愛の円舞曲―三人の求婚者〈2〉
2006年2月4日 新刊レビュー
ISBN:4596322449 新書 吉田 和代 ハーレクイン 2006/02 ¥903
一冊目の『愛のソネット』が大当たりだったローレンスのシリーズ2冊目。
購入後、さっそく読む。
今回も当たり本なのが嬉しい、そのクオリティの高さよな。
2冊目の主役は一冊目のヒロインレノーアの次兄ハリーくん。
前作で「そろそろ身をかためる頃かなぁ〜」と妹にそれとなく見合いセッティングをほのめかしていた長兄ジャックくんはあの時のセッティングをすり抜け、その後、己の手でハニーさんを獲得していた事がこの巻にて判明(失笑)。
ハリーくんの馬丁ドーリッシュさんが、そのご当主のメロメロな姿を見て「自分のご主人様もあんな風になるのかいな・・・今更、女主人の言う事なんか聞けませんぜオイラ」とボヤいていたところに、運命はハリーくんの前に美しくデキる未亡人ルシンダさんという爆弾を投下(爆)。
笑える程のハリーくんの一目惚れっぷりを目の当たりにしたあまり、「ブルータス、お前もか?!」と言わんばかりのドーリッシュさんが笑えるの何のって(爆)
しかし、名うての放蕩者のハリーくんを頼れる騎士にし、馬オタクのドーリッシュさんをすっかり良き理解者にしてしまう辺りルシンダさん素晴らし(^^)
というか、待ってばかりでないポジティブなヒロインというのはさじ加減が難しいものだが、この話に関しては○。
最初から最後まで、読んでてクスクス笑ったり、ニヤニヤしたり、と非常に読後感もよいお勧めの一冊である事は確か。
一冊目の『愛のソネット』が大当たりだったローレンスのシリーズ2冊目。
購入後、さっそく読む。
今回も当たり本なのが嬉しい、そのクオリティの高さよな。
2冊目の主役は一冊目のヒロインレノーアの次兄ハリーくん。
前作で「そろそろ身をかためる頃かなぁ〜」と妹にそれとなく見合いセッティングをほのめかしていた長兄ジャックくんはあの時のセッティングをすり抜け、その後、己の手でハニーさんを獲得していた事がこの巻にて判明(失笑)。
ハリーくんの馬丁ドーリッシュさんが、そのご当主のメロメロな姿を見て「自分のご主人様もあんな風になるのかいな・・・今更、女主人の言う事なんか聞けませんぜオイラ」とボヤいていたところに、運命はハリーくんの前に美しくデキる未亡人ルシンダさんという爆弾を投下(爆)。
笑える程のハリーくんの一目惚れっぷりを目の当たりにしたあまり、「ブルータス、お前もか?!」と言わんばかりのドーリッシュさんが笑えるの何のって(爆)
しかし、名うての放蕩者のハリーくんを頼れる騎士にし、馬オタクのドーリッシュさんをすっかり良き理解者にしてしまう辺りルシンダさん素晴らし(^^)
というか、待ってばかりでないポジティブなヒロインというのはさじ加減が難しいものだが、この話に関しては○。
最初から最後まで、読んでてクスクス笑ったり、ニヤニヤしたり、と非常に読後感もよいお勧めの一冊である事は確か。
ISBN:4596511179 新書 神鳥 奈穂子 ハーレクイン 2006/02 ¥641
久々のエイミーさんのD新刊なので、さっそくこれも読むが・・・むむむ。
あんまりピンとこなかった(^^;
負傷した海兵隊員リックの元に、看護士として別居中の妻ケイトがやってくるという話なのだが・・・。
別居の理由ははっきりしているし、それをお互い理解しているのに全編を通じて明確な答えを出すのを渋っていてグズグズしていて、下半身の方はその真逆の行動(爆)をしているという印象が強かった。
確かに、リックの生い立ちや過去は過酷なものだが、それを物語中で示しながら、それを盾に彼の行動を正当化しようという微妙なあざとさみたいなものを感じたのは私だけか?(^^;
(そんな過酷で孤独なヒーローの過去を際立たせるかの如し、ヒロインのバックボーン「愉快で幸せな大家族」というのがまたあざとくしらじらしいとさえ感じた辺り、もはや汚れた読者の私。爆)
んで、またこのヒロインがそんな生活に耐えられず別居に踏み切ったにも関わらず、再会後にそんな話を聞いて夫を責めると同じぐらい「バカ、バカっ私ったら」ってぐらい自分を責めたりするんだな・・・いや、もっと早くお互い腹割って話してりゃ、って思うんだな。
別居に踏み切ったヒロイン→予期せぬ妊娠→流産→秘密任務中の夫に連絡とれず→失意のどんぞこから彼に対して憎しみらしき感情も芽生える というパターンもよくあるパターンだが、こんな重い事実をラスト近くで、あっさり口に出してきてあっさり消化された話は珍しい(^^;
つまり、この流産設定は無くてもなんら作品の流れに支障を来さなかったという可能性も否定出来ないのでは?(^^;
ラストまで読んで、で、結局どっちも悪かった、これからはお互い過去を教訓に・・・となった。
