トライアングル

2009年7月10日 音楽
Perfumeの最新アルバムなんだけど、おとつい届いて以来狂ったようにエンドレスで聞いてます。モエ。
たとえマキシシングル全部持ってるところからの構成だろうが、ノープロブレムですよ。モエモエ。
ああ、やっぱり「love the world」大好きだわ。キタモエ。

で、画像は通常盤だけど私が買ったのは勿論、DVD付き限定版。
その特典DVDも狂ったようにエンドレスで毎日見てますよ。ギガントモエ。
実はこのエントリー記事を書きながらもBGVにしていたりして、思わずお気に入りの「edge」の代々木ライブバージョン映像に気持ちがいってしまって手が止まったり(^^ゞ

こうやって、今度は別のDVDとか出してきて、こっそりと「独りPerfume祭り」とかしちゃうんですわ。
「きゃーっ、カワイイっ!カワイイッ!!」とか(小声で)叫んでて、深夜にイタさ炸裂もんだわ・・・でもいいの。幸せ気分だから いいの! > 自己完結(爆)
クリスティーナ・ドットの「闇の勇者たち」シリーズ3巻、読了。
不覚にも、このシリーズで初めて泣いてしまったわ・・・。

今回の主役は、最初から一度も登場のない、名前のみ語られているワイルダー家の三男エイドリック(ヒョウ)。
ただ「昔、闇に身を堕とした末に出奔、以後行方知れず」とだけ語られていたエイドリックだが、その闇に身を落とし出奔するきっかけも愛情なら、17年ぶりにワイルダー家に、家族の元に戻ってくるきっかけも愛ゆえ。
搦め手作家の印象のあるドットだが、この作品はシリーズ中既刊で一番ストレートな恋愛小説として読めたかも。

とにかく、ロマンス小説かくあるべしという要素が次々に飛び出し、決して飽きがこない。
ヒロインのカレンがヒマラヤの山中、夜の闇にまぎれて謎の恋人と奔放な愛を交わしたり、一目カレンを見て「運命の相手」と確信した山賊の将領ウォーロードに浚われすごい展開になったり(しかも謎の恋人がその当人だったというベタだがありありな設定。笑)、そこにカレンがイワク付きのイコンを発見、二人が先に進もうとした矢先に山賊殲滅の為に軍に雇われたバリンスキ一族に襲撃されて生き別れ。

ここからすごいのが、実はカレンは死んだ母親の不義によって出来た子供と判明、今まで父親と思ってひどい扱いにも耐えてきた継父の呪縛から解き放たれ、今までの抑圧されてきたのが一気に憑き物が堕ちたかのように居直り(笑)。
ユーレイルパスを手にヨーロッパ放浪の旅をし、放浪の身のままアリゾナに到着。
ホテルチェーンオーナーである継父のジャクソンの向こう面を張るようにスパ・リゾート・ホテルで働きはじめ地位を確立。
ジャクソン父ちゃん、どうもデレツンでしかもおバカ(^^;
カレンを自分の財力・知力など総力を結集し、数ヶ国語を操り、サバイバルも出来、学位も複数持つDeki女性に育てたのにマヌケに「そのうち困ってワシの元にカレンは戻ってくるわ~い」とか呑気にボケている有様(笑)。
カレンのどこに困る要因が?!(笑)

そんなこんなで、あのウォーロードとの別れから2年が経過していましたとさ。
すっかり男性に懲りたカレン、枯れまくりの私生活を抱えて干物女の道をまっしぐら・・・なところに、ある日、招待客であるコンピューターゲーム開発者で青年実業家のエイドリック・ワイルダーが現れる。
瞳の色が全く違うが、何故かウォーロードを彷彿させる彼からアプローチされて悪い気はしない。
イケメンだし、ちょっとリハビリがてらに・・・と、チュウした途端に、相手の正体に気付く。

こーのー、ひとでなしの山賊がぁぁーっっ!!(バチーンッッ)

