美しき盗賊と傲慢な公爵 (マグノリアロマンス)
2013年6月19日 新刊レビュー
昔なつかしいローリー・マクベインが翻訳で甦ったよ第二弾は、うひゃひゃのスコットランド関連作。
しかもカローデンの戦いからお話が始まるという衝撃なものでした。
もっと衝撃なのは、戦いの悲惨な場面よりもヒーローとヒロインの話の聞かなさと融通の利かない傲慢で頑なさの相乗効果キターッ(爆)
ワタクシ、某書のせいでスコットランド関連の書物を読み漁りすぎた弊害で、中途半端な描写とか辻褄があわない設定やプロットがすっかり駄目になりまして(トホホ)
でも、この話…ここ最近読んだスコットランドものの中では群を抜いて、よく出来ていました。
あの時の戦い当日時点でヒースがどの状態か定かではないところなので、劇的に「花」と書きたいところを抑えているあたりGJ!とか既に論点ズレていてすんません(笑)
衝撃的な冒頭がそのままヒロインのトラウマらしきものになるというのとか、そこであったイングランド兵士が後に再会する事になるとか、上手いですよマクベイン。
話は、元々はイングランド侯爵の娘でありながら、父親からの援助を一切受けることなく、母方であるスコットランド人の祖父の元で育ったヒロインのサブリナとその姉、弟。
カローデンの戦いでその祖父を亡くし、城から追われイングランドに戻るも、養育放棄し海外にいる侯爵の田舎屋敷はあれど食料にも困る始末。
姉と弟、そしておばを、侯爵の地所で暮らす貧しい住民たちの生活の為にサブリナがとった行動というのは、男装をして強盗を働くことだった。
しかし、ある時に顔に醜い傷を持つイングランドの貴族、キャリマー公爵ルシアンに捕まってしまい…という、古典らしい義賊ネタもの。
ここでマクベインらしいのがコッテコテのロマンスぷんぷんな組み立てをしているところ。
義賊に扮するヒロインがする男装が、かのボニー・チャールズの扮装だったり、公爵家の相続話でもめているヒーローの相続条件が結婚だったり、ね。
最後にゴシックもの的な不気味なロケーションに宝探しに出かけて危機迫る、まで登場するのですよ!
最初の出会いは強盗と被害者だった筈が、お互い複雑な家庭事情も手伝い、運命のしがらみのように絡み合って結びつく様は天晴れ。
特にヒロインの父親と、ヒーローの財産を狙う彼の従姉弟たちの悪役っぷりはいい按配。
初志貫徹というか(それに比べるとヒロインの継母は打算力ありありクールすぎて面白みに欠けた。しかも脅迫ネタを握ったままフェイドアウトとか全然惜しい。笑)。
もうね、そんな悪悪しい脇役たちが暗躍する中、彼女を手に入れて愛人にしちゃうぞウキャッ♪とかなっているうち、うっかり逃げられるルシアンの若干ツメの甘いところとかニヤニヤしつつ(爆)。
放蕩者じゃないのか、お前。何だ、その結婚となった後のあれやこれやの初恋を自覚した少年のようなピュアアピールは!!(笑)
そんなルシアンに対し、何と言うか…ハンストならぬ湿地ストとかやって死にかけるサブリナには…ごめん。おばちゃん辛い点数しかつけられないわ(^^;
子供っぽいといったら子供っぽいで済むんでしょうけど…実際、まだ16歳ぐらいだし。でも、死にかけるまでストすんなよ、とか冷静に読んでしまったわ、あそこだけは(笑)
死に掛ける→そのまま記憶一部喪失とか「古典ェ…」とか思いつつも、そのあとのデレしかないサブリナにきゅんきゅんしつつ、記憶が戻って拒否されるのを怖がるルシアンの哀れというか乙女なところに手に汗…は握らなかったけど、ちょっと持ってかれたわ(^^ゞ
それでも、素直に自分もデレられないんだけどね(笑)
強盗に襲われたり、無理やり結婚押し付けられたり、相続にまつわる因縁から命を狙われ続けたり、愛しい奥さんとすれ違ったり、とにかくヒーロー大忙しの1冊。
ヒロインの一族がことごとく斜め上キャラだとか、そんな中でしっかりロマンスを展開しているんだから…ある意味、彼を褒め讃えるべきだよ!(爆)
そうです。この書き方で薄々お分かりかと思います。
この本の評価を分けるのはズバリ、ヒロインの頑なさ です。
私は、苦々しく読む事が多かった、とだけ言っておきましょうかね。
ヒーローのルシアンがいいカンジの傲慢くんだったので、楽しく読めてはいたんですが…とにかくサブリナの言動が猪突猛進すぎて疲れました(^^ゞ
脇役も際立ったいいキャラが揃っているし、最後の宝探しなんてロケーションとか、その設定とかニヤニヤしちゃうぐらいストライクだったので…ああ。勿体無い。
これの続編があるそうなので、とりあえずそっちを待って、改心した 少しは譲歩を覚えたヒロインの後日談を拝むとしますか?(笑)
しかもカローデンの戦いからお話が始まるという衝撃なものでした。
もっと衝撃なのは、戦いの悲惨な場面よりもヒーローとヒロインの話の聞かなさと融通の利かない傲慢で頑なさの相乗効果キターッ(爆)
ワタクシ、某書のせいでスコットランド関連の書物を読み漁りすぎた弊害で、中途半端な描写とか辻褄があわない設定やプロットがすっかり駄目になりまして(トホホ)
でも、この話…ここ最近読んだスコットランドものの中では群を抜いて、よく出来ていました。
あの時の戦い当日時点でヒースがどの状態か定かではないところなので、劇的に「花」と書きたいところを抑えているあたりGJ!とか既に論点ズレていてすんません(笑)
衝撃的な冒頭がそのままヒロインのトラウマらしきものになるというのとか、そこであったイングランド兵士が後に再会する事になるとか、上手いですよマクベイン。
話は、元々はイングランド侯爵の娘でありながら、父親からの援助を一切受けることなく、母方であるスコットランド人の祖父の元で育ったヒロインのサブリナとその姉、弟。
カローデンの戦いでその祖父を亡くし、城から追われイングランドに戻るも、養育放棄し海外にいる侯爵の田舎屋敷はあれど食料にも困る始末。
姉と弟、そしておばを、侯爵の地所で暮らす貧しい住民たちの生活の為にサブリナがとった行動というのは、男装をして強盗を働くことだった。
しかし、ある時に顔に醜い傷を持つイングランドの貴族、キャリマー公爵ルシアンに捕まってしまい…という、古典らしい義賊ネタもの。
ここでマクベインらしいのがコッテコテのロマンスぷんぷんな組み立てをしているところ。
義賊に扮するヒロインがする男装が、かのボニー・チャールズの扮装だったり、公爵家の相続話でもめているヒーローの相続条件が結婚だったり、ね。
最後にゴシックもの的な不気味なロケーションに宝探しに出かけて危機迫る、まで登場するのですよ!
最初の出会いは強盗と被害者だった筈が、お互い複雑な家庭事情も手伝い、運命のしがらみのように絡み合って結びつく様は天晴れ。
特にヒロインの父親と、ヒーローの財産を狙う彼の従姉弟たちの悪役っぷりはいい按配。
初志貫徹というか(それに比べるとヒロインの継母は打算力ありありクールすぎて面白みに欠けた。しかも脅迫ネタを握ったままフェイドアウトとか全然惜しい。笑)。
もうね、そんな悪悪しい脇役たちが暗躍する中、彼女を手に入れて愛人にしちゃうぞウキャッ♪とかなっているうち、うっかり逃げられるルシアンの若干ツメの甘いところとかニヤニヤしつつ(爆)。
放蕩者じゃないのか、お前。何だ、その結婚となった後のあれやこれやの初恋を自覚した少年のようなピュアアピールは!!(笑)
そんなルシアンに対し、何と言うか…ハンストならぬ湿地ストとかやって死にかけるサブリナには…ごめん。おばちゃん辛い点数しかつけられないわ(^^;
子供っぽいといったら子供っぽいで済むんでしょうけど…実際、まだ16歳ぐらいだし。でも、死にかけるまでストすんなよ、とか冷静に読んでしまったわ、あそこだけは(笑)
死に掛ける→そのまま記憶一部喪失とか「古典ェ…」とか思いつつも、そのあとのデレしかないサブリナにきゅんきゅんしつつ、記憶が戻って拒否されるのを怖がるルシアンの哀れというか乙女なところに手に汗…は握らなかったけど、ちょっと持ってかれたわ(^^ゞ
それでも、素直に自分もデレられないんだけどね(笑)
強盗に襲われたり、無理やり結婚押し付けられたり、相続にまつわる因縁から命を狙われ続けたり、愛しい奥さんとすれ違ったり、とにかくヒーロー大忙しの1冊。
ヒロインの一族がことごとく斜め上キャラだとか、そんな中でしっかりロマンスを展開しているんだから…ある意味、彼を褒め讃えるべきだよ!(爆)
そうです。この書き方で薄々お分かりかと思います。
この本の評価を分けるのはズバリ、ヒロインの頑なさ です。
私は、苦々しく読む事が多かった、とだけ言っておきましょうかね。
ヒーローのルシアンがいいカンジの傲慢くんだったので、楽しく読めてはいたんですが…とにかくサブリナの言動が猪突猛進すぎて疲れました(^^ゞ
脇役も際立ったいいキャラが揃っているし、最後の宝探しなんてロケーションとか、その設定とかニヤニヤしちゃうぐらいストライクだったので…ああ。勿体無い。
これの続編があるそうなので、とりあえずそっちを待って、
月影ベイベ 1 (フラワーコミックス)
2013年6月18日 アニメ・マンガ
『坂道のアポロン』の小玉ユキさんの新作。
いやー、驚きました。
題材は何と富山「おわら風の盆」でございますよ!!
初回だけを雑誌で読み、あとはコミックスになるのをじーっと楽しみに待っていました。
6月発売だから予約をするつもりでいたところ、小玉さんがふとしたアナウンスを。
「富山限定でペーパーがつきます」と。
ええーっ!!
書店限定ペーパーは聞いたとこあるけど、都道府県限定ペーパーとな?!
これは…もう…ご当地在住のお友達におねだりだ!(爆)
発売日2日後に「あったよー。捕獲する?」と連絡もらってウハウハ♪
送ってもらったコミックスと、その限定ペーパーを毎日眺めてニヤニヤしております。
ご当地の方でも、すごい勢いで売れているそうです(平積みがみるみる消えるそうですヒャー!!)。
自分たちの街を舞台にした、自分たちの受け継いできた地元伝統芸能のお話ですものね。
私も、これはいつかナマで拝まなくては…と!!
作品中、私のお気に入りは、弱腰な円おじさんなんですが…てへ☆
やっぱり「おわら5(ファイブ)」ははずせないですよー、小玉さんの描かれる青年が大好きーなので☆
吹いたのは、新刊帯折り返しの円さんの「俺はいつになったらコーヒーを飲めるがけ」(爆)
蛍子ちゃんに『坂道~』の薫のセンシティヴさの面影を見つつ、次の巻の発売が今から待遠しいよ!!
いやー、驚きました。
題材は何と富山「おわら風の盆」でございますよ!!
初回だけを雑誌で読み、あとはコミックスになるのをじーっと楽しみに待っていました。
6月発売だから予約をするつもりでいたところ、小玉さんがふとしたアナウンスを。
「富山限定でペーパーがつきます」と。
ええーっ!!
書店限定ペーパーは聞いたとこあるけど、都道府県限定ペーパーとな?!
これは…もう…ご当地在住のお友達におねだりだ!(爆)
発売日2日後に「あったよー。捕獲する?」と連絡もらってウハウハ♪
送ってもらったコミックスと、その限定ペーパーを毎日眺めてニヤニヤしております。
ご当地の方でも、すごい勢いで売れているそうです(平積みがみるみる消えるそうですヒャー!!)。
自分たちの街を舞台にした、自分たちの受け継いできた地元伝統芸能のお話ですものね。
私も、これはいつかナマで拝まなくては…と!!
作品中、私のお気に入りは、弱腰な円おじさんなんですが…てへ☆
やっぱり「おわら5(ファイブ)」ははずせないですよー、小玉さんの描かれる青年が大好きーなので☆
吹いたのは、新刊帯折り返しの円さんの「俺はいつになったらコーヒーを飲めるがけ」(爆)
蛍子ちゃんに『坂道~』の薫のセンシティヴさの面影を見つつ、次の巻の発売が今から待遠しいよ!!
皆さますっかりブラジル時間かと思われます(笑)
私は…慣れていますので、ええ(違)。
コンフェデレーション杯
いやー。
強かったっすな、ブラジルさんや。
つか、それをなぜチェルシーでやらんD・ルイス!とか、レアルでどうなってるんだマルセロ!!とか、いやはや。
普段、海外リーグ見ている人たちがセレソンのW杯モードにガクブルったかどうかはともかく(笑)。
次のアッズーリ戦は、会場の治安がかなり心配なところらしく。
前回の南アフリカ大会のときもそうだったけど、サポーターの皆さんも大変ですよ…。
アッズーリは今日、試合があるんだよね。メキシコ戦。
ワタクシとしてはですね、やはりスペイン対ウルグアイも気になるわけです…寝るけど(笑)。
だって、まぁ、コンフェデという大会を選手たちがどう捉えているかにもよると思うんです。
スペイン代表やイタリア代表が、せっかく今年はEURO大会もないのにシーズンオフでバカンスに行かずってのはモチベーションが、ね(^^;
実際、スペインメンバーがコンフェデ前の調整でマイアミ入りした時のテンションは完全に別モノ(爆)
ツイッターでマイアミのビーチやらなんやら写真UPしまくる彼らって、本当に嘘つけねーっっ(爆)
誰かうまいこと言ってたな…「単なるオフシーズンの罰ゲーム大会と思っていそうなスペインとイタリア」とか(爆)
実際、まだブラジルW杯出場予選大会も終わっていないヨーロッパ組の彼らと、開催国枠で予選もないから実戦に餓えていてコンフェデをいい機会と思ってるブラジル、既に出場も決まって強い国と開催地で実戦に挑めるいい機会という日本とでは余りにモチベーション違うでしょ。
いろいろそんな事情を鑑みながら、なまぬるく観戦予定(笑)
イスラエルで開催中のU-21EURO選手権は、まぁ、順当にスペイン勝ちましたな。
決勝がスペイン対イタリアって…えーっと、フル代表のEURO決勝戦の対戦国そのまんまなんですけどーっ!!
つまり、やっぱり強い国は若手世代も強い、というハナシですかしら。
しっかし、あんなモラタやイスコやチアゴ・アルカンタラとかがフル代表にも上がれないスペインって…(^^ゞ
キーパーがマンチェスター・ユナイテッドの守護神デ・ヘアとかチート感がパねぇ!!(爆)
えへへー。水曜日の決勝戦を楽しみに、今週前半を乗り切るよ♪
私は…慣れていますので、ええ(違)。
コンフェデレーション杯
いやー。
強かったっすな、ブラジルさんや。
つか、それをなぜチェルシーでやらんD・ルイス!とか、レアルでどうなってるんだマルセロ!!とか、いやはや。
普段、海外リーグ見ている人たちがセレソンのW杯モードにガクブルったかどうかはともかく(笑)。
次のアッズーリ戦は、会場の治安がかなり心配なところらしく。
前回の南アフリカ大会のときもそうだったけど、サポーターの皆さんも大変ですよ…。
アッズーリは今日、試合があるんだよね。メキシコ戦。
ワタクシとしてはですね、やはりスペイン対ウルグアイも気になるわけです…寝るけど(笑)。
だって、まぁ、コンフェデという大会を選手たちがどう捉えているかにもよると思うんです。
スペイン代表やイタリア代表が、せっかく今年はEURO大会もないのにシーズンオフでバカンスに行かずってのはモチベーションが、ね(^^;
実際、スペインメンバーがコンフェデ前の調整でマイアミ入りした時のテンションは完全に別モノ(爆)
ツイッターでマイアミのビーチやらなんやら写真UPしまくる彼らって、本当に嘘つけねーっっ(爆)
誰かうまいこと言ってたな…「単なるオフシーズンの罰ゲーム大会と思っていそうなスペインとイタリア」とか(爆)
実際、まだブラジルW杯出場予選大会も終わっていないヨーロッパ組の彼らと、開催国枠で予選もないから実戦に餓えていてコンフェデをいい機会と思ってるブラジル、既に出場も決まって強い国と開催地で実戦に挑めるいい機会という日本とでは余りにモチベーション違うでしょ。
いろいろそんな事情を鑑みながら、なまぬるく観戦予定(笑)
イスラエルで開催中のU-21EURO選手権は、まぁ、順当にスペイン勝ちましたな。
決勝がスペイン対イタリアって…えーっと、フル代表のEURO決勝戦の対戦国そのまんまなんですけどーっ!!
