各社から翻訳が続くクリスティーナ・ドット。
今回はラズベリーブックスからコンテンポラリーにて登場です。
いやんいやんステキっっ(萌)

よくある設定を、ちょちょいちょいと変化させるのがドットの持ち味。
今回、弁護士ヒロインとその依頼人となるヒーローとの凸凹カップルもの、と聞いた時はどうかな、と思って読んでみたところ・・・やはりドット。
読みながらニヤニヤとしてしまいました。
弁護士ヒロインのブランディは、イケてない婚約者にフラれて衝動的に一夜を共にしてしまった男性と再会。
その男性が依頼人であるイタリア人伯爵ロベルト、という「どこかで読んでるよーな・・・」という設定が、何でそうなるワケ?!
ブランディがまばゆいばかりのセクシーダイナマイツの才女というのはともかく、ヒーローであるロベルトが宝石泥棒の容疑をかけられているというのは驚いた(笑)。
ビジネスマンらしい、やれ贈賄だ何だでなく、その文字のまんま、宝石泥棒(笑)。
ここらへんで茶目っ気じみたものを感じるなら、その後からの展開はくるくるくると回る遊園地のアトラクションの如き。
さしずめブランディは、ウサギの穴に飛び込んだアリスってところだわ。
婚約破棄から一転どころか二転三転。
古典的なイタリア系宝石窃盗団のボス、周囲にうごめくマフィアの縄張り争い、荒らされた部屋の謎、新しい職場でのとんでも任務などなど、細かいところにさりげなく伏線とまではいかずとも後の展開のヒントを上手に散りばめていて、読んでいて「つ、次のページ!!」となります。
まさにドットの思うツボ(^^ゞ

いや。何よりも「ロマンス」としてのこのきゅんきゅんさは、古典もの。
確かにホット!!なラブシーンの数々(閉じ込められたエレベーターの使い方の鉄板具合とか。笑)もロマンス全開!!でしたが、それ以上に丁々発止のやりとり、ちょっとした触れ合いがほっこりくるという、その落差に萌えたよ、あたしゃ!
金持ちのセクシーなイケメンがだよ、ばあちゃんの遺品であるエプロンをして、直伝のレシピで美味しいご飯を作ってくれるなんてどんだけ妙齢のキャリアウーマンのドリー夢なんだコノヤロー!(全力で褒めてます。笑)

そういえばこのロベルト、そもそも中味がいい意味で図体の大きな坊やという印象がどこかにありまして。
それはじいちゃんっ子だったり、継父と母を心から愛していて家族を大切にしている、ステキな家族に育った好奇心と冒険心がいっぱいの腕白坊やだというのからきているんでしょうが。
だからこそ、全ての事情が明らかになり、ブランディが怒って自分の元から去っていった時のあのきょとんとしたところが・・・いやん。カワイイんですわ。
アホの子のようで(いや、だから褒めてるんですってば!爆)。
困ったちゃんなので、イタリアにいるお父さんに電話して聞いたりして、父ちゃんにも怒られているのにもきょとんとしていたりして、ここがまた笑えるんですがね。
ロベルトが困った時にお父さんにアドバイスを求めたように、ここぞというところで母親に助けを求めたブランディのくだりを読んでいて、やはりドット作品の根底にある家族の絆とか愛情とかいった優しいものを感じました。
二人のロマンスに終始するのもいいかもしれないけど、そういう一歩間違えたらイタさ満載の密室ものエロになりかねないものはドットは書きません。
それでいて、盛り過ぎという事もなく、キャラクター達の人物形成やら造詣の肉付けにさりげなく組み込み、上手に読ませてくれる。
たまりませんな、読者としては。キャラクター達への愛着も増すってもんです。
多分、普通に描かれていたらブランディって、ちょっと頑なでとっつきにくいヒロイン設定だと思うんです。
両親の離婚で、私が母親の代わりにしっかりしなきゃ!とまだ子供の頃に決心しちゃったせいで前へ前へ!という性格にならざるをえなかったから。
でも、母親であるティファニーとのやりとりを数々が、最初の頃の描写から、本当に恋をした事によってどんどん変化していき、更に自分の言動の間違いに気付くまでがこの作品では自然に、しかも秀逸に描かれているんですよ。
ラスト近くの、母と娘のやりとり、ホロッときちゃいました。

まぁ、でも、幾ら他のところを褒めて褒めて褒めちぎっても、あのラストの破壊力の前には・・・(笑)

イケメンヒーローの着ぐるみ(ドラゴン)での懺悔 とは!!(爆)

もう、きゅん死するか笑い死にするかどっち?!と思った次第(笑)。
これだからドット作品を読むのはやめられませーん!!

上からマリコ

2011年12月9日 音楽
本日のMステ、AKB48が出るというのでとっても楽しみにしていました(^^)

勿論、目的はこの『 上からマリコ 』の生放送分を拝む為!!

ワタクシ、AKB48はシングルはレンタルでいいやー、という人なんですが・・・初めてシングルを買いましたYO!
だって!だって!!

我らが麻里子様の初センター曲で、ミリオン記録が途絶えたとか言われたりしたら絶対に嫌ですもの!! (キッパリ)

つまりは、麻里子様へのお布施とも言える購入理由!キタコレww

というワケで、余り考えもせずType-Aを予約しておりました。
三曲目の収録曲がTeam Aだったのもあったのですが・・・ううっ。とっても良かったのよ、この「隣人は傷つかない」が!

