ISBN:4596911541 文庫 細郷 妙子 ハーレクイン 2005/11 ¥840

やっとこさ読めまっせ〜、モントフォード兄ちゃん本!
ラストでっせラスト!!

昨日の日記で「金太郎飴」とか言ったが、褒めてんのだ!
好きでなきゃ新刊で買いはしませんぜ、こんなに古本屋に落ちてくるのが早い(最短発売日から三日で古本屋で見た。爆)MIRA BOOKS!(爆)
50P読んで、オチまで想像つくような展開の本なのに!(爆)
それなのに新刊で買わせてしまうって、ちょっとスゴくない?!(笑)
つまり金太郎飴は飴でも、そんな辺り偉大な飴だと思ってるワケだよ、ことのさんは(屈折した人間が褒めるとこんなモノだ。爆)。

ところでこの兄ちゃん、かなり重度の災難体質とも言える。

フランス革命に巻き込まれ孤児→亡命時に熱病にかかり悪人の手によって受け継ぐべき爵位を奪われる→熱病から生還するが記憶を無くす→静かに馬丁として生活していたのに恋に落ちた相手は貴族のお嬢様→恋敵に殺されかかる→何とか生還したのに更に寝込みを襲われる→簀巻きにされて英国海軍の船に捨てられる→命からがら船から逃げてアメリカに着く

こっから先はまぁ、読んで頂くとして・・・。
この兄ちゃん、非常に叱られたところとかしょげているところがそそるタイプとか解釈していたりする辺り、ことのさんとんでもない読者か?(爆)

非常にご都合主義な活劇ロマンスとして(だって、絶対私が悪人なら兄ちゃん簀巻きにした際に石の靴履かせて速攻ドーバーに沈めるわよ。あんな甘い抜けた悪人見た事ない。爆)、ツッコミしながら楽しく最後まで読んで、ちょっと本を置いて考えてみたり。

ヒロイン側からこの本を斜め気味に要約してみたら、微妙な路線の類似点というか。

運命の恋人は、私の目の前で死んでしまったわ

もう、絶対に他の人なんて愛せないわ

そうよ。私は仕事にかけるのよ。あの人との思い出を胸に・・・

それなのに、どうしてこの男性に心惹かれるのかしら・・・

ええっ、貴方なの!10年前に死んだと思っていたのに!!

・・・どっかで聞いたような展開というか、セリフ筋というか・・・どこだっけ・・・。

あ、冬のソ○タじゃん、まるっきり(爆)
(本当に屈折した人間が盛り上がって褒めるとこんなモノだ。核爆)

んで、ラストがまたね。くくくっ(^m^)なワケだ。
お江戸の時代劇のラスト見ているようでない?(笑)
男前やアネキがシリーズ内に沢山いれど、一番カッコよかった人は、あのお方だったという事ね・・・貫禄勝ちでございました。

でも、シリーズものの弊害・・・それでなくても追いはぎ一味をはじめ、親戚多いモントフォードとファルコートが大勢いるのに、それが入り乱れてちゃ、物語ラストになると本当に章内に人口密度高くて圧迫感が出た。
次の翻訳は是非、息抜きで単発でお願いしたいですな、キャンプ先生(^^ゞ
KinKi Kidsの新アルバムのDVD付きバージョンをAmazonで予約していたものが発売日当日の今日到着(^^)/
いや、地元店で買ってもいいんだけど価格1割引だし、予約しに行くのが面倒でゲホゴホ>駄目じゃん(^^ゞ

さっそくカーステ用にコピーとったから、明日から聴くです!
Xmasイヴの大阪ドームのコンサートまでにはちょっとは曲覚えていないとね(^^ゞ

へへ、何故明日からかというと、今日はずーっとTOKIO新曲だからなのよん(^m^)
本日、所用で大阪に出かけた我が父。
阪神西梅田駅を経由するから、梅田阪神の地下でおいしいものをお買い物〜♪♪と勢いきって家を出た(何しに行くねん>父よ)。

さて、所用を終え、無事梅田阪神まで行ったのはいいが帰りバスまで時間がない。
急いで買い物しなきゃ、乗り遅れるぞ!!(@@;;となったので、慌てて目当てのものを捕獲せねば!!

