キャシー・ラヴの恋するヴァンパイア・シリーズ三巻、読了~♪
とっても楽しい1冊でした♪
この変化球だらけのシリーズ内で、一番のポジティヴ・キャラクターでプレイボーイの三男セバスチャンが主役の1冊なんだが・・・やられた。
そうくるか。
直球ど真ん中のロマンス王道路線できましたわ(^^ゞ

超自然生物(ヴァンパイアなどの人間以外の生物)による人間を守る為の怪しい地下組織に所属するウィルヘルミナが、危険ヴァンパイアと組織に指定されたセバスチャンに対し妨害工作すべく、彼のナイトクラブに潜入するところから始まるのだが・・・。
いやー。笑いが止まらない!
あの洒落者セバスチャンのナイトクラブにウエイトレスとして潜入しているのに、ウィルヘルミナ(ミーナ)のその外見!
世間ズレしていないピュアちゃん!ツインテールに眼鏡の地味っ娘!!しかもドジ!!! > びったんびったん
キタ!モエキタ!!な、萌えど真ん中を誘うその設定にウッシッシでございますわ(笑)。
いいねー。
あの百戦錬磨のプレイボーイで、恋に落ちた兄貴二人をせせら笑っていたセバスチャンが、そんなミーナに対し保護心から保護欲、そのまま独占欲となって陥落してゆくその様がもう、たまらんね!
素晴らしく古典的じゃないですかー(二人してヴァンパイアだって以外は。笑)。

何かね、前作2冊でもマメだと思ってたけど、本当にセバスチャンのマメ男っぷりが炸裂しているんですよー。
かわいくてかわいくて仕方ねーぞコノヤロー、って全身で表しているのに、それを認めようとしない悪あがき具合も、非常に放蕩者の末路という感じで○(笑)。
頭の回転が速いくせして、お約束に誤解しちゃってヒロインに暴言吐くあたりも(笑)。
今まで2冊が人間ヒロインだったけど、ある意味、ジェインとジョリーのが育った環境の極みから居直り具合といい飄々としていたな(^^;
ヴァンパイアのミーナのが、何故かひよっこ度合いが高かった(笑)。
もっとも、そんなひよっこなところがセバスチャンにはズッキューンドキューン!!な感じで胸を射抜く要素なのは明らかですが(^^ゞ
・・・キミ、高○屋くんだったのね、とか。しみじみ(笑)。

謎の多かったミーナがヴァンパイアになったくだり、そして何故ヴァンパイアとして「不自然」なまま現在に至ったのかなど、とにかく巧妙に書いてあって唸ったわ。上手いったら!
突拍子も無い元々の設定ゆえ、何でもアリな筈なのに、決して無理なく自然に書き納めているのがすごいんだよね。
そっかー。インキュバスか、と納得しまくったわ > 赤い目のところをセバスチャンが納得するが如く(笑)。

今までセバスチャンにからかわれまくっていた兄ちゃん二人のウヒヒ具合とか、相変わらずラブラブマイペースな会計士義姉とか、今までのメンツもお元気に楽しませてもらった上に、あのラスト!
・・・やられたね。ホント(笑)。
サイコーだわ、あのゆるさ加減炸裂な感動の再会シーン! > 褒めている(爆)
早く読みたいね~。本当のシリーズ最終話!(爆)
今クール、新しくはじまるアニメで、ずーっと前から友達と「作者が三巻しか書いてないまま放置してるのに、どーやって連続アニメにするの、これ?!」と怪訝に思っていたものもありました(笑)。

某友達(笑)、ここに公式サイトがあるから見ておくよーに!

http://www.tytania.jp/

NHKのアニメ枠の公式サイトはこちら

http://www3.nhk.or.jp/anime/tytania/

・・・ホント、この作者のシリーズ放置癖はどうにかしてほしい。
既に私が持ってたトクマノベルズ版から三冊でストップしたまま、移転に移転を重ねて講談社文庫にまで流れ着いてるよ、この『タイタニア』(ーー;


ことのさんにしては、珍しくアニメ新番組が複数ありました(笑)。
前クールはドラよけお涼様だけでしたが、あれですら珍しいんですが・・・そう。よく考えたらアニメってリアルタイムでは『Yes!プリキュア5』ぐらいしか見てないんだな、これが。
BSデジタル見れる環境になって、やっと『ケロロ軍曹』とか追加になった程度で。

で、関西では昨日開始になったこちらがその一つ。録画していたものを鑑賞(^^)

黒執事

おヒョイさん連れてきた時点で知らぬ間にガチになってしまったよ(爆)。
全話録画確定だな・・・ただし、木曜はたまにプレミアリーグ放送とかぶるから裏録画中心となりそう。
ま、あのセバスチャンなら裏のがしっくりくるが(笑)。

プレミアといったら、やっと先週放送されたマージーサイド・ダービー見ましたよ!
エバートン対リバプール

いやー。笑った。
何が笑ったってアナタ、ロビー・キーンよ!
一点目、彼の絶妙なパスからトーレスのシュートで先制!
おお、どんだけ全世界のレッズファンに期待されていたかこのコンビプレイ!!
思わずテレビ前で歓声あげたことのさんだが、その後に大ウケしまくり・・・歓喜に沸く中、喜んで両手を広げてトーレス待ち構え状態のキーンさんに対し「わ~い♪」と突進してきたトーレス坊やは、勢い余ってそのキーンの腕を無視し、彼ごと抱き上げてしまったからだ(爆)。
何だか、広げた両手を下げる様に微妙な哀愁を感じたり(笑)。
まぁ、その後、しっかりチュウしてたけど(笑)。
見ていてプレイのぎこちなさも減ってきて楽しいよキーン。CLでやっと初得点したし、早くトッテナム時代のようにガッツンガッツン行ってほしいね。
でも難しいんだよな。昨年のリバプールの得点パターンは、多くはジェラード兄貴のトップ下にトーレスの1トップだったから。
キーンの器用さに期待ですな。
守備もうまいよねー。ホント感心しちゃう。
かなりいろんな意味で微妙にかみ合わないこの2トップフォワード二人(爆)を中心に、今後も更に注目なリバプールである(笑)。

・・・つうか、どうにかして下さい。
トッテナム、まだ勝てません(涙)。
こうなったら、リーガ・エスパニョーラのスポルティング・ヒホンとどっちが初勝利を早くあげるかに注目か・・・そんなの、いーやーっっ(TT)
この週末はハルCとの対戦だけど・・・ハル、アーセナルをエミレーツスタジアムで負かしたとんでも台風の目だからなぁ。
あ、あはは(とりあえず笑っとけ。涙)
最近のことのさんの一番お気に入りのマンガがこちら(^^)
毎号、花ゆめ買ったらまずはこれから読むようになってしまったよ(笑)。

