現在発売中の『ミステリーズ! vol.64』収録のロビン・スローンの短編です。
もう、泣いたの何のって!!

何度もこの日記でも書いていますが、ことのさんはファンタジーというものがあまり得意ジャンルではありません。
ましてやロマンス読者なので…この話にこんなに食いつくとは予想外!と思われるかもしれません。

が!
好き過ぎてどうしようもなく語らずにはいられないのがこの短編でした!
何が素晴らしいかってあなた、読んでるこちらが魂を揺さぶられても、話の軸は全く揺さぶられずにいたところです。
そうです。私のいわゆる地雷である「それまで脈々と構築されてきた辻褄が魔法でちょちょいのちょいでひっくり返される」がここにはありませんでした。

ロマンス脳的に、物書きと魔女が恋に落ちた時点でラストは大どんでん返しの大団円!と予想しそうなものですが、多分そういう話ならここまで泣きませんでした。
それでは、死を予見して生きてきた物書きの長年の苦悩とかいろんなものを、あっという間に無かったことにしてしまうから。

『鋼の錬金術師』ではありませんが、等価交換のようなものだと思うのです。
呪いをかけられた物書きも、かけた魔女も、呪いに苦悩と幸せの表裏一体的なものを与えられましたから。
片方だけでは、この話は成立しかったでしょうから。

この短い話の中には、実に揺るぎないものが多くありました。
魔女のかけた石と氷の呪い、物書きの紡ぎだす物語だけではありません。
息子の運命を揺るぎなく受け止め、土と作物と共に生涯を過ごした物書きの父親もですが、「ああ、上手いなぁ」と思ったのが、最初に物書きに屋根を作ってくれた木こりでした。
呪いを止めたと共に、老いも止めた物書きですが、時代は、時間は流れているというのを実におしゃれに書いていて感心しました。
最初の木こり、木こりの息子が大工、木こりの曾孫が建築家となっていて、でも物書きに雨風をしのぐものを作ってくれるというところは決してブレない。
いやはや、きゅんときちゃった(^^ゞ

「ハッピーエンドではないの?」

そう聞かないで下さい。
だって、私にはあのエンド以外は考えられないのですから。
そうですよ。ラストに物書きが死にかけている姿に魔女が泣き叫んだらその涙で呪いがとけてキラキラ~!なエンディングとかいう黄泉がえり的オチ なら、逆に激おこになっていたかも(^^ゞ

読んだ人によって感想が違う作品かもしれません。
ですが、私にとっては読後もずっと余韻に浸れる極上の「ファンタジーロマンス作品」でした。
それだけは大声で言えるよ!!
だから読んでみるべしよ?! > 強力プッシュするよマジ!!
読んだけど、この日記に反映させていない本を分類していたらこの本がありました。
ノーラ・ロバーツの別名義JD・ロブのイヴ&ロークシリーズの翻訳最新刊。

丁度、病気が発覚して一か月もたってなくて治療だ投薬だ通院だとドタバタしていたのと精神的に読書って気分になれなかった中、この本だけは発売されてわりにすぐ読めたと記憶しています。
以前、ちょっと書きましたがドタバタしていたり、精神的にダウナーな時って「変わらないもの」「ブレないもの」「鉄板なもの」ってのは安定剤的な役割をしてくれるものです。
そういう意味で、そんな状況の中ですんなり読めたのがノーラ作品っていうのは実にわかりやすい。
そりゃそうだ。20年以上、彼女の作品を読み続けているのだから。


今回は、ラストでなくわりに早い段階で犯人を分からせてという手法できましたノーラさん。
が、まぁ、はっきり言ってここまでシリーズを読み続けている読者にとっては「え?今更?!」とかいう類という気も(笑)。
だって、そこまでギミックに走った事件やら犯人やらを長年のシリーズ読者が求めたことはないと思うので > ああ、言っちゃったよ(^^ゞ
そう。バレバレの犯人の事件とか結構多いので、そこに気付いた読者は必然的に倒叙の形で読み進めますからね。
昔はやった「古畑任三郎シリーズ」の楽しみ方のように、この場合は犯人の言動の綻びなどを積み重ねるのですが…この作品の犯人が非常にいい意味で駄目人間でした。
アダルトチルドレンと単純に片付けるには醜悪すぎて、ね。


