祝・麻里子様の初表紙!!
ええ、完全にお布施購入です(キリッ

彼女のロングインタビュー読んで、ああ、苦労人の潔さというか、ブレないところとか凄いぶっちゃけていらしたのに驚いた。
本当にお洋服とかファッション関係のことが大好きで、それが全ての根底にあるんですね。
「大きな夢は適ったから、正直、芸能界に未練はない」
ああ、これがあっさり言えるんですね、この人は。
この表紙も、「男性誌やカルチャー誌でなくファッション誌の表紙!!嬉しいけど、責任も重大!!」と、喜びつつもキリッとしていて格好いい。

もし、彼女がこのまま引退して一般人に戻ったとしても、どこかのオシャレなショップで店員さんとかしていても、おのずと口コミで人気になるんでしょうね。
お客さんの間で口コミで人気だったカフェ店員の時のように。
今回の表紙ですら前代未聞ですからね。

↓ 何が「前代未聞」か分からない、と仰られる方に説明 ↓
この雑誌「MORE」の表紙モデル(カバーガール)は今まで人気女優さん、人気モデルさんしか務めたことはありません。
「MORE専属モデル」が務めたことはなかったのです。
2008年から(つまりAKB48大ブレイク前から)この雑誌の専属モデルの麻里子様ですが、そういう経緯から「自分にはないだろ」と思っていたとのこと(^^ゞ

付録は、卓上カレンダーはこじんまりコンパクトで合格点。
お部屋で使うとします。
ジェラードピケの細長バニティは、形はこの前の『リンネル』のラベンハムのと極似なんだけど、あれの半分ぐらいのプチサイズ!
が、むしろ会社用のポーチにはこっちぐらいのサイズがナイスなので、予想外にも当たった(爆)。
さっそくこっちを使うとしますよ(今、使っているIn Redのハロッズのやつ、裏地の色移りするのよね・・・)

いつもは付録目的で購入し、一通り見たら処分しちゃう本誌ですが、今回は麻里子様記念にとっておきます(笑)。
ローリ・フォスターのヴィジテーション・シリーズ最新翻訳刊、読了(してました)。
とうとうここまできたぞ!な、前ラス巻らしく、街の住民がわらわら登場しつつ、ポジション説明(笑)。

そんなこんなで、今回の主人公は、ヴィジテーションの女性教師ジュリーさん。
既刊でぼちぼち、彼女の一筋縄ではいかないバックボーンが垣間見えるところがありますが、ここではそれが災いして災難となっています。
ええ、いきなり彼女が謎の一味に誘拐されているところから物語が始まっているのですから。
その彼女を奪還する役目を任されたレポマンのクリントですが、救出成功してから、何故かジュリーと短期間の同居をする事に。
誘拐事件に隠された真実、ジュリーの婚約者ロバートののっぴきならない袋小路事情などがこんがらがった状態になってしまって、そこにヴィジテーションの住民たちが絡んできつつロマンスが進行するという、ロリさん作品の鉄板とも。

しかし、何だ。
いつもロリさんの書くヒーローっていうのは、どれだけ男前で屈強な戦士だろうが仕事人だろうがどっか抜けた、ヘタレでかわいいところがあるんですが・・・クリントさん、キタよ?!
胃の弱いヒーロー とか!(爆)
元軍人で超強いのに、どんな相手だろうが、戦ったあとに・・・ゲロ吐いてます(マジ。爆)。
リバっているヒーロー!!
そりゃあ、思わずヒロインでなくても心配するわな! > 実際、それ以後はリバの心配されている(笑)
とっても心配りが出来て、勤勉で堅実で、女性や子供に甘くって、でもちょっと運のないクリントさんに、保護心と教師魂にあふれたジュリーさん、イチコロです。
ちょっと貧乳だけど、心意気だけは他の女には負けないわっ!!とばかりに(笑)。
(何度もおっぱいに関するぼやきとか出てきて微笑ましい。爆)
もうねー、おしゃべりでおせっかいで、何でも知りたがる好奇心の塊のようなジュリーのトークっぷりが素晴らしい!
何故なら、今まで登場してない、今回から参戦のクリントにも分かりやすく、コミカルに自分の家庭環境やら、現在住んでいる街のことを説明してくれるものだから「これまでのあらすじ」的で吹く事うけあい(笑)。
ブルースが牧師だとか、その双子の兄弟ブライアンが街にやってきた理由は賞金稼ぎのジョー・ウィンストンを追ってきたからだとか、ジェイミーという謎の山篭りの男がいるとか、イカした男てんこ盛りの街であれこれ恋愛が進んでいるのよー!!と聞かされたクリントさんのコメントがこれ。

きみの住んでいる街はメロドラマの舞台か?

登場人物、しかも今回の 餌食 主役がそれを言うな!(爆)
思わず爆笑しちゃったよ!!
まぁ、ジュリーの上手(?)な説明が功を奏して、ヴィジテーションから助っ人がやってきた際にも、スムーズにクリント一味と合流出来ましたけどねっ。
プラス、いつものジェイミーの予言にも驚きが少なかったかと(^^;
そんなフェロモンまみれのヴィジテーションの男相手でも、マイペースなジュリーさんだが、もうクリント相手だとかわいいの!
彼へのアタック具合が、甘え具合との按配が、読んでるこっちも微笑ましさにゴロゴロ転がりそうです!!
かといって、元来の教師魂と保護欲はここにも発揮されていて・・・すんません。大笑いしました。
族に襲われた二人の場面で、自分を守るのが彼の仕事なら、彼を守るのは・・・私しかいないわっ!(キリッ とばかりに、「彼に手を出したら私が許さないわっ!」と、相手を本職仕様の武器でボコる有り様(しかも、その直後に彼氏はリバース寸前。うえっ。爆)。
オカンですっ、このヒロイン! 完全にオカンですっ!!ww

事件そのものは、犯人はバレバレだったのだが、その動機が・・・いやぁ。今までにない理由だったかも。
でも物語の中でも語られるように、一線を越えてしまった人間の思う「正義」は、決して現実世界とは相容れないということですかね。
あれはあれで不気味ですって。
事件の決着が、ジュリーのこれまでの生活からの決別となりますが、上手いのがクリントとの関係の進展。
熱に浮かされたようになだれ込むわけでもなく、大人な2人が少しづつ微調整して新しい関係と生活に備えていくのが、ヴィジテーションの街の日常の中に描かれているところ。
そっかー。そうきたか!
気になっていたんですよ、ヴィジテーションの 保安官事務所の、名ばかり保安官の後釜と後任人事 がね!
クリントをそこに配するか・・・さすがだロリさん(笑)。