ほら、やっぱりツンデレくんってのがいいし、っていうかドSなマメ男くん(とどめに若干ヘタレっぽい。笑)バンザイ!(笑)
自分は食べなくても大丈夫な神様の一族なのに、人間であるヒロイン(はからずもご主人様になってしまった。笑)の為に自らお勉強しながらお料理しているんだもん(萌)。
もっとも、現役女子高校生に三段重ねの重箱弁当は・・・ぷぷっ(^^ゞ

毎号雑誌で読んでいるのに、コミックス1巻を発売日に鼻息荒く買いに走ったというあたり・・・ふはは。分かりやすい趣味だ(^^ゞ

『カラクリオデット』が大好きだったけど、連載終わってガーンッとなっていたところに飛び込んできたこの連載なんだけど、いやー。ナイス♪
つか、鈴木ジュリエッタさんは『悪魔とドルチェ』も良くって、何ちゅーか、全てがワタクシのストライクゾーンなんだわ。
このストライクゾーンっぷり、何だか嬉しいわ。
最近、花ゆめ本誌で「これがイチ押し!」という勢って言える好みの作品が少なくなっていたから。
今まで読んできたお気に入り連載ものは、ちょっと中だるみモード、もしくはイタタモードに入ってるせいも多分にあるが(^^;;
何だか薄い本が読みたい体調なので、思わず鉄板作家の近刊を手にしたり(^^ゞ

本当にウインターズというのは絡め手が得意というか、一筋縄ではイカン作家だわ。
普通、虐待の被害者であるヒロインものというと、その、何ちゅーかもっとイタイ感じが全体に漂うのだが、どうもこの本はおとぎ話チックに宙に1センチばかり浮いているふわふわ感を感じる(笑)。

多聞にそれは、38歳のギリシア人実業家ヒーローの思考回路が乙女系全開だからであろうかと(笑)。

しかも、設定の妙さ粋さを誇るウインターズらしく。
このヒーロー、潔いまでの転職っぷりだ。
頂点を極めた世界に名高い天才実業家、38歳にしてあっさり農夫に転職(笑)。
デキる男は農夫としてもデキるのだが、最初に会った時からずっと彼女を思ってきたのに、別の男と結婚し、挙句浮名を流し三昧でドリームを壊された腹いせも兼ねて、ビジネス指南を求めてやってきたヒロインに農夫生活をさせる無茶苦茶さが、何とも微妙にキャラとして駄目?(爆)
何だかどっかの蜘蛛ヒーローのようだよ(笑)。

でも、このヒロインがまた負けん気が強いというか、ピュアなのでせっせと農業修行に勤しむのがナイス(笑)。
マスタードで財を成した会社の令嬢だからって、からし菜栽培からやれ、とヒーローに言われて納得してやるっていうのがある意味天然なのか?(笑)

ヒロインの隠されたプライベートと、ヒーローの家族に絡む過去などが、すごいてんこ盛りなクセ者設定の山で驚きましたが・・・いやはや。
あのボリュームで手堅く上手にまとめた1冊だった、と感心してしまうぐらい。
でも、本音はいろんな設定をもっと書き込んでスーパーロマンスぐらいで読ませてもらいたかった、というところか。
ロレッタ・チェイスの新刊、読了~♪
いや、予想以上の面白さに読み終えるのが勿体なかった(笑)。

ストーリーは、アホ極めたる弟バーティ(こんなに痛快な天然アホキャラは見た事ない。別の意味で感動したわ。爆)が悪名高きデイン侯爵の元で放蕩の限りを尽くして身を持ち崩しているとの報を受けた、准男爵令嬢にてバーティの姉ジェシカがパリに乗り込んでいくというものでして。
そこからはボーイ・ミーツ・ガールもの・・・と思いきや、チェイスに限ってそんな普通の展開はなかった(笑)。
もう、ここからはあれやこれやといい意味で予想を裏切る設定と展開で息つく暇もない(笑)。

男勝りの知的美女ジェシカと、自分の醜い容姿にコンプレックスを持つデイン侯爵セバスチャン・・・これがまたどちらもロマンス小説史上屈指の名キャラ!
弟と従弟たちに囲まれて育ったジェシカ、何と言うか、竹を割ったが如くの清々しいまでの姐御っぷりなのだ!
姐御系キャラに滅法弱いことのさん、もうこのジェシカにメロメロよ!
弁が立って、腕も立って、しかもシャレがきく茶目っ気に溢れている。そして何よりも、あの全てを包み込んでしまう懐の大きな母性のかたまりっぷりは素晴らしい。
悪名高い行状の裏側で、今だ愛を求めて彷徨っているセバスチャンをどーんっ!と受け止めて子供をあやすように噛んで含めて調教しつつ(笑)愛してゆく様は、目からウロコだわ。
セバスチャン本人も言うように、自分以上にセバスチャンを理解し、信用している筋の通り方がまたかっこいい(ポッ)。
セバスチャンの庶子ドミニクに対する思いやりや言動は、まるで救われない幼少時代のセバスチャンの魂を洗うが如くで、奥深い。
・・・もはやアネキを通り越してアニキってカンジもするのが、最後の悪党(♂)をボッコボコにする場面だが(爆)。

対するデイン侯爵セバスチャンだが・・・どうしよう。
こんなヘタレで乙女系でナイーヴななツボキャラ、久々だわ(照)。
世間の評判の暴走を増長するが如くの言動と外見、の割に非常にヘタレでキタ!キタコレ!!
でも「醜い外見」っていうのは、物は言い様だよね。
つまりは、余りにアングロサクソンなイングランド貴族社会の中で、生粋のイタリア貴族の血を受け継いだ造詣のセバスチャンが「異質」だっただけで。
イングランド人の中では大きすぎて不恰好に目立ってしまう外見なだけで。
そんなコンプレックスにがんじがらめになって、親の愛情も知らずに、己の手で這い蹲って生きてきた彼を、何ともふんわりとジェシカが包み込むんだよね。
で、呪いを解くかごとくのたまう。
「メディチ家の御曹司の再来のような顔」「ローマの神のような肉体」など、とにかくマシンガンのようにとうとうとまくしたてる(^^ゞ
セバスチャン本人は、きっと彼女は頭の配線が変なんだ、とか言ってて何ちゅーか、ボケとツッコミというか(笑)。
恋は盲目とはよく言ったもんだが、この勢いは京極堂の憑き物落としに匹敵する威力なのは、物語を読んでもらえば明らかで。
大きな体の中に、捨てられた子供のままの悲しい傷ついた心を持っている彼が、不器用にジェシカとの絆を深めていく様が・・・感動的に書かれているのかと思ったら、これがまたクックッと笑いが洩れずにはいられないユーモアが絡めてあって、その按配は抜群!