ただ、こうなってくるとイケメン路線だというTeam Kの曲も聞きたい、特典映像が麻里子様とぷっちょ共演だというBバージョンも見たい・・・と「こ、これが悪名高きAKBのCD商法!!!」とガクブルなう(((@д@
しかもさー、蜷川ミカリン撮りおろしジャケが3パターンとも秀逸なワケ!
ミカリン、いつもながら同性ファンの心をわし掴みのGJよん。

・・・来週以降、オリコンデータ更新にあわせてKバージョンとBバージョン・・・買うか?(ゴクリ
あ、ちなみに封入特典は、店舗版がみーちゃんと男前(笑)、CD特典はらぶたんでしたお!
・・・あのみーちゃん見てたら、やっぱりTeam Kバージョンも欲しくなっちゃうよ(^^ゞ

ちなみに、Mステですが・・・あの白いフワフワ衣裳!
どうよ、麻里子様のあの腰の位置の高さにあわせた切り替え、お一人だけニーハイ丈のブーツで太腿を限りなくそそる部分のみご披露、そしてデコルテのデザインの核心犯な谷間チラ見せの悩ましいまでの神々しさったら!!
あー。やっぱりファッションモデルとしての場数が違いますわ麻里子様。
ポージングとか、もうヤバすぎるでしょ?!
白衣裳のじゃんけん選抜、こじはるもみーちゃんもともーみも可愛かったわ・・・さやかたんはカッコよかったけど!!
他の番組もチェックせねばね( ̄▽ ̄)

帰宅したら、某ネット書店の箱が・・・。
忘れてたよ、全額ポイント決済でこの本を予約していたの(^^;
イカンわね。
早めに予約するにしても雑誌は忘れやすい(笑)。

目的はキャスキッドソンのカレンダーだわよね。うん。多分(多分かよっ。爆)。
その時の心境はきっと「もしかして、ブリタニアブルーの月があるかも?!」だった筈だわ・・・阿呆な私のことだから(^^;
そして、やっぱりありませんでしたけどね(ちゅどーんっ)。
でも、お花以外の柄の月も多くて満足でした。
個人的には、あの新柄・・・2012年ロンドン五輪柄 が呼んでいる気がしてなりませぬww
ズッカのバックは、エコバックだな・・・まぁ、2wayなのでどうにでも使えそうだな。

本誌の方のがむしろ今回は楽しいかも。
今年のコスメ総括とか、大好きな片瀬那奈さんが髪を切る前と切った後の対比コーデの特集とか!
うう、大好きだわ。髪切ってもキレイだわっ。
しかし、タイミングとして一番ウケたのは、小西真奈美さんの お伊勢さん参り 特集だったかも・・・くっ。
あと一週間発売日が早かったなら!
これ切り取って、オサレに女子会をコーデすべく持参したのに!
食い倒れ買い倒れ上等!!な女子会でなく(爆)。
読んでいて、何だか・・・同じ女子としてお伊勢さん参りした筈なのに、全然違っているのに驚愕しました・・・(笑い死に寸前)

JPN

2011年12月2日 音楽
おとつい発売のこちら、勿論予約して購入!
DVD付きの限定盤ね。

さっそくデジタルオーディオに落としたので、明日からの旅行のお供にするとします(^^)

・・・イギリスに持ってった、カオスな中味にこれを追加して更にカオス増し(爆)。
そんでもって、二次元三次元問わず、このデータのミニスカ率高っ(ちゅどーんっ)

そっかー。
もうあの『⊿』から2年4カ月もたっているのか。
その期間のあーんな曲やこーんな曲が満載!
うおっ、マイナスイオン充にも程があるってもんですよ(キッパリ
我が家のテレビ上に鎮座しているのは、Stuady.付録のリラックマ卓上カレンダーなんですが・・・今年の新年号には、どうも付かないみたいなのよね(^^;
で、ローソンのキャンペーンで捕獲したリラックマ卓上カレンダーをその代わりにしようかと。
ウチのリビングのテレビはまだ薄型ではないので(デジタル化はHDDチューナーの方でしているんで)、テレビ上にいろいろ乗ってるのよ。
リラックマとか、コリラックマとか、キイロイトリとか(そこかいっ!!笑)。
その横に他のものなんて置けないじゃなーい!!
・・・というワケで、予定が狂ったわ(^^;;

そのリラックマ卓上カレンダーは、部屋のテーブル用だったので・・・はて。
部屋のはどうするべ?
つらつらとネットを見ていると、今月出るファッション誌はかなりの確率で卓上カレンダー、もしくは壁掛けカレンダーが付くようなので、じゃあポイント消費も兼ねてどれか買うか、と相成りまして。
MOREのジェラードピケがよさげだったのですが、他の付録が同じくジェラードピケのポーチとティッシュケース・・・いらね。
ジェラードピケは、春のマキアのきんちゃく2点セットの柄が大好きで重宝もしているのでいらね。
となると・・・こっちになりました。
コーチの卓上カレンダーが付いてるwithね。
ブックカバーに関しては、ポーチよりも私にすればよほど実用性が高いので。

発売日が昨日でしたが、我が家には本日到着。
いやー、予想よりもキチンとした生地だったわ、ブックカバー・・・ブックマーク用のポケットもあるし、スピンドルまである。
これは思ったより当たりだったよ・・・天秤かけて消去方法でポチったというのに(笑)。
卓上カレンダーの方は12月から対応していたので、さっそくセットしたにょ(^▽^)
メリッサ・メイヒューのハイランド・シリーズ5冊目、読了~。
だんだん観光ガイド的になってきた件(笑)。

いや、何がってこの表紙の写真を見た時に「・・・まさか、なぁ(^^;」と思っていた事が本編で実現しちゃったワケさ。
ハイランダーと妖精、その末裔たちをメインにしているこのシリーズにして、物語の核となる妖精の門と命の泉。
世界各国にあるワケでもなく、かなりニッチなカンジ。
そして、そこを目指す堕ちた妖精ヌアディアン一味のアジトの一つがここでした。

スコットランド アウター・ヘブリディーズ ルイス島のカラニッシュ

後半かなりたって主人公たちが浚われた少女を求め、相手のアジトを探すシーンあるんですが、この表紙を最初に見ているので「あーあ。多分ルイス島のカラニッシュかオークニー諸島のメインランドなんでしょうな、これ」とか思ってしまった次第(^^;
だって、余りに観光地としても有名なスタンディングストーンをスコットランド、ましてやハイランドに求めるならアウターアイランズになりますもの。
しかもこの二ヶ所。表紙ネタばれ万歳!(涙目)

