伯爵とシンデレラ (MIRA文庫)
2009年1月7日 新刊レビュー
キャンディス・キャンプの新刊、読了~。
いや~ん、とっても好みな地味ヒーローと地味ヒロイン の、しかも手堅いまでのこじんまりとした古典ロマンスで大満足でした(笑)。
最初、手にして390ページ程度のこの本に「あら、薄いわね」と思ったあたり麻痺しているとは我ながら思うんですが(笑)。
あらすじを最初見て「あら。金持ち貴族になったヒーローと貧乏ヒロインの契約結婚ものかしら?」と思ったら・・・あらあらあら。
ボケで不器用なヒーローのニコラスの頓珍漢プロポーズ場面に「あーあ。やっちゃった(^^ゞ」とオネーサン、心配しちゃうぐらいアホだった(笑)。
再会してからというもの、古典コントのような、お互い初恋両思いの相手を慮って本音を言えず、ひたすら寸止め 連打のうずうずさがたまらんスマッシュでした!!(爆)
とっても純朴でね~。この二人。キラキラピュアピュアよ!(笑)
・・・おかしいわ。
あんな悲惨な過去から逃げ出し、独りぼっちで危ない橋も渡ったニコラスなのに、何故にあんなに気高くピュアなまんま?(笑)
それを言うならヒロインのジュリアナも、貧乏だわセクハラ受けまくるわの苦労人なのに、何故にあんなに健気にピュアなまんま?(笑)
すごいわー。おとぎ話のようだわー、とか思ってしまった。
悪人の一人が毒薬使いなところといい、心の捻じ曲がったところといい、悪役連中もテンプレ通りなカンジだし(笑)。
つうか、悪人の犠牲者たちも、よくよく読んでみれば裏が!ってあたり、二転三転・・・と目論んだんでしょうが、今回は余りに設定などがストレートすぎてすぐに分かったわ > 犯人
ぶ厚い本、捻った設定の本、イタイ本、難しい本、スカな本(爆)に出会った後なら、このマイペースでテンプレともいえるこじんまりとしたカワイイ1冊がいいかも。
ラノベに近い感じがしたな、うん。
ニコラスの、ジュリアナちゃんラブラブっぷりと寸止めっぷりだけでも読むべき(笑)。
奥さんになってからは萌えラヴ垂れ流しもいいトコです。。。
いや~ん、とっても好みな地味ヒーローと地味ヒロイン の、しかも手堅いまでのこじんまりとした古典ロマンスで大満足でした(笑)。
最初、手にして390ページ程度のこの本に「あら、薄いわね」と思ったあたり麻痺しているとは我ながら思うんですが(笑)。
あらすじを最初見て「あら。金持ち貴族になったヒーローと貧乏ヒロインの契約結婚ものかしら?」と思ったら・・・あらあらあら。
ボケで不器用なヒーローのニコラスの頓珍漢プロポーズ場面に「あーあ。やっちゃった(^^ゞ」とオネーサン、心配しちゃうぐらいアホだった(笑)。
再会してからというもの、古典コントのような、お互い初恋両思いの相手を慮って本音を言えず、ひたすら寸止め 連打のうずうずさがたまらんスマッシュでした!!(爆)
とっても純朴でね~。この二人。キラキラピュアピュアよ!(笑)
・・・おかしいわ。
あんな悲惨な過去から逃げ出し、独りぼっちで危ない橋も渡ったニコラスなのに、何故にあんなに気高くピュアなまんま?(笑)
それを言うならヒロインのジュリアナも、貧乏だわセクハラ受けまくるわの苦労人なのに、何故にあんなに健気にピュアなまんま?(笑)
すごいわー。おとぎ話のようだわー、とか思ってしまった。
悪人の一人が毒薬使いなところといい、心の捻じ曲がったところといい、悪役連中もテンプレ通りなカンジだし(笑)。
つうか、悪人の犠牲者たちも、よくよく読んでみれば裏が!ってあたり、二転三転・・・と目論んだんでしょうが、今回は余りに設定などがストレートすぎてすぐに分かったわ > 犯人
ぶ厚い本、捻った設定の本、イタイ本、難しい本、スカな本(爆)に出会った後なら、このマイペースでテンプレともいえるこじんまりとしたカワイイ1冊がいいかも。
ラノベに近い感じがしたな、うん。
ニコラスの、ジュリアナちゃんラブラブっぷりと寸止めっぷりだけでも読むべき(笑)。
奥さんになってからは萌えラヴ垂れ流しもいいトコです。。。
ああ、年明けしたばかりなのに来月の新刊予定とにらめっこ・・・。
こんなカンジか。
ランダムハウス講談社 ランダムハウス講談社ロマンス文庫
ヴァイキングと白夜の乙女 キャサリン・コールター
ハイランドの霧の魔法 デボラ・マクギリヴレイ
ソフトバンククリエイティブ ソフトバンク文庫NV
冬のバラ(上下) キャスリーン・E・ウッディウィス
罪深き純愛 アナスタシア・ブラック
宙出版 オーロラブックス
恋は天から舞い降りて エミリー・カーマイケル
竹書房 ラズベリーブックス
楽園に落ちた天使 ローラ・リー・ガーク
令嬢Aの探偵クラブ ロビン・デハート
ハーレクイン社 MIRA文庫
銀の慟哭 アン・スチュアート
原書房 ライムブックス
Blue Eyed Devil リサ・クレイパス
Simply Irresistible レイチェル・ギブソン
扶桑社 扶桑社ロマンス
ラベンスカ・ダイナスティ(仮) バーバラ・T・ブラッドフォード
二見書房 二見ミステリ文庫
デインジャラス・ラヴァー(原題) リサ・マリー・ライス
イブニング・スター(原題) キャサリン・コールター
ぶんか社 フローラブックス
くちづけは嵐とともに アン・グレイシー
情熱の香り ~闇の勇者たち~ クリスティーナ・ドット
ヴィレッジブックス villagebooks
FLASHPOINT(上下)(原題) スーザン・ブロックマン
COME RAIN シャノン・アンダーソン
HIGHLAND DESTINY(原題) ハンナ・ハーウェル
空前のハイランド・ロマンス・ブームじゃ(笑)。
カローデンの売店で見たロマンス本、まさか日本上陸するとはなぁ・・・いや、あるんですよ。我が家に。
ハンナ・ハーウェルのあの一族シリーズも、マクギリヴレイも(^^ゞ
あの時は「きっと翻訳なんてされなそうだし」って買ったんだが・・・あはは。とりあえず笑っとけ(ちーんっ)。
いや、でもまだ翻訳されなさそーなハイランド・ロマンス本原書は××冊ぐらい(自主規制の為)埋没地層にあるし!(再度ちーんっ)
来月一番の楽しみはガチですんません、TSSです勿論!
・・・巻末のサムリス短編分収録は多分、きっと、無理?
巻末収録分って、何か翻訳権いろいろ難しいみたいなんですよね。
以前そんな話題になったので記憶していましたり。
そのうちブロックマン、TSS短編書き下ろしばっかり集めて1冊にしてくんないかしら・・・そしたら翻訳の日の目も見れそうなんだが(笑)。
二番目の楽しみはドット、同率で毎回ワンパタでも好き好きーなライス(笑)。
クレイパスはコンテンポラリー2冊目、ええ。彼の本なので、これもガチかと。
SBのアナスタシア・ブラックって、先日UPした2008ランキングのスカ本にあげた「許されざる愛」の作者の共著名義なんだよね・・・保留かな(^^;
ま、既にポイント等をフル活用して今月分新刊で購入分は全部予約済みだし(福袋とか年末年始で散財して本代ヤバそうと思ったので、あらかじめ支払い可能ものはしておいたり色々と手はうっておいた。A型だな。笑)、来月分まで地道に読むとしよう(笑)
来月のが少ないや。ああ、ラベンダーが奇数月でないからなのと、CCのヒストリカル多いからか(爆)。
+余談+
そんなこんなで、一部は邦題からの推測含む毎度のものの初稿。
http://cool-book-new.seesaa.net/article/111498752.html
改定と追記は、まぁ、気が向いたら(^^ゞ
こんなカンジか。
ランダムハウス講談社 ランダムハウス講談社ロマンス文庫
ヴァイキングと白夜の乙女 キャサリン・コールター
ハイランドの霧の魔法 デボラ・マクギリヴレイ
ソフトバンククリエイティブ ソフトバンク文庫NV
冬のバラ(上下) キャスリーン・E・ウッディウィス
罪深き純愛 アナスタシア・ブラック
宙出版 オーロラブックス
恋は天から舞い降りて エミリー・カーマイケル
竹書房 ラズベリーブックス
楽園に落ちた天使 ローラ・リー・ガーク
令嬢Aの探偵クラブ ロビン・デハート
ハーレクイン社 MIRA文庫
銀の慟哭 アン・スチュアート
原書房 ライムブックス
Blue Eyed Devil リサ・クレイパス
Simply Irresistible レイチェル・ギブソン
扶桑社 扶桑社ロマンス
ラベンスカ・ダイナスティ(仮) バーバラ・T・ブラッドフォード
二見書房 二見ミステリ文庫
デインジャラス・ラヴァー(原題) リサ・マリー・ライス
イブニング・スター(原題) キャサリン・コールター
ぶんか社 フローラブックス
くちづけは嵐とともに アン・グレイシー
情熱の香り ~闇の勇者たち~ クリスティーナ・ドット
ヴィレッジブックス villagebooks
FLASHPOINT(上下)(原題) スーザン・ブロックマン
COME RAIN シャノン・アンダーソン
HIGHLAND DESTINY(原題) ハンナ・ハーウェル
空前のハイランド・ロマンス・ブームじゃ(笑)。
カローデンの売店で見たロマンス本、まさか日本上陸するとはなぁ・・・いや、あるんですよ。我が家に。
ハンナ・ハーウェルのあの一族シリーズも、マクギリヴレイも(^^ゞ
あの時は「きっと翻訳なんてされなそうだし」って買ったんだが・・・あはは。とりあえず笑っとけ(ちーんっ)。
いや、でもまだ翻訳されなさそーなハイランド・ロマンス本原書は××冊ぐらい(自主規制の為)埋没地層にあるし!(再度ちーんっ)
来月一番の楽しみはガチですんません、TSSです勿論!
・・・巻末のサムリス短編分収録は多分、きっと、無理?
巻末収録分って、何か翻訳権いろいろ難しいみたいなんですよね。
以前そんな話題になったので記憶していましたり。
そのうちブロックマン、TSS短編書き下ろしばっかり集めて1冊にしてくんないかしら・・・そしたら翻訳の日の目も見れそうなんだが(笑)。
二番目の楽しみはドット、同率で毎回ワンパタでも好き好きーなライス(笑)。
クレイパスはコンテンポラリー2冊目、ええ。彼の本なので、これもガチかと。
SBのアナスタシア・ブラックって、先日UPした2008ランキングのスカ本にあげた「許されざる愛」の作者の共著名義なんだよね・・・保留かな(^^;
ま、既にポイント等をフル活用して今月分新刊で購入分は全部予約済みだし(福袋とか年末年始で散財して本代ヤバそうと思ったので、あらかじめ支払い可能ものはしておいたり色々と手はうっておいた。A型だな。笑)、来月分まで地道に読むとしよう(笑)
来月のが少ないや。ああ、ラベンダーが奇数月でないからなのと、CCのヒストリカル多いからか(爆)。
+余談+
そんなこんなで、一部は邦題からの推測含む毎度のものの初稿。
http://cool-book-new.seesaa.net/article/111498752.html
改定と追記は、まぁ、気が向いたら(^^ゞ
誘惑のキス (ソフトバンク文庫NV)
2009年1月4日 新刊レビュー
ジュリー・アン・ロングの三姉妹シリーズ最終話、読了~。
いや~、1冊目からは想像もしなかった・・・ 上手いっ! 何という上手さなんだ、この作家!と唸ったよマジ。
いや、物語のあらすじとタイトルから、放蕩者ヒーローの改心と司祭に育てられたヒロインのやりとり、それに行方不明となっている三姉妹の母親との再会を絡めているのかと単純に思ったのだが・・・既にそれよりランク上の話が展開していたわ。
サスペンスとか、命の危機とかいう類でなく、別の意味で読みながらドキドキハラハラした。
ヒーローであるリースの過去が、いつヒロインのサブリナにバレるのか、と。
本当に、ある意味、精神的にこっちのが怖いしヘヴィだわ・・・なまじ二人がラブラブになった後の展開だからこそ。
とにかく、何が上手いかって、懺悔とか悔恨とかいう、ありきたりなものよりも難しいかもしれない「理解」という言葉が重要となっていたのも興味深い。
殺人事件の容疑者の汚名を着せられ、愛する子供たちから引き離され、異国で一人耐えてきた三姉妹の母アンナが、既刊2冊の印象を覆し、何と肝っ玉姐御か!
娘たちが、そして自分が、彼の言い分を否定したい気持ちも分かる、彼のやった「ある事」を責める立場にある事も分かっている、そう、読者も分かっているんだよね。
でも、何と言うか・・・悟りをひらいた女の、腹の座りっぷりというべきか。
リースが、サブリナに求めたものを、母親のアンナはにっこりと手渡すんだよね。そしてリースの人と成りを瞬時に読み取り、感服する。
それは、母親に向かってサブリナが最後の抵抗をする際に、ざっくり一言で斬ったところからも窺えるんだが。
狂言回しのような立場かと思ってたのに、実は秘密兵器だったのね、母ちゃん!
ラストのオチ(1巻のあの人が、そうくるのか!!)といい、アンナ母ちゃんってば天晴れ!(笑)
そんなこんなだったが、黒幕についてのラストのあれやこれやは「良心」というより「天邪鬼」と解釈すると非常にニヤリとしてしまう。
あのオチも、1冊目から読んでる人なら「あ、こうくるか!」と、手をポンっと叩いて頷いてしまう。
ここまで読んできてると、決まりきった善悪白黒で人の事をばっさり斬れるなんていうのは思いあがりなのでは?という作者の謎賭けのような暗示もきいて「ふむ。ありかも」と思うんだよね。
そしてそんな黒幕にしてやられた、完全に捨て駒な上にこっちが狂言回しだった模様のちゃちい悪人ヒーロー従弟・・・ある意味、彼がいなければこんなに起伏に富んだ面白い大団円にはならんかったかもしれん。
影のMVPをあげていいかも(嘘八百。爆)。
まぁ、これは3冊読み続ければスルメのように味わいが出てくるというシリーズかもしれない(笑)。
1冊目で脱落しなくてよかった・・・それぐらい、主人公二人の、誘惑に関する凸凹勝負から転げるような結婚、意地を張りあいながらも本当に心が通じ合うラブラブ過程が秀逸。
更にリースの過去と嘘からの別離、そこからの奥さん恋しやエ~ンヤコラ!!な思わず誰もが応援したくなる苦悩と頑張りも良かった~。
いや、ホントにナイスすぎる。
ロマンス本でいう放蕩者の改心っていうのが、単なる酒・博打・女絶ちというマンネリな中、このリースの場合、それ以上の物語があったものだから余計に「読めた」んでしょうね。
当たりな1冊でした~♪これは、もし彼女の他の作品が日本上陸するなら期待してもいいかも・・・駄目かしら? > 出版社さま
いや~、1冊目からは想像もしなかった・・・ 上手いっ! 何という上手さなんだ、この作家!と唸ったよマジ。
いや、物語のあらすじとタイトルから、放蕩者ヒーローの改心と司祭に育てられたヒロインのやりとり、それに行方不明となっている三姉妹の母親との再会を絡めているのかと単純に思ったのだが・・・既にそれよりランク上の話が展開していたわ。
サスペンスとか、命の危機とかいう類でなく、別の意味で読みながらドキドキハラハラした。
ヒーローであるリースの過去が、いつヒロインのサブリナにバレるのか、と。
本当に、ある意味、精神的にこっちのが怖いしヘヴィだわ・・・なまじ二人がラブラブになった後の展開だからこそ。
とにかく、何が上手いかって、懺悔とか悔恨とかいう、ありきたりなものよりも難しいかもしれない「理解」という言葉が重要となっていたのも興味深い。
殺人事件の容疑者の汚名を着せられ、愛する子供たちから引き離され、異国で一人耐えてきた三姉妹の母アンナが、既刊2冊の印象を覆し、何と肝っ玉姐御か!