てか、ここまで長々とセバスチャンの事を書いたが、要するに、ことのニーズなところはこれに尽きた。
シャレもわかる頭の回転が速いくせしてビミョーにヘタレな大型ワンコ属性(爆)

ああ、何か感動的なあらゆる場面が、この一行で台無し(笑)。

変にカマトトぶったヒステリックなインテリ女でない妙齢ヒロインなど足元にも及ばない痛快ヒロインと、その彼女が何度もハグしたくてたまらない衝動に駆られたセンシティヴで不器用なヒーローの一風変わったロマンスでした。
この厚みで、こんなに全てをまとめてしまえるその筆力、キャラクターの配置の妙さ、ロマンスと人間描写の按配、文句なし。
読者に対し、一部万民向けではない設定(セバスチャンの庶子に対する扱い他)など何のその。一発芸も多々あって拍手喝采なのだ。
ことのさん的に、全てにおいてパーフェクトの1冊。
姐御、ついて行きやす!(爆)

+余談+
どうしても、読んでいるとセバスチャンの従者の名前が引っかかるんですが・・・「フェルプス」(爆)。
昨日といい今日といい何て寒いんだ~っ! {{(>_<)}}
もう余りの寒さにマイクロフリース出してきちゃったよ・・・ぶるぶる。

昨日も引き続き片付けしていましたが、朝一番のこちらは忘れず。
仮面ライダーキバ
人の失恋パーティーでエキサイトする名護さんよ、どこへゆく(笑)。
そしてどんどん意味深な方向に進むメイン話。
良かったわ、熊井くんの役柄の方向転換に関しては。だってあの関西弁キャラ編は見ていてイタかったから(ぼそ)。

防虫剤をドラッグストアで購入し、せっせと洋服タンス整理。
抹殺したのはトップス一枚。
それでも減ってないのは、今シーズン既に○枚も秋物追加しているからかしらね。はは(ちーんっ)。

画像は今月号の『NYLON JAPAN』。
毎年恒例となりつつあるガルシアとのコラボで、今回はキャンバストート付き。
ガルシアファンのお友達ちゃんが欲しがっていたので、楽○ブックス限定のピンク版を予約してあげたんだけど、送料無料にするついでに期間限定ポイント消費も兼ねてことのさんも通常版を抱き合わせでポチっていたのでした(^^ゞ
ずいぶん前の話だから届くまですっかり忘れてたわ(笑)。
通常版はスカルとピンがいっぱいのRock!!なカンジで、ことのさん好みで当たりだったかも。
二人して今日、お互い現物を手にして「きゃ~。お揃いで使おうね~(笑)」と、年甲斐もなくハシャいでしまったわ(爆)。
すごく沢山入るサイズで驚いた。
エコバックとかキャンバスバック、周囲を見るとパンの得点シールを集めたものを使っている人が余りに多くてちょっとそれらを使うの躊躇していたので丁度いいかも。
キャラものは、サンダル範囲のご近所限定にしておこう(笑)。
キャスリン・カスキーのデビュー作にて日本初上陸作品、読了。
「フェザートン・シスターズ・シリーズ」の1冊目に当たるこの1冊、ここで評価を下すにはちと難しい1冊かもしれないな。
いや、ことのさんは好きなんですよ。かなり地味で(笑)。

お話は父親と兄の作った借金の山と共に爵位を受け継いだスコットランド貴族マグナスと、イタリアに渡り画家を目指すべく結婚なんて考えてもいない令嬢エリザのピュアピュア~な感じのロマンス。
ここで読み手にとってキーとなるのが、そんなに持参金もないが夢は大きいエリザと、借金は大きいがあくまで活路を見出そうとするマグナスに絡む、彼らの身内か。
タイトルの元となった、エリザの双子の大おば二人の頓珍漢なところは、まぁ、それが設定の基準となるからいいとして。
駄洒落のような指南本のネタは、一発芸好きのことのさんにはかなりツボだし(笑)。
そんな二人に毎日コキ使われる執事のエドガーさんもいい味だし。
ただねぇ、もう・・・エリザの妹グレースが私には駄目だったわ(^^;
結婚したい気合い満々なのは分かるんだが、とにかくがっつき過ぎているように見えてしまってねぇ・・・エリザがマグナスに対して真摯な姿勢で気持ちを持っている描写がいい分、余計に、ぶっちゃけ浅はかにすら思えたり(^^;;
家族の為、家名の為とあれだけとうとうとまくしたてておいて、ニキビが顔に出たらいやーっ!!どうすんのよーっ!!こんな状態じゃ目をつけている結婚相手候補に何て思われるか!姉さんのせいよーっっ、と言わんばかり。
いや、言ってるよ。どんだけぇ~?!
のっけから羽毛アレルギーでクシャミと鼻水に苦しむ姉に向かって「姉さんがあんなとこでクシャミしたから恥かいた。これで私の結婚レースは困難に」とばかりにヨヨヨとよろめいたり・・・疲れた。
この妹の部分だけカットしてくれ。マジ(爆)。
レジナルドくんには恨みはないが、キミとグレースのあれやこれやはどっかヨソでやってくれ、とか思ったよ(爆)。

で、そんなこんなは置いて(笑)、とにかくマグナスとエリザは良いのよ。
最初の出会いからフォーリンラヴ状態、お互い、好きで好きでたまらないのに、借金と夢に挟まれて・・・。
エリザが夢の切符として大事に持っていた今までの作品全てを売ってこっそりマグナスの借金の足しに、と行動するところはベタで古典だけど、ちょっとホロリとしたわ。
またマグナスがラブラブくんで、借金の為に身動き出来ず、資産狙いの為に爵位のない資産家の令嬢とてっとり早く結婚すりゃいいのに、最後の最後までエリザと一緒になりたくって悪あがきするんだよね。
エリザに最後通牒突きつけられても、でも駄目なもんは駄目!エリザ以外は愛せない!!みたいな、その心根のピュアさにきゅんきゅんだわ!
何が何でも一族と領地を守る、子孫の為に、みたいではなく、自分の事は二の次三の次で心配なのは、一族に尽くしてくれた領民達の今後、と言い、全て売り払って彼らの生活を確保しようと奮闘する様も、そこらのフォーチュン・ハンターとは雲泥の差。好青年もいいとこだ。
貧乏ヒーローのマグナスが、スカイ島のちんまいコテージと母親の指輪、エリザからもらった二枚の絵以外全て売っぱらって、最後のなけなしのお金で買ったのがエリザとの特別結婚許可書というんだから拍手である。
全てにおいて何とも純情一直線なスコッツ青年で、これはもうキタ!キタコレ!!
これでマグナスが晴れ姿にキルト姿を公開してくれていたらとどめだったが、キルト解禁までは設定としてまだ8年ばかり早かったわ。残念!
(作品中に摂政皇太子が出てくるが、彼が後に即位しジョージ4世としてスコットランドを公式訪問した際に式典でキルト姿を公開するまでは一般的には、まだキルトはカローデンの戦い以降のハイランド清掃方針の一環として着用は禁止されていたから←いらんマメ知識。笑)

正直、最後のマグナスが起死回生を願って投資した船が難破せずに帰還したというのでなく逆でもよかったかも(笑)。
全てを売り払い、二人してド貧乏にスカイ島のコテージでラブラブに暮らしながら、マグナスの母方の稼業である製塩業を細々と営んでもらってても良かったんだけど(笑)。
何かそっちのが萌え度は高かったと思うわ(爆)。