そんなこんなで主役は1冊目のヒロイン・ケイトの兄でコリエル・エンタープライズに勤めるジェス。
驚いたのが、何の因果か彼が妖精界最高司令官ダリンに弟子入りし、妖精界への門の守護者となっていた事か。
過去の世界でドタバタしているうちに現代ではそんな事に!
もっとも危機感はなく、妖精界の霊酒サイコー!!みたいな出だしだったが(笑)。
そんなジェスが、ケイトの娘にて妖精の王族の直系女系子孫である姪のロージーからお告げを受ける。
「宿命を追いかけなくっちゃ。今がそのときよ」と。
半信半疑だったが、彼のところに偶然舞い込んだ行方不明の妹を探す依頼がそのお告げを実現化してしまった。
依頼主の名前がディスティニー(宿命)という女性だったのだ。

と、まぁ、このシリーズらしい「んなアホな!」というおとぎ話的な始まり方となりました。
が、主役のジェスは金持ちの御曹司ゆえに金目当ての女性にばかり言い寄られてウンザリ、お相手のディスティニーの方もかつて父親に去られ、アル中になった母親に死なれ、弟に家出されて唯一残った家族の妹が行方不明という崖っぷち状態で完全に人間不信。
そんな二人が、一緒に妹探しの旅をするのだが・・・ゴメン。
私、このヒロイン、どうも苦手かも。
確かに辛酸をなめた家庭環境というのは分かるんですが、危険だからと説明されてなお我を通そうとする事例が多すぎた気がするんですよ。
彼女も妖精の子孫ゆえに幻視能力があるんで、私が正しいの!とドヤりたいのも分かりますが、それは当人しか見えないものであって、第三者にしてみるとお告げよりも現実を見て状況判断するのはごく普通。
だから、どうしても彼女のあれやこれやについてゆけず、私の中でのこの作品の印象はジェスの災難日記的なものに(^^;

あーあ。
確かに今回はヌアディアン側の事情に行数を費やし、新たな展開に備えた地ならしといった趣があったのは分かります。
ただ、楽しみにしていたキャラのうちの片方であるジェスがせっかくの主役なのに中途半端にしか描かれていなくて消化不良。
あのボリュームなら、ヌアディアンの堕ちた能力の件は半分ぐらいにして次回持ち越しでも良かったのに・・・どうせ続くんだし(^^;

そんなこんなで、どうも煮え切らない部分が多々ありつつも、そこはシリーズもの読者としては読みきれてしまう悲しいところ。
特に相変わらずご飯時にやってくるダリンのブレの無さとか、ジェスの部下(?)のピーターくんのDekiっぷりとか、空気読めないポール王子のおちゃめさとかは癒されるワケで。
そして、次回への最大の伏線か。
1冊目にて過去から現代にやってきたロバートくん、とうとう過去に戻る事に!
さぁ、彼が主役になる巻が次回!
現代の相棒だったジェスが自分の晴れ舞台を踏み台にして(ええっ。爆)送り出すんだ!
期待しているぞ! > 楽しみにしていたキャラのうちの残り片方がこのロバート


【業務連絡】
当サイトの9周年イベントのアンケート締切は11月30日ですのでお早めに!

http://coolshangrila.web.fc2.com/event/9th/9th.html

あと今日入れて4日です(笑)

マチェーテ [DVD]

2011年11月26日 映画
思わず昨夜、WOWOWでやっていたのを途中から見て、うっかりラストまでお付き合いしてしまった・・・。
いや、正しくないな。

テレビ前から離れられないぐらいツボだった (爆)

途中から見た自分を罵ったよ?!
何で最初から見てなかったんだよーっ、と。

幸い(?)WOWOWの来月のプログラムガイドを慌ててみたところ、12月にリピート放送が2回あるので保存用録画は出来そうです(笑)。

内容はといったら、とても万民には薦められない、バイオレンスアクションでして・・・ドカスカバカスカ流血ノンストップなんですが、もうワタクシずーっと笑いが止まらないというか(^^;
あれだな。
『ニュームーン / トワイライト・サーガ』で気分転換にパーッとした映画を見に行くベラのノリだな。
ブルーな時とか、憂鬱な時、何より難しい事を考えたくない時に憂さ晴らしにアクションというのはいいもんだ。

ただし、余りに斜め上すぎて万民には薦められないが(大事なことなので二度言いました。爆

細かいツッコミ必死のネタ三昧(あのハラキリ場面を筆頭に)なところもオタクにはたまりませーんww
来週に公開される映画のおかげか、タンタン関連のムックが続けて刊行されていて嬉しい限り。
とりあえず先に発売されたこちらを購入しました(^^)

こちらは日販アイ・ピー・エスから出たものだけあって、本誌がとにかく充実していて、本だけだったとしても買っていました。
私にとってタンタンは、幼い頃から図書館で読む大きな本、という印象だったのですが、後年全く予想外な展開に・・・ああっ!そこの人!
「分かっているわよ。アナタがタンタンをそこまで推し!!な理由」とか既にバレてます?!

そうです。
もうバレバレでしょうが 『黒い島のひみつ』 が私の第二次タンタンブーム到来の火付け役でした(爆)。

すんません・・・もう、世界中のタンタン愛読者の皆様、すんませんっ!!
キルトとダンボネット全てに雄叫びをあげていた最高潮に彼岸の人だった頃ですので(笑)。
さすがに一冊あたりはお高く、該当本しか買えず、やっぱり図書館でブームブームな状態でしたが(^^ゞ

ただ、この映画化でペーパーバック版がとうとう発売され、これでちまちまと全巻集められる事に相成りました・・・って、まだ揃えてませんがね(^^;
しかし、ウケたのが今回のこのムックの付録のトートバック!!
ムック本の付録がトートバックなんて、もう、そこらへんにありすぎて完全スルーにしたいがこのトートのコンセプトが全オタ感涙!

タンタンの冒険(ペーパーバック版)全24巻持ち運び可能サイズ (ちゅどーんっ)

このコンセプトに加え、イラストは『金のはさみのカニ』のシーン抜粋!
裏はスノーウィと、かの猫!
ファン胸熱のアイテムになってしまった(ありふれたトートの筈がっ。笑)

ニヤニヤしながら、勿体なくてちまちま記事を読んで、映画を楽しみにしています。
腰痛持ちなのであんまり映画館行かない人なんですが、これは別!
タンタンは別なのっ!!

