ローリ・フォスターの新シリーズ1冊目、読了。

・・・ここでやめていい?(^^; (笑)

いや、何を書いてもどう書いても、最後にはヒロインの駄目弟にたどり着くような気がするんですよ。

このバカ男がぁっ!!悪役にボコられて血祭りにあげられる前に私がこの手でシバいて根性叩き直してやるわい!!と(爆)

デニー先生、手加減無用です、みたいな(笑)。

いや、設定としてはおいしいんですよ。
機能不全家族の面倒を一心に見ながら、自分のビジネスを一生懸命やっている頑張り屋のふかふかヒロイン(爆)と、彼女にメロリンキューなイケメン大柄ワンコなヒーローとのラブラブエッチな、よくあるロリさんお得意パターンだし。

でもね、加減というものがあります。
機能不全過ぎたのよ、このヒロインであるメイの家族が。
ある程度のレベルなら「頑張れ、ヒロイン!!」とも思えるが、いかんせんこの一家、最悪。
居直り強盗みたいな論理を振りかざしての傍若無人っぷりには、もはや呆れを通り越して怒りすら覚えます。
そして、そんな様を増徴させているようにしか思えないヒロインの言動にも、その怒りの矛先は向かうのも当然といえば当然じゃありません?
「両親は弟に何もさせずに過保護に育て過ぎた。それは弟の為にはならなかった」
じゃあ、姉として弟を愛しているアナタは、その二の舞を演じてはイカンとは思わないのか?
分かっていて、尚更、弟のあれやこれやを一手に担ってかばい続ける様は、弟に対する形を変えた一種の虐待と読まずにはいられなかったわ・・・。

というか、あれはもう、無償の家族への愛というより、ヒロインのお門違いの自己陶酔に近い妄執のように思えてなりません。
実際、それはヒロインの親友であるアシュリーをはじめ、出会って間もないヒーローのジュードも、そしてジュードの友人であるデニーの目にもそう映っている。
そんなに愛情を費やす価値があるのか、とか、見返りはあるのか、とかは本人にしか分からないんでしょうが、そのヒロイン本人も事あるにつれ憤りを感じているんだから、尚更に妙。
全員がいい年した大人なのに、何故?と。

結局、主人公達のロマンスの魅力は、その憤りが読者にも伝染した事で半減してしまった感が否めない。
あんなにマメな、かわいい大型ワンコなセレブイケメンなのにジュード!
かなり乙女系なくせして、フェチ度合いも外さないエッチでセンシィティヴなダーリンなのにジュード!!
・・・哀れだ(^^;
多聞に、この「哀れ」という言葉は、あんな最悪な家族を姻戚として背負ってしまったところに起因するが(ちーんっ)。

脇役も、口八丁手八丁のツンデレなカワイコちゃんであるアシュリーをはじめ、オッサン贔屓にはたまらんスマッシュなデニー、登場場面全てにヘタレオーラが蔓延している次作ヒーローであるヤンエグ(死語)なクィントンと、ロリさんらしいイカしたキャラを配置しておきながら、それらを全て台無しにするヒロイン一家のイケてなさよ・・・。

物語には、確かに悪役は必要だ。
ジュード側の悪役が、ある意味、分かりやすくコレキタ!なよくある逆恨み系悪役だった分、メイ側の当人らの意識なき悪役の醜悪さばかりが目立ってしまった。
そう、物語のバランスを全てぶっ潰す程に。
魅力的な悪役でもなく、粘質な悪役でもない。それならいっそ諦めもつくし、納得も出来るし、拍手を送りたくなる時もある。
今回はただただ、醜悪なだけ。救いはない。
そんな醜悪なもの中心に物語が回ってしまった事に、読者がどんな印象を持つのか。
いい印象でない事は確かだろうな。

次回のヘタレなクィントン編でリカバリ可能なんでしょうかね・・・いや。ロリさん読者としては、先にヴィジテーション・シリーズ読みたいんで、そっちでお願いします、ええ。
キャロライン・リンデンのデビュー作にて日本初上陸作、読了。

お金のない貧乏貴族のヒーローが、お金目当てに若い令嬢との結婚にこぎつけようとしたら、その令嬢の後見者にて妙齢の未亡人叔母であるヒロインに妨害される、という・・・何だかよくある物語の始まりというか。
でもって、その丁々発止のバトルの末に恋に落ちる、というベタな展開もお約束・・・なんだが・・・。

えー、えーっと、この作品、どこが魅力なの?(^^;;

真剣に分からない。
自分が若い頃に駆け落ちの末に転落人生となったヒロインも・・・アタタ。
覗き見シュミの死にかけた恩人ジジイ夫の為に、と、いくら自分がそれなりに気に入った相手を選んでいるとはいえ、何人も男を渡り歩いて見せエッチしているような彼女に、もらい泣き状態のヒーローもどうかと思うんだが(^^;
まず、この短絡的なヒロインにまずどうしても馴染めず(笑)。
そして、なんとなく善人のように書かれていようが、愛なき育ちなゆえに自分の基盤である土地を持とうと奮闘するも、結局はその元手を仲違いしている父親からの仕送りで賄い、その仕送りが止められたら、金持ち女を引っ掛けて穴埋めしようとするヒーローも似たりよったり(笑)。
「同情するなら金をくれ」的な設定にしたつもりだろうが、同情心・・・薄いね。かなり(^^;;

そんな二人、そもそもの出会いのきっかけとなったヒロイン姪が駆け落ちして行方不明になった~!!とか切羽詰っている筈なのに、気付けばエッチに真剣に勤しむのにいっぱいいっぱいだし(^^;;
人の話を聞かないまま思い込みのみで暴走するヒロイン、一丁前の事を述べつつもどう見ても偽善者にしか見えない甘え満々ヒーロー・・・どうしても萎えるってば(笑)。
そんな主役キャラクターの魅力の無さからエッチ場面のホットさが、何というか浮いてて笑いも乾きます・・・。

でもって、ヒーローの家庭環境の裏事情、ヒロインの亡き夫の残した遺産に絡んだオチといい・・・かなりとってつけた感が否めない(^^;
ヒーローの生い立ち(想像ついたけど)、彼の人格形成に影響しているのは分かるんだが、だからといって金持ち女を引っ掛けりゃいい的な考えを見逃していいのかと・・・「いや、結婚したら相手を大切にするし」・・・居直り?(^^;;

まぁ、そんな二人がめでたしめでたし、となって拍手喝采するのも白々しいので割愛しときます(爆)。
脇役も、ヒス全開で人の話を聞かないところは叔母そっくりな姪をはじめ、イケてないのばかり(笑)。
オペラ歌手とヒーロー友人のあれこれなんて、とってつけたもいいトコだし(^^;
かろうじて、ウェア公爵が及第点?(笑)