ハッピーエンドのエピローグは、そのままシリーズ最終話となるジェイミー・クリードの話に突入すべく伏線が張られました。
あとがきにも書かれていますが、ここにリンクしているウィンストン一家のうちの一人が、未訳作品でうっかり別シリーズであるSBCシリーズの格闘家になってしまったので(ウィンストン家なら、誰も驚かない。爆)、ゆるーく繋がっちゃったけどね(^^ゞ
でもヴィジテーションとしては、とうとう次が一つの区切りとなります。
ジェイミーです!
我らが待ちに待ったジェイミー・クリードが主役の巻です!!
正直、ブライアンの話のあと、他シリーズとか短編集とかばかり翻訳されて「あ。駄目かな、ヴィジテーションの翻訳の続き(泣)」とか何度も諦めかけました。
他の本も好きなんだけど、やっぱり最初にジェイミー・クリード登場を目の当たりにして以来、彼の主人公となった本が読みたいと思っていました。
でも、ゆっくりですが、ここまできたーっ!
なんとなく、その該当本の発売日を知ったら感涙だな私(笑)。
はよ、新刊出てくれ~い♪
おおうっ。
ワタクシ、とうとう特典ほしさがつのって、この一冊の為に遠征してしまいましたYO!ww
ちなみに店舗別特典の種類が多すぎて悩みましたが、最後に選んだのは みこりんのミニ色紙 でした(爆)

そんなこんなで、2巻です。
今回の収録は、野崎くんの風邪ネタのところまでですね。やっと若松くんも登場して、これでメインキャラクター全員登場だな。
がっ、という事は剣さんと前野さんの同窓会ネタは3巻か・・・うぉぉ、来年じゃねーかよ!(あの回、大好きなんですが。爆)
中身は全部知っているので、書き下ろし目的で買うコレクター読者なんですが、今回の書き下ろしもキテるなぁ(笑)
イラスト発表時に軽い気持ちで見た前野さんの「たぬきの山」が、まさかカバー裏折り返しのゆかりさんのコメントの元ネタになるとは!!爆笑!!とツボりました(笑)
あとはお弁当ネタと、鹿島くんのネタは初出の時からお気に入り♪
しかし、演劇部も残念なカンジだが、美術部も負けてないなぁ・・・あの具体的なシチュはどうよ?!ww
個人的には「画材ヒエラルキー」は、なんつーか、元ヲタとして、非常に・・・他人事とは・・・うっうっう(涙)。
でね、やっぱり一番美味しいのはどこのネタでもみこりんなんだよな、全く(爆)

いやー。まとめて読むとやはり破壊力満点!
堪能させてもらいました♪
ジョージェット・ヘイヤーの翻訳新刊、読了。
おとん無双!(爆)

いや、ヘイヤー作品というのは、いかんせん斜め上キャラしかいない事は承知なのですが(いや、それもどうかと思うよ)、その中でも群を抜いたキャラクターがこの作品では登場しました。
主人公姉弟の父親ロバートさんです。
ハンパないです。
破壊力でいうなら、今までの翻訳本全ての中でもぶっちぎりです。
というか、リミッター解除すぎますYO!
「主役は誰だ?」「え?お父さんだよね」「だよねー」とか言ってるそこのアナタ!
ことのさんも賛成だ(キッパリ)

そんなこんなで、諸事情により自分たちの身分を明かせず、姉プルーデンスは男装しピーターという青年として、弟ロビンは女装しケイトという令嬢として性別を入替てロンドンに現れた。
その美貌で社交界の人気者となる2人が、偶然知り合ったのが、女相続人の令嬢レティシアと、その幼馴染みの紳士サー・アントニー・ファンショー。
サー・アントニーは何かとピーター(プルーデンス)の面倒を見てくれ、2人の間に友情が芽生えるのだが、正体を明かす事の出来ないゆえに・・・という、王道のとりかえばやもの!
が、そこがヘイヤー作品ゆえに、こんがらがって・・・ぷっぷっぷ。

まず、ヒロインであるプルーデンスも普通と考えるには・・・うーむ。
理知的だというのは分かるんですが、いかんせんあの父親の娘なのが端々に出るちゃきちゃきした策士さ(笑)。
でも、あの時代で女神の如き長身と美貌、確かにその時点で変わり種なんですが・・・これが、合うんだわ。
のんびり大きく、いつも眠そうなサー・アントニーと(爆)。
何気に年寄り(暴言)なサー・アントニーことトニーさん、年の差なプルーデンスの正体にさっさと気付くものの、そこは大人なので様子を見るんだが・・・気が長い。
本当に呑気というか、好き好き大好き主張しているものの、気付けばプルーに丸め込まれているし(^^ゞ
ワタクシ、ああいう懐が深く広く、でも癒し系な大型くんが大好物なのでニヨニヨ笑いが止まりません!
しかし、このプルーが策士なら、弟ロビンは限りなくあの父親に近い詐欺師クラスタ(笑)。
女装しつつも、しっかり好みの女性であるレティシアに、こっそり女装解除してアピールしたりしてちゃっかり者すぎるんだが、かといって女装している時のそのなりきりっぷりも半端ない(笑)。
しなをつくってオホホと扇子の向こうで微笑みまくる姿は、正直なところ姉ちゃんよりも女子度が高い(爆)。
いいぞロビン!たとえチビ、あ、いや。小柄でもデキる男だ!(は?)
(もう、何か枕詞か鉄板かお約束かっていうぐらい、ロビンの身長が足りない事が、表現方法や文面変えて登場する。これがトニーの大きいぞ表現と対照的でまた笑えるんだが)
そして、そんなロビンの彼女となるレティーさんが・・・どう見ても災難体質レディ(笑)。
最初が彼女の駆け落ち騒ぎ、そしてクライマックスも駆け落ち強要事件と、まぁ、何とも(^^ゞ
もっとも、配線がかなりホニャララなので、ロビンの正体を知っても斜め上反応すぎてワロタ!!
何て割れ鍋に綴じ蓋カップルなんだい!!
もっとも、それらの全てを手のひらの上で転がすかのような詐欺っぷりと悪知恵のカーニバルなのが、「老紳士」ことプルーとロビンの父親ロバートさん。
いやはや、悪役からの脅迫場面をこんなに爆笑しながら読んだ作品って、ないんでないのかしら?
どう見ても、脅迫している悪役マーカムくんが「??あれ??で、結局どうなったんだこれ?(^^;;」とか、首を10万回ぐらい傾げてそうな展開ですよ、あれ(爆)。
ロマンティックなクライマックスも、この父ちゃんにかかれば騙しあいのデッドバトル(笑)。
脳内がOutlander配線の人間としては、このロバートさんが最前線でジャコバイトを仕切ってくれていたら、あのボニー・チャーリーも負けなかったのでは?!とかいう錯覚すら覚えました(爆)
他の脇役も出色揃いで、最初から最後まで悪役だったのに立派なやられキャラだったマーカムをはじめ、男装のプルーの良き友人となるチャールズなどいっぱい。
が!マストキャラは、なんつーても従僕のジョン!
つまりは彼が、最後の切り札なワケですよ、いろんな意味で(読めば分かる。笑)