しかし、この一冊で満足する筈だったのに、もう一冊の方のムックにはスノーウィのレザーチャームが付いてるんだよな・・・スノーウィが私を呼んでるわ(幻聴ですから!!
これも予約していました一冊。
雑誌で読んでいるので、書き下ろし目的のコレクター本なので抱き合わせ注文ですが(^^;

そんなこんなで俺ティーも12巻ですか。
今回はあやべん編完結と、番長留年編、そしてアッキー入学編まで。
いやー、丁度前回の11巻が出た時には、雑誌で番長留年編は終わっていたので、あの巻の中にあった初詣で番長がひいたおみくじを見た時に吹きました。
雑誌掲載時にはスルーしていたのに、何と露骨な伏線だったのか!

時間に遅れる 」(爆)

何か、作者の椿さんの細かい芸は、書き下ろし4コママンガ以外にもこういうところに発揮されていて、すーっと読むと「ああっ、こんなところにこんなネタがあったのか!」と後から気付く事も少なくなく、コミックスで再度噛み締める展開(笑)

で、長期連載となりキャラも増えたんで、人物相関図が巻末にありましたが・・・サイコー!
トリ吉(ジョゼフィーヌ)とネコマタさんまでいる!(爆)
そして大久保くんを四文字で言いきってるし・・・「不幸少年」て(^^;;

次は4月ですかぁ・・・長いな。
今の歌音ちゃん編が思ったより長い展開なので、あれをメインになりそうですな。
そして進級しているって事は、真冬の地元組も進級しているって事だよね・・・いや、その、やっぱり大久保くんが無事に卒業出来たのか、って気になるじゃないですか(笑えないぞ、それ)。
舞苑センパイは何となく心配はないんだけど(たとえ受験失敗しても、それはそれで彼的には美味しそうだし。爆)
そのへん、描いてほしいな。いくら長期連載になってもいいんで!
ネット予約していたものが昨日の発売日に到着しました(^^)
しっかり先着特典として、今年の特典ポチ袋もついてましたよ(ボンジュール柄でした)。
しかし、そのネット予約特典のポチ袋が既に4つ目ってことは・・・4年も買ってるんですね、これ(^^;
ちょっと驚きました。

ことのさんの毎回の第一目的は、リラックマ手帳。
ウィークリーとか書く程に予定や何やは多くないけど、マンスリーだけはあったらいいな程度の手帳がいいのと、リラックマなのもあってお手軽で愛用。
今回の表紙は I LOVE リラックマ柄でしたね。
12月開始なので、さっそく移行しました(日曜日からは12月にも書かれているし。笑)

カレンダーは書き込み用に作られているけど、実際は書きこむ事もなく部屋に鎮座しています(笑)。
正確には「コタツに入って座ったまんまで眺められる低位置」なんですが(爆)。

そして今回のメインらしい、リラックマのマルチケース・・・え、えーっと、あの・・・ビミョーなんですケド というコメントしかないというか(^^;
付録だから縫製はそんなに期待していなかったとはいえ、その予想を下回る縫製レベルでした(~_~;
とても使う気にはなれないわ・・・汚れないコーティングはいいんだけど、ファスナーあけた途端にガッカリだもん。
姪っ子にやるとするわ、未使用のまま。
家計簿は、まぁ、最初から流刑する気だったからいいけど(爆)。

本誌は、まぁ、何とペラい中味というか。
読むとこねーじゃん、これ。
年々付録と反比例して本誌のレベル下がっているともっぱらの評価だけど納得しまくり。
さっさと処分するとして、ウケて読んだのは世界各国のイケメン王子様特集ぐらいだな(爆)

楽しみにしておりました4クママンガの2巻、予約していたものが到着して以来、ずーっと読んでます♪
ネットで毎週読んでいるとはいえ、描きおろし満載とまとめ読みとでうくくっ、うくっともう幸せだわー。

私の一番好きな話は、キイロイトリにススキをプレゼントしようとボロボロになって頑張ってススキを取ってくるコリラックマのお話。
オチはいつものカンジなんですが、何かコリラが大人になったなぁ・・・とネットではじめて読んだ時もホロリときました。
実際、全部読んでみると自分で工作するし、料理にも挑戦しているし、お洗濯もするようになっているのよね。
キイロイトリとお買い物にも行くし、自分で楽しい事をどんどん発信していますよね。
先生(キイロイトリ)がいいんでしょうが、もう、その、あの最初からいつもだらだら食う・寝るのブレなきリラックマと比べると(笑)成長が著しくて嬉しいよぉ(つまりリラックマに1ミクロンも成長がないとも?!爆)。

そして、恒例のパラパラマンガは・・・ 笑劇 衝撃のシーンが拝めます!(爆)
これはお買い上げの方だけ楽しんでもらわなきゃ!(立ち読みでパラパラやってる人がいたらすごく残念だわ・・・つまり売り物の本が傷むとか考えないって事だもの)

で、そのパラパラマンガについて、最初に見た時からひとつの考えが浮かんで仕方なく、作者であられるコンドウアキさんにツイッターで直接つぶやいてみたんですがワタクシ(勇者。笑)。
直後、コンドウさんご本人から、メンションでなく直接リプライ頂きました。
お忙しい中、本当にありがたや(-人-)
・・・そうですよねー。ううっ、その姿が想像出来ます(爆)。

気になっているのは、今回ですっかり 気の毒出オチキャラ確定となってしまったペンギンさんの今後 です・・・ぶ、無事(?)で3巻を迎えてくれ!!(爆)
そんなこんなで、1巻同様、ベットのヘッドボードが定位置です。
落ち込んだ時とか、元気出したい時、何よりほっこりしたい時にすぐ手にとれるようにね!!
エマ・ワイルズの新刊短編集、読了。
漢(おとこ)気あふれる潔いまでの「つがいのミンク」3本立てに胸熱!(核爆)