娘たちが、そして自分が、彼の言い分を否定したい気持ちも分かる、彼のやった「ある事」を責める立場にある事も分かっている、そう、読者も分かっているんだよね。
でも、何と言うか・・・悟りをひらいた女の、腹の座りっぷりというべきか。
リースが、サブリナに求めたものを、母親のアンナはにっこりと手渡すんだよね。そしてリースの人と成りを瞬時に読み取り、感服する。
それは、母親に向かってサブリナが最後の抵抗をする際に、ざっくり一言で斬ったところからも窺えるんだが。
狂言回しのような立場かと思ってたのに、実は秘密兵器だったのね、母ちゃん!
ラストのオチ(1巻のあの人が、そうくるのか!!)といい、アンナ母ちゃんってば天晴れ!(笑)
そんなこんなだったが、黒幕についてのラストのあれやこれやは「良心」というより「天邪鬼」と解釈すると非常にニヤリとしてしまう。
あのオチも、1冊目から読んでる人なら「あ、こうくるか!」と、手をポンっと叩いて頷いてしまう。
ここまで読んできてると、決まりきった善悪白黒で人の事をばっさり斬れるなんていうのは思いあがりなのでは?という作者の謎賭けのような暗示もきいて「ふむ。ありかも」と思うんだよね。
そしてそんな黒幕にしてやられた、完全に捨て駒な上にこっちが狂言回しだった模様のちゃちい悪人ヒーロー従弟・・・ある意味、彼がいなければこんなに起伏に富んだ面白い大団円にはならんかったかもしれん。
影のMVPをあげていいかも(嘘八百。爆)。
まぁ、これは3冊読み続ければスルメのように味わいが出てくるというシリーズかもしれない(笑)。
1冊目で脱落しなくてよかった・・・それぐらい、主人公二人の、誘惑に関する凸凹勝負から転げるような結婚、意地を張りあいながらも本当に心が通じ合うラブラブ過程が秀逸。
更にリースの過去と嘘からの別離、そこからの奥さん恋しやエ~ンヤコラ!!な思わず誰もが応援したくなる苦悩と頑張りも良かった~。
いや、ホントにナイスすぎる。
ロマンス本でいう放蕩者の改心っていうのが、単なる酒・博打・女絶ちというマンネリな中、このリースの場合、それ以上の物語があったものだから余計に「読めた」んでしょうね。
当たりな1冊でした~♪これは、もし彼女の他の作品が日本上陸するなら期待してもいいかも・・・駄目かしら? > 出版社さま
2009年初読みの本は軽めに、とこちらのスーザン・ブロックマンの年末に出た中篇コンテンポラリーをチョイス。
最近、余りのヒストリカル新刊の多さにヒストリカルの後はなるべく脳の切り替えを兼ねてコンテンポラリーを読むようにしているんですが・・・この本、2008年のうちに読んでなくて正解。
何故なら、2008年中に読んでたら 確実にその場の勢いで、2008年スカ本に放り込んだであろうから である(爆)。
今回の作品も前作同様、林啓恵さんの翻訳だった。
で、ワタクシ、彼女のあとがきが大好きなので真っ先に読んだんですが・・・読後、もう一度読んでみて分かった。
「ああ、林さんって嘘つけないタイプ なんだ」と(笑)。
彼女は声を大にして、今回のヒーローであるジョニーを絶賛している。
もう、その溢れるばかりの絶賛は本編読んでもらえばわかるが、こんな究極のラブラブっちマメ男、まさに賞賛に値する。
実際、ことのさんも「うぉぉ~っ!ジョニー、激ラヴ!!」となった。読めば読む程。
さて、で、何で「スカ本」かというと・・・林さんの嘘のつけなさがそこに現れる。
そう。この本のヒロイン なのだ。
あとがきで 全くといっていい程、彼女個人について触れられていない、書かれていないのが何よりの証拠かと(爆)。
実際、ことのさん、一行読み進めるにつれこの 二、三発ばかりボコって性格矯正してやりたい イケ好かない女に毒づくのに忙しかったという印象が強い・・・。
ブロックマン作品というのは、いかんせんヒーローで読むってのは暗黙の了解だとは分かっている。
だが、それにしてもこの女はひどすぎた・・・金持ち令嬢が独自の力でビジネスを立ち上げた際の資金繰りの為に契約結婚を目論むが、その相手にトンズラされ慌ててヒーローに偽装夫を頼むんだが・・・あー。
とにかくひどい。
ことあるごとに「お金目当てでしょう、どうせ」とジョニーを責めるこの女、己の事は棚に上げっぱなし(--;
最初から最後まで、とにかくKYだわ、自己チューだわ、いい大人なのに結局は甘やかされた金持ちお嬢ちゃんの駄々としか思えないあらゆる言動の数々・・・ああ、ホンマにボコりたい(ぼそ) 。
確かにヒーローのジョニーは素晴らしかった。
思わず何度ももらい泣きする程のエピ満載の、ブロックマン作品トータルしても、なかなかお目にかかれない極上イケメン叩きあげダーリンである。
が、いかんせん、ロマンスたるものヒーロー一人ではどうしようもない (笑)。
許せジョニー。キミには恨みはないが、選んだ相手が全くもって悪かった(爆)。
・・・新年早々これかよ、と凹んだかも(^^ゞゞ
最近、余りのヒストリカル新刊の多さにヒストリカルの後はなるべく脳の切り替えを兼ねてコンテンポラリーを読むようにしているんですが・・・この本、2008年のうちに読んでなくて正解。
何故なら、2008年中に読んでたら 確実にその場の勢いで、2008年スカ本に放り込んだであろうから である(爆)。
今回の作品も前作同様、林啓恵さんの翻訳だった。
で、ワタクシ、彼女のあとがきが大好きなので真っ先に読んだんですが・・・読後、もう一度読んでみて分かった。
「ああ、林さんって嘘つけないタイプ なんだ」と(笑)。
彼女は声を大にして、今回のヒーローであるジョニーを絶賛している。
もう、その溢れるばかりの絶賛は本編読んでもらえばわかるが、こんな究極のラブラブっちマメ男、まさに賞賛に値する。
実際、ことのさんも「うぉぉ~っ!ジョニー、激ラヴ!!」となった。読めば読む程。
さて、で、何で「スカ本」かというと・・・林さんの嘘のつけなさがそこに現れる。
そう。この本のヒロイン なのだ。
あとがきで 全くといっていい程、彼女個人について触れられていない、書かれていないのが何よりの証拠かと(爆)。
実際、ことのさん、一行読み進めるにつれこの
ブロックマン作品というのは、いかんせんヒーローで読むってのは暗黙の了解だとは分かっている。
だが、それにしてもこの女はひどすぎた・・・金持ち令嬢が独自の力でビジネスを立ち上げた際の資金繰りの為に契約結婚を目論むが、その相手にトンズラされ慌ててヒーローに偽装夫を頼むんだが・・・あー。
とにかくひどい。
ことあるごとに「お金目当てでしょう、どうせ」とジョニーを責めるこの女、己の事は棚に上げっぱなし(--;
最初から最後まで、とにかくKYだわ、自己チューだわ、いい大人なのに結局は甘やかされた金持ちお嬢ちゃんの駄々としか思えないあらゆる言動の数々・・・
確かにヒーローのジョニーは素晴らしかった。
思わず何度ももらい泣きする程のエピ満載の、ブロックマン作品トータルしても、なかなかお目にかかれない極上イケメン叩きあげダーリンである。
が、いかんせん、ロマンスたるものヒーロー一人ではどうしようもない (笑)。
許せジョニー。キミには恨みはないが、選んだ相手が全くもって悪かった(爆)。
・・・新年早々これかよ、と凹んだかも(^^ゞゞ
黒衣をまとった子爵 (扶桑社ロマンス)
2009年1月1日 新刊レビュー
カレン・ホーキンスの新刊、読了~♪
やっぱり好みは、この2冊目の方でしたな双子ヒーローもの。
1冊目のトリスタンの話の時から、このクリスチャンの洒落っ気がきいている言動とナイーヴな内面の落差が「キターッ」ってカンジでしたが、主人公になってみるとそれが顕著に現れて更にツボ直撃。
あんなタラシな黒づくめの追い剥ぎじゃ、拍手喝采でマダム達にもてはやされて当然だな・・・エロくて素敵すぎ!(爆)
そんな彼が復讐を誓って、ヒロインである公爵家令嬢エリザベスに接近するも、一目会った時から直球フォーリンラヴもいいとこ(笑)。
いやー、あの子供から年寄り、挙句ワンコまで女なら一瞬で腰砕けにしてしまう(爆)百戦錬磨のクリスチャンの、何ともウブというか萌えっぷりというか(^^ゞ
か~わいい~っ(^▽^)
対するヒロインのエリザベスだが・・・いやー、このタイプがきたか。
頭の回転の早い、独身主義の、それでいて目の覚める美人。
しかしお高くとまっているワケでなく、ざっくばらんで非常にポジティヴ。
未来に目を向けるトリスタンに対し、過去のしがらみから這い出せないクリスチャンにまさに割れ鍋に綴じ蓋。
ラストの生死をかけたクライマックスがなくても、彼女ならクリスチャンの目を覚ます事が出来たと思わざるをえないしっかり者っぷり。
それに自分の欲望に対してもま正面から向かってくし、前作のプルーデンスよりはことのさんはこのベスの方が好み♪
クリスチャンの母親の死にまつわる話は、何となくオチが予想ついたけど(高価なサファイアのネックレスの件で「あ、そうなのか」と思った)、予想外の展開は・・・敵であるとクリスチャンに目されたマシンゲール公爵、エリザベスのじいちゃんだな(笑)。
いい意味で、ナイスじいちゃん・・・弱いところも、家名を大事にする駄目なところも凡人反応なのに、何故か孫娘とその彼氏(クリスチャン)と執事には本性がむっくむく(笑)。
そうなのよね、クリスチャンもエリザベスも駄目父を既に超越したしっかり者っぷりで、まさに似た者カップル。
あれやこれやを画策する知能犯っぷりといい、まさに(笑)。
そんな二人だが、エッチな場面を他人に見つかってしまい醜聞にまみれてあれ責任だ、やれ結婚だ・・・となった時にはさすがに絶句もので(^^;;
しかし、そこで登場するはやはりこの方。
万能黒 執事・リーヴス(爆)。
今回もあれやこれやに縦横無尽の大活躍・・・腹を抱えて笑う事多々!
策士クリスチャンが、腹心の部下を派遣して地道に情報収集に勤しんでは苦労しているのに、たった一度鶏肉をお買い物に行っただけでビンゴ!な情報を捕獲してきたり とか(笑)。
知能派ながら、ツメが甘い部分が見えるクリスチャンに対し、核心をついたアドバイスを前作以上にビシバシ(^^ゞ
百戦錬磨の黒づくめ追い剥ぎ子爵くんでも、年の甲も亀の甲も数倍上のリーヴスには敵わない、というところか(笑)。
花柄のシュミーズ(既婚女性の忘れ物。笑)をソツなくお洗濯してしまった件も捨てがたいが、個人的に一番ウケたのはやはりあそこかなぁ・・・。
「黒 のベストをお召しになりますか?それとも黒 になさいますか?それとも黒 になさいますか?」
・・・ひーっひっひっひ!(びったんびったん)
リーヴスさん、最高!
ラストのエピローグ章はじめの洗濯ネタといい、彼がいなきゃこのシリーズの楽しみは半減したと断言出来ちゃうわ(笑)
もうリーヴスさんに会えないのかなぁ・・・ラストでやっと奥さんになったベスの影響で黒づくめから脱出したクリスチャンの家からお暇、という事になったんだし、いっそ『家政婦シリーズ』の市原悦子のように、あらゆる本に登場してもらってもいいわ、ってぐらいお気に入りよ!!
カムバック、リーヴスさん!(爆)
そんなこんなで終わってしまった二部作だが、カレン・ホーキンス作品は引き続き扶桑社ロマンスから翻訳される模様。
次回作品は何かしらね~。
やっぱり好みは、この2冊目の方でしたな双子ヒーローもの。
1冊目のトリスタンの話の時から、このクリスチャンの洒落っ気がきいている言動とナイーヴな内面の落差が「キターッ」ってカンジでしたが、主人公になってみるとそれが顕著に現れて更にツボ直撃。
あんなタラシな黒づくめの追い剥ぎじゃ、拍手喝采でマダム達にもてはやされて当然だな・・・エロくて素敵すぎ!(爆)
そんな彼が復讐を誓って、ヒロインである公爵家令嬢エリザベスに接近するも、一目会った時から直球フォーリンラヴもいいとこ(笑)。
いやー、あの子供から年寄り、挙句ワンコまで女なら一瞬で腰砕けにしてしまう(爆)百戦錬磨のクリスチャンの、何ともウブというか萌えっぷりというか(^^ゞ
か~わいい~っ(^▽^)
対するヒロインのエリザベスだが・・・いやー、このタイプがきたか。
頭の回転の早い、独身主義の、それでいて目の覚める美人。
しかしお高くとまっているワケでなく、ざっくばらんで非常にポジティヴ。
未来に目を向けるトリスタンに対し、過去のしがらみから這い出せないクリスチャンにまさに割れ鍋に綴じ蓋。
ラストの生死をかけたクライマックスがなくても、彼女ならクリスチャンの目を覚ます事が出来たと思わざるをえないしっかり者っぷり。
それに自分の欲望に対してもま正面から向かってくし、前作のプルーデンスよりはことのさんはこのベスの方が好み♪
クリスチャンの母親の死にまつわる話は、何となくオチが予想ついたけど(高価なサファイアのネックレスの件で「あ、そうなのか」と思った)、予想外の展開は・・・敵であるとクリスチャンに目されたマシンゲール公爵、エリザベスのじいちゃんだな(笑)。
いい意味で、ナイスじいちゃん・・・弱いところも、家名を大事にする駄目なところも凡人反応なのに、何故か孫娘とその彼氏(クリスチャン)と執事には本性がむっくむく(笑)。
そうなのよね、クリスチャンもエリザベスも駄目父を既に超越したしっかり者っぷりで、まさに似た者カップル。
あれやこれやを画策する知能犯っぷりといい、まさに(笑)。
そんな二人だが、エッチな場面を他人に見つかってしまい醜聞にまみれてあれ責任だ、やれ結婚だ・・・となった時にはさすがに絶句もので(^^;;
しかし、そこで登場するはやはりこの方。
万能
今回もあれやこれやに縦横無尽の大活躍・・・腹を抱えて笑う事多々!
策士クリスチャンが、腹心の部下を派遣して地道に情報収集に勤しんでは苦労しているのに、たった一度鶏肉をお買い物に行っただけでビンゴ!な情報を捕獲してきたり とか(笑)。
知能派ながら、ツメが甘い部分が見えるクリスチャンに対し、核心をついたアドバイスを前作以上にビシバシ(^^ゞ
百戦錬磨の黒づくめ追い剥ぎ子爵くんでも、年の甲も亀の甲も数倍上のリーヴスには敵わない、というところか(笑)。
花柄のシュミーズ(既婚女性の忘れ物。笑)をソツなくお洗濯してしまった件も捨てがたいが、個人的に一番ウケたのはやはりあそこかなぁ・・・。
「黒 のベストをお召しになりますか?それとも黒 になさいますか?それとも黒 になさいますか?」
・・・ひーっひっひっひ!(びったんびったん)
リーヴスさん、最高!