・・・というか、早くも2冊目翻訳決まってるんだ、この作家さん(^^;
この作品だけで評価するのは気の毒なので、作家評価は次回まで保留・・・でも作品としては、そうね。
超悪くもないけど、お世辞にも優等生的凡打とも言えないかも。
再読は絶対ないわね(笑)←これが一番キツイ(笑)
やっとこさ開始編~。
ダークハンター・シリーズ翻訳1冊目、読了♪
何度読んでも、キリアンの悶え具合とピュアさと健気さに涙、涙の1巻目だわ・・・うるる。

出たばかりなんで、まぁ、あらすじとかは本屋さんで御自分でご確認の上、即時ご購入願いたい。
いや、はっきり言おう。

買ってくれ。頼む。翻訳続けてもらうのと短編まで拾ってもらう為には売上げ部数が必要なんだ> ガチすぎて涙もん(爆)

簡単にこのシリーズを説明するなら、男性フェロモン過多の超不幸なイケメン達が、我侭で面食いな月の女神アルテミスに三途の川の畔でスカウトされ、ダークハンター(その生まれと特性によってはウェアハンターとドリームハンターにも)となってアホな神々の尻拭いを兼ねて人助けしているイカれたイカしたおしんヒーロー大活躍シリーズである(爆)

・・・え?違う? 私はずっとそう思って読んでるんだけど(爆)。

パラノーマル・ロマンスが大量に日本上陸していて、パラノーマルもの大好きのことのさんもウホホ状態なんだが、このシリーズだけは別格。
こんなにオタク魂と腐女子モードに同時に火をつけるものは他にはないのだ。
設定も、得てして胡散臭い。キタコレ!(笑)
だが、その胡散臭さを自ら居直って楽しむ茶目っ気がケニヨン作品にはある。
この巻でも、ヒロインのアマンダに自分の別名義(キンリー・マクレガー)の本を愛読させたり、ローマ人に拷問虐殺されたとされるキリアンにイタリア車を運転させてみたり、と非常にアホで細かい。
こういう芸(笑)が、巻数を重ねるにつれ益々加速するんだからスゴイよ、ケニヨン!!よっ、芸達者!!! > 誉めている(笑)

1冊目は、番外編というかプロローグとなったジュリアンの話に登場したキリアンと、あの作品でヒロイン親友として大活躍したセレナの妹アマンダという、比較的分かりやすいところから攻めてきた。
よく昔のマンガであるような「血沸き肉踊る戦い」の延長戦もといえる、何というか女性読者が若干ひくぐらいまで書き込む虐待的場面もお馴染み・・・でも、これが意外に淡々としていて、何ちゅーか、外科手術的に進行するのも特徴かな。
セックスとバイオレンス、まさにそんな看板文句が似合うんだが、コミカルさも忘れていない。
そこにメロメロでドラマティックなロマンスを絡めてくるもんだから、読者がきゅんきゅんになっても不思議じゃないね。うん。
(ドラマティックといっても、どっかの大御所みたいに毎度ヒロインが死にかけて和解、とかいうイタすぎるベタものではない。笑)
だって、あのホットでエロいラブシーン以上に、真夜中のキリアンとアマンダのほのぼのキャッチボール姿に胸ときめかせてしまうんだもの。天晴れよ。
乙女系キリアン、炸裂じゃない!(萌)

アマンダの超能力の使い加減、そしてキリアンの能力の消失ポイントなど、神話とSF的な超能力、そしてヴァンパイアなどの異形のものを絡めた際の按配も見事。
脇役も個性的なキャラがてんこ盛り、ジュリアンとグレイスも登場して前作読者には楽しい作りでしょ?(笑)
悪役も、すごい粘質で陰湿なのに、どうしてこれがボケもかましてくれるんだからたまらんスマッシュで困ったり(^^ゞ
書き過ぎず、使い過ぎず、かといって出し惜しみはしない・・・何と言うか、エンターテイメント小説の鏡。
自分で作った確固たる設定と世界観、そして突出したキャラ造詣で、ここまで読者を引っ張る勢いがあるのもすごいが、根底にあるのが何とも非常にシンプルな「ボーイ・ミーツ・ガール」ものな正統派ロマンス路線。
ロマンス読者が、このシリーズを熱狂的に受け入れずしてどうする、と言ったところ。

さて。既にあとがきで予告されているが、次回は今回、重要な役どころとなったワニ男(爆)・・・違った。タロン(笑)。
これまた真正面からガッツンとくるソウル・メイトもの(しかも転生ものという二重ネタ)なので、早く上陸してほしいですな。
久々にこのキリアン話の、あのオチの部分読んで「あ、ザレクってもうここで名前登場してたんだ」と再確認したり(笑)。
もっとも、あのラストでアケロンが伏せたアルテミスの呟きが、後にエライ事(目を疑う伏線の結果)になるんだけどねぇ・・・そこまでたどり着くには何年かかる?(^^;
が、頑張って下さい、翻訳。
ニック青年の話を読もうとして、ウェアウルフのセバスティアンうっかり引き当てて昨夜は読んでしまったよ・・・(^^ゞ
ところで、アケロンの話は・・・PB落ち待ちせんと、諦めてHCで買うべきかねぇ・・・待ちくたびれそうだし(^^;

魔王 最終回

2008年9月12日 TV
・・・。
王道的オチとはいえ、すごいホラー並みの死体量産劇でした(^^;;
大昔からジャニ追っかけている身としては、やっと世間に大ちゃんの巧妙に計算された仮面が剥がれた本当の姿の一部が披露してもらえたエポックメイキング作品として殿堂入り(笑)
よく頑張ったね、斗真も!お疲れ様~っ!!

毎週の楽しみがこれで終了・・・いや。この枠は、次もガチですから!
ニノと亮たんでガチ!!