彼の目的は下記の通りであった

第一目的 551蓬莱の豚まん
第二目的 イカ焼き
第三目的 御座候
第四目的 らぽっぽのポテトアップルパイ


しかも恐ろしいのが、彼の阪神デパ地下の脳内地図の基準は御座候の位置だっていうんだから・・・。

とにかく、まずは御座候を無事発見したらしい。
が、こんなものよーく考えたらいつでも買えるじゃないかと気付いたらしい(爆)。
んじゃ、豚まん・・・と記憶にある場所に移動しようとする。
久々なので迷子になりかけた際に、見た事ある円形のパイが横に・・・あ!ポテトアップルパイ!!
しかし、第一希望がまず優先!!豚まんだ!!!と、己に言い聞かせ、後から戻ってくると言って(誰に言ってたんだ?>父よ)、らぽっぽを通過し、何とかたどり着いた蓬莱で551の豚まんを捕獲。
んじゃ、次はイカ・・・あんぎゃ〜っっっ!!
そう・・・時間はお昼。お昼のイカ焼き売り場がどうなっているか、ご存知の方はあの地帯の正午あたりの人口密度を思い浮かべて下さい(笑)
イカ焼きラッシュに巻き込まれ、でもとうてい買えそうにないので断念。
そして時間を見ると・・・ぎゃ〜!!時間がなくなってる!!

・・・何とか彼は帰りバスには間に合ったらしいけど、とにかく帰宅してその話をする際に何度も言っていた。
「御座候からちょっと行ったところからだと蓬莱、焼き餃子しか見えなかったので気付かず大まわりしてしまったのが悔やまれる・・・」
「あそこでイカ焼きがあんなに人が多いと分かっていれば行かなかったから、らぽっぽ買ってたのに・・・」

非常に無念そうである(聞いてる方はおかしいが。笑)。
まぁ、ポテトアップルパイはまた買ってきたげるし・・・と、ことのさんが言うと、ボソッとこう聞いてきた。

「この週末、御座候売ってるとこに行くか?

・・・懲りてない?(^^;
いや、マジ懲りてないし、この人!!!

そんなこんなで、明日の朝ご飯は豚ま〜ん♪♪
ゴチになります(爆)
自分のサイトのリストを見て(爆)考えてみた。
来月出るアネットさんのL、ステラ・バグウェルと二本一度に収録のクリスマス本か・・・元はこれ?

Snowy Nights 2003年11月刊
ヘザー・グレアム、リンゼイ・マッケンナ、マリリン・パパーノ、アネット・ブロードリックの4本収録原書。

・・・つか、別にこの本そのまま翻訳してもよかったんじゃない?これだけの作家揃っているのに>独り言です(爆)
・・・って事で業務連絡。
本人も忘れてたんだけどね(^^;; >おいっ!!

そして、気付けばまたまたキリ番超えてました・・・すんません・・・気付くのがいつも遅くてゲリラ企画も出来ません(^^A
次は・・・30万?
さすがにその大台カウントを20万同様素通りするにはゲストの皆様に申し訳ないので、その時は1万カウントぐらい前から企画考えておくとします・・・覚えてたら、ですが(自爆)

黙黙と買い物

2005年11月19日 お買い物
今日は病院で診察日なのでさっさと家を出る。
多分、インフルエンザの予防接種が増えているせいか、なんかいつもより繁盛(?)していていつもよりは待った気が(^^ゞ

診察を終え、薬局で薬を受け取り、さて街へ。

先日から懸賞で当たっていたギフトカードが3社計4000円ばかりになっていたので、デパートへと(笑)。
いや、田舎だと使用可能店が少なく不便なのでこういう時に使ってしまいたいのよね。
だからHQ新刊も地元で買わずに今日に持ち越していた(笑)