つまり、やっぱり強い国は若手世代も強い、というハナシですかしら。
しっかし、あんなモラタやイスコやチアゴ・アルカンタラとかがフル代表にも上がれないスペインって…(^^ゞ
キーパーがマンチェスター・ユナイテッドの守護神デ・ヘアとかチート感がパねぇ!!(爆)
えへへー。水曜日の決勝戦を楽しみに、今週前半を乗り切るよ♪
フェニックスに唇が触れる (ヴィレッジブックス)
2013年6月11日 新刊レビュー
ジェイン・アン・クレンツの新シリーズ「ダーク・レガシー・シリーズ」がこんなに早く日本上陸とは!
いや~、嬉しい上に毎度のブレないクレンツ節!
アーケイン・ソサエティ現代編がファロンでちょっと一段落して、コンテンポラリーもの翻訳はどうなるのかしら…と考えていたクレンツファンに早めのお中元としか思えないな(笑)。
しかーし。
このシリーズを読み始めて、アーケイン・ソサエティ・シリーズやその他の名義のシリーズと、ある相違点に気付きました。
あれ? もしかして、クレンツが「一家の全員血のつながった兄弟」を主役にしたのってはじめて?!と。
いつも、親族やら一味やら親友とかはあったけど、ここまで小さい単位の輪をシリーズにもってきたとは。
これはちょっと…面白くなりそうじゃないの!
古書ディーラーのアビーの裏の顔は、超能力によって暗号化された書物「ホット・ブック」のコードを解除出来る専門家。
そんな彼女の能力を巡り、不可思議な水晶について記述されたとされるノートを追い求める人物たちが暗躍。
身の危険に晒された彼女が、昔からの知人に相談したところ、紹介されたのはサムという超能力者。
テクニカル・コンサルタントのサムは、裏の顔は超常エネルギーを持つ水晶、通称「ホット・ロック」研究の専門家。
巨大企業コパースミス社社長の長男でありながら、一家がその大半を所有するレガシー島に隠遁、研究に没頭する謎多き男サムと、その特殊な能力ゆえに孤独なアビーとの出会いに、水晶のノートとコパースミス家の過去が交錯し…というお話。
まぁ、そういう難しい説明云々は気にせずに読んでみるとそこには、いつものクレンツ節が(笑)。
まず、アビーの能力の何と ステキ胡散臭さ炸裂なこと ったら!! > 全力で褒めてますよ?!(爆)
本好きとして、ワクワクしません?
一見、何の変哲もない本なのに、そこには目に見えない秘密の暗号がコード化されて隠されているとかいう設定。
いやー、あのアビーへの賄賂に使われた本に秘められた、あのクレオパトラが隠した秘密のレシピとかそのアイデアがすごいよクレンツったら。
そのコードを作った人たちが過去の人たち故に、このデジタル化の進む現代ではコード解除の能力を持った専門職が衰退している…何か、あれですね。
伝統芸能や職人の後継者不足に類似していますね。
ましてや、アビーの能力が突出していたからこそ、あれだけアビー争奪戦が起こるんですが(笑)。
そういう意味では、自分ちの因縁の過去の謎を解く為に必要不可欠な彼女が、自ら懐に転がり込んでくるあたり強運なコパースミスさん家!(笑)
クレンツ作品によくある歪な形の機能不全家族テンプレですが、今回のアビーさん家は最たるものかも。
割にドライな感じの機能不全さが当たり前と思っていつも読んでたけど、彼女の一家はちょっと粘着質である意味、他作家の書くようなネグレクトさがあって…自分勝手な奴らばかりにしても、うう。嫌さ加減がヘヴィでした。
その分を補って余りあるぐらいの コパースミスさん家の配線違い変人揃いさが天晴れ とか喜んでいるのは、きっと駄目なぐらいのクレンツマニアかと(墓穴)。
いや、だって、最初の方のアビーがサムに会いにサン・フアン諸島レガシー島に行った際の、島の住人のコメントがもう既に笑わずには…(^^ゞ
世間には、婚約者が死亡し、第一発見者ゆえに殺害の容疑をかけられたサムに対し、島の住人はというえば誰一人、そんな事をハナから信じてはいない。
その理由がすごいんですよ。
「もし犯人だったとしたら、コパースミス一家がそんなヘマをするワケがない。死体なんか永久に見つからないようにするに決まってる」(きっぱり)
島の住民が皆して連呼するもんで爆笑しましたもん、これ(泣き笑い)。
ほ、褒められているんですよね?!的な(爆)
でも、よくよく読んでいくと…似たりよったりの一家がいそうな 悪寒 予感というか…(笑)。
コパースミス一家の経営するコパースミス社の宿敵ヘリコン・ストーン社のバレット一家!
というか、そこの長男ギデオン・バレットがワタクシ、気になって仕方ありませんよ!!
ここでは書きませんが、アビーの特殊能力をめぐってのサムとギデオンの一騎打ちの場面は必読です。腹抱えて笑いましたから(アビーでなくてもツッコミ必死の爆笑場面です)
ロマンスとしても勿論、特殊能力ゆえに周囲から距離をおいている2人が丁々発止のやりとりをしながら絆を深め合っていくのが良かったわ~。
サムのあの独占欲むっくむくなところとかマイペースなところと、アビーのちゃきちゃき娘なところがいい按配です(笑)。
しかもお約束にワンコ様もいます(笑)。
アビーの相棒ニュートンくんですが、気付くと餌付けされてサムの相棒ともなっていました(笑)。
犬のおやつも勿論大好きです。が、どうしてもというなら、その人間用のご飯を食べてあげるのもやぶさかでない、と言わんばかりの態度が毎回笑わせます(笑)。
サムがアビーにフレンチトーストを作ってあげている時がまさにそんな感じで、投げられると華麗な空中キャッチは鉄板(爆)。
最初は、単なる強盗かと思っていたグレイディ青年が、実は…という凝った設定も楽しかったです(ラスト近くになると、すっかり私のクレンツ作品ツボの一つ「師匠と弟子」モードになっていてニヤニヤしちゃったよー!!)
あと、クレンツ作品愛読者としては、アビーの親友で超能力心理カウンセラーのグウェンが語る「明晰夢」は、彼女の作品に度々登場しますのでそこでもニンマリ。
この作品が初クレンツ!と仰る方には、明晰夢分析の専門家ヒロインが登場する『夢見の恋人』(二見文庫)をお勧めしたい…などと、クレンツ布教しつつ(笑)
超能力、書物に潜む暗号、不可思議な水晶、砂漠の鉱山に隠された謎など実にワクワクするアイテムが沢山詰まったクレンツの最新シリーズ1巻は、シリーズ導入部ながら1冊だけでも十分楽しめるものとなっています。
しかし、やはりコパースミス三兄妹の残り2人が、どんな水晶に対する能力を持っているのか、消えた水晶が何処にあるのか、とかシリーズこれからの楽しみは尽きない。
何よりも、あの一筋縄ではいかないコパースミス家の残り2人、次男ジャドソンと長女エマを、どんなクセモノとしてクレンツが描くか考えただけでニヤニヤしますね(笑)
いや、だって、2巻のカップルがジャドソンと前出の心理カウンセラーのグウェンのお話なんだから…妹エマのお相手は…えっと、斜め上配線ギデオンくんを期待していいですかクレンツさんっっ?!(握りコブシ)
とにかく、これもお気に入りシリーズ決定!!
早く続きが読みたいでーす( ̄▽ ̄)ノ
いや~、嬉しい上に毎度のブレないクレンツ節!
アーケイン・ソサエティ現代編がファロンでちょっと一段落して、コンテンポラリーもの翻訳はどうなるのかしら…と考えていたクレンツファンに早めのお中元としか思えないな(笑)。
しかーし。
このシリーズを読み始めて、アーケイン・ソサエティ・シリーズやその他の名義のシリーズと、ある相違点に気付きました。
あれ? もしかして、クレンツが「一家の全員血のつながった兄弟」を主役にしたのってはじめて?!と。
いつも、親族やら一味やら親友とかはあったけど、ここまで小さい単位の輪をシリーズにもってきたとは。
これはちょっと…面白くなりそうじゃないの!
古書ディーラーのアビーの裏の顔は、超能力によって暗号化された書物「ホット・ブック」のコードを解除出来る専門家。
そんな彼女の能力を巡り、不可思議な水晶について記述されたとされるノートを追い求める人物たちが暗躍。
身の危険に晒された彼女が、昔からの知人に相談したところ、紹介されたのはサムという超能力者。
テクニカル・コンサルタントのサムは、裏の顔は超常エネルギーを持つ水晶、通称「ホット・ロック」研究の専門家。
巨大企業コパースミス社社長の長男でありながら、一家がその大半を所有するレガシー島に隠遁、研究に没頭する謎多き男サムと、その特殊な能力ゆえに孤独なアビーとの出会いに、水晶のノートとコパースミス家の過去が交錯し…というお話。
まぁ、そういう難しい説明云々は気にせずに読んでみるとそこには、いつものクレンツ節が(笑)。
まず、アビーの能力の何と ステキ胡散臭さ炸裂なこと ったら!! > 全力で褒めてますよ?!(爆)
本好きとして、ワクワクしません?
一見、何の変哲もない本なのに、そこには目に見えない秘密の暗号がコード化されて隠されているとかいう設定。
いやー、あのアビーへの賄賂に使われた本に秘められた、あのクレオパトラが隠した秘密のレシピとかそのアイデアがすごいよクレンツったら。
そのコードを作った人たちが過去の人たち故に、このデジタル化の進む現代ではコード解除の能力を持った専門職が衰退している…何か、あれですね。
伝統芸能や職人の後継者不足に類似していますね。
ましてや、アビーの能力が突出していたからこそ、あれだけアビー争奪戦が起こるんですが(笑)。
そういう意味では、自分ちの因縁の過去の謎を解く為に必要不可欠な彼女が、自ら懐に転がり込んでくるあたり強運なコパースミスさん家!(笑)
クレンツ作品によくある歪な形の機能不全家族テンプレですが、今回のアビーさん家は最たるものかも。
割にドライな感じの機能不全さが当たり前と思っていつも読んでたけど、彼女の一家はちょっと粘着質である意味、他作家の書くようなネグレクトさがあって…自分勝手な奴らばかりにしても、うう。嫌さ加減がヘヴィでした。
その分を補って余りあるぐらいの コパースミスさん家の配線違い変人揃いさが天晴れ とか喜んでいるのは、きっと駄目なぐらいのクレンツマニアかと(墓穴)。
いや、だって、最初の方のアビーがサムに会いにサン・フアン諸島レガシー島に行った際の、島の住人のコメントがもう既に笑わずには…(^^ゞ
世間には、婚約者が死亡し、第一発見者ゆえに殺害の容疑をかけられたサムに対し、島の住人はというえば誰一人、そんな事をハナから信じてはいない。
その理由がすごいんですよ。
「もし犯人だったとしたら、コパースミス一家がそんなヘマをするワケがない。死体なんか永久に見つからないようにするに決まってる」(きっぱり)
島の住民が皆して連呼するもんで爆笑しましたもん、これ(泣き笑い)。
ほ、褒められているんですよね?!的な(爆)
でも、よくよく読んでいくと…似たりよったりの一家がいそうな
コパースミス一家の経営するコパースミス社の宿敵ヘリコン・ストーン社のバレット一家!
というか、そこの長男ギデオン・バレットがワタクシ、気になって仕方ありませんよ!!
ここでは書きませんが、アビーの特殊能力をめぐってのサムとギデオンの一騎打ちの場面は必読です。腹抱えて笑いましたから(アビーでなくてもツッコミ必死の爆笑場面です)
ロマンスとしても勿論、特殊能力ゆえに周囲から距離をおいている2人が丁々発止のやりとりをしながら絆を深め合っていくのが良かったわ~。
サムのあの独占欲むっくむくなところとかマイペースなところと、アビーのちゃきちゃき娘なところがいい按配です(笑)。
しかもお約束にワンコ様もいます(笑)。
アビーの相棒ニュートンくんですが、気付くと餌付けされてサムの相棒ともなっていました(笑)。
犬のおやつも勿論大好きです。が、どうしてもというなら、その人間用のご飯を食べてあげるのもやぶさかでない、と言わんばかりの態度が毎回笑わせます(笑)。
サムがアビーにフレンチトーストを作ってあげている時がまさにそんな感じで、投げられると華麗な空中キャッチは鉄板(爆)。
最初は、単なる強盗かと思っていたグレイディ青年が、実は…という凝った設定も楽しかったです(ラスト近くになると、すっかり私のクレンツ作品ツボの一つ「師匠と弟子」モードになっていてニヤニヤしちゃったよー!!)
あと、クレンツ作品愛読者としては、アビーの親友で超能力心理カウンセラーのグウェンが語る「明晰夢」は、彼女の作品に度々登場しますのでそこでもニンマリ。
この作品が初クレンツ!と仰る方には、明晰夢分析の専門家ヒロインが登場する『夢見の恋人』(二見文庫)をお勧めしたい…などと、クレンツ布教しつつ(笑)
超能力、書物に潜む暗号、不可思議な水晶、砂漠の鉱山に隠された謎など実にワクワクするアイテムが沢山詰まったクレンツの最新シリーズ1巻は、シリーズ導入部ながら1冊だけでも十分楽しめるものとなっています。
しかし、やはりコパースミス三兄妹の残り2人が、どんな水晶に対する能力を持っているのか、消えた水晶が何処にあるのか、とかシリーズこれからの楽しみは尽きない。
何よりも、あの一筋縄ではいかないコパースミス家の残り2人、次男ジャドソンと長女エマを、どんなクセモノとしてクレンツが描くか考えただけでニヤニヤしますね(笑)
いや、だって、2巻のカップルがジャドソンと前出の心理カウンセラーのグウェンのお話なんだから…妹エマのお相手は…えっと、斜め上配線ギデオンくんを期待していいですかクレンツさんっっ?!(握りコブシ)
とにかく、これもお気に入りシリーズ決定!!
早く続きが読みたいでーす( ̄▽ ̄)ノ
連続テレビ小説「あまちゃん」
2013年6月10日 TV
多分、いま一番ハマっているものを聞かれたら、これと答えるかもしれません。
スマホの着信音も、オープニング曲に設定してしまいました。
このサントラも買おうかどうか思案中です。
タワレコだと、何か特典あるとかないとか…あう。今度、都会に出たらふらふら店に行きそうでヤバイ(笑)
というか、早くアキちゃん&ユイちゃん版『潮騒のメモリー』を配信カム!щ(゜▽゜щ)
仕事しながら、うっかり ♪き~て~よ その火を 飛び越えて~♪とか歌っているし(爆)
毎日二回、三回と見ているけど(録画しているのをリピ、深夜のBS放送と)、ついつい土曜日も時間あったら一週間分見ている(^^;
ああ、絶対終了したらBOXとか勢いで買いそうなんですけどー(^^;;
今週に入り、どんどんアイドル~東京編へと進みつつありますが、どうなるんでしょ。
しかし、何が悔しいかってアナタ、クドカン作品お馴染みの森下愛子をこれの前の つまんない鬱ドラマ 朝ドラに使われてしまっている事!
違げーだろ!! 愛子たんの使い方、ちげぇよ!!と何度テレビ前で毒づいたことか(笑)
こちらもクドカンではお馴染みの古田新太、薬師丸ひろ子がスタンバイしている東京編なのに…くっ。
などと、これを書きながらまた見ているんですが(笑)
何よりもご当地・播州が生んだ朝ドラヒロインでございます。
本当に推し!!で参りますよ、9月末の最終回まで!!