・・・ガチでビンタです(^^;
しかし、ここでまたもバリンスキの追跡隊の邪魔が入り、ヒョウに化けたのに相手のヘビに噛まれたりして大騒動。
とにかくイコンを、ワイルダー家の下に運ばなければ、って事でエイドリックの自家用飛行機でここは逃亡する事に。
ヘビの毒にやられ、弱りきっているエイドリックを乗せ、飛行機を操縦するのはもちろんしっかり正式に免許持ちのカレン(笑)。
こんな緊迫した展開なのに爆笑だったのが、カレンとエイドリック、つまりイコンを追ってくるバリンスキ一味がオオカミに変身し、飛行場まで二人を追いかけてきたところ。
女が運転しているんだ、所詮は女、本気で自分たちを飛行機で蹴散らす事なんて出来っこないぜ、とタカをくくっている彼らを 「女だからってなるんじゃないわよ」と顔色ひとつ変えずに機体を素早く動かして一匹を飛行機の車輪でぺしゃんこに轢いた 場面(核爆)。
しかもカレン、再び機体を方向転換させて残りバリンスキ印オオカミを追っかける素晴らしさ!(爆)

そこから決死の逃亡サバイバルが始まるが、ヘビの毒を吸う為にエイドリックの血を口にしてしまったカレンは彼とシンクロしてしまい、彼の空白の二年間のフラッシュバックを見る事になる・・・。
捕えられ、強制労働の為に地下洞窟に閉じ込められ、バリンスキの一人に拷問じみた体罰を受け続け、恋に溺れてしまったせいで仲間を道連れにしてしまった後悔や苦悩などが交錯する様が本当に淡々としていて逆に怖かった。
そんな中でも、カレンへの思いが溢れていて、何というか・・・ストレートすぎて照れてしまうぐらい。
彼女の元に戻る為に、と闇と決別し、死に物狂いで脱出。
そこからは、ひたすら彼女への道を紡ぐが如くの大車輪っぷり・・・しかし、山賊しながら裏で手堅く貯金し(しかもスイス銀行)、更に財テクしていたってのが、何と言うか、ドット作品のヒーローらしいあっけらかんさか(^^ゞ

クライマックスの、まさか?!のジャクソン父ちゃんを追加してのワイルダー三兄弟とバリンスキ一味との対決の末に傷つき、瀕死となったカレンにしがみつくエイドリックはもう駄目すぎた。核心犯で泣いてしまうよ、あの必死の懇願っぷり。
まぁ、死なないんだろうな、と思ったけど、それでもあの数々の科白はすごかったです・・・真摯で、あの宗教心とは無縁のワイルダー家の者と発せられたが故に重みがあったし。
イコンは、渡るべき人物の手に渡る、というお約束通り、この二人に未来が描けるようになった。
もう、この二人のロマンスがどのシュチュエーションでも最高にメロメロもんで・・・しかも、今頃気付いた。
包み込みヒロインの、癒しものだったりするのよね(^^ゞ

「わたしのイコン」。
そう、この本のラストになって、今までずっと気になっていた事をジャクソンと、継子のカレンが口にして再度指摘してくれた。
ワイルダーの息子たちの愛する女性たちがイコンを探し、手にする事を。
ここまでに集まったイコンは三体。
そして、残る一体を残し、ワイルダー家唯一の「娘」であるファイアバードが衝撃の言葉を口にして終わる。

・・・何て終わり方だ!
読者を煽り過ぎだわ、ドットってば!
早く、早く続き出さないと暴動もんですよーっ!!
沢山の伏線をどうまとめるのか、どういう大団円を迎えてくれるのか、本当に最終巻が楽しみでなりません。
ヒーローは、ええ、『彼』だよね(ニヤリ)。
一日も早く出ますように(-人-)
レンタルショップの会員更新の特典で一枚タダで借りれるというので、丁度返却されていたこちらをレンタル。

いやー、金曜ロードショーのオンエア版を昨日見直していたから、その差は歴然とアニメにさして詳しくない私でも初見で分かりました。
新カットもかなり追加されているし、何よりキャラクター、モブ、背景など全てが見やすい彩色となっているのだ。
ま、いくら日本テレビさんが地上デジタルのハイビジョン放送していたとしても、元がデジタルリマスターされていないEVANGELION:1.01版のテレビ用焼き直しなので仕方ないんだろうけど。