まずは書籍売り場でvillegebooksの新刊を2冊(もう1冊は今度、ネット書店で買う予定)、HQ新刊を2冊購入。
それでポイントカードがいっぱいになり、500円お買い物券が発行されたので、それを使って父の希望の御座候(ようするに「今川焼」「大判焼」なんだけど、それのブランド名)を購入。
更にデパ地下で、今夜の夕飯に・・・と神戸コロッケ、牡蠣フライなんかを購入。
駐車券とレシートをサービスカウンターで見せて駐車場無料券を発行してもらう。

ギフトカード、当たるのは嬉しいけど、やはり現ナマが一番便利ですな(^^ゞ

嵐の予感

2005年11月19日 新刊レビュー
ISBN:4270100184 文庫 仁木 めぐみ ランダムハウス講談社 2005/11/13 ¥998

かのエリザベス・ローウェルの愛娘であり作家でもあるヘザー・ローウェルのデビュー作。
読んでみて、このページ数をこれだけのレベルで仕上げる新人らしからぬ筆力に驚きました。

話自体は、ロマンティック・サスペンスのお手本のようだ。
殺人現場を目撃してしまい犯人に執拗に狙われる美人ヒロインと、その犯人を追って彼女と出会う刑事として登場する男前ヒーローという主役二人の設定からまず安心する(笑)。
脇役も、魅力的なヒーローの相棒、コケティッシュで勝気なヒロインの親友など、配置もうまい。
サスペンスとして読むと、これまた「お手本」というか「優等生」な出来なのだ。
多分、この作家は犯人が誰でもよくって、それは重要ではないんだろうな・・・と、読んでて思った。
そう思っても不思議じゃないぐらいラスト近くでドタバタと犯人が判明する。
これが「ミステリー」なら犯人はこじつけじゃん!!とはり倒したくなるが、全く違う。
この話においては、正体がバレるまで悪あがきするよりも、ヒロインを執拗につけまわし、恐怖に陥れ、読者共々ドキドキハラハラさせるのが犯人にとって一番重要な役割なのだ(笑)。
読者も、いつの間にか犯人探しよりも、いつ、どこで犯人がヒロインのクレアにどうやってコンタクトをとってくるか・・・という方がよっぽど気になっている事に気付く。
ローウェルが狙ったのはそれではなかろうか?

そして、そのドキドキハラハラしながらの犯人との直接対決までに二人のロマンスが進行する。
とにかく、この二人のやりとりがよくって、脇役達がそれを上手に盛り上げる。
ロマンスのみに焦点を絞っている筈の最近のHQ作品よりも、作品内のロマンス部分だけでも圧倒勝ち(笑)。
サスペンスとロマンスの按配も見事、蛇足的な作家としての欲や色気など見せずラストまで自分のペースを守って、「分かりやすいお手本」としてエンドマークを付けたその手腕。
最近じゃ、大物作家でも難しい事ではないのかしら・・・それをデビュー作で意識なくやってのけたのか?
だとしたら、あっぱれである(笑)。

ちょっとチャプター1個あたりのワード数が少なく、チャプターばかりが多くなっているのが気になったが、場面だけでなく場所が変わった時点でチャプターを変えるのが、この作家の手法なのだろうか?
これは次作にて判明するかな・・・って、あるのか?翻訳(^^;

久々に、良作のロマサスを読ませてもらいました(^^)
また彼女の作品を翻訳してほしいなぁ〜♪

余談であるが、お友達が最初に読んで即メールしてきた謎の訳。

カンティコ

・・・FBIの本拠地って、クワンティコじゃなかった?(^^ゞ
本当に、これじゃFBI本拠地がメキシコあたりに引っ越したかと思ってしまっちゃうね(爆)
某お友達風に(笑)。

ついついキャンペーン中なのをいい事に、ちゃっかりレスポートサック散財をすることのさん・・・。
しかも、まだまだ完治の見通しはなさそうなヘラルド病でございます(^^;

