秋の新アニメの最後・・・度肝抜かれた。
何だい、こりゃ。
今までのアニメの物差しでは計れない変態作品だよ、これ。
はっきり言う。「変」を通り越した「変態もん」だ(笑)。
作画の美しさを誇るジャパニメーションとはとても思えないんですよ!
最初、真剣にどっか外国制作のアニメかと思った(マジ)。

多分、一回目で脱落する人が99%かと。
たとえ、この毎回すごいゲストキャストの羅列でも。

第1話 『空中ブランコ』 山下公平役 / 森川智之
第2話 『勃ちっ放し』田口哲也役 /櫻井孝宏
第3話 『恋愛小説家』星山純一役 /三木眞一郎
第4話 『ホットコーナー』坂東真一役 /浪川大輔
第5話 『義父のアレ』池山達郎役 /平田広明
第6話 『フレンズ』津田雄太役 /入野自由
第7話 『ハリネズミ』猪野誠司役 /高橋広樹
第8話 『いてもたっても』岩村義雄役 /岩田光央 
第9話 『天才子役』安川ヒロミ役 /羽多野渉
第10話 『オーナー』田辺満男役 /置鮎龍太郎


・・・さすがオッキー。ラスボス(爆)。

さすがの私もこの作品、一度見て、余りの凄まじさにしばらく呆然となった・・・が、もう一回見たら、何とすごいんだ。
まず、キャラ全部が声優さんの顔のアニメ化(そういう意味では、「あの役」の櫻井くんが一番憐れ? 笑)。
何より、これだけ2話以降の伏線が全部羅列されたその細かさ、スタンディングもの!
隠しアイテム探し気分で、あのとんでも画面を舐めるように見入ってしまった(^^ゞ

大きい伊良部が三ツ矢御大、小さい伊良部が朴さんなんだけど・・・いいなぁ。
チビ伊良部の目がいかにも朴キャラっぽくてグッジョブ!(爆)
ああ、でもね、 エロ天使 看護婦マユミに関してはあたしゃ先に舞台版『空中ブランコ』見てるから(アイルくんが出演してたの。キャッ♪♪)、やっぱサトエリの印象のが強いなー。
あのサトエリのピンクのナース服と谷間と網タイツ、今だうっとり思い出すもの。足首がキュッとしていて美脚なのよぅ > オヤジ炸裂(殴)

ラストまで、あのとんでもテンションが保てるのか分からないが、勿論、付き合います。
主題歌、OPもEDも電グルよ?
ちょっとあの伊良部医院のとんでもリンクと相まって核心犯じゃありませんこと?
しかもEDは「Shangri-La」のセルフリメイクですわよ・・・うわ。買いそうじゃないの、私ってば!!

とにかく、誰にも薦めません(爆)。
こんなトップギア変作品、シラフじゃ見れないもんね・・・自分だけで内輪ウケしてこっそり楽しむのさ(^^ゞゞ
何回も見ないと意味も分かりませんし、第一(爆)
残り少ないお楽しみDVD~。
こちらはネット配信分だったもののDVD化で、お友達から3話だけ内容聞いてて楽しみにしていたのだ(笑)。
だって「あの話の名護は、絶対ことのさんニーズ!(笑)」と言われたんだよね(^^)

仮面ライダーキバ&炎神戦隊ゴーオンジャー 劇場版スピンオフネットムービー

いや~、確かにこれはネット配信限定向け・・・。
こんなに 明るいアホネタ三昧 がテレビ前の小さいお友達向けとはとても思えない(爆)。

お友達推薦だった、すごい名護のヘタレ炸裂っぷりと鉄道オタクっぷりもキタコレ!!でしたが、個人的にはキャッスルドラのババ抜き大会がツボでした(笑)。
ガルル松田さんはいろんな意味で、やっぱり我々の不滅のアイドル様だ(爆)。

しかし、何となくオチは想像つきました・・・。
だって、あのキャラがなんつーても本編シリーズ全部を通しても最強キャラだと私も思ってたもの(爆)。
サリー・マッケンジーのデビュー作にて初翻訳作品、読了♪
ことのニーズこの上ない、天然な配線違いラブラブロマコメ、超カワユス!!(萌)

いや~何というか、全然予想外な物語が頭から降ってきた、ってのが第一声(笑)。
てっきり、アメリカからやってきた貴族の血をひく堅物女教師ヒロインと、金も地位も名誉も持った放蕩者で厭世家の公爵様とのガチンコ誘惑ものかと思ったら・・・ひーっひっひっひ。
まさか、そうきたか。

共和主義な土地で逆境に耐えて地味に暮らしてきた天然ヒロインと、ありえないピュアピュアな天然ヒーローの若干かみ合ってない頓珍漢ロマコメ とは!(笑)

すごいね~。
天然の二乗って、こんなに 破壊力満点 なんだ(爆)。

そうだよな。
ボケとツッコミじゃなく、ボケ二人じゃあどうしようもない(笑)。
とにかく、このヒロインのサラの英国貴族に関する予備知識の頓珍漢さ、ヒーローのアルヴォード公爵ジェームズの世間の噂と彼本人の落差の凄まじさの相乗効果が、まぁ、際限ない笑いを生むったりゃありゃしない(^^ゞ
その落差に関しては、この物語の非常に重要なキーポイントとなるのでここではあえて書きませんが(爆)。

しかし、新大陸から英国にやってきたサラのカルチャーショックの数々も大層面白いんだが、それ以上にジェームズの浮世離れ的思考回路・・・ほら、ことのさん、数々つうか、べらぼうな数のロマンス本読んでるけど、こんな 危険な天然くんヒーロー にはお目にかかった事はそうそうない!
最初の二人の出会い、旅疲れのサラがすっ裸で、同じくすっ裸のジェームズが同じベッドで目が覚めた!!シーンでも、サラを自分の寝室に送り込まれた娼婦と勘違いしている時ですら天然。
「今まで考えた事がなかったが、娼婦とは余り睡眠時間がとれる職業ではないのだろう。なにしろ昼は立ちっぱなし、夜は仰向けで仕事をこなさなければならないのだ」
・・・いやー、あのー、そうなんだけど(^^ゞ
そうしんみり淡々と親身になって考えられても困るんだけど(笑)。

とにかく、このジェームズのサラへのフォーリンラヴっぷりがハンパないっす!
脳内は24時間妄想三昧、28年間純粋培養保存されていた分、一度入ったラブラブスイッチはとどまるところを知らないぶっちぎりっぷり!(爆)
思い込んだら命がけ、そもそも最初は爵位と領民と家族の為の取り急ぎ結婚前提というのを読者どころか本人がすっかり忘れている!(爆)
いけいけゴーゴー公爵さま!(爆)

