ISBN:4270100370 文庫 香野 純 ランダムハウス講談社 2006/04/01 ¥819

読了〜。
前作ほどは脱力感はないが・・・読了してまず、思った事。

「これ、どこがヒストリカル?(^^ゞ」

別に普通のコンテンポラリーと変わりなかったような・・・どこらへんが歴史的なのかしら・・・(^^ゞ

しかしこのヒーロー、探偵失格もいいところ(~_~;
その偏った先入観というのが、麻酔針で眠らされる毛利のおっちゃん(by名探偵コ○ン)以上にひどい(~_~;
凶器がハサミだからって、何故に犯人が女だと決め込むのだ?!
そんなすっとこどっこい部分がなければ、ロマンスとしてはまだ読めたのに・・・あれで彼の間抜け度があがったわ(^^;

あと、脱いで下着一丁になって髪を下ろしたらネイティヴと見紛う事ない・・・とあるが、100年以上前のシカゴで、あんな生粋のスー族である彼がいくら裕福な白人と同じような衣装に身を包もうがそんなに目立たないものなんでしょうかね?(^^;
そんな奇妙な箇所が多く見られたりしたんですが・・・時代設定からいうとフリモント・ジョーンズ・ミステリー(ダイアン・ディ)と大して変わりないのに、何故こんなに時代設定に関わる部分がご都合主義的に書き流されているのかが、犯人モロばれのサスペンス崩れ部分よりも、何よりのミステリーだったかも(笑)。
これを歴史ロマンスにする理由は一体どこに?(^^; ってのと共に(笑)

しかし、あの結婚のオチは、さすがダイアナだね〜。
ある意味、強引な伝統芸的力技。ダイアナ風うっちゃり突き出しってとこか?!(爆)
ISBN:4596218188 新書 矢部 真理 ハーレクイン 2006/03 ¥672

ウインターズの新刊も読了〜♪
これ、読んでみて思ったのが昨年ぶった斬りしたリン・グレアムの逆立ち女と類似設定だという事(笑)!

不貞訴訟起こされたギリシア夫の元から去った幼妻が、再び夫の愛を取り戻す、という話。
だがあの逆立ち女(爆)とは雲泥の差ですわよ!
ヒロインに偶然出会い、熱烈に恋におちて結婚したヒーロー、しかし邪悪に二人の間を邪魔する異常女の巧妙な罠にかかり別居、というところなんかは、ギリシアものでなくともよくあるパターンと言われるかもしれない。
しかし、このヒロイン、癌の為に乳房を失い、癌を克服した頑張り屋さん。
非常にポジティブで、若いながらも別居に至り、自分の未熟さを認め、自身の為だけでなく彼や家族の為に辛いカウンセラーにかかったり、乳房の再建手術うけたり、新しく目標もったりして一年後に夫を取り戻す為に帰ってくるんだよね。
かなり年上の夫の不安とか、そういうものを丸ごと包み込めるようなぐらい成長して。
彼との間だけでなく、家族との間とかの事も深く考えいて、とても23才ヒロインとは思えない味わいでした。
死と向かいあってた分、肝座っているというのもあったんだろうけど、そんな彼女でも結婚当時は環境の変化や再発への恐怖とかあったりした、という意味では裏表紙粗筋に若干偽りがあると思うんですが(-_-)
以前の彼女にしても、単なる若さゆえの我侭じゃないのに(悪役の策略もあったからこその我侭だった)、軽く頭悪い幼妻みたいなニュアンスで書かれているあの粗筋にはちょっと文句あり(-_-)←実際読んでもらえば分かります

ヒーローが、またねぇ・・・メロリンキューくんなんだよね。
こんなにヒロインにメロメロで仕事は大丈夫なのか?!ってぐらいにマメ男くんで、優しいのだ。
そんなところが悪女に付け込まれるんだけどね(^^ゞ
またこのヒーローがよく泣くんだよね(笑)。
違和感なく、声もあげずにシクシクと。
彼女の病気が再発したらどうしよう、彼女失ったらどうしよう、って(^^ゞ
彼女の首筋に顔を埋めてシクシク・・・母性本能メガヒットもいいとこ(爆)
確かにヒロインじゃなくても頭撫でたくなるね、ありゃ(笑)
ってことで、新年度初更新(笑)
中身は、先日行ったTOKIOのライブ日記、
それと先日日記で話題になっていた本がテーマの「彼岸でタンゴ(単語)」(笑)。
すんません、少なくって(^^ゞ
日々、ちまちまって事で・・・一応、前進中なんですが(^^ゞ

あと、まだ一ヶ月以上は大丈夫と思うんですが、何せ毎回終わってから気付くし、次の更新がいつか本人も検討つかないんで(自爆)、これぐらい早く告知しておいた方がマシかと(^^ゞ
いえ、30万Hitですよ、カウンタの(驚愕)。
ま、他のサイトさんと比べるとウチの場合は日記ヘッドラインがトップにあり、あれを見ると今日の日記が更新されたというのが一目瞭然なのでトップから見て下さる方が多いから・・・ってのがあるんでしょうね(笑)。
あのトップから日記へのジャンプ率は驚きますもん、いつも(約9割がそう。たまにすごい検索ワードで日記にいらっしゃる方もいますが。笑)。
というか、誰がこんなケタ想像出来たかしら・・・本人が一番びっくりしています、って事で今からちまちまっと景品作りに勤しむとしますわ(^^;

まだまだ先の事なので、通過したらまたお礼コメントをば〜(^^)