さすがにここまでデカけりゃ柄の出も心配しなくていいでしょう(爆)・・・っていう、1個も持ってなかったラージウィークエンダー(^^ゞ
・・・こんなデカいボストンなんて海外旅行のサブバックにしかならねーって、というのを覚悟で買いましたので初披露はいつになるか現在未定(爆)

今日届いたけど、やっぱいいね〜♪♪
何個持ってもヘラルドってだけで、もうワキワキだわ(重症)。
ミディアムがトラファルガー柄なんだけど、こっちは地がまばゆい白なので、ヘラルドみたいな地は季節選ばなくていいな(^^)
あ、今週末のお出かけはそのトラファルガー使うんだった。
ボストンキャリーも考えたけど、京都でコインロッカー使う場合、あれは非常に不便なのでミディアムウィークエンダー登場とする(^^ゞ

しかし・・・結局、月イチで買ってるよな、ヘラルドもの(^^ゞ
ヤバい・・・当分の間、レスポは封印します・・・ええ、今月中は(自爆)。
がきてたのでチェック〜・・・って放置してたんだけど(笑)。

12月・・・こんなカンジ?(^^ゞ

I1794 期限つきの恋人 レベッカ・ウィンターズ
D1110 億万長者の憂鬱 バーバラ・マコーリィ
D1111 長すぎた憧れ サラ・オーウィグ
N1088 情熱のパラダイス ダイアナ・パーマー
LS269 夜は永遠に ゲイル・ウィルソン
LS270 月明かりで愛して ビバリー・バートン
L1165 ゆれる思い アネット・ブロードリック/ステラ・バグゥエル

うわ、シリーズものばかりが目立つ(~_~;;
シリーズものといえば、これはそろそろ今までのが古本屋に登場するかな・・・。

SA3 花婿は大富豪 モーリーン・チャイルド

これで新刊買いしたいのは、ナリーニ・シンとローラ・ライトとロクサナ・セントクレアなんだけど突然買うのもなぁ・・・やっぱ、さっさと新刊買いにチェンジしてしまうか?(^^ゞ
年末読む本もいっぱいあるしなぁ・・・ギリギリまでねばってみるか(笑)

余談であるが、今月分には来年のカレンダーがついていた。
・・・いきなり、ダイアナ・パーマーの表紙挿げ替え発見(爆)。
やはりRT誌にて評価星2の酷評本(爆)だから?(^^;←表紙変えても意味ないじゃん(笑)
でも、ここ近年のダイアナの新刊って人物を余りイメージさせないデザイン多かったのに日本版は逆行しているなぁ・・・これ、ちょっと挿げ替え元が気になります(笑)
以前、ここの日記でも書いた新刊となります、これ。
『冷酷な口づけ』のヒロイン上司と、その同僚ヴァイオレットの話・・・ふっ、本当にこれが来年出るならまたネタばれ確定!!
だって、原書はこれの前に既にキャッシュ・グリアの話は終わってるも〜ん!

他は見ていると、エイミー・J・フェッツァーとローラ・ライトは原書表紙そのまんま(^^)
最近HQから離れている・・・というわりには読んでいる事に気付いたり(笑)
ISBN:4789727122 文庫 山田 久美子 ソニー・マガジンズ 2005/11 ¥987

読み終わり、かなり呆然と反省しながら夜中に、挙句そのまま原書棚に突撃して睡眠時間三時間ちょいで出勤してしまいました・・・(^^A
反省したのは、「Gone Too Far」まで徹底的にサムとアリッサの部分だけを拾い読みしていたので、今の時点の原書最新刊の主役二人の話をすっ飛ばしていた事(汗)。
つか、Aチーム上司で名前あんなに出てきてたじゃんマックス>いや、キャラ多いのでボケてまして(自爆)