もうね、ワイルダーさん家のアレクサンドルくん(byクリスティーナ・ドット)風に言うなら「ウサギミタイニヤッテタ」ってぐらいのレベルに途中から泣き笑いしたよ?!
多分、そのテのシーン抜いたら100ページもないペラペラ本になるんでないか、という疑念すら起こったセクシーとかホットとかいうのをとっくにぶっちぎり、エロエロエッサイム大炎上(笑)。
しかし、それを否定するのか、と聞かれると全然「No」。
この3本、古き良き時代の古典的翻訳ロマンス小説のテンプレを全て踏まえつつ、炎のエロ注入だから、読んでいても実に苦痛でない。
これがやれ、秘密組織の何ちゃらの抗争だとか、種族の存亡をかけた流れの中であーだこーだやりつつの中だと違ってくるんですがね。
だって、二兎を追う者一兎も得ず(おお、ウサギつながり。笑)といった具合に、どこかの要素が中途半端になったり、そこから綻びをみせて展開がコケたり。
いや、それまでに設定や世界観という物語の根底が破綻したりしたら目をあてられない(これがロマサスとかになったら悲惨極まりない)。
実際、いろいろ盛り過ぎなくとも、昨今のこのジャンルはエロ場面ばかりに力が入り、キャラクター造詣はお粗末だったり、話が紙芝居以下のものも少なくない。嘆かわしい現実だな。

で、この短編集である。
はっきりいって、この本を読んだ翻訳ロマンス本長年の読者さんは「・・・この話の設定、似たものどっかで読んだ気がするんですけどー(^^ゞ」と思う筈。
実際、私もこれ読んで「あ、この設定●●、こっちは××!!」みたいに類似設定本のタイトルを具体的にあげてました(笑)。
それぐらい、オードソックスでテンプレで古典芸能なのよ。
中近東の異国で、金髪美人ヒロインが窮地に追い込まれ、助けてくれたのが王族ヒーローだったとか、金髪美人ヒロインが海賊に囚われて人身売買の競りにかけられ、落札したのが彼女の父親に復讐を誓うヒーローだったとか、そりゃもうゴチになります!って感じ。
何、この安定感(笑)。
話もご都合主義だと思うし、二本目のヒーローなんて都落ちしてカリブ海の島で隠遁しなくてもさっさと無実を証明出来たのでは?!とか100万回ツッコミしても足りないレベル(笑)。
でもね、そこは金髪美人なヒロインちゃんによって、意固地になっていた自分が変わっていく様に驚いたりするとかいう、これまたテンプレ展開。

これだけ翻訳ロマンス本が溢れた巷の状況になると、不思議なもので新しいものでなく、古き良き時代の古典芸能ものに戻ってしまう人も少なくない。
だって、それは博打はないわけです。
読み終えて「時間返せーっ」とかいうのもなく、自分の想定内に大団円を迎えてくれる。
私が普段「金太郎飴」と呼んで愛でているものもそうです・・・どこを切っても、同じクオリティ。
そしてこの本の場合、元がeブックというのもあって、エロティックな部分は最近の読者お好みのバーニングっぷり。
この組み合わせ、最強ですよ?!
しかもアナタ、1本目のヒーローなんて 一目惚れ棚ボタ蜘蛛ヒーロー ですよ・・・これを私が賞賛せずして誰が賞賛するんですか?(キリッ

とりあえず、真冬の自家発電可能レベル(爆)でひたすらいたしている(ちゅどーんっ)といったらそれまでの本なんですが、これは別格で気に入りました。
阿呆よろしく開いたクチが塞がらないまでに清々しいエロっぷりなので、文句も言えません(爆)。
その上、ヒロインが三人揃って 美しく気高く愛らしくとどめにエッチで床上手という紳士胸熱ドリームもん という設定を金太郎飴に用いてくるというブレの無さにもスタンディングオベーション!!(いろんな意味でスタンディングでしたが☆←この中の人オヤジがっ。殴)
頭をからっぽにして、ウフフキャッキャッと初心に返って読めた楽しい一冊でした( ̄▽ ̄)

+余談+
翻訳者が高橋佳奈子さんという事で、脳内で「ニップルちゃん」が踊りまくってエンドレスだった事は言うまでもありません(笑)
あのエッセイ、最高でした!
また是非ともご登場願います!!

収納術

2011年11月19日 TV
昨日、テレビで紹介されていましたのがこちら。

人生がときめく片づけの魔法

ネット書店ヘヴィユーザーですから、勿論存在は知っていました、が、買うまでに至らず一年近く。
何故なら、こういう類の本は、いくら買っても本人が本気でやる気にならないとただ買って終わりだから。
ダイエット本、ダイエット器具、料理本もしかり。

まぁ、そんなワケできっとテレビで紹介されなかったら、古本屋で出会った時に立ち読みして終わり、程度だったでしょう(笑)。
で、紹介されていた洋服タンスの収納術だけ、さっき日本シリーズをラジオで中継ききながらサクッとやってみました。
1時間足らずで完了、タンス一段分が空きました( ̄▽ ̄)

これで、来週の押入れ活用術編のオンエアをチラ見して、来週末に実践したら十分です。
そうしたら、本自体がなくても十分、私としては満足なレベル。
だって、全部本に書いてあるのを実践するとも思えないし、自分にあてはまらない事もあるかもしれないしねー。

ま、内心「本を買わずに済んだじゃん。ウシシ」ってカンジですかね(笑)。
ワタクシの本ゲル係数は、サッカー雑誌とちょこっとマンガ、あとは罪深き翻訳ロマンス小説の為にあるので、ハウツー本の入る余地なんぞ1ミクロンもないのだ(爆)
本日発売の最新刊ですっ。
いつもなら、何かの本と抱き合わせでしばらくしてから買うけど、今回は書き下ろしマンガがあると作者の福山さんご本人が仰っていたのですわ予約っ!

・・・ヤヴァくね?
あの新刊帯だけでロマンス脳のワタクシ、ごはん三杯は頂けましてよ?!