ラストのエピローグ章はじめの洗濯ネタといい、彼がいなきゃこのシリーズの楽しみは半減したと断言出来ちゃうわ(笑)
もうリーヴスさんに会えないのかなぁ・・・ラストでやっと奥さんになったベスの影響で黒づくめから脱出したクリスチャンの家からお暇、という事になったんだし、いっそ『家政婦シリーズ』の市原悦子のように、あらゆる本に登場してもらってもいいわ、ってぐらいお気に入りよ!!
カムバック、リーヴスさん!(爆)
そんなこんなで終わってしまった二部作だが、カレン・ホーキンス作品は引き続き扶桑社ロマンスから翻訳される模様。
次回作品は何かしらね~。
許される嘘 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) (ザ・ミステリ・コレクション)
2008年12月28日 新刊レビュー
クレンツ久々の新刊は、あのアーケイン・ソサエティ・シリーズでしたね。
楽しく読了しました(^^)
中で、ソサエティに関しては説明があるが、過去編はアマンダ・クイック名義の方なので翻訳は未定なのですが、単発で読めない事もないのでスルーするとして(笑)。
まぁ、クレンツ作品愛読者には単にクレンツお得意の妙な人たちの集団 (歴史ある万能変人超能力組織編)と思ってもらえれば > ぶっちゃけ(爆)
でも、読んでいて、随所随所にクレンツの四つ目の名義ジェイン・キャッスル名義の『緑の瞳のアマリリス』を思い出してニヤニヤしてしまうのが、クレンツ好きの性かしらん(^^ゞ
昨今のパラノーマル・ロマンスバブル状態の中、何を書いてもどのジャンルを書いても、軸がブレずに飄々としていてクレンツ節が炸裂しているのが、クレンツの素晴らしさというか貫禄というか。
このボリュームでそれをやるんだから、まさに怪物。
ヒロインのクレアの颯爽としていて、なおかつ万能のキレてる女っぷりといい、ヒーローのジェイクのマイペースな男前変人っぷりといい「キターッ!」ってカンジですわ(笑)。
まとめて料理に関するDekiっぷりもナイス♪
しかも、割れ鍋に綴じ蓋はお約束、二人して朝から緑茶すすってラブラブしているところは「モエキターッ」ですよ、クレンツ愛読者としては!(爆)
脇役のマイペースっぷりといい、次回以降に続く伏線にも無理がないのに、今回の話単独としてもきっちり収まっているところといい、さすが。
そして、お気に入り翻訳者である中西さんの訳は今回もキレキレの冴えっぷり!
いやー、あのファロンのくだりをどう翻訳なさるのかと思ったら。
ぼんくら て(爆)
ぷっ。謎多き、イカす男前ソサエティの高級幹部も形無し(笑)。
現代編の方の翻訳は、次回も既に決定しているようで何よりですな。
楽しみです(^^)
楽しく読了しました(^^)
中で、ソサエティに関しては説明があるが、過去編はアマンダ・クイック名義の方なので翻訳は未定なのですが、単発で読めない事もないのでスルーするとして(笑)。
まぁ、クレンツ作品愛読者には単にクレンツお得意の妙な人たちの集団 (歴史ある万能変人超能力組織編)と思ってもらえれば > ぶっちゃけ(爆)
でも、読んでいて、随所随所にクレンツの四つ目の名義ジェイン・キャッスル名義の『緑の瞳のアマリリス』を思い出してニヤニヤしてしまうのが、クレンツ好きの性かしらん(^^ゞ
昨今のパラノーマル・ロマンスバブル状態の中、何を書いてもどのジャンルを書いても、軸がブレずに飄々としていてクレンツ節が炸裂しているのが、クレンツの素晴らしさというか貫禄というか。
このボリュームでそれをやるんだから、まさに怪物。
ヒロインのクレアの颯爽としていて、なおかつ万能のキレてる女っぷりといい、ヒーローのジェイクのマイペースな男前変人っぷりといい「キターッ!」ってカンジですわ(笑)。
まとめて料理に関するDekiっぷりもナイス♪
しかも、割れ鍋に綴じ蓋はお約束、二人して朝から緑茶すすってラブラブしているところは「モエキターッ」ですよ、クレンツ愛読者としては!(爆)
脇役のマイペースっぷりといい、次回以降に続く伏線にも無理がないのに、今回の話単独としてもきっちり収まっているところといい、さすが。
そして、お気に入り翻訳者である中西さんの訳は今回もキレキレの冴えっぷり!
いやー、あのファロンのくだりをどう翻訳なさるのかと思ったら。
ぼんくら て(爆)
ぷっ。謎多き、イカす男前ソサエティの高級幹部も形無し(笑)。
現代編の方の翻訳は、次回も既に決定しているようで何よりですな。
楽しみです(^^)
理想の妻のたくらみは (オーロラブックス) (オーロラブックス)
2008年12月23日 新刊レビュー
RITA賞作家エリザベス・ボイルの初邦訳作品、読了~。
最近、アタタなヒストリカルに当たり続けた中、やっと出ました・・・愛すべきアホ本が(褒めている。爆)。
いや、そんなたいした事じゃないのよ。
要するに、地雷なき設定という前提の元、軽妙なやりとりをテンポよくこなせるキャラクター達がうまく配分された本、というイミで。
いやはや、たくましいヒロインではありませんか。
非常にことのニーズでよろしかったわ・・・頭の回転早いし、ポジティヴだし、愛さずにはいられない吸引力キャラ!
姉貴キャラよね、このエマリンって(笑)。
特にあの使用人たちの敵討ちの為の博打シーンは天晴れ!(笑)
・・・てか、何となくこの本を前出の評価にしたキャラは「あの人」だとお分かりかと(^^ゞ
そう、ヒーローのセジウィック男爵アレックスです(笑)。
こんな愛すべきラブラブアイウォンチューなアホお坊ちゃんは、一家に一匹一人欲しいところです!(爆)
もう、脳内配線が お花でハートでピンクで憎めないわ・・・余りに作者がこのアレックスの愛すべき描写に行数割きすぎて、判事とかいうかなりな設定すらスルー程度となってしまっている始末(笑)。
家系の事とか、一族の事とか、立場の事とかよりも恋愛上等!ってこの人、大丈夫かしら・・・とか読んでて最初は心配になったりしたが、あ、な~んだ、ただの一族のDNAの問題なだけね、とかスッキリ?!(爆)
ピクニック行きの件とか、プレゼントの件とか、本当に読んでて照れるぐらいストレートで・・・ぷっ。微笑ましいもんね。くるくるくるくる踊ってる具合が最高にキターッ!(爆)
このアレックスのどこが退屈なんだか(笑)。
脇役も・・・クセ者しかいなくって、これがまた愛すべき偏屈さんばかり(笑)。
次回ヒーローのジャックさんなんて・・・駄目駄目すぎて、どうすんだ、ってぐらい壊れているし(笑)。
お年寄りの皆さんの偏屈具合はもはや主役たちを食いかねない勢いでステキだし・・・アレックスのお祖母さまの「日傘チョップ」なんて大ウケだわ(笑)。
まぁ、物語的にはご都合主義のすごい勢いでのラスト付近の風呂敷たたみっぷりとかは、あと10~20ページぐらい欲しかったんだけど、それでもキチンとまとめてたからOK。
何より読後感がチャーミングで、微笑ましくって◎だからいっか(^^)
憎まれキャラ込みで皆が皆して幸せになる、ってラストって意外に難しいもんだもんね・・・いや、そっか。あのリリスさんなら(テンプレ的悪キャラながら、結構好きでした。あのガッツ具合が。笑)、確かに優秀な諜報活動が出来そうね(爆)。
西インド諸島でのご活躍、お祈りしております(爆)。
引き続き駄目駄目ジャックさん主役の作品も翻訳されるようなので、そっちも楽しみだな。
次回も新刊買い、と(^^)
最近、アタタなヒストリカルに当たり続けた中、やっと出ました・・・愛すべきアホ本が(褒めている。爆)。
いや、そんなたいした事じゃないのよ。
要するに、地雷なき設定という前提の元、軽妙なやりとりをテンポよくこなせるキャラクター達がうまく配分された本、というイミで。
いやはや、たくましいヒロインではありませんか。
非常にことのニーズでよろしかったわ・・・頭の回転早いし、ポジティヴだし、愛さずにはいられない吸引力キャラ!
姉貴キャラよね、このエマリンって(笑)。
特にあの使用人たちの敵討ちの為の博打シーンは天晴れ!(笑)
・・・てか、何となくこの本を前出の評価にしたキャラは「あの人」だとお分かりかと(^^ゞ
そう、ヒーローのセジウィック男爵アレックスです(笑)。
こんな愛すべきラブラブアイウォンチューなアホお坊ちゃんは、一家に
もう、脳内配線が お花でハートでピンクで憎めないわ・・・余りに作者がこのアレックスの愛すべき描写に行数割きすぎて、判事とかいうかなりな設定すらスルー程度となってしまっている始末(笑)。
家系の事とか、一族の事とか、立場の事とかよりも恋愛上等!ってこの人、大丈夫かしら・・・とか読んでて最初は心配になったりしたが、あ、な~んだ、ただの一族のDNAの問題なだけね、とかスッキリ?!(爆)
ピクニック行きの件とか、プレゼントの件とか、本当に読んでて照れるぐらいストレートで・・・ぷっ。微笑ましいもんね。くるくるくるくる踊ってる具合が最高にキターッ!(爆)
このアレックスのどこが退屈なんだか(笑)。
脇役も・・・クセ者しかいなくって、これがまた愛すべき偏屈さんばかり(笑)。
次回ヒーローのジャックさんなんて・・・駄目駄目すぎて、どうすんだ、ってぐらい壊れているし(笑)。
お年寄りの皆さんの偏屈具合はもはや主役たちを食いかねない勢いでステキだし・・・アレックスのお祖母さまの「日傘チョップ」なんて大ウケだわ(笑)。
まぁ、物語的にはご都合主義のすごい勢いでのラスト付近の風呂敷たたみっぷりとかは、あと10~20ページぐらい欲しかったんだけど、それでもキチンとまとめてたからOK。
何より読後感がチャーミングで、微笑ましくって◎だからいっか(^^)
憎まれキャラ込みで皆が皆して幸せになる、ってラストって意外に難しいもんだもんね・・・いや、そっか。あのリリスさんなら(テンプレ的悪キャラながら、結構好きでした。あのガッツ具合が。笑)、確かに優秀な諜報活動が出来そうね(爆)。
西インド諸島でのご活躍、お祈りしております(爆)。
引き続き駄目駄目ジャックさん主役の作品も翻訳されるようなので、そっちも楽しみだな。
次回も新刊買い、と(^^)
ルーシー・モンローのザ・ゴダード・プロジェクト・シリーズ1冊目、読了~。
いや~、楽しかった(笑)。
ルーシー・モンローが諜報員ロマンスを書く、となると身構えそうなもんだが・・・やっぱりうまかった。
だって、この人、諜報状態が添え物もいいとこという姿勢を最初から最後まで貫いているんだもの(笑)。
で、仕事していないか、といったらそうではない。
しているのだ。デキる主人公たちは仕事に勤しんでいるのだ・・・それこそ、仕事バカすぎて己の結婚式すっぽかす御仁がいるぐらい(爆)。
ただ、その仕事描写が紙芝居状態だとすると、ホットなラブシーンはハイスペックなマシンで再生される高画質動画エロというか(爆)。
それでいて嫌味じゃないのはキャラクター造詣とも言えるかな。
真面目ながら言動のそこらかしこに茶目っ気あふれるヒロイン、図体はデカイが恋愛に関してはお馬鹿さんなお坊ちゃまヒーローとか。
・・・駄目ねー。このテのヒーローに弱いワタクシ、やはりイーサンは好みストライクでした(笑)。
テキサスの大牧場に生まれたクールでデキるお坊ちゃまの物語における悶え描写7割、って具合もグッジョブ?(爆)
しかし、一度に沢山と次回以降のヒーローとヒロイン候補が登場したもんだわね。
ちなみに次回は、結婚式ドタキャンくんのアラン・・・上司に縁組を画策されているとは気付かず、新しい職場に慣れる為に毎日せっせこお仕事中・・・哀れなり(笑)。
今回のヒロインにて、そのアランにドタキャンされたベスのオチも凄かったが、それ以上なのはやはり、ベスの父親にてプロジェクトのボスよね。
任務に勤しみながら、暗躍仲人業務に余念ナシ(笑)。
何か、読んでて「・・・このパパ、誰かに似てるよね・・・」と思ったんだけど・・・あーっ!
ノーラのマクレガー・シリーズのザ・マクレガー!!
ダニエルじいちゃん!(爆)
・・・危険だわ。
同じタイプだ。登場人物、片っ端から餌食になる事うけあい(^^;;
前作の主人公たち、ホットワイヤーとクレアも登場したし、お気に入りのニトロも出てきたし満足~♪♪
これからもガンガン登場して近況知らせてほしいわ~。
特にあのニトロがもうすぐパパになるっていうんだから!(^▽^)
そんなこんなで、アランの話も楽しみです。
早く読めるといいな♪
いや~、楽しかった(笑)。
ルーシー・モンローが諜報員ロマンスを書く、となると身構えそうなもんだが・・・やっぱりうまかった。
だって、この人、諜報状態が添え物もいいとこという姿勢を最初から最後まで貫いているんだもの(笑)。
で、仕事していないか、といったらそうではない。
しているのだ。デキる主人公たちは仕事に勤しんでいるのだ・・・それこそ、仕事バカすぎて己の結婚式すっぽかす御仁がいるぐらい(爆)。
ただ、その仕事描写が紙芝居状態だとすると、ホットなラブシーンはハイスペックなマシンで再生される高画質動画エロというか(爆)。
それでいて嫌味じゃないのはキャラクター造詣とも言えるかな。
真面目ながら言動のそこらかしこに茶目っ気あふれるヒロイン、図体はデカイが恋愛に関してはお馬鹿さんなお坊ちゃまヒーローとか。
・・・駄目ねー。このテのヒーローに弱いワタクシ、やはりイーサンは好みストライクでした(笑)。
テキサスの大牧場に生まれたクールでデキるお坊ちゃまの物語における悶え描写7割、って具合もグッジョブ?(爆)
しかし、一度に沢山と次回以降のヒーローとヒロイン候補が登場したもんだわね。
ちなみに次回は、結婚式ドタキャンくんのアラン・・・上司に縁組を画策されているとは気付かず、新しい職場に慣れる為に毎日せっせこお仕事中・・・哀れなり(笑)。
今回のヒロインにて、そのアランにドタキャンされたベスのオチも凄かったが、それ以上なのはやはり、ベスの父親にてプロジェクトのボスよね。
任務に勤しみながら、暗躍仲人業務に余念ナシ(笑)。
何か、読んでて「・・・このパパ、誰かに似てるよね・・・」と思ったんだけど・・・あーっ!
ノーラのマクレガー・シリーズのザ・マクレガー!!