本当に、ヘイヤー作品というのは古典でありながら、昨今の大量生産されたヒストリカルと比べると実に新鮮。
いや、新鮮というよりは「色褪せない」といった方が正しいのか。
書かれたのが80年以上前の作品、今だ読み次がれながらの名作は時間を忘れて読める恋愛狂想曲でございました。
ただ、老紳士のキャラクターを笑って楽しめるか、それともウザいと感じるかによって、この作品の評価はパッカリ分かれると思います。
あと、シャレの分かる人でないと駄目かもな(笑)。
「主人公たちのロマンス部分を喰ってまで、何でこのジジイが出しゃばっているの?!」とかいう方には決して薦めません(笑)。
でもね、狂言廻しの彼がいないと、この話、始まらないし、終わらないんだよ?と、少し落ち着いてからの皆様のコメントを期待しつつ(笑)
本日発売の最新刊。
残るは来月発売の最終巻のみとなりました「モノクロ少年少女」。

この11巻は、ケダ高祭の最終日から、呉羽と右京の「最後の賭け」までが収録。
そして書き下ろしは、ネコ科マスターが2本…というか!
そうなのか!!本編と離れたギャグネタと読んでいたのに、しっかり話の流れによって「変化」していましたよ。
これは上手い!!とすんごい納得して読みました2本です。

既に、本日同時発売の本誌で、連載は最終回を迎えました。
作者である福山リョウコさんは、12巻での書きおろし分以外は、番外編等は全く考えていないと、潔い心意気でラストスパートされておりました。
だからこその渾身と納得のラストです。
涙が止まりませんでした。
雑誌購読者にのみ与えられた「ギフト」(本編に何度も登場するケダ高のシステムの最たるもの)の何と素晴らしかったことか!
あれは、前代未聞の取り組みだったかと思われます。
読了の勢いきって、ご本人にアクセスしたところ、すぐにお返事が頂けた上に、ずっと応援していた事を覚えていて下さって逆にお礼を言われました。
が、こっちが何十倍も楽しませてもらっていたので、勿体ないやら、もう読めないのが寂しいやら。

長い連載となると、グタグタな展開になり、最後の方は惰性で読むものも少なくないのに、しっかり最初からラストと展開が本人の中でゆるぎない作品というものはこうも違うのか、と感心すらしております。
この巻の表紙は、来月発売の12巻と共にUst生中継で彩色を拝見しました。
ああ、茅と蝶々の何と幸せそうな事!!と、うるうるきていたのに…やられた。福山さんにやられた。
こんな真面目な巻ですら、あの中扉のネタ扉は健在でした(笑)。
くっそ、このバカップルめ!!(爆)
来月発売の最終巻に、どんな仕掛けがされているのか…ちょっとドキドキですな!!
毎年この時期のお楽しみ。
もう3巻になりましたよ、4クママンガも!

3冊目になって、更にコリラックマの成長っぷりが微笑ましいですね。
お気に入りは、「待ち人」(笑)。
うっかりお財布忘れてカフェに入っちゃったキイロイトリに、怒りながらも急いでお財布を配達しにきたお話ですよ。
わー。オカンをフォローしちゃうようになっているよ!!
そういう意味で「おはな」もいいな・・・「ひごろのかんしゃを」には笑ったけど(^^ゞ
っていうか、あれだよね。
コリラックマって、芸術家タイプだよね(冬至のお風呂の柚子をマジックでキイロイトリにしちゃうあたり素晴らしい。笑)。
私は、この二匹があれこれしている話が好きみたいです。

え? 主役はどうしたって?
いや、リラックマは抜群の安定感で、そこにいるだけで(爆)。

あとの心配事は、日々雄々しくなるカオルさんが、今年はもはや3月3日のひなまつりを忘れたを通り越して「耳の日」だと言いはっているところですかね・・・いろいろ、他人事とは思えず涙目です(ちゅどーんっ)
勿論、付録のラベンハムのキルティングポーチ目的で早売りの分を買いました!
大きなのはNGだと思っていたので、あのスリムさが良かった♪
これは使えます♪
バックに入れても邪魔にならないトールスリムフォルムにしてくれてありがとうですよ。

あとは、思ったよりお花のリースカレンダーがコンパクトで、これまたよくあるペラペラの紙質の2ヶ月ものでなく、厚手の紙の、一ヶ月毎タイプ。
おお、これは気に入った!!
写真もステキだったので、◎♪

本誌は、またゆっくり見たいと思います。
今年中はアウター一切追加しません、ってのを実践継続中なので手持ちアイテムを使えるコーディネイトを見てみる予定。
でも、手作り特集とかは多分、いや、絶対どスルー(爆)。

来月はネストローブのがま口コインパースらしいので、買いません(笑)
さてはて。
そろそろお尻に火がついてきました。ことのです(爆)。
正直、ここに書いてない読書日記というのが後に、ええ、年末に己の首を絞めるというのを分かっていながら・・・くくく。
学習能力皆無ですが、反省はしていないっっ(キッパリ)。
そんなこんなで、ゴソゴソと本棚を漁りながら、初夏のEURO廃人から残暑の全米オープンテニス廃人の時期の「忘れ去られた三ヶ月半」(当社のみ。自爆)の本を・・・うふふあはは(泣笑)

この本も、その一冊でした。
ロリさんのSBCシリーズ3巻ですね・・・何でこれを日記に書いてないのを思い出したかというと、この前のヴィジテーション・シリーズのあとがきを見ていたからです(笑)。
ああ、そういえば、みたいな(^^ゞ > 詳しくはヴィジテーション・シリーズの方を見れば「あ。これで思い出したのか」と納得してもらえるかと(笑)