そんなこんなで、主人公二人のロマンスに集中するには、余りに周囲が煩いが(ちーんっ)、それを掻い潜ってでも読んで良かった純情一直線な1冊でした(笑)。
原書だとマグナスは訛り全開なんだろうねぇ(うっとり)。
朝から用事こなしました~(^^;;

起きてから、目玉特売品にチェック入ったチラシがテーブル上に置かれていたんで(笑)。
置きチラシ、つまりは買い物ミッションです(笑)。
なかなか指定が細かいわ、二軒にまたがってるわで容赦ないわ(^^;
最初のメール便発送のコンビニから、ラストの自動車保険の継続手続きする為の代理店まで濃ゆかった(笑)。
画像はミッションの一つ「お好み焼き粉」・・・我が家の消費量、なかなかなもんで(笑)。

帰宅してからは、延々片付けしてたんだけど・・・いや。ホントに涼しくなってはかどるのはいいんだけど、何故こんなものを保存しておいたのか、とかいうその当時の自分の心境を疑うのに忙しいというか(爆)。
でも、まぁ、片付けなんてそんなもんよね。
2日とも週末に予定が入ってないと、どっちもグータラすると何かバチ当たりそうというか、つまりは貧乏性なんだろうけど(^^;;
来月の3連休初日の舞台挨拶付き映画というお楽しみまで、地道に頑張るか~。
HDDに入ったままの録画番組をDVDに落としたり。
でもって、思うのがダビング10が開始になってダビング完了してHDDに残らない
コピーワンスと違って残っているのを削除する手間が増えたのが面倒というの(^^;;
お友達に焼いてあげる分には便利なんだろうけど、大抵が自分専用のだからねー。
海外鉄道とか、海外紀行とか、海外サッカーとか(ちーんっ)。
そういう意味ではWOWOWはまだワンスだから、HDDから消えてくれてるし、そっちを優先してDVDにしちゃう自分がいる・・・だから余計たまるのよ・・・(^^;;
マリーン・ラブレースのオメガ・シリーズ新刊、読了~♪
もうっ、もうこれだからラブレースのシリーズ作品ってば、やめられないっ!

今回は、もうそろそろヒーローになるだろうな、と思ってたカッター・スミスこと「スラッシュ」。
過去に女にひどい目にあわされて、心と体に傷を負ったエージェントのお相手となるのが、政治家である上司のセクハラを訴えるも、腐ったネアンデルタールじじいの権力の前に負けに追いやられ、国内でマスコミに大叩きされてしまった政治家元スタッフののマロリー。
男なんてコンチキショー!!と、嫌なオーラを払拭し、マスコミから逃れるのも兼ねてフランス旅行へとGo!Go!!
・・・しかし、このマロリーの渡航荷物から、連邦財産であるROMが発見された事から毎度お馴染みオメガの皆さんが暗躍する事例となった次第(^^;

読んでいて、とにかくこのマロリーの災難体質っぷりに笑いが止まらないというか(^^;
搭乗しようとした飛行機は何故か遅れるし(裏で遅らせたのはオメガだけど。笑)、フランスに着いてドライブしたら、収穫時期の田舎ラッシュに巻き込まれ、挙句はモン・サン・ミッシェルの満潮でレンタカー水没(爆)。
いやー、これじゃ任務でなくてもカッターは声かけてしまうよ(^^;
哀れすぎて(^^;;
でも、おバカってワケじゃないのよね。
かなり頭の回転早くって、1本しゃんとしたスジが通っていて、それでいて気風がいい(ラブレースの書くヒロインに多いタイプ)。
カッターの言動の綻びをとっさに逃さずに、彼がエージェントだと見抜くあたり拍手・・・そこにたどりつくまでの軽妙な語り口調も傑作なんだけど(笑)。
何だかカッターのが、何だかんだでイニシアチブ取られているようなカンジすらするんだよね・・・あのフランスの空港でのクライマックスといい(笑)。
いや、本当にね。
女の買い物荷物は立派な凶器よって事で(爆)。
そんな凶器(爆)を持参しての、アメリカへの凱旋帰国はもう、オメガ節炸裂だね~。
ケラケラ笑ってしまう事ばかり(笑)。
そんな中に放り込まれても動じず、オメガ局長にたてつき黙らせてしまうあたり、本当に姐御よね今回のこのマロリー(^^ゞ

シリーズもののお楽しみとして、今回はとうとう今までのオメガ世代と次世代移行の秘密兵器が登場し、サブロマンスを展開!
出ましたぜ!アダムとマギーの娘ジリアン!!
さすが、あの二人の娘・・・既にオメガ・メンバーに違和感なく溶け込んでおります(^^ゞ
つか、現役エージェントの「ホークアイ」ことマイク、すっかり手玉に取られとります(笑)。年上の貫禄なんてあったもんじゃない(爆)。
これからの展開が楽しみでなりませんな~(^^)
リッジウェイ家は相変わらずドタバタしていますが、例の二匹の近況も判明(笑)。
ハンガリーの牧羊犬ラジーウェルはさすがに天寿を全うして子孫にバトンタッチ・・・あの災難製造機なDNAだけをしっかり残して(爆)。
てか、まだアナタは現役なのねテレンス・・・すごいわ。いろんな意味で(爆)。
そんなリッジウェイ家の長女の名付け親である「ニックおじさん」こと局長は、今回はかなり出番多くて満足でした♪
モン・サン・ミシェルに行く観光客がどれだけお間抜けさんが多いか、とかつての釣果(笑)を思い、にまにまするところなんぞ、宜しかったわ~(萌)。
蛇の道は、というか、泥棒の道は?(笑)
局長夫人は、今回もオタク全開でちゃっかり局長におねだりも忘れずに・・・凶器、いや。1000ドル以上する靴(笑)。

次のオメガ新刊翻訳予定は、えっと11月だっけ?
早く読みたいぞーっ!!
本日も残業。
帰宅してから遅めの夕飯を、HDDに録画していた番組を見ながら食べる。

いや、何だかモノを考えたり笑ったりするようなバラエティとか、ハラハラしながら見るプロ野球中継って気分じゃないのよね。こういう時。

で、毎日録画しているこちらを見るの。短いし眼福だし。

http://www.nhk.or.jp/eco-journey/

日めくり版ね。
今週はボツワナのオカバンゴデルタ。
中継版から録画しているので、週末にはまとめてDVDに落とす予定。
来週はガーナのカクム国立公園。勿論こっちも見るのだ~。
今後のラインナップで一番楽しみなのは、やはりエクアドルのガラパコス諸島なんだけど、ロマンス読みとしてはコスタリカも要チェキだな(笑)。

是非、DVD化してほしい番組である。
絶対に放送しきれなかった絶景があるのは分かっているんだし。
本当に・・・特にイギリス編・・・(やっぱりそこか。笑)