脇役キャラもとても活き活きしていて、それこそ悪役がテンプレでありながらテンプレの枠を越えていて、それが非常によろしかった。
変な褒め言葉だが、悪役が活きがいいと話にリズムが出るんだよね・・・この話の文体がどちらかというと、淡々としたカンジのものの積み重ねな分、それはいいスパイスとなっている。
そう、悪役であるジェームズのいとこリチャードだけでなく、彼の友人であるフィリップの相反する部分が、何とも上手い。
大人になったら、それはティーンエイジャーの頃の勢いや情熱もなく、後悔やら何やらを背負って日々を生きるのだが、恋愛にもそれが言える。
ただ、昔の情熱の欠片だけで繋がっているような状態の危うい二人の最後の瞬間が、何とも物悲しくもあった。
あそこはたった数行だが、秀逸だと思う。
そして、ジェームズの親友でありサラの従兄でもあるロバート、二人の親友でもあるチャールズが次回以降のヒーローくん達~。
鈍感ロバートをどう見てもロックオンしているジェームズの妹リジーや伯母さま達もクセ者揃いで、キャラ力も◎。

楽しかったな~。
話も荒唐無稽じゃないし、妙に庶民的なアメリカ的思考回路のサラのおかげでよくあるリージェンシーものにもならず、パラノーマルでもなく、何より久し振りにピュアでかわいいヒーローを拝めた(笑)。
心あったまるアホさでした(褒めています。笑)。
生真面目で古典的なリージェンシーを好む読者の方にはともかく、ことのさんにはツボメガヒットでした(^^)
続きも楽しみ楽しみ(^^)
一回目、二回目と録画分見て、微妙な己の好みとの温度差を感じたのでこれは三回目見る事はないかな(^^ゞ
刀鍛治とか、自治区とか、騎士団とか、割に地道な設定の部分は「あ、これイケるかも」と思ったんですよ。
ヒーローがツンデレっぽくていたく好みだし。

しかし、悪魔契約の末に巨大モンスター化したのを見た瞬間、ことのさんの中で「・・・次回はないかな(笑)」と思った(^^ゞ
ザムドはいいのにこれは駄目なのか? と聞かれると、その差異や機微について詳細を述べるまでにはいたらんが・・・つまりは 単なる個人のフィーリングの問題 だという事ね(笑)。

そして、ここでもオッキーは黒い長台詞キャラでした(爆)

+独り言+
そんなこんなで、結局、一週間のアニメ視聴予定は寂れてしまった・・・。

火曜日 「そらのおとしもの」
木曜日 「にゃんこい」
土曜日 「戦う司書」
日曜日 「鋼の錬金術師」「花咲ける青少年」「けんぷファー」

開始前の、あの私の意気込みは何だったんだろう・・・から廻り?(爆)
いろいろ秋らしく?
いろいろ秋らしく?
年々、開花も早くなっていた庭の金木犀が、今年は冷夏の影響なのか咲くには咲いてるが全然香りがしなかった・・・んだが、昨日ぐらいから突然遅れて濃厚な香りがし始めた(^^;
あわれ金木犀。冷夏のせいで、若干国内時差というかボケた模様(笑)。
そんなウチの金木犀 > 画像その1

せっせこ不要品処分中。
ぐーたら年末めざして絶賛整頓開催中なので、さっさと荷造りしたものを投函する為に朝からコンビニ行き。
その帰りに明日までのクーポンを使って早めのランチを(笑)。
いや、まだこの 絶妙バーガー お試ししてなかったので(笑)。
お値段だけあって、何か確かに絶妙な豪華さでした > 画像その2
トマト好きのことのさん、あのトマト厚切りがざっくり味わえるのがちょっと◎でした・・・お値段がね、リピネックかも(爆)。
またお得クーポン頂いたら挑戦します。
ほら、ただいまマックで限定メニューのグラコロは食べられないんで > グラタンとかクリームシチューとか、もう人外魔境なんですわ。牛乳嫌いなんで。

HDDの中味をせっせこ視聴中。
しかし「失われた世界の謎~ヒッタイト~」を見たのは失敗だった(^^;
おかげで本日、午後の片付けは見事中断されて延々、某漫画全28巻(笑)一気読みの憂き目に!(爆)
影響されやすすぎな己を呪いつつ・・・。
いや、本当にすんません(^^ゞゞ

そして夜は夜で『サムライ・ハイスクール』見てます > お約束!(爆)
いいなぁ、幼馴染フラグ立ちっぱなしの初回!・・・たとえ「おいおい、女子高生役は無理っぽすぎ!」とか思っても(笑)。

マリアンヌ・スティリングスのデビュー作にて初翻訳本、読了~(^^)
楽しすぎ!! 何てツボ直撃でしょ!!!

今どき・・・ええ、本当に今どきと言っていい程の、分かりやすい設定から入ってます本。
実際に会った事のない、犬猿の仲の人気作家と編集者が、ひょんなことから直接対決する羽目になり、事件に巻き込まれ、喧嘩しながら恋に落ちる・・・という、古典的ロマコメ。
なのに、そのテンプレさを最大限に活かしたこの作家の素晴らしき、キャラ造詣術よ!

・・・同僚の死に対して負い目を感じて現場から遠ざかっている刑事兼作家のソルジャーと、母親との不和と父親への後悔の念から孤独に暮らす編集者エリザベス、偶然な出会いが何と言うか、運命のいたずらというか。
いや、もう、完膚なきまでの冒頭部分の毒舌っぷり!
普通なら、騒動になってもおかしくないのに、妙なウィットが炸裂して、あれやこれやの新展開?!みたいな(笑)。
よく、ことのさんが主人公たちの丁々発止を萌えポイントにあげますが、この作品に関しては、もう丁々発止を超越しているのだ。
恋人になる前から、というか出会う前からこの二人、ボケツッコミが炸裂していてとにかく抱腹絶倒もいいとこである。
ああ、台詞の掛け合い、脳内妄想へのツッコミなどなど、とにかく軽妙で楽しくって楽しくってポンポンッって跳ねるようなイメージかも。
それが、またエッチでポップでかわいいんだよね。

いや~、こうぶっちゃけた方が分かりやすい?

ヒロイン、ツンデレキターーーーーーッッ!! (核爆)

何なの?!本当に何なのっっ?!
あの最初の毒舌ツンツンっぷりと、その後にチラチラと出し惜しみ状態で続々出てくるきゅんきゅん系デレは何事?!
仕事Deki女でありながら、中味ピュアピュアなカワイコちゃんなのはどういう事っっ?!
ソルジャーでなくても、ギャップ萌え上等!! > びったんびったん

はぁ・・・いいわ。
このラブラブバカップルっぷりも納得してしまうぐらいのカワイコちゃんっぷりだもの!
それでいて、ストーカーに狙われ続け絶体絶命状態のラストの負けん気500%なのもコレキタ!!