・・・朝っぱらからやってしまった(ーー;

寝起きでいきなり腰をひどく捻ってしまった・・・腰痛持ちなのに何てコト!!
痛みも、いつもの腰痛のと違うんで、不気味すぎる・・・。

とりあえず、定時までは我慢して仕事をし、ダッシュで病院へ。

・・・長く待ったよ、ええ。
レントゲンもとったが、骨には異常ナシという事でひとまずホッとしてみた。

痛み止めやら湿布薬やらを処方されたが、一番ありがたい処方はこれだったかも。

腰痛ベルト(コルセット)

自腹切ってでも、腰痛持ちには厳しい冬を迎える前に購入しようと思ってたので、保険の対象で手に入ったので、それはヨシと考えよう・・・。

しかし、痛い・・・アテテ(ーー;
アタシの休み前って、何故にいつもこんなカンジで病院と仲良しなんだか、とか今更ながらの体たらくにトホホだよ。。。
ジュリー・アン・ロングの三姉妹トリロジーの2冊目、読了。
今回の主人公は、他の姉妹と生き別れた後、フランスに渡ってダンサーの養女として育った次女シルヴィ。

いや、このヒロイン、もしかしたら賛否両論タイプかもしれんな、と思った。
なにせどん底から、自分の才能と努力と野心でパリ・オペラ座のエトワールまでのぼりつめた愛人持ちの美しきバレリーナ。
しかし、ことのさんは前作の三女スザンナよりも、このシルヴィの方が好きだったりするの。
貧しい中、自分のメシ代を稼ぐが如く、根性根性ド根性!!とレッスンに打ち込み、頂点まで登りつめて地位と名誉を手にしたんだから。
・・・のほほんと育てられて、苦労も知らず根拠もなく人を斜め上から見る鈍ニブなヒロインに我慢ならん心狭い読者ゆえ?(笑)
まぁ、愛人とのあれやこれやの微妙さとイケてなさは仕方ないか、シルヴィの場合は、と思うし。
だって、あのご時勢、人気芸術家にパトロンはいて当然でしょうて。
たまたまその相手とプラトニックでなかった(本編で、相手が海千山千ゆえの、その微妙な事情も書いてあるが)、というだけで。

そういうワケで、そんな彼女が生き別れた妹スザンナからの手紙を見て、一大決心してフランスに仕事と愛人を置いて、えんやこらと海を渡る。
捜し求めていた本当の家族を手に・・・という一念で(複雑な本音は本編オチ近くにやっと本人が気付く。しかし読者にはミエミエでそこらへんの按配も○)。
しかし、そうは問屋がおろさず、変装までして乗り込んだ郵便馬車が強盗に襲われ無一文に(^^;
妹からの手紙までも奪われ、妹宅に行けば入れ違いに自分を探しにフランスに行かれているタイミングの悪さ。
あげく召使にスザンナの夫である子爵の資産を狙う生き別れの姉を装った偽者扱いされる有様(^^;

仕方ないので、妹の帰国を待つ間のメシ代と宿を確保する為に、馬車で一緒になった劇場主トムのところに転がり込む事に。
踊りならお手の物じゃない、と行った先にあったのは・・・あわれバレエとは雲泥の差とも言うべき、エッチな踊り子たちの渦巻くショー劇場(笑)。
パリ・オペのエトワールの私が何故に、エロ曲を歌いながらお尻ふりふりツンツンなんてせんとアカンのか・・・いや、メシ代の為!と、シルヴィが心底嫌そうながら奮闘する様が何とも笑えた(笑)。
ここでは、厳しい鍛錬の末に鋼のように研ぎ澄まされたバレリーナの身体も単なる貧乳ちゃん扱いなのがトホホ(^^;;
お胸絡みは、前作で登場し、今回も何かと話の美味しいところに出てくるデイジーさんのところでは炸裂していたが・・・おデブさんネタとか、えらい強烈な書き具合だったけど(^^;;

で、ロマンスのお相手となるトムだが・・・いやー。こちらもシルヴィ同様、どん底から今のような財力を持つまでに至った野心家。
それでいて、適度にナイーヴな・・・ギャンブラー気質という、何とも複雑なイケメンくん。
突然知らされた自分の息子の存在に対するぎこちなさとか、最初からほれ込んでしまっているシルヴィに対する悶々具合とか、内にこもるような印象でどちらかというと地味だな。
大人の遊戯施設経営の平民となると、デレク(クレイパス作品の金字塔ヒーロー。笑)のようなダークなイメージが濃厚に漂うのに、実にこの彼も・・・前作キット同様、キャラのパワー的に薄い(笑)。
細かいエピソードもラストの大芝居の決闘場面もかなりよく出来ているのに、ホントにインパクト弱い(^^ゞ
ここ一番のキャラに力がないというか、勢いがないというか・・・これは、もしかしなくてもこの作家の致命傷じゃないのかしら・・・(^^ゞ
悪役となった、シルヴィの愛人エティエンヌ(ブルボン家の王子、という設定だが、時系列的にそれって無理アリアリな設定では、とツッコミしそうになった。笑)も、陰湿具合がやや足りなかったわ(笑)。
そんなこんなで、全体的に○なんだが(万民向けではない、という最初の話を踏まえて、ですが)。
一般的優等生レベルを脱するには、ちょっと話に勢いとキャラ萌えが感じられなかったかな(^^ゞ

そんなこんなで、次は最終話・・・いやはや。この癇癪持ちDNAを持つ姉妹の長女が牧師の養女とかいう、そのいっぱいいっぱい具合に、一応期待は膨らむワケで・・・というか、ラスト1冊で母親のオチと殺人事件のオチも片付けないといかん事を思うと、この2巻が一番良いバランスの作品だったのかもね・・・。
年内、詳しくいうと12月にラスト巻は読めるようで、そりゃ朗報ね、というハナシです(笑)
・・・この、まだクソ暑いのに、こんなものを朝からポチっているあたり、かなりストレスたまっているのかしら・・・。
でも、可愛く見えたんだもん・・・流行りものだし・・・。

ホラ、送料無料だし!
そのままスキニーに合わせてもいいし、折り返してカラータイツに合わせてもいいし!!
ポイントもあったから、1シーズン履き潰しても後悔しないコストパフォーマンスだし!!!

・・・などと、自分に言い聞かせていたり(^^;
でもすぐ届いても、今は試し履きしたいとは思わない(爆)。
暑苦しすぎる・・・(爆)

+独り言+
残業から帰還、あえて情報を何も入れず全米オープンの準決勝、ナダル対マレーの続き(雨天による順延)を鑑賞しながら遅めの夕飯。

・・・あらら。五輪疲れ、かしらん。ナダル、負けてしまった(^^ゞ

しかし、マレーくん、いかにもイギリスのお兄ちゃ〜ん♪ってカンジで好みなのだが、解説者のガールフレンドちゃん情報に爆笑してしもた・・・初デート情報を公共電波で言われても、ねぇ(笑)。
袖口のRBSの広告ロゴ縫い取りに萌える阿呆はやはりことのさんぐらい?!(末期)

明日の決勝戦も録画して行きますわ・・・残業対策で(涙)。
シャノン・マッケナのマクラウド家シリーズ最新刊、読了〜♪
あ〜、久々にマッケナらしいマッケナ節炸裂っぷりを読んだ、とかいうよく分かるような分からないような満足めいた呟きを洩らしつつ(笑)。