今まで「デジタルリマスター処理」って漠然にしか分かっていなかったけど、これを見て「なるほど」とまではいかないが、今までより理解出来たような気がしました。

でもね、やっぱりあのダークでアナログな香りの中に前代未聞なアーバンストーリーを詰め込んだ初期テレビ東京版がなければそんなこんなも語れない。
たとえ端っこが地デジだと切れてしまうアナログ画面だとしても、目がチカチカする地下道まっしぐらな画面のオリジナルに勝るものはない、と言ったところか。
だからこそ、「今」のタイミングでの一斉再放送にニーズがあるのか(笑)。
最近のマイブーム
画像の クロワッサンメロン です(笑)。
カスタードを生地に練りこんで焼き上げたデニッシュにビスケット生地を巻き込んだメロンパンのクロワッサン形のパン(^^)

ファミリーマートのオリジナルブランド「こだわりパン工房」のなの(^^)

明日の朝食用に、とか何とか週1~2回は補完計画着々発動中(笑)

甘いもの好きな方、メロンパン好きな方は一度どぞ♪

+余談+
のんびりした一日の終わりに、やっと届いて●日経過した本の包みを開けたり(笑)。
とりあえず思ったのは、リサ・クレイパスの新刊は次回本への多大なるネタバレ本(順番入れ替わって2冊目が先に出た。笑)なので、このまま次が出るまで凍らせておいて見なかった事にすべきか、という事ぐらい(^^ゞ
無難にマッカーシーの方に先に手をつけました・・・ぼちぼちと進んでますが、猫パンチ場面を見て、某俳優を思い出しました(爆)。
カレン・マリー・モニングのハイランダー・シリーズ五冊目、読了~。
前作と主人公も双子なら内容も双子な1冊(笑)。

そんなこんなで、今回は前作ドゥルスタンの双子弟ダゲウスのお話。

前作ラストにて、シルヴァン父ちゃんの衝撃の手紙という爆弾を落とされたドゥルスタン兄ちゃん。
ただし兄ちゃん、頭に血が上るとどうもヘタレ度がアップするらしく、肝心な部分を読まずに 食べちゃった~♪(by黒ヤギさん。爆) ポイ捨て!
・・・ああ、これがまさか混乱の一因になるとは(^^ゞ
思うに、ここん家の災難体質最右翼はこの長男ではなかろうか(笑)

そんなポイ捨てはつゆ知らず、自分の中に古の邪悪な魂を13匹も飼う羽目になったダゲウスは、現代のニューヨークでせっせこ古い文献を漁り、この呪いを解いて元の自分に戻るべく随意・・・泥棒中(^^;
そうだよな。どう考えても持ち出し禁止の国宝級の本ばかりであろう、一部マニアにしかウケなさそうな学術専門書ばかり。
押しても駄目なら引いてみな、引いても駄目なら盗んじゃえ!みたいな。
ここで、とある本が必要になり、とある美術館に賄賂がっぽりで依頼したところ、快く(?)承知してもらえる事に。
ただ、そこに勤務する無類の本オタクで古代の遺物マニアである職員クロエは違った。
まぁ、どこの成金のオッサンが(私の)大事な書物に傷でもつけやがったらどーすんの?!
モノ食いながら、ペラ読みして油汚れこすり付けする阿呆だったらどーすんのっ?!とばかりにおかんむり。
せめて、私自身がこのお宝を配達し、そのオッサンにクギを刺さねば!!と、意気込んで宅配モード。

そんな事とはつゆ知らずなダゲウス、その直前に偶然街で見かけたクロエに一目惚れ(^^ゞ
ややっこしいもん抜き!な、運命の相手を見つけた時のマッケルター一族の男の萌え萌えスイッチ入った状態で妄想大暴走。
しかし、この身はもしかしたら時空の狭間に消えるかもしれないし、あと数日いる程度の仮の住まい・・・ここで彼女を見なかった事に、と諦めようとする。
・・・飛んで火にいる夏の虫、ならぬ這ってベッドの下にいる遺物マニア・・・まさかそのクロエが自分ちのベッドの下で格闘しているとは!
わ~い、ラッキー?!(笑)