脇役もとっても上手に配置されていて、特になまじ悪役でないが、その資格十分のエリザベスの母親の強烈キャラとか天晴れ。
あと、事故の後遺症で障害が残ってしまったが、とてもピュアなエリザベスの父親の、ソルジャーとの会話にはホロリときてしまった。
本当に、最近では時代遅れになっているような事を、愛しい娘の為にあえて口に出すあの場面はうるっとこずにはいられません。
ソルジャーの本気度もあがるってもんです。
あと動物キャラもバッチリで、チワワのピドル(この名前については本編をお読みになって爆笑して下さい)、いい味でっせ~♪
ストーカー事件そのものも、次から次へとの展開の中にしっかり伏線があったりして、とても上手い。
何より、しっかりロマンスを堪能させてもらって、あそこまでサスペンス部分も書いてるのが驚いた。
しかも、暗くなりがちのところをしっかりキャラ力でリカバリして、とても読みやすいものにしているから読む速度も落ちない。これはサスペンスには必須条件なので◎。

とにかく、最初から最後まで、楽しく堪能させてもらえた1冊でした(^^)
そんなに巷では話題にはなっていなさそうだけど、これは新刊買いして正解だったわ~♪♪
別に超能力やらバンパイアも出てこないし、貴族様たちの恋の駆け引きなんてないけど、代わりにロマンス読みとして少し初心に戻る事が出来た気がする。
ヒストリカルやパラノーマルに食傷気味の方、ラブラブバカップルものが読みたい方には是非とも♪

これ、スピンオフがあるんですよね~。
この中でも「あら、あらあらあら(*^^*)」ってサイドロマンスを展開している、ソルジャーの弟テイラーと、エリザベスの親友クレアの二人の話。
年下ヒーローものなのよね~、読みたいわ!
この本が売れて話題になったら・・・翻訳してもらえるかしら?
是非お願いします(-人-) > 出版社さま
いや、これは嬉しいんですよ。
アルゼンチンが2010年南アフリカW杯に出場決定なのは。
あのマラドーナ監督の 珍パフォーマンス 采配を見る楽しみが無くなるのも、メッシやテベスにマスチェラーノを拝む楽しみが無くなるのも勘弁願いたかったもんね。

・・・しかし。
欧州予選がぁぁぁ~っ(涙)。
スウェーデン(イブラヒモヴィッチ/バルセロナ)が消え、チェコ(ロシツキー/アーセナル)が消え・・・そしてクロアチアが消えた! 何てこと!! W杯からモドリッチの姿を見ることのさんの楽しみが消えた!!(号泣)

・・・何でこんな目に(泣)。

これで、あのグループ2位のウクライナがプレーオフで敗退したら、余計浮かばれない。
でも、このプレーオフ・・・何だ、この豪華なメンバーは!!
ポルトガル(C・ロナウド他)、フランス(ベンゼマ、アンリ他)、ロシア(アルシャビン他)とか、他にもアイルランド、ギリシア・・・ここから4チームかぁ・・・。

・・・いや、もういいんだけどさ。
ガックリしすぎて、もうどこがプレーオフ勝ってもいいって気分なの、今は。
本当は、あの8チームの中でどうしても本戦に参加してもらわんと困るよ!!ってのは、フランスなんだけど。
グルキュフとベンゼマが見れないなんて、ダメージとどめになっちゃうもの(~_~;;
エリザベス・ボイルの新刊、読了~♪
超お気に入り!!! > びったんびったんジタバタきゃーっっ(≧▽≦)

・・・いや、ホンマにこんなカンジで最初から最後まで、余りのカワユサに悶え苦しみながらも半面、余りのツボさに恍惚に耽って読んでました!(笑)
何かですね、「ああ、こんなかわいい作品があるからロマンス読みはやめられん」としみじみ思ったわ。
それぐらい、ことのさんにとってのメガヒットだった。

前作『過ちのキスは謎の香り』にて、強烈な印象を残した男爵令嬢フェリシティ(通称ダッチェス)。
前作のヒロイン・ミランダの教え子でもある彼女、あの作品の中で見事なまでの恋のキューピッド役を演じたのをご記憶かと思われます。
彼女の手には、あの「独身男性名鑑」が燦然と(笑)。
そして前作のヒーローでもある「いかれジャック」ことトレモント卿がある青年をダッチェスの旦那さん候補に推薦したのを覚えていらっしゃるでしょうか?

・・・何とこの話、あのたわいもない会話が全ての起源となっている、といういろんな意味でのスピンオフ作品となっているんですよ!(笑)
いや~、読み始めて「あれ?確かこの名前・・・(^^; 」と、すぐに前作を読み返しました(笑)。
まさか、あの彼が「公爵」になるとは!
作品中、フェリシティが口にしている「昨日の次男は、今日の跡継ぎ」を通り越して、三男(一家)の三男に生まれた男が、あれよあれよ、で公爵に!ってだけでも驚きなのに、公爵になる前から、前公爵の策略により花嫁候補(フェリシティ)が決まっている・・・うーん。勝手に祖父に許婚を決められるってのはよくあるが、女性側からの 自分を売り込むセールス手紙 によって、そのくだりが始まるってのは前代未聞(爆)。

とにかく、最初からすっかりフェリシティのペースにハマってしまっているのは、読者だけではなく、ヒーローである第十代ホリンドレイク公爵オーブリー(サッチャー)も例外でなく。
死んだ祖父が勝手に文通して許婚同様の扱いをしていた男爵令嬢の存在を知り、戦場から帰国した足で断りの会見の為、彼女を訪ねるところが冒頭近くにあるが・・・傑作。
従僕募集に応募してきたヤツだと勘違いされるヨレヨレの格好してきた方も悪いんだが、あきらかにフェリシティの勢いに負けている(笑)。
お互い、内心一目ぼれ状態のまま、サッチャーは正体を黙ったまま、気付けば雇い主と従者(のフリをしている)という関係になる羽目に。
ここからが「ダッチェス劇場」の開幕(爆)。
もう、とにかくすぐにいろんな問題が判明したり起こったり。
それを持ち前の頭脳と度胸で乗り切るフェリシティの何と天晴れな事よ!
痛快です、読んでいて。
こんな口のうまい、芝居上手な頭の回転早いヒロインって久々。
それでいて、彼女がどれだけ周囲の人たちの為に頑張っているのか、快活な外見の奥に、傷つきやすい繊細なところが多いかというのがとても上手く描写されていて、ホロっとくる事多々。
本当にサッチャーじゃないけど、抱きしめてあげたくなるんですよ。