そんなこんなで3巻です。
ある意味、ここでシリーズにある一つの区切りがついた巻ともいえるかな。
最初の時点で登場したキャラクターが全員片付いて幸せになった描写が、既にまとめモードになっていたからなんですが(笑)。
主人公は、人生あれこれツメの甘い男「暴れ馬」ことハーレー・ハンドルマン(笑)。
前作のラストにて、腕を脱臼しちゃった彼のリハビリ期間から物語が始まります。
ハーレーの隠れ家となっていたキャビンのオーナーであるアナスタシアとのやりとりが何とも微笑ましい・・・くっくっく。
いやぁ、まさか、あの時点まで 寸止め三昧 とはハーレーめ! よくやったぞ! 気の毒すぎて笑った笑った!!
2巻のハーレー登場の設定が、まぁ、ああいうものなので、嫌われ者の改心物語かと思いきや・・・可愛いよね。うん、ハーレー、マジ可愛いよね!!
なにげにサッチ伯父さんとの、精神的緊張感関係を浮き彫りにしつつ、アナスタシアの仕事(ライフコーチ)を絡めてくるあたり上手いな。
ロリさんの達者さって、随所に現れるんですが、無意識にアナスタシアがハーレーにすりすりしちゃうあたりは「さすが!」なんですよね(その時点では、何らそういう関係ではない二人)。
確かに彼女の作品って、ホットだし、セクシーな場面は本当にセクシーなんだけど、昨今のエロ全盛期(?)を迎えてこそ、その絶妙な按配においてロリさんが長い話、短い話どれを書いても圧倒的策士なのが窺える。
正直、他作家のヤリ倒している話よりも、あのすりすり場面のがよっぽどセクシーに思えるのはどうよ、と(笑)。
すまんロリさん!10年前はアナタの作品をエロの権化のように思ってた私を許してくれ!!的な(爆)。

今回の巻のお気に入りは、何といってもアレだな。
過去の既刊でカップルになった女性陣に加え、今回登場のアナスタシアとジャスミンを加えての女子会(笑)。
己の女子度の低さは無問題で、ロマンス本のシリーズものに登場する女子会的ノリは大好きなのだ(爆)。
そういう、ハーレーの悪友となった前作のフラレ男バーバーの恋の成就の可愛らしさに「おいおいっ!未成年かっ!!」的なツッコミを多々しつつ、ニヤニヤ笑いが止まらなかったのは、シリーズ読者ゆえか?(笑)
今までのキャラクターは皆、幸せオーラにあふれていて、特に1巻の悪役じみたキャラが嘘のようなロジャーのデレっぷりは、あのままミュージカルみたいに歌い踊っても誰も驚かないレベルでした(爆)。
主人公カップルをあれだけラブラブに書いて、まだ足りないかのように脇役にまで愛を注いでくれているのが嬉しいね。
これまでの既刊のネグレクトっぷりが及ぼすあれやこれやを鑑みると、この話が一番その面で緩く優しい気がしました。
だからこそ、(メインカップルと並行してあのレベルまでバーバーの話を)書けた、まとめられた、区切れたといったところか。

んで、何故にこのタイミングで、この本を総括しているのかと・・・この日記の冒頭あたりに戻るとか(笑)。
このシリーズの続きが・・・そうくるのか!!というところです。
正直、短編なので翻訳を望むにはしんどいのですが・・・よし。幸い(?)出版社は同じだから、サクッとやっちゃって下さい!
ヴィレッジブックス様! > 懇願モードなう!!
月刊とはいえ、一回あたりのページ数が多いので、もう7巻ですわ。
でも内容はといえば、まだ津軽三味線甲子園の個人戦をやっていますがね(笑)。

今回は雪と総一の演奏のみで一冊終わった。
「おお、これぞ少年マンガ!!」とある意味、胸熱(笑)。
(キャプテン翼みたいに、90分の試合にコミックス数冊かけるのが当たり前と思っている基準が残念な読者なんで乙ww)
羅川さんが上手いのは、雪の演奏に対する各キャラクターの反応が現しているところ。
特に梅子ママの、雪の演奏の実父・松吾郎への屈折した、執着にも似た感情が吐露されていてあそこは抜群でした。
雪の中での音のアイゼンティティクライシスが、あの一曲で起こっている事に気付く人物の多さに、この物語での時間の流れと変わりつつある雪のあれこれを描き出しているというか。
そこの対比が、あの総一の演奏なんでしょうが・・・ガチだな。おい(笑)。

次は4月かぁ。
新鮮な気持ちでコミックス読みたいので、雑誌読むの我慢するよっ(うずうず)
J・R・ウォードのジェシカ・バード名義の中篇の翻訳、読了。
王道すぎて、逆に苦しかったというか(笑)。

いやはや。
リハビリを兼ねての一冊目にこの本をチョイスしたのはしくじった、と気付いたのは、叩きあげセレブのヒーローが、ヒロインに己の金持ち具合を隠す為に、時計をはずしてコソコソ隠したところあたりから(笑)。
いや、冒頭の、ヒーロー賛歌の中でグルーピー、あ。違った。若者金融マン達のファッションチェックあたりから、じわじわきてはいたんですが(笑)。
ドアマットではないものの、何故にあそこまで疑われないといかんのだこのヒロイン・・・そもそもこの男の引っかかったビッチに問題があるのか?!
いや、名前もろくろく登場させてもらえないから、それもないか(爆)。
でも、いきなり初対面近い男に、割り勘神話を懇々と説教されたらドン引き以前の問題な気も(笑)。
ラストに、幼い頃にアルコール依存症の父親から虐待を受けていたヒーローに対してヒロインがカウンセリングを持ちかけますが・・・いろんな意味で、それはいい手だと思います。
この彼、人を信じられないとかいうトラウマよりも、何かこう、怖かったんですよ。
テンプレヒーローの設定と言われたら何ですが、とにかく感情の起伏がヒロインに対してパない。
仕事相手程度にはライトなのに(冷たい意味で)、ドメスティックな相手に対してのあれは、本当に怖いんで、有り金つぎ込んででも診察してもらって!!とか思ったり(^^ゞ
あと、気になったのは、過去の話を知ってからのヒロインの、ヒーローの亡くなった父親に対してのあれこれがまさに手のひら返した状態なのは、その、いかがなものでしょうか(^^;
かりにも、それなりのやりとりがあった相手ですし、その描写もモノローグ等に挿入されているので、もう少し葛藤らしきものが欲しかったなぁ。
父親と息子、どちらにも接した立場としては。
このボリュームでそこまで書くのは、と言われたら終わりなんですが、でも、これ(シルエット・スペシャル・エディション)よりも更に薄いシリーズでも、それをやっている作家さんはいらっしゃるので、あえて言う。
上手いのは分かるんですが、そう、キャラクターに何らかの思い入れとか聞かれると「No」な作品でした。
積み重ねた素敵な2人のやりとりを、たった一行で バルス! なかった事にした件が章の終わりだったりとかは、もう残念さに拍車が(^^;
ああいう環境設定なのに、妙に密室感を感じたりするのにもちと違和感だったかな。
とにかく鉄板ストーリーを描く上手さにキャラが上滑ってしまい、若干居心地の悪かったというか(^^ゞ
続編、あるの? 兄と弟・・・ああ、でもウォード名義で売れすぎて契約問題で色々ありそうだな、こういう場合(笑)

私がガチBDBシリーズ信奉者なら、このヒーローのショーンくんが、あのブッチ・オニールの同級生っていうだけでムハーッ!と喜べたのでしょうが(笑)。
むしろ、辛酸を舐めながらも普通の道(?)を歩んだこっちのショーンと比べ、斑があの後に 変態(V含む。爆)にかどわかされたり襲われたり死にかけたりの あれやこれやで、もはや人外キャラになっている事を思えば・・・何というか・・・勝手な行間を読んだ妄想のが笑えたかも(爆)。
いや、人生どう転ぶか分かりませんねっ☆ > 強引にまとめすぎだろヲイ!!!