三年かけて蓄積された蟠り、更にその後一年以上の別居。
それが二ヶ月足らずで復旧完了という話だが、ラストのオチが・・・どうもミリタリーものの、何と言ったらいいのか・・・あのパープルハート勲章を彼女に渡して「名誉はキミの物だよ」的なあのオチに「・・・」となったのは、私があざとい読者だからでしょうか?(~_~;
何とも、好きなエイミーさんの作品ながら、読後に胸にモヤモヤがかかったままの一冊でした・・・。
久々のエイミーさんのD新刊なので、さっそくこれも読むが・・・むむむ。
あんまりピンとこなかった(^^;
負傷した海兵隊員リックの元に、看護士として別居中の妻ケイトがやってくるという話なのだが・・・。
別居の理由ははっきりしているし、それをお互い理解しているのに全編を通じて明確な答えを出すのを渋っていてグズグズしていて、下半身の方はその真逆の行動(爆)をしているという印象が強かった。
確かに、リックの生い立ちや過去は過酷なものだが、それを物語中で示しながら、それを盾に彼の行動を正当化しようという微妙なあざとさみたいなものを感じたのは私だけか?(^^;
(そんな過酷で孤独なヒーローの過去を際立たせるかの如し、ヒロインのバックボーン「愉快で幸せな大家族」というのがまたあざとくしらじらしいとさえ感じた辺り、もはや汚れた読者の私。爆)
んで、またこのヒロインがそんな生活に耐えられず別居に踏み切ったにも関わらず、再会後にそんな話を聞いて夫を責めると同じぐらい「バカ、バカっ私ったら」ってぐらい自分を責めたりするんだな・・・いや、もっと早くお互い腹割って話してりゃ、って思うんだな。
別居に踏み切ったヒロイン→予期せぬ妊娠→流産→秘密任務中の夫に連絡とれず→失意のどんぞこから彼に対して憎しみらしき感情も芽生える というパターンもよくあるパターンだが、こんな重い事実をラスト近くで、あっさり口に出してきてあっさり消化された話は珍しい(^^;
つまり、この流産設定は無くてもなんら作品の流れに支障を来さなかったという可能性も否定出来ないのでは?(^^;
ラストまで読んで、で、結局どっちも悪かった、これからはお互い過去を教訓に・・・となった。
三年かけて蓄積された蟠り、更にその後一年以上の別居。
それが二ヶ月足らずで復旧完了という話だが、ラストのオチが・・・どうもミリタリーものの、何と言ったらいいのか・・・あのパープルハート勲章を彼女に渡して「名誉はキミの物だよ」的なあのオチに「・・・」となったのは、私があざとい読者だからでしょうか?(~_~;
何とも、好きなエイミーさんの作品ながら、読後に胸にモヤモヤがかかったままの一冊でした・・・。
よみがえる熱い夜―華麗なる紳士たち 闇の子守り歌〈3〉
2006年2月4日 新刊レビュー
ISBN:4596511195 新書 速水 えり ハーレクイン 2006/02 ¥641
おおーっ、ここにきて急展開!
記憶喪失の女性の名前と正体が判明!
しかも、赤ん坊の父親も判明・・・トコロテン方式もいいとこな「それは仕事が終わって帰郷したキャトルメンズ・クラブ会員ヒーローでしたとさ」というご都合主義!(爆)
でも、ここでやっと話の展開が見えてきて、ヒロインの記憶喪失はとんでもない犯罪の仕組みを偶然知ってしまって、というからくりだったというんだから・・・おお、だわ。
金持ちにひどい目にあわされたヒロインが、自分の愛した男が得体の知れない、身分を偽った大金持ちだと知って拒絶するというのは、ちょっと短絡的だが、最後の最後、絶体絶命で自分と赤ん坊の身に危険が迫った時、彼に渡されたクラブの名刺を頼りにした・・・って辺りは、ちょっとほだされた三文芝居に惑わされるが如くのことのさん(笑)。
というか、まぁ、このヒーローといい、今回のキャトルメンズのメンバーは・・・みんなマメ男だな(笑)。
生まれてまだ三ヶ月程度の赤ん坊である我が娘の、未来のボーイフレンドを追い回す姿を想像するヒーローに笑いが(笑)
他にいい味出しているのが、ヒーローの巨大な飼い犬フラッフィーか(笑)。
あと、ヒロインがことのさんと同じくクラシック映画のファンっていうのが、読んでて嬉しかったな〜。
作品内に登場した映画、全部見てるよん(^^)
しかし、次回ヒーローはあの得体の知れない医者か?!とか思わせた、あの先月の「試し読み」、、、実は医者は当て馬(爆)で、本命は今回のヒーローの妹キャリーと、その年の離れた幼馴染みでヒーローの親友でありクラブ会員であるライアンだったとは(笑)。
早合点はイカンという事でありますな・・・しかし、ラストはやっぱりあのなんちゃってシークなの?(^^ゞ
いやん。やっぱりテキサスには近年シークは不可欠なの?(^^ゞ
おおーっ、ここにきて急展開!