いや、もう、ぶっちゃけていうと、話そのものも緩急抜群で筆舌に尽くし難いんですが、それ以上にこの バカップルっぷり はすごい(笑)。
最初のツン区域をエライ勢いでつっ走った後の、あのフェリシティのデレ領域の凄さ・・・いやー。テレっぱなし(シャレかい。爆)。
もう、お互いメロメロメロメロメロメロメロ(エンドレス。笑)すぎて、ウケまくりですよ。
サッチャー、いい大人の男なのに、ラブボケゆえの大人気なさがマジウケ!
愛するフェリシティがいじめられたのを陰険に記憶していて、せっせこ舞踏会の招待リストから彼女をいじめた相手を太線(普通の線じゃなくて、太線ってのに二倍ウケた。爆)で消し込んだり、最後の最後までそれの仕返しを考えていたんだから(^^ゞ

この二人のロマンスだけでも堪能ものなのに、しっかりと周囲のキャラ達も元気でしたし、更に満足。
前作にフェリシティと共に登場した彼女の双子の妹セイリア(タリー)も健在。
いやぁ、相変わらずのクールさと、前より加速したイカれ脚本家っぷりはお見事(笑)。
そして前作にて、運命の出会いをした二人の従妹フィリッパ(ピピン)と、彼女の運命の相手であるアメリカ人船長ダッシュの、何ともまぁ、ラブラブかつ複雑な事情の展開!
ああ、早くこの二人の話が読みたいょぉぉぉ(悶)。
前作主人公カップルも、ラブラブ夫婦として登場(しかし、あのジャックすらも呆然とさせる女の本性の怖さよ。笑)、テンプルさん一家も友情出演だが、クセ者夫婦なのはお馴染み。
そしてそんなメンバーに、あらたにサッチャーの母親とか、挙句にあの!!伝説(?)のジャミーラ姉やまでが登場!
これを笑わずにはいられようか・・・ひーっひっひっひ!
前作以上に、色んな姉や達の格言(?)や思い出(?)が登場するもんだから、サッチャーでなくてもここはとりあえず笑っとけ!ってぐらいスゴイ(笑)。
ここまで、父親の愛人たちとのやりとりを面白おかしく書いた設定ってないんでないのかしら、ロマンス本で(^^ゞゞ

そんなこんなで、結局、最初のシリーズ1冊目のセジウィック男爵のお話から再読必死の超ナイスな作品でしたな。
何かね、あのエピソード部分の「最後に正義と愛は勝ちました。おしまい、おしまい」っていう、非常に日本でいうところの時代劇的なとこに、安心感を覚えたりもしました。
そうですね、この本、「美人令嬢ダッチェスのラブラブ細腕繁盛記」とでも申しておきましょうかね(爆)。

とにかく、最初から最後まで、胸がきゅんきゅんしっぱなしでした。
キュートでポップで、それでいて心情とか細かい描写がしっかりしていてホロリともくる。
スタンダートなのかと言われると、ちょっと違うかもしれないが、読んでて幸せな気分になれる一冊。
読んで良かったよ、本当に。久々のど真ん中ストライク本。
新アニメの中でも、開始前から楽しみにしていましたこちら。
女性声優さんの豪華さだけで萌え♪♪なんですが・・・やはり、一回目を見てこう叫んでしまったのはことのさんだけではないと思います(笑)。

「しずかちゃん(byドラえもん) だわーーーーーーっっ!!!!」

そうですっ。
しずかちゃんの声でお馴染みの大御所・野村さん、4年ぶりに帯アニメ復活!
あのハラキリトラさんの第一声を聞いて、感涙に咽びかけましたがな!

内容も、平凡な男子高校生がある日突然、女の子(しかもナイスバディの美人)に変身、選ばれし「けんぷファー」となって・・・とかいう、よくありそうな話なんだが、キャラがたっててそれがプラスとなっていて◎。
いや、女の子に変身しちゃった男の子が戸惑うポイントなんて本当にベタなんだが(スカートがスースーするとか、トイレとか。爆)、細かいところで芸がきいてるんだよね。
元に戻った時にパンツの中を見て、中味(?)を確認し「おかえり~」と言う場面とかアホらしくもプッとなった(笑)。
作画クオリティも超高いし、動きもあるから見ていて本当に楽しいし。

しかし堀江さん、あの変身前後の声の落差・・・グッジョブすぎ(笑)。
次回も勿論見ますよ~♪
HDD内の録画していたものを鑑賞したり、片付けしたり、不要品まとめたりゴソゴソ。
ほら。目標は「目指せ年末大掃除いらず!!」だし(笑)

見たサッカーは二試合。
まずは先週あったイングランド・プレミアリーグの大一番。
リヴァプール対チェルシー

余り語る事はないかな(^^;
リヴァプールを応援していた側としては(ぼそっ)。
デコをインテルに放出しなかったのが吉と出た、と思っていいのかしら > チェルシー。
この試合を見て思ったが、チェルシー好調の理由の一つって「前シーズン戦力の殆どを残留させた」事なんだろうなぁ、と。
新しい選手の補強って、ある意味バクチだもん。
・・・ええ。ジョンソンは嬉しいぐらいにフィットしましたよ。でも、もう一人がまだピッチに立ててすらいないから(--; > レッズの今シーズン大型補強組

もう一試合は、W杯欧州予選。
ドイツ対ロシア
何で、あれだけ全てが想定内なのにしっかり勝てるのか、って毎回思うよドイツって。イタリアとは違った意味で手堅い。
ロシアは得点元が不安定なのが、試合結果に直結か。
アルシャビン一人があくせく頑張っても、そこはドイツ守備陣も黙ってはいませんって。
FWパブリュチェンコ・・・冬の移籍マーケットでどこぞに移籍するとかしないとか話も出てるし、いろんな意味で正念場だな。
しかし、クローゼ・・・やっぱり年とったんだなぁ・・・最初にあのトンボ返りを見た時を思い出して、年月の流れに思いを馳せました。
今W杯がもしかしたらバラックと彼にとって最後になるかもしれない。
どこのチームも世代交代が進んでるからねぇ・・・それはそれで寂しいんだけど。

画像は、最近の新製品の中でのお気に入り。

JT Roots(ルーツ)アロマレボリュート

缶コーヒーなんて、どれも同じだろ、という程度の私だが、何故だかこれだけはちと違った。
どこが違うのか、と聞かれても違いの分かる人間(byゴールドブレンド)ではないので深くは追及せんといて下さい(笑)。
でも、気付けばリピっていますので、何処かフィーリングがあったんでしょう(笑)
パトリシア・ライスの初翻訳にて魔法シリーズ、読了。