観戦なう

2012年11月14日 スポーツ
勿論、ブラジルW杯 最終予選 オマーン対日本 です。
前半21分、長友からのクロスを清武が決めて、日本一点リードのまま前半終了です。
長友のあの上がりっぷり、先日の対ユベントスを思い出しますな。
フランス代表を驚愕させた「長友特急」ですぜ(笑)。
清武の方は今、チーム(ニュルンベルグ)が苦しい時だけど、思えばブンデス序盤戦のあのチームの得点に全て絡んだのは彼でした。
後半も期待です!

この試合、負傷で香川、内田、宮市など招集されていないのですが、だからといってたとえこのまま勝ったとしても、不要説とかいう早計な話にならん事を願うな > 報道
ウッチーの場合、前の出場停止も重なって何とも(^^;
追加招集の高徳はどうなるんだろ。
前プレのオマーンにガチっている分、今ちゃんの痛みっぷりからそのカードはあるか、とにらんでいるんですがね。
ザックがとにかく、マヤに「あがれったらあがれーっ!!」と指示している通り、ラインが、ね。
個人的には、所属チームの監督であるマガトに干されていた長谷部が、マガト解任と同時にチームにスタメン復帰しているから動きがとってもいいのが見ていて嬉しい♪
経験値や彼の持ち味からくるあのブレなさ、やはり彼がキーマンの一人ですからね。

・・・つか、寒いんデスガ!
画面のオマーン・マスカットは暑い限りのようで(なにせヤットくんが半袖だ。笑)、画面と日本の温度差にガクブルですね。


そういえば画像の「Sports Graphic Number 2012年 11/8号」も買って読んだんですが、この日記に反映させないまま忘れてましたヤッホー(笑)。


+追記+
後半、FKから同点にされてしまいます。
が!
後半44分、途中交代で左SB入っていた酒井高徳のアップから、ヤットくんのヒールで味付けされたボールを岡崎が決めてくれました!
うおお、高徳の最終予選デビューだったのですが、こんな結果に!
嬉しいわ!!
つうワケで、勝ち点3を捥ぎ取りました!(しかもアウェイで)
次は3月のヨルダン戦ですが、その頃だと欧州組も優勝争いしているチームとかだとタイトなスケジュールになっているから(CLやEL、更にカップ戦も並行させているチームもある筈)難しいでしょうね、色々と。
あだち充の作品では『陽あたり良好!』と『みゆき』が好きなことのです。
こんばんは(いきなりKY全開。爆)。
だってさー、『みゆき』と『エリア88』読みたさに「少年ビッグ」を買っていた女ですよ私!(キリッ

まぁ、それはさておき。
昨日、ツイッターでフォロワーの方のツイートで「明日発売のダ・ヴィンチ、パラノーマルロマンスの記事があるんですってー」というタレコミが!
おお、それは買いますぜよ! と、6ページの記事の為にお買い上げだぞ > 大人だからなっ!!(笑)

で、読んだ。

これ、パラノーマルロマンス特集というより、パラノーマル・ヤングアダルト特集でないのか?という偏りっぷりが何とも…な記事内容でした(^^;
推し本が、『トワイライト』『シャドウハンター』『漆黒のエンジェル』『霊能者は女子高生!』ときては(笑)。
いや、全部持ってるし蔵書ですけどね(笑)。
だからこそなのよー。
ヴィレッジブックスの本がえらくフューチャーされているんですが(なにせ『トワイライト』の版元)、それなら他にもあるのになぁ。
新刊だし、『漆黒~』は映画化も決まっているから前面に出したいのも分かるんだけどなぁ・・・んががっ。
それならメグ・キャボットを並べるようにするのは勘弁願いたい。
「え? ラノベ?ちょっと、なぁ・・・」と、あの見開きだけでパラを初めて読もうという人の幾人かを篩にかけました、あれ。
(ましてやメグ・キャボットは理論社から出た分の改訳文庫化なので厳密な意味の新作ではない)
他にもあるじゃん、ヴィレッジのパラノーマル・ロマンス!
ローリ・フォスターの別名義L・L・フォスターの「光の使者ギャヴィ・コーディ」三部作とか、カレン・マリー・モニングのハイランド・シリーズとかフィーバー・シリーズとか。
メリー・ジェントリーよりも、同じハミルトン作品ならアニタ・ブレイク・シリーズのがウェアウルフもヴァンパイアも出てくるのにっ!とか、本当に、あのページ数でどんだけ盛り上がったのか私(笑)
まぁ、つまりはあの記事の狙った年齢層が明らかにヤングアダルト層だと思う推し本の数々で、読んではいるもののピンときませんでした。
英国パラソル奇譚は、まぁ、手堅い目玉作品でしょうが・・・ああ。担当選者がヤングアダルト作品ウォッチャーじゃあな。
たまに『高慢と偏見とゾンビ』と『妖精女王メリー・ジェントリー』みたいなヤバ変化球も選んではいるけど、全体的にポップでビジュアル化に向いた作品が多いですね。
私のようなニッチな読者には・・・まぁ、その、いろんな意味でホニャララでワロタ(爆)

いや、そんな事は正直どうでもいい。
本当にどうでもいい。
あの記事の最大の驚愕の部分はこれだ!!

J・D・ロブ(ノーラ・ロバーツの別名義)のイヴ&ロークシリーズをパラノーマル・ロマンスとのたまった件

こ、腰が抜けたーーーーっ!
というか、なにをもってしてあのシリーズをパラノーマルとかいうカテゴライズするのだ?!
確かにロークは、魔法のように金を持っているが、それは単に彼の趣味が金儲け、特技が金儲け、仕事が金儲けなだけだ!(爆)
オートシェフやらホログラムも魔法のようですが、あれは時代設定が近未来なのでテクノロジーが発達した結果のシロモノです(つまりはドラえもんの道具みたいなもの)。
このシリーズを読みはじめて10年になりますが、今だかつてこれをパラノーマルなどと言った人にはお目にかかった事はありません。
(きっとノーラ本人もビックリだよ。爆)
事実、RITA賞などでもこの作品のカテゴリーは「(近未来設定の)ロマンティック・サスペンス」です。
ノーラ名義もお読みの方は分かるでしょうが、彼女のパラノーマル作品には、妖精とか魔法とかしっかり出てきます(何作かは柿沼先生の翻訳なので読んで!笑)。
どちらも読めば、その違いは明らかです。
絶賛休刊中(笑)のハヤカワイソラ文庫からお勧め作品をチョイスしているよりも、私としてはこっちが一番解せない。
長年のノーラ読者として、彼女の作品を頓珍漢且つ上っ面にカテゴライズして下さるなんて余計なお世話としか(失笑)。
そんな事をしなくても、現時点で翻訳は28巻と巻数を重ねていますからね。うん。