とにかく、今回の本を読んでいて、ブロックマンがかねてよりカテゴリーロマンス(シリーズロマンスともいう。ここではシルエット・シリーズ)の「暗黙の厳禁コード」に違和感を感じていたと言っている事が出てきている。
この本をはじめとするトラブル・シューター・シリーズとラブストリームでお馴染みTDDシリーズを並べると本当に分かりやすいので、本人もそうしていたが。
シリーズロマンスで書けない事を書きたいから、他社でシングルタイトル長編を・・・という意味では、この本は過去2冊と比べると余りにそれが顕著に出ている。
シリーズ内、シリーズの一区切りの意味合い、その上にサムとアリッサが満を持して主役という事で、一番発売を騒がれたのが前出の「Gone Too Far」なら、本人が書きたい事を前面に打ち出してきたターニング・ポイントという意味もあってRWAで圧倒的人気を誇るのが、今回の「Over the Edes(氷の女王の怒り)」だ。
長編でこそ読めた、シルエット以外だから読めた、と思わずにはいられない箇所が随所に光る逸品でございます。

ここから先は、ネタばれ部分をかなり含みます。
読まれていない方、ネタばれが嫌な方は決して読まないで下さい

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確かにこれは、シリーズロマンスものと並べると一目瞭然の違い。
テロリストによるジーナに対する集団レイプ、主要人物の一人ヘルガのアルツハイマー病の病状進行の描写、そこまで明確に書かれなかった「仲間である以上に確固たるもの」としての軍隊階級によるサムとワイルドカードのくだり、意にそぐわない女の妊娠のせいで本当に愛する女に別れを告げるサムなど、絶対HQではそこまで書かない、いや書けないってところまでブロックマンが踏み込んできたように感じた。

きっと、シリーズロマンスならジーナがレイプされる寸前に無敵のSEAL部隊が助けにきて未遂に終わるだろう。
ずっとやりとりをしていたテロリストの一人が友情にめざめて彼女を助けてくれるかもしれなかった。
しかし、実際はそうではなかった。
自分を犠牲にして、他の乗客を守った彼女に運命は残酷なまでの結果を与えている。
そして彼女は分かっている。ハイジャック事件から、忌まわしい暴力から生き残った故に、「哀れみ」と「蔑み」という次の精神的暴力が始まる事を。
それでも彼女は、自分の足でその忌まわしい場所から、顔をあげて歩いて去る事を選んだ・・・あそこは本当に胸が痛くなった。

ブロックマンの描くヒロインは本当にあらゆる意味で「強い」のだが、あのジーナのくだりはそのまま、ロマンス小説にあるヒーローの描写に近いものを感じた。
FBI捜査官のマックスが、そんな彼女と共にこれから歩む道は決して平坦ではないのだが、極限の状況から出遭った二人の今後が気にならない読者はいないであろう(もっとも、ブロックマンのこの時点で二人の話は考えていても、最終結論は第二シリーズ・・・と長丁場に考えていたのは明らかだな)。

サムの、メアリ・ルーを妊娠させてしまったくだりは特に、ブロックマンが常々書いてた避妊に関するシリーズロマンスの扱いに対するアンチテーゼじみたものを少し感じた。
よくあるのが、実は別の男の子供だったのを元・妻に騙されていたが、子供には罪はないし・・・という心優しいヒーロー(しかし、ひらたく言えば間抜けヒーローともいえるこのパターン。汗)のパターン。
しかし、ブロックマンはここで物語中「2回」も検査させて、サムの子供という事を明確にさせた。
いくらアリッサに無視されていた期間にヤケになって、いっても彼がそのメアリ・ルーと関係を持ったのは事実。更に、彼が決して避妊を忘れなかった事をセリフに絡めて書き加えている。
そして、逃げもせず隠れもせずにアリッサに対峙させている。
他の女と結婚する、子供に対して責任をとる、と己の運命の相手アリッサに言っているのだ。
そのバカなまでの潔さが、男前(笑)アリッサの心に響く。
それが証拠に、これが二人の終わりではなかったのだから。
彼らは結局、二年ばかり回り道をするのだが・・・この回り道が必要だった、それがブロックマンの判断だった。
この形での回り道をシリーズロマンスの編集が許してくれるとは思わないな、やっぱり(^^ゞ