同時に脳内削除、完了(爆)

こんな本、お目にかかった事がないような気がします。
最初から最後まで これでもかこれでもか、と魅力の欠片もないキャラクターが手を変え品を変え登場し、延々戯言と愚行を繰り返す 生産性のイロハも感じない 迷作 でした(笑)。

代々、魔女としての能力を持ったマルコム一族の後継者ニニアンが、先祖の時代に因縁のあったアイヴス一族の領主ドロゴと出会ってあれやこれや、という話。

何でも、この一族同士が結びつくとウィスタン村に壊滅的な影響を及ぼす・・・という、ここだけ読んでたら、よくある魔法もののような気がしてならん。
が、この作品では確かに村に壊滅的な影響が出るが、そもそも小川周辺の異変は要するに公害(鉱山から排出される汚染水による水質汚濁)だろ。
別に主人公二人がくっつく前から起こってるじゃん、みたいな。
それを魔法使いの祟りよろしく騒いでいてシラけた(笑)。
変にこの村の救世主たらん事を、って勢いで「私がいなくちゃあの村は駄目なのよ」という類の台詞をいうヒロインもウザい・・・魔法使いっていうより、何か極地的新興宗教のようじゃないか、それじゃ。
治療師なのに、村限定と憚らず口にして、患者を分け隔てしている時点でロマンスヒロインの治療師的にNG(笑)。

で、相手のアイヴス一家の主ドロゴだが、駄目一家の後始末に疲れきったヒーローという以外にどう表現したらいいのか分からない薄いキャラだった(笑)。
この駄目一家が今後のこのシリーズの主人公たちとなるらしいが、言っていいか?

こんな人間失格キャラの巣窟を続編にして萎えるなって方が無理!! (爆)

まず、三男ユアン。
発明家でいろんなものを発明しているのはいいが、その後始末は全て兄ドロゴ。
自分の財産を削って研究ならいざ知らず、人の懐に手を突っ込んで居直り強盗のように愚行を繰り返す。
学習能力皆無。
その合間に作った庶子の金銭的世話も、全て兄ドロゴ。

次に、次男ダンスタン。
結婚した悪女が金の亡者なのはテンプレだが、兄ドロゴの結婚によって爵位継承権が脅かされると嫁に言われていそいそ兄の元に参上し、ぬけぬけと財産相続について居直り強盗のような戯言をほざく。
あれだけ兄に信頼され、いろいろ任されておきながら。
そのくせして、若い頃に作った庶子の金銭的面倒は、全て兄ドロゴ。
子供についてぬけぬけほざく前に、己の行状を把握しろよ。
そして、案の定、嫁に逃げられ暴動三昧。
自分より年下の兄嫁ニニアンが、親身になって心配してくれたのに、後に逆ギレ。
こんな子供じみたバカを「兄弟の中では落ち着いて常識ある」と言ったドロゴだが、これが常識ならアイヴス一家の常識は世間の非常識(どキッパリ)。

そして、義理の妹サラ。
血はつながっていないかもしれんが、十分に非常識なアイヴス一家のメンバー(拍手)。
とにかく言動の全てに ボコりたい衝動を覚えるという意味では、今までにない女性キャラ というべきか(爆)。
兄ドロゴに対するあれやこれやの時点でうんざりするが、とにかく自己チューすぎてドン退き。
とにかく、兄の恋人ニニアンに対してどんだけ上から物言いしてるんだ、っていう数々の言動は印象最悪。
「ほら、何も知らない平民の田舎娘なんてセンスの欠片もないんだから、私が面倒見てやらないと。オーッホッホッホ」とかいう高飛車なニュアンス含む言動三昧だが、言わせてもらえば再婚相手の連れ子なんだから、アンタ自身は単なる爵位もへったくれもない立場では?
そして、お約束にその何もない筈の田舎娘ニニアンは自分自身の資産を持つ子爵令嬢で、公爵夫人の姪でもあり、侯爵夫人の姪でもある。
ニニアンが自分が足元にも及ばない権力の縁戚を持つ血筋と認識出来たドロゴが、やっぱり唯一のまともなヤツか? > アイヴス一族

このサラの弟たちについても、駄目人間武勇伝が本編内にあったが、もう書くのも疲れた・・・(~_~;

私は別に、続編ヒーローに庶子がいても何ら構わない読者だ。
ただ、その庶子に関しての態度が問題。
自分の血を分けた子供に関して、認知だけすりゃ責任とったぞ、と言わんばかりの態度のヒーロー候補に何を感じろと?
子供の養育費を全て、兄ちゃんが払っていても何も思わず、挙句、更に自分らの愚行のツケまでせびるいい大人の男に何を感じろと?!
そして、兄が言動を諌めると居直り、ふくれむくれる幼稚さに何を感じろ?!
こんな馬鹿ばかりが、一族にうよめいていたら、そりゃあドロゴは庶子なんて作ろうにも作れないわな。

・・・そして、この作品の脳内削除が完了したのだ。
読みたいですか? 彼らが主役となった話を・・・何ら残念ではないが、ことのさんは読みたくない。
ロマンティック・タイムズのレビュア・チョイスの中でもベスト200に入っているというのを売り文句にした帯に騙された、かなり読んだ後に 何かをムショーに蹴り飛ばしたくなった 1冊でした。
個人の好みは千差万別、と痛感しましたな。
だから皆さん、人のレビューや感想よりも 所詮、最後は自分ニーズかどうか ですぜ、新刊購入の決め手は!(握りコブシ)
連休の真ん中ですが~
地元は秋祭り真っ只中でした(笑)。
昨日以上に、本番の今朝はニチアサキッズも真っ青な時間に太鼓の音で起こされましたよ(^^;;

で、ウチの場合は非常に祭りの進行上、切っても切れない場所に住んでいる関係上、お祭りの神酒がたんまり振舞われて、行き倒れの酔っ払いと化したクサレ知人先輩後輩 とても祭りモードな皆さんの避難場所として重宝されているので・・・さっさと逃亡し留守にする事に(笑)。

で、先週行き損ねたスーパー銭湯に。
しかし、そこにたどり着くまでに、何箇所も何箇所も各地域の祭り屋台や神輿の交通規制に引っかかったけどね(^^ゞゞ

スーパー銭湯にも、祭り対応な張り紙がちらほら。
タトゥー禁止だけでなく、サラシとフンドシ禁止 が追加要項に(爆)。
そして、見事にこんなディスプレイに・・・(画像参考。笑)。
時節ネタと言えばそれまでなんだが、お風呂に何の関係があるんでしょーかね(笑)。