さてはて。
そこで、ふとした考えが・・・この記事、誰得だったのだ?(笑)
ウズウズするだけで納得いかなかった事のが多かった点から、私得でなかった事は確かだ・・・ちっ、立ち読みにしてりゃあ良かった(本音)。
本日はちょこっとイベントに参加してきました。
翻訳ミステリー大賞シンジケート 名古屋読書会です。
以前から翻ミスの読書会に参加したい!と思っていましたが各会場とも日程が合わずにいました。
翻ミスをご存知の方なら、この名古屋読書会が毎回凄いネタを提議して下さっているのは周知でございますが(参加者の皆さんは真摯な姿勢でいらっしゃっても、レポートを読んでいる限りは・・・ぷぷっ。笑)、丁度、名古屋には地元民のお友達もいて毎回参加しているのでアウェイではない筈!と決め込んで、申込みしてみました。
多分、一番人気であろう名古屋らしく、あの募集人数があっという間に埋まるのはさすがでした・・・いやはや(^^;
というワケで、地元関西でなくいきなり名古屋に乗り込みだがやー!(笑)

読書会というのは、決められた課題図書を読み、それについてディスカッションするワケですが・・・今回の名古屋の課題図書はこれ!

ジル・チャーチル「ゴミと罰 」(創元推理文庫)

いやー。
まさか、この見事に途中で挫折したジェーン・シリーズを再び読む日が来ようとは!(爆)
もうね、だからね、ロマンス読みにはつらかったんだよ、これ(笑)。
ロマンス部分が進まなさすぎて(爆)。
まぁ、これも縁です。超久々に読んで、やっぱり私、メル(ヴァンダイン刑事)が好きだわ、とか思いつつ。
今回は作品の中に登場する「ある料理」を実際に作って食べる「ミステリーキッチン」と、裏メニューとして「あのカクテル」が登場するバー開催!
さすがです!さすがすぎます名古屋!!

そんなこんなで早めに名古屋に到着し、お友達にサンシャインに連れて行ってもらいSKE48ショップ襲撃したり、味噌カツ食べたり、お買い物したり、とナニをしに行ったんだお前!というハナシですが(笑)。
しっかり読書会の方、二次会も参加してきましたよ。

読書会の方は、後日、翻ミスの方でレポートが発表されるのでそちらを参考に(後日、私のツイッターの方でリツイートすると思います)。
公式よりも早くあれこれ書くつもりはありませんので・・・ふ。ふふふのふ(←いろいろ思い出しているらしい。笑)
アウェイの中の参加でしたが、本当に楽しかったです。ありがとうございました。
やっぱり百人いれば、同じ本でも切り口も読み方も好みも百通りです。
ステキな参加者の皆さんのお陰でいろいろと初心に返らせてもらいました。
今後もっと精進したいと思います > いろんな意味でそれはや・め・と・け!!(爆)
いや~。
まさか、こんな展開になるとは!
勿論、旧版オリジナルも全部持っていて大切にしています。

が、書き下ろしもあるよ♪と久世さんご本人が仰る「完全版」です。
全3巻分本編に書き下ろし、他にも暴営の未収録分追加などなどして2冊にドーンと・・・これを買わずしてどうしましょうよ?!

そして予約したんですが・・・あれ?
25日発売じゃなかったっけ? この前、マダムとお買い物していた時にも見つけて「もう平積みされてますよねー。まだ届いてないんですよねー」と呑気に言ってたんですが・・・わはは!
私が予約していた限定版の発売は一週間ばかり後の31日でした!(笑) > いや、まず確認しろよ発売日をww

そう、私が予約していたのはこっち!
【販売店限定】書店向け限定POP付 暴れん坊本屋さん・完全版 平台の巻&棚の巻セット でした!

いや、価格は変わらなかったんですよ、バラで買っても。
そっちのが到着は早かったんでしょうね・・・が!
画像をご覧のおまけのPOPです・・・いやん。
ハチさんがいるじゃありませんか! (ハチさん=「暴れん坊本屋さん」参考。番子さんの元同僚の書店員さんでお友達。コミック& BL担当)
これをゲットせずしてどうする?!(爆)

というワケで到着して、 早速ハチさんを自分の本棚のBLコーナーの前に飾りました!
本望です!!(ちゅどーんっ)
新しく収録された分も沢山あって「あ、これ始めて読む!これも!これも!!」と、特に本販通信の充実っぷりはウハウハ状態です!
買って良かったよ~(^▽^)ノ

何回読んでも「暴れん坊本屋さん」は飽きません。
この日記を読んで下さっている方なら、本好き本屋さん好きであると思います。
未読の方、この完全版が発売されたのを機に、一度読んでみませんか?
絶対「うひゃひゃ」と笑えること請け合いです(笑)
さっさと各ネット書店、リアル書店から消えた最新号(笑)。
お友達がツイッターで良い評価をしていたので、コンビニで見つけてお買い上げしてみました。
目当ては付録のレスポのバッグ・イン・バッグでしたが、確かにいい出来でした。
構造は以前、Steadyであったレストローズのと似てるんですが、いかんせんあれはデカすぎて、中の仕切り部分を取り除いてランチトートとして使用したぐらいです(笑)。
そういう意味では、これは適度な厚みで◎。

このクオリティを付録でつけて、本誌があれだとそりゃ完売するな(^^;

表紙と特集が嵐、二宮の連載もあって、しかも今月号はチャンミン(東方神起)まで登場とあれば(^^;
もっともワタクシ、麻里子様充するのに忙しくそのあたりは軽くスルー(爆)。
読了した分の本誌は、東方神起ファンの会社のお嬢さんに のしつける 差し上げるとしますよ!
エコですよ、リサイクルですよ!ww

さて、来月号の予告・・・うわ。
ジェラードピケの卓上カレンダーとポーチか・・・いや、卓上カレンダーはWITHの分を狙っているから付録はどうでもいいんですが・・・そうなんですか・・・。
麻里子様が表紙、特集記事も麻里子様! とか・・・いや、そ、それは・・・。
・・・誰か、付録目的で買う人、近所にいないかしら?本誌だけ欲しいんだけど(ぼそっ)
皆さんは『戦国鍋TV』という番組をご存知ですか?
なんとなく歴史を学んだような気になれる、歴史上の出来事や人物をパロディがてら描くバラエティ番組でした。
実際、その歴史上のあれこれを全然知ってなくてもクスッと笑って楽しめるというところが大ウケした理由の一つかと思います。
何せ赤穂四十七士をAKB48になぞらえるという、誰かやりそうでそれまで誰もやってなかった事をしましたからね(笑)。