爪先から頭のてっぺんまで全部 アレは俺の獲物だ

ギャーッッッッッッ!!!!!
うっきょーんっ、抱いてうっきょーーーーんっっ!!(落ち着け私

内容は、ケダ高修学旅行から、黄苑の策略による右京の強制帰還、呉羽と黄苑の結婚式前までね。
蝶々の告白と失恋ときて、右京の本気、黄苑の苦悩とかもう、切ない攻め処満載で毎号クライマックス気分でホロホロしていた部分だったので、コミックスになってまとめて読むとあうあう。

しかし、6ページの今回の完全書き下ろしマンガの破壊力・・・パねぇ。
新刊帯で三杯ごはんがいけるなら、あの6ページの後半3ページで3日は何も喉を通らないよママン・・・ってレヴェル!
興奮のあまり吐血しそうなぐらい叫んで床を転げ廻っただよオイラ!(実話
エロいよ右京、エロいよ・・・モノローグが破壊力満点にロマンス的にもエロいよ右京・・・ぶつぶつぶつぶつ。

思ったより前回より早く出たのは、やはりクライマックス近いからかしら。
次は3月とあったけど、呉羽と黄苑の結婚式と、茅と蝶々の話に突入だな・・・ここが丁度、リアルタイムで雑誌掲載分なんですが・・・うはぁグハッ(吐血)。
お嬢様蝶々の、何とピュアで萌えな事ったら!!
もうもうもうっっ、大好きよ蝶々ったら!幸せにならないと許さないからっ! > 私はずーっと彼女推しなので。
・・・そんな頭沸いた状態で読んでいる分がまとまったら、また破壊力あるんでしょうな・・・それもまた楽しみですな。うん。
免税店でKIEHL’Sのリップバームを予約しておいたら、予約特典で頂いたのがこちら。
つまりはハンドクリームなんですが・・・おい。
買ったリップバームよりも、おまけのこっちのが高価だぞ!みたいな(爆)
で、寒くなってきたと同時に乾燥しはじめたので、使ってみました。
うおっ!しっとりですよ、しっとり!!
さすがシアバター、アボカドオイル配合だわ。

香りはまぁ、薬屋だけある想定内の香りなんですが、不快ではないし、よくある香りなんでこれはあり。

ただ、我侭に難点を言うなら、しっとりすぎてちょっとベタつく事かな。
寝る前とか、水仕事前ならいいけど、会社ではちょっと使い勝手に難ありかな(^^ゞ
会社用はやっぱりいつものロクシタンとなるのね(笑)。
ってワケで、今月末までの当サイトの9周年記念イベントのアンケート締め切りまで、あと半月になりました(笑)
参加される方は、今からでも十分間に合いますのでどうぞ(笑)。

http://coolshangrila.web.fc2.com/event/9th/9th.html

画像は キリントロピカーナ飲みごたえとろあまブレンドバナナ味 なんですが、新製品みたいなので買ってみた。
りんご、バナナ、マンゴーと好きなフルーツ三つ巴なので勿論美味しかったんですが、これがネクターならもっと良かったのに・・・とか思ったり(^^ゞ
ああ、きっとこれを台湾の生ジュース状態で飲んだらさぞかし美味しいんでしょうな!!

まぁ、バレてそうですが、これ サッカーW杯予選 北朝鮮対日本 の観戦のお供だったんですが(^^;
・・・いやはや。
完全アウェイの凄さを目の当たりにしました気分です、ええ(^^;
でもな、どうせならチョン・テセに得点されたら諦めもついたんですが・・・ザックJAPANの初黒星が(^^;;;
しかし、本音はあのコンディションと相手からして、大きな怪我なくタイムアップを迎えてくれた事が重要と思いました。
相手のラフな挑発にものらず冷静に対処していたと思えたし。
カードは累積として残るし、何より欧州組はこれからまだまだシーズン続くもの。
年明けのアジア杯で日本は優勝したけど、香川はあの大会の負傷でブンデスリーガのシーズン後半をほぼ棒に振る事になってしまった。
あれを見ているから、やっぱり後半のあの内田へのラフなプレーを見て「ああ!心臓に悪い!早く終わって!!」とか呟いてしまった。
これがまだ本選出場が決定していないなら、また違ったんでしょうがね。
この敗戦を経て、問題点や課題も沢山出てきたと思いました。
ここが浮上の、ステップアップのチャンスだと思います、選手は。完全アウェイ戦のスキルも上がったでしょうし(^^;;;
まだきっと、北朝鮮の観客のが・・・ほら。その、2014年W杯本番の南米のサポーターに比べたらおとなしいと思うし(^^;;
すっかり麻痺しているのか「爆竹も発炎筒もないわね」とか思ったクラスタですまそ( ̄▽ ̄;)
電気を使わない節電ものインスタント加湿キットで有名なのは「 ちょこっとオアシス 」だけど、こっちはあれみたいにケースのない、本当にベースの紙部分だけの品(笑)

ただ、部屋に置いていてこっちのが断然華やかだし、インテリアっぽいので今年はこっちを使ってます。
コップさえあればいいし(笑)。
ハーレクイン社からもらった電池式のは酷使したので、ファンの音が段々大きくなってきているんですよねー(^^;

で、水を入れるコップは2006年W杯ドイツ大会の時の、コカコーラのノベルティ使ってます(爆)。
ピンクにあわせて、赤系のカップ・・・イタリアだわ(過去のW杯優勝国のデザイン。笑)。
この類のインスタント加湿キット、いつも元手取るぐらい自分の部屋で使って、最後は旅行に携帯していって旅先のホテルで成仏させるってのがパターンってのが、いかにも私らしいんだけど(^^;

しかし、これもAmazonでも売ってるのか・・・いつでも送料無料で買えるって事だな(笑)
久し振りにリサ・クレイパスのヒストリカル新刊を読んでみた。
ハサウェイが全部出るまでいいや、と思って新刊買いする事もなくなっていまして。
が、これの前に読んだ本がアホすぎたので、揺るぎなき鉄板本を読んでお口直し!!というワケさ。
想定内で手堅いウフフアハハキャッキャッでしたな(笑)。