露天風呂の大画面テレビの一つでは天皇杯中継中。
ガンバ大阪対流通大だったので、観戦しながらいい湯だな~♪♪
炭酸湯も試しまして、薬湯ミストサウナもがっつり。
いい汗かいたわ~。それにあったまった(^^)

タダ券もせしめたし、また体調と相談して今月中に行こっと♪

+余談+
そんなこんなで、せっせこHDD内のあれやこれや鑑賞中。

アーセナル対ブラックバーン

滅多打ち試合(ばっさり)。
ロシツキーがスタメンだったから録画していたんだが、まさかここまでの大味試合になっていたとは(^^;
セスクとロシツキーのコンビは見ていて本当に楽しいもんだ。
勢いだけは、今のところあるんだが・・・ふむ。

『戦う司書』の二回目とか、『失われた世界の謎』再放送分とか、『旅のアルバム~世界の工芸品~』とか、相変わらず中味はどんだけ節操なしジャンルか?!ってカンジ。
しかし、ハミュッツ姉さん・・・素晴らしすぎます・・・そのドSっぷり!
次回のいたぶりっぷりが待遠しくてなりませぬ!! > 何か舞苑センパイ(by俺ティー)のようだな(爆)
レイチェル・ギブソンの新刊でシアトル・チヌークスもの、読了~♪
もう、楽しくって楽しくって、何度も読み返してしまったわ!!

前回のチヌークスもの『大好きにならずにいられない』より数年後が舞台のこの作品。
こちらになってくると、前作よりもこなれてきているのもあって、いろんなところがとても上手い。
今回の主人公は、何の因果かアイスホッケーチームの番記者(代理)になってしまったコラムニスト兼記者のジェーン。
男の世界に小柄で地味で強気な彼女が飛び込んだものだから、セクハラもいいとこな嫌がらせを受ける羽目に(^^;
いやー。ホンマに番記者という設定だけあって、ロッカー場面が多く、必然的(?)に 下半身下ネタ なトークが炸裂しまくり(笑)。
そんな中でも、特にスター選手であるゴーリーのリュックはマスコミ嫌いで通っているだけあって、なかなか手ごわい。
が、しかし、幼い頃に母親を亡くし、いないも同然の父親の存在も手伝ってドン底から這い上がってきたジェーンは負けてません。
生い立ちや過去から愛する事に臆病な彼女が、何故かどうしてもリュックだけは気になってしまう。
そして、最初に見た時から、全然自分の好みのタイプでない筈のジェーンが気になって仕方ないリュック、という事で、同行取材の幕は開けるのだが・・・。

とにかく、ホッケー好きにはたまらんスマッシュな、そのシーズン中のホッケーチームのあれやこれや描写に、本当に上手にロマンスを搦めていて、その時間の流れすら計算したかのような展開。
しかも、シーズン中にこれだけのクライマックスを何度も盛り込めるって、ギブソンの筆力に拍手。
特に、チームが最悪のゲームをした直後にジェーンが解雇されたくだりは、どうなるのかドキドキしたわ・・・その後の展開には大ウケしたけど(笑)。
何か、SEPのシカゴ・スターズ1冊目のフィービーのオーナーの務めのくだりと同じといえば同じだけど、少なくともフィービーは「引き継いだ」だけ。
このジェーンは自分がやらかし、そして作り出したジンクスだから(爆)。

図体のデカイおバカさんヒーローであるリュックの、駄目な中にも変に常識人なところとか、地味な格好をして堅物なジェーンの「秘密の副業」とか、落差萌えポイントもしっかり押えてますなぁ。ふふふ。
いやぁ、このリュックのポジションがゴーリーって事で、今回の作品の実在のスター選手との夢(?)の共演は、パトリック・ロワでしたーっっ!(嬉)
何てこったい。リンクのど真ん中で、両ゴーリーのどつき合い!! ・・・萌えだわ。既刊ロマンス本ではありえないぐらいの力技での萌えだわ! > びったんびったんジタバタ
ロワの姿を思い浮かべながら、ニヤニヤしながら読んでしまいましたよ(^^ゞゞ
前作主人公たち、そしてサイドロマンスを展開したリュックの前任ゴーリーでもある脇役さんカップルもさりげなく再登場。
二組とも幸せな姿を拝ませてくれて、読者としてはそっちも嬉しいサービスでした(^^)

ギブソン作品らしい、個性的な脇役は今回も健在。
チヌークスのレギュラー選手は皆して個性的だし(その中でも、スウェーデンからやってきた訛り全開な新人ウィンガー・ダニエルがご贔屓。笑)、アシスタント・ゼネラルマネージャーのダービーのダサルック上等!のオタクっぷりはキタコレ!(笑)
そんなダービーを待ち受けるのが、ジェーンの親友にてファッション番長の美人キャロラインってのも大笑いしたわ・・・彼女の台詞が傑作だよ。

「それに、しょうがないわ。彼には私が必要なんだもの」

まさに割れ鍋に綴じ蓋カップリング達者のギブソンらしい言い回しだ(笑)。
そんなキャロラインのよい弟子状態となっているのが、両親の死によって異母兄のリュックと同居する事になったティーンエイジャーのマリー・・・と、まぁ、このマリーとリュックのぎこちない家族のやりとりが、何とも切なくて秀逸。
人間反省する事は多いが、何とも潔い反省っぷりだわ・・・それが恋愛面には反応鈍いのはテンプレだけど(^^ゞ

各章のタイトルのツボメガヒットな事といい(あの「反省部屋」だけで、この本を買った甲斐があった!!とすら思いました。笑)、細かくも主人公の設定によって素人にもアイスホッケーを分かりやすく書いている事といい、スピード感があって、それでいて全体的にキュートでハッピーな元気になる作品でとってもベリグッ♪♪
ラストのあのほっこりラブラブさも、きゅんきゅんしちゃって、超お気に入りだわ♪♪
RITA賞作家云々っていうより、これに関しては本当に個人の好み。
これが、アイスホッケーをキーポイントにしているっていうだけで、ほぼ当確なんだけどね(^^ゞ

こうなったら、残るギブソンのホッケーものも翻訳してもらわなくっちゃ!
幸い(?)にしてギブソン、今年のRITA賞をとって二冠となったから、箔はついたわよ、前にも増して!(笑)
ああ、引き続き翻訳バンバンお願いしますよホント(-人-) > ライムブックス様
そういえば、昨年秋アニメで、余りのアホさにやみつきになって最初から最後まで楽しみに見たものに『まかでみわっしょい!』があった。
オープニングのタモリ倶楽部ばりのふんどし全開から「あ、やられた」と思ったもんだ。