そういう意味では、前出の二組と比べると今回の主役のスタンとテリー・ハウは、おっとりした王道的ロマンスと言えなくもないのだが。
心に傷を負ったテリーを、不器用にまるごと(しかもかなり勘違いに。もしくはとんちんかんに。爆)包み込む、某お姉さま風に言うと「高島屋くん」なスタンという図式(^^ゞ
しかし、悶々していて・・・寸止めでかなりツボなんだな、このスタン(笑)。
何故かいつもは脇役カップルに心和むのに今回はこのラブラブな主役二人にまったりほっこり(^^)

そんな二人に挟まれ、今回はボケに徹したマルドゥーン・・・ボケててかわいいのだが、いかんせん今回は話が濃ゆすぎて存在が薄かったわね(笑)。
そして・・・今回のアカンたれ大賞(爆)なカンジの、ことのさんご贔屓のワイルドカード(^^ゞ
メソメソ泣くわ、器物破損だわ、上官侮辱だわ、いいトコないかもしんないけどあうあうあうー。好き好きー。
スタンも言ってくれてるもんっ、おっきなハートを持ったかわいいオタクくんなのよ!!(爆)

そんなこんなで次回はワイルドカードがインドネシアでラブラブ・ズンタッタ〜♪♪な「Out of Control」ですな。
昨夜から思わず引っ張り出してきて読んでますがなアハハ(^^ゞ
久々に読んだら、ヒロインの名前見て、某国の男子水泳選手を思い出したり(←似てません?なんとなく。爆)
そして、Aチームに移動したアリッサと会話しているのがマックスだと今頃気付きました(汗)。
ひっそりことのさんはジュールズご贔屓なのさ(^^)
のお天気でしたね〜(^^)
ウキウキと思わず朝っぱらからお布団干しちゃった。
今夜はふかふかあったかなお布団で寝れるのだ♪♪

掃除は相変わらず。
本を少しづつ移動させたりしたけど、変化は見た目ないどころか余計に混雑したようだ・・・(~_~;;
週末のお出かけ用のおやつは買ったし、荷造りも半分完了・・・したが服は今だ決まらず(^^;;

さて。
今からジャコバイド・スチーム・トレインでも見るか←TVのハリポタのことらしい・・・
がネットショップのセールお知らせの中にあったので思わず購入(^^;;
いや、ベロアのクシュクシュっとしたブーツはあるんだけど、今まで履いてたレースアップ、くたびれていたから捨てちゃったんだよな大掃除の時に(笑)。

ついついかなりお安くなっていたから、他にも秋物カットソー秋物をざくざくっと購入。
これから冬なんだけどねぇ・・・冬の服はいいや。
今まで着てなかったセーターとか冬物のタンスの肥やしがいっぱいあるから、それの成仏前のお勤めにいそしむとします(^^A

しかし、春から夏にかけてすごい勢いでお洋服の整理したせいか、まだまだチェストにもタンスにも余裕あるんだよね・・・やりすぎたか?!>整頓(爆)
今まで一番多かったのは夏物だったが、もしかしてこのままだと春物が逆転しそうかも・・・とか、昨日チェストの中を見て思ったり(^^ゞ
カバン類は、増やし過ぎたからねー、レスポ(ぼそ)
ISBN:4789727114 文庫 小林 浩子 ソニー・マガジンズ 2005/11 ¥882

イヴ&ロークの10冊目。
いや、今回のネタ元がアガサ・クリスティ作品なので嬉しく読ませてもらいましたね(^^)
あと、元々ロークと同じく古いモノクロ映画が好きなことのさんなので、今回の題材も嬉しゅうございました(^^)