知的で専門的なこの二人の丁々発止のやりとりが最高に楽しい。
だんだんと己の中の邪悪なものに侵食されつつあるのは十分自覚しているのに、クロエの為なら我慢も出来るし頑張れる。
いやー、そんな強がりなダゲウスの、垣間見える弱いところが、セクシーダイナマイツなところ以上にグラッとクロエを揺さぶる描写は、読者の心もわし掴みもん。
だが、モニング作品はついついヒーロー中心に読んでしまうんだが、ヒロインが負けてないんだよね、いろんな意味で。
とにかくキャラがたってるし、強くてカワイイんだ。
今回のクロエも、ダゲウスではないが、思わず微笑ましくてハグりそうになっちゃうぐらいキュートなのに(盾に向かっての告白予行演習なんて、ダゲウスでなくても可愛すぎて悶えました)、肝が据わっているというか。
自分で「好奇心がすぎる」とは認めているが、それでも惚れた男の為なら!と、いかにも怪しいストーンサークルに飛び込む度胸ったら(^^ゞ
ま、いかにもマッケルター家向きだな(笑)。
しかも愛読書が、モニングらしく完全に読者を喰ってるが(笑)、その共通点が兄嫁とリンクしているあたりもキターッ!(爆)

マッケルター一族は相変わらずステキさんですが、今回、ことのさん的にはシルヴァン父ちゃんかな。
とにかく、父ちゃんとクロエのシンクロニティっぷりがツボ(笑)。
そうなのよー。本好きから見ると、本を丁寧に扱ってくれる人を見ると本当に嬉しいんだよね、父ちゃんがクロエに感じたように。
オタク類似っぷりとか、ユーモアセンスっぷりとか、何か実の娘以上だわ。
また、仙人のように思えた父ちゃんが、本当は父親として双子の片方をえこひいきなんてしちゃいけないって分かっていても、自分の愛の大部分は不器用な末息子のものだ、と告白する場面にうるり。
また後妻ネルさんへの純愛といい・・・うるうるり。
そして、そんな乙女系のシルヴァン父ちゃんをがっつり守っているDeki嫁のネルさん、今回はその有能っぷりが炸裂(笑)。
おめでた中のグウェンとドゥルスタン夫婦は、今回はカメオ出演に近かったけど、二人のその後が見れて満足。

とにかく、あのボリュームで喜怒哀楽が全て詰まっていて、もう泣いたり笑ったりと大満足な1冊でした。
ダゲウスの幸せなエンディングを心から喜んで・・・って、まだ出てくるんだったよ(笑)。
とうとう次回は本命ですぜ、皆さん。
そうです、アダム・ブラックが満を持しての主人公でございまーす!
もっともね、発売当初はすんごくもめたのよね、この本のクライマックスと結末には(^^ゞ
ことのさんは「あ、それもありかなー。でもちとモニング節から考えると残念な気も」とは思った。
・・・久々に読み返すか。あ、でも馬鹿ファンだから私、予約してハードカバーで買ってたんだ・・・本が重いよ(爆)。
第一回目、さっそく鑑賞・・・そして、あっさり脱落決定!(爆)

えーっと、何だろう。
あの、名前がバルトとかマリアとかいかにも外人なのに、あえて怪しい漢字当て字しまくった怪しい一族の羅列を見た瞬間に、かつて日本人作家が無理して背伸びしてハーレクインの世界を日本人キャストでやろうとして玉砕したサン●オ・ニューロマンスの居心地悪さを思い出した(爆)。

そして、マリアのあの口癖が、彼女の母親でなくても癪に障ってイラついたのがとどめか(爆)。

そんなこんなで、今クール開始のアニメで「これは見よう!」と思った二本が初回脱落確定となり、見事に新アニメ追加なく、前クールから続いているもの以外のHDD容量は海外サッカーの新シーズン開幕まではエヴァ一斉再放送の為に確保される事となりました。
めでたしめでたし! > 何か違うし!(^^ゞ
クリスティーナ・ドットの新シリーズ「ロスト・プリンセス・トリロジー」の1冊目、読了~♪
やっぱ好き好きドット節!(笑)