で、今回のこの『そらのおとしもの』である。

初回最初から、メガネ美形(しかも声は鈴木達央くん)が延々とオタクな新大陸発見演説を 美少女フィギィア(しかもミニスカ) 片手にやった瞬間に、あのまかでみOPと同じシンパシィを感じました(爆)。

本編も、アホでアホで・・・そりゃあもう楽しくって、それでいて解凍系なヒロインのばいんばいんなおっぱいすらもGJ!
正体不明の美少女が降ってくるなんて、本当にベタなのに、何か、癒されるなぁ・・・ベタな中に、アホさや萌えがいっぱいあって(うっとり)。
解凍系、羽キャラ、幼馴染、生徒会長、メガネ・・・今後はツンデレちゃんも登場とか!!(握りコブシ。笑)
つうか、イカロスちゃん、カワユスーッッ!! > びったんびったん

とりあえず、あの変態メガネくんだけでも最終回まで拝みたいです・・・いえ、拝みます。確定です(爆)
DTB開始前から脱落、って事でさっさとHDD予約から削除していたのに、その後の番組はうっかり予約そのまんまにしていました・・・。
それがこれですよ、『にゃんこい!』
で、さっき初回を見てみました。

・・・どうしよう・・・ 面白かった んデスガ、かなり(笑)。

ラブコメディの王道な作りだし、学園ものかと思ったら、かなり面白いニャンコまみれ(笑)。
しかし、主人公クン、飼い猫野良猫にまでヘタレ呼ばわりされていて・・・ぷっ。
イカすわ(爆)。
あの主人公クン家の姐御ネコのキャラが、某ブログのセツコ姐さんにダブって仕方ないです(笑)。

単純な分、ひどく素直に笑えます。
凝った作りでないのが良かったかしら、ことのさん的には。

これ、次回からも見よっと♪♪
まだ踊り期間中・・・
まだ踊り期間中・・・
何の説明があろうか・・・この画像×2枚!(ちゅどーんっ)

あはは。もうスープマグ貰ってきたわ(^^ゞ
火曜日から始まった限定ミニBOXも3種類コンプしたわ(^^ゞゞ

・・・春のリラックマ・フェアまで冬眠したいのに、冬はセブ●イレブンでやるんだよ、きっと(~_~;
限定ぬいぐるみとか、うっかり買ってしまいそうになるんだわ(遠い目)。

・・・もうすぐ、押入れの中からマフラーしたキイロイトリさん出してこなくっちゃね。
10月も早くも1/3過ぎようとしているもの(ちなみに今、部屋にはカボチャに乗ったキイロイトリさんがいる。笑)
先週末から始まった秋の新アニメ。
とにかく、声優のラインナップだけでもうっとりため息の力作。

FTが苦手なことのさんだが、この作品の設定はどちらかというと好み。
つまりはキラキラしているようなスーパーヒロインのきゅるるん魔法ものでなく、こういうローブロウで攻めてくる壊れた設定のダークファンタジーはそうでもないみたい。

初回を見て、どんなエンドマークを付けるのか、この先どうなるのか純粋に楽しみに思ったのでこれは今後も見るつもり。
つうか、一回見ただけではなかなか理解出来ないよな、コレ(笑)。

でも、この原作タイトルからして、何となく2話の展開は分かるかも(^^ゞ
しかし、巨乳ドS美人のハミュッツ姉さん、朴さんヴォイスなんだけどキターッ!!モエキターッッ!!
いいわぁ・・・うっとり。きっと私、朴さんだけで最後まで見ると思う(笑)。

で、先日の日記で公式サイトにリンクはったが、こんなのもあるのよ(笑)。

http://www.tsutaya.co.jp/book/ms/shisho/index.html

ハミュッツ姉さんに診断がてらザックリ斬られて下さい(爆)。
台風接近中・・・
いやぁ、寒い。
11月下旬の気温ですって(~_~;
寒さの余り、思わずフリースソックスなんて出してきてはいてますわ、ことのさん(^^;;

・・・画像のだけど(爆)。
いや、何となく見ていてほっこりするでしょ? 時節ネタだし(笑)。
去年かその前の年の、丁度この時期のリラッくじ景品(笑)。

台風に備えて、雨戸全て閉めたので、何か静かです。
植木鉢を移動したり、紐で補強したりとあれやこれやした。
関西は明け方前に通過って話だが、この時期の台風ぐらい予測不可能なものはない。
準備はやってやり過ぎな事はないので。
皆さんも何事もありませんように。

+余談+
BSチャンネルは、この暴風雨で画面は死んだ状態なので録画していたものをせっせこ鑑賞。
前節のプレミアリーグでこれだけが残っていた。
ストーク対マンチェスター・ユナイテッド
2年目にもなると、デラップ封じは他チームでは徹底されているのがよく分かった試合だわ。
やはりギグスの貫禄にはかなわない・・・そして、あのベルバトフのかっこよさにグラグラした(萌)。

あと、新アニメも鑑賞。
わざわざ見てない人にと、前のシリーズの特別版をしてくれたのに、見る前から脱落する事にしました『DARKER THAN BLACK』(笑)。
それに、初回を見て何となく脱落が決まった『生徒会の一存』と『11eyes』(^^ゞ
既に週5本まで減った状態だが、今夜開始のもやばそう > 先に見たお友達からの感想が芳しくないし(笑)。

視聴継続確定作品については、また後日(笑)
エリザベス・ホイトのプリンス三部作2冊目、読了。
読み終えるのが勿体ないまでの、圧倒的なストーリーテラーとしてのホイトの本領が炸裂した1冊。

多分、彼女の書く話には賛否両論あるだろう。
勧善懲悪な古典的ロマンス王道からくると、かなりとんがった作品とも言える。
全てが白黒つけられるものでもなく、真実は薮の中だったり、そのちょっとした按配すら危うい感じすらする。
だが、それがひどく効果的なんですよ、このシリーズは。

今回の主役は、三人の中で唯一の市井の男性でもあるハリー・パイ。
土地差配人としてヨークシャーで働く彼は、彼の働く土地で頻発する奇怪な事件を知った土地の相続者レディ・ジョージナと旅をする事に。
悪天候な中、馬車が横転、渋々一夜を一緒に過ごす羽目になるが、そこでお互い惹かれあう。
いや、この夜明かしも、頭の回転の早い、しかもツッコミ体質の二人となると会話が軽妙且つ奇妙で非常に面白い。
よくあるフォーリンラブものと、まずはここらへんからして違う(笑)。

