中なので、こんな時間になってしまった日記・・・(^^;
本日はいい天気でしたので、朝から布団を干したり掃除したり。

処分本を古本屋で買取してもらい、その代金で近刊HQをちょこっと購入して・・・と、一人リサイクル状態?(^^ゞ
そのまま買い物に行って、おやつとか他にも色々買い込んでみる。
マクビティビスケットの新製品らしい、カシス+クリームなんてものを購入したがどんな味なんだろうか・・・(^^ゞ

明日も引き続き、片付けなんぞを。
もう3月だし、春になったんだから、ちょっと活動的に・・・って、リハビリって気もするわね(^^;;
ISBN:4594051189 文庫 石原 まどか 扶桑社 2006/03 ¥580

ノーラ・ロバーツの新刊読了〜。

さて、ここでこの物語とは関係のあるようでない話をする(笑)。
ことのさん、ここ近年いろんな本を読んでいて自覚する事が多い。
何かというと、ことのさんはファンタジーものは苦手らしいという事です。
ここで言いたいのは、苦手と嫌いは同じではないという事なんですが。そうそう。好きと得意は同じでないの逆ね。
ホラ、よくあるでしょ?
ゴルフ好きのおっさんが、みんなゴルフ得意(上手)じゃないってヤツと同じですよ(←ヘタの横好きってやつだな。爆)。
別に嫌いじゃないから、読み物としてはかなり読む方なんですが・・・何と言うか・・・軽く居心地の悪さみたいなものを感じるんだよね。魔法とかそういうものの描写に(笑)
いや、上手に読者を引き込んでいい意味でだましてくれる良作は、そういう居心地悪さを超越させてくれるので全てが全てってワケでなく、総体的に見てって程度。
自分に理解出来ないものとして、そう感じるのではないらしく、これがSFで超能力ならスラスラ読めるから不思議なもんです(^^;

で、この作品ですが・・・い、居心地悪かった(爆)。
もう、ヒロインがどうもことのさんには理解出来ないぐらいのキャラクターで・・・。
生まれながら、世界の運命を握る女王様っていうのはさておき、夢の中でずっと遭っていた運命の相手であるヒーローと実際会った時の短絡的反応は、すんませんが「うっ(~_~;」と感じました。
いや、お嬢さん。好きで大の男が下僕生活やってるかどうかなんて、そんな一見だけで判断するのはやめろよ!とかちょっと思ったわ。
これから反乱を起こそうとする、人の上に立つ者のする事じゃないです(生まれは過酷だが、その後はグウェインやローアンに守られて育って、いわゆる温室育ち的なものなのかしらね・・・)。
実際、年下の幼馴染の女性は、城内で情報を見聞きしてから彼女に進言をした。ノーラがヒロインをキラキラキラリンコ(爆)に輝く女神のように書いてるものだから、その行動がまたヒロインの設定の綻びを余計に感じさせました。
ヒーローは・・・何とまぁ、おしんヒーローで・・・(^^;
そ、それ以上どうコメントするのかちょっと考えてみましたが・・・うーんうーん・・・パスしていい?(爆)
お気に入りはグウェインおじさんぐらい?(^^ゞ

物語自体の骨組みとしては全然悪くないのに、何かなぁ・・・。
全てに少しづつ綻びがあって、ノーラらしくない緩慢な読後感を感じさせたり。
テーマやモチーフが先行してしまってノーラらしいキャラクターの書き込みや人物間のやりとりが出来なかったというべきか・・・あ。ノーラが短編書くのに向いていない、というワケではなくて。
短編なら短編の範囲内で上手な料理、勿論やってくれますよノーラは。それは達人ノーラですもの。

あと、こんなぺらぺらな本なのに、その誤字だか誤植だか誤訳だかの多さに笑いが起きました・・・。
のっけから「あのー。リアンはローアンのであってじゃありませんって」とか「ブリスって誰?ブリンじゃないの?(^^;」とか(笑)。
まぁ、いいんですが(笑)