はぁ。
週末は少しでも余分にまったりしたいから、効率よく過ごしたいもんだわ。

忘れないようにここに週末やる事をいろいろ書いておこう。
『花と悪魔』の全サCDの申し込み用紙記入と送金手続き!とか(笑)
ビビが神谷くんかぁ・・・うーん。
個人的にはやられキャラクラウスが鈴村くんだというので、そこに期待を > 何の期待だ、何の(爆)
実は地味どころで召使頭のトーニくんが好きだったりするのだ(笑)。

ま、残りはオク落札品の梱包と発送、9月末締め切りの懸賞ハガキ作成、洋服整理とかいつもの通り・・・。

あ、ラファ炸裂のハットトリックが出たレアルの試合の録画予約をばして落ちるとします(笑)。
取りに取ったわね、レアルってば(^^ゞ
昨日の休日は一日引き篭ってダラダラ。
その反動か一日が長かったわ、出社した今日は・・・(^^;;
まだあと2日あるのか、週末まで・・・あうう。

そんな中、本日、帰宅すると荷物が届いていた。
月曜日の日記に書いた、懸賞の当選品です・・・って事で、当選品は画像の品でした!!

そう。
イングランド代表 ジャージです(笑)。

ネームは入ってないものなんですが、やはりUMBRO。モノがよろしいわ。
そのうち、スポーツ店に持ち込みしてお願いしてネーム入れてもらおうかしら・・・ふむ。

やはり4番、かなぁ(笑)
スーザン・カーニーの新刊、読了・・・よくぞ最後まで読んだよ、アタシってば!!みたいな(^^;;

正直、読み終わって開口一発こう言ってしまった。

何だ? つまりはローガン・キンケイドは客寄せパンダか?! コンチクショーッ!!

もうね、ローガン様がいなければ確実ーっに途中で投げたわ、この本。
ストーリー設定といい、キャラクター設定といいすごくいいのに、どうしてこんなスカになったのか聞きたいよマジってカンジ。

主人公は、未来からやってきたローガン・キンケイドの子孫ケイン(ケインからみるとローガンは曽曽祖父)と、コングリマットの女社長ファロン。
時間警察官ケインは、未来の世界から最新テクノロジーを駆使した数々の品物を強奪し過去の世界に逃亡した泥棒ナイジェルを追って21世紀に。
21世紀の無人のオフィスに飛んだ筈が、たまたま深夜まで仕事をしていたファロンと居合わせ、彼女を自分の「タイムバブル」の中に巻き込んでしまう。
任務が終わったら、再び未来の世界に戻る相手と分かりつつ、ファロンは自分の気持ちが抑えられなくなるのだが・・・。

というか、ここだけだとタイムスリップ・ロマンス王道!なのだが、いかんせん全てにおいて中途半端で何を書きたいのか分からないまま終わった。
ヒロインのファロンが、過去に知人が癌で亡くなったのをキッカケに化学の道に進み研究所を持ち、癌研究支援に日々励んでいるという設定から「癌の特効薬の利権とそれによって変わる未来から来た悪人って設定か?!」と思ったら・・・それについては何も関連ナシにファロンのところに飛んできたケインというから唖然。
単なる金ヅルとしてファロンを利用しているようにしか見えず、彼女の金を使うごとに「どうせ金はあっても君には意味ないんだろう?」と言っている。
恐ろしい居直り強盗っぷりだ。お前はヒモか?
そのあたり、もう読んでて「こんな子孫、いっそ抹殺しちゃっていいわよローガンっ!」とか思ったわ(ーー;
まぁ、そんなヒモヒーローに「割れ鍋に綴じ蓋」なばかりのヒロインであるファロンもファロンだが。
機能不全家族を養いつつ仕事に明け暮れる、というわりにどこを目指して仕事してるのか全く読みとれない。
癌撲滅に生活の全てを費やしているのか、と思ってたら全然でしたわ。ははは。
エッチがスゴイ男が現れたら、結局は仕事放棄状態だし(笑)。

いや、もう悪いところは全てにおいてだが、極めつけは何つーても、その無駄500%なB級AVビデオばりのSFを駆使したエロ場面だろうて。
仕事に来てる筈のヒーロー、どうも未来の素晴らしいテクノロジーのアダルト部門ばかりをチョイスしているとしか思えない(仕事しろよ)。
いや、あの自分のコピー二体を使ってのヒロインとの4P場面には、もはやこの本をよくぞ日本ハーレクイン社があえて未訳お蔵入りにしなかったという愚行に呆気に取られるのに忙しかった・・・。
もっと情緒ある素晴らしいロマンス作品を数々未訳状態にして沈没させておいて、何でこのつまんないエロ本を何で日本上陸させたワケーっっ?
リーディングしたのかーっ?!(ーー;;
ラストのハッピーエンドですら薄ら寒くて、もう勘弁、ってカンジ・・・あれだけ自分の仕事と立場を矢面に置き寸止めしといて、結局はラストは能弁とこじつけで掟を破って苦悩もなく職放棄して居直っているヒーローに、何ら感情はナシ。

・・頼むよ。
こんなスカ書く暇あるなら、さっさとシェイ・グループ・シリーズ本編書いてよ、スーザン・カーニー。
正直、この本、定価で買ってたら完全に暴れてたわよ私(マジ)。
とりあえず、子孫がいるという事は、ローガンには子供が出来るという事ね。
それのみを脳内メモに置いて、この本には目の前から消えてもらいます。
ええ、グッバイ!!
アマンダ・クイックの新刊、読了~♪
いや~、もう最高!
今までの翻訳されたクイック作品で一番のお気に入りとなりました(^▽^)

お話としては、クイックお得意の配線の頓珍漢なオタク道まっしぐらなお茶目ヒロインと、世間から孤立しているこれまた微妙に配線が悟りを開いている系のヒーローによるドタバタものなんだけど・・・ひーっひっひっひ。
もう、テンプレ具合の心地よさと、それを超越する極め具合がキタ!キタコレ!!

とにかく、クレンツというのはどの名義でも、この人ぐらいオタクキャラを書かせると、何ちゅーたらいいのか、活き活きとしているのですよ(笑)。
読んでいて「ある。あるある。これはある(爆)」と同じようなオタクとして頷くのに忙しいぐらいど真ん中なんです(笑)。
今回のヒロインであるハリエット、ちなみに属性としては「化石オタク」なんですが・・・彼女の脳内配線は、ヒーローであるギデオンが何度も指摘するようにこんなカンジかと。

化石 > > > 己が好意を持つ人間 > > > > > 巷での普通なこと(笑)