記憶喪失の女性の名前と正体が判明!
しかも、赤ん坊の父親も判明・・・トコロテン方式もいいとこな「それは仕事が終わって帰郷したキャトルメンズ・クラブ会員ヒーローでしたとさ」というご都合主義!(爆)
でも、ここでやっと話の展開が見えてきて、ヒロインの記憶喪失はとんでもない犯罪の仕組みを偶然知ってしまって、というからくりだったというんだから・・・おお、だわ。
金持ちにひどい目にあわされたヒロインが、自分の愛した男が得体の知れない、身分を偽った大金持ちだと知って拒絶するというのは、ちょっと短絡的だが、最後の最後、絶体絶命で自分と赤ん坊の身に危険が迫った時、彼に渡されたクラブの名刺を頼りにした・・・って辺りは、ちょっとほだされた三文芝居に惑わされるが如くのことのさん(笑)。
というか、まぁ、このヒーローといい、今回のキャトルメンズのメンバーは・・・みんなマメ男だな(笑)。
生まれてまだ三ヶ月程度の赤ん坊である我が娘の、未来のボーイフレンドを追い回す姿を想像するヒーローに笑いが(笑)
他にいい味出しているのが、ヒーローの巨大な飼い犬フラッフィーか(笑)。
あと、ヒロインがことのさんと同じくクラシック映画のファンっていうのが、読んでて嬉しかったな〜。
作品内に登場した映画、全部見てるよん(^^)
しかし、次回ヒーローはあの得体の知れない医者か?!とか思わせた、あの先月の「試し読み」、、、実は医者は当て馬(爆)で、本命は今回のヒーローの妹キャリーと、その年の離れた幼馴染みでヒーローの親友でありクラブ会員であるライアンだったとは(笑)。
早合点はイカンという事でありますな・・・しかし、ラストはやっぱりあのなんちゃってシークなの?(^^ゞ
いやん。やっぱりテキサスには近年シークは不可欠なの?(^^ゞ
しつつ、朝起きて病院へ。
血液検査の為なのだが、しっかりマスクして行きましたよ(^^;
血を抜きにいっただけでインフルエンザを拾ってきちゃーシャレになりませんから・・・(^^;
血を抜き終わり、会計待ちしていると・・・あらら(^^;
ウチの職場でインフルエンザ2号で倒れた先輩がいるであります・・・思わずマスクごしにちょこっとだけ挨拶しておいたが、某薬を処方されたのかすっかり元気でもう熱もないそうだ。よかったよかった・・・と。
会計後、速攻病院を後にする。
帰宅後、昼食にカレーうどんをすすりながら、待合室で読んでたエイミー・J・フェッツァー新刊の続きを読む。
読了後、処分するカバンなんかをせっせこまとめてみて、飽きたから再び読書。今度はテキサス紳士3冊目。
読了後、三時のおやつにバームクーヘンとカフェラテを頂きながら、本日3冊目の読書に突入・・・するが。
読みはじめ、主役の本名に何か覚えが・・・覚えが・・・そのしゃべり方って・・・。
ち〜ん。
このジーナ・ウィルキンズ新刊、某シリーズのスピンオフ作品じゃないか!
最後に残ってた一人が登場したっていうのに、HQニュースには何も書いてなかったぞ!!(またかい。爆)
というワケで、今回のジーナ新刊のつながりはこちら
http://cool-book-new.seesaa.net/article/12749701.html
血液検査の為なのだが、しっかりマスクして行きましたよ(^^;
血を抜きにいっただけでインフルエンザを拾ってきちゃーシャレになりませんから・・・(^^;
血を抜き終わり、会計待ちしていると・・・あらら(^^;
ウチの職場でインフルエンザ2号で倒れた先輩がいるであります・・・思わずマスクごしにちょこっとだけ挨拶しておいたが、某薬を処方されたのかすっかり元気でもう熱もないそうだ。よかったよかった・・・と。
会計後、速攻病院を後にする。
帰宅後、昼食にカレーうどんをすすりながら、待合室で読んでたエイミー・J・フェッツァー新刊の続きを読む。
読了後、処分するカバンなんかをせっせこまとめてみて、飽きたから再び読書。今度はテキサス紳士3冊目。
読了後、三時のおやつにバームクーヘンとカフェラテを頂きながら、本日3冊目の読書に突入・・・するが。
読みはじめ、主役の本名に何か覚えが・・・覚えが・・・そのしゃべり方って・・・。
ち〜ん。
このジーナ・ウィルキンズ新刊、某シリーズのスピンオフ作品じゃないか!
最後に残ってた一人が登場したっていうのに、HQニュースには何も書いてなかったぞ!!(またかい。爆)
というワケで、今回のジーナ新刊のつながりはこちら
http://cool-book-new.seesaa.net/article/12749701.html