いや、実際そうでありません?
お姫様と野獣(爆)の妄想大暴走エロ劇場という自分のお約束テンプレを大事にしつつ。
それ以上に今回はしっかりしたストーリーの軸、それに加えて今まで引っ張ってきた謎を一気に前進させた事により、ちょっと二巻、三巻で感じたマンネリ中だるみ感(おいおい)を一気に払拭したカンジ。
いや、多分以前からそうだと思ってたのよね。
ショーンが、本能で「彼」とリアルタイムでテレパシー会話しているあたり。
だって、もしも相手が完全に彼岸の人なら立派なイタコだよ、ショーン(^^ゞ
それに早い段階でマッケナ自身が「彼」についての話を書く、って公言した時点で「あ、そうなんだ。やっぱり」だわさ(笑)。

まぁ、そんなショーンですが、立派にキング・オブ・野獣で素晴らしい(爆)。
彼に比べたら、あのセスですらシャイに思えますなワハハ!(とりあえずここは笑っとこう。笑)
このぶ厚い本の、およそ8割はショーンの下半身衝動関係ではないかと思わせるフルスロットル具合(爆)は、この燃料高騰時代に奇跡とも思える燃費の良さというか(爆)。
何だかんだで負けてないお嬢様ヒロインのリヴの名ドライバーっぷりに拍手すべきか呆れるべきか・・・まぁ、割れ鍋に綴じ蓋カップルってのはロマンスお約束なんだけど。

でもって、怪しいマッド・サイエンティストを持ってきての裏事情展開は面白かったわ。
そういう胡散臭さが似合うんだよね、マッケナ作品って。
怪しいセスの小道具(褒めている。笑)を、明朗快活なお天道様の下で使ってもワクワクしないじゃん、つまりは。
スパイ小説の醍醐味と魅力を奪ってはイカンのだよ。
その路線でいうなら、タマラ様のジュエリーも同じなワケ。

しかし・・・今回、タマラ様節炸裂で幸せでございましたわね。
セス相手に新製品販売価格を精神的苦痛をタテにお勉強しろ、と仰っておられましたが、半額どころか叩き売りバーゲン価格で入手なされていそうなのは確実かと(笑)。
タマラ様のブルース・ウエイン(byバットマン)ばりの邸宅と男をコキ下ろす丁々発止っぷりだけでもこの巻のポイントは高いってもんです。
次回もマクラウド兄弟とニックをコキ下ろす為だけに登場願いたい(爆)。

個人的には、オタ青年キャラ推進委員としてマイルズくんご贔屓のことのさん。
いや、マイルズくんも大活躍でしたね〜・・・とうとうウザイ女シンディとくっついてしまったけど(直球勝負)。
今回も読みながら、シンディのあれやこれやに「この女、シバくぞ(ーー;」と毒づきまくりイライラしっぱなし・・・マイルズ、考えなおしてーっ!みたいな(笑)

他の今までのキャラの皆さんは、それぞれ嫁さんにいいように扱われ、いい味を出しつつストレスも若干ありそげな、まぁ、幸せってとこね。
ふ。ショーンとリヴの結婚式シーン、見たいんだけど。

このシリーズの次巻は、マッケナ自身が日本読者に対して書き下ろした(らしい)コメントによると、今回タマラ様にクソミソに言われていたニックくん(笑)。。
是非ともヘタレにやられて下さい(笑)
でも、あとがきにこのシリーズが6巻で終わらない予感、と書かれていますが、マッケナはニックの本を書く前に既に「彼」と「彼女」についての話は書くわ!と公言なさっているので、言うもがな、ってとこね(^^ゞ
それより先に、ダニー・マクナマラの話(『キス・キス・キス』収録の短編に登場したヒーローの弟)書くの?
ロビン・マクナマラ(前出のヒーロー妹)の話は、今年、もう書いて発売されたから、これは待ってればいいか。
何せ、どこもかしこもエライ勢いで翻訳して下さるから最近(笑)。
そんなこんなで、昨日発売日だったので自宅に届いていました。
DVD付き初回限定版AとBどちらも予約注文していたから。

・・・落雷騒ぎでそれどころじゃなかったから箱から出してもいないけど(遠い目)。

椎名林檎嬢とのコラボ新曲。

まったく。毎回「そうくるのか?!」というところとコラボしてくるここ近年のTOKIO。
ファンとしては、ありがたやありがたや〜(-人-)
早くライブで聴きたいねぇ。うん。

DVDは週末、落ち着いて鑑賞したいです←希望形なのが駄目駄目?(^^;;
ケイ・フーパーの新刊、読了〜。
といっても、初期作品のリプリント翻訳なんだけど。

いやー。
もう久々に内容が深くなく、プロット云々を追及せずひたすらリリカルと萌え萌え甘々を書いた中篇を読んだ、という気分です(褒めている。笑)。
そうですね。
休刊となっているシルエット・ロマンスを読んでいる錯覚を覚えたぐらい(^^ゞ
小柄でかわいい妖精のような外見に反して知的ヒロインCJという設定もまた古典のようでして。
何かこう、ケイ・フーパーがロマンス小説を書き始めた頃、自分が好きなロマンス作家さんにいい意味で影響されて勢いで書き上げたカンジがして好印象(笑)。
つまりは、まだ自分の方向性を模索しているんですが(笑) > のちにシャドウ・ファイル・シリーズというクールでイカしたスリラー作品を発表、その才能を開花させるんだが。

得てしてリリカル信奉者のことのさん、この手のぬるいロマンスをたまにムショーに読みたい衝動に駆られるのでいいタイミングゥ〜〜ッでした(エドはるみ風に。笑)。
いいじゃない?疲れている時のリリカル癒し系・・・しかも読めば読む程にアホだし←だから褒めてます(笑)。
あの寄生虫とレーザー治療の件は、あそこまで突き抜けられる度胸を褒めるべきです > あんな台詞をクソまじめにイケメン弁護士ヒーローに言わせた作家に(爆)。

大量のクセ者揃いのヒロインの女友達(しかもノーラ・ロバーツ系のパジャマ・パーティのノリ。笑)、女友達のダーリン達はこぞって「カワイイ妹(ここでは妹同様のヒロインを指す)を守る怒れる兄貴ーズ」(笑)、そしてデキるマメ男のメロメロドッキューンな男前ヒーロー、学術オタクなツンデレヒロイン・・・すごいカテゴリー・ロマンスのテンプレ!!とも思える設定がぬるく心地よい、かわいいエッチでラブラブ垂れ流しの1冊(笑)。

そうなのよね。
取扱の難しい初期作品という名の化石を発掘する際、「微笑ましい」という読後感は非常にポイント高いのだ。
それがプラス面なら尚更(笑)。
楽しく読ませてもらいました、と共に。
という事で、えらく忙しさ倍増(~_~;
初日から残業、帰宅して遅めの夕飯をもきゅもきゅ食べながらイングランド・プレミアリーグ中継の再放送分見てた。
アーセナル対ニューカッスルね。
ファン・ペルシー好き、セスク好き好きーっとしては、この試合は保存っすな。
個人的にセスクの今の髪型に癒し系萌えを覚えるんですがダメダメ?(^^;;