そんな彼女の大事な化石発掘のポイントである洞窟を、悪党どもが盗品売買の倉庫代わりにしている事が判明!
何てこと。私の(化石たちのいる)洞窟が!!(笑)と、彼女は不在領主であるセント・ジャスティン子爵ことギデオンに火急の用!とばかりに不幸の手紙を送り呼びつける。
「セント・ジャスティンの野獣」と呼ばれ、過去に婚約者を死に追いやったという汚名を着せられ、あえてその領地から遠ざかっていたギデオン、さっさと用件済ませてオサラバする筈がすっかりハリエットのペースに巻き込まれて、災難雨あられな日々(笑)。
というか、何度「私の領地」だと言っても、ハリエットは「私の(化石たちのいる)洞窟」と胸を張って答えている(^^;
この勢いに、すっかりやられているというか、つまりはメロメロになっちゃって困った困った状態(^^ゞ
困ったハリエットだが、同時に恐ろしく優秀なんだよね。
財産管理人の横領を疑ってたりやら、盗品密輸を発見したりやらと・・・ただ、変人な化石オタクなだけで(爆)。
そんな彼女の起こす騒動の尻拭いとフォローに明け暮れるギデオンのマメ男っぷりにモエ!ギガントモエ!! > びったんびったん

そんな騒動の中、彼女の名誉を汚したというお約束のパターンで結婚に雪崩れ込むのだが、ここがまた配線違いのハリエットの魅力全開でおかしいの何のって!
傍から見てたら、こんなにメロメロな旦那もいないってのがひとめで分かるのに、本人のみが気付かない(笑)。
やけっぱち気味に、化石に対してライバル意識満々なギデオンの頓珍漢な具合がまたおかしくって笑いが止まらないし~(^^;;
何だかデキる男なんだが、ハリエットにかかると少年のようにかわいくってたまらんスマッシュですな!(萌)

ハリエットと出会った事により、不器用ながらに過去と向かい合い、まるで人生やり直しをするかのように人を愛する事を知り、疎遠になっていた両親とも仲直りし、何故か奇妙な友達(最愛の妻を誘拐しちゃうような配線違いのオタク仲間だが。爆)も出来たり(笑)。
もう、ハリエットがギデオンを守るべく、彼の両親を呼び出す為に書いた不幸の手紙再び、のくだりは爆笑もんでした(笑)。
と、そんな孤独だったギデオンの日常が騒がしくなってゆく様を読むだけでも十分楽しめるのだが、キャラが頓珍漢なだけでロマンスとしてはすごい直球ど真ん中で二倍、いやもっと楽しめるのが嬉しい。
ホットなんだけど、そんな中にかなりの割合でお茶目な笑いのペーソスが占めていて、読んでいてクスッとなってしまうんだよね。

過去の出来事や、盗品密売事件とか、そしてハリエットの大事な化石たちについてを全てキレイに絡めてオチまで持っていって納めてしまうその筆力はクレンツ、さすが!!
ラストまで、クレンツ節が炸裂していた大満足の1冊。
余りに好みのツボ直撃なんで、何度も再読してしまいそうで怖いです(^^ゞ
昨日も土曜日と大差なく(笑)。
そんなこんなで、やっぱり早く起きているし。

仮面ライダーキバ

どうよ?!この展開!!
いや~、早く来週が見たいわ!
そんな中、すっかり不思議ちゃんキャラ道爆走中の名護くんから目が離せません(笑)。
紅家の風呂に、そのうちマイブラシとかマイタオルとか常備しそげな勢いっす!(笑)

続いてプリキュアも見るが、やはり変なイケメンをやらせるとオッキーは活き活きしとりますな(褒めている。笑)。
ムカデ男の今後の活躍を願いつつ、ブンビーさんの中間管理職のヘタレな悲哀っぷりが相変わらずたまらんスマッシュですな~(笑)。
お子様よりも、むしろ大きなお友達のが楽しめるかもよ、ニチアサキッズタイム。色んな意味で(爆)

掃除に明け暮れていると、何だかダレるので、特売目玉商品の醤油を求めて近所のスーパーにだけは出かける。
日曜の午前中すぐなんて、もう、家族単位のお客様ばかりで人が多くて人ごみにくーるくる、ってカンジで用事済ませてすたこら帰宅・・・。
何だか・・・若くない体たらくでスンマセン(^^;;

飛び石休日なので、本日は出勤。
しかも残業のオプション付きで精神的肉体的にもありがたくない月曜となった・・・それでなくても全く勝てないトッテナムに布団の端を噛むのに今朝から忙しいのよ、あたしゃ!! > 意味なくエキサイト(汗)

・・・で、週末を片付けとエコに明け暮れたご褒美でしょうか?(^^;
いま、メールチェックしたら・・・いやん。
応募したのを忘れていたキャンペーンに当選していた模様(笑)。
スパムメールかと思ってポイしようとしたが・・・あんなあからさまに有名な会社の、しかも大代表電話、部署名、担当者、電話番号、アドレス、全て明記となっては信じるしか・・・まぁ、応募した内容を思い出すのに時間がかかったのが悪いのか。ははは(ちゅどーんっ)。
つまりは、身に覚えのある(はずだった)返信だったという事だ(笑)。

賞品到着が今から楽しみです・・・一枚は欲しいと思っていたものだったので(笑)。
正規品買ったらエライ大枚はたく事になってた筈(^^ゞ
でも○○○○ファンなら何枚でも欲しいんだよね、このテのものは・・・って、まだ欲しいんかい(呆)
サマンサ・ジェイムズのスターリング・トリロジー最終話、読了~♪
最後まで気持ちよく読ませてもらいました(^^)

今回の主役は、末っ子のジュリアンナ。
結婚式当日に花婿に捨てられ、スキャンダルの渦中の人となってしまった過去の為、男性を信じられず生涯独身を誓った女性であります。
既刊2冊でもうっすら分かっていたが、このスターリング兄妹、それぞれに財テク才能に恵まれ、特権貴族の身分ながら、母親が招いた醜聞という轍もあって石橋を叩いて渡る生活設計をしていたりする。
傾いた侯爵家の屋台骨を青二才な年齢で建て直し、更に発展させた長男セバスチャン。
放蕩者と名高いクセに、妙にビジネス勘に優れ色んな商売等で大金小金を稼いでいた次男ジャスティン。
そんな兄二人の例にもれず、侯爵令嬢ながら財テク才能に優れ、投資で儲けて一軒家や別荘と不動産投資も余念なし、「生涯独身」と言うなら実行すべき、と実家を離れて自立しているジュリアンナである。
いやー、こういうヒロイン、好きだわ。
口は一丁前なのに、いざとなったらべったり家族に頼っているキャラも多い中、いやはや。

で、そんなジュリアンナが、マーフィーの法則のように災難に見舞われた結果(笑)、巷を騒がす追い剥ぎ「カササギ」(漢字で書くと「鵲」という硬いものなのね)に遭遇。
怪我をしてしまい、カササギさんの看病を受ける羽目に。
そこは打たれ強いスターリング家DNAの成せる技、その後は返り討ちにあわせてカササギをピストルで撃って負傷させてしまう(^^;
まぁ、根がピュアで正直者なのでたとえ悪人でも怪我人を放置するワケにはいかないわ、と世話をする事に。
人里離れた山小屋で、気付けば男性不審は何のその、少しづつカササギとの絆を深めてゆくのだが・・・いやー。うまいね。
今までの2冊でそんなに書き込まれていなかったジュリアンナのあれやこれやが楽しめた部分だな、この山小屋のくだり。
あの高血圧まっしぐらな塩盛りスープのところはケラケラ笑ってしまったわ・・・そりゃあ、カササギことデインも自分の身体が大事だから料理指導もするってもんです(^^;
デインの飼い猫もいい味を出していて、何だかこのテの「人里離れた別世界もの」の定番展開とはいえほっこり。