そこでこの本です。
『暴れん坊本屋さん』以来、大ファンの久世番子さんの新刊ですが・・・なにせ新刊帯がスゴイです。
読んでなくても大丈夫! 」といきなりでーん!!と(笑)
名前しか知らない超有名文豪と名作を知ったかぶれる文藝コミックエッセイ・・・いや、これは、もう、そういう次元を超えた名書です!
兵庫県民のワタクシとしては、城崎温泉のあらゆるところに鎮座販売されている(実話)志賀直哉『城の崎にて』の隣に置いて販促したい気持ちです!(爆)

とにかく読んで下さい!
コミックスのところに無くて、文芸書コーナーにある場合もあるそうです。
あと、売れに売れているので既に3版も決定しているようですので品切れの場合もあるかもしれません・・・が、駆けずりまわって探してでも読んで!!
読んでこの私の腹筋崩壊っぷりに同意して下さい!!

そういえば、この本の中にこんな文がありました。

『たけくらべ』のあらすじを知っている女子の五割は『ガラスの仮面』で知識を得ている

余りに真理すぎて笑い死にするかと思ったYO!
それと同じ類では、エミリ・ブロンテ『嵐が丘』のキャシーとヒースクリフが大人になってからの話を知らない、オルコット『若草物語』のクライマックス場面は三女ベスの猩紅熱!!とかいう症状も(^^;
いや、ウチの愚弟も現役教師だけどヤツの『源氏物語』の知識の元は、姉の本棚にあった『あさきゆめみし』だしな(アイツ、絶対に原文を教科書以外で読んだ事ない筈。断言出来るぞ。笑)

閑話休題。

ちなみにこの『よちよち文藝部』の中で私のお気に入りは、ぶっちぎり中原中也の回!
もう、黒目! 黒目がっっっ!!!
泥酔した際の乱行とか、友人をビール瓶で殴ったとか、数々のエピソードは知ってはいましたけど、番子さんの切り口と解釈がもうたまらんスマッシュです!
この1本だけでも、新刊買いした甲斐がありました(笑)。
あと、中島敦も吹いた・・・いや、まさか敦がリア充とか(爆)。
『山月記』をリア充が書いたとか、もう、何というか私も長年、中島敦はうっすらぼんやりした配線違い気味の天才と思ってたフシがあるので・・・リア充・・・リア充・・・くっそ!(爆)
そういう意味では、まぁ、三島とか谷崎とか川端は、まぁ、その、アレだと分かって作品読んでるのでいいんですが(いいのかよ。笑)。
そこらへん、ホトトギス関連とかアララギ派とか他にも、あの時代は本当に作品以上に作家の人間関係が昼ドラだったフシが(笑)。
この本の中にもちょっと触れておられますが、島崎藤村とか今度の昼ドラにどうですか?!(爆)

たまたま、中学生の時の担任の先生が、現国担当でもないのに(確か数学か美術だったのでねーか、あの人)、やたらと武者小路実篤を薦めてきたのが私の日本文学を濫読するキッカケだったと思います。
当時は、中学生の女の子=集英社コバルト文庫だった時代に、完全に異色で図書室で講談社から刊行された横溝正史全集(あの角川映画で大ブームになる前に刊行された貴重な箱入り単行本全集。貸し出しカードが全て白紙だった。「こ、こんなお宝をっ!」と叫んだ当時の私。爆)を貪るように読んでいた変り種の子なら、何でも読むだろう、と思われたのでしょうかね?(笑)
実際、そうでしたけど。
今となっては感謝です。後に現国に取り上げられるような主要作品は、殆ど既読となっていましたからね。
というワケで、私の中のスペイン風邪はエドワード(『トワイライト』)ではなく夏子さん(『愛と死』)だ(爆)。

あー、でも、歪んだ読み方を出来るという意味では、私、番子さんよりもヤバそうで・・・すんませんすんませんwww
色々とすんません、文豪の先生かた!
そんな謝りたくなっていたところに、心強い同士を得た気分に勝手になれる一冊です。
今年の爆笑コミックを一冊選べと言われたら、これ1本でキマリです!!
さぁ、読んでアナタも知ったかぶり仲間!!ww
いやはや。
隅から隅まで舐めるように読まざるをえないっ(キリッ という特集ですよね!
んで、本当に狂ったように読んだ。
おかげさまで、今日、次の号が発売されていた事をうっかり思い出した始末(爆)

きっと皆さんは香川! マンU!! 吉田!!! とお読みでしたでしょうが、そんな中「うお。ボアスたんっっ!」「ぬおっ。ストークとかっ!デラップ砲とか私得すぐるwww」とか、完全にどうよそれ?!的な読み方をしていましたすんませんすんません(笑)。
ホンマに楽しかったんだよぉぉ、シティサポのエッセイとか、もう泣く。
以前、この日記にも書いたドキュメンタリーと類似していて泣けたってば!!
サポ愛、パねぇ!!

でも、この号でマンUとかチェルシー以外にもこんなに面白いんだわプレミアって、と思ってもらえれば幸いだな。
吉田麻也が移籍したサウザンプトンとか、まぁ、知れば知る程に面白い(ランバートなんて、超イケメンじゃないっすか!見て見て!マヤニスタ以外もあそこの試合はチェキって!)。
私の好きなパーカーのいるトッテナムも、そしてガチ応援しているリヴァプール(絶賛逆噴射なうorz)もいるしなっ!
もっとバンバン取り上げてもらいたいですよ。


リーガ・エスパニョーラも、こうやって大々的にクローズアップしてほしいです・・・そうね。うん、確かにバルセロナとレアル・マドリードはよく特集されるんですが・・・他にも取り上げてほしいチームいっぱいあるの!
ビルバオとか! ビルバオとか!! ビルバオとか!!! (大切なことなので三回言いました。キリッ)
他に絶好調のアトレティコとか(王子がいた時に、こんなバルサに次ぐ2位とか夢でもなかったのでガクブルです。笑)、セビージャとかベティスとか、どちらかというと濃ゆい個性的なチームが好きなのですYO!
カソルラたんいなくなっても、マラガにはホアキンさんとイスコたんもいるしね!
そんなこんなで、趣味に走らずにはいられない特集でした。
恐ろしい勢いで売れたようで何より(笑)
結局、保留だなんだ言っておきながら「ま、今は巷にあふれているけど一年ぐらい寝かせておけば少しは減ってるだろうからいいか(笑)」とかいう事で買っちゃった(笑)
いい出来でしたよー。
他のファッション雑誌の付録とここの最大の違いって、縫製と最後の処理じゃないのかしら?
うん。裏地のところも取っ手のところも無難にコストパフォーマンス的には最高レベルで仕上げてありましたよ。
あ、でも今号より次号のがガチ買いです!
ラベンハムのバニティポーチと、リースカレンダーですもの♪
・・・そっか。カレンダーが付録につくような時期になってきたんだ、もう・・・(遠い目)