で、さっきまで明後日提出のレポートを書いてて、今のBGVは、リーガ・エスパニョーラ開幕の一戦。
アトレティコ・マドリード対マラガ
おいおい、バルサとレアルがありえない格下(?)に初戦黒星スタート飾った反面、アトレティコはフォルランがゴジラの如く火を噴いとります・・・どうするよ・・・本日付けリーガ順位表(まだ一試合しかしとらんのに気が早い。笑)の首位のところにアトレティコの名前が載ってるもんで、ドッキドキっすよ!(思わず何度も見直した。爆)
今年はイケるのか、アトレティコ!!
やっぱマラドーナ娘とお付き合い中あーんど五輪ブレイクのアグエロ、よろしおす!(慈英くんもお勧め。爆)

・・・でも、どうしよう。
CLリーグ予選、よりによってリバプールと同じD組・・・見たくなかったNo1が実現する羽目に・・・アトレティコと戦うF・トーレス(涙)。
ここが「死のグループ」なのは間違いないわ > CL予選

ああ、ビジャが今シーズン1号決めたバレンシア戦も録画したまま・・・勿論、レアルもバルサもまだ見てない(なのに一番最初に見るのがアトレテイコ戦なのね。笑)・・・。
なのに、多分明日も残業・・・時間・・・誰か私にサッカー中継見る時間くれぇぇ〜っっ!!

今日届いたRomantic Times誌最新号の巻頭特集はチェリー・アデアのT-FLACシリーズのパラノーマル・セクション編の新三部作なのに!(パラノーマル・セクション編の事を「Wizard Thrillers」と言うのだが)
はぁ、クレイパス新刊のレビューとか、興味ありありな最新号・・・北米も秋は日本と同じように「読書の秋」って言うのかしら?(^^ゞ

雑誌は風呂で読むことのさんだが、最近、疲れ過ぎて風呂で居眠りばかりしているので本持参は水没の危険性が・・・。
いや、画像のバスブックスタンド持ってて使っているんだけど、うっかり寝ぞう悪くて(?)、どついてしまいそうなんで(^^;;
もう何年使ってるんだろ。
元手はしっかり取ったとは思う愛用品である。
つうか、ゆっくりまったりと読書する時間も下さい・・・お願いします・・・毎日10時間以上会社に拘束されていて、何も出来ません(遠い目)。
ええ、昨日に続き、またも大阪まで弾丸で。
こちらのイベントに。

『東京ゴーストトリップ』DVD発売記念イベント

本当は、一番キャストの中でお会いしたかった本命くんは
死神役の進藤くんなんですが・・・今回のメンバーにいないし(^^;
あ、でも王子にも寿里くんにもタッキーにも会いたかったのでいそいそと心斎橋まで遠征をば(笑)。

・・・やはり、本命がいない状態で欲がなかったせいでしょうか?(^^;
適当に座席抽選番号の入った紙を引きまして。
暑くてどっかに避難したかったことのさんは、中身もろくろく見ずに開始寸前まで撤収。
軽くお茶でも、と入った店でさっきの紙見て、書いてあった番号が軽く一桁だった事に目が点・・・。

さ、最前列にご案内〜。
視界いっぱいのキャストの皆さん〜(@@;

トークショーは、王子の天然っぷりが炸裂してずーっと笑ってました。
しかも、マイクを通さずにボソボソ面白発言するものだから、隣にいた寿里くんに「だからマイク通して言って!(^^;」とツッコミされまくり。
ナマ王子のあの「黒毛・・・毛、生えてんのか」を聞けたのもラッキーでした(笑)。
カッコイイところでは寿里くんのあの節ちゃん名台詞「オレに降ろせない霊はいねぇ」も(^▽^)

登場キャラと自分の相似点というハナシでは、蓮くんの実生活は宗和に似ていて、小銭にうるさいところ発言とか(笑)。
知的でクールな六が自分自身のキャラ系と発言した寿里くんに、速攻ツッコミとか(笑)。
タッキーは、実生活は節に似てどこでも寝る、みたいな(笑)。
あー、でも宗和役の王子、撮影中に撮影用の食べ物を、カメラまわっていない時に、何か楽屋にいるノリでひょいひょい摘んで食べながら全く関係ない話をしていたというバクロには大ウケ!

「だって、美味しいし。大豆の数なんて減ってても分からないし」By王子
・・・いや、確かにそうなんですが(爆)。

あっという間に時間が過ぎていて「え?もう一時間近くたってるの?」と驚きました。
イケメン六人揃っての面白トークは、マイナスイオンに溢れていて癒されましたね。
やっぱり笑いって大事だな、と。

楽しい時間をありがとうございました♪
リンダ・ハワードの新刊、読了。
はは。読了、ね。

まぁ、あらすじとかはネット書店とか版元さんのところでご覧になっていただければよいとして(笑)。
とどのつまりは、リンダさんは古き良きご自分の絶世期の秀作『炎のコスタリカ』雪山編を書きたい悪い妄想衝動に駆られたという事なんでしょうが(爆)。
問題は、シングルタイトルでページ数があるにも関わらず、あの頃と比べたら余りに顕著な、彼女の筆力の衰えというか。

いや、本当に。
だって驚きましたもの、あの最後の方のとってつけた感満々なやっつけ具合に(笑)。
どう見ても、犯人は最初から決めていたのに、動機やら犯行背景やらを書き忘れて慌てて最後に付け加えたっぽくって(爆)。
え? 他にも犯人くさいキャラを二人も配置していたから、犯人探しに力を注いだからアンバランスになったんじゃないのかって?