ダニエルじいちゃん!(爆)
・・・危険だわ。
同じタイプだ。登場人物、片っ端から餌食になる事うけあい(^^;;
前作の主人公たち、ホットワイヤーとクレアも登場したし、お気に入りのニトロも出てきたし満足~♪♪
これからもガンガン登場して近況知らせてほしいわ~。
特にあのニトロがもうすぐパパになるっていうんだから!(^▽^)
そんなこんなで、アランの話も楽しみです。
早く読めるといいな♪
危険なプリンスと恋に落ちる方法 (ラズベリーブックス)
2008年12月15日 新刊レビュー
ジュリア・ロンドンのデビュタント・シリーズ2冊目、読了~。
今回の主役は、前作のヒロインであるエヴァの従妹で3人のデビュタントの一人であるグリア。
ウェールズ人の彼女が、本来は自分のものである(と思っている←なぜこんな書き方をしているのかというと、遺産相続について何も詳しい事が書かれていないから。あとウェールズの制度も分からないし)遺産を受け取るべく、ウェールズへと旅立ったところだった前回。
・・・そう。前作、途中途中に登場するグリアからの手紙を読んでは、エヴァやその妹フィービーではないが、ツッコミ連打だったのである。
だから、ミスター・パーシーって一体誰なの?!と。
で、そのパーシーさんの正体が今回判明する。
ロマンス小説の典型的パターンからいえば、もしかしなくてもそのパーシーさんと恋におちながら珍道中・・・とか予想したであろう読者を見事に煙に撒いた作者ジュリア・ロンドン。
いやー、感心してしまったわ。
まさかまさか、パーシーさんが人でなしの詐欺師くずれの悪人放蕩者という設定の、あからさまな物語における使い捨て道化だったとは!(爆)
面白みもなく、単純にトコロテン方式でヒーローでした、とか言われるよりよっぽど面白かった(笑)。
というか、彼の存在、ひとでなしな過去、不審な言動に巻き込まれるにつれ・・・そう。グリアのヒロインとしての品格を疑いたくなったのはことのさんだけか?(^^;
本当に社交界でもてはやされていた頭の回転の早い貴族の令嬢か、というぐらい・・・浅はかでヒス気味でちょっとご勘弁、なカンジで(^^;
パーシーの悪人スイッチが入ったが故に・・・そうね。
リトマス紙のようにはっきり正体が出てきた(笑)
どうも駄目だったわ、このグリアの言動の色んなところが。
人の忠告聞かないし、勝手な行動しては迷惑かけるし・・・とどめはヒーローにプロポーズされた際のロンドンの都会の華やかな社交界と、彼が暮らすウェールズの田舎を即天秤にかけた事かしら・・・あれはNGすぎた(^^;;
そういう意味で、お相手のポーイズ公ロードリックの・・・何とセンシティヴでかわいい事か!
ロンドンからやってきたなんちゃってウェールズ女(グリア。笑)に惑わされて、恋におちて揺れ動くその乙女心オッサン心ったら!!
顔も脚も心も傷ついて、世捨て人よろしく田舎で生活しつつ、領民を守り、仕事を精力的にこなし、その反動でワンコ二匹をお供に寂れた小屋でひっそり絵を描いてるその地味さにキターッ!(萌)
ていうか、初めて見たかも。ロマンス小説で。
色盲ヒーローって(その設定も何だか中途半端な扱いだったなぁ・・・本人、あんなに悩んでいるっていうのに)。
恋におちてからの、彼の浮いたり沈んだりはしゃいだり泣いたり詩人になったり、とその様を見ていて微笑ましかったなぁ・・・本当かわいくて。
(ヒロインには1ミリグラムもそんな気持ちは持てなかったが。笑)
そんなこんなで、よくよく読んだら、謎のミスター・パーシーという人でなしの存在によってあぶり出しのように主人公二人のあれやこれやが浮き上がってきた1冊、というか(笑)。
ロードリックだけ拾い読みなら再読可能だが、多分グリアのあれやこれやは再び読むといろんな意味で危険だわ(爆)
今回の主役は、前作のヒロインであるエヴァの従妹で3人のデビュタントの一人であるグリア。
ウェールズ人の彼女が、本来は自分のものである(と思っている←なぜこんな書き方をしているのかというと、遺産相続について何も詳しい事が書かれていないから。あとウェールズの制度も分からないし)遺産を受け取るべく、ウェールズへと旅立ったところだった前回。
・・・そう。前作、途中途中に登場するグリアからの手紙を読んでは、エヴァやその妹フィービーではないが、ツッコミ連打だったのである。
だから、ミスター・パーシーって一体誰なの?!と。
で、そのパーシーさんの正体が今回判明する。
ロマンス小説の典型的パターンからいえば、もしかしなくてもそのパーシーさんと恋におちながら珍道中・・・とか予想したであろう読者を見事に煙に撒いた作者ジュリア・ロンドン。
いやー、感心してしまったわ。
まさかまさか、パーシーさんが人でなしの詐欺師くずれの悪人放蕩者という設定の、あからさまな物語における使い捨て道化だったとは!(爆)
面白みもなく、単純にトコロテン方式でヒーローでした、とか言われるよりよっぽど面白かった(笑)。
というか、彼の存在、ひとでなしな過去、不審な言動に巻き込まれるにつれ・・・そう。グリアのヒロインとしての品格を疑いたくなったのはことのさんだけか?(^^;
本当に社交界でもてはやされていた頭の回転の早い貴族の令嬢か、というぐらい・・・浅はかでヒス気味でちょっとご勘弁、なカンジで(^^;
パーシーの悪人スイッチが入ったが故に・・・そうね。
リトマス紙のようにはっきり正体が出てきた(笑)
どうも駄目だったわ、このグリアの言動の色んなところが。
人の忠告聞かないし、勝手な行動しては迷惑かけるし・・・とどめはヒーローにプロポーズされた際のロンドンの都会の華やかな社交界と、彼が暮らすウェールズの田舎を即天秤にかけた事かしら・・・あれはNGすぎた(^^;;
そういう意味で、お相手のポーイズ公ロードリックの・・・何とセンシティヴでかわいい事か!
ロンドンからやってきたなんちゃってウェールズ女(グリア。笑)に惑わされて、恋におちて揺れ動くその
顔も脚も心も傷ついて、世捨て人よろしく田舎で生活しつつ、領民を守り、仕事を精力的にこなし、その反動でワンコ二匹をお供に寂れた小屋でひっそり絵を描いてるその地味さにキターッ!(萌)
ていうか、初めて見たかも。ロマンス小説で。
色盲ヒーローって(その設定も何だか中途半端な扱いだったなぁ・・・本人、あんなに悩んでいるっていうのに)。
恋におちてからの、彼の浮いたり沈んだりはしゃいだり泣いたり詩人になったり、とその様を見ていて微笑ましかったなぁ・・・本当かわいくて。
(ヒロインには1ミリグラムもそんな気持ちは持てなかったが。笑)
そんなこんなで、よくよく読んだら、謎のミスター・パーシーという人でなしの存在によってあぶり出しのように主人公二人のあれやこれやが浮き上がってきた1冊、というか(笑)。
ロードリックだけ拾い読みなら再読可能だが、多分グリアのあれやこれやは再び読むといろんな意味で危険だわ(爆)
セカンド・ウエディング (ハーレクイン・ディザイア)
2008年12月13日 新刊レビュー
久し振りのアネット・ブロードリック新刊、読了~。
相変わらずのアネットさん節炸裂で、ヒーローである殺人課の刑事グレッグと、ヒロインで当時女子学生だったヒロインのシェリーの出会いのきっかけである事件に関してはどーでもいい、もしくはさらりと流しすぎるぐらいの潔さ(笑)。
だから、刑事ヒーローであってもそれはあくまで添え物設定であって、みたいな(笑)。
そして、天涯孤独の上に若いながら、意外なまでの芯の強さで、図体はデカイがかなりヘタレでダメな坊ちゃんグレッグを離婚届と潔いまでの速攻別居にて精神的に叩き直したシェリーの根性もの、というべきか?(爆)
読めば読む程に、夫婦やり直しものというより、シェリーによる元夫への自己啓発セミナー編のような・・・(^^;
ラブラブしてるだけじゃ駄目なのよ!アナタの心の奥底にあるトラウマをどうにかせんとやり直しても一緒!と・・・あ、アニキーっ!ついて行きます?!って漢(おとこ)なシェリーに拍手?(笑)
つうか、トラウマの元である父親との対決ですら、保護者同伴シェリーに同行を求めるグレッグよ・・・駄目駄目な坊ちゃん具合が「お前、ホンマに反抗して家を出た長男キャラなのか?!」とツッコミを(笑)。
グレッグの両親のどうでもいい蛇足じみたラストのやりとりとかはいいけど、まぁ、及第点かな。
結局はヒーローのラブラブが全てフォロー出来るというワケではない、というシリーズロマンスにしてはこのボリュームで警告じみたニュアンスを含めた1冊でした(^^ゞ
さすがにアネットさん、御年が御年なので新刊ペースは年1冊~2年に1冊となっているのですが、来年は1冊出るみたいです。
細々でいいから、アネット作品を読み続けたいもんです・・・既に他のことのさんにとっての癒し作家がいなくなってしまっているんで余計(^^;;
相変わらずのアネットさん節炸裂で、ヒーローである殺人課の刑事グレッグと、ヒロインで当時女子学生だったヒロインのシェリーの出会いのきっかけである事件に関してはどーでもいい、もしくはさらりと流しすぎるぐらいの潔さ(笑)。
だから、刑事ヒーローであってもそれはあくまで添え物設定であって、みたいな(笑)。
そして、天涯孤独の上に若いながら、意外なまでの芯の強さで、図体はデカイがかなりヘタレでダメな坊ちゃんグレッグを離婚届と潔いまでの速攻別居にて精神的に叩き直したシェリーの根性もの、というべきか?(爆)
読めば読む程に、夫婦やり直しものというより、シェリーによる元夫への自己啓発セミナー編のような・・・(^^;
ラブラブしてるだけじゃ駄目なのよ!アナタの心の奥底にあるトラウマをどうにかせんとやり直しても一緒!と・・・あ、アニキーっ!ついて行きます?!って漢(おとこ)なシェリーに拍手?(笑)
つうか、トラウマの元である父親との対決ですら、
グレッグの両親のどうでもいい蛇足じみたラストのやりとりとかはいいけど、まぁ、及第点かな。
結局はヒーローのラブラブが全てフォロー出来るというワケではない、というシリーズロマンスにしてはこのボリュームで警告じみたニュアンスを含めた1冊でした(^^ゞ
さすがにアネットさん、御年が御年なので新刊ペースは年1冊~2年に1冊となっているのですが、来年は1冊出るみたいです。
細々でいいから、アネット作品を読み続けたいもんです・・・既に他のことのさんにとっての癒し作家がいなくなってしまっているんで余計(^^;;
舞踏室の微熱 (ハーレクイン文庫)
2008年12月11日 新刊レビュー
デボラ・シモンズ久々の新刊、読了~。
無駄にホットなリージェンシーやらヴィクトリアンものに食傷気味の昨今に、この1冊は何というか・・・目からウロコな作品でした(笑)。
しかも、それはことのさんニーズな地味なウロコ具合でした(爆)。
だって、この作品を隅から隅まで読んでも英国貴族ロマンスお約束な舞踏会が存在しない!(笑)
いや、それだけじゃないぞ。
行き遅れな令嬢の結婚狂想曲やら、放蕩者くんの結婚葬送曲もなく・・・ひたすら、ヒーローとヒロインによるエジプト文明のヒエログリフ解読やら、古代遺物の解明にせっせこせっせこ行数が費やされる(爆)。
何と言うか、ラブシーンより古代遺物の描写のが多いような気がせんでも(笑)。
でも、そんな状況に満足している伯爵令嬢ジュリエットと、冒険家モーガンの丁々発止なやりとりが、ジュリエットの天然と紙一重の配線と、モーガンの萌え萌えツンデレ属性気質爆裂なところに相まって・・・キターッ!(^▽^) > 極少地区のみ。
いやはや、タイトル見た時には使い古されたイングランド貴族様ロマンスを予想したのに、フタを開けたら舞踏室はただの物置(古代遺物やミイラ限定)だったという、ある意味、デボラらしいすっとぼけっぷりでイカしますな(笑)。
だって、傷害事件が多発する中、真面目に犯人はミイラの手ですとか、そんなボケっぷり展開すら微笑ましいんだよね。
何故なら、そこはストーリーテラーのデボラらしく、あくまで無理なく話を組み立てて、魅力的なキャラクター造詣をしているから。
全員怪しい人間ばかりの中、淡々と、且つ面白おかしく話が進んでいくのも◎。
犯人に関しては、まぁ、どうでもいいポジションというのがラストのアホ演説(モーガンのツッコミ三昧がまた笑いをそそる)に集約していたかと(爆)。
実際、ヒステリックなだけの頭でっかち知的ヒロインになってもおかしくない設定のジュリエットなのに、実にかわいいんだなこれが。
ラスト近く、モーガンと共にパピルスの謎を解くべくエジプトへと渡ったくだりの描写は秀逸。
本当に好きで好きでたまらない歴史の中にいる喜びに溢れていて、読んでいて微笑ましい(そんな彼女を見て、嬉しいのと同時に焼きもちモードになっているモーガンがまたヨシ。笑)。
ついでに、発掘作業場所でのDekiっぷりはすごかった。
通訳だけでなく(ここもすごいんだよな。このジュリエットはというのは、自分の根拠無き主義主張を一方的に言うよりも実際必要なものを学び、調べて意見を述べる珍しいタイプの知的貴婦人だったりする。笑)、必要とあらばモーガンの従者のズボンを借りて穴も掘ります、古代の墓の中も入ります!!ってところが本当に◎なのだ(そんなズボン姿にムラムラきているモーガンのがダメ?笑)。
まぁ、ラストのモーガンの爵位継承は蛇足って気もしたが。
それすらもスルー出来る、地味ながら(ホットなシーンは少なく、本当に落ち着いて読める。笑)読後も爽やかな良作でした。
ヒーローとヒロインがどちらもかわいい、っていうのがポイント高かったね、やはり。
+余談+
そうだな、この本の一番のマイナス点は本編にあらず。
本にくっついている宣伝用帯だな。
だって、最初見てドン引きしたもん・・・。
ファン垂涎の初邦訳作品てアナタ!
・・・売る人間がそんなにあからさまに言うなよ、と即ツッコミですな(笑)。
「垂涎」かどうか決めるのはファン自身であって(いまや旬が過ぎまくったデボラに対してそこまで真剣に考える読者がいるのかどうかはさておき。笑)、出版社が決める事ではないと思うんデスガ。
読んで決めるものではないかしら、それって。
その自画自賛っぷりでは、かつてのステラ・キャメロンのメイフェア・シリーズ1巻新刊帯の「版権取得!!」に匹敵か?(あの時は「これはつまり「版権取ったんだから褒めろって催促の帯文句か?」とか一瞬思った(爆))
無駄にホットなリージェンシーやらヴィクトリアンものに食傷気味の昨今に、この1冊は何というか・・・目からウロコな作品でした(笑)。
しかも、それはことのさんニーズな地味なウロコ具合でした(爆)。
だって、この作品を隅から隅まで読んでも英国貴族ロマンスお約束な舞踏会が存在しない!(笑)
いや、それだけじゃないぞ。
行き遅れな令嬢の結婚狂想曲やら、放蕩者くんの結婚葬送曲もなく・・・ひたすら、ヒーローとヒロインによるエジプト文明のヒエログリフ解読やら、古代遺物の解明にせっせこせっせこ行数が費やされる(爆)。
何と言うか、ラブシーンより古代遺物の描写のが多いような気がせんでも(笑)。
でも、そんな状況に満足している伯爵令嬢ジュリエットと、冒険家モーガンの丁々発止なやりとりが、ジュリエットの天然と紙一重の配線と、モーガンの萌え萌えツンデレ属性気質爆裂なところに相まって・・・キターッ!(^▽^) > 極少地区のみ。
いやはや、タイトル見た時には使い古されたイングランド貴族様ロマンスを予想したのに、フタを開けたら舞踏室はただの物置(古代遺物やミイラ限定)だったという、ある意味、デボラらしいすっとぼけっぷりでイカしますな(笑)。
だって、傷害事件が多発する中、真面目に犯人はミイラの手ですとか、そんなボケっぷり展開すら微笑ましいんだよね。
何故なら、そこはストーリーテラーのデボラらしく、あくまで無理なく話を組み立てて、魅力的なキャラクター造詣をしているから。
全員怪しい人間ばかりの中、淡々と、且つ面白おかしく話が進んでいくのも◎。
犯人に関しては、まぁ、どうでもいいポジションというのがラストのアホ演説(モーガンのツッコミ三昧がまた笑いをそそる)に集約していたかと(爆)。
実際、ヒステリックなだけの頭でっかち知的ヒロインになってもおかしくない設定のジュリエットなのに、実にかわいいんだなこれが。
ラスト近く、モーガンと共にパピルスの謎を解くべくエジプトへと渡ったくだりの描写は秀逸。
本当に好きで好きでたまらない歴史の中にいる喜びに溢れていて、読んでいて微笑ましい(そんな彼女を見て、嬉しいのと同時に焼きもちモードになっているモーガンがまたヨシ。笑)。
ついでに、発掘作業場所でのDekiっぷりはすごかった。
通訳だけでなく(ここもすごいんだよな。このジュリエットはというのは、自分の根拠無き主義主張を一方的に言うよりも実際必要なものを学び、調べて意見を述べる珍しいタイプの知的貴婦人だったりする。笑)、必要とあらばモーガンの従者のズボンを借りて穴も掘ります、古代の墓の中も入ります!!ってところが本当に◎なのだ(そんなズボン姿にムラムラきているモーガンのがダメ?笑)。
まぁ、ラストのモーガンの爵位継承は蛇足って気もしたが。
それすらもスルー出来る、地味ながら(ホットなシーンは少なく、本当に落ち着いて読める。笑)読後も爽やかな良作でした。
ヒーローとヒロインがどちらもかわいい、っていうのがポイント高かったね、やはり。
+余談+
そうだな、この本の一番のマイナス点は本編にあらず。
本にくっついている宣伝用帯だな。
だって、最初見てドン引きしたもん・・・。
ファン垂涎の初邦訳作品てアナタ!