本誌の方もしっかり読めるのがこの本のいいところ。
これに比べるとこの前のIn REDは・・・(ごにょごにょ)。
貫地谷しほりちゃんの着こなしページが癒されたの何のって!!
大人の女子旅は島根でした・・・出雲大社、もう何年、いや、何十年ご無沙汰かしら・・・玉造温泉に行く時に宍道湖沿いを通ってドライブしたんだよね、家族で。
大人になった今なら、違った楽しみ方も出来そうね。

本誌の方は、もちっと鑑賞予定。
手持ちアイテムと似たものを用いているコーディネイトのチェックせねばね!!
アニメ化記念期間なのか、二ヶ月連続でコミックス発売ですよ!
収録されている部分を見てびっくり!
本当に本誌の現在位置の間際まで・・・クライマックスの部分なんで、毎号はぷはぷしている分、ちょっと心臓に悪い(笑)。

そんなこんなで、巴衛の過去編です。
過去で巴衛と奈々生が逢うところまでがこの巻に収録されていました・・・うっうっう。
巴衛に関しては勿論なんですが、瑞希のくだりがもう泣けるったら。
連載時、ミツハが出てきた時に「この子の設定をどう落とすんだろうな」と思っていたら・・・そこ?!そこか! と、だーだー泣いた。
そうなってくると、雪路の設定もどう考えても二重三重の伏線があるとなってくるので・・・あ、あれ?
出かけちゃったし!
入れ違いだし!!と、何やら予想以上の斜め上具合設定と見た!

何とか全員が幸せに終われるようにしか祈るしかないところまでやってきたな・・・とか。
読んでる連載が全てクライマックスになっているので、毎号泣いてる有り様です(^^;
うふ。
うふふふ。
うふふのふー、の一冊です。クレンツの、ジェイン・キャッスル名義、ハーモニー・シリーズ(またの名をゴースト・ハンター・シリーズ)の翻訳!!
どこまでいってもブレないクレンツに胸熱!!

そうなのです。
ご存知、キャッスル名義の長編は「SF設定」とか「近未来設定」とかいう部類のものばかりを集めているのですが・・・えーっと、いい意味でクレンツです。
そんな設定ですら、1ミクロンも自分の 芸風 作風からブレません!(爆)
200年前に地球人が移住した惑星ハーモニーを舞台に、いろんな特殊な「能力」を持った人々が古代ハーモニー人の遺跡から出土する財宝を探し求めている。
ヒロインのリディアは高い能力者ながら、半年前に遺跡で事故に遭い、その間の記憶を失ってからというもの、その看板にケチがついた状態になる。
能力に似つかわしくない寂れた博物館で働いている彼女の元に、盗まれた家宝捜査を依頼する謎めいたエメットという男性がやってくる。
コンサルタントとしての独立を目指すリディアにとって願ったりの顧客だが、そんな最中に遺体と遭遇し、あれよあれよの展開に・・・。

と、まぁ、読んでいても別にSFちっくに思わないワケですよ。
舞台が地球以外なだけで(いや、そこ重要ですから!!爆)
だって、大学をクビになってお金に困って務めている博物館の寂れっぷりとか、住んでるボロアパートが・・・エレベーターが壊れていて5階までひーこら階段上ってるとか全然SFくさくないでしょ!(笑)
ただ、超能力がすごく当たり前な存在なだけで・・・って、それがキモなんですが、それすらも違和感がない。
もっとも、クレンツ作品の普通の設定(?)ですらキャラクター達は斜め上上等で、さしずめ一般人から見たら十分超能力者ばりの変人揃いだとかいう落とし方というハナシも(爆)
ここでは、ゴーストを扱い、操り、狩るというゴースト・ハンターが能力者の中でクローズアップされていて、エメットもその一人。
脅迫にゴーストを使ったりする悪役の王道さを完全に食ってるのがクレンツ作品のヒーローたる由縁で・・・このエメットさん、ゴーストに乗ってきた車の見張りをさせる とかいう人です(笑)。
仙人キャラとか、配線違いキャラなのはお約束なんで今や全く驚きませんがね(またこのエメットがこのハーモニーきってのハンターとかいうのもお約束。爆)。
また、そんな飄々としたエメットと、Dekiる頭の回転の早いリディアという組み合わせも鉄板です。
まーた、可愛いんだエメットが!
リディアのコメントにいちいち反応しては、悶々している様が(笑)。
何より、このエメットさん、 気の毒なぐらい何度も寸止めの刑を喰らっている のがたまりません!(キッパリ
ああ、いい寸止めでした。おかわり下さい!!(ちゅどーんっ)

最高に突出した人物でありながら権力欲がなく飄々としているヒーロー、能力と才能に溢れ、美人ながらウィットに富んだヒロイン、ヒーローと師弟関係を思わせる少年キャラとのやりとり(甥っ子よりも、むしろリディアのご近所さんゼーンくんのがナイスでしたなっ)とか、本当にブレません。
そもそもゴースト・ハンターをたばねる組織(ギルド)があるとかいう胡散臭さを何であんなに活き活き書いてるのか、ってハナシだが、それがクレンツ節ってもんです(キリッ
ペットも出てきたしね・・・ワンコじゃないけど!
今回はウサギはウサギでも・・・ここがSFでしたな!ダスト・バニー!!
目が二対、足が六本!! でも好物はプレッツェルとか、不思議ちゃんながらナイス脇役でした・・・くっ。このダスト・バニーのファズと真剣にやりとりしているエメットとの場面に「ああ、核心犯だよ作者・・・」とか思うクレンツ読者多数(^^;
最初から最後までニヤニヤ笑いが止まりませんでしたねー。
相変わらず、事あるごとにお茶飲んでるし(しかも名前が「共鳴茶」。笑)、頓珍漢な小道具とか満載だしうひゃひゃ。

そんなこんなで、クレンツ読者は絶対に大満足の一冊でした。
これを機会にクレンツ作品に挑戦・・・という方には、ちょっとリズムに乗るのが難しいかもしれないけど「ロマサス界のコージー」と思ってのんびりお茶でも飲みながら読んでもらうのも一興かと。
あー。続編翻訳を祈ってなりませんわ!!
リディアとエメット(とファズ)に絶対また会いたいよ( ̄▽ ̄)ノ

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