イヴは今回の事件で、自分の過去と見紛うばかり出来事に遭遇しますが・・・いやはや。逃げずに正面からぶつかってゆく彼女だからこそ、皆がついて行こうとするのね、と再認識。
毎回そのストーリーテラーぶりを発揮するロブですが、今回も読み応えがあり満足でした。
暗く重い部分がある分、明るく笑える部分の按配も毎度ながら見事だわ。
今回一番笑ったのは、例のイヴのおんぼろパソコンの顛末だわ・・・ケタケタ笑いが止まらなかったよ(^^ゞ
かわいいんだもん、イヴ(^^ゞ
そういう意味では、あのイヴのロークへの感謝の気持ちを表す場面もかわいくて笑えたんだけど、あれはそれ以上に胸がじ〜んとしたかも。気分はロークだわ(^^ゞ

個人的には、某くん再登場が嬉しいですな(^^)
毎回、ロークの家でオートシェフにセレブなジャンクフード作らせて食ってるマクナヴも相変わらずツボ(笑)

しかし、10冊同じシリーズ書いてもいつもこれだけ高レベルって、すごい事だと思うんだけど。
偉大なり、ノーラ・ロバーツ・・・。
って文字にやられました・・・。
コスメ買い年内封印宣言はいずこ・・・(~_~;;

アテニア、夏のキットがすごくよかったのでついつい冬のキットが限定で発売されると聞いてうずうずしちゃったのよね(^^ゞ
この冬キットにしか入らないってのもあるし。

http://www.attenir.co.jp/Items/To?s=/special/0512_precious/top.html

ジェル状マッサージ美容液ってそそるわ〜(笑)
あと、冬って口元がすぐ乾燥して粉っぽくなってしまうからスティック型美容液ってのもすごくいいアイデアだと思うわ。
使うの楽しみだわホホホ(^^)
コフレのポーチ類はちょっとたまりすぎてるし、使わないのでカードルージュに変更してもらったのよね。
カードルージュ、スコッツ旅行でも重宝したけど、本当長期お出かけに最適なのよね(^^)
手元に割引ハガキもあったし、さっさと注文かけてたので本日到着なり〜。
今使っている、コスマンスの化粧水(トロリとしたカンジも、フルーティな香りもなかなか○)が終わったらこっちにスイッチするかな・・・って、まだ半分近くあるよボトル(~_~;;
いろんなコフレや限定キット試したいクチなのに、何でフルボトルなんて買っちゃったんだよ〜>私(汗)

・・・他の冬のコフレも気になるので、年内封印を解いた今、超危険・・・(~_~;;
ISBN:4596120757 新書 高木 晶子 ハーレクイン 2005/11 ¥672

すっかり芸風作風の変わられたペニー先生の新作(^^;
なんかねー、ペニーさんにさっさとイタしましたカップル(おいおい)を書かれるとどうもファンとしては居心地が悪い(笑)。
精神面の描写が多いペニー作品、他のR作家作品と比べるとじっくり時間をかけて読むタイプなんだけど、これがまぁ・・・マッハで読める読める。
一時間足らずで読めたわ・・・設定も会話も描写も上滑りしていたから、読むのも滑った(^^;;

とどのつまり、いい大人二人、2時間程度本音で話し合いしていたら、この話は1/5のボリュームでオチがついたのよね(呆)。
人の話を最後まで聞かないくせして、自分を理解してくれないって怒るのはちょっと・・・ねぇ(^^;
駄作ではなかったが、かといって面白い作品かと聞かれたら「NO」である。
英国作家には、シルエット・シリーズで活躍する北米作家と一線を隔したしっとりしたロマンス作品を期待しているHQ読者は少なくはないと思う。
そういう意味で、この作品は近年のミルズ・アンド・ブーンで書いている英国作家の作品傾向の典型的な面が出ているともいえる。
英国作家の「シルエット化」である。
一体、どこに行き着くのかミルズ・アンド・ブーンよ・・・(^^;
ISBN:4596411646 新書 宮崎 真紀 ハーレクイン 2005/11 ¥641