・・・売る人間がそんなにあからさまに言うなよ、と即ツッコミですな(笑)。
「垂涎」かどうか決めるのはファン自身であって(いまや旬が過ぎまくったデボラに対してそこまで真剣に考える読者がいるのかどうかはさておき。笑)、出版社が決める事ではないと思うんデスガ。
読んで決めるものではないかしら、それって。
その自画自賛っぷりでは、かつてのステラ・キャメロンのメイフェア・シリーズ1巻新刊帯の「版権取得!!」に匹敵か?(あの時は「これはつまり「版権取ったんだから褒めろって催促の帯文句か?」とか一瞬思った(爆))
夜色の愛につつまれて(ライムブックス) (ライムブックス)
2008年12月9日 新刊レビュー
「壁の花」のスピンオフで、且つ「ザ・ハサウェイズ」の1冊目にあたるリサ・クレイパスの新刊、読了~。
いやはや、クレイパスの力技にやられました(爆)
何が力技かというと、以前からチラホラ思ってたのですが、クレイパス作品というのはまず魅力的ヒーローありき、というところを感じてはいたが(そういう意味ではブロックマン、リンダも似たところがあるかも。笑)、ここまで読ませてしまうぐらいのレベルのキャラ構築がそうだという事。
まさに力技もの。
だって、ことのさんには何度読んでも、このヒロインの魅力が全然分からなかったし、どう見てもヒーローとヒロインのバランスが悪いと思えたのに、キャムがかわいくってそれだけのみでサクサク読めたから(爆)。
つか、ヤバくないっすか、あのキャムのマメ男極めっぷりって・・・(笑)。
Deki男なのは前作で分かってはいるけど、その上にマメでベタベタ甘甘で焼きもち焼き・・・きゅんきゅんしちゃう(萌)。
もっとも、ヒロイン、その反動で何もしなくてもよくってうっかりしているとデブりそうだが(爆)
何だか、気付くとウェストクリフとセバスチャンとキャムが三兄妹のようにしているし(笑)。
「壁の花」ラストでおめでた発覚だったエヴィーとセバスチャンの子供も娘、ってあたりウェストクリフ伯爵とリリアン同様に因縁というか(爆)。
しかし・・・思わずプッとふきだしたのはアレだな。
キャムにかかったらしい「幸運の呪い」(爆)。
お金を捨てても捨てても増えて戻ってくる呪い・・・是非ともワタシにもかけてくれ!!ってカンジの煩悩と世俗から切っても切れないことのさん(ちゅどーんっ)ならともかく、ロマであるキャムには迷惑以外の何者でもない、と(^^ゞ
もっとも単純な計算で、入ってくるお金をその傍から浪費しそうな一族に婿入りしたら相殺でOK、というヒロインのアメリアの逆プロポーズが示すように、おさまるところにおさまるっていうのがクレイパス作品らしいな、と。
今回、そのとんでもハサウェイ一家の紹介、というスタンスもあったせいか、作品そのものとしてはイマイチな印象なんだけどね(苦笑)。
あーあ、やっぱりキャムには、そんな微妙なポジションでのヒーローよりも、壁の花ラスト、シリーズ大団円でのヒーローでいてほしかった、とちと思ったかも(出版社サイドに反対されちゃ仕方ないんだけどねぇ)。
ま、金持ち娘の婿に納まるよりは、何もないところ(いや、崩れかかった蜂まみれの屋敷があるか。笑)から大きな事をやりとげる、というところもいっか・・・とか、いまだ可か不可かを明言出来ない境界線を行ったり来たりな読後感なんだよね、つまりは。
2冊目以降が出たら、はっきりしてくるんだろうか。。。
キャムについてのキャラ設定やら、数々のエピソードは文句なしに抜群!
今までの「壁~」キャラのゲスト出演についてもとっても上手で楽しめました・・・さてはて。
何があと残ったかというと・・・そう。
ヒロインであるアメリアの一族、ハサウェイ家・・・まだ1冊目なので、何ともどこに魅力を感じたらいいのか困るドタバタした印象しかない一族いえないというか、言葉に困るというか・・・えーっと、ウィンとメリペンの話だけ先に読ませてもらえたら今は満足かも(^^ゞ
でも、メリペンとキャムのタトゥーが同じ図柄という事は、引っ張るんだよねぇ・・・は、早めに決着つけて下さいねクレイパスさん(^^;;
そんなこんなで、作品としては平均~下並、そこを悩み以上に、ラブラブに萌えはしゃぐ(爆)キャム一人で付加点荒稼ぎしてクラスチェンジ(笑)して良作となった1冊でしたとさ(爆)
いやはや、クレイパスの力技にやられました(爆)
何が力技かというと、以前からチラホラ思ってたのですが、クレイパス作品というのはまず魅力的ヒーローありき、というところを感じてはいたが(そういう意味ではブロックマン、リンダも似たところがあるかも。笑)、ここまで読ませてしまうぐらいのレベルのキャラ構築がそうだという事。
まさに力技もの。
だって、ことのさんには何度読んでも、このヒロインの魅力が全然分からなかったし、どう見てもヒーローとヒロインのバランスが悪いと思えたのに、キャムがかわいくってそれだけのみでサクサク読めたから(爆)。
つか、ヤバくないっすか、あのキャムのマメ男極めっぷりって・・・(笑)。
Deki男なのは前作で分かってはいるけど、その上にマメでベタベタ甘甘で焼きもち焼き・・・きゅんきゅんしちゃう(萌)。
もっとも、ヒロイン、その反動で何もしなくてもよくってうっかりしているとデブりそうだが(爆)
何だか、気付くとウェストクリフとセバスチャンとキャムが三兄妹のようにしているし(笑)。
「壁の花」ラストでおめでた発覚だったエヴィーとセバスチャンの子供も娘、ってあたりウェストクリフ伯爵とリリアン同様に因縁というか(爆)。
しかし・・・思わずプッとふきだしたのはアレだな。
キャムにかかったらしい「幸運の呪い」(爆)。
お金を捨てても捨てても増えて戻ってくる呪い・・・是非ともワタシにもかけてくれ!!ってカンジの煩悩と世俗から切っても切れないことのさん(ちゅどーんっ)ならともかく、ロマであるキャムには迷惑以外の何者でもない、と(^^ゞ
もっとも単純な計算で、入ってくるお金をその傍から浪費しそうな一族に婿入りしたら相殺でOK、というヒロインのアメリアの逆プロポーズが示すように、おさまるところにおさまるっていうのがクレイパス作品らしいな、と。
今回、そのとんでもハサウェイ一家の紹介、というスタンスもあったせいか、作品そのものとしてはイマイチな印象なんだけどね(苦笑)。
あーあ、やっぱりキャムには、そんな微妙なポジションでのヒーローよりも、壁の花ラスト、シリーズ大団円でのヒーローでいてほしかった、とちと思ったかも(出版社サイドに反対されちゃ仕方ないんだけどねぇ)。
ま、金持ち娘の婿に納まるよりは、何もないところ(いや、崩れかかった蜂まみれの屋敷があるか。笑)から大きな事をやりとげる、というところもいっか・・・とか、いまだ可か不可かを明言出来ない境界線を行ったり来たりな読後感なんだよね、つまりは。
2冊目以降が出たら、はっきりしてくるんだろうか。。。
キャムについてのキャラ設定やら、数々のエピソードは文句なしに抜群!
今までの「壁~」キャラのゲスト出演についてもとっても上手で楽しめました・・・さてはて。
何があと残ったかというと・・・そう。
ヒロインであるアメリアの一族、ハサウェイ家・・・まだ1冊目なので、何とも
でも、メリペンとキャムのタトゥーが同じ図柄という事は、引っ張るんだよねぇ・・・は、早めに決着つけて下さいねクレイパスさん(^^;;
そんなこんなで、作品としては平均~下並、そこを悩み以上に、ラブラブに萌えはしゃぐ(爆)キャム一人で付加点荒稼ぎしてクラスチェンジ(笑)して良作となった1冊でしたとさ(爆)
師匠も走る師走は出版業界も前倒し。
そんな中、既に来年1月の予定もちらほら。。。
こんなカンジか。
宙出版 オーロラブックス
気高きレディの初恋 ロレイン・ヒース
ランダムハウス講談社 ランダムハウス講談社ロマンス文庫
シークと睡蓮の花 ボニー・ヴァナック
ソフトバンククリエイティブ ソフトバンク文庫NV
追憶の炎 シンディ・ジェラード
竹書房 ラズベリーブックス
愛の調べは翡翠色 ローラ・リー・ガーク
ハーレクイン社 MIRA文庫
迷えるウォートン子爵の選択 ヴィクトリア・アレクサンダー
過ぎ去った日は遠く サンドラ・ブラウン
原書房 ライムブックス
至上の愛を コニー・ブロックウェイ
まばたきを交わすとき エロイザ・ジェームズ
扶桑社 扶桑社ロマンス
レッド・リリー(仮) ノーラ・ロバーツ
ウィックトアンダー・ザ・カバー(仮) バーバラ・ピアス
二見書房 二見ミステリ文庫
渦巻き(原題) エリザベス・ローウェル
ラブ・イズ・ブラインド(原題) リンゼイ・サンズ
ぶんか社 フローラブックス
ラブレッスン シェリル・ホルト
ヴィレッジブックス villagebooks
THE RIVER KNOWS(仮) アマンダ・クイック
Slow Burn(仮) ジュリー・ガーウッド
SENSE OF EVIL(仮) ケイ・フーパー
ざーっと見て、落ち送り、もしくは友達に誰か犠牲になってもらいたい、という本はすぐにあがった(笑)。
ボニー・ヴァナックのなんちゃってシークのスピンオフと、最初の翻訳の躓きの元凶三女がヒロインのエロイザ・ジェームズ、そして作家株は暴落の一途をたどるガーウッドのコンテンポラリー(爆)。
あ、皆さん、ワタクシ、この本3冊に限っては新刊買いどころか落ちも拾いませんので「まだ日記に感想UPされないわ・・・買おうかどうか参考にしたいのに・・・」とか考えても時間の無駄です、と前もって言っておきます(爆)。
はて、以前サンドラ・ブラウンの過去作品のリプリント版権をHQ社がとった、と自分でここに書いておいて、いざその本が出るとなったら・・・忘れた(爆)。
いや、多分あの本だろうなんだろうけどさ。
そうねぇ。
来月の一番の楽しみは、実はローラ・リー・ガークなの。
ほら、ことのさん、配線違いのイケメンがご贔屓だから、やはりディラン・ムーアの本ははずせないの(^^ゞ
二番目はガチな鉄板作家という事で、クイック。
三番目は、ノーラのガーデン・トリロジー最後とリンゼイ・サンズだな。
VAは、新シリーズをMIRAで読むよりエフィントン家シリーズの続きをさっさと読みたいという気持ちのが強い(笑)。
まぁ、今月とそんなにかわらないよな刊行数・・・地道に読もっと(笑)
+余談+
某所とラベンダーは連動していないが、まぁ、ガチ情報だしいつものこっちにはラベンダーブックスも対応中(笑)
http://cool-book-new.seesaa.net/article/110297479.html
知っているくせに面倒なのでジェラードのデータが欠けていてそのやる気なさはどうよ?!(笑)
ラストのカタルシス満点な次男坊の本なら即対応とみた(^^;
そんな中、既に来年1月の予定もちらほら。。。
こんなカンジか。
宙出版 オーロラブックス
気高きレディの初恋 ロレイン・ヒース
ランダムハウス講談社 ランダムハウス講談社ロマンス文庫
シークと睡蓮の花 ボニー・ヴァナック
ソフトバンククリエイティブ ソフトバンク文庫NV
追憶の炎 シンディ・ジェラード
竹書房 ラズベリーブックス
愛の調べは翡翠色 ローラ・リー・ガーク
ハーレクイン社 MIRA文庫
迷えるウォートン子爵の選択 ヴィクトリア・アレクサンダー
過ぎ去った日は遠く サンドラ・ブラウン
原書房 ライムブックス
至上の愛を コニー・ブロックウェイ
まばたきを交わすとき エロイザ・ジェームズ
扶桑社 扶桑社ロマンス
レッド・リリー(仮) ノーラ・ロバーツ
ウィックトアンダー・ザ・カバー(仮) バーバラ・ピアス
二見書房 二見ミステリ文庫
渦巻き(原題) エリザベス・ローウェル
ラブ・イズ・ブラインド(原題) リンゼイ・サンズ
ぶんか社 フローラブックス
ラブレッスン シェリル・ホルト
ヴィレッジブックス villagebooks
THE RIVER KNOWS(仮) アマンダ・クイック
Slow Burn(仮) ジュリー・ガーウッド
SENSE OF EVIL(仮) ケイ・フーパー
ざーっと見て、落ち送り、もしくは友達に誰か犠牲になってもらいたい、という本はすぐにあがった(笑)。
ボニー・ヴァナックのなんちゃってシークのスピンオフと、最初の翻訳の躓きの元凶三女がヒロインのエロイザ・ジェームズ、そして作家株は暴落の一途をたどるガーウッドのコンテンポラリー(爆)。
あ、皆さん、ワタクシ、この本3冊に限っては新刊買いどころか落ちも拾いませんので「まだ日記に感想UPされないわ・・・買おうかどうか参考にしたいのに・・・」とか考えても時間の無駄です、と前もって言っておきます(爆)。
はて、以前サンドラ・ブラウンの過去作品のリプリント版権をHQ社がとった、と自分でここに書いておいて、いざその本が出るとなったら・・・忘れた(爆)。
いや、多分あの本だろうなんだろうけどさ。
そうねぇ。
来月の一番の楽しみは、実はローラ・リー・ガークなの。
ほら、ことのさん、配線違いのイケメンがご贔屓だから、やはりディラン・ムーアの本ははずせないの(^^ゞ
二番目はガチな鉄板作家という事で、クイック。
三番目は、ノーラのガーデン・トリロジー最後とリンゼイ・サンズだな。
VAは、新シリーズをMIRAで読むよりエフィントン家シリーズの続きをさっさと読みたいという気持ちのが強い(笑)。
まぁ、今月とそんなにかわらないよな刊行数・・・地道に読もっと(笑)
+余談+
某所とラベンダーは連動していないが、まぁ、ガチ情報だしいつものこっちにはラベンダーブックスも対応中(笑)
http://cool-book-new.seesaa.net/article/110297479.html
知っているくせに面倒なのでジェラードのデータが欠けていてそのやる気なさはどうよ?!(笑)
ラストのカタルシス満点な次男坊の本なら即対応とみた(^^;
美しき海賊のプリンス (ラベンダーブックス)
2008年12月7日 新刊レビュー
さて、先日創刊されたラベンダーブックスの創刊ラインナップの1冊、ガーレン・フォリーの初翻訳作品、読了。
煽り文句のすごさと帯文句の煽情っぷりに拍手しつつ・・・で?(爆)
あら、そうなのね。こうきたら、ことのさんの書く内容はどっち向きか分かるかと(笑)。
この作品がこの作家のデビュー作と聞いて「ははん。なるほど」と思ったのだ。
つまりは、気負う程に素晴らしくロマンス読みのツボをつくピースを揃えていたんですよ。
地中海の小国の国王一家の惨殺、唯一生き残ったヒーローの王子が奴隷になり、そしてそこから海賊に転身、復讐を誓って故郷に戻り、敵の娘であるヒロインと恋におちる・・・て、ベタ?!ベタっっ?!