土地に着いたら着いたで、羊殺し事件をベースに、謎めいたハリーの過去が絡んだ、何だか横溝作品ばりなシュチュエーションが!(^^ゞ
山間の田舎村、君臨する鬼畜貴族の男、その息子たち、虐げられた村人たち、物悲しい狂った老女の叫びが響き渡る。
そんな中、故郷に帰ってきたヒーローの背負っている悲しい過去とは?!みたいなドラマ予告煽り文句(笑)を書きたくなるぐらい、よく作りこまれている。
つまりは「こんだけ揃ってたら何か悲惨な事件が起こるに違いない、いや。起こって当然!」と読者に確信させてしまう力技(笑)。
で、羊殺しの罪をハリーになすり付けようした犯人も、老女を殺した罪をハリーになすり付けようとした犯人も、そのなすり付けようとした動機は分かるのに、犯行そのものの動機がちと弱い。
なのに突発的というには核心犯的に書かれているのが、何とも不思議な気もしたが。
ハリーの悲しい生い立ちや育ち、その環境で煙に捲かれた感がしないでもない。

そんな事件や、脇役をあれだけ描き、更にジョージ(ジョージナ)の家族のキャラクター描写もしているのに、何とがっつりとっ組み合ったロマンス部分か。
ホイトの持ち味でもあるホットなラブシーンも前作同様、そして今回は口の達者なヒロインが何とも不思議な物語を「千夜一夜ものがたり」ばりに、ラブシーンと絡まって語るものだから印象的。
そしてヒーローが、いちいちその語り部にツッコミするのもご愛嬌で可愛い(笑)。
そんな二人をして、二人の間の越えられない身分の差をさりげなく、そして無邪気に残酷に書いているのが凄いんだ。
これまでに書かれてきたような身分違いもの、貴族ヒーローと平民ヒロインだと、この時代だと女性の行動がかなり世間的に制限されているから案外スルーされたところが、この作品では男女逆ゆえにあからさまに書かれている。
ディナーに同席して(恋人の)家族に紹介される事はない、それは女性よりも男性の方がより屈辱的だというのを主人公に明確に言わせている。
高貴な相手の事を思って身を引く、身分の低い恋人の事情を、男の悲哀を、あからさまに、いや、露骨にヒーローに語らせる場面はひりつくまでの魂の叫びのようだった。
あそこまで踏み込める、その度胸良さがホイト作品には随所に見られる。

ハッピーエンドだが、勿論、これからが大変だというのを示唆しつつのエンディング。
家族の承諾さえあればあとはどうでもいい、と言いながらも、そこはかとない匂わせ具合。だが、それも社交界関連なら予想範疇。
あれだけの過去を、醜聞を乗り越えてきた以上に、お互いいればどんな事も乗り越えられるという非常にポジティヴなエンドロールは、ハリーの作る繊細な木彫り以上に印象的。
きゃいきゃいキャラ萌えとか、展開にドキドキするとかいうより、何やらこの季節にぴったりな、随所随所を噛み締めて味わう秀作といった1冊。
やっぱりこのシリーズ、大好きだわ。

で、次は三部作のラスト、イズリー子爵のお話なんですね。
いや~、これは楽しみ楽しみ(^^)
あのゆるーい感じのタラシ子爵がどうやって陥落するのか拝むのが本当に楽しみ(笑)
来月の新刊予定が出たので、覚え書きをば。
何か落ち待ち組が多いなぁ、11月のラインナップ(笑)。
つうか、シリーズ前作、拾っておいてまだ読んでないよ > ジュリア・クインとか他にも(^^;

オークラ出版 マグノリアロマンス
バラをまとう天使 ジュディス・アイボリー
秘められた愛 ジョーダン・デイン

宙出版 オーロラブックス
侯爵と仮面舞踏会の花嫁 ジュリアン・マクリーン
愛しの伯爵と秘密のひとときを エリザベス・ボイル

ランダムハウス講談社 ランダムハウス講談社ロマンス文庫
緑の瞳は復讐に燃えて メアリー・ジョー・パトニー
スキャンダラスな貴婦人 ジョー・ベヴァリー

ソフトバンククリエイティブ ソフトバンク文庫NV
愛は大空の彼方に パトリシア・グラッソ
シークレット とらわれた王女 エマ・ホリー

竹書房 ラズベリーブックス
三十日の恋人契約 エデン・ブラッドリー
青い瞳にひそやかに恋を ジュリア・クイン

ハーレクイン社 MIRA文庫
悲しみをつつむ夜に シャロン・サラ
愛の陰影 ジョージェット・ヘイヤー
清き心は愛をつらぬき キャット・マーティン

原書房 ライムブックス
公爵代理の麗しき災難 キャロライン・リンデン
恋のディナーへようこそ コニー・ブロックウェイ

扶桑社 扶桑社ロマンス
アイ・バーン・フォア・ユー(仮) スーザン・サイズモア
タッチ・ミー(仮) ルーシー・モンロー

二見書房 二見ミステリ文庫
ホワット・アイ・ディド・フォー・ラブ(原題) スーザン・エリザベス・フィリップス
スパイマスターズ・レディ(原題) ジョアンナ・ボーン

ヴィレッジブックス villagebooks
THE LACE READER(原題) ブルノリア・バリー
SCANDAL’S BRIDE(原題)(上下) ステファニー・ローレンス
キス・キス・キスシリーズ キス・キス・キス(8)(仮) ローリ・フォスターほか


ジョー・ベヴァリーだけでなく、ジョアンナ・ボーンも上陸。
ホンマ、何もしなくても寝て待て状態ですな(笑)。
一番の楽しみは、たとえ評価が一部ホニャララだろうがSEP!って事にしといて下さい(笑)。
二番目の楽しみは手堅くジョージェット・ヘイヤー。
ブロックウェイは彼女の初コンテンポラリーなのですが、これも楽しみなんで即買い。
アイボリーは作品次第かな。
ローレンスは延期になっていたスキャンダルだからこれも買い。

あとは、多分適当にさくさく買ってるかと(^^ゞ

+余談+
いつもの穴埋めは、本当は週末のうちに全部やるつもりが安静に早寝しちゃったので週明け(^^;

http://cool-book-new.seesaa.net/article/127301188.html

でも・・・えーっと、先日のゴマブックス破綻の理由(経営悪化しているところに刊行点数増やしたので余計悪化した)を鑑みて、ぶんか社の文庫予定が記載されていないのがすごく不気味なんですが(コミックスはある)。
気にしすぎ、よね?(^^;;
今の時点で単に予定が出てないだけ、よね?
ここ、キャシー・ラヴを出してくれているし、サリー・マッケンジーのネイキッド・シリーズに手をつけたばかりだからここでいきなりロマンス翻訳から撤退してもらっては困るのよ~(^^;;
それでなくても、キャシー・ラヴのあの続編、翻訳未定なのに(^^;

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