しかし、どこまでお互いの正体を隠したまま、「カササギ」の裏事情を隠したまま展開するのかな~、と思ったら・・・あら。
お互いの気持ちに気付きはじめ、あえて山小屋からジュリアンナを帰して、適度に数日おいてあっさりそこを解決させてしまったわ(笑)。
ここらへんの按配がまたいいよね、この作家。
これ以上引っ張るつもりはないとばかりに、読者に、そしてジュリアンナにうまく事情を説明しちゃうもんだから納得するしかない。
ここからはカササギ誕生に隠された偽造通貨事件を解決しつつ、お二人さんはラブラブあっちっち垂れ流してね~、と言わんばかりの雰囲気すら(笑)。
もうね、本当にこの二人、お互いメロメロでこれぞロマンス!ってイチャつき具合で直球勝負もいいトコで(^^ゞ

しかし!
そこで拍子抜けしかけるかもしれないところを、まさか・・・まさかシリーズ1冊目の、あの全てのはじまりの事情まで解決すべくあっさり巻き込んでしまうとは!
正直、これは想像以上だった・・・だって駆け落ちしてその相手と死んだと思われていた3人の母親が生きていたなんて。
いや、そこは既に動かない設定としてあるもんだと決め込んでいた(^^;
甘かったわ、ホント。
でも、このシリーズの根底にある「スターリング兄妹の不変の絆」というものが、このどんでん返しをきっかけに最後に再確認されて、ちょっと泣きそうになってしまったわ。
セバスチャンの告白とか、ジャスティンの手紙の件とか。
思いやりとか、家族の絆とか、ちょっとこそばゆいぐらいに真正面から書かれていて、何というか、心表れるというか。
そして、あえてあの二度目の別れを選択したのも○。
全然違和感なく、かといって悪感情もない。
そうだな。全てを超越した、というか。

ラストの結婚式のドタバタ頓珍漢具合も何だか微笑ましく、3冊通しての共通した雰囲気のエピローグも心あったかくなりました。
主要キャラクター全てに愛着が持て、しかも素直にラストまで楽しく読ませてもらえたのは、読者としてはありがたく。
このトリロジーは終わったけど、是非ともまた他の作品も翻訳してほしいです。
朝からお友達のチケ取り協力でPC前・・・瞬殺されたけど(ーー;
もう画面が変わらないでやんの・・・。
しかし、欲しいチケ3公演が同じ日に発売って・・・嬉しいを通り越して恨めしい悲鳴よね・・・お疲れ様でした(^^;;

今日は台風一過の余波で暑い・・・そんな中、うだうだと片付けを。
いやー、ちぎっては捨て、ちぎっては捨て状態でやってると汗だくに!(@@;
沢山ゴミ送りにしたし、箱一個分の処分本も作成。
お洋服は本日は二枚成仏させたし、今までそんなに手をつけてなかった禁断のビデオテープ箱も少し覗いた(^^;
とりあえずデジタルBSとかで放送された際にDVDに落とした名画に関してはこれで捨てられますんで、選別。
・・・こればっかりはなぁ。
ことのさん、何せ好きな映画が1920~1960年ぐらいのハリウッド黄金期のモノクロ映画ばかりなんで、そうおいそれと放送されないんだよね(^^;;
そもそもビデオにもなっていないものも多い(^^;;
最近はワンコインでこの時代の作品が沢山DVD化されているから、コツコツとコレクションしたいものだわ・・・ヒッチコック作品とかMGM全盛期のミュージカル映画とか。

画像は、夕方にやってきた友達の差し入れの中の一品。
くだものとフルーツ乳酸菌というだけあって、甘酸っぱかったです。
ゴチになりました・・・え? もう一個の新製品はって?
・・・スルーさせといて下さい(^^;;

明日も引き続き片付けだな。
しかし、いろんなものが出土するなぁ・・・(遠い目)
やっと週末ですよ(^^;
今週は祝日もあって一日お休みが多かったのにナンデスカ、ってぐらいやわですんません(笑)。

相変わらず予定は入れず、の週末ですが、地道に不要品な処分本、成仏させるお洋服の選別など、ちまちまと引き篭りつつ生産的に過ごしたいもんです・・・って希望形かい! > この時点でかなりDame確定。

ま、潤いというか、萌えというか、つまりは馬に人参が必要なように、そこらへんは抜かりありませんが。ことのさん。
ここを押えてみました(笑)

映画『僕らの方程式』舞台挨拶+トーク付き特別上映

チケット一般発売を前に、何とか確保完了(^^)

映画の公式サイトはこちら(音が出ます。笑)

http://www.bokushiki.com/index.html

わ~♪7月のDステ以来のナマの中村くん♪
座席をさっき確認したけど、なかなか近いので楽しみ楽しみ♪
・・・相葉くんが参加してくれたら、もっと狂喜乱舞だったんでしょうけど(^^;

・・・人参ばかり?(ちーんっ)
エマ・ホリーの一年ぶりの新刊、読了~。
いやはや、その潔さに拍手、ってところかしらん(笑)。

前作『偽りの婚約者に口づけを』で登場した、前作ヒーローの婚約者的存在だった、好奇心旺盛な重症の馬マニア(笑)のお嬢さんメリーさんが今回の主役。
あのヘタレなエドワードくん(爆)がラストに言っていた「彼の財政状況は申し分ない」と言われている、友人である准男爵の息子との結婚をせっつかれる毎日。
しかし、根が頑固であると同時にロマンチストなメリーは、愛なき結婚に踏み出せずにいる。
そんな中、業を煮やした母親に、見せしめの為に年老いた侍女を解雇されたのをキッカケに反逆に出る。
ひょんな事から知り合った悪名高い天才画家のニコラスのヌードモデルになって名誉失墜、結婚市場からの完全脱落を目指す羽目に(笑)。
そんなこんなで、女中のフリをして身分を隠してニコラスの屋敷に寝泊りする事になったりするが・・・。

いやはや。
このテのエロエロ話はイタしてたらOKという暗黙の了解的なものを感じずにはいられんのだが、前作もなんだがエマ・ホリー作品というのはちょっとキャラクターの配線が妙なゆえに、クスクス笑いがどうも止まらない小気味よいものになっているんだよな。
馬の世話はお手の物だが、勿論、お屋敷のあれやこれやをやった事のないメリーが女中のフリなんてするもんだから、暖炉の火をつけるにも換気を知らずに窒息寸前になるというアホさとか(笑)。
清らかちゃんなメリー相手に、知らないとはいえ自分の特注のコン○ームの性能の良さを得得と語り、まるで理科の実験のようにイタした後の処置についてのお勉強をさせるニコラスも読めば読むほど滑稽で笑えるんだが(笑)。
てか、このニコラスの脳内妄想の大暴走具合がいやー。おかしいの何のって!
メリーの事を疑うより先に、妙に勝手に盛り上がって脳内ストーリーを頼まれもせんのに作り上げては、メリーの嘘を手助けしている。いいアシストっぷりだ(笑)。