心と体に傷を負って戦場から帰還したスコットランド貴族ロバート・マッケンジーの治める領地にある日、一人の美しい女がやってきた。
その女・ボーモンターニュ王国の二番目の姫君クラリス。
祖国は革命の騒ぎで英国に三姉妹で英国に渡ったが、国との連絡が途絶えた挙句路頭に迷った貧乏姫君。
末っ子姫エイミーを相棒に、王室秘伝の美容クリームを売って糊口をしのいでたどり着いた先がこちら。

・・・というか、この作家、たまにすんごい突き抜けたお茶目さがあるんだが、この作品でも抜群。
ていうか、ロマンス本多くを読んでることのさんですら、こんな姫君はお目にかかった事がない。

ガマの油売りよろしく口先三寸で顧客を言いくるめ美容クリーム叩き売りの実演販売行商する高貴な姫君(爆)

いや、このクラリスの商売人っぷりが拍手喝采もん!
お金持ち寄宿学校から叩き出され、裏切り者に騙されてまだ少女だった彼女が妹の分の食いぶちを稼ぎ、いつかは祖国へと・・・と希望を捨てず、火事場の馬鹿力で雄々しくやりくりしていく様は天晴れ!
こんなまぶしいぐらいに活き活きしている彼女の元、マッケンジーのお屋敷の皆さんがだんだんと生気を取り戻していく具合が、家族のあり方とかを絡めて描かれていく。
とにかく一目彼女を見た時から、自分のものにしたくてうずうずしているロバートが、素直になれないところがまたかわいいんだよな(笑)。
どうせ彼女は嘘吐きの詐欺師で、姫君なんて嘘八百に決まっている!!とか最初は思っていたのに、所詮は根が正直なキャラの多いドットの書くヒーローらしく、改心もあっさり(笑)。
ロバートが自分自身を取り戻す過程ですら、雄雄しく気高くそして愛らしいクラリスががっつりサポート・・・いや、リードしているし!
いつも思うよ、ドット作品のヒーローの乙女度の高さとヒロインの兄貴度の高さってのは(爆)。
今回も、悪人に捉われて絶体絶命だったお姫様だが、一対一の対決で拳でボコられても負けずに 尿瓶を蹴り飛ばして威嚇、一旦身を潜めて、最後に体当たりでどついてあの世送りに という・・・尿瓶・・・尿瓶て・・・(^^;;

そんな兄貴な女性は他にもいたりするし。
最初は内気で影のようにいたロバートの姉ミリセントとか(^^ゞ
クラリスとの出会いがきっかけで本来の自分を前面に出すようになってくると、かつてより片思いしていた男前の貴族に声を掛けられる事になったり。
普通のロマンス本なら、ここで生まれ変わったように活き活きとした彼女はその男性とハッピーエンド・・・となるが、そこはドット。普通に終わらなかった(^^;
ミリセントの本性(笑)が、その男の箸にも引っかからない人間に深みのないところ、会話の質の低さが鼻にひっかかる、とばかりにいきなり憧れのイケメンの存在を軽く斬って捨て(笑)。
余りのミリセントの容赦なさ具合と、そのアテ馬っぷりに爆笑でした・・・(泣き笑い)。
挙句、おとなしかった筈のミリセントは本性のまま、本能のままに人を操る能力を今まで以上に開花させてしまい、最後にはエディンバラ社交界の黒幕的存在にまで上り詰める羽目に!(爆)
ああ、こんなカンジで細かいところまで笑えましたよ。
三姉妹の幼馴染にて、隣国の皇太子レインジャーの女傑難まっしぐらな運命とか(^^ゞ

かといって、笑いばかりではなくって、王室を嫌い自由を求め消えたエイミーの為に、自分が祖国に帰ってレインジャーと結婚しなければ、とロバートと悲しみの別れを決意するクラリスとか、泣ける場面もあり。
その緩急がたまりませんね。
ああ、本当に笑いの中に涙あり、みたいな。

2冊目は末っ子エイミーの1冊。
ドットらしく、この本のラストでとんでもない一行で終わっていて「早く読みたいーっっ!!」って気分になりますね。
ええ、ホンマ早く読みたいです!!
来月の新刊予定が出ましたんで、覚え書き毎度。
・・・あれだけ別場所で逐一追加更新しておいて今更、って気もするんだが(^^ゞ
(さっさと九月分作成突入か。笑)