確かに波乱万丈で面白い。
ただし「面白い」の程度に問題があるのだ。
・・・はっきり言おう。
何でこんなに全てに薄っぺらく感じるの?! > 教えて、教えて~っっ?!みたいな(笑)
そうねぇ。ヒーローもヒロインも、キャラが薄い。
深みもなく、ひたすら騒動ばかりが続き、人物像を描く前に上滑りしながら話が進んでいくもんで・・・どうしていいのやら(^^ゞ
ヒーローの奴隷時代のトラウマゆえの苦悩ですら、苦悩の元凶の一つである過去の阿片中毒を告白して先に進むのに一行て!
どんな深いトラウマやねん!と思わずツッコミを(笑)。
このヒーロー、そこはかとないヘタレ臭を最初から感じていたが、そのまんまでしたな(笑)。
ナイスキャラだった、ヒーローの心の拠り所の一つだった牧師様とのやりとりですら、あれだけぶ厚いのに殆ど書き込めてないのが、あっけなく牧師様がお亡くなりになった分、余計口おおしいわ・・・そんな、どっちでもいい怪しいシークの本拠地にたどり着くまでの風景描写に行数裂く暇あったらそっち書いてよとか思った(^^ゞ
(そもそも、この作品、海賊ヒーローをいい事にあっちこっちに行くんだが、いかんせん船描写も嘘くさすぎてあのシークがどこに住んでるのかすら尚更胡散臭い。笑)
ま、その嘘くささを手伝っての、ヒロインだ(笑)。
えーっと、つまりはアナタ、何でそんなに何に対しても上から目線なんデスカ?という事だ。
頑なな、とかいうモンじゃない。
常に上から目線、なのだ。つまりは下々よ、ワタクシの声を聞け、ぐらいな態度なのだ。
ヒーローに対してもそうで、それはことのさんの萌え属性の一つであるツンデレとは全く異なる、単なる根拠なき偉そぶりっ子に思えてなりませんでした・・・アタタ・・・。
博愛主義のような言動だが、よーく読んでみて下さい。
だって、この人、自分の話ばかりで人の話聞かないし!(爆)
既に幼い頃から婚約者のいるヒーローに対し、結婚出来ないのを知って愛人になる事を選択した時ですら、影日向になって支えるというより、彼の参謀として国の有事に関わる気満々で野心家モード全開!(笑)
・・・怖いよ。いろんな意味でこの方(笑)。
脇役に関しても、いやー。どうしましょ。
ダイア●・パーマーのヒストリカル以来の「どうでもいい高貴な血自慢キャラ」を拝んでしまったわ・・・どうする?!マリー・アントワネットの妹て!(爆)
読んでてフリーズしちゃったよ(^^ゞゞ
いや、昔の約束はともかく、あのマリア・テレジアが立地的にどーでもいい小国(イタリアの属国に近い現状と立場の明日をも怪しい島国)に縁組を持って行くかというその疑問には誰も答えてくれないし(笑)。
今後が楽しみなのは、スピンオフでヒーローになるスペイン人の元奴隷美少年ダリウスくんぐらい?(^^ゞ
すんません、青田買い気質抜けなくて(笑)
で、結論としては再読はない、新進気鋭作家の若干空廻り気味デビュー長編という事で(笑)。
だって、最初に書いたけど、あれだけ魅力的なピースが全て活かしきれなかった、という印象はぬぐえないのだもん。
ただ、この作家のKnight Miscellanyシリーズ1冊目が読みたいので(アイボリーの『美しすぎて』が翻訳された今だからそれも叶うかしら、とちょっと期待しているのだ)、翻訳販促を兼ねて次回翻訳分も買うかな。
1冊だけで評価するには、なかなか捨てがたいんで・・・ぶ厚い割にキャラ薄くて物語もインパクトかなり少ないんだけど > アンタ、一番キツイよ、それ(爆)
煽り文句のすごさと帯文句の煽情っぷりに拍手しつつ・・・で?(爆)
あら、そうなのね。こうきたら、ことのさんの書く内容はどっち向きか分かるかと(笑)。
この作品がこの作家のデビュー作と聞いて「ははん。なるほど」と思ったのだ。
つまりは、気負う程に素晴らしくロマンス読みのツボをつくピースを揃えていたんですよ。
地中海の小国の国王一家の惨殺、唯一生き残ったヒーローの王子が奴隷になり、そしてそこから海賊に転身、復讐を誓って故郷に戻り、敵の娘であるヒロインと恋におちる・・・て、ベタ?!ベタっっ?!
確かに波乱万丈で面白い。
ただし「面白い」の程度に問題があるのだ。
・・・はっきり言おう。
何でこんなに全てに薄っぺらく感じるの?! > 教えて、教えて~っっ?!みたいな(笑)
そうねぇ。ヒーローもヒロインも、キャラが薄い。
深みもなく、ひたすら騒動ばかりが続き、人物像を描く前に上滑りしながら話が進んでいくもんで・・・どうしていいのやら(^^ゞ
ヒーローの奴隷時代のトラウマゆえの苦悩ですら、苦悩の元凶の一つである過去の阿片中毒を告白して先に進むのに一行て!
どんな深いトラウマやねん!と思わずツッコミを(笑)。
このヒーロー、そこはかとないヘタレ臭を最初から感じていたが、そのまんまでしたな(笑)。
ナイスキャラだった、ヒーローの心の拠り所の一つだった牧師様とのやりとりですら、あれだけぶ厚いのに殆ど書き込めてないのが、あっけなく牧師様がお亡くなりになった分、余計口おおしいわ・・・そんな、どっちでもいい怪しいシークの本拠地にたどり着くまでの風景描写に行数裂く暇あったらそっち書いてよとか思った(^^ゞ
(そもそも、この作品、海賊ヒーローをいい事にあっちこっちに行くんだが、いかんせん船描写も嘘くさすぎてあのシークがどこに住んでるのかすら尚更胡散臭い。笑)
ま、その嘘くささを手伝っての、ヒロインだ(笑)。
えーっと、つまりはアナタ、何でそんなに何に対しても上から目線なんデスカ?という事だ。
頑なな、とかいうモンじゃない。
常に上から目線、なのだ。つまりは下々よ、ワタクシの声を聞け、ぐらいな態度なのだ。
ヒーローに対してもそうで、それはことのさんの萌え属性の一つであるツンデレとは全く異なる、単なる根拠なき偉そぶりっ子に思えてなりませんでした・・・アタタ・・・。
博愛主義のような言動だが、よーく読んでみて下さい。
だって、この人、自分の話ばかりで人の話聞かないし!(爆)
既に幼い頃から婚約者のいるヒーローに対し、結婚出来ないのを知って愛人になる事を選択した時ですら、影日向になって支えるというより、彼の参謀として国の有事に関わる気満々で野心家モード全開!(笑)
・・・怖いよ。いろんな意味でこの方(笑)。
脇役に関しても、いやー。どうしましょ。
ダイア●・パーマーのヒストリカル以来の「どうでもいい高貴な血自慢キャラ」を拝んでしまったわ・・・どうする?!マリー・アントワネットの妹て!(爆)
読んでてフリーズしちゃったよ(^^ゞゞ
いや、昔の約束はともかく、あのマリア・テレジアが立地的にどーでもいい小国(イタリアの属国に近い現状と立場の明日をも怪しい島国)に縁組を持って行くかというその疑問には誰も答えてくれないし(笑)。
今後が楽しみなのは、スピンオフでヒーローになるスペイン人の元奴隷美少年ダリウスくんぐらい?(^^ゞ
すんません、青田買い気質抜けなくて(笑)
で、結論としては再読はない、新進気鋭作家の若干空廻り気味デビュー長編という事で(笑)。
だって、最初に書いたけど、あれだけ魅力的なピースが全て活かしきれなかった、という印象はぬぐえないのだもん。
ただ、この作家のKnight Miscellanyシリーズ1冊目が読みたいので(アイボリーの『美しすぎて』が翻訳された今だからそれも叶うかしら、とちょっと期待しているのだ)、翻訳販促を兼ねて次回翻訳分も買うかな。
1冊だけで評価するには、なかなか捨てがたいんで・・・ぶ厚い割にキャラ薄くて物語もインパクトかなり少ないんだけど > アンタ、一番キツイよ、それ(爆)
報いのときは、はかなく イヴ&ローク19 (ヴィレッジブックス)
2008年12月6日 新刊レビュー
J・D・ロブのイヴ&ロークシリーズ最新刊、読了~。
抜群に面白かった、この巻!
多分、元来このシリーズのファンである方にはその意見はどうか、と言われそうだが、ノーラがあえて別名義を用いてまで書きたかったものの形の一端がこの巻には顕著に現れていると思うのだ。
二重三重の偽装により、あれこれと二転三転する物語の展開の何とクレバーでサスペンスとしてクオリティが高いか!
犯人や黒幕そのものよりも、その言動やラストに向かう過程に重きを置くサスペンスだからこそ、いい出来だったと思うのである。
最初は、ロークの部下にかけられた不倫に端を発した殺人事件容疑だった筈が、その被害者たちの背後に巨大な対テロ組織が潜んでいた事により物語は複雑の様子を挺する。
それらはやがて、ロークとイヴの・・・特にイヴの過去に哀しく惨く絡んでくるあたり、もう読む手が止まらない。
イヴの苦悩、ロークのジレンマ・・・過去、何度かすれ違いをくり返した二人だが、今回の二人の間に出来た溝は、その深遠さゆえに読者も思わず目を逸らしそうになる。
惨い過去を抱え、乗り越えたからこそ、今の「自分」を形成した二人だからこそ、の深遠である。
妥協とか、自重とか、そんな生易しいものでないからこそ、ロークの一歩前に進んだ決断と、それに対するイヴの反応に胸うたれたというか・・・ああ、やられたーっ!!
ノーラにまたやられたーっ、と思った。マジ。
暴かれた「過去の事実」についての、フィーニーと、マイラの、そしてホイットニーの反応がまたホロリとくる。
でもって、そんなシリアスな場面ばかりかと思ったら、そこはやはり緩急術は抜群なノーラである・・・ぷっ。久々に登場しました、プラダを着た悪魔仕事用具を持参したトリーナ(爆)。
今回は、あのイヴにペディキュアを施し、テンプ・タトゥーをするというDeki悪魔達人っぷり!(笑)
それにゴキブリホイホイのように見事メロメロ引っかかるロークも◎(爆)。
バーベキューセットのスキルも上がった(笑)ロークによるメタボまっしぐらなお手製セレブハンバーガーをメインにしたお祭り状態は笑いが止まらないと(笑)。
元気な妊婦メイヴィスは、今回はかわいかったわ~・・・ホント、イヴといいコンビだわ。ピーボディとは別の意味で。
あとは、毎度キャンディ・バー泥棒にしてやられたイヴの今回の反応は・・・ひーっひっひっひ!最高だわ!!
ピーボーちゃんでなくても目が点になるってもんです、ハイ(^^ゞ
しかし個人的に一番ウケたのは、ロークとフィーニーのやりとりあれこれでした・・・コイン投げとか。二人してフィーニー御用達ナッツをもぎゅもぎゅ食べたり(笑)。
いいよなー。イヴの擬似家族は今回も最高でした(^^)
早く続き読みたいな~。島へのお出かけ予告もあったし(笑)
・・・やっぱりベタな展開としては、あのラストから想像するに『金田一少年の事件簿』よろしく出かけた先には必ず死体が!!ってヤツ?(^^ゞゞ
・・・まぁ、自宅にいても、もれなく死体が!なんだけど(笑)
抜群に面白かった、この巻!
多分、元来このシリーズのファンである方にはその意見はどうか、と言われそうだが、ノーラがあえて別名義を用いてまで書きたかったものの形の一端がこの巻には顕著に現れていると思うのだ。
二重三重の偽装により、あれこれと二転三転する物語の展開の何とクレバーでサスペンスとしてクオリティが高いか!
犯人や黒幕そのものよりも、その言動やラストに向かう過程に重きを置くサスペンスだからこそ、いい出来だったと思うのである。
最初は、ロークの部下にかけられた不倫に端を発した殺人事件容疑だった筈が、その被害者たちの背後に巨大な対テロ組織が潜んでいた事により物語は複雑の様子を挺する。
それらはやがて、ロークとイヴの・・・特にイヴの過去に哀しく惨く絡んでくるあたり、もう読む手が止まらない。
イヴの苦悩、ロークのジレンマ・・・過去、何度かすれ違いをくり返した二人だが、今回の二人の間に出来た溝は、その深遠さゆえに読者も思わず目を逸らしそうになる。
惨い過去を抱え、乗り越えたからこそ、今の「自分」を形成した二人だからこそ、の深遠である。
妥協とか、自重とか、そんな生易しいものでないからこそ、ロークの一歩前に進んだ決断と、それに対するイヴの反応に胸うたれたというか・・・ああ、やられたーっ!!
ノーラにまたやられたーっ、と思った。マジ。
暴かれた「過去の事実」についての、フィーニーと、マイラの、そしてホイットニーの反応がまたホロリとくる。
でもって、そんなシリアスな場面ばかりかと思ったら、そこはやはり緩急術は抜群なノーラである・・・ぷっ。久々に登場しました、
今回は、あのイヴにペディキュアを施し、テンプ・タトゥーをするという
それにゴキブリホイホイのように見事メロメロ引っかかるロークも◎(爆)。
バーベキューセットのスキルも上がった(笑)ロークによるメタボまっしぐらなお手製セレブハンバーガーをメインにしたお祭り状態は笑いが止まらないと(笑)。
元気な妊婦メイヴィスは、今回はかわいかったわ~・・・ホント、イヴといいコンビだわ。ピーボディとは別の意味で。
あとは、毎度キャンディ・バー泥棒にしてやられたイヴの今回の反応は・・・ひーっひっひっひ!最高だわ!!
ピーボーちゃんでなくても目が点になるってもんです、ハイ(^^ゞ
しかし個人的に一番ウケたのは、ロークとフィーニーのやりとりあれこれでした・・・コイン投げとか。二人してフィーニー御用達ナッツをもぎゅもぎゅ食べたり(笑)。
いいよなー。イヴの擬似家族は今回も最高でした(^^)
早く続き読みたいな~。島へのお出かけ予告もあったし(笑)
・・・やっぱりベタな展開としては、あのラストから想像するに『金田一少年の事件簿』よろしく出かけた先には必ず死体が!!ってヤツ?(^^ゞゞ
・・・まぁ、自宅にいても、もれなく死体が!なんだけど(笑)
買い取られた伯爵 (オーロラブックス) (オーロラブックス)
2008年11月30日 新刊レビュー
オーロラブックス創刊ラインナップのもうひとつの片割れ、RITA賞作家のベディーナ・クラハンの初翻訳本、読了。
読んでて思ったのは「・・・何だか都合よすぎる昼メロのよーだ」(笑)。
いい人なんだか悪い人なんだか分かり辛いキャラ達が、金と爵位に踊らされるようにいろんな事が起こる、起承転結はあったようななかったような話?
だって、皆さん、これ読んで思わなかった?