ありえない!(爆)(バンバンッ←机を叩く音)

あんな無能でヘタレで兄妹が飛行機墜落事故工作の犯人だったとしたら、それはまさにSFやFTもべっくら仰天の異次元ワールドですがな!(爆)
実際、リンダ先生は無能兄の社会復帰への件を切々と書いていらっしゃる・・・あ。そうだったのか。
リンダ先生、ロマサスでなく落ちぶれキャラの改心ものが書きたかったんだ!(違)などと一瞬、錯覚しそうになりました(笑)。

何かねぇ・・・リンダ作品のサスペンス部分は箸にも引っかからないのは昔からだが(おいおい)、今回のは呆気にとられました。
犯人の犯行動機も安易なら、やらかした事が大事の割にトホホな反応。
えっと、あれは偽装工作だったんですか?
それとも墓穴掘り?(^^;;
犯人の性分が『衝動的』というだけで、あの犯行、あのオチで済ませるのは強引というより暴挙に近いかと思われます(^^;
だから、あのすごいラストの駆け足ぶった斬り具合になったとも言えるか。
何もかもが中途半端。
「え?これで終わりかよ?!」みたいな(^^;;

もうね、かつての全盛期のように犯人といい、脇役といいキャラクターに魅力も力もない。
ヒロインである未亡人ベイリーも、ヒーローのジャスティスも、過去のキャラクターの部分部分を継ぎ接ぎして造詣されたかの感じがした。
悪くはないが、良くもなく、飛びぬけてもいない。
話を引っ張る力がないというか・・・ぬるい?(笑)
印象に残るのは、サバイバルのとんでもエピソードばかりという、ロマンスすらも二の次になった話だったかも。
再読はないな(^^;

・・・とりあえず、洗面所にあるマウスウォッシュの成分表を見よう、とだけは思った1冊だった(爆)
思わず残業帰りに疲れた体で寄ったお店で買ってしまったよ・・・中味は普通のスープはるさめだった(^^; > 何を期待していたのだ(笑)
えっと、ケロロのが「野菜わかめ・しょうゆ」で、タママが「かきたま・しお」なんだけど、ギロロの「担担麺」、クルルの「コーン・カレー」が見当たらなかったわ・・・。

http://harusame.info/product/petit.shtml

で、封入シールはケロロ将軍とタママでした(笑)。
やはりギロロへの道は長く険しいのね(^^;;

・・・こんな風に、いつも何かに踊らされていることのさん。。。

+業務連絡+

カウントゲット+前後賞の御三方様>
着荷連絡ありがとうございました〜(^^)
週末にでも、またゆっくりメールのお返事書かせてもらいますね。
ええ、『東京ゴーストトリップ 』の録画分・・・。
期限は日曜日・・・は、ははは(^^;

当選したんですよね。
このドラマのDVD発売記念イベントに(笑)。
本放送は深夜で撃沈して結局見ずじまい・・・。

原作マンガの方で予習しておいたのですが、見ているとドラマはキャラ設定中心のオリジナル展開なんですね。
海さんは原作ほどかなりヤバイ人突き抜けてないけど(笑)。
いや、マンガにはないとんでも設定になってる死神さんが進藤くんってだけでグッジョブ!!ですが(爆)

あ、三男・光明のコニーが出てきた(by5話)。
では鑑賞に戻ります(笑)。
カレン・マリー・モニングのハイランダー・シリーズ4冊目、ドルイド双子の片割れ・兄ドゥルスタン(こんな名前だっけ、と思った。原書だと弟のダゲウスはそれ以外に読めなかったから余計。笑)編、読了〜。

以前、書いた事があったかと思うが、このモニングの作品というのはカテゴライズするには非常に難しいと思う。
それはご本人も分かってらっしゃるので、たまに読者を煙にまくような茶目っ気を見せられるんだが(笑)。
このシリーズは、ヒストリカルであり、パラノーマルであり、ファンタジーでもあったりするんだが、今回の4冊目は主人公カップルの、その持って生まれた気質、資質ゆえに明確なカテゴライズ項目が一つ増えているのがありありと分かる。
「SF」である。
少し前にこの日記で書いた、ブロックマンの『七年後の恋人』とネタの根底は似ているな。
つまりはこれに関しては、タイムトラベルをコンテンポラリー部分で科学的、物理学的に解明しながら、ヒストリカル部分の中心を占めるパラノーマル・ファンタジー(ここではドルイドの術)に絡めている。
ヒロインであるグウェンが優秀な物理学者という設定だからこそ、そのSF具合が突出していて上手いにも程がありました。
あれだけのSF設定なのに、軽妙な語り口で分かりやすく、無理なく読ませてくれるもんだから、本当に読むのが楽しくあっという間にページが進みました。
ラスト近くの別れの場面も、あっけにとられた読者に対し、その悲劇に見舞われた当人のグウェンが物理学者として淡々とメカニズムを述べる。
その淡々さに、更に悲しみが増すのだから上手いわモニング。

今回は16世紀のハイランドと、21世紀のハイランドが舞台。
21世紀、アメリカ娘のグウェンがスコットランドのバス旅行の途中でうっかり呪いの術をかけられ500年間眠り続けたハイランドの領主ドゥルスタンを起こしてしまったところから始まる。
いやー、笑った笑った。
確かにそんな内容のバスツアーで出会いを求めるなんて無謀だわ、グウェンよ!(笑)
ことのさんも行ったけど、ネス湖のところの駐車場って、すごく観光バス停まってたけど大型バスってそんなカンジで年配の方とかマダム達とか、多かった(^^;
それか若者はラブラブのカップルね。シングルなんて皆無よ(笑)。
とりあえず、この図体のデカイ、フェロモンの固まりのようなお兄ちゃんをどーにかせんと!と奮闘する様がまた笑えたの何のって。
お買い物場面は腹抱えて笑ったわ・・・紫ジャンキーのドゥルスタン、虎視眈々とクラン・カラーの紫色のお洋服ゲットを目論みながらもグウェンの勢いで黒のアディダスに落ち着かされる(笑)。
ぱっつんぱっつんGパン着用のところは笑い死に寸前・・・原書だと韻踏みまくりの芸達者具合だが、まぁ、それは日本語だと無理なんだけど(笑)。

そうなんだよねー。
知的さや、聡明さ、持って生まれた資質、そして高潔さゆえに孤独になってしまった、こんなに似た者同士がよくぞ出会ったものだ、というぐらい、急ぎ足の話の中で胸に染み入るような絆の出来具合が心地よい。
何より色々問題を抱えているのにも関わらず、この二人が小気味良いやりとり、丁々発止の会話でグイグイ読み手を引っ張っていってくれるのが大きい。
最初っから、問答無用にお互いラブラブメロメロなのは言うまでも無く(笑)。
頭でっかちになってもおかしくない設定のヒロインであるグウェンなんか、その明快さに拍手喝采もんですってば!
何せヒーローをトイレに閉じ込めて私の話聞けよ!(爆)と、きましたからねー。
そして、かなり内面が乙女系(爆)なドゥルスタンとはまさに割れ鍋に綴じ蓋(笑)。
ヒーロー、ヒロインともにことのニーズに・・・キターッ!
ギガントカワユス!! > びったんびったんジタバタ

ラストに至るまでの、あらゆるエピソードとキャラクターの絡め具合はまさに秀逸。
あの息子にして、ここ父親か(笑)、というお茶目な理系仙人なシルヴァン父ちゃん、しっかり者の家政婦ネル。
そこから派生した未来の世界の末裔たち。
そして、次回ヒーローとなるドゥルスタンの双子弟のダゲウス。