ぶんか社 フローラブックス
抱擁は薔薇色の闇にとけてヴァンパイア・ラプソディ キャシー・ラヴ
あなたの愛に射抜かれて恋する女スパイ(2) ジェンナ・ピーターセン

ヴィレッジブックス villagebooks
GONE(原題) リサ ・ガードナー
イヴ&ローク21 SURVIVOR IN DEATH(原題) J・D・ロブ
FOR THE ROSES(上下)(原題) ジュリー・ガーウッド

オークラ出版 マグノリアロマンス
ハイランドを遠く離れて ジュリア・ロンドン
深紅のキス ララ・エイドリアン

宙出版 オーロラブックス
翡翠の女神の甘い誘惑 ジェニファー・アポダカ
放蕩貴族の恋の賭け パトリシア・ワデル

ランダムハウス講談社 ランダムハウス講談社ロマンス文庫
淑女と罪深き囚人 キャリン・モンク

ソフトバンククリエイティブ ソフトバンク文庫NV
終わりなき愛 キャスリーン・E・ウッディウィス
すみれ色の瞳に恋して パトリシア・グラッソ

竹書房 ラズベリーブックス
ハイランドの炎に掠われて ポーラ・クイン
誘惑の月が満ちるとき ジャクリーン・フランク

ハーレクイン社 MIRA文庫
放蕩貴族ナイジェルの窮地 ヴィクトリア・アレクサンダー
プルメリアの眩惑 サンドラ・ブラウン

原書房 ライムブックス
天使の罠にご用心 スーザン・イーノック

扶桑社 扶桑社ロマンス
ハイ・ヌーン(上下)(仮) ノーラ・ロバーツ
テンプト・ザ・デビル(仮) コニー・メイスン

二見書房 二見ミステリ文庫
サマー・スマイル(原題) アイリス・ジョハンセン
ア・キス・イン・ウインター(原題) スーザン・クランダル
グッドガール・ゴン・バッド(原題) カーリン・タブーク


・・・何か、自分の本棚の日本語化がどんどん進む今日この頃(笑)。
リサ・ガードナーは勿論だけど、ジュリア・ロンドンのシリーズとウッディウィス、どっちもあるでよ・・・しかしハイランドものバブルも続くなぁ(^^ゞゞ

来月のガチは勿論リサ様。
原書発売当時、一行一行に口がぱくぱくぱくぱく呼吸困難で鯉のようになってしまった記憶があるんだよな、この本。
なぜ、どうしてクインシー達は素直に幸せのレールに乗れないの?!と、何かそこらにあるものをボコりたくなるぐらいの切ない開始から、リサお得意のリミット迫るすごい展開に!!
うは。前作でマックとくっついた娘っ子キンバリーも参加のガチ本ですんで是非とも!! > ことの @ 販促活動中

いやー。早く最新刊まで来てほしいのよ。
命がけで走る妊婦キンバリー、伊達男クインシー、とうとうじいちゃんか?!とかさ(爆)。
あの前野さんのCOOLな訳でチェキ!なワケさ。

そんなこんなでウッディウィス、キャシー・ラヴ新シリーズも勿論即買い。
続編、シリーズものなども押えるものは確定。
ロブ、ララ・エイドリアン、パトリシア・ワデルか。
クランダルは正直、2冊目が出るとは思わなかったんだけど・・・デビュー作が佳作なんだがいかんせん、褒め言葉でない方の地味本で(^^ゞ
ノーラはHighNoonか・・・新訳再版が挟まったから夏ギリギリになった(笑)。
次がTributeとなると・・・ぬ。トリロジーは来年に順延か(^^ゞ

ま、ぼちぼちと。
不景気だし、物入りだし、台湾のグルメ貯金もしたいしさ(笑)。

+余談+
毎度お馴染みの穴埋めーず。

http://cool-book-new.seesaa.net/article/121371502.html

昨夜のうちに埋めておいたんだが、ふと気付いた・・・サンドラ・ブラウンの懐かし本リプリントだけデータ貼り忘れてた(笑)。
初稿はあくまで初稿、推敲必須だが、今回は割にイイとこついてるかもよ(笑)