で、結局あの最初の火事は誰の仕業?!(笑)
フランス侯爵が黒幕としても、あのバカ甥を使ったとして、そんな放火をソツなく出来るような人物かアイツ?!とか、弟ルイは単なるコマだったのか?とか、いろいろ考えれば考えるほどにミステリー・・・。
フランスの種馬男との結婚を避けるべく、先手必勝で別の男と結婚してしまおう!というイノシシのような行動力を持つヒロインのブライアンだが・・・何だかひっかかる箇所が多々(^^;
後先考えず、災難に飛び込むのにも程があるというか・・・自由な思考と、格式に囚われぬ職業を営む貴族令嬢・・・というのだが、後半になりヒーローに植民地アメリカでの暮らしを提案され、本国イギリスで暮らす父親の事を考えた次に地位が頭に浮かんだ時点で「おやぁ?キミは言ってる事と本音は違うのかなぁぁ?!」(語尾上げ気味)となったのはことのさんだけですかね。
そんなこんなで、最初のフランス男との無理やり結婚は保留するとして、二度目の強制の際に「田舎だからきっとここまで来ないわ大丈夫」と根拠なき自信から人の迷惑顧みず、知人ん家に転がり込む太さ??とか、彼女を心配してマメに動いてくれるヒーローに八つ当たり、逆ギレは当然!というその姿勢に首を傾げながら読んでみた(笑)。
そのお相手の、いつまでたっても反逆児な伯爵家の後継者ながら、海が好き!船が好き!!と言って、親の手を借りずに造船からやってみよう~というアーロン船長。
船を作るに足りない金を確保する為にブライアンと名義上の結婚をしたというのに・・・はじめて作った船にロマンチックな名前付けたりしてポエマーなカンジ(笑)。
というか、爵位の上にのんべんだらりな貴族が多い中、自分が働いて作ってしようとするその真逆を走る清々しさ(笑)。
金の工面状況が非常にアタタ(爆)なんだが、貯金してキチンと返そうとしているバカ正直な面も○(笑)。
このアーロンに関してのミステリーは、何と言っても名うての女たらし説だろうて。
・・・読んでいて、どうも噂ばかりが一人歩きしているフシが(^^;
こんな二人の雇い者や周囲の人が、これまた一癖二癖なのばかりで・・・驚いた(^^;
二人の災難と出会いの元凶ともいえる堅物なヒーロー父(伯爵)と、ぼんやりしている(あのぼんやり具合で本当にやり手実業家なのか?!と疑ってしまった。笑)ヒロイン父(伯爵)の・・・わーっはっはっは!
ありえない展開でした!!
いい年したエライお貴族様じいさん二人がボコりあって意気投合とは!(爆)
ひと昔前の少年マンガの定番「川原シーン」でしょうか?!(笑)
ある意味、一番笑ったのは予想しえなかった、このじいさん二人の「心の友よ~」(byジャイアン)オチかも(爆)。
あ。そうでないか。
この本の隠れた名キャラ・・・いるじゃないの。
フランス種馬が連れてきた、唯一の好材料。大きな身体でメロメロでかわいいダイソーくん(笑)。
ブライアン様を守る為ならえ~んやこ~ら、とばかりに縦横無尽の大活躍!
キレ者のアーロンに対してですら、あれやこれやを微笑ましく見守ってしまうその大物っぷり。
「ダイソーくんは何でも知っている~♪」と歌いながら、彼の場面は読んでしまいました(爆)。
・・・つまりは、どうなの?!
ロマンス的には「凡作」って言いたいの?!(笑)
次から次へとヒロインが絶体絶命になって、トコロテンに都合よく助かって野心を満足させるわらしべ長者ストーリーがお好きな方はどーぞ。
ことのさんは多分、再読はないけどね(爆)
読んでて思ったのは「・・・何だか都合よすぎる昼メロのよーだ」(笑)。
いい人なんだか悪い人なんだか分かり辛いキャラ達が、金と爵位に踊らされるようにいろんな事が起こる、起承転結はあったようななかったような話?
だって、皆さん、これ読んで思わなかった?
で、結局あの最初の火事は誰の仕業?!(笑)
フランス侯爵が黒幕としても、あのバカ甥を使ったとして、そんな放火をソツなく出来るような人物かアイツ?!とか、弟ルイは単なるコマだったのか?とか、いろいろ考えれば考えるほどにミステリー・・・。
フランスの種馬男との結婚を避けるべく、先手必勝で別の男と結婚してしまおう!というイノシシのような行動力を持つヒロインのブライアンだが・・・何だかひっかかる箇所が多々(^^;
後先考えず、災難に飛び込むのにも程があるというか・・・自由な思考と、格式に囚われぬ職業を営む貴族令嬢・・・というのだが、後半になりヒーローに植民地アメリカでの暮らしを提案され、本国イギリスで暮らす父親の事を考えた次に地位が頭に浮かんだ時点で「おやぁ?キミは言ってる事と本音は違うのかなぁぁ?!」(語尾上げ気味)となったのはことのさんだけですかね。
そんなこんなで、最初のフランス男との無理やり結婚は保留するとして、二度目の強制の際に「田舎だからきっとここまで来ないわ大丈夫」と根拠なき自信から人の迷惑顧みず、知人ん家に転がり込む太さ??とか、彼女を心配してマメに動いてくれるヒーローに八つ当たり、逆ギレは当然!というその姿勢に首を傾げながら読んでみた(笑)。
そのお相手の、いつまでたっても反逆児な伯爵家の後継者ながら、海が好き!船が好き!!と言って、親の手を借りずに造船からやってみよう~というアーロン船長。
船を作るに足りない金を確保する為にブライアンと名義上の結婚をしたというのに・・・はじめて作った船にロマンチックな名前付けたりしてポエマーなカンジ(笑)。
というか、爵位の上にのんべんだらりな貴族が多い中、自分が働いて作ってしようとするその真逆を走る清々しさ(笑)。
金の工面状況が非常にアタタ(爆)なんだが、貯金してキチンと返そうとしているバカ正直な面も○(笑)。
このアーロンに関してのミステリーは、何と言っても名うての女たらし説だろうて。
・・・読んでいて、どうも噂ばかりが一人歩きしているフシが(^^;
こんな二人の雇い者や周囲の人が、これまた一癖二癖なのばかりで・・・驚いた(^^;
二人の災難と出会いの元凶ともいえる堅物なヒーロー父(伯爵)と、ぼんやりしている(あのぼんやり具合で本当にやり手実業家なのか?!と疑ってしまった。笑)ヒロイン父(伯爵)の・・・わーっはっはっは!
ありえない展開でした!!
いい年したエライお貴族様じいさん二人がボコりあって意気投合とは!(爆)
ひと昔前の少年マンガの定番「川原シーン」でしょうか?!(笑)
ある意味、一番笑ったのは予想しえなかった、このじいさん二人の「心の友よ~」(byジャイアン)オチかも(爆)。
あ。そうでないか。
この本の隠れた名キャラ・・・いるじゃないの。
フランス種馬が連れてきた、唯一の好材料。大きな身体でメロメロでかわいいダイソーくん(笑)。
ブライアン様を守る為ならえ~んやこ~ら、とばかりに縦横無尽の大活躍!
キレ者のアーロンに対してですら、あれやこれやを微笑ましく見守ってしまうその大物っぷり。
「ダイソーくんは何でも知っている~♪」と歌いながら、彼の場面は読んでしまいました(爆)。
・・・つまりは、どうなの?!
ロマンス的には「凡作」って言いたいの?!(笑)
次から次へとヒロインが絶体絶命になって、トコロテンに都合よく助かって野心を満足させるわらしべ長者ストーリーがお好きな方はどーぞ。
ことのさんは多分、再読はないけどね(爆)
キス・キス・キス 土曜日はタキシードに恋して (ヴィレッジブックス)
2008年11月26日 新刊レビュー
定番となっております短編集最新刊、読了~。
今回はマッケナもロリさんもいないという、作家的にはこじんまりした集まりの1冊となりましたが・・・な、中味もそうだとは思わなかった(笑)。
いや、相変わらずエロくてホットなんですが・・・なんというか、一発芸がなかったというか「これーっ!!」というものがなかったかも。
このシリーズにこの表現はどうかと思うんだが、えっと、ソツなき優等生な出来のエロさ(爆)というか(爆)。
そんな三本の中では、やはりジャネール・デニソンは頭ひとつ出てた、って印象。
一番セクシーな、デニソンお得意の「あちら系ファンタジー」なお話なんだけど、細かい小道具から、その粋さと危うさの按配が絶妙。
黒尽くめルックで侵入、って形から色から、ってのが既にキタコレ!って感じでグッジョブですわ。
是非とも関連作品とかがっつん翻訳してもらいたいっす。
でもって、1本目のカウフマンは、ヒーローは超ツボだったんだが・・・ヒロインもなかなかヒットだったんだが・・・何だろ。最後まで読んだら、そんなにキターッ!って印象はなくこじんまりまとまっていた(^^;
007コスプレという事で、まずはこれ!とアストンマーチンに乗って彼女の住まいまでやってきたイギリス人朴念仁くん、いいんだが・・・あ。そっか。このヒーローがことのさんツボな理由が今、分かった。
どれだけイケメンで、どれだけ金持ちに書かれていても、どんだけエッチな事をエレベーター内でしようがあの地味キャラのオーラだけはごまかせなかったんだわ(爆)
しかし、三本目のエリン・マッカーシーの・・・コテコテのツンデレヒロインものは、彼女のダサ服に隠されたゆっさゆさふかふかな巨乳(お約束の展開。笑)を表した数々の文面で、物語の内容を凌駕したって気分・・・(^^ゞゞ
ヒロインの胸を見たヒーローのこれとか。
マグカップを置けそうなほどに深い谷間
(ビジュアルをすごく考え込んでしまったわ・・・)
しかし、寄せて上げて谷間メイクなブラジャーをさせられたヒロイン本人のこのコメントには敵わなかったが。
誰かがバストを盗み、かわりに半分に切ったスイカを二つ置いていったらしい
・・・つまりは、おっきな人にはそんな結果が出るのねワンダー様は、みたいな(笑)。
マメ男ヒーローくん、何ともかわいらしくって○でしたな~(^^)
彼女を着せ替えしたいという萌え全開なところとか(笑)。
三本のお気に入り度合いでいうと、今回はこうかな。
2 > 1 ≧ 3
完成度とかそんなのはおいて、もう一度読み返すと考えたらこれ。
ただ、ロリさんの短編集読んだ直後だったのもあって、やっぱりいろんな意味で物足りない、って気分だったのかもねー。
さて、今回は「オフィスもの」関係だったが、次回は何かしらね・・・リゾートものあったから、今度は雪国ものとか読みたいかも(笑)
今回はマッケナもロリさんもいないという、作家的にはこじんまりした集まりの1冊となりましたが・・・な、中味もそうだとは思わなかった(笑)。
いや、相変わらずエロくてホットなんですが・・・なんというか、一発芸がなかったというか「これーっ!!」というものがなかったかも。
このシリーズにこの表現はどうかと思うんだが、えっと、ソツなき優等生な出来のエロさ(爆)というか(爆)。
そんな三本の中では、やはりジャネール・デニソンは頭ひとつ出てた、って印象。
一番セクシーな、デニソンお得意の「あちら系ファンタジー」なお話なんだけど、細かい小道具から、その粋さと危うさの按配が絶妙。
黒尽くめルックで侵入、って形から色から、ってのが既にキタコレ!って感じでグッジョブですわ。
是非とも関連作品とかがっつん翻訳してもらいたいっす。
でもって、1本目のカウフマンは、ヒーローは超ツボだったんだが・・・ヒロインもなかなかヒットだったんだが・・・何だろ。最後まで読んだら、そんなにキターッ!って印象はなくこじんまりまとまっていた(^^;
007コスプレという事で、まずはこれ!とアストンマーチンに乗って彼女の住まいまでやってきたイギリス人朴念仁くん、いいんだが・・・あ。そっか。このヒーローがことのさんツボな理由が今、分かった。
どれだけイケメンで、どれだけ金持ちに書かれていても、どんだけエッチな事をエレベーター内でしようがあの地味キャラのオーラだけはごまかせなかったんだわ(爆)
しかし、三本目のエリン・マッカーシーの・・・コテコテのツンデレヒロインものは、彼女のダサ服に隠されたゆっさゆさふかふかな巨乳(お約束の展開。笑)を表した数々の文面で、物語の内容を凌駕したって気分・・・(^^ゞゞ
ヒロインの胸を見たヒーローのこれとか。
マグカップを置けそうなほどに深い谷間
(ビジュアルをすごく考え込んでしまったわ・・・)
しかし、寄せて上げて谷間メイクなブラジャーをさせられたヒロイン本人のこのコメントには敵わなかったが。
誰かがバストを盗み、かわりに半分に切ったスイカを二つ置いていったらしい
・・・つまりは、おっきな人にはそんな結果が出るのねワンダー様は、みたいな(笑)。
マメ男ヒーローくん、何ともかわいらしくって○でしたな~(^^)
彼女を着せ替えしたいという萌え全開なところとか(笑)。
三本のお気に入り度合いでいうと、今回はこうかな。
2 > 1 ≧ 3
完成度とかそんなのはおいて、もう一度読み返すと考えたらこれ。
ただ、ロリさんの短編集読んだ直後だったのもあって、やっぱりいろんな意味で物足りない、って気分だったのかもねー。
さて、今回は「オフィスもの」関係だったが、次回は何かしらね・・・リゾートものあったから、今度は雪国ものとか読みたいかも(笑)
約束が永遠へとかわる夜 (ヴィレッジブックス)
2008年11月24日 新刊レビュー
ロリさんの新刊短編集、読了~♪
楽しかったわ♪
前の翻訳分が・・・その・・・不快なキャラの巣窟だった分、肩も凝らずに気楽に楽しめたという意味では、ロリさんにはこのテンションとスタンツを読者として求めているんだなぁ、と再認識。
つか、久々にノアやベン、そしてケントパパに会えたのはハッピーでしたな、1本目(^^)
いや、レヴィ・・・いいわぁ。職業・体育教師(笑)。
意外にこれってヒーロー職業としてはお目にかかれないわ(^^ゞ
そして相変わらずな一族メンバーの皆さんにきゃいきゃい喜んでしまいました(笑)。
久々に再読しよっかしら・・・ゆっさゆさのふかふか(爆)。
二本目は、前作主人公のルシャスとベサニーは殆ど出てこなかった分、今回の主人公たちを楽しめたわ~。
いや、マーシーがヒロインだから動物は絶対登場するとは思ってたけど・・・誘拐されたロバとはやられたわ(^^ゞ
あと、ロリさんお得意の大きなワンコ~♪
前作読んで、マーシーってどうなるんだろ、と思ってたけど何だかおとぎ話のような牧歌的ロケーションに住むハッピーエンドでしたのね。きゅんきゅんだわ(^^)
でもって、オジーくん、いやぁ・・・M・E・L・・・そうくるか。でも「ばあちゃん」なんで全てにおいてグッジョブよ(爆)。
↑
思えば、ことのさんはこのテの「じじっ子」「ばばっ子」なイケメンヒーローにかなり弱い(笑)。
三本目は、ちと短すぎた気がするけど、あのヒロインの真っ裸公開!はプッと噴出してしまった・・・兄ちゃん親友、ゆるキャラでいいカンジ(笑)。
4本目は、ロリさんにしては年上なヒーローよね・・・38歳って。
24歳ヒロインだから、ダイアナ並年の差カップル(笑)。
ヒロインのリリーの、ちょい不思議ちゃんじみたところと、ヒーローのパーカーさんの現実につかれたいいくたびれ具合がイイ感じ!
何か、これもファンタジーだわねぇ、とほっこりしながら読めたかも。
4本の好み順はこんなカンジかしらん。
2 >> 1 > 4 >>>> 3
やっぱりエッチでハッピーできゅんきゅん、っていいよねぇ。
ロマンス読みとして基本に戻る、って気分の読後感。
さて、次のロリさんはマーフィーが先か、牧師兄ちゃんが先か・・・つか、牧師を急いでもらわないとジェイミーくんにたどり着かないから早めにお願いします!