イヴの疑似家族ともいえるメンバーとのやりとりとか、本当にそこが我々の求めているべき部分なんですが、ブレないといえばサマーセットのいけず具合だな。
今回のツボは、ロークに対しての「あなた様の公式の経歴書に『警察助手』の肩書きを追加するようカーロにいっておきましょうか」でした(笑)。
いや、もう、あの人なら太文字とかでホンマにやりそうじゃないですか(爆)
でも、今回は冒頭のイヴとロークとのアイルランド珍道中に尽きました…あの破壊力は、もう、そのあとの事件とか全てを超越させてます!
ロークが、あのロークがトラクター運転しているんですよ奥さんっっ!!(爆)
あそこだけで、本代金を徴収した気分です!!(爆)

さて。
次回はいつになるのかしら、と思いつつこのシリーズだから近いうちに出そうなので、今から楽しみです。
やはりこういう鉄板ものは必要なのですね、としみじみ再認識しました。
この最新刊、特典ペーパー欲しくてアニメイトに行きましたYO!
おほほ、番長のネコマタさんネタとあっては!!

本編は、夏休み編+早坂編序盤が収録されていて、特に早坂編は物語の佳境ともいえる内容なので夏休み編が息抜きになっているのがよくわかるなぁ。
いやはや、すっかり東高が息抜きパート専門になりつつ(笑)。

書下ろしの4コマもかなりありましたねー!
本編にはお顔出てこない寒川妹こと港ちゃんと大久保くんのラブイチャっぷりの素晴らしさったら(萌)。
個人的には真冬の水泳訓練の際の番長と早坂のガチさがツボでした(笑)

次は秋なのね。
アンケート見ていたら、もしかして特装版も出るのかしら…だとしたら、通常版と両方捕獲したいかも! > 落ち着いて私www


完全に読者対象層ではないのですが、付録のリリー・ブラウンのフラミンゴ柄バック につられてつい(^^ゞ

でも、表紙の写真は盛りすぎだろー。
あそこまでショルダー長くならねーぞ、結ぶと(´_ゝ`)
とりあえず、お散歩用だな。
定価で買っていたら暴れるところだろうけど、楽天ポイントの期間限定ポイント消費を兼ねていたからヨシとするわ。
星座別ミューズでのカスミンとこじはる、それにあだっちーが可愛かったしな!!

何か来月のロデオクラウンズのアロハ柄きんちゃくバックのが絶対いいよ!!
ポイントとかあったらお得にゲットしておきたいかも(^.^)
最近はすっかりマンガを読むのが億劫になってしまいまして、「花とゆめ」本誌1冊ですらひーひー言いながら毎号読了している始末(^^;
そんな中、コミックスを買い続けている数少ない作品の一つがこちら。

とりあえず、まぁ、今回は主役2人のラブよりも新キャラである ツンデレ眼鏡っ娘 お律ちゃんが愛いキャラでウハウハしておりましたよな。
あとはブレない宮さまが美味しいのは前回同様(笑)。
しかし、東辻さんのチャラっぷりは…あれはあれで、ちと心配だわ(^^ゞ

この2巻の分の続きが、すぐに雑誌で読める=追いついている、ってハナシなんですよね。
うむむ。読みきりが連載となると、やはりいろいろと大人の事情が、なぁ…。
内心は、あまり長く続かずに余韻を残すような終わり方をしてほしい設定のお話ゆえに。
定番となった週末のお散歩用のショルダーポシェットが欲しいな、と思っていたので今回は久々に購入。
勿論、目当ては アデュー トリステスロワズィールのポシェットでした。

サイズ的にも私の長財布も入るし、散歩時に持ち歩くスマホ、ブリッグパックのお茶、薬、タオルハンカチも収納、斜め掛けOKなので合格ですね。
ポーチにもなる、って謳い文句ですが、ポーチ使いにはこれはちょっと大きすぎね?!(^^;
色使いもネイビーだし、アンカーのタグがとってもこれからのシーズン向けでさっそく使おうと思います。

本誌はささっと斜め読み程度かな、これは。
いやん。松坂桃李くんのインタビューのみはガン見したけどねっ(笑)。
紅茶の記事は、私の飲めないチャイやミルクティーレシピしかなくってしょんぼりですた…。

来月はリトル・ミィのポーチ。
背面がティッシュ内蔵出来る造りみたいで興味あるけど、ポーチや巾着は未使用のものもあるし自粛、かな。
夕飯後に頂き物、仏様にお供えしていたイチゴを食べていた時にウチの父親が「昔から仏さんのところにはバナナかメロンだったのになー。お盆には桃かスイカで」とかいう話をはじめたので、先週の『鬼灯の冷徹』のお供え物ネタの話をしてあげたところ。