スマホの着信音も、オープニング曲に設定してしまいました。
このサントラも買おうかどうか思案中です。
タワレコだと、何か特典あるとかないとか…あう。今度、都会に出たらふらふら店に行きそうでヤバイ(笑)
というか、早くアキちゃん&ユイちゃん版『潮騒のメモリー』を配信カム!щ(゜▽゜щ)
仕事しながら、うっかり ♪き~て~よ その火を 飛び越えて~♪とか歌っているし(爆)
毎日二回、三回と見ているけど(録画しているのをリピ、深夜のBS放送と)、ついつい土曜日も時間あったら一週間分見ている(^^;
ああ、絶対終了したらBOXとか勢いで買いそうなんですけどー(^^;;
今週に入り、どんどんアイドル~東京編へと進みつつありますが、どうなるんでしょ。
しかし、何が悔しいかってアナタ、クドカン作品お馴染みの森下愛子をこれの前の
違げーだろ!! 愛子たんの使い方、ちげぇよ!!と何度テレビ前で毒づいたことか(笑)
こちらもクドカンではお馴染みの古田新太、薬師丸ひろ子がスタンバイしている東京編なのに…くっ。
などと、これを書きながらまた見ているんですが(笑)
何よりもご当地・播州が生んだ朝ドラヒロインでございます。
本当に推し!!で参りますよ、9月末の最終回まで!!
ベアード・トゥ・ユー
2013年6月9日 新刊レビュー
さて。
「電子書籍その後」というタイトルでこれを書くかどうか悩みました(笑)。
そうです。
私が初めて買った電子書籍がこれ、シルヴィア・デイ『ベアード・トゥ・ユー(上下)』でした。
先日、関東で開催されたロマンスオフ会に参加した際、この本のことを推薦されました。
いえ、正しく言うなら、その方(ええ、貴女です。youさん。笑)はひどく楽しそうに、この本の事を話していらっしゃったのです。
よくこの作品と比較される『フィフティ・シェイズ』とを対比する時も、ヒーローのあれこれを説明する時も、この作品のちょっとした事を話すのもすごく楽しそうなのですよ。それこそ好き好きオーラがパない(爆)。
ええ、あれを実際拝むと微笑ましく「あ。この作品はいずれは読まないと(^ω^)」と、脳内インプットされました(笑)。
そういう意味では、すごいアグレッシブ販促でした(爆)
で、何でこのタイミングなのかというと…ええ。限定ポイントです(^^ゞ
5月いっぱいのネットキャッシュを500円分ばかりもらった時、既にポイント手持ちも同額程度ありました。
「1000円で買える本、あるかな~」とReader Shopを探していると…目についたのがこれ(笑)。
1冊1000円、高い、と思われるかもしれませんが、実際にリアル単行本で買うと1冊1260円、その値引き率は圧倒的にハヤカワのリヴィエラ・ラインの電子版よりいいです。
ここで、色々と電子書籍のストロングポイントを考え、単行本上下巻がかさ張る、という事なども考慮。
6月に文庫版が出ますが、電子書籍との価格差が150円程度なら、電子のが良くね?!と購入した次第。
で、読了しましたが…面白かった。
何か、久し振りに守ってあげたいスイッチを入れずにはいられないヒーローが出てきたぞオイ!!と、途中から俄然盛り上がってしまいました(笑)。
読んで!!読んだら分かるから!!と言わざるをえない、ギデオンのちょっと残念っ子ぷり!! > 褒めてます(え?)
エヴァの地雷を踏むたびに、傲慢なところよりも(´・ω・`)となっているギデオンがツボすぎる! > 褒めてます(ええ?)
ひどい駄目っ子ではないんだけど、どうしても、なんつーか、こんな 母心全開 でエロティカロマンスのヒーローを眺めるとは完全に想定外(爆)
この際、愉快なストーカーくん 全てにおいて物事を把握したがるところよりも、私はそこを推しで! > お前がロマンス読者として想定外ww
物語も、主人公2人がトラウマ抱えた状態で本当に先が見えないところが、隔離されたところでエロエロしているだけでない、そういう現代社会の負の部分もしっかり絡めてあって上手いのよ。
機能不全家族を描いたものは沢山読んできたけど、ヒーローとヒロインどちらも、っていうのはそう多くはない。しかも駄目すぎ。もう、読んでいてこれだけイラつくんだから、当人たちの心境を慮ると哀れだなマジ。
で、この巻が…ああ、いろんなものが混沌としたところで終わっているんだよぉぉ!!
ヒロイン親友くんも幸せになってほしいとか、ヒーロー弟がどんな行動に出るのかとか気になることいっぱい。
早く続き読みたいですっ!!
で、今、愕然としています。
2巻が文庫で今月末に発売されるんですが…調べたところ 電子書籍版配信の予定が7月末までにない!! とか、マジかよ!嘘だろーが!!
つまり、私の選択肢はこの3つ。
1) おとなしく電子書籍版配信を待つ
2) 待ちきれずに文庫版で2巻を買って、臨時収入的な何かがあった時に電子版を買う
3) 2巻は文庫版にして電子版はやめておく
読む本は、それこそまだ山ほど手元にあるから…1、かな(^^ゞ
ただ、電子に慣れてしまうとあんなに便利なものはないな。
SONY Readerは目に優しい仕組みなので、長編読むのに向いてるのもありますし。
「電子書籍その後」というタイトルでこれを書くかどうか悩みました(笑)。
そうです。
私が初めて買った電子書籍がこれ、シルヴィア・デイ『ベアード・トゥ・ユー(上下)』でした。
先日、関東で開催されたロマンスオフ会に参加した際、この本のことを推薦されました。
いえ、正しく言うなら、その方(ええ、貴女です。youさん。笑)はひどく楽しそうに、この本の事を話していらっしゃったのです。
よくこの作品と比較される『フィフティ・シェイズ』とを対比する時も、ヒーローのあれこれを説明する時も、この作品のちょっとした事を話すのもすごく楽しそうなのですよ。それこそ好き好きオーラがパない(爆)。
ええ、あれを実際拝むと微笑ましく「あ。この作品はいずれは読まないと(^ω^)」と、脳内インプットされました(笑)。
そういう意味では、すごいアグレッシブ販促でした(爆)
で、何でこのタイミングなのかというと…ええ。限定ポイントです(^^ゞ
5月いっぱいのネットキャッシュを500円分ばかりもらった時、既にポイント手持ちも同額程度ありました。
「1000円で買える本、あるかな~」とReader Shopを探していると…目についたのがこれ(笑)。
1冊1000円、高い、と思われるかもしれませんが、実際にリアル単行本で買うと1冊1260円、その値引き率は圧倒的にハヤカワのリヴィエラ・ラインの電子版よりいいです。
ここで、色々と電子書籍のストロングポイントを考え、単行本上下巻がかさ張る、という事なども考慮。
6月に文庫版が出ますが、電子書籍との価格差が150円程度なら、電子のが良くね?!と購入した次第。
で、読了しましたが…面白かった。
何か、久し振りに守ってあげたいスイッチを入れずにはいられないヒーローが出てきたぞオイ!!と、途中から俄然盛り上がってしまいました(笑)。
読んで!!読んだら分かるから!!と言わざるをえない、ギデオンのちょっと残念っ子ぷり!! > 褒めてます(え?)
エヴァの地雷を踏むたびに、傲慢なところよりも(´・ω・`)となっているギデオンがツボすぎる! > 褒めてます(ええ?)
ひどい駄目っ子ではないんだけど、どうしても、なんつーか、こんな 母心全開 でエロティカロマンスのヒーローを眺めるとは完全に想定外(爆)
この際、
物語も、主人公2人がトラウマ抱えた状態で本当に先が見えないところが、隔離されたところでエロエロしているだけでない、そういう現代社会の負の部分もしっかり絡めてあって上手いのよ。
機能不全家族を描いたものは沢山読んできたけど、ヒーローとヒロインどちらも、っていうのはそう多くはない。しかも駄目すぎ。もう、読んでいてこれだけイラつくんだから、当人たちの心境を慮ると哀れだなマジ。
で、この巻が…ああ、いろんなものが混沌としたところで終わっているんだよぉぉ!!
ヒロイン親友くんも幸せになってほしいとか、ヒーロー弟がどんな行動に出るのかとか気になることいっぱい。
早く続き読みたいですっ!!
で、今、愕然としています。
2巻が文庫で今月末に発売されるんですが…調べたところ 電子書籍版配信の予定が7月末までにない!! とか、マジかよ!嘘だろーが!!
つまり、私の選択肢はこの3つ。
1) おとなしく電子書籍版配信を待つ
2) 待ちきれずに文庫版で2巻を買って、臨時収入的な何かがあった時に電子版を買う
3) 2巻は文庫版にして電子版はやめておく
読む本は、それこそまだ山ほど手元にあるから…1、かな(^^ゞ
ただ、電子に慣れてしまうとあんなに便利なものはないな。
SONY Readerは目に優しい仕組みなので、長編読むのに向いてるのもありますし。
愛しきあなたへ (ラベンダーブックス)
2013年6月5日 新刊レビュー
日本でもお馴染みの人気作家三人による短編集です。
3本とも偶然(?)にも、既に翻訳されている作品のスピンオフというところで、関連作品既読の方は要チェキかと。
リサ・クレイパス作品は、かのボウ・ストリート・シリーズでもお馴染みドクター・リンリー(若先生)のお話。
お相手は、あの(!)デレクとサラ(『あなたを夢みて』ライムブックス刊)の娘リディア…この時点で「くっそ!あんな男に愛娘を持ってかれるなんてくっそ!!」とかいうデレク父ちゃんという設定なので、それだけでニヤニヤ出来ることが分かる核心犯な短編とも(笑)。
読んでもらってお分かりなように、主役2人よりもイチャついている場面が両親のが多い、とかいう…(^^ゞ
ツンデレ医者 対 ツンデレ発明家っ娘 という面白いキャラ設定ながら、いかんせんページ数が足りなさすぎてさらっと一読して終わり、という残念な結果に。
三人の作家の中で一番ページ数が少ない作品がクレイパス、というのもなぁ…目玉商品なのは分かってはいるけど。
あー、商売上手なクレーブン家の設定なんて、箇条書き説明でブレイクスルーなカンジざましたよ。
そうですな。豪華な食材が揃っていながら、手際がイマイチで出来上がった料理が予想よりも量が少なく食べ足りない上に、どっか味がピンボケだったといったところか!(笑)
そうだよ、多分、脳内予想のハードルが高すぎたんだよ! 食材(キャラクター)の並びだけ見て決め付けたから!!(爆)
キンリー・マクレガーの作品は、先日翻訳されました『薔薇の騎士は白馬に乗って』でも登場しました、前出作品のヒーローの異父弟サイモンのお話。
これは彼の設定そのものが、いい意味でも悪い(?)意味でも個性的な友人連中の間を取り持ち、彼らをサポートするバイプレーヤーというものからきていて、そこから違和感ないお話を構築しているカンジがしました。
それでいて、ボリュームに見合った構成でしたよ。あれだけの登場人物を、それぞれ見せ場らしきものを作って上手く捌いている(笑)。
しかし、サイモンよ…脇役の時よりも…イケメン騎士ながら、あまりにマメで地味で苦労症だったわね!!(爆)
ヒロインのケンナは、ケニヨン作品お馴染みの元気印で健気で、傷ついたヒーローを包みこむような女性です。
文通もの、手紙ものが好きな私ですが、これはそこまで手紙に頼っていなかったのも◎。按配は大事なのだ。
ちなみにここに登場するシンとケンナの友人カレドニアの話は、ダークハンター・シリーズ(シェリリン・ケニヨン名義。ラズベリーブックス刊)の中でヒロインが読んでいる本でもあります > どうでもいいマメ知識(笑)
コンテンポラリーでパラノーマルな、かのダークハンターの世界では、キンリー・マクレガー名義の作品がこんな感じでいろんなところに笑える形で出没します > 本当にどうでもいいマメ知識(笑)
この短編をきっかけにシンと、そしてストライダーのお話が翻訳されますように! (そして売れて売れて売れまくり、作家買いよろしく絶賛放置プレイされているダークハンター・シリーズの残りがどこかの心優しい版元さんに救済されますように。南無南無)
最後はジュリア・クインの短編。
『すみれの瞳に公爵のキスを』『求婚のワルツは真夜中に』『野に咲く乙女に口づけを』(全てラズベリーブックス刊)の関連作となりますが、圧倒的なまでのストーリーテラーっぷりが、このボリュームだからこそ如何なく発揮されておりますよ!
元来、面白い長編よりも面白い短編を書く方が難しいのでは?と思っているので、この作品の出来の良さには唸りました。
読み足りないとかなく、かといって情報不足でもない。
キャラクター造詣が中途半端とかもなく、ちょっとした場面で見せ場が用意されていて、それがまたいいんだわ!
個人的には、ヒーローのネッドが、彼の妹、従妹、婚約者から逃げるに際し、まるで競馬のように順番をつけ説明する冒頭から笑いこけていました(笑)
あと、ツーと言えばカー、割れ鍋に綴じ蓋、夫婦漫才的なネッドとヒロインのシャーロットの丁々発止っぷり(笑)
とどめは、あの詩の韻を踏むネタですけどね!
原書でのときはささーっと流したけど、こうやって日本語にしてもらうと馬鹿馬鹿しさがギュッと凝縮されていて、腹抱えて笑っちゃったよ!
あのダジャレに近いのを読んで、パーシヴァル・ワイルド『探偵術教えます』(晶文社刊)を思い出しました!(あれは韻でなくスペルミスでしたが。笑)
とにかく、ラブラブアイウォンチューヒーローで、読んでてニヨニヨ笑いが止まりません。
そんなこんなで、3本とも及第点はクリアし、更に高得点叩き出しました的な、ナイスな短編集でした。
私が好みで順位を付けるなら、こうかな。
ジュリア・クイン > キンリー・マクレガー > リサ・クレイパス
ただし、クレイパスに関しては「読み足りない」というそれに加え、リンリー先生が主役なのにデレクに食われていた哀れさが反映とも(^^;
最初からデレクの後日談、として読まれるデレクファンの方はこの範疇ではないかと思われます(笑)
3本とも偶然(?)にも、既に翻訳されている作品のスピンオフというところで、関連作品既読の方は要チェキかと。
リサ・クレイパス作品は、かのボウ・ストリート・シリーズでもお馴染みドクター・リンリー(若先生)のお話。
お相手は、あの(!)デレクとサラ(『あなたを夢みて』ライムブックス刊)の娘リディア…この時点で「くっそ!あんな男に愛娘を持ってかれるなんてくっそ!!」とかいうデレク父ちゃんという設定なので、それだけでニヤニヤ出来ることが分かる核心犯な短編とも(笑)。
読んでもらってお分かりなように、主役2人よりもイチャついている場面が両親のが多い、とかいう…(^^ゞ
ツンデレ医者 対 ツンデレ発明家っ娘 という面白いキャラ設定ながら、いかんせんページ数が足りなさすぎてさらっと一読して終わり、という残念な結果に。
三人の作家の中で一番ページ数が少ない作品がクレイパス、というのもなぁ…目玉商品なのは分かってはいるけど。
あー、商売上手なクレーブン家の設定なんて、箇条書き説明でブレイクスルーなカンジざましたよ。
そうですな。豪華な食材が揃っていながら、手際がイマイチで出来上がった料理が予想よりも量が少なく食べ足りない上に、どっか味がピンボケだったといったところか!(笑)
そうだよ、多分、脳内予想のハードルが高すぎたんだよ! 食材(キャラクター)の並びだけ見て決め付けたから!!(爆)
キンリー・マクレガーの作品は、先日翻訳されました『薔薇の騎士は白馬に乗って』でも登場しました、前出作品のヒーローの異父弟サイモンのお話。
これは彼の設定そのものが、いい意味でも悪い(?)意味でも個性的な友人連中の間を取り持ち、彼らをサポートするバイプレーヤーというものからきていて、そこから違和感ないお話を構築しているカンジがしました。
それでいて、ボリュームに見合った構成でしたよ。あれだけの登場人物を、それぞれ見せ場らしきものを作って上手く捌いている(笑)。
しかし、サイモンよ…脇役の時よりも…イケメン騎士ながら、あまりにマメで地味で苦労症だったわね!!(爆)
ヒロインのケンナは、ケニヨン作品お馴染みの元気印で健気で、傷ついたヒーローを包みこむような女性です。
文通もの、手紙ものが好きな私ですが、これはそこまで手紙に頼っていなかったのも◎。按配は大事なのだ。
ちなみにここに登場するシンとケンナの友人カレドニアの話は、ダークハンター・シリーズ(シェリリン・ケニヨン名義。ラズベリーブックス刊)の中でヒロインが読んでいる本でもあります > どうでもいいマメ知識(笑)
コンテンポラリーでパラノーマルな、かのダークハンターの世界では、キンリー・マクレガー名義の作品がこんな感じでいろんなところに笑える形で出没します > 本当にどうでもいいマメ知識(笑)
この短編をきっかけにシンと、そしてストライダーのお話が翻訳されますように! (そして売れて売れて売れまくり、作家買いよろしく絶賛放置プレイされているダークハンター・シリーズの残りがどこかの心優しい版元さんに救済されますように。南無南無)
最後はジュリア・クインの短編。
『すみれの瞳に公爵のキスを』『求婚のワルツは真夜中に』『野に咲く乙女に口づけを』(全てラズベリーブックス刊)の関連作となりますが、圧倒的なまでのストーリーテラーっぷりが、このボリュームだからこそ如何なく発揮されておりますよ!