店頭にきっとこの本なら山積み平積みされているので、あらすじは店頭で確認してもらうとして(おいコラ。笑)。
途中から、もう、笑うしかないのはやっぱりこの作家のキャラクター造詣の金太郎飴具合なところで、今回に関してはそれを求めていたのであーりがとさーん!!といったところ。
いや、だって、あの怒れる復讐の天使ニコラスがサンクトペテルブルグからやってきた瞬間に、これはどこのデレクかハーディかってレヴェルでしょうにクレイパス作品読者には(笑)。
あそこは笑ってはイカンのでしょうが、私は笑ったね。大いに笑った( ̄^ ̄) > どや顔してどーするよ(爆)
そういう意味では、ヒーローのルークはゲイジ兄ちゃん系か(高貴な貴族の商売人というクラスタではウエストクリフだな。笑)。

リサ・クレイパスの書くバッドボーイの要素按配の分かりやすい作品とも言えたと思う。
何より、あのヒロインのタシアがロシアに連れ戻されてからのページ数の少なさが、作者にとって極刑の絞首刑や拷問ですらちょいスパイス程度なんだな、と思わせてくれるロマンス読者に対する抜群の安定感(笑)。
いや、ロシアに連れ戻されてニコラスに迫られるとあっさり記憶が戻ってペラペラと殺人現場状況を詳細に語り出したタシアの姿に、残りページ的にも撒きが入っているのがありありと分かって 失笑したり 微笑ましく読んでみたり(でも、あれは流石にやりすぎだろ、とも)。

久し振りな、直球ど真ん中の幼妻に振り回されるやもめ男のアイウォンチューものでした。
これ、昔のハーレクインロマンスではよくあるのに意外と最近の新刊や長編文庫では希少価値(笑)。
内心「エロ場面を調整したらハーレクイン・ロマンスぐらいのページ数でも納まったりして」などと思いつつ、これの前に読んだ本の口直しという意味では、これ以上にないチョイスだったかも。
年の差カップル、傷持ちヒーロー、やもめ男、美形の敵役、無実の罪の美人ヒロインなどと古典的要素が盛りすぎレヴェルで満載でしたから、それらの羅列だけでも楽しめたぐらい(笑)。

古典芸能最強!!(爆)

(誤解があると何ですが、これってことのさん的にはかなり褒めているんですが。爆)

来年早々に、ニコラス編も翻訳決定ってワケですが・・・何というか、やはり楽しみはルークの 花嫁の父 ポジションというヤツだな(笑)。
「くっそ。あんなヤツに娘を・・・くっそ!!」みたいな(笑)。
ニコラスくん、頑張って 去勢されて下さい 根性叩き直されて下さい(爆)
レスリー・ディケンの初翻訳本、読了。
声を大にして言わせてもらうと、こんなカンジね。

こんなアホな本だとは・・・時間を返せよコンチクショー!!!

いや、感想聞かれたら、まずはこれだな。うん。

何が呆れたかって、そのあらすじからして悪寒の気配。
恐ろしい婚約者のもとから逃げ出して、どうにか身を守る為に、顔に傷を負って人里離れた屋敷に住むアシュワース子爵チャールズが妻を求めているという噂を聞きつけて、そこに駆け込むヒロインの男爵令嬢ヴィヴィアンというもの。
いや、必死なのは分かるんだけど、何だこの悲壮感よりも先にいらつく女は(笑)。
母親が嘆いて息子に奥さんを、というのも分かるけど、本人は本当にトラウマとか色んな事情抱えていっぱいいっぱいで正直、心惹かれるヒロインでさえも帰ってほしい、という展開もお約束だが、そこでこの女、押しても駄目なら引くんじゃなくてヒーロー押し倒せ!というノリで、自分の事が最優先(笑)。
つうか、気の毒な己の母親の存在をラストにとって付けたように何事もなかったかのように出してきたが、そもそも逃亡劇の際に母親がどうなっていたのかとか、その辺の思慮配慮もない。
異常な婚約者が母親を見つけて痛めつけて情報を引き出すとか考えてなかったのか?!ってぐらい、ただ逃げりゃいい、ってあたりが、自分第一。
そもそも最初の方の前の恋人の事に触れた箇所で、打算的とも言える 罠を掛けて若く清い身体を捧げて結婚路線に持ち込んだとしか読めないリアル心情吐露 にちょっと退いた(^^;

まぁ、そんなイケてないヒロインはさておき(おくな。爆)、では二人の駆け引きが、と読んでみても・・・何だかまとまりがない。
そもそもゴシックロマンスというから、どんな陰鬱な設定がと思いきや、読んでみりゃ 計算も出来ないヒーローが勝手に長年、鬱々と悩んでいただけ としか読めないんですけどー?!(汗)
もうね、ヒロイン以上に、どんだけ計算出来んのじゃお前!!と、胸ぐら掴んで揺さぶりたい勢いにかられたよ(爆)。
しかも、人の話は聞く耳持たず、自分の話に酔いしれ欝になるという最悪なソロステージを演じられる男 ですぜ、コイツ(爆)。

というか、犯人候補の男、ヒロインを追いかけてくる残虐な婚約者の男だが・・・お前の意見も破綻しまくり!
ヒロインを追っていて、偶然、昔の恋人の死の経緯と子供の存在を知り、路線チェーンジ!!って、読んでる方を全く考慮しない迷走っぷりに目が点!
いや、コイツはただ異常な性癖の持ち主なだけで、根は純情だと言いたくって、どうでもいい後付キターッ!!な、彼の生い立ちとか慌てて書いたんだろうけど、そのアホなゴリ押し意見は多分、読者には届いてないと思うよ。うん(爆)。

・・・いや。
何よりも許せないのが、とんでもオチ。
犯人はコイツなんだろうな、と後半かなりたってからご登場の「彼」に対し、あのオチ?!
言っていいか?

腐女子なめんなよ作者!!