「よく出来たネタだな。というか、そういうネタをマンガにしようという発想がいい」と妙に感心していました(笑)

鉄板イメージってあるよねー。
頂き物のイチゴの場合、故人がとても大好きだったのでいつもお供えされていたものなんですがね。
今はハウスもので年中買えるから、いろんなお供え物があるんでしょうけど。
もう全然「新刊」じゃないんですがねー。
ただ、買ってから積んだままにしていた本だったので、一応ここに分類。

で、何故に今頃読んだのかというのが、昨日の日記につながっています。
ええ、正直ヘビーなフィクションとか、長くてぶ厚い本を読める精神状態ではないところからここにきました。
そうです。

頭を使わなくて、思いっきりベタベタ展開なそんなに長くないロマンス本だから という選択理由(爆)

またね、期待通り(?)のいい仕事してくれんだ、これ! > 褒めてます(笑)

リサ・マリー・ライス作品でも初期も初期作品。
が、『楽園を見つけたら』のような水増し凡作でなく、これはリサリサのリサたる由縁、ああ、このヒーローの下半身人格たるや! 的なルーツともいえるいい出来でしたのよ(笑)。

外見に構わない、でもナイスバディの可愛いヒロインに保護欲満々のアルファ・メールなヒーローのイチャコラ系ロマンス、しかもロマサスにするにはサスペンス部分がいい意味でお粗末だったのが勝因(褒めているにしても他に言い様はないのか。爆)。
ベイローヴィル市警察のあれこれにツッコミ三昧なんですがね、本当は(笑)

多分、通常の体調だったり環境だったりで読んだら、ホットでイチャロマ読みたい方ならお勧めという類のコメントをして終わり的なカンジで日記にも書き留めなかったかもしれない1冊。
だが、読書力が枯渇している今の私には、ロマンス本リハビリとしては最適とまではいかなくても、ステップアップにはいい作品でした。
そうです。
ベタな展開、ベタなキャラ造詣、その時代劇もしくは金太郎飴的な造りこそ、ルーティン復活への一歩なのですよ(笑)
やっぱり、扶桑社のチョイスのがいいなぁ、リサ・マリー・ライスは(前回はともかく。笑)

待合室のお供

2014年3月18日 読書
病院通いが続きますが、メンタル的に今回はフィクション長編という気分にはなれないのが本音。
しかも、さすがにこの前は三つの科となれば細切れ時間ばかり。
そんな時の為にこれをリザーブしておりました。

ミステリマガジン 2014年 04月号

今回の特集「乙女ミステリのススメ」が読みたくて購入。
いつもは雑誌はかさ張るし保管に困るのもあって、ミスマガ購入は数年に一度の、ここぞという特集の時にのみとなっています(いつもは図書館にお世話になっています)。
前回は確かロマサス特集を買った(分かりやすすぎる。笑)

今回もいい特集だったなぁ、乙ミス!
個人的に乙ミス予想していた作品、作家は登場していなかったけど、それでもまだまだ読んでない作品も多く、あの一覧を握りしめてこれから古本屋に通うのが楽しみですよ!
新刊購入可能な作品も多く、さっそく1冊ハードカバー作品を購入しました!!
あとはロマンス読者としては、大矢博子さんに私の大好きなスーザン・ブロックマンとノーラ・ロバーツのお勧め作品を紹介してもらえたのは収穫ですよ!
ああ、大矢さんにノーラの改題の件を吉兆の女将ばりにつぶやいておいて良かった!(笑)
これをきっかけにノーラを読んで下さる方が1人でも多く現れたら嬉しいなぁ(うっとり)。

うふふ。こんな特集、またして下さいね(^^)
14日午前2時過ぎ、伊予灘で震度5強を観測した地震ですが、瀬戸内の各所も揺れまして、我が家も揺れました。
揺れで目覚めたわけでなく、地震がくる前の地鳴りで目が覚めました。
ぼんやり目覚め、地鳴りのあとに揺れるのを感じながら「これだと震度3ぐらいかな…とすると震源地はどこだ?」と停電していなかったのでラジカセをつけて確認。
ま、停電していたとしても電池装着済みにしているポータブルのラジオ、自宅に●個ありますがね。
で、津波がないとかあらかたの情報を確認してから再度寝ました。
哀しいかな、阪神淡路大震災以降、ある程度の揺れは確認前から震度を言い当てるスキルがついた兵庫県人は多く、その1人です(^^;