元来、面白い長編よりも面白い短編を書く方が難しいのでは?と思っているので、この作品の出来の良さには唸りました。
読み足りないとかなく、かといって情報不足でもない。
キャラクター造詣が中途半端とかもなく、ちょっとした場面で見せ場が用意されていて、それがまたいいんだわ!
個人的には、ヒーローのネッドが、彼の妹、従妹、婚約者から逃げるに際し、まるで競馬のように順番をつけ説明する冒頭から笑いこけていました(笑)
あと、ツーと言えばカー、割れ鍋に綴じ蓋、夫婦漫才的なネッドとヒロインのシャーロットの丁々発止っぷり(笑)
とどめは、あの詩の韻を踏むネタですけどね!
原書でのときはささーっと流したけど、こうやって日本語にしてもらうと馬鹿馬鹿しさがギュッと凝縮されていて、腹抱えて笑っちゃったよ!
あのダジャレに近いのを読んで、パーシヴァル・ワイルド『探偵術教えます』(晶文社刊)を思い出しました!(あれは韻でなくスペルミスでしたが。笑)
とにかく、ラブラブアイウォンチューヒーローで、読んでてニヨニヨ笑いが止まりません。
そんなこんなで、3本とも及第点はクリアし、更に高得点叩き出しました的な、ナイスな短編集でした。
私が好みで順位を付けるなら、こうかな。
ジュリア・クイン > キンリー・マクレガー > リサ・クレイパス
ただし、クレイパスに関しては「読み足りない」というそれに加え、リンリー先生が主役なのにデレクに食われていた哀れさが反映とも(^^;
最初からデレクの後日談、として読まれるデレクファンの方はこの範疇ではないかと思われます(笑)
週明けですが、本日は残業してきたよ。
だって、明日はどうしてもリアルタイムでサッカー見たいからね!!
おかげさまで(?)、本日のワタクシってば鬼気迫る勢いで仕事していたらしくって、ハタと気付くと予定よりも少し早く終わった(笑)。
げに恐るべき萌えパワー(爆)
さ。明日の試合用に日本代表のマフラータオルとユニを出してきておかないと!!
しかし、朝っぱらから、本田△な帰国報道でしたな。
サプライズある、とか言ってたけど、まさか赤ん坊連れて帰国なんて誰も想像だにしていなかったのでポカーンwww
画像の『Number』も買って読んでるけど、勿論そんな事は欠片も出てきてませんでした…さすがだな。
ところで、全仏オープンテニスなんですが、第二試合のジョコビッチ先生が1セットダウンして入られたので、その次の錦織対ナダルの試合開始が今だ時間が読めません(^^ゞ
ユニクロ兄さん、ユニクロ弟くんの試合が見たいんですが…(笑)
いつもより長く働いた分、既に睡魔サマが来訪してきた模様なんです…錦織くん、あっさり寝てたらゴメン…zzzzzz
だって、明日はどうしてもリアルタイムでサッカー見たいからね!!
おかげさまで(?)、本日のワタクシってば鬼気迫る勢いで仕事していたらしくって、ハタと気付くと予定よりも少し早く終わった(笑)。
げに恐るべき萌えパワー(爆)
さ。明日の試合用に日本代表のマフラータオルとユニを出してきておかないと!!
しかし、朝っぱらから、本田△な帰国報道でしたな。
サプライズある、とか言ってたけど、まさか赤ん坊連れて帰国なんて誰も想像だにしていなかったのでポカーンwww
画像の『Number』も買って読んでるけど、勿論そんな事は欠片も出てきてませんでした…さすがだな。
ところで、全仏オープンテニスなんですが、第二試合のジョコビッチ先生が1セットダウンして入られたので、その次の錦織対ナダルの試合開始が今だ時間が読めません(^^ゞ
ユニクロ兄さん、ユニクロ弟くんの試合が見たいんですが…(笑)
いつもより長く働いた分、既に睡魔サマが来訪してきた模様なんです…錦織くん、あっさり寝てたらゴメン…zzzzzz
星のかけらを紡いで (ラズベリーブックス)
2013年6月2日 新刊レビュー
ジェイン・アン・クレンツのキャッスル名義での代表シリーズであるゴースト・ハンター・シリーズ2冊目。
もふもふ最強!! > え?!(笑)
↑
多分、ヒーローのエメットさんからすると「そこ?!なんでそこ!」とツッコミしたいところでしょうが…読んでもらえればこの巻、ヒロインのリディアが飼っているダスト・バニー(目が4つ、脚が6本の惑星ハーモニー原住の生物。名前のごとき綿埃のようなウサギさん)のファズくん(オス)の余りの活躍っぷりに皆さん納得かと(笑)。
元来、人には馴れないダスト・バニーなんですが、すっかりこの巻ではエメットさんに馴れ、相棒よろしく肩に乗っかってはおやつ食べてますよ(笑)
ワタクシのご同輩も多いようで、クレンツの巻頭献辞ですらファズ・ファンに向けてですた(爆)
そんなこんなで、前作で出会い、恋に落ちた超古代文明研究家のトラップ・タングラーのリディアさんと凄腕ゴースト・ハンターのエメットさん。
そんな2人がまた死体と遭遇、事件に巻き込まれるのだが、それをきっかけに不穏な事件が次々と起こりだす。
それは、リディアの「失われた48時間」と、エメットの生い立ちとギルドに巧妙に関わってきていた…というお話。
前作であった伏線、疑問などが殆どこの巻で見事なまでに回収されているのはさすがです。
何より、全然別のところで起こっていた筈の出来事が全て結びついたあの展開は、クレンツのストーリーテラーっぷりと世界観構築のブレなさの賜物!
もっとも、そこにたどり着くまでの、あの人を食ったような飄々としたところもクレンツなんですがね(^^ゞ
ほら、だって、あのお得意パートともいえる 怪しい新興宗教団体のあれこれ書いてる時のクレンツの筆のノリノリっぷりは異常 ですよ?!(全力で褒めています。爆)
そんな怪しい宗教団体に、怪しい革命家心酔者、胡散臭いギルドの勢力争いというのを掛け合わせての謎解きとクライマックス…何? その活き活きっぷり?!
これだから変人書かせた時のクレンツは、ブレなくって赤い彗星ばりに三倍速なんだよぉぉぉ!! (本当に渾身で褒めています。爆)
まぁ、そんなブレないところはさておき(おくのか。笑)。
今回は何といっても、エメットとリディアが物語の前半で何といきなり 結婚 してしまう、というのが目玉かと!
いやー、異世界の惑星とはいえ人間が住んでいるんだから…とタカくくっててすみませんっ。
そんな独自の結婚システムまでしっかりシリーズ構築の基本に入っていて、そこを最大限に利用して展開にはめ込んでくるとは思いもしませんでした。
そして、そんな結婚システムに対して淡白(?)なリディアに対し、何とエメットの一途で乙女なことか!(爆)
悶々と、早くリディアをお嫁さんにしたーい!独り占めしたーい!!と願うエメットは、凄腕ハンターのヒーローというより、単なる不器用な乙女系ポエマーという気が(爆)
ちなみに、惑星ハーモニーの結婚システムはレベル的に同棲、婚約に相当する「一時婚」、カソリックの結婚に相当する「永久婚」とに分かれていて、彼らが序盤にするのは前者。
たしかに法律的にはどっちも結婚なんで、お嫁さんにした事は間違いないんですが、それすらもエメットは不満なんですけどね。
だから、物語のラストで永久婚を交わす時に、一時婚の時にリディアに任せたせいで役所で署名して終了となっていたのを心底悔やんでいたのがありありと分かるしょんぼりっぷり。
「君に任せると、借り物ドレス着てサインで終了!になってしまう!!そんなのは駄目だっっ!!」と言わんばかり(^^;
教会で、大きな会場で、皆に見てもらって、君はステキなオーダーメイドのウェディングドレスを着て、盛大にやらないと!(キラキラ) > どこの乙女じゃ!!(爆)
いやはや。本当に今回の一冊はエメットさん=乙女キャラという印象が拭えないです(実際、アニキなリディアは事あるごとに「そんな、贅沢なドレスなんて勿体ない。レンタルでいいのよ」とか平気で言ってエメットを絶句させている。笑)
全編通しての二人のラブラブっぷりなんですが、それでもまだ不器用なやりとりが随所にあってきゅんとなりますのよ。
でもって、脇役の皆さんも個性派揃いで楽しめました。
特にカデンス・ギルドのボスのワイアットのあれこれは「ああ、なるほど」と腑に落ちました。
クレンツ作品鉄板の、あの複雑で機能不全な家庭事情がここにありましたか。
それでも、そこも上手く絡めてきていてニヤリ。
クレンツ節の利きっぷりは、前出の新興宗教団体もそうなんですが、ギルドもそう。そして、リディアの勤務する博物館もそう。
シュリンプトン館長(通称エビちゃん。爆)の、あの「われわれのロゼッタストーンだ」という場面、特に大好きですよ!
でも、一番好きな場面はどこか、と聞かれたらラストのファズの恋模様とか言いそうだわ(爆)
というワケで、もふもふ最強!(おいコラ)
エメットとリディアのお話はここで一段落しましたけど、惑星ハーモニーを舞台にしたゴースト・ハンター・シリーズはまだまだあります。
いつかはそれらも読んでみたいです。
ここまで独自の世界観を持ちながら、全くブレないクレンツ節は、ある意味、愛読者を裏切りません。
特に、アーケイン・ソサエティ・シリーズにリンクしている2冊ははずせない!!
是非とも、翻訳にこぎつけて頂きたいっっ!!(-人-)
もふもふ最強!! > え?!(笑)
↑
多分、ヒーローのエメットさんからすると「そこ?!なんでそこ!」とツッコミしたいところでしょうが…読んでもらえればこの巻、ヒロインのリディアが飼っているダスト・バニー(目が4つ、脚が6本の惑星ハーモニー原住の生物。名前のごとき綿埃のようなウサギさん)のファズくん(オス)の余りの活躍っぷりに皆さん納得かと(笑)。
元来、人には馴れないダスト・バニーなんですが、すっかりこの巻ではエメットさんに馴れ、相棒よろしく肩に乗っかってはおやつ食べてますよ(笑)
ワタクシのご同輩も多いようで、クレンツの巻頭献辞ですらファズ・ファンに向けてですた(爆)
そんなこんなで、前作で出会い、恋に落ちた超古代文明研究家のトラップ・タングラーのリディアさんと凄腕ゴースト・ハンターのエメットさん。
そんな2人がまた死体と遭遇、事件に巻き込まれるのだが、それをきっかけに不穏な事件が次々と起こりだす。
それは、リディアの「失われた48時間」と、エメットの生い立ちとギルドに巧妙に関わってきていた…というお話。
前作であった伏線、疑問などが殆どこの巻で見事なまでに回収されているのはさすがです。
何より、全然別のところで起こっていた筈の出来事が全て結びついたあの展開は、クレンツのストーリーテラーっぷりと世界観構築のブレなさの賜物!
もっとも、そこにたどり着くまでの、あの人を食ったような飄々としたところもクレンツなんですがね(^^ゞ
ほら、だって、あのお得意パートともいえる 怪しい新興宗教団体のあれこれ書いてる時のクレンツの筆のノリノリっぷりは異常 ですよ?!(全力で褒めています。爆)
そんな怪しい宗教団体に、怪しい革命家心酔者、胡散臭いギルドの勢力争いというのを掛け合わせての謎解きとクライマックス…何? その活き活きっぷり?!
これだから変人書かせた時のクレンツは、ブレなくって赤い彗星ばりに三倍速なんだよぉぉぉ!! (本当に渾身で褒めています。爆)
まぁ、そんなブレないところはさておき(おくのか。笑)。
今回は何といっても、エメットとリディアが物語の前半で何といきなり 結婚 してしまう、というのが目玉かと!
いやー、異世界の惑星とはいえ人間が住んでいるんだから…とタカくくっててすみませんっ。
そんな独自の結婚システムまでしっかりシリーズ構築の基本に入っていて、そこを最大限に利用して展開にはめ込んでくるとは思いもしませんでした。
そして、そんな結婚システムに対して淡白(?)なリディアに対し、何とエメットの一途で乙女なことか!(爆)
悶々と、早くリディアをお嫁さんにしたーい!独り占めしたーい!!と願うエメットは、凄腕ハンターのヒーローというより、単なる不器用な乙女系ポエマーという気が(爆)
ちなみに、惑星ハーモニーの結婚システムはレベル的に同棲、婚約に相当する「一時婚」、カソリックの結婚に相当する「永久婚」とに分かれていて、彼らが序盤にするのは前者。
たしかに法律的にはどっちも結婚なんで、お嫁さんにした事は間違いないんですが、それすらもエメットは不満なんですけどね。
だから、物語のラストで永久婚を交わす時に、一時婚の時にリディアに任せたせいで役所で署名して終了となっていたのを心底悔やんでいたのがありありと分かるしょんぼりっぷり。
「君に任せると、借り物ドレス着てサインで終了!になってしまう!!そんなのは駄目だっっ!!」と言わんばかり(^^;
教会で、大きな会場で、皆に見てもらって、君はステキなオーダーメイドのウェディングドレスを着て、盛大にやらないと!(キラキラ) > どこの乙女じゃ!!(爆)
いやはや。本当に今回の一冊はエメットさん=乙女キャラという印象が拭えないです(実際、アニキなリディアは事あるごとに「そんな、贅沢なドレスなんて勿体ない。レンタルでいいのよ」とか平気で言ってエメットを絶句させている。笑)
全編通しての二人のラブラブっぷりなんですが、それでもまだ不器用なやりとりが随所にあってきゅんとなりますのよ。
でもって、脇役の皆さんも個性派揃いで楽しめました。
特にカデンス・ギルドのボスのワイアットのあれこれは「ああ、なるほど」と腑に落ちました。
クレンツ作品鉄板の、あの複雑で機能不全な家庭事情がここにありましたか。
それでも、そこも上手く絡めてきていてニヤリ。
クレンツ節の利きっぷりは、前出の新興宗教団体もそうなんですが、ギルドもそう。そして、リディアの勤務する博物館もそう。
シュリンプトン館長(通称エビちゃん。爆)の、あの「われわれのロゼッタストーンだ」という場面、特に大好きですよ!
でも、一番好きな場面はどこか、と聞かれたらラストのファズの恋模様とか言いそうだわ(爆)
というワケで、もふもふ最強!(おいコラ)
エメットとリディアのお話はここで一段落しましたけど、惑星ハーモニーを舞台にしたゴースト・ハンター・シリーズはまだまだあります。
いつかはそれらも読んでみたいです。
ここまで独自の世界観を持ちながら、全くブレないクレンツ節は、ある意味、愛読者を裏切りません。
特に、アーケイン・ソサエティ・シリーズにリンクしている2冊ははずせない!!
是非とも、翻訳にこぎつけて頂きたいっっ!!(-人-)
星空に夢を浮かべて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
2013年5月29日 新刊レビュー
ジル・バーネットの翻訳二冊目、読了。
きゅんきゅん死にご用心☆(ワンコもいるでよ☆)
↑
思わず、カバーのタイトルロゴの星をもじってみました☆
(「ワンコもいるでよ」は、大昔のオリエンタルカレーのCM調で。爆)
全国のリリカルロマンス作品ファンの淑女の皆さま、ごきげんよう☆
昨今の破廉恥なエロエロエッサイム作品が続く中、布団の端を噛んでその風潮に耐えていらっさったかと思います。
が! きましたぜ~。前作のドジっ娘魔女で皆さまのハートをわし掴みにしたジル・バーネットの新作が!!