そんなヒーローにとって、そしてヒロインにとっても都合いい状態に長年、彼を置いておき、ラスト近くにどうにかこの阿呆な話の風呂敷たたむ為にあのオチとは・・・何というか、浅はか。
同性愛者に負の部分を全部背負わせておけばいいや、とまでは言わないけど、それに近いものをこの作者のこの作品には感じました。
ヒロインの父親(血のつながりはない)が同性愛者だった事しかり、同性愛者=悪人のこの公式、何事?
まぁ、『レベッカ』とか、ゴシックの場合、その舞台となる屋敷の詳細を知り尽くす住人、使用人が犯人な事は多いんですが・・・何というか、脱力した。
使用人じゃなく、友人よ?
しかも子爵の昔からの友ともなれば、それなりの経済的にもプラス事情はある人じゃない?
なのに、それを都合よく捻じ曲げて自分の狭い思惑の中に突っ込んだ結果があれ。
自爆テロでしょ、あのラスト。
しかも恐ろしいのが、殺された彼の叫びは狂人の叫びとヒーローに一刀両断されているが、じゃあ、そこまで彼を追い込んだままにしておいたお前は何様だ?と。
利用するだけ利用して、若いピッチピチのエッチもイケる女が現れたからって、それまでの過程、何より自分の行いはチャラか?(実際、彼が犯人だと分かり、彼を疑っていたヒロインを責めた事ばかりを悔いていて、どうしてそこまでに至ったかは全く鑑みていない。呆)

・・・ああ、いかん。
思い出して腹が立ってきた(笑)。
あの、何事もなかったかの如き大団円ラストも驚きますねー。
ヒロイン母の火傷のくだりなんて、悪いけど私には失笑もんだったわ。
とにかく、キャラクター全員フルボッコ希望の、内容スッカスカの本でした。
途中から出来の悪いコントだと思って読んでたわマジ!
この作家の本、次に上陸したとしてもこの本のスカさ阿呆さを思い出したら手に取れない事請け合いねっ☆☆
数年ぶりのソフィア・ナッシュの翻訳新刊に喜んでしまいましたよ。
勿論、推し!でヨロシク(笑)

今回は、おとぎ話のような、それでいてクセのあるソフィア・ナッシュらしいキャラクター造詣のおもちゃ箱のようなお話でした。
巨額の財産と公爵位を相続する事になったのが牧師の娘ソフィというのも荒唐無稽を通り越してファンタジー(笑)。
でもって、あとがきを読んで「え?あのドラマがモデルなの?!」と二度、ナッシュのクセ者っぷりに感心。
ソフィが良縁を求めて社交界に、ロンドンに出てくるのも当然だが、彼女がその縁に辿り着けなかったくだりが何ともな按配。
よくある結婚はしたくない女、ってワケでもないんだが、膨大な遺産と、それに伴う爵位に加え、生粋の田舎育ちハイミスなせいか、どうも間が悪いというか(^^;
中味も外見も企画外な彼女は、完全アウェイに迷い込んだ珍獣扱いで醜聞に巻き込まれ、どうしようもない状況に。
結局は、田舎に戻ってくる事になるのだが、そんな彼女の元に現れたのが、奇抜なファッションの伊達男ウィリアム。
侯爵家の次男にて、名うての問題児の彼は、厄介事に巻き込まれてこの田舎に住む友人のところに逃げ込んできたところ。
そんな彼が、他の女性とは全く違ったある意味天然なソフィと出会った事により、二人の間に誤解を絡めた妙なレッスン契約が結ばれて・・・といった話。

とにかく、ちょっと毒があって、それでいてキュート。
ただ、ソフィの頑なさは想定内とはいえ、ちょっとウィルの真意を測りかねての場面は首を傾げたかも。
いや、気持ちは分かるんだが、あれだけおしゃべりスズメな侍女の話に感化それすぎの感が否めない。
実際、そこまで普段から侍女カレンの意見やら何やらを重宝していたかと聞かれるとNOな分、そこがね(^^;
いかにも、心情揺れる中、渡りに船とばかりに侍女の意見に乗ったというのを書きたかったんでしょうが、あそこは好き嫌い別れるかと。
でも、それを補ってなおこの本を読ませたのは、やっぱりあのウィルのキャラクターだろうな。
何だ、あのきゅんきゅん乙女心わし掴みクンは!!
器用そうで、実は不器用、放蕩者そうで、実はきゅんきゅんクンだなんてっ!
運命の相手だソフィだわーいわーい♪と、幸せ妄想に浸りまくる場面の何とかわいい事(^^ゞ
まぁ、その後のしっぺ返しと、涙ぐましいまでの友人近侍巻き込んでのソフィの気持ちを取り戻せ作戦はラブラブアイウォンチューな分、すごいんですけどね・・・というか、主要男性キャラの女装での潜入 という、かつて例を見ないヒストリカルの禁じ手を拝んだ気が(爆)。

脇役も一癖者が多い中、やはり突出しているのはソフィの侍女カレンと・・・いや。この人がナンバーワンだろうな。
ウィルの近侍ジャック・ファーカー!
もう、久し振りに斜め上なファッション番長キャラで痛快でした。ペットのパグ犬も込みで最高です(爆)。
あの色キ●ガイっぷりは、なんつーか、マクナブ(J・D・ロブのin Deathシリーズ)に通じるものが(爆爆)。
あと、最後近くに出てきた間の悪いウィルの兄ちゃんも気になるんですけどー(いろんな意味で。笑)。

まぁ、ページ数も手伝って、クセの強いキャラクターが多く、ホットであるにも関わらずあっさりサックリ読める。
きっとこれがもっとぶ厚い本なら、エッチ度合いはあんなもんじゃないんでしょうし(あのソフィのボンキュッボンッなカンジからするに。笑)、クセ者キャラも鼻につくのかもしれない(笑)。
だからこそ、あのボリュームでまとめあげたのも、面白く読めた一因かな。
ま、何より30代半ばで、悲惨な恋愛過去を背負っていながら、妙に全てがかわいかったウィルで全て押し切れるんですが( ̄▽ ̄) > そうくるか(笑)

というワケで、またナッシュの作品が翻訳されたらいいな、とかひっそり思うことのさんです(オリンピック並みでも彼女の場合は、刊行数もべらぼうではないのでいいです。笑)

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