楽しかったわ♪
前の翻訳分が・・・その・・・不快なキャラの巣窟だった分、肩も凝らずに気楽に楽しめたという意味では、ロリさんにはこのテンションとスタンツを読者として求めているんだなぁ、と再認識。
つか、久々にノアやベン、そしてケントパパに会えたのはハッピーでしたな、1本目(^^)
いや、レヴィ・・・いいわぁ。職業・体育教師(笑)。
意外にこれってヒーロー職業としてはお目にかかれないわ(^^ゞ
そして相変わらずな一族メンバーの皆さんにきゃいきゃい喜んでしまいました(笑)。
久々に再読しよっかしら・・・ゆっさゆさのふかふか(爆)。
二本目は、前作主人公のルシャスとベサニーは殆ど出てこなかった分、今回の主人公たちを楽しめたわ~。
いや、マーシーがヒロインだから動物は絶対登場するとは思ってたけど・・・誘拐されたロバとはやられたわ(^^ゞ
あと、ロリさんお得意の大きなワンコ~♪
前作読んで、マーシーってどうなるんだろ、と思ってたけど何だかおとぎ話のような牧歌的ロケーションに住むハッピーエンドでしたのね。きゅんきゅんだわ(^^)
でもって、オジーくん、いやぁ・・・M・E・L・・・そうくるか。でも「ばあちゃん」なんで全てにおいてグッジョブよ(爆)。
↑
思えば、ことのさんはこのテの「じじっ子」「ばばっ子」なイケメンヒーローにかなり弱い(笑)。
三本目は、ちと短すぎた気がするけど、あのヒロインの真っ裸公開!はプッと噴出してしまった・・・兄ちゃん親友、ゆるキャラでいいカンジ(笑)。
4本目は、ロリさんにしては年上なヒーローよね・・・38歳って。
24歳ヒロインだから、ダイアナ並年の差カップル(笑)。
ヒロインのリリーの、ちょい不思議ちゃんじみたところと、ヒーローのパーカーさんの現実につかれたいいくたびれ具合がイイ感じ!
何か、これもファンタジーだわねぇ、とほっこりしながら読めたかも。
4本の好み順はこんなカンジかしらん。
2 >> 1 > 4 >>>> 3
やっぱりエッチでハッピーできゅんきゅん、っていいよねぇ。
ロマンス読みとして基本に戻る、って気分の読後感。
さて、次のロリさんはマーフィーが先か、牧師兄ちゃんが先か・・・つか、牧師を急いでもらわないとジェイミーくんにたどり着かないから早めにお願いします!
ハイランダーと魔法の乙女 (オーロラブックス) (オーロラブックス ホ 1-1)
2008年11月23日 新刊レビュー
オーロラブックスの創刊ラインナップの片方にて、ジェン・ホリングのマクドネル姉妹トリロジーの1冊目、読了。
・・・で、何か? > いきなりかい(爆)。
いや、もう勘弁してくれよ、っていうぐらいのこのKYヒロインにうんざりしていて、途中、脳内逃避が激しくてねぇ。全然読み進まないんだよぉ、げほごほ(猿芝居。笑)。
だって、こんな自己陶酔娘、早々お目にかかれない、ってぐらいすごかった(^^;;
そもそも彼女や妹たちがハイランドの実家から離されて育てられたのは、魔女狩りが激しくなって能力を持った母親が処刑されたからなのに・・・再び実家に戻るとなった時のあれやこれやの愚行の数々!
迎えにきた一行たちが「ハイランダーは煙たがられているから」と、あえて目立たない格好をしているというのに、そんな事は知るか!と言わんばかりにハイランドの民族衣装を着こんで「さぁ、帰るわよ!」って・・・おいおい(^^;
魔女だけでなく、魔女に関わった人間すら断罪されると言ってるのに、人前でヒス気味に能力発揮するし・・・いや。弱者を守りたい、真実から目を逸らせない気持ちは分かるが、どうにか制御出来ないのか!
つうか、24歳にもなって、ここまで空気読めない上に根拠なきタカビーさに唖然・・・自分だけで済むわけでもなく、周囲に迷惑かかるとあれだけ言ってるのに聞いてません。
どんだけ自分の意見が、自分の立場が、自分の良心が大事なんだーっ。
そもそも姉妹離れ離れになった元凶を、このヒロインが余りに真摯に受け止めていないとしか思えない言動をするという・・・えーっと、ヒロインがプロット根底否定?(^^ゞゞ
・・・こんなのに捕まったヒーローが憐れに思えた、マジ。
極めつけは、あの、別の男と結婚させられるならアナタと・・・と、夜這いかけたのが自分なのに、コトを終えた翌朝のあの被害者ぶった偽善者モード全開な言い草には超唖然(^^;;
「・・・そこまで言うなら、自制しろよ。アンタの下半身事情でお家や家族、挙句に『愛しているわー』とかいう相手にまで迷惑かかるって分かってて見切り発車したのは自分だろーっ!!」
こうツッコミしたのはことのさんだけですか?!(笑)
最後の魔女裁判のところも、行き当たりばったりすぎて唖然呆然!
どういう反応しましょうかね、って戸惑うわ、読者としては(^^ゞゞ
で、他のキャラなんですが・・・えーっと、これ言っていいのかしら。
全てにおいて、箸にひっかかりもしないキャラの巣窟でした(爆)
いや、ヒロイン妹二人も・・・その・・・どこをどう拾ってチョイスしていいのか戸惑う凡庸さで(笑)。
彼女たちを目的に次回以降を新刊購入しようという馬力は、ことのさんには・・・あのー、ゴニョゴニョ(^^ゞ
そうね。例外は、カチンコチンの解凍系くんであるキンクリーグ伯爵ぐらいかしら?(笑)
彼がヒーローの分だけは気になりますね。
・・・てか、これ、ハイランド設定でなければならない理由、どこにあったの?(ちーんっ)
なんちゃって度合いがかなり高かったんデスガ・・・(^^ゞゞ
・・・で、何か? > いきなりかい(爆)。
いや、もう勘弁してくれよ、っていうぐらいのこのKYヒロインにうんざりしていて、途中、脳内逃避が激しくてねぇ。全然読み進まないんだよぉ、げほごほ(猿芝居。笑)。
だって、こんな自己陶酔娘、早々お目にかかれない、ってぐらいすごかった(^^;;
そもそも彼女や妹たちがハイランドの実家から離されて育てられたのは、魔女狩りが激しくなって能力を持った母親が処刑されたからなのに・・・再び実家に戻るとなった時のあれやこれやの愚行の数々!
迎えにきた一行たちが「ハイランダーは煙たがられているから」と、あえて目立たない格好をしているというのに、そんな事は知るか!と言わんばかりにハイランドの民族衣装を着こんで「さぁ、帰るわよ!」って・・・おいおい(^^;
魔女だけでなく、魔女に関わった人間すら断罪されると言ってるのに、人前でヒス気味に能力発揮するし・・・いや。弱者を守りたい、真実から目を逸らせない気持ちは分かるが、どうにか制御出来ないのか!
つうか、24歳にもなって、ここまで空気読めない上に根拠なきタカビーさに唖然・・・自分だけで済むわけでもなく、周囲に迷惑かかるとあれだけ言ってるのに聞いてません。
どんだけ自分の意見が、自分の立場が、自分の良心が大事なんだーっ。
そもそも姉妹離れ離れになった元凶を、このヒロインが余りに真摯に受け止めていないとしか思えない言動をするという・・・えーっと、ヒロインがプロット根底否定?(^^ゞゞ
・・・こんなのに捕まったヒーローが憐れに思えた、マジ。
極めつけは、あの、別の男と結婚させられるならアナタと・・・と、夜這いかけたのが自分なのに、コトを終えた翌朝のあの被害者ぶった偽善者モード全開な言い草には超唖然(^^;;
「・・・そこまで言うなら、自制しろよ。アンタの下半身事情でお家や家族、挙句に『愛しているわー』とかいう相手にまで迷惑かかるって分かってて見切り発車したのは自分だろーっ!!」
こうツッコミしたのはことのさんだけですか?!(笑)
最後の魔女裁判のところも、行き当たりばったりすぎて唖然呆然!
どういう反応しましょうかね、って戸惑うわ、読者としては(^^ゞゞ
で、他のキャラなんですが・・・えーっと、これ言っていいのかしら。
全てにおいて、箸にひっかかりもしないキャラの巣窟でした(爆)
いや、ヒロイン妹二人も・・・その・・・どこをどう拾ってチョイスしていいのか戸惑う凡庸さで(笑)。
彼女たちを目的に次回以降を新刊購入しようという馬力は、ことのさんには・・・あのー、ゴニョゴニョ(^^ゞ
そうね。例外は、カチンコチンの解凍系くんであるキンクリーグ伯爵ぐらいかしら?(笑)
彼がヒーローの分だけは気になりますね。
・・・てか、これ、ハイランド設定でなければならない理由、どこにあったの?(ちーんっ)
なんちゃって度合いがかなり高かったんデスガ・・・(^^ゞゞ
いくつもの夜と昼を (ハーレクイン・プレリュード 2)
2008年11月21日 新刊レビュー
新カテゴリー・ロマンス・ラインに移動してのマリーン・ラブレース、お馴染みオメガ・シリーズ新刊、読了~。
いや~、相変わらず飛ばしてくれますラブレース!(笑)
以前、スコットランドとアイルランドに旅行したと読んだので、ラブレースがどこでそれを使うかと思ったらここか!
ゴルフの聖地セント・アンドリューズでのゴルフ対決(笑)。
しかも任務のネタがスゴすぎるわ・・・北朝鮮の核開発にまつわった脱北とは!
もう、怪しい敵役だか何だか分からない脇役がてんこ盛りで、あらゆる意味でドッキドキ(^^ゞ
あの女相撲取りのようなマッサージ師とか、本当にいそうなカンジよね(爆)。
今回の主役は、前回ぶっちぎりに注目キャラとなったジリアンの親友でスポーツ万能のデイナ。
お相手は、彼女のかつての恋人で、アメリカ空軍パイロットのルーク。
北朝鮮の核開発に関わっている原子物理学者が亡命を希望しているという情報を手に入れた「オメガ」が、彼の娘で天才プロゴルファー少女に接触すべくミッション開始。
スコットランドはセント・アンドリューズにて開催されるプロ・アマ・チャリティゴルフトーナメントに参加する彼女に自然に接触するには・・・参加するのが一番、とセミプロのゴルフ選手でもあるデイナに白羽の矢が。
ハンディキャップ2のデイナに対し、局長「われわれみたいな週末しかプレーしないへぼゴルファーは、ハンディキャップ2になるためならなんでもする」だそうです・・・ニック様・・・へぼって・・・(爆)。
で、誇り高きデイナに向かって「もし決勝トーナメントに出られなければ」という仮定話を言ってしまったのがまた・・・へぼ?局長、今回はへたれ系で攻めっスか?!(笑)
とどめが、局長夫人にてオメガきってのマッド・サイエンティストのマッケンジーの今回の発明品!
「GPSで誘導できるボール」
「距離を測定できるサングラス」
「スーパーチャージャー搭載の三番アイアン」
・・・残念です。期待していたのに、本編でこれらの出番はありませんでした!(爆)
デイナが意地でも実力で決勝の、しかも最終グループに残るハイスコアをたたき出したせいです(爆)。
まぁ、そんなオメガの暗躍に、タイミング悪く現地の基地に任務駐留していたのがデイナの元カレ・ルーク。
しかもこれが、こちらの亡命任務に関わってくる立場にいたものだから・・・ややこしい事に。
そのうえ、デイナが有名人(オリンピック金メダリスト。オメガはやるとなったらとことん人材を選ぶと思ったがなかなか・・・。笑)なもんだし、かつてマスコミを賑わせた相手でもあるから、再会が世間にスルーされずに更にややこしい事に(^^ゞ
ややこしい事といったら、今回の任務のデイナのサポートに当たっているのが、前回ふりまわされまくっていたホークで・・・ああ。もう予想通り。
そこに核弾頭よろしくジリアンが乗り込んでくるもんだから・・・ぷっ。拍手喝采だわ、相変わらず。
ニック叔父さん、名付け娘は立派(?)に成長してます・・・あのママそっくりに(爆)。
空軍の持つ機密扱いのステルス戦闘機にまつわる話も、ラブレースにかかれば茶目っ気ある展開はお約束(笑)。
ロマンス部分もホットでおかしくって、そこはさすがです。
いやー、最初から最後まで楽しく読ませてもらいましたよ♪
早く続き、読みたいなー。
原書ではジリアンの本も出たんだよね?!
来年には読める、と思ってていいのかしら?!
早くお願いしまーすっ!!
いや~、相変わらず飛ばしてくれますラブレース!(笑)
以前、スコットランドとアイルランドに旅行したと読んだので、ラブレースがどこでそれを使うかと思ったらここか!
ゴルフの聖地セント・アンドリューズでのゴルフ対決(笑)。
しかも任務のネタがスゴすぎるわ・・・北朝鮮の核開発にまつわった脱北とは!
もう、怪しい敵役だか何だか分からない脇役がてんこ盛りで、あらゆる意味でドッキドキ(^^ゞ
あの女相撲取りのようなマッサージ師とか、本当にいそうなカンジよね(爆)。
今回の主役は、前回ぶっちぎりに注目キャラとなったジリアンの親友でスポーツ万能のデイナ。
お相手は、彼女のかつての恋人で、アメリカ空軍パイロットのルーク。
北朝鮮の核開発に関わっている原子物理学者が亡命を希望しているという情報を手に入れた「オメガ」が、彼の娘で天才プロゴルファー少女に接触すべくミッション開始。
スコットランドはセント・アンドリューズにて開催されるプロ・アマ・チャリティゴルフトーナメントに参加する彼女に自然に接触するには・・・参加するのが一番、とセミプロのゴルフ選手でもあるデイナに白羽の矢が。
ハンディキャップ2のデイナに対し、局長「われわれみたいな週末しかプレーしないへぼゴルファーは、ハンディキャップ2になるためならなんでもする」だそうです・・・ニック様・・・へぼって・・・(爆)。
で、誇り高きデイナに向かって「もし決勝トーナメントに出られなければ」という仮定話を言ってしまったのがまた・・・へぼ?局長、今回はへたれ系で攻めっスか?!(笑)
とどめが、局長夫人にてオメガきってのマッド・サイエンティストのマッケンジーの今回の発明品!
「GPSで誘導できるボール」
「距離を測定できるサングラス」
「スーパーチャージャー搭載の三番アイアン」
・・・残念です。期待していたのに、本編でこれらの出番はありませんでした!(爆)
デイナが意地でも実力で決勝の、しかも最終グループに残るハイスコアをたたき出したせいです(爆)。
まぁ、そんなオメガの暗躍に、タイミング悪く現地の基地に任務駐留していたのがデイナの元カレ・ルーク。
しかもこれが、こちらの亡命任務に関わってくる立場にいたものだから・・・ややこしい事に。
そのうえ、デイナが有名人(オリンピック金メダリスト。オメガはやるとなったらとことん人材を選ぶと思ったがなかなか・・・。笑)なもんだし、かつてマスコミを賑わせた相手でもあるから、再会が世間にスルーされずに更にややこしい事に(^^ゞ
ややこしい事といったら、今回の任務のデイナのサポートに当たっているのが、前回ふりまわされまくっていたホークで・・・ああ。もう予想通り。
そこに核弾頭よろしくジリアンが乗り込んでくるもんだから・・・ぷっ。拍手喝采だわ、相変わらず。
ニック叔父さん、名付け娘は立派(?)に成長してます・・・あのママそっくりに(爆)。
空軍の持つ機密扱いのステルス戦闘機にまつわる話も、ラブレースにかかれば茶目っ気ある展開はお約束(笑)。
ロマンス部分もホットでおかしくって、そこはさすがです。
いやー、最初から最後まで楽しく読ませてもらいましたよ♪
早く続き、読みたいなー。
原書ではジリアンの本も出たんだよね?!
来年には読める、と思ってていいのかしら?!
早くお願いしまーすっ!!