しかも、あのドジっ娘魔女のスピンオフというではありませんかヤホー☆
この作品から読んでも楽しめるのは勿論なのですが、前作を読んでいると魅力 破壊力 は増しますので今すぐ本屋さんに走って前作『鐘の音は恋のはじまり』を買ってくるといいですよ!(オコジョもいるでよ☆)
さて、前作にも登場しておりました2人のその後。
陰がありすぎてアル中まっしぐらのイケメン放蕩者ダウン伯爵リチャードさん。
そんな彼を、幼い頃から 付け狙うストーカー 恋慕う猪突猛進な貴族令嬢リティーシャことリティさん。
この2人が今回の主役です。
脇役の前作ですら、リチャードさんは彼女の巻き起こす災難にあいまくり、目の周りをパンダにされたり(クリケットボールを当てられた)、松葉杖姿になったり(幌馬車に轢かれた)と、彼の寿命を心配せずにはいられない有り様(笑)。
何でこんな事に、と読者は皆、思ったであろう。
今回は、リティさんがリチャード を標的に定めた瞬間 に一目惚れしたエピソードなど過去のあれこれを絡めつつの展開。
しかし…白馬に乗った王子様(リチャード)というのはロマンス小説のベタなんでいいのですが…リティが…ヒロインが… 暴れ牛に乗っている という出会いからして、もう斜め上!(笑)
というか、リティの今までやらかしたあれこれの笑える事ったら!
でも、悪気はなくって、本当にピュアすぎての結果なので…ああ、よく言うな。「天然ほど怖いものはない」と。
まさにリティを表すには的を得ています(^^ゞ
そんなこんなで(?)、久し振りに故郷に帰ったリチャード。
海岸でリティに遭遇したものの(お約束にリティが彼をつけていた。笑)、災難巻き込まれ劇たびたび、密輸現場に遭遇し密輸船に拉致される始末(^^;
狭い船倉に閉じ込められた2人はロマンティック…よりも、凸凹度合いがやや勝る状況下に。
ええ、2人っきりでなく、リティの愛犬シーザー・アウグストゥスくん(愛称グス)がいるので、爆笑展開の多い事ったら!
特にこのグスが愛するご主人様の心を奪ったリチャードを目の敵にしているものだから、その名前を聞いただけで吠え唸る始末(笑)。
リチャードとグスの仁義なき戦い(?)、是非とも読んで下さいませ!
ワンコ好きの方なら、このグスのキャラの立ちっぷりだけでも満足ですのよー!!(私の脳内では、このグスが某アニメの犬ケンケンのイメージになってしまい、シシシシ…とリチャードを笑っているように思えてならん。笑)
がっ、そこはロマンスなので、リティの生い立ちや育ちからたどり着いた孤独、リチャードの過去の出来事からくる心の陰の部分からくる孤独を上手に描き出し、2人の距離を縮めかけては待ったをかける。
もう、その焦らし具合がヤバく上手い。
不器用な2人の、お互いを思いやる気持ちからのすれ違う様を見て、ジタバタせずにはいられませんよ!!
リティがしょんぼりしているのを見て、それ以上に心の中でしょんぼりしているリチャードの何と残念なまでのかわいさか!
前作もそうでしたが、世慣れた筈のヒーローが純真無垢なヒロインを慮って本当に少年のように戸惑う様子が、たまらんツボです。
しかもちょっと格好良くピアノとかまで華麗に弾ける王子様なのに、恋愛に対する臆病なジタバタっぷりが駄々っ子にも思えるのもまたかわいいのです。
リティの純真な愛らしさは勿論、誰もかれもが彼女を愛さずにはいられません。
ですが、この作品はヒロインの成長ものでなく、ヒーローの開花ものだと思わずにはいられないまでのリチャードの潔い陥落っぷりが、それに勝りました。私の中では。
クライマックスなんぞ、本当にもらい泣きしましたよ…余りのリチャードの嘆きっぷりに!
そのせいか、最後のエピローグは泣き笑いしていた有り様です…それぐらい!いいんです!!きゅん死しましたです!!!
はぁはぁはぁ…興奮してしまいました。
でも、本当にメインカップルだけでなく全てにおいてきゅんきゅんなんです!
密輸一味にもほろ苦い事情があって、とっても憎めない皆なのよねー。
特にリティのせいで何度も命の危機に晒される災難な乗組員ハリーくんなんて、もう…くっくっく(そういえば前作のオコジョに髪を食われた従者といい、この作者は髪の毛にむごいプレイをするのがお気に入りなんでしょうか。爆)。
前作にも登場した、前作ヒーローのベルモア公爵アレクとリチャードの友人シーモー子爵ニールさんにも春がやってきましたよ~♪
一番キワモノだった筈の迷信深いシーモーさんが一番まともな恋愛をし、一番まともに身を固めたというのが笑えます。
しかも、シーモーさん、なにげに乙女思考なのがステキ!!(笑)
そして…前回主役カップル、ベルモア公爵アレクさんとスコットランド魔女ジョイさんの後日談ともなる今回なんですが…笑い死にするかと思った(爆)。
前作をお読みの方、あのエピローグでのあれこれに直結しているんで、覚悟して下さい。破壊力ハンパないです(爆)。
おばさま最強!! (爆爆)
シリーズ黒幕にも程があるジョイのおばさまマクリーンさんですが…彼女は老後の楽しみを姪婿であるアレクをいじり倒す事に決めたということでOK?!(爆)
とりあえずアレクに関しては、渡る世間は鬼 魔法使いばかり、というか何というか…おじさままで登場とか、リチャードよりも彼の胃と寿命が心配だ(笑)
そして、前作エピローグを思い出して オコジョの平均寿命など考えてしまった のは私だけか?!
いや、グスは普通(?)の犬だけど、オコジョは使い魔だからなぁ…13年後も現役だしオコジョ。今回は変身もしたけど、相変わらずブレないキャラでしたオコジョ(笑)。
とりあえず、前作を読んで気に入っていた方は今すぐ読まないと後悔するよ☆
シーモーさんのあれこれも、アレクとジョイのこれあれも、密輸一味のぱふぱふ(爆)なオチも勿論良かったんですが、何よりも不器用な王子様リチャードの解凍デレと、ブレないピュアっ娘リティのガチンコ勝負っぷりが素晴らしすぎまして。
買ってから二回読んだけど、まだ足りません☆
「おいおい、ことのさんや。さっきから☆を連発しすぎだわよ」と仰る方、この☆のネタ元を知りたいなら 今すぐ読むといいよ、この本を☆
そして、一緒にきゅんきゅん☆しちゃいましょう(笑)
きゅんきゅん死にご用心☆(ワンコもいるでよ☆)
↑
思わず、カバーのタイトルロゴの星をもじってみました☆
(「ワンコもいるでよ」は、大昔のオリエンタルカレーのCM調で。爆)
全国のリリカルロマンス作品ファンの淑女の皆さま、ごきげんよう☆
昨今の破廉恥なエロエロエッサイム作品が続く中、布団の端を噛んでその風潮に耐えていらっさったかと思います。
が! きましたぜ~。前作のドジっ娘魔女で皆さまのハートをわし掴みにしたジル・バーネットの新作が!!
しかも、あのドジっ娘魔女のスピンオフというではありませんかヤホー☆
この作品から読んでも楽しめるのは勿論なのですが、前作を読んでいると魅力
さて、前作にも登場しておりました2人のその後。
陰がありすぎてアル中まっしぐらのイケメン放蕩者ダウン伯爵リチャードさん。
そんな彼を、幼い頃から
この2人が今回の主役です。
脇役の前作ですら、リチャードさんは彼女の巻き起こす災難にあいまくり、目の周りをパンダにされたり(クリケットボールを当てられた)、松葉杖姿になったり(幌馬車に轢かれた)と、彼の寿命を心配せずにはいられない有り様(笑)。
何でこんな事に、と読者は皆、思ったであろう。
今回は、リティさんがリチャード
しかし…白馬に乗った王子様(リチャード)というのはロマンス小説のベタなんでいいのですが…リティが…ヒロインが… 暴れ牛に乗っている という出会いからして、もう斜め上!(笑)
というか、リティの今までやらかしたあれこれの笑える事ったら!
でも、悪気はなくって、本当にピュアすぎての結果なので…ああ、よく言うな。「天然ほど怖いものはない」と。
まさにリティを表すには的を得ています(^^ゞ
そんなこんなで(?)、久し振りに故郷に帰ったリチャード。
海岸でリティに遭遇したものの(お約束にリティが彼をつけていた。笑)、災難巻き込まれ劇たびたび、密輸現場に遭遇し密輸船に拉致される始末(^^;
狭い船倉に閉じ込められた2人はロマンティック…よりも、凸凹度合いがやや勝る状況下に。
ええ、2人っきりでなく、リティの愛犬シーザー・アウグストゥスくん(愛称グス)がいるので、爆笑展開の多い事ったら!
特にこのグスが愛するご主人様の心を奪ったリチャードを目の敵にしているものだから、その名前を聞いただけで吠え唸る始末(笑)。
リチャードとグスの仁義なき戦い(?)、是非とも読んで下さいませ!
ワンコ好きの方なら、このグスのキャラの立ちっぷりだけでも満足ですのよー!!(私の脳内では、このグスが某アニメの犬ケンケンのイメージになってしまい、シシシシ…とリチャードを笑っているように思えてならん。笑)
がっ、そこはロマンスなので、リティの生い立ちや育ちからたどり着いた孤独、リチャードの過去の出来事からくる心の陰の部分からくる孤独を上手に描き出し、2人の距離を縮めかけては待ったをかける。
もう、その焦らし具合がヤバく上手い。
不器用な2人の、お互いを思いやる気持ちからのすれ違う様を見て、ジタバタせずにはいられませんよ!!
リティがしょんぼりしているのを見て、それ以上に心の中でしょんぼりしているリチャードの何と残念なまでのかわいさか!
前作もそうでしたが、世慣れた筈のヒーローが純真無垢なヒロインを慮って本当に少年のように戸惑う様子が、たまらんツボです。
しかもちょっと格好良くピアノとかまで華麗に弾ける王子様なのに、恋愛に対する臆病なジタバタっぷりが駄々っ子にも思えるのもまたかわいいのです。
リティの純真な愛らしさは勿論、誰もかれもが彼女を愛さずにはいられません。
ですが、この作品はヒロインの成長ものでなく、ヒーローの開花ものだと思わずにはいられないまでのリチャードの潔い陥落っぷりが、それに勝りました。私の中では。
クライマックスなんぞ、本当にもらい泣きしましたよ…余りのリチャードの嘆きっぷりに!
そのせいか、最後のエピローグは泣き笑いしていた有り様です…それぐらい!いいんです!!きゅん死しましたです!!!
はぁはぁはぁ…興奮してしまいました。
でも、本当にメインカップルだけでなく全てにおいてきゅんきゅんなんです!
密輸一味にもほろ苦い事情があって、とっても憎めない皆なのよねー。
特にリティのせいで何度も命の危機に晒される災難な乗組員ハリーくんなんて、もう…くっくっく(そういえば前作のオコジョに髪を食われた従者といい、この作者は髪の毛にむごいプレイをするのがお気に入りなんでしょうか。爆)。
前作にも登場した、前作ヒーローのベルモア公爵アレクとリチャードの友人シーモー子爵ニールさんにも春がやってきましたよ~♪
一番キワモノだった筈の迷信深いシーモーさんが一番まともな恋愛をし、一番まともに身を固めたというのが笑えます。
しかも、シーモーさん、なにげに乙女思考なのがステキ!!(笑)
そして…前回主役カップル、ベルモア公爵アレクさんとスコットランド魔女ジョイさんの後日談ともなる今回なんですが…笑い死にするかと思った(爆)。
前作をお読みの方、あのエピローグでのあれこれに直結しているんで、覚悟して下さい。破壊力ハンパないです(爆)。
おばさま最強!! (爆爆)
シリーズ黒幕にも程があるジョイのおばさまマクリーンさんですが…彼女は老後の楽しみを姪婿であるアレクをいじり倒す事に決めたということでOK?!(爆)
とりあえずアレクに関しては、渡る世間は
そして、前作エピローグを思い出して オコジョの平均寿命など考えてしまった のは私だけか?!
いや、グスは普通(?)の犬だけど、オコジョは使い魔だからなぁ…13年後も現役だしオコジョ。今回は変身もしたけど、相変わらずブレないキャラでしたオコジョ(笑)。
とりあえず、前作を読んで気に入っていた方は今すぐ読まないと後悔するよ☆
シーモーさんのあれこれも、アレクとジョイのこれあれも、密輸一味のぱふぱふ(爆)なオチも勿論良かったんですが、何よりも不器用な王子様リチャードの解凍デレと、ブレないピュアっ娘リティのガチンコ勝負っぷりが素晴らしすぎまして。
買ってから二回読んだけど、まだ足りません☆
「おいおい、ことのさんや。さっきから☆を連発しすぎだわよ」と仰る方、この☆のネタ元を知りたいなら 今すぐ読むといいよ、この本を☆
そして、一緒にきゅんきゅん☆しちゃいましょう(笑)
全仏テニスを見ようとしたところ、現地は雨の為に試合開始が遅れているとか。
いやー、こちら関西も本日梅雨入りってことで、フランスとお天気リンクしているのかしらね(笑)
でもって、21時からは『ホワイトカラー シーズン1』見てるんですけどね。
BSでやっているんで、久々に見ているんですが何度見ても面白いんでいいですよオホホ。
思えば、泥棒や詐欺師が転職して探偵とか、コンサルタントいう話が昔から好きでした。
泥棒のことは泥棒に聞くのが一番ですし、何より知能戦と騙し合いと丁々発止が好物なのです(笑)
大昔にあったドラマ『パレスガード』とか大好きだったし、ハーレクインでもアン・スチュワート『ファベルジュの卵』が好きでした。
そうそう、近年だとスーザン・イーノックのサム&リックシリーズとか、ジェニファー・クルージーのデンプシー家ものとかツボでした(世間では全然話題にならず、ひっそり独り祭ってましたがね > お約束(爆)
多分、ロマンスものでもマイノリティカテゴリーになるかと。
これの好みに関しては、コージーミステリ読みなのも関係しているんだと思います。
さてはて。
うっかりポカってしまい、病院に飛び込む羽目に(^^;
ちょっと安静マークを当分、自分につけないといけませーん!というところで、早めに離脱するよう心がけなくては(^^;;
でわっ( ̄ω ̄)ノ
いやー、こちら関西も本日梅雨入りってことで、フランスとお天気リンクしているのかしらね(笑)
でもって、21時からは『ホワイトカラー シーズン1』見てるんですけどね。
BSでやっているんで、久々に見ているんですが何度見ても面白いんでいいですよオホホ。
思えば、泥棒や詐欺師が転職して探偵とか、コンサルタントいう話が昔から好きでした。
泥棒のことは泥棒に聞くのが一番ですし、何より知能戦と騙し合いと丁々発止が好物なのです(笑)
大昔にあったドラマ『パレスガード』とか大好きだったし、ハーレクインでもアン・スチュワート『ファベルジュの卵』が好きでした。
そうそう、近年だとスーザン・イーノックのサム&リックシリーズとか、ジェニファー・クルージーのデンプシー家ものとかツボでした(世間では全然話題にならず、ひっそり独り祭ってましたがね > お約束(爆)
多分、ロマンスものでもマイノリティカテゴリーになるかと。
これの好みに関しては、コージーミステリ読みなのも関係しているんだと思います。
さてはて。
うっかりポカってしまい、病院に飛び込む羽目に(^^;
ちょっと安静マークを当分、自分につけないといけませーん!というところで、早めに離脱するよう心がけなくては(^^;;
でわっ( ̄ω ̄)ノ
危険なレッスンをあなたと (ラズベリーブックス)
2013年5月25日 新刊レビュー
ヒストリカルでお馴染み、エマ・ワイルズのコンテンポラリー作品を集めた短編集。
ネタ満載キタコレ!!
