感想でも書いたように、養女のヒロインが自分のルーツ探しをはじめてから、身の回りで不審な出来事が・・・という王道パターン。
今回の場合、中心となるのがヒロインのアディソン、彼女が調査を依頼する私立探偵ジャックの弟ランドールの2人。
ジャックがもっと書き込まれるかと思ったら、思ったよりあっさり、でしたな。
ことのさん好みなんだけど(笑)。
ヒーローとなるランドールが・・・PTSDに悩み、アル中寸前という・・・これまた何ともヘヴィな(^^;
38歳の元エリートなランドールと、勝気で本質的無垢なアディソンの凸凹っぷりがたどたどしくて(笑)。
いや、ランドール、しっかりアディソンにふりまわされててかわいいし(笑)。
特にラスト近くのあの頑張りっぷりは・・・ああ、ポイント高いのよ。久々にロマンスヒーローらしい頑張りっぷりを拝めた気になりました(笑)
さくさく読めて、サスペンス部分が多いながらも、ロマンス部分が決してないわけではなく、むしろ近年のHQ社からの本より甘め度増し(笑)。
ツメ甘いながらも肩も凝らない、エンターテイメント・ロマンスとしてことのさんは最後まで楽しく読みました。
いや、これって意外にポイント高いのよ。
途中で苦痛から頓挫するような本、最近多いから(^^ゞ
ISBN:4151763015 文庫 藤田 佳澄 早川書房 2006/06 ¥714
W杯期間中に買ったまま放置していた山の中(爆)から読了 その2〜。
夫婦共著によるサスペンス長編デビュー作。
・・・すまん。ホントすまんっっ!!
こんな面白い本、買ったまま一ヶ月も放置していた私を許してくれ!!(マジ)
定価で買った価値あり、というか久々にこんな面白い本に当たったよ。
日本だと検屍官ものってコーンウェルのスカーペッタものが余りに有名だけど、こっちのが初心者向けかも(巻数重ねるごとにスカーペッタが苦手になっていった前科持ちのことのさん。笑)。
ページ数も340ページ程度の薄い本だし(完全に麻痺しています、ことのさん。爆)。
大きな風呂敷ではないが、広げた風呂敷は1冊でしっかり畳みました、ってこれ重要よ。
4つの白骨死体発見から、あれよあれよのジェットコースターばりの展開の速さ。
一つヒントを掴んだら、それを奪われる。
一歩前進したら、そこを破壊される。
とにかく、先手先手を打たれる中、検屍官ジェイクと弁護士マニー、負けず嫌いっていうか、打たれても打たれてもへこたれなくってポジティブで非常によろしい!(笑)
ロマンスもあるっていうか、ロマンスっていうより・・・この二人、単に割れ鍋に綴じ蓋の公式に当てはまったというか(爆)。
何で今までこの二人がくっついてなかったか・・・って、そう思うぐらいいいコンビだ(笑)。
お互いの助手も家族ナイスだし(笑)。
個人的には、彷徨えるフェロモンくん(爆)・ジェイクの弟サムがお気に入り♪
サスペンス部分に関しては、これはなかなかあっぱれ。
あのボリュームで、きちんとまとまっていました。
きちんと各事項の時代考証しているし、作者お二人の本職ゆえに検屍箇所、法律箇所は圧巻ですしな。
殺人犯はすぐバレちゃう甘さだし、動機に関してはちょっと後からこじつけ的にものも少し感じなくはないが、それでもやっぱり上手。
男性サスペンス作家によくありがちの、ラブシーンとかになると俄然キャラがたってくる添え物フェロモンヒロイン(爆)ではないマニー、逆に女性サスペンス作家によくありがちの、ラブシーンとかになると俄然キャラがたってくる添え物種馬ヒーロー(爆)ではないジェイクというのは、やはり共著だからかしらね。
魅力を相殺している部分も確かに見受けられるが、それ以上に効果的なのは否めないかと。
しかし・・・いいなぁ。
ワンコのマイクロフトに関する描写。
愛犬に対する、マニーの赤ちゃん言葉・・・あそこまで書く人ってなかなかいないよね(笑)。
最後には感化されたジェイクが「パパですよ〜」状態になっているのもプププである(爆)。
内容はヘヴィながら、こういう笑える箇所があって緩急ついてるのもプラスであるよい1冊。
W杯期間中に買ったまま放置していた山の中(爆)から読了 その2〜。
夫婦共著によるサスペンス長編デビュー作。
・・・すまん。ホントすまんっっ!!