二人のエロ場面が大半と言えばそれまでなんだが、これがメリー以上に自分の本当の姿を偽っているニコラス、という設定によって趣が違ってきている。
ろくでなしの父親を憎みながらも、そんな父親の悪魔の囁きに負けた己の弱さからくる過去に二転。
子供を、自分の息子に背を向けた親なのか、と思いきや三転。
たいした度肝を抜く設定ではないけど、決して悪くないと思いました。
いつまでたっても大人になれない放蕩者、という裏にある、家族から間違った圧力を掛けられた事とか、自分を形成する芸術への熱い思いを利用され、それに負けたが故に招いた悲劇、それでも絵を描かずにはいられないジレンマとか。
ヘタレなエドワードくんとは別の次元のジレンマだけど(笑)。

まぁ、メリーの嘘がバレた際は頭に血が上り、毒舌の末に彼女を追い出したというのは古典的だが・・・もっとも、年端もいかんクリスにズバッと説教されるあたりは十分ダメか(笑)。
屈折系イケメンくんかと思わせておいて、クライマックスではメリーの兄ちゃん達にボコられ鼻血、父ちゃんにもボコられ鼻血、と、かーなーりいいカンジでヘタレてて思わずきゃっきゃっ喜んでしまった(爆)。
それに比べると、清らかなボケキャラながら、メリーはかなりアニキな性格だわよな、うん。肝っ玉お嬢さんもいいとこ。

で、ここで最初の「潔さに拍手」となるのだ。
結局はこの話、己の過去の不倫の相手(メリーの婚約者同然の青年の父親である准男爵)から脅されたメリーの母親が、その脅迫内容(権力目当てミエミエの、相手の息子とメリーの結婚)に沿うべく、自分の娘の悪評を広めて求婚者達を淘汰、更に結婚強制と裏で暗躍していた、というもの。
この母親が、不倫相手よりもある意味更に俗物で最悪(不倫相手は、要するに息子可愛さに出世を手助けしてあげたくて暴走したフシがあるから)。
最後には圧力に耐えられず夫である公爵に自白するんだが、もう、そこでさえこのババア、ボコるぞ!!と毒づかずにはいられん最悪さ。
娘に謝るように夫に言い渡されて夫に自分が悪かったと謝ったのに、そこまでへりくだる必要があるのだろうか といぶかしんでいる。
謝って当然なのに、何をこの女、寝言ほざいてるんだーっ!!と、殴りたくなった読者はことのさんだけか?!
そんな母親に対して、このメリーが潔いのだ。
今まで頑張って母親を好きになろうとしてきたけど、やっぱり無理なものは無理だったんだ、と。
母親がやった事を知って、もうそんな努力もしなくていいからせいせいするし、俗物な母親が私のやった事と己がやった事とで社交界から爪弾きにされているのにいい気味とすら思う、と。

ここよ!
読者の大半がザマーミロ!と思っているのは間違いない。
そして、正直すぎてそれを全面肯定してくれる、このメリーの潔さが心地よかったのだ(笑)。
彼女は自分がされてきた不当な扱いに怒っているワケではないのだ。
そんな事は些細な事、とばかりに一歩先に踏み込んでいる。
これが出来たヒロインがかつていたか?
大抵が「今は許せないけど、きっと時が解決してくれるでしょう」的な美しくも偽善的な締めくくりをされるのがオチだ。
「子供っぽいと言われるかもしれないけれど」とメリーはニコラスに言う。
しかし、あの母親のあれやこれやを読んだ限り、メリーはすごく冷静な大人だと思わずにはいられませんでした(笑)。

そんなこんなで、今回も思いのほか楽しんでしまった。ぷぷっ。
最近じゃ、もう珍しくも何もなくなってきたというか、読者サイドが麻痺してきたという節もあるエロエロEllora’s Cavaから日本初登場のトレイシー・クーパー・ポージーの1冊、読了。

・・・で? (笑)

いや、聞きたいよ。
この作家は一体、何を書きたかったの?と(笑)。
革命下に燃え上がるロマンス的物語設定のザルさ加減とか、キャラクター全てがよろめき系の優柔不断設定とか、もう読んでてダルかった(^^;
仕方ないからエロ場面だけ読む1冊、と割り切って読もうとしたら、既にマッケナの野獣くん、ショーン・マクラウドを読んだ後ではEllora’s Cava作品の看板である筈のエロ場面すら、まるでアダルト指定と12R指定ぐらいの格差を感じたよ(爆)
そうね。動画と紙芝居ぐらいの格差が(爆)。

つまり・・・えーっ?!セールスポイント皆無?!(爆)

でもさ、本当にこのヒロインって頭、弱いの?
己の下半身事情が最優先!!ってのは、イケてないヒーローの特権かと思ったが、このヒロインの場合はヒーローの国家の危機すらもそんなの関係ねぇ!(オッパッピー風)ってなカンジでゲンナリ・・・。
そんな頭の悪い(弱い?悪い?・・・どっちでもいいや。こんな女に大学で教えられてる生徒達に深く同情だけはしておく。笑)イケてない金髪女に翻弄され、よろめきまくりのヒーロー・ニコラスはどう見ても古典ロマンスのヒロインそのまんま(爆)。
だって、そうじゃありません?
革命で異母兄である大統領を亡くし、殆どお訊ね者よろしくヒロイン一族の乗る船で亡命したはいいが我が身一つ。
・・・このままじゃ、無一文の婿入り確定。婿を嫁に変えたらホンマに古典よろしく(爆)。

突然発火して勝手に盛り上がって周囲に迷惑をかけた、という意味ではヒロイン従妹の恋愛もよー似たもんか。
いや、だからさ、そんなに突然よろめいて芝居がかった事されても・・・えーっと、どっかヨソでやってもらえません?とか内心ちょっと思っちゃったりしたんだよ。ドン退きまではいかなくとも、やや退き。かなりしょっぱい三文陶酔具合(^^;
ま、主役二人の陶酔具合がかっとび過ぎてて目立たなかっただけで(爆)。

・・・わぉ。今、気付いた。
ことのさん、この本ってそこいらの駄作だと思ってたのにしっかり斬ってる(笑)。
斬れてるって事は、スカ具合が明確なんだー。すごーい > パチパチ(何に向かって拍手しているのかもはや不明。爆)

Ellora’s Cavaにもピンからキリまで、というのがよく分かった1冊。
どっちかは、まぁ、皆まで言うまい、ってコトで > ここまで書いておいて今更(^^ゞ

< 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 >