いやー。
あのエマ・ワイルズのコンテンポラリー作品というので、ちょっと怖いもの見たさもありましたが…超ツボ!
別名義で書き分けているというだけあって、こちらはベタ路線というとベタ路線。
そう、ロマサスでよくある事件に巻き込まれたヒロイン、それをきっかけに出会うヒーローというテンプレ。
彼女のセクシャル・スタディーズ・シリーズはそのテンプレを叩き台にして、ワイルズ節を効かせたといったところか。
今回収録されたのはシリーズ2作、あとは別の単発短編。
いや、この単発短編がいわゆるヒーロー2人にヒロイン1人の、まぁ、そういうワケだ(どういうワケだよ。笑)。
思わず作家名がマヤ・バンクスでないかと確認しましたよ(笑)
でもって、いやはや。ある意味、こっちのが斜め上。
いっそ、ヒーロー2人が腐ってくれていてても良くってよ?!ってぐらい、この兄弟が仲が良すぎますた(笑)。
ツッコミ三昧に兄弟のあれこれをニヨニヨする簡単なお仕事タイムでした(爆)
いや、しかし、それはスパイス程度で。
やはりメインのセクシャル・スタディーズ・シリーズを語らずしてどうするよ、これは。
特にタイトルとなっている一作目が…最高!
設定が、大学教授の未亡人ヒロインと、10歳年下の大学院生ヒーローっていうだけで年下くんスキーなワタクシ、入れ食いです(笑)。
しかもこの話、2人が恋愛関係になった途端に事件に巻き込まれまして、ストーカーに嫌がらせをされまくり、盗撮映像を送りつけられる羽目に。
殆ど裏ビデオに近い映像で、正視出来ないヒロインに対し、撮られた日を調べるために見ようというヒーロー(^^;
が、ここでとんでも展開に…まぁ、その、とあるプレイ映像を見たヒーローが撮られた曜日を断言するに至る。
そこが凄いの何のって、こうだよ。
「だって、あなたが初めて××してくれた日だよ!」(キッパリ)
お前は俵万智@サラダ記念日 かよっっ!! とツッコミしたのは私だけなのか?!(爆)
博士号過程最終段階の秀才なんですが、いかんせん不安にならざるをえないねっ!どんな脳内カレンダーだよお前っっ(爆)
しかも、そういうのが全然キライじゃなく、むしろ好きなんだよ私の変態スキー属性的には!(どやぁ)
なんつーか、そういう意味では真ん中に挟まれたシリーズ2作目がひどく普通に思えました…いや、比較対象の問題というハナシも(笑)。
ホットなんですが、いかんせん最近のBDSM的なものと比べると全然おとなしいエロティックものですよ(日本語破綻だよヲイ。笑)。
コンテンポラリーものでロマサス翻訳作品が少なくなった今となっては、これをステップにもっと増えてほしいという意味では、これはありがたい「当たり作品」でした。
何故なら、手軽に読める短編集な上に昨今の翻訳ロマンス鉄板のエロ場面も多く、ベタだから(除く3作目。爆)。
いやー、セクシャル・スタディーズはまだもう一作あるし、他にもコンテンポラリーの未訳短編あるでしょ、ワイルズ!
いつ出すの? 今でしょ! ってカンジですね! > これ言いたかっただけですスミマセン(爆)
そんなこんなで、お気に入りになりますたー(^▽^)ノ
ネタ万歳!! > オチがそれかよっ(爆)
ネタ満載キタコレ!!
いやー。
あのエマ・ワイルズのコンテンポラリー作品というので、ちょっと怖いもの見たさもありましたが…超ツボ!
別名義で書き分けているというだけあって、こちらはベタ路線というとベタ路線。
そう、ロマサスでよくある事件に巻き込まれたヒロイン、それをきっかけに出会うヒーローというテンプレ。
彼女のセクシャル・スタディーズ・シリーズはそのテンプレを叩き台にして、ワイルズ節を効かせたといったところか。
今回収録されたのはシリーズ2作、あとは別の単発短編。
いや、この単発短編がいわゆるヒーロー2人にヒロイン1人の、まぁ、そういうワケだ(どういうワケだよ。笑)。
思わず作家名がマヤ・バンクスでないかと確認しましたよ(笑)
でもって、いやはや。ある意味、こっちのが斜め上。
いっそ、ヒーロー2人が腐ってくれていてても良くってよ?!ってぐらい、この兄弟が仲が良すぎますた(笑)。
ツッコミ三昧に兄弟のあれこれをニヨニヨする簡単なお仕事タイムでした(爆)
いや、しかし、それはスパイス程度で。
やはりメインのセクシャル・スタディーズ・シリーズを語らずしてどうするよ、これは。
特にタイトルとなっている一作目が…最高!
設定が、大学教授の未亡人ヒロインと、10歳年下の大学院生ヒーローっていうだけで年下くんスキーなワタクシ、入れ食いです(笑)。
しかもこの話、2人が恋愛関係になった途端に事件に巻き込まれまして、ストーカーに嫌がらせをされまくり、盗撮映像を送りつけられる羽目に。
殆ど裏ビデオに近い映像で、正視出来ないヒロインに対し、撮られた日を調べるために見ようというヒーロー(^^;
が、ここでとんでも展開に…まぁ、その、とあるプレイ映像を見たヒーローが撮られた曜日を断言するに至る。
そこが凄いの何のって、こうだよ。
「だって、あなたが初めて××してくれた日だよ!」(キッパリ)
お前は俵万智@サラダ記念日 かよっっ!! とツッコミしたのは私だけなのか?!(爆)
博士号過程最終段階の秀才なんですが、いかんせん不安にならざるをえないねっ!どんな脳内カレンダーだよお前っっ(爆)
しかも、そういうのが全然キライじゃなく、むしろ好きなんだよ私の変態スキー属性的には!(どやぁ)
なんつーか、そういう意味では真ん中に挟まれたシリーズ2作目がひどく普通に思えました…いや、比較対象の問題というハナシも(笑)。
ホットなんですが、いかんせん最近のBDSM的なものと比べると全然おとなしいエロティックものですよ(日本語破綻だよヲイ。笑)。
コンテンポラリーものでロマサス翻訳作品が少なくなった今となっては、これをステップにもっと増えてほしいという意味では、これはありがたい「当たり作品」でした。
何故なら、手軽に読める短編集な上に昨今の翻訳ロマンス鉄板のエロ場面も多く、ベタだから(除く3作目。爆)。
いやー、セクシャル・スタディーズはまだもう一作あるし、他にもコンテンポラリーの未訳短編あるでしょ、ワイルズ!
いつ出すの? 今でしょ! ってカンジですね! > これ言いたかっただけですスミマセン(爆)
そんなこんなで、お気に入りになりますたー(^▽^)ノ
ネタ万歳!! > オチがそれかよっ(爆)
俺様ティーチャー 16 (花とゆめCOMICS)
2013年5月24日 アニメ・マンガ
16巻は、私のお気に入りの雪岡さんとアッキーのお話を冒頭に、風紀部存続の危機の前半を収録。
雪岡さんのナニがお気に入りかってアナタ、その外見と中味のギャップと、アッキーとの凸凹ラブイチャっぷりですよ(笑)。
書きおろし4コマは…わはは!
そうだよね、あの高坂くんって文武両道のイケメンで生徒会メンバーなんだからモテてもおかしくないんだよね。
ただ中味が残念なだけで(爆)
あとはアッキーのマメさ再確認だよね…風紀部のお茶って、あんなに丁寧に煎れられてたんだっww
今回は本誌でやっていたキャラコンの結果に沿った4コマもあったんですが、うふ。
鷹臣くんと番長、あとネコマタさんに投票した私にはあのネコマタさんネタはうっしっしでした!!
次回は、風紀部後編と…夏休みバカンス編。はて。
まだ連載本筋が忍パートのところだから、早坂編に突入してないしな。
百地さんのところの詳細もまだだし。
ううむ、早く続き読みたいよー。
雪岡さんのナニがお気に入りかってアナタ、その外見と中味のギャップと、アッキーとの凸凹ラブイチャっぷりですよ(笑)。
書きおろし4コマは…わはは!
そうだよね、あの高坂くんって文武両道のイケメンで生徒会メンバーなんだからモテてもおかしくないんだよね。
ただ中味が残念なだけで(爆)
あとはアッキーのマメさ再確認だよね…風紀部のお茶って、あんなに丁寧に煎れられてたんだっww
今回は本誌でやっていたキャラコンの結果に沿った4コマもあったんですが、うふ。
鷹臣くんと番長、あとネコマタさんに投票した私にはあのネコマタさんネタはうっしっしでした!!
次回は、風紀部後編と…夏休みバカンス編。はて。
まだ連載本筋が忍パートのところだから、早坂編に突入してないしな。
百地さんのところの詳細もまだだし。
ううむ、早く続き読みたいよー。
さて。今年もそんな季節が…(笑)。
投票に参加すべく、どうせなら握手会も日程が合えばまた参加したい!と、『さよならクロール<Type A>(初回限定盤)』 を購入。
無事、握手会チケットも入手完了(^▽^)
あ、ワタクシは一票しか投票しませんクチなので、1枚しか買いませんのよ(笑)
さっそく、本日の発売日に総選挙の投票初日速報が出ましたが…世代交代感がパねぇ!!
さしこが1位というのは、驚かないのは何故なんだろう(^^ゞ
私としては、麻里子様の15位よりもこじはるの20位スタートのが気になるところですよ…。
中間発表後に投票するかな。
ま、投票する人は不動なんですけどね(笑)
ここまで世代交代が進んでしまった今、彼女にとっても、もしかしたら区切りの総選挙となるかもしれないので悔いないよう投票します。
第1位 指原莉乃 28,563票 HKT48 チームH / HKT48劇場支配人 兼任
第2位 渡辺麻友 14,885票 AKB48 チームA
第3位 大島優子 14,000票 AKB48 チームK
第4位 松井珠理奈 13,656票 SKE48 チームS / AKB48 チームK 兼任
第5位 柏木由紀 12,887票 AKB48 チームB
第6位 松井玲奈 12,177票 SKE48 チームE
第7位 島崎遥香 11,832票 AKB48 チームB
第8位 柴田阿弥 11,530票 SKE48 チームKII
第9位 横山由依 10,616票 AKB48 チームA
第10位 渡辺美優紀 9,163票 NMB48 チームN / AKB48 チームB 兼任
第11位 須田亜香里 8,753票 SKE48 チームKII
第12位 宮澤佐江 8,567票 SNH48 / AKB48 チームK 兼任
第13位 山本彩 8,097票 NMB48 チームN
第14位 板野友美 7,407票 AKB48 チームK
第15位 篠田麻里子 7,126票 AKB48 チームA
第16位 木崎ゆりあ 6,891票 SKE48 チームS
第17位 松村香織 6,616票 SKE48 研究生
第18位 高橋みなみ 6,598票 AKB48 チームA
第19位 小林亜実 6,536票 SKE48 チームKII
第20位 小嶋陽菜 6,502票 AKB48 チームB
第21位 梅本まどか 6,055票 SKE48 チームE
第22位 梅田彩佳 6,030票 AKB48 チームB
第23位 薮下柊 5,539票 NMB48 チームBII
第24位 兒玉遥 5,096票 HKT48 チームH / AKB48 チームA 兼任
第25位 斉藤真木子 5,051票 SKE48 チームS
第26位 峯岸みなみ 4,875票 AKB48 研究生
第27位 入山杏奈 4,864票 AKB48 チームA
第28位 高柳明音 4,824票 SKE48 チームKII
第29位 大矢真那 4,703票 SKE48 チームS
第30位 中西優香 4,654票 SKE48 チームS
第31位 上西恵 4,640票 NMB48 チームN
第32位 松本梨奈 4,493票 SKE48 チームKII
第33位 川栄李奈 4,457票 AKB48 チームA
第34位 古川愛李 4,392票 SKE48 チームKII
第35位 武藤十夢 4,195票 AKB48 チームK
第36位 片山陽加 4,118票 AKB48 チームB
第37位 高城亜樹 4,114票 JKT48 チームJ / AKB48 チームB 兼任
第38位 北原里英 3,507票 AKB48 チームK
第39位 矢方美紀 3,277票 SKE48 チームS
第40位 磯原杏華 3,272票 SKE48 チームS
第41位 多田愛佳 3,259票 HKT48 チームH
第42位 田島芽瑠 3,080票 HKT48 研究生
第43位 木下有希子 3,072票 SKE48 チームE
第44位 市川美織 2,948票 AKB48 チームB / NMB48 チームN 兼任
第45位 山田菜々 2,872票 NMB48 チームM
第46位 大場美奈 2,868票 AKB48 チームB / SKE48 チームKII 兼任
第47位 山下ゆかり 2,864票 SKE48 チームKII
第48位 金子栞 2,821票 SKE48 チームE
第49位 森保まどか 2,809票 HKT48 チームH
第50位 前田亜美 2,761票 AKB48 チームK
第51位 朝長美桜 2,740票 HKT48 研究生
第52位 藤江れいな 2,710票 AKB48 チームB
第53位 菊地あやか 2,704票 AKB48 チームA
第54位 倉持明日香 2,699票 AKB48 チームK
第55位 岩立沙穂 2,685票 AKB48 研究生
第56位 石田晴香 2,665票 AKB48 チームB
第57位 岡本尚子 2,660票 HKT48 研究生
第58位 阿部マリア 2,595票 AKB48 チームK
第59位 矢倉楓子 2,535票 NMB48 チームM / AKB48 チームA 兼任
第60位 鈴木紫帆里 2,492票 AKB48 チームK
第61位 宮脇咲良 2,482票 HKT48 チームH
第62位 岩佐美咲 2,406票 AKB48 チームB
第63位 田野優花 2,394票 AKB48 チームA
第64位 木本花音 2,275票 SKE48 チームE
この前のめちゃイケ!以来、川栄さんが気になっているので、彼女の順位も随時チェックの方向で!(爆)
でっ、でも、握手会に参加するとしたら、やっぱり麻里子様択一なのよっっ!!
投票に参加すべく、どうせなら握手会も日程が合えばまた参加したい!と、『さよならクロール<Type A>(初回限定盤)』 を購入。
無事、握手会チケットも入手完了(^▽^)
あ、ワタクシは一票しか投票しませんクチなので、1枚しか買いませんのよ(笑)
さっそく、本日の発売日に総選挙の投票初日速報が出ましたが…世代交代感がパねぇ!!