こんな面白い本、買ったまま一ヶ月も放置していた私を許してくれ!!(マジ)
定価で買った価値あり、というか久々にこんな面白い本に当たったよ。
日本だと検屍官ものってコーンウェルのスカーペッタものが余りに有名だけど、こっちのが初心者向けかも(巻数重ねるごとにスカーペッタが苦手になっていった前科持ちのことのさん。笑)。
ページ数も340ページ程度の薄い本だし(完全に麻痺しています、ことのさん。爆)。
大きな風呂敷ではないが、広げた風呂敷は1冊でしっかり畳みました、ってこれ重要よ。
4つの白骨死体発見から、あれよあれよのジェットコースターばりの展開の速さ。
一つヒントを掴んだら、それを奪われる。
一歩前進したら、そこを破壊される。
とにかく、先手先手を打たれる中、検屍官ジェイクと弁護士マニー、負けず嫌いっていうか、打たれても打たれてもへこたれなくってポジティブで非常によろしい!(笑)
ロマンスもあるっていうか、ロマンスっていうより・・・この二人、単に割れ鍋に綴じ蓋の公式に当てはまったというか(爆)。
何で今までこの二人がくっついてなかったか・・・って、そう思うぐらいいいコンビだ(笑)。
お互いの助手も家族ナイスだし(笑)。
個人的には、彷徨えるフェロモンくん(爆)・ジェイクの弟サムがお気に入り♪
サスペンス部分に関しては、これはなかなかあっぱれ。
あのボリュームで、きちんとまとまっていました。
きちんと各事項の時代考証しているし、作者お二人の本職ゆえに検屍箇所、法律箇所は圧巻ですしな。
殺人犯はすぐバレちゃう甘さだし、動機に関してはちょっと後からこじつけ的にものも少し感じなくはないが、それでもやっぱり上手。
男性サスペンス作家によくありがちの、ラブシーンとかになると俄然キャラがたってくる添え物フェロモンヒロイン(爆)ではないマニー、逆に女性サスペンス作家によくありがちの、ラブシーンとかになると俄然キャラがたってくる添え物種馬ヒーロー(爆)ではないジェイクというのは、やはり共著だからかしらね。
魅力を相殺している部分も確かに見受けられるが、それ以上に効果的なのは否めないかと。
しかし・・・いいなぁ。
ワンコのマイクロフトに関する描写。
愛犬に対する、マニーの赤ちゃん言葉・・・あそこまで書く人ってなかなかいないよね(笑)。
最後には感化されたジェイクが「パパですよ〜」状態になっているのもプププである(爆)。
内容はヘヴィながら、こういう笑える箇所があって緩急ついてるのもプラスであるよい1冊。
今日はこんな暑い中、朝からイヴプロフェン煽って沈没・・・。
いいタイミングなんだか悪いタイミングなんだか分からないが、これでお盆休みに寝込む原因の一つはなくなったという事か・・・。
午後からは少しマシになったので、ナマケモノよろしく始動。
掃除する気にもなれないから、とりあえずステイショナリー関係片付けとかしてみた。
ぼちぼち読書し、ぼちぼちおやつ食べてみたり。
夕方からは昨日に続き、ヨーロッパ鉄道の旅のスペイン編を見る。
スペインか・・・考えた事なかったけど、あの景色は圧巻だった。これは是非、実際のものを見てみたくなりました(マジ)。
ついでにサッカー観戦・・・って、無理?(爆)
こういう鉄道車窓番組にメロメロ弱いことのさん、しっかり片手にトマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表を持ってみてました(笑)
昨日のイギリス編の路線もチェックしたわ。
これから知宏くんはトルコ、ギリシア、スイスと鉄道の旅を続けるのだが、スイスも気になるわ〜。
これだから鉄道好きって困るのよね(笑)
いいタイミングなんだか悪いタイミングなんだか分からないが、これでお盆休みに寝込む原因の一つはなくなったという事か・・・。
午後からは少しマシになったので、ナマケモノよろしく始動。
掃除する気にもなれないから、とりあえずステイショナリー関係片付けとかしてみた。
ぼちぼち読書し、ぼちぼちおやつ食べてみたり。
夕方からは昨日に続き、ヨーロッパ鉄道の旅のスペイン編を見る。
スペインか・・・考えた事なかったけど、あの景色は圧巻だった。これは是非、実際のものを見てみたくなりました(マジ)。
ついでにサッカー観戦・・・って、無理?(爆)
こういう鉄道車窓番組にメロメロ弱いことのさん、しっかり片手にトマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表を持ってみてました(笑)
昨日のイギリス編の路線もチェックしたわ。
これから知宏くんはトルコ、ギリシア、スイスと鉄道の旅を続けるのだが、スイスも気になるわ〜。
これだから鉄道好きって困るのよね(笑)
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