こちらもペニーさんと同様新刊買いした2冊の残り。
で、こっちは当たりでした(笑)。
ただし、シャロン・サラの部分だけだが(おいおい)。

でも、これ・・・シリーズ設定が絶対に違うよ(^^;
どうせ短編集かどっかから拾ってきたなら、別にLでなくてもよかったんでしょ?
絶対この内容はDの方がいいって!最初から最後までぶっちぎりトップギアだったもの(爆)。

で、稚気あるヒーローが好きなことのさんには、このサムにはツボをメガヒットされました・・・猪突猛進すぎ(笑)。
ラブラブアイウォンチューカマンベイベーっっ!!な彼の職業は消防士だが、自分が萌え燃え過ぎてて大火事ですってば(^^ゞ
いや〜、ホンマによく笑いました(^^ゞ
この王子様サム、萌えアホなのかと思いきや、その実、ヘンに地に足がついている。
ラスベガス・ウェディングした相手であるハーレーに会いに行く際に、まず一旦オクラホマ州の自宅に戻ってきちんと自分の仕事日程を調整してから彼女をジョージア州まで追いかけてくる。
そして彼女の両親に己の取引銀行の担当者、上司、牧師、家族の連絡先を書いて持参している。
決して不審な者じゃないので必要なら問い合わせして下さい!と言って差し出すのだが、こんなもの持参した人、HQヒーローではじめて見た気がします(^^ゞ
ふわふわ地面から3センチばかり浮いたロマンスのように書いていながら、こんな部分を挿入するその按配がうまい。
またそれがコミカルに扱われているのもシャロン・サラらしい緩急のつけ方である。

よく、文庫にはHQでは読めないものを求めている、とサイトでもよく書くが、これはまさにその逆。
「HQでこそ読める大人のおとぎ話」である。
文庫のシングルタイトルでは、常に魂や精神の再生を絡めたシリアスで読み応えある長編を書く彼女が、それを実証してくれている。
長編作家は面白い短編は書けないわけではない。短編と同じような話ばかりを長編でも書いているわけではない。
どちらも面白いなら、それに越した事はないし、タイプの違うものを読めるなら読者冥利に尽きるではないか。
そういう意味でも嬉しい、100ページ程度の最初から最後まで微笑ましいおバカでハッピーなおとぎ話でした(^^)

週末は

2005年11月28日 おでかけ
いつものお友達皆さんと京都で遊んでましたので留守にしてました。
しかし、初めて夜のライトアップされた清水寺に紅葉見に行ったが・・・あの人・人・人・・・死ぬかと思ったわ。
あれに再挑戦する勇気も元気もなさそうなので二回目はないかも(~_~;;

翌日は東西、両方の本願寺へと。
「はつだ」のお弁当を買って、紅葉した銀杏の木の下で皆でまったりしてみました(^^)
帰宅して見てた『鉄腕DASH』でTOKIOが同じ本願寺をドライブにて車窓見学していて、「ああっ、今日通ったよ、この道っっ!!」とか盛り上がってしまったわ(^^ゞ

次回はどこが会場(?)になるのか分かりませんが、毎度の皆様、次回もネタ仕込んで参加させて頂きますわ〜(爆)

芋を洗うが如く、の京都の人ごみにやられて喉が不調なので、今夜も早く寝ます。
先日見に行った映画館でやっていたキャンペーン。
ついついその場で半券を貼り付ける糊がないので(笑)、自宅に持ち帰り後日、お友達と会った際に彼女がその映画館のご近所さんなのをいいコトに「これ、応募箱に投函しておいて(^^;」と応募用紙を預けていたのをすっかり忘れていました(^^;

が、今日帰宅したら届いてましたのが、その映画館からの封筒(^^;

当たったのは「平日のみ有効の映画共通チケット」(笑)

その頼んでいたお友達からもメールがきていて当たったとの事なんで、わりに当たりやすかったのかしら・・・。

しかし、平日オンリーか・・・。
冬休みに入ったら、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーでも見に行くかな〜。
ハリポタも見に行く気だが、これはまだ吹替と字幕どっちにするか決めてないし(^^ゞ
というか、前作の内容忘れているから復習しとかないと(爆)。

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