そう。
この本は、ヒーロー達の生まれそのものに「対」になっていたりする。
もう片割れ、弟ダゲウスの話は、今回のように理詰めなSFとはならなかった。
何故ならオープニング・プロローグからあの反則技妖精アダム・ブラックがうきゃきゃ、といるからだ(笑)。
しかし、どんな時でもシルヴァン父ちゃんはマイペース?(笑)
今回のバカップル、いや。主役カップルも登場します5巻、早く日本上陸すると良いですな〜。

この本1冊として見たら、多分この4巻がシリーズ最高傑作とことのさんは思うのだがいかがかしらね(6巻はオチが。笑)。
話が終わっていないのは「対」だから、だし許容範囲内。
久し振りにこれのあと5巻読んだら、作者がどこに向いてるのかよーく分かった1冊でもあったよ(笑)。
キャラ萌えキングのアダム・ブラック、バンザイ?(爆)
ええ。やっと見る事が出来ました。
本日、大阪まですっ飛んで行ってきましたよ!

ミュージカル『テニスの王子様』The Imperial Presence 氷帝 feat.比嘉

いやー。
始まる前から、いろいろ・・・ええ、本当にいろいろあった今回だからどうなっているんだろ、と思って恐々行ったのも本心(^^;
でも始まると、やっぱりテニミュ・ワールドに入れるのもまた不可思議ね。
いやはや、時間がたつのも忘れました。

で、今回は氷帝編なんですが・・・あー。やはり、もう何と言うか揃って舞台に立った瞬間の華やかなオーラは他にはないですよね。
このキャストでは、ことのさんの楽しみは日吉役の河合くんなんだけど、相変わらずステキでした(*^^*)
難しい曲、難しい踊りが多い氷帝のメニュー中、もう、あれは群を抜きすぎていて目がクギヅケでしたよ!
向日・日吉のD1の短期決戦デュエット!!
うっひょ〜っ!マジ、スッゲェ〜っ(ジロー風。笑)。
お友達が東京初日に行って、その旨を即メールしてきたから心の準備は出来ていたとはいえ、そのレベルの違いに泡くった・・・。
小刻みで複雑なステップ、それぞれの役にちなんだアクロバットと古武道を交え、更にコートを縦横無尽に動く!
河合くんとルイルイの余りの素晴らしさに、あれを拝めただけでもチケ代を払った価値がある、とさえ思ったわ。
原作キャラ、そして前キャスト斎藤くんの魅力もあって一番、氷帝でご贔屓キャラの忍足のS3も良かったわ〜。
相手が牧田くん桃ちゃんだったのもあって、楽しく拝ませてもらいました。
新キャスト忍足の秋山くんは・・・メイク化けタイプか(^^;
オフショットはシンプル、あ、いや。ナチュラルなカンジなのに(笑)。
宍戸役のケンケン、楽しみにしていたのにちょっと少なかったかな・・・かなりはしょられた感が否めない(^^;
それともS2の怪物対決の後だからそう感じたのかしら・・・。
で、問題(?)の跡部様ですが・・・いやー。麗しいわ。久保田くん。
『女帝』で見てた時より精悍なカンジで・・・中学生か、と聞かれると言葉に詰まるが(笑)。
あとは、うん。お歌かしら・・・まぁ、前の加藤くんが上手過ぎたんだろうけど。
しかしホンマにあのライト落下とかやるとは(^^;
落下したのを見た瞬間「お、『オペラ座の怪人』?(^^;;」とか思った(爆)。
あの仁王立ちシーンも・・・ふ。恐怖の髪切りデスマッチもね。
髪切られた跡部様をあえて暗がりに通りすがりにさせるトホホさも・・・切られた瞬間は暗転してたけど(^^;
樺地のグッジョブさに拍手しつつ・・・樺地、今回はマメ男全開よね。
端っこで跡部様のジャージを丁寧に畳んでいる姿に惚れるわ(笑)。

青学は、今回一番印象的だったのは、前出の髪切りデスマッチの処刑場面のリョーマくん役の阪本くん(笑)。
バリカン片手の悦に入った、あの日吉ばりのポーズに笑いが止まりませんでしたがな・・・またあのBGM!(爆)
あとは不二くん役古川くんのプリマドンナっぷりに磨きが(笑)。

・・・ああ、でも、多分一番キャアア〜っっっとなったのは、比嘉の二人に対してだったかも(^^;
だって〜、だってぇ〜〜っ、木手役のルークくんも平古場役のヤスカくんもぶっちぎり過ぎました!!
出てくるたびに、その場を持っていったわ。
iPodをもらってからのヤスカくんのぶっ壊れっぷりは会場大爆笑。
琉球弁、もはや通訳不可能なまでに早口にあやつるヤスカくん、恐るべし。。。
しかし、やはりあれですか。
ストリートダンスネタをルークくんにふられ、何故かアント○オ猪木のモノマネに逃げたヤスカくん(笑)。
会場に向かって「元気ですかぁ〜っ」
・・・ルークくんの、この後の返しがもう笑い死に寸前。
元気ですよっ!」←キレ気味(爆)
続く続く。
「まったく、台本通りにやって下さいよ!」
・・・マジか。アドリブか。
しかしドリライ神戸を見た限り、ルークくんのツッコミ術のレベルの高さは侮れない。きっと前世はコテコテ関西人(爆)。

そんな今回のキャスト、F・G・K・Sでもぶっ飛ばし。
出てくるなり目についたのは、センター付近にいるキャストを後ろから手で作ったピストルで二人で狙い撃ちしようとしているルーク木手と久保田跡部(爆)。
幕が下りる直前、何故か丁寧に謎の土下座をしている河合日吉など・・・くくっ。楽しいラストだね。

はー。
秋の分、全然取れなかったので、次はいつになるんだかテニミュ見れるの・・・。
早く次が見たいなぁ。。。

赤い爽健美茶

2008年8月22日 グルメ
久し振りに定時、近所のスーパーへといそいそと←定時に帰ってそれかい。。。

何かね、ストレスたまると買い物で鬱憤晴らし!というのは哀しいかな、多くの人間に見られる現象らしいというのを実感したりするんだよね。
ただし、お手軽価格、しかも99円市程度、というのが小市民なんだが・・・ふ。

その中の戦利品の一個がこれ。

爽健美茶(五穀)

本当に最近、定時帰宅も出来ないし、その上オリンピック中継ばかり見ているから新製品やら世俗にも疎くなる一方・・・いや。それは6月のEURO2008漬けから継続か(^^;;

飲んでみたけど、普通のより更に香ばしくなったカンジ?
でも好みの味なので、リピートだな。
期間限定だし(笑)
ここんとこの残業連打にストレスはたまる一方・・・。
もう週末のテニミュ前にどっかで息抜きしなきゃっ!!と、自分に言い聞かせて散財しちゃったもんねー。