選挙の日曜日~
そんなこんなで日曜日。
本日は県知事選挙なので、投票に行ってきました。
午前中も早いんで閑古鳥状態・・・投票所がワタクシの貸切状態でしたよ!(爆)

今日は一日何もせずにまったりだらだらダラックマ~(^^ゞ
ランチは画像の通りだらだらに「チャーシュー抜きにんにくラーメン」です(笑)。
これ食べながら金曜日、地上波で映画版エヴァ放送後、深夜に開始された一挙再放送の録画分を見たりするオタク万歳な週末(笑)。
テレビ放送最初の分だからデジタルリマスタもしてなくって、いろんな意味でキターっ!(笑)
だって、地デジ高画質録画でアナログ画質見てるんだもん(^^ゞ
端は黒く切れてるし。
ああ、この分見るまで我慢してミサトさん版ラーメン置いとけばよかった(既に食ってしまった。笑)。
ま、まだATフィールドスナックはストックあるから、今度まとめて週末に見る時のおやつはアレだな(^^ゞ

新アニメは、昨日から開始の『化物語』見たけど初回脱落決定・・・豪華声優陣もすごい伏線の山も、どうも駄目みたい。
この作品は微妙に私の地雷のようなのですよホホホ(ちーんっ)。
お友達が、テニミュ落選でシュンとなっているワタクシに「元気の出る箱(仮)」を派遣してくれるらしく、虎視眈々のラインナップ選出中の模様。
あうあう、嬉しい悲鳴だが、んでは現在借りている萌えDVDを見ねば!!と、久々のハシゴ!!(笑)

で、見たのはこちら。

ハッピィ★ボーイズ ~幸せのレシピでございます、お嬢さま~ FILE1~3

いやー、もう、これはハピボ見ている人なら悶絶ものですね!
六角がメンバー欠けてしまってもう、あの六角中が二度と見れないと凹んでいるので進藤くんの笑顔がまぶしくて涙ぐみそうに・・・(オバサン、涙腺もろくて駄目だわ)。
あとブログ読んでるファンにはたまらんネタリンクも多々。

しかし、加藤くん、いいなぁ・・・。
あの空気読めないマイペースっぷりが・・・(笑)。
でも、加藤くんが掻き揚げをソースで食べてるのに、皆「ええっ?!」となっていたけど、あれってそんなにドン引きなのかしら・・・。
ことのさんも加藤くんと同じでウスターソースで食べるの大好きなんだけどなぁ(^^ゞゞ
今週は余りにすごいニュースが多すぎた。
フランス代表にてリーグ・アンの得点王、リヨンの大黒柱のカリム・ベンゼマがレアル・マドリードに移籍!!とか、思っていたら、更に驚きのニュースがこちら(^^;

ニューカッスルは2部降格だし、契約終了しているからオーウェンの去就はこのオフの目玉の一つだったとはいえ、カカとロンのレアル巨額移籍に脳内からほぼふっ飛んでいたのも事実(^^;

しかし、マンUか・・・。
そうか・・・そうなのか・・・。
マンU、ベンゼマを狙っていたのでは?(^^ゞゞ

来週も更に動き、ありそうだね。
ここにきてセスクのバルセロナ移籍話やら、ベンゼマが抜けたリヨンにファン・ニステルローイ加入話だとか、テベスのマンC移籍話、ピルロの移籍やらがかなり本格化している話やらが毎日情報更新状態。

ていうか、大丈夫なんかいアーセナルよ・・・。
セスクにそんな話が出てくるって、火のないところに噂なんて立たないんだし。
でも、今のバルサの中盤、シャビやイニエスタの確固たる地位にセスク加入って言われてもなぁ・・・どうもなぁ。ピンとこないよ。

ところで、リヴァプールはドッセーナ、放出するの、やっぱ?(^^;;
アルベロアがスペイン復帰希望しているし、こっちも何だか慌しくなりそう・・・かな?(笑)
携帯でおしゃべり~
携帯でおしゃべり~
やっときた週末、ぼんやりMステで福山くんを拝み、ふと同じく出演していた東方神起を見て、韓国アーティスト大好きな某友達を思い出し「そーいえば●●さん、元気かしら~。また電話してみよう」と思ったその後。