さしこが1位というのは、驚かないのは何故なんだろう(^^ゞ
私としては、麻里子様の15位よりもこじはるの20位スタートのが気になるところですよ…。
中間発表後に投票するかな。
ま、投票する人は不動なんですけどね(笑)
ここまで世代交代が進んでしまった今、彼女にとっても、もしかしたら区切りの総選挙となるかもしれないので悔いないよう投票します。
第1位 指原莉乃 28,563票 HKT48 チームH / HKT48劇場支配人 兼任
第2位 渡辺麻友 14,885票 AKB48 チームA
第3位 大島優子 14,000票 AKB48 チームK
第4位 松井珠理奈 13,656票 SKE48 チームS / AKB48 チームK 兼任
第5位 柏木由紀 12,887票 AKB48 チームB
第6位 松井玲奈 12,177票 SKE48 チームE
第7位 島崎遥香 11,832票 AKB48 チームB
第8位 柴田阿弥 11,530票 SKE48 チームKII
第9位 横山由依 10,616票 AKB48 チームA
第10位 渡辺美優紀 9,163票 NMB48 チームN / AKB48 チームB 兼任
第11位 須田亜香里 8,753票 SKE48 チームKII
第12位 宮澤佐江 8,567票 SNH48 / AKB48 チームK 兼任
第13位 山本彩 8,097票 NMB48 チームN
第14位 板野友美 7,407票 AKB48 チームK
第15位 篠田麻里子 7,126票 AKB48 チームA
第16位 木崎ゆりあ 6,891票 SKE48 チームS
第17位 松村香織 6,616票 SKE48 研究生
第18位 高橋みなみ 6,598票 AKB48 チームA
第19位 小林亜実 6,536票 SKE48 チームKII
第20位 小嶋陽菜 6,502票 AKB48 チームB
第21位 梅本まどか 6,055票 SKE48 チームE
第22位 梅田彩佳 6,030票 AKB48 チームB
第23位 薮下柊 5,539票 NMB48 チームBII
第24位 兒玉遥 5,096票 HKT48 チームH / AKB48 チームA 兼任
第25位 斉藤真木子 5,051票 SKE48 チームS
第26位 峯岸みなみ 4,875票 AKB48 研究生
第27位 入山杏奈 4,864票 AKB48 チームA
第28位 高柳明音 4,824票 SKE48 チームKII
第29位 大矢真那 4,703票 SKE48 チームS
第30位 中西優香 4,654票 SKE48 チームS
第31位 上西恵 4,640票 NMB48 チームN
第32位 松本梨奈 4,493票 SKE48 チームKII
第33位 川栄李奈 4,457票 AKB48 チームA
第34位 古川愛李 4,392票 SKE48 チームKII
第35位 武藤十夢 4,195票 AKB48 チームK
第36位 片山陽加 4,118票 AKB48 チームB
第37位 高城亜樹 4,114票 JKT48 チームJ / AKB48 チームB 兼任
第38位 北原里英 3,507票 AKB48 チームK
第39位 矢方美紀 3,277票 SKE48 チームS
第40位 磯原杏華 3,272票 SKE48 チームS
第41位 多田愛佳 3,259票 HKT48 チームH
第42位 田島芽瑠 3,080票 HKT48 研究生
第43位 木下有希子 3,072票 SKE48 チームE
第44位 市川美織 2,948票 AKB48 チームB / NMB48 チームN 兼任
第45位 山田菜々 2,872票 NMB48 チームM
第46位 大場美奈 2,868票 AKB48 チームB / SKE48 チームKII 兼任
第47位 山下ゆかり 2,864票 SKE48 チームKII
第48位 金子栞 2,821票 SKE48 チームE
第49位 森保まどか 2,809票 HKT48 チームH
第50位 前田亜美 2,761票 AKB48 チームK
第51位 朝長美桜 2,740票 HKT48 研究生
第52位 藤江れいな 2,710票 AKB48 チームB
第53位 菊地あやか 2,704票 AKB48 チームA
第54位 倉持明日香 2,699票 AKB48 チームK
第55位 岩立沙穂 2,685票 AKB48 研究生
第56位 石田晴香 2,665票 AKB48 チームB
第57位 岡本尚子 2,660票 HKT48 研究生
第58位 阿部マリア 2,595票 AKB48 チームK
第59位 矢倉楓子 2,535票 NMB48 チームM / AKB48 チームA 兼任
第60位 鈴木紫帆里 2,492票 AKB48 チームK
第61位 宮脇咲良 2,482票 HKT48 チームH
第62位 岩佐美咲 2,406票 AKB48 チームB
第63位 田野優花 2,394票 AKB48 チームA
第64位 木本花音 2,275票 SKE48 チームE
この前のめちゃイケ!以来、川栄さんが気になっているので、彼女の順位も随時チェックの方向で!(爆)
でっ、でも、握手会に参加するとしたら、やっぱり麻里子様択一なのよっっ!!
LEE (リー) 2013年 06月号 [雑誌]
2013年5月21日 ファッション・コスメ
そういえば今月は、巷の皆さんが買っていらっしゃるようなファッション誌を買わずにこれを買いました。
『LEE』って、花のカレンダーの時ぐらいしか買わないんですけど、今回は買わずにはいられませんでしたね(笑)
トラディショナルウェザーウェアの英国調レイントート
確かに、防水加工でB4も入るタータンチェック柄というのは大きな買いポイントでしたが、決定打はそこではありませんでした。
ロゴラベルが印刷ではなく、織りラベルだった ←これでした。
しかも、「SCOTLAND」「GLASGOW」としっかり入ってます(重要)
実は、最近ファッション誌を全然チェックしていなかったのです。
何故にこれを発見したかというと…ぶらりと横を通った大型スーパー内の書籍コーナーでした。
平積みしてあったこの雑誌、専用POPがありまして。
それには、こんなカンジで書かれていました。
雨の日仕様のレイントート いつ(付録に)付けるの? 今でしょ!!
わーっはっはっは!!
もうね、ちょっとペラいとか、スナップボタンいらねーとか、そんなのはあの阿呆な文句でふっ飛んだ(爆)
ああ、見事にPOPにやられたよ(爆)
『LEE』って、花のカレンダーの時ぐらいしか買わないんですけど、今回は買わずにはいられませんでしたね(笑)
トラディショナルウェザーウェアの英国調レイントート
確かに、防水加工でB4も入るタータンチェック柄というのは大きな買いポイントでしたが、決定打はそこではありませんでした。
ロゴラベルが印刷ではなく、織りラベルだった ←これでした。
しかも、「SCOTLAND」「GLASGOW」としっかり入ってます(重要)
実は、最近ファッション誌を全然チェックしていなかったのです。
何故にこれを発見したかというと…ぶらりと横を通った大型スーパー内の書籍コーナーでした。
平積みしてあったこの雑誌、専用POPがありまして。
それには、こんなカンジで書かれていました。
雨の日仕様のレイントート いつ(付録に)付けるの? 今でしょ!!
わーっはっはっは!!
もうね、ちょっとペラいとか、スナップボタンいらねーとか、そんなのはあの阿呆な文句でふっ飛んだ(爆)
ああ、見事にPOPにやられたよ(爆)
先週なかばぐらいの天気予報よりも、少し前倒しで正午ぐらいから雨。
何とか本格的に降ってくるギリギリで、いろんな雑用+買い物から帰還出来たお(笑)
そういえば、スーパーのヨーグルト売り場にて食べたことないものを発見。
ダノンビオ 2層仕立て アプリコットソース入り
ダノンビオは各フレーバー試したことあるけど、これは初めて見るっ!
2個パックで、普通の4個パックよりも若干お高いけど、2層仕立てにしたこだわりがそこにあるのだろう…と踏んで購入。
さっき一個食べてみたけど…。
んまーーーっっ(^▽^)♪
何、これ。
最初から混ざっているフレーバー版より、濃厚でアプリコットソースが美味い!
プレーンでも美味いダノンビオだけど、自分の好みに混ぜて食べるのがまた良いぞ良いぞ。
リピ確定♪♪
何とか本格的に降ってくるギリギリで、いろんな雑用+買い物から帰還出来たお(笑)
そういえば、スーパーのヨーグルト売り場にて食べたことないものを発見。
ダノンビオ 2層仕立て アプリコットソース入り
ダノンビオは各フレーバー試したことあるけど、これは初めて見るっ!
2個パックで、普通の4個パックよりも若干お高いけど、2層仕立てにしたこだわりがそこにあるのだろう…と踏んで購入。
さっき一個食べてみたけど…。
んまーーーっっ(^▽^)♪
何、これ。
最初から混ざっているフレーバー版より、濃厚でアプリコットソースが美味い!
プレーンでも美味いダノンビオだけど、自分の好みに混ぜて食べるのがまた良いぞ良いぞ。
リピ確定♪♪
連休明けは1日少ない就業日数でしたが、今週はフルだったのでつらかった…しかも暑くなってきて、駄目だわ…(ぐったり)
どっか暑い間、涼しい場所に行きたいよ。スコットランドとか スコットランドとか スコットランドとか!!! (昨年末に新車買ったので財政的に無理です。きっぱり)
頂き物のかりんとまんじゅうをお供に、週末は養生兼ねて自宅警備員しつつ。
あー、服とかもっと整理したいし、郵便物も作らないと。
いや。それよりも重要なことがあるのを思い出しましたよ。
これからさっさと仮眠取って 4時起きしないと駄目じゃん私!!
ええ、サッカーです。
スペイン国王杯コパ・デル・レイ決勝戦 なのよー!!
ここで!
ここでまさかの マドリードダービー が実現するとかウマーΨ( ̄∇ ̄)Ψ
(マドリードダービー=レアル・マドリード対アトレティコ・マドリードのこと)
いや、もう正直ここ数年でクラシコは食い飽きた…リーガ、コパだけでなくCLでまでクラシコってたんだから、たまにはいいよ。うん(^^;
(クラシコ=バルセロナ対レアル・マドリードのこと)
個人的には、闘将シメオネがどんだけ吠えて、人外ファルカオがどんだけ無双モードになるか、だな。
あはは。今なら聖イケル様が塩漬けされてるから、アトレティ方面に風は吹いてる?!
…思えば、来週末も同じぐらいの時間に起きないといけないじゃんか。
CL決勝戦さ、バイエルン・ミュンヘン対ドルトムント。
オフシーズンに入ってもヨーロッパ時間ビバ?(´・ω・`)/
去年は、試合(チェルシー対バイエルン)が全然終わらないし、ツタンカーメン展に行くから電車内でワンセグであのPK戦見たよ、あたしゃ(^^;;
あれから一年もたったのですね…。
どっか暑い間、涼しい場所に行きたいよ。スコットランドとか スコットランドとか スコットランドとか!!! (昨年末に新車買ったので財政的に無理です。きっぱり)
頂き物のかりんとまんじゅうをお供に、週末は養生兼ねて自宅警備員しつつ。
あー、服とかもっと整理したいし、郵便物も作らないと。
いや。それよりも重要なことがあるのを思い出しましたよ。
これからさっさと仮眠取って 4時起きしないと駄目じゃん私!!
ええ、サッカーです。
スペイン国王杯コパ・デル・レイ決勝戦 なのよー!!
ここで!
ここでまさかの マドリードダービー が実現するとかウマーΨ( ̄∇ ̄)Ψ
(マドリードダービー=レアル・マドリード対アトレティコ・マドリードのこと)
いや、もう正直ここ数年でクラシコは食い飽きた…リーガ、コパだけでなくCLでまでクラシコってたんだから、たまにはいいよ。うん(^^;
(クラシコ=バルセロナ対レアル・マドリードのこと)
個人的には、闘将シメオネがどんだけ吠えて、人外ファルカオがどんだけ無双モードになるか、だな。
あはは。今なら聖イケル様が塩漬けされてるから、アトレティ方面に風は吹いてる?!
…思えば、来週末も同じぐらいの時間に起きないといけないじゃんか。
CL決勝戦さ、バイエルン・ミュンヘン対ドルトムント。
オフシーズンに入ってもヨーロッパ時間ビバ?(´・ω・`)/
去年は、試合(チェルシー対バイエルン)が全然終わらないし、ツタンカーメン展に行くから電車内でワンセグであのPK戦見たよ、あたしゃ(^^;;
あれから一年もたったのですね…。
楽園を見つけたら (扶桑社ロマンス)
2013年5月15日 新刊レビュー
リサ・マリー・ライスの翻訳新作、読了。
なんじゃこりゃ!!
あかんリサ > 「おしい広島」風で(爆)
帯とか、あらすじとか見て買ったんですが…orz
で、何でこんなホニャララのハニャララなのかと、あとがき見て納得。
「大手スーパー・マーケットチェーンでの販売用に作られたカテゴリー・ロマンスのレーベルから出された作品に加筆して電子書籍として出版」
日本で言うところの、100円ショップのダイ●ーが出してたダイ●ーロマンスか! > え?そこ?!(爆)
加筆と言えば聞こえはいいが、読んでみてイタイぐらいに思ったのは「こ、これって単なる水増し…orz」とばっかり(^^;
ブラック企業に勤めるヒロインのフェデリカは、買収交渉に訪れた田舎町で過労の末にダウン。
そんな彼女を温かく看病し、見守ってくれたのはその交渉相手である町の町長兼保安官のジャックと町の人々。
町に馴染みはじめ、身体と共に心も癒される中、ジャックに惹かれるフェデリカだが、仕事を再開するという事は彼と対立するという事に…とかいう、コテコテのキャリアウーマンもの。
が!
本当に水増しっぷりがパなくって…萎えた。
この話から、メールとFAXを割愛したら、もっとページ数減ってますけど?!(笑)
この際、1998年の時点でうら若きキャリアウーマン2人がブルース・スプリングスティーンのコンサートチケット確保に狂喜乱舞しているとかいう根本的にハズしまくっていることはさておき(いや、そこならもう、他にもいっぱいいるでしょ。若い女性が食い付きそうなオルタナロックアーティスト…何でブルース…。笑)、とにかくあからさますぎる。
クライマックスの入札云々の部分も、メール形式にするにしても、あれの半分で済むよ。書き方変えたら。全部を表記しなくても、まとめて「こんなメールのやりとりが続いて、現在の予想入札額は○○ドルに跳ね上がっていた」とすればいいんだもの。副社長の三行メールなんて、ヘッダーと余白で行数かせいでるとしか思えない有り様でしたわ(呆)
まぁ、そんな萎え事情てんこ盛りの中、更にことのさんは声をあげた。
俺のリサ・マリー・ライス作品ヒーローがこんなに普通なわけがない!
↑
某大ベストセラーなラノベをもじってみますた(爆)
いや、ホンマにこのジャックさんが普通なのよ!そんなっ、ありえないわ!!
リサリサのヒーローなのよっ?!
読み続けているうち、ジャックが元陸軍軍人だったことが判明…ここで「キタキタキターッ!」と期待したのもつかの間、彼が後方支援の補給部隊所属だったという事実が…(^^;
「え?そんな馬鹿な。実はそれは隠れ蓑で、実は情報部の任務を実行していたとかじゃないのか?! 武器の謎の流失事件とか?!」とか妄想していたら、それどころかビッチ妻に業者との癒着に利用されて、うっかり知らない間に共同口座に賄賂をプールされていたとかいう残念展開!
おいおいおい!! そんな展開は想像していなかったぞ! > ある意味、妄想よりも斜め上(爆)
結局、裁判沙汰になる前にお金は財産処分して全部返却、離婚して退役、身ぐるみ剥された状況で故郷に帰ってきました的な(^^;
そんなこんなで、貧乏公務員ヒーローな諸事情がこんな…残念すぐる…。
いや、個性的なキャラクターは沢山いたけど、とにかくヒロインのフェデリカの虐待されっぷりが何ともorz
ブラック企業に、ブラック上司が唯一の身内とかいうのを通り越してたな、あれ。
労災だろ、間違いなく。
そんな燃え尽きたキャリアウーマンと、うっかり残念なごく普通のヒーローとのロマンス…むむぅ。リサたん新刊に期待していたのとは違う以前に、ツッコミどころ満載すぎて疲れた(笑)。
むしろねっ、ワタクシとしては 残念くん ジャックの弟ワイアットの話が読みたい!!と思ったわ!
オタクの鑑じゃないかワイアット!!(爆)
己の萌えを追求しすぎて、職人になってしもうたとか胸熱だねっ☆
えーっと。
コメント……リサ・マリー・ライスがお好きな方はきっと読まれるでしょうから、そのうちどなたかこの本のストロングポイントをこっそりでいいので教えて下さいっ! > オイコラ!!
いや、本当に弟のワイアットくんと運転手のニュートンさん以外に推しキャラが思い浮かばないんです(^^;
なんか、本当に、「あかんリサ」だった1冊。私には( ̄▽ ̄;)
なんじゃこりゃ!!
あかんリサ > 「おしい広島」風で(爆)
帯とか、あらすじとか見て買ったんですが…orz
で、何でこんなホニャララのハニャララなのかと、あとがき見て納得。
「大手スーパー・マーケットチェーンでの販売用に作られたカテゴリー・ロマンスのレーベルから出された作品に加筆して電子書籍として出版」
日本で言うところの、100円ショップのダイ●ーが出してたダイ●ーロマンスか! > え?そこ?!(爆)
加筆と言えば聞こえはいいが、読んでみてイタイぐらいに思ったのは「こ、これって単なる水増し…orz」とばっかり(^^;
ブラック企業に勤めるヒロインのフェデリカは、買収交渉に訪れた田舎町で過労の末にダウン。
そんな彼女を温かく看病し、見守ってくれたのはその交渉相手である町の町長兼保安官のジャックと町の人々。
町に馴染みはじめ、身体と共に心も癒される中、ジャックに惹かれるフェデリカだが、仕事を再開するという事は彼と対立するという事に…とかいう、コテコテのキャリアウーマンもの。
が!