日本では余りお目にかかれないショップ未発売のLeSportsac Boutique LineのVERONIQUEね。

何か、コロンとしていてかわいい♪と前から思ってたのを半額以下(定価20000円越えだから。ボストンよりも高い。汗)で見つけたものだから買いだわ!!と。

柄は、レンガリアンらしくDragonflyを(笑)。
いいじゃない。秋らしくって。

届くのが楽しみ〜っ(≧▽≦)
J・R・ウォードのBDBシリーズ1冊目、読了〜。
いやはや、とんでもなく面白くツッコミ三昧の飛び道具作品で、楽しく読み終えました(笑)。
ちょっとケニヨンのDHシリーズと似ているんだが、前者はシャレのきかん人には絶対薦められないとは思うんだが、こっちはまだ薦められそう(笑)。

まぁ、作品そのものは新刊棚に並んでいるし、皆さんがレビュー三昧していらっしゃるだろうから省略かな(^^ゞ
つうか、ことのさん、多分この話の「レビュー」を書けと言われても出来ないと思う。
まぁ、元々あらすじなんて書けないし、それはレビューでないと思っているし。
自分にとってどの部分がツボでどこが駄目だったのか、どうしてそういう結論になったのか、という事を書くのが、私にとってのレビューだとしたら、この作品に関しては書けない。

だって、多分書いたらすごいオタクじみた講釈論を延々書いて字数オーバーになるだろうから(爆)。

だって、まず最初に思ったもん。
「これ、ヴァンパイアじゃないじゃん」と。
どちらかというとハイブリットなヒューマノイド亜種(超偏食な。爆)、だよね。
一番最初に思い浮かんだのが『ファイブスター物語』のファティマかな(特にラキシス)。
いや、あの話が好きな人には是非これを読んで感想を聞きたいかも(笑)。
BDBメンバーの背負っている背景とか呪いとか、何だか騎士(どっちかというと一部、裏ナンバーミラージュのような。笑)やらダイバーを彷彿させてくれるのよね。
でもって、彼らの「制服」とも言えるレザーは、その意味合いのあるんだかないんだか、なのに象徴的なところからファティマ・スーツ的(あ、ファティマ・スーツはすごい加工してあった。笑)。
黒づくめのイケメン、っていうだけなら秋せつら(by菊池秀行『魔界都市ブルース』他)を思い浮かべていたところだが、いかんせんあのガタイのスゴさではせつらは無理か(笑)。

そして、彼らヴァンパイアと人間の「距離感」についての設定の曖昧さが目に付いたり。
特にそれが顕著に現れたのが、ヒロインであるベス(ヴァンパイアと人間の混血)をレイプしようとした悪党を、ヒーローでヴァンパイアの王であるラスが抹殺しに行こうとするシーン。
種族の王たるものが一種の私怨とも言える行動を、敵対しているわけではない人類に対ししていいのか、とか、それを黙認していいのか、とか色々思った。
まぁ、悪党は彼らが敵対しているレスニング・ソサエティの手下となって魂抜かれたから抹殺してもOKとなるんだろうけど、それは結果論、だよな、と。

距離といったら、このBDB(ブラック・ダガー・ブラザーフッド)も何だか・・・地に足がついていない、と言ったら変な表現か(^^ゞ
だって、どれだけの眷族が、どのあたりに、どういう状態で生息しているのかという肝心な基本がそんなに情報開示されていないのに(数が減っているという事だけは延々出てくるが)、この集団やら巫女やら聖母さまだけはしっかり設定があるんだよね。
いや、だからその少人数で幾らのヴァンパイアを守っているのだ?とツッコミしたくなった瞬間、何か毎週日曜朝にやっている戦隊ものを思い出した(爆)。

あと、作者が戦闘場面をどう捉えているのかも気になるところです。
だって、この作品を読む限りでは全くヴァンパイア戦士にある「スピード感」が感じないもんで。
これは翻訳だから?
それとも作者には、それは重要でないから書いてないのか?
あくまでロマンスの添え物、にしては小道具にいいモノが揃い過ぎているんだよな・・・うずうず。

・・・あ。ここまで読んで「ことのさん、このシリーズ、駄目だったのかー」と思った、そこの某お姉さん(胸に手を当てなくても、そう。アナタです。このシリーズに一生ついていくであろうガチなアナタです。爆)!
違います!!
ツボで面白すぎて、とことん分析せずにはいられないのよ!(爆) > 歪んだ愛情表現。。。

そうなの。
どーしてもツボな作品とかがあると、その背景とか、ネタ類似ものとか、いらん薀蓄とか隅から隅まで調べたくなるのです! > A型です(笑)

1冊読み終わった最初の印象は、パラノーマル版TSS(笑)。
ブロックマン自身、このシリーズの熱狂的愛読者だが、何だか彼女の代表シリーズを思い出しました。
脇にロマンスが進行していたり、メロメロドッキュ〜ンなアルファ・ヒーローといい、本当に(笑)。
専門用語が多く、女性キャラがアネキで強いところもか(爆)。
そして、次回作品以降のヒーロー候補の羅列といい・・・いやー。いい作りだ。
こちらもキャラ萌え出来るよう、あらゆるタイプ(?)を揃えていますがな。
で、この時点で好みは誰かと聞かれると、やはりそこはかとないオタクキャラに弱いワタクシはVが今のところお気に入りファイルに(笑)。
野球とサッカーとホッケーを語れる男は誰でもOK(笑)。
そして強面マメ男は外せないのでZも(爆)。
しかし、所詮死ぬまで青田買いなので、今後のキャラ展開次第ではさっさと寝返ります(ちゅどーんっ)。

・・・しかし。
1冊目ですごい分かりやすい「死にフラグキャラ」と「負けフラグキャラ」を配置していて、この作者のシリーズに対するタームの考え方が手に取るように分かりますね(^^;
いやはや。あそこまで分かりやすい死にフラグ、昔の少年マンガ並ですって!
さんざんの前ふりの後、本人が登場してきて頭が下がりました(^^;;

・・・とりあえずよく分かったのは、1冊目を10回ぐらい読んで、この世界感を理解しろ、って事か(爆)。
覚悟して読んで下さいませ。
駄目な人は「何じゃコレ」でスルーでしょうが、ハマると引き返せない、ってカンジ。
あ、ことのさんは今後も顕微鏡レベルできっとツッコミしているでしょうが(歪みきっている。笑)。

・・・でも、これ、出るの? 続き。
ああ、だから他の出版社に版権とって欲しかったんだよな・・・放置プレイの憂き目にあいそうだから(~_~;

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