丁度、一年近く前に淡路島のあたりで震度6ぐらいで揺れたのを思い出しました。
GLAYの大阪ライブ当日早朝で、交通機関に影響が出るならライブ中止の可能性もあるのでは、とか考えたのでよく覚えてます。
一番古い地震の記憶は、中学一年生の時の社会の授業中で机の下に隠れたのと、校舎内にいるのは危険だから運動場で部活してろ、と言われ、一年生なんてそれこそ一番のパシリで一番部活が楽しくない時期なのに、いつもより余分にボール拾いさせられた嫌な記憶としてあります((^^;
関西は地震が多くない地域、という認識があるようですが、ちがう地域もありまして、私はたまたまその地域(断層近くの住人)の人間だったせいで、その時点で震度4クラスというものは経験したのです。

今回の地震による大きな被害がないと良いのですが。
お茶を飲む機会が増え、その都度沸かすのも面倒だし、かといってさめたものを飲むのもなぁ、と思ってたところでした。
そんな時、たまたま1日限定でこちらがお安くなっていたので購入。

いやー。さすがサーモスですよ!
あの保温性たるや、全くもってバッチリです。
1リットルってのもお手軽で、これでいろいろ飲んでます。
今のところ多いのは、ホットで飲む麦茶(笑)。
何で麦茶、と思われるかもしれませんがノンカフェイン、ノンカロリーだしミネラルもあるからねー。
日本茶、紅茶よりは平日向けかな、と。

コーヒードリッパーもセット出来るらしいので、またドリッパー買ってこようかしらん☆
お茶散財まっしぐらな現在のワタクシ。
丁度、これの予約をしていたのでネットポイント消費も兼ねて予約していたものが1日早く届いたよ!
ルピシアのお茶の本「THE BOOK OF TEA」シリーズ最新刊♪

今回は付録が、お茶の限定缶2種類だったので迷わずポチですよ(笑)。
いろいろ試したいタイプなので、あのティーバック30個はニラニラしながら悩みつつ飲むとします(笑)

ちなみに私はこの本の形の箱も重宝しているんですよ。
ええ、スコットランド現地から持って帰ってきたパンフレットやチラシを整理するのにピッタリなサイズ なものでね(爆)
しかもファイルみたいにくったりしていなくて、立てても立派なインテリア的なのでいい按配ですよ!

もう一つ、欲しいかも…(小声)
そんなこんなで、特典もですが雑誌でリアルタイムに追っかけている人間的にはコレクターアイテムなこの作品(笑)。
書き下ろしの『ユズと乳』だけで満足しちゃう出来なんだけど!!(爆)
ユズ、いろいろ頑張れ!!(笑)

本編の方は、ニノがイノハリに加入、そしてモモと再会、イノハリのボーカル「アリス」としてテレビ出演する直前まで。
いやはや、3巻のあのジェットコースター具合を考えると、ここでもまだおとなしい方?
しかし、恋敵キャラである筈の深桜ちゃんが最近ますますカワイイわぁ。
ユズに片思いしているけど、ユズのニノへの恋心を知ってるけどウジウジしていないところが全然いいよ!
うん、オトコマエな女子は本当に福山さんのお得意ですな。

次は夏ですか?!
おお、もしかして夏フェスとのコラボとかでっかい事をやらかしそうよね。
1巻のマンウィズ、今回のSOL出演といい、軽音クラスタ涙目企画が続いているものね、この作品!
楽しみ楽しみ(^^)
先日書いたハーブティーから、フルーツ系ハーブティーを探していたところこんなものを発見したので早速購入。

ロンドンフルーツ&ハーブ トロピカルフルーツ・インフュージョン

トロピカルフルーツ?!

で、お試ししてみたけど、確かに香りはトロピカルだわ~!
お味は、まぁ、こんなものかな、だけど(笑)。
あれだな。セレッシャルと比べると、ちょっとチープなお菓子ちっくな印象かも。
不味くはないんで、そこはご心配なく(笑)。

こうなったら、やっぱりセレッシャルで他のフレーバー探すかな…。
あとはリプトンのハーブティーが一番手堅いんで、補充といくか。あれ、50パック入り業務用だからガンガン飲めるし(笑)
お休みの今日は、朝から開店直後の大型家電店を襲撃したよ!
目的は、本日限定の数量限定だったLEDシーリングライト(調光・調色) ~8畳 ね!