本当に水増しっぷりがパなくって…萎えた。
この話から、メールとFAXを割愛したら、もっとページ数減ってますけど?!(笑)
この際、1998年の時点でうら若きキャリアウーマン2人がブルース・スプリングスティーンのコンサートチケット確保に狂喜乱舞しているとかいう根本的にハズしまくっていることはさておき(いや、そこならもう、他にもいっぱいいるでしょ。若い女性が食い付きそうなオルタナロックアーティスト…何でブルース…。笑)、とにかくあからさますぎる。
クライマックスの入札云々の部分も、メール形式にするにしても、あれの半分で済むよ。書き方変えたら。全部を表記しなくても、まとめて「こんなメールのやりとりが続いて、現在の予想入札額は○○ドルに跳ね上がっていた」とすればいいんだもの。副社長の三行メールなんて、ヘッダーと余白で行数かせいでるとしか思えない有り様でしたわ(呆)
まぁ、そんな萎え事情てんこ盛りの中、更にことのさんは声をあげた。
俺のリサ・マリー・ライス作品ヒーローがこんなに普通なわけがない!
↑
某大ベストセラーなラノベをもじってみますた(爆)
いや、ホンマにこのジャックさんが普通なのよ!そんなっ、ありえないわ!!
リサリサのヒーローなのよっ?!
読み続けているうち、ジャックが元陸軍軍人だったことが判明…ここで「キタキタキターッ!」と期待したのもつかの間、彼が後方支援の補給部隊所属だったという事実が…(^^;
「え?そんな馬鹿な。実はそれは隠れ蓑で、実は情報部の任務を実行していたとかじゃないのか?! 武器の謎の流失事件とか?!」とか妄想していたら、それどころかビッチ妻に業者との癒着に利用されて、うっかり知らない間に共同口座に賄賂をプールされていたとかいう残念展開!
おいおいおい!! そんな展開は想像していなかったぞ! > ある意味、妄想よりも斜め上(爆)
結局、裁判沙汰になる前にお金は財産処分して全部返却、離婚して退役、身ぐるみ剥された状況で故郷に帰ってきました的な(^^;
そんなこんなで、貧乏公務員ヒーローな諸事情がこんな…残念すぐる…。
いや、個性的なキャラクターは沢山いたけど、とにかくヒロインのフェデリカの虐待されっぷりが何ともorz
ブラック企業に、ブラック上司が唯一の身内とかいうのを通り越してたな、あれ。
労災だろ、間違いなく。
そんな燃え尽きたキャリアウーマンと、うっかり残念なごく普通のヒーローとのロマンス…むむぅ。リサたん新刊に期待していたのとは違う以前に、ツッコミどころ満載すぎて疲れた(笑)。
むしろねっ、ワタクシとしては
オタクの鑑じゃないかワイアット!!(爆)
己の萌えを追求しすぎて、職人になってしもうたとか胸熱だねっ☆
えーっと。
コメント……リサ・マリー・ライスがお好きな方はきっと読まれるでしょうから、そのうちどなたかこの本のストロングポイントをこっそりでいいので教えて下さいっ! > オイコラ!!
いや、本当に弟のワイアットくんと運転手のニュートンさん以外に推しキャラが思い浮かばないんです(^^;
なんか、本当に、「あかんリサ」だった1冊。私には( ̄▽ ̄;)
本日は全国的に母の日でしたね > 変な日本語だなヲイ(笑)
ウチの母は最近、モノを増やさないようにしているらしいので(単に服も靴も鞄も娘の部屋に行って拝借すればいいし、と思っているフシが感じられてならん。笑)、消えモノというのが定番。
ま、お寿司、ケーキ、あとオードブルですかね。
太巻はしょっちゅう食べるので、こういう時こそ握りや手巻きにすることにしてます。
で、花なんですが…だいぶ昔に悟りました。
ウチの母、花は大好きなんですが「緑の手」の持ち主なので、ちょっとした手頃な鉢植えとかあげた日には「お母さんもこれぐらい、いや、これ以上に育てられるで!!」とか変に対抗意識むき出しに。
おいおい、誰と戦ってるんだ?!(爆)
というワケで花をあげなくなって久しいのですが…今年はちょっとしたものを。
ええ。ここ近年流行のタオルギフトセットでカーネーションバスケット版があったので、ハンドタオルならこれからの時期はよく使うのでそれを追加。
なかなかいいアイデアだったらしく、ちょっとの間は飾っておいて、見て楽しんでから使うそうです(笑)
ウチの母は最近、モノを増やさないようにしているらしいので(単に服も靴も鞄も娘の部屋に行って拝借すればいいし、と思っているフシが感じられてならん。笑)、消えモノというのが定番。
ま、お寿司、ケーキ、あとオードブルですかね。
太巻はしょっちゅう食べるので、こういう時こそ握りや手巻きにすることにしてます。
で、花なんですが…だいぶ昔に悟りました。
ウチの母、花は大好きなんですが「緑の手」の持ち主なので、ちょっとした手頃な鉢植えとかあげた日には「お母さんもこれぐらい、いや、これ以上に育てられるで!!」とか変に対抗意識むき出しに。
おいおい、誰と戦ってるんだ?!(爆)
というワケで花をあげなくなって久しいのですが…今年はちょっとしたものを。
ええ。ここ近年流行のタオルギフトセットでカーネーションバスケット版があったので、ハンドタオルならこれからの時期はよく使うのでそれを追加。
なかなかいいアイデアだったらしく、ちょっとの間は飾っておいて、見て楽しんでから使うそうです(笑)
はじめてのダンスは公爵と (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
2013年5月10日 新刊レビュー
アメリア・グレイの翻訳二冊目、今度は二見書房からお目見えです。
ちょっとニヤニヤしちゃうよ!!
同じ時期に別の出版社から、初めての作家さんが翻訳される!
しかも別シリーズもので!!
何かそれだけで嬉しく楽しみなのに、これ、どちらも世界観が同じなんですよ。
本格的なスピンオフになるかはこれから次第、ですかな。
ちなみに、ネタばれはしていないのでどこがリンクしているか説明すると、この前、日記に書いた『舞踏会で秘密をささやいて』で、物語のキーとなっていたゴシップ欄記事担当者「トゥルーフィット卿」です。
こっちのシリーズでも、ゴシップ欄は卿が担当です(笑)。
卿の中の人が誰か、は不明ですがね(爆)。
思わず、『舞踏会~』のゴシップ記事に、この話に登場した件の記事がないか全部確認しちゃいましたよ?! > なかったけど。
幼い頃に両親を亡くし、後見人の元で暮らしてきたヘンリエッタ。
不思議な事に、彼女の後見人たちは皆、不慮の死を遂げてきた。そのせいもあり、彼女は己が呪われた身だと信じてきたのだが。
そんな時、新たに後見人に指定されたのがブレイクウェル公爵ルシアン。
本当なら彼の父親がヘンリエッタの後見人となっていたのだろうが、先代公爵は亡くなって、年若い身で公爵家を継いだのがルシアン(通称ブレイク)だった。
2人は、初めて逢った時から惹かれ合うのだが、後見人と被後見人という立場から距離を置こうとするブレイク、そして呪いのせいでブレイクの身に危険が及ぶのでは、と距離を置こうとするヘンリエッタ。
惹かれあってはいても、辛いけど彼女の結婚相手を探さねば…と。
そして、彼女の社交界デビューの日が。
うわ、ベタ!
ベタだよーベタベタ!!
でも、全然それが嫌じゃないんですよ!!
多分、それはヒーローであるブレイクのキャラクターにあると思います(笑)。
久し振りだわ…こんな いじめられっこイケメンヒーロー ってば!(褒めています。多分)
いや、もう、全てにおいて残念オーラがパないですよブレイク!(褒めています。きっと)
社交界でも名高い、放蕩者従兄弟三人衆の中の最高爵位でありながら、保護欲にかられずにはいられない末っ子のいじめられっこ!(褒めています。そんな気が)
何か、従兄のモーガン(伯爵)とレイス(侯爵)と三人でいると、いつもイジられていて(´・ω・`)なカンジ(またそれが良く分かるんだ。読者も。爆)
このブレイクくん、公爵位を継いだのはいいが、先代からの秘書と折り合いが悪く、後先考えずクビにしちゃって後任を決めるにもズルズルと先送りし、書斎机上を腐海に変えるとか!(爆)
もうね、その腐海を見たヘンリエッタが軽くひいて思わず整頓始めちゃうレベル(爆)
肝心のヘンリエッタの弁護士からの手紙も、その腐海に沈んでいたせいでサプライズご対面になったとか、全然笑えません公爵!!
うら若き女性の後見人なんてやったことないしー、んじゃあ!と、元愛人にアドバイスを貰うがてらシャペロンに!よしっ!!オレ、頑張れたよ!!とか思ったら、元愛人現在友達の未亡人にケチョンケチョンにこき使われ、鼻で笑われている始末!(爆)
そもそも、あの元愛人のコンスタンスさん…えーっと、何でブレイクと?とか聞きたい(笑)。
だって、どう見ても肉食系コンスタンスさんに、のほほんお坊ちゃんのブレイク…食われたか?(爆) 多分、コンスタンスさんの一瞬の気の迷いだったとしか!(爆)
「あー。コイツ いろいろ残念だから 友達でいいや」とか思ったとか思わなかったとか(爆)
また、そのコンスタンスさんが鬼軍曹じみていてかっちょいい上に、ヘンリエッタもそれを初対面から把握してしっかり空気を読めるお嬢さんなものだから…あはは(^^ゞ
ブレイクくんののほほんっぷりが余計目立つとかねー(´・ω・`)
一生懸命、「頑張ってヘンリエッタへの気持ちを抑えているんだボク!!」とかアピールしていた筈が、「いや、アンタ以外、全員知ってるしそれ!!」とか一蹴されてみたり(´・ω・`)
「今度こそは秘書を雇って仕事のデキる男を前面的に推してくよ!!」とか決意してた筈なのに、いつまでたっても面接もせず、ズルズルとヘンリエッタに書類整理やらせていて「ああ、スムーズに出来る♪」とかちょっと違うよ公爵!的だったり(´・ω・`)
なんつーか、阿呆な子ほど可愛いというか…超かわいいよブレイク!
↑
すみません。恐ろしいまでのブレイク推しで!(笑)
でも、ロマンスとしてもとってもラブラブアイウォンチューカマンベイベーで良いのよ!
ベタ甘好きな方も満足のイチャっぷりですわよ。
脳内でヘンリエッタを着せ替え妄想しては萌えてたり、社交界での催しのたび、嫉妬炸裂のブレイクの様子とか │壁│ω・`)
脇役キャラクターも面白いし、細かいところでクスッと笑える設定とか(あの時代設定で動物アレルギーのヒロインって初めて見たかも!)、とにかく丸ごと楽しめます。
つか、事件も起こらなかったし、悪役らしい悪役も出なかったイチャラブ癒し系ともとれる1冊でした。お勧め!
本当に、のんびりヒーローとしっかり者ヒロインの正統派(?)ロマンスですわよー。
このアメリア・グレイ、すっかり作家としてもお気に入りになり、シリーズとしてもお気に入りになりました♪
残る二人の従兄編、是非とも読みたいわ!!Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
ちょっとニヤニヤしちゃうよ!!
同じ時期に別の出版社から、初めての作家さんが翻訳される!
しかも別シリーズもので!!
何かそれだけで嬉しく楽しみなのに、これ、どちらも世界観が同じなんですよ。
本格的なスピンオフになるかはこれから次第、ですかな。
ちなみに、ネタばれはしていないのでどこがリンクしているか説明すると、この前、日記に書いた『舞踏会で秘密をささやいて』で、物語のキーとなっていたゴシップ欄記事担当者「トゥルーフィット卿」です。
こっちのシリーズでも、ゴシップ欄は卿が担当です(笑)。
卿の中の人が誰か、は不明ですがね(爆)。
思わず、『舞踏会~』のゴシップ記事に、この話に登場した件の記事がないか全部確認しちゃいましたよ?! > なかったけど。
幼い頃に両親を亡くし、後見人の元で暮らしてきたヘンリエッタ。
不思議な事に、彼女の後見人たちは皆、不慮の死を遂げてきた。そのせいもあり、彼女は己が呪われた身だと信じてきたのだが。
そんな時、新たに後見人に指定されたのがブレイクウェル公爵ルシアン。
本当なら彼の父親がヘンリエッタの後見人となっていたのだろうが、先代公爵は亡くなって、年若い身で公爵家を継いだのがルシアン(通称ブレイク)だった。
2人は、初めて逢った時から惹かれ合うのだが、後見人と被後見人という立場から距離を置こうとするブレイク、そして呪いのせいでブレイクの身に危険が及ぶのでは、と距離を置こうとするヘンリエッタ。
惹かれあってはいても、辛いけど彼女の結婚相手を探さねば…と。
そして、彼女の社交界デビューの日が。
うわ、ベタ!
ベタだよーベタベタ!!
でも、全然それが嫌じゃないんですよ!!
多分、それはヒーローであるブレイクのキャラクターにあると思います(笑)。
久し振りだわ…こんな いじめられっこイケメンヒーロー ってば!(褒めています。多分)
いや、もう、全てにおいて残念オーラがパないですよブレイク!(褒めています。きっと)
社交界でも名高い、放蕩者従兄弟三人衆の中の最高爵位でありながら、保護欲にかられずにはいられない末っ子のいじめられっこ!(褒めています。そんな気が)
何か、従兄のモーガン(伯爵)とレイス(侯爵)と三人でいると、いつもイジられていて(´・ω・`)なカンジ(またそれが良く分かるんだ。読者も。爆)
このブレイクくん、公爵位を継いだのはいいが、先代からの秘書と折り合いが悪く、後先考えずクビにしちゃって後任を決めるにもズルズルと先送りし、書斎机上を腐海に変えるとか!(爆)
もうね、その腐海を見たヘンリエッタが軽くひいて思わず整頓始めちゃうレベル(爆)
肝心のヘンリエッタの弁護士からの手紙も、その腐海に沈んでいたせいでサプライズご対面になったとか、全然笑えません公爵!!
うら若き女性の後見人なんてやったことないしー、んじゃあ!と、元愛人にアドバイスを貰うがてらシャペロンに!よしっ!!オレ、頑張れたよ!!とか思ったら、元愛人現在友達の未亡人にケチョンケチョンにこき使われ、鼻で笑われている始末!(爆)
そもそも、あの元愛人のコンスタンスさん…えーっと、何でブレイクと?とか聞きたい(笑)。
だって、どう見ても肉食系コンスタンスさんに、のほほんお坊ちゃんのブレイク…食われたか?(爆) 多分、コンスタンスさんの一瞬の気の迷いだったとしか!(爆)
「あー。コイツ
また、そのコンスタンスさんが鬼軍曹じみていてかっちょいい上に、ヘンリエッタもそれを初対面から把握してしっかり空気を読めるお嬢さんなものだから…あはは(^^ゞ
ブレイクくんののほほんっぷりが余計目立つとかねー(´・ω・`)
一生懸命、「頑張ってヘンリエッタへの気持ちを抑えているんだボク!!」とかアピールしていた筈が、「いや、アンタ以外、全員知ってるしそれ!!」とか一蹴されてみたり(´・ω・`)
「今度こそは秘書を雇って仕事のデキる男を前面的に推してくよ!!」とか決意してた筈なのに、いつまでたっても面接もせず、ズルズルとヘンリエッタに書類整理やらせていて「ああ、スムーズに出来る♪」とかちょっと違うよ公爵!的だったり(´・ω・`)
なんつーか、阿呆な子ほど可愛いというか…超かわいいよブレイク!
↑
すみません。恐ろしいまでのブレイク推しで!(笑)
でも、ロマンスとしてもとってもラブラブアイウォンチューカマンベイベーで良いのよ!
ベタ甘好きな方も満足のイチャっぷりですわよ。
脳内でヘンリエッタを着せ替え妄想しては萌えてたり、社交界での催しのたび、嫉妬炸裂のブレイクの様子とか │壁│ω・`)
脇役キャラクターも面白いし、細かいところでクスッと笑える設定とか(あの時代設定で動物アレルギーのヒロインって初めて見たかも!)、とにかく丸ごと楽しめます。
つか、事件も起こらなかったし、悪役らしい悪役も出なかったイチャラブ癒し系ともとれる1冊でした。お勧め!
本当に、のんびりヒーローとしっかり者ヒロインの正統派(?)ロマンスですわよー。
このアメリア・グレイ、すっかり作家としてもお気に入りになり、シリーズとしてもお気に入りになりました♪
残る二人の従兄編、是非とも読みたいわ!!Ψ( ̄∇ ̄)Ψ