いや、ほら。
私ってばベットの中で読書していて、そのまま寝てしまって朝を迎える事がしょっちゅうなので、部屋の照明付けっぱなしのままってのが多いんですよ(^^ゞ
蛍光灯だから、結構マメに交換してるし、何より長い目で見て不経済だろそれ、ってハナシです。

で、いずれは…と思っていたところ、消費税値上げ前の売り出しが続く家電店でLEDシーリングライトが目玉になっていたのでこのタイミングとなりました。
紐を引っ張り消灯とかでなくリモコン!
タイマーあるから、たとえ寝落ちしても設定さえしてれば問題ないよ!!
電球の交換頻度も激減するよ!!
モノグサの私にとって、これらは諭吉を投資してもいい十分な要素(笑)。

買ってきて、さっそく部屋の現在の古い蛍光灯シーリングをはずして、このLEDシーリングライトと交換。
パイプ椅子を出してくるだけで、あとはその上に立ってパチパチと設置です。
最近のものは本当に便利になっていて、工具いらずでしたよ。

で、早速スイッチ入れてみましたが。

嘘みたいに部屋が明るいよ!!

いや、ホンマに!!
これまで、そこまで自分の部屋を暗いと思った事はなかったけど…これにしてみて、いかに暗かったのか実感(^^;
で、養生中だしタイマー設定で照明OFF設定時間を早めに入力して、ベッドのヘッドボード斜め上のところに付属のリモコンラックを取り付けました。
寝たまま手の届く位置です(笑)。
どんなに読書が盛り上がってても、タイマーで真っ暗になるので、ある意味強制終了です(爆)。
入院中の消灯時間を思い出しそうですよ(笑)
既に昨年の本になっちゃったけど、これ、まだ発売されて三ヶ月ほどの本なんだよね…。
なのにっ、全く評判を聞かない!
何故だっ。

こんなに面白いのに! 久々にRITA賞受賞作家を見直したのに!(爆)

というワケで、時期ははずしたがこの作家の他の作品翻訳につなげるべく、日記に足跡を残すとしたワケです(笑)

もうね、こんな本ってなかなかないよ…ここまで ワンコが全てを超越する作品 って(爆)。
翻訳タイトルを見た時は「何だコリャ」と思いましたが、本編を読むとまさにそのまんま(笑)。
田舎の大地主の娘ソニアさんが、兄の結婚と父の再婚を機に、しぶしぶ祖母の住むロンドンにやってくることに。
そのお供となったのが、彼女の愛犬フィッツくん(オス)。
このフィッツくんの奮闘と、ソニアさんの天真爛漫ながらブレない気質を縦軸に、フィッツくんが引っ掛けてくる(?)ウェアボーン伯爵ダリウスのこんがらがってしまった私生活を横軸にしてのロマンス話なんですが…ひゃーっはっはっは!
この話の凝ったところは、必ず各章の最後はフィッツのモノローグ一行があって、次の章の冒頭はそれからつながるエピソードから始まっているというものでした(笑)。
まるで人間のように人生ならぬ犬生を送るフィッツが、最愛の飼い主ソニアさんにイケてる婿を!!と奮闘する様と、犬はやっぱり犬といったところのギャップが傑作で、ワンコスキーなら確実にこれはハマる(笑)。
犬が哲学や芸術を語るのも滑稽なんだが、動物たちとの横のつながりや知恵の交換具合など、がんじがらめの社交界で足掻く人間たちより彼らの方がよっぽど生産的且つ合理的だったりするのがブラックウィットで素晴らしいよ(笑)。

あ、でもワンコのフィッツばかりを褒めていますが、これってばロマンスとしてもとってもきゅんきゅんなのよ!
兄の急死により残された3人の姪の面倒を見ることになった陸軍少佐のダリウスと、窮屈な都会にやってきたソニアとの不器用で一途でピュアピュアなロマンスっぷりったら!
破廉恥ものばかり読んでる人は、この話でダリウスが初めてソニアにあげた贈り物とかで涙ぐみつつ心を洗うといいよ!(笑)
特にダリウスが社交界から嫌われる理由となった事件、その後も続く不審事件とかは読者には黒幕バレバレなんだけど、それでもその執拗さと、そんな事情に巻き込みたくないからって泣く泣くソニアにつれなくしちゃったりするところとかっ!
もうもうもうっっ!!(バシバシバシッ > 机を叩かずにはいられない)

そんなこんなで、ワンコ充で、きゅんきゅんで、ハートウォーミングで、悪役は典型的悪役で因果応報、最後には微笑ましいエンディングで(子犬の件は吹いたけど。ソニアさん天然すぎ。笑)。
この300ページ程度に、ほっこりしたり、大笑いしたり、ドキドキしたりと全てが詰められていて、そして何より無理がない!
このボリュームで尻切れトンボでもなくって、いろんな要素を詰め込んで、とってもいいカンジに読者に最後まで読ませてくれたのは凄いことですよ?!
というワケでお気に入り決定です。
ああ、ワンコ最高!! > 結局はそこなのね(笑)
あるものを確認したところ、着ていない チェック柄シャツワンピース を何点か発見(^^;
同じデザインで色違い…多分、セールで半額ぐらいになっていたのを2枚買ったままにしていた模様(^^;

私の場合、身長の関係でワンピース=チュニックなので、せめてこれらのタンスの肥やしを着れるように外出を増やせるように治さねば、と思った次第(笑)。

養生している関係で、気を紛らすことが整理整頓、片付けになっているのでタンスとかにも手をつけているので本当に色々と出土していますよ…。
読書だと、作品に集中するまでには精神的には至ってないみたいですよ、ええ。

ハーブティー

2014年2月5日 グルメ
投薬の関係で間食を断念して以来、お茶をせっせこ飲んでます。
で、活躍中なのが、お友達から以前もらったこちらです。

セレッシャル アサイーマンゴージンガー

夕方以降にカフェイン取ると寝れなくなる人なので、ハーブティーが便利。
以前、彼女に教えてもらったハイビスカスオレンジも大好きなんだけど、あれに負けない美味しさ!
余りに気に入ったので、あっという間になくなりそう…(^^ゞ

見てみると、成城石井にあるんですね!
これはさっそく補充しに行かねば!!
とうとう、とうとうこれが最終巻です。
読み終わってから3日たちますが…余韻とか、そういうのでなく、ただそこに「ラスト」があったといったらいいのか。

何があってもあっさり受け入れられるスキルが20数年かかって培われた身は、あのラストでも揺らぎませんでした。
あれは受けいれられない人もいるのかもしれません。
でも、粗方の方向性を大昔に知っていたので、むしろあれはポジティヴなエンドマークだと解釈しました。

「ギイがタクミを好きになった瞬間が分かった時は物語のラスト」

確かに、そうでした。
本当なら、三年生部分は無かったのですから(二重の意味で)、その分は余分に夢を見させてもらった、と思う事にしました。
それぐらい、ごとうさんが書かれた通り、彼らの二年生の部分が私にとっては全てだったから。

ずっと年をとらなくて、ずっと進級しなくて。
でもね、確かに「時間」は流れていて、それがあの特別な空間を具現していました。
私が『美貌のディテイル』以降の話をあまり熱心に読めなかった理由も、そこに関係していました。
キャラクターとしては、三年生編になって登場した三洲も真行寺も大のお気に入りなんだけど、その分、章三の出番が減ってしまいほろ苦く思ったりもしました。

シリーズものを、作者本人が考えていたところよりも「大人の事情」で延ばしたというのは、ハッキリは言ってらっしゃらないけど、作品の端々に見えていてそれが切なくも感じました。
だから、ご本人がツイッターで気楽に自由に書いてらした短編を集めた特装版小冊子が、まるで昔のような雰囲気でとても心地よいものであった事にホッとしたり。
オンラインの方でリアルタイムで読んでましたけどね(笑)。

もう少し落ち着いてから、全巻を再読したいと思います。
全27冊…ふぅ。よくぞ完結してくれました。
終わるのは寂しいけれど、生きているうちにラストが読めるというのも幸せということで。
朝から皮膚科。
去年末に診察してもらった時の原因は分かったから、今回は別の場所。

しかし、日常生活の見直し=規則正しい生活、というワケで毎日早寝早起きしているので病院に出遅れる事もなく、あっちゅう間に診察、調剤も終わりました。

はて。
ここからですよ。
ここで再び寝るという選択肢はないので(やったら、自分が夜中に後悔する。笑)
いつものぐーたら週末よりも、明らかに時間があるワケです。

で、たどり着いたのが「断捨離」というワケです(笑)。
身辺整理というにはナニだが(笑)。
片付けしつつカーペットコロコロをいろんなところにかけつつ、当分の間、週末を過ごす事になりそうだな(^^ゞ

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