エヴァ映画版をテレビで見よう、とチャンネル変えたところに携帯が。
着信画面見たら・・・あーらら。念力かしらん(^^;
●●さん本人でした(笑)。

何でも明日、別の韓国アーティストの来日公演の一般販売があるとの事で、チケ取りについてご相談。
で、丁度ネットつないでたし、ぴあ画面見てみた。
・・・電話は特別番号、他に明日発売のラインナップの凄まじさに「あわわ(@@;」となっていたところ、気になった事が。

「●●さん、確か、アナタの職場ってぴあSPOT、あるよね」
「うん。あるよ」

・・・これ、店頭販売なし、っていう注記がないの。
つまりは、職場内ぴあに行くのが一番てっとり早いのでは(笑)。

チケット発券しか利用した事ないらしく(笑)、店頭発売の際のあれやこれやを説明したら「・・・今日、仕事帰りに寄って直接聞けばよかったんだよね、つまり(^^;」と・・・あはは、そう(笑)。

でもいいなぁ、職場内にぴあ店舗! > ことのさんにはむしろ毒気が過ぎるのでは(爆)

いろいろ話していると、やはり韓国通。
テニミュのコン・テウくんにも詳しいんだわ~。さすが!
韓国に観光、という気にはなれないが、彼女にコバンザメでくっついて行ったら美味しい食べ物とかガイドしてもらえそうだな、とか思った。
・・・それを可能に出来るマイル持っているといらん欲が出ますな(笑)。

・・・気付けば、一時間以上、アホ話してました(^^ゞゞ
エヴァ、綾波のパンツ生着替え場面まできてるじゃんオーマイガッ!!(^^ゞ

+余談+
お友達が最近、ベランダ園芸に凝っているご様子で、自宅のミディアムトマトを気にしてらっさる。
22個もついてるのに熟れない!!と(笑)。
で、どんなカンジでグラデーションになり熟れるかというのを今朝、我が庭先のプチトマトたちを撮影して写メってみた(笑)。

画像はそれなんですが、品種が珍しいのらしく(母が今年はじめて挑戦した種)、尖ってますよ。とんがってますよ!!ツンツンですよ(爆)
一日1~3個ぐらいのペースでどんどん熟れるので、お弁当のおかずに毎朝収穫した採れたてを入れてます(^^)
便利なのよねー。スペースすぐ埋まるし、第一、トマトは私の大好物(^^)
毎日毎食トマトが出ても飽きません(笑)
キンバリー・ローガンの初翻訳にてデビュー作、読了。
久々に「佳作」と呼ぶべきであろう、小ぶりながらしっかりした作品に出会えた気がします。
そうですね。ことの風に言うなら「地味本」 > 褒め言葉です(笑)

帯の謳い文句そのままに、まるでディケンズの世界がロマンス小説に成り代わって登場した、という印象すらするとてもよく出来た作品です。
というか、デビュー作でこんな落ち着きを全体からかもし出すこの作家、何者?(^^ゞ

母親を暴漢に殺され、その時に母を守れなかったという後悔を抱えてきた伯爵家の子息トリスタンは最近、父親を亡くし爵位を継承。
年の離れた妹エミリーの後見人を任されたはいいが、その妹が家出。
捜索の為に貧民街に詳しいというロザビィ子爵未亡人ディアドリに協力を求める。
そのディアドリは、かつて、トリスタンの母親殺害事件に関わっていた過去を持っていた・・・という、すごい因縁と運命の絡み合う展開のお話。

どっちかというと、ドロドロを想像していたんだが・・・何だ、この清々しく、時にはメロウなすごい絶妙な按配は。
過去、犯罪に手を染めずにいられなかった生い立ちのディアドリの、何と雄雄しいことか。
その事に目を背けず、子爵夫人になってからも、自分のルーツは忘れず、影ながら奮闘する様が活き活きとしている。
何より弱者の味方で人の話を聞くし、かといって極端に走るワケでもなく、経済観念なんかもばっちり・・・ああ、あったよな。クレイパス作品でかつて、自分の意見が一番!とばかりに、経済観念もない偽善者ヒロインが相手の事も後の事も考えず、福祉という名のいい人ごっこに酔っていた作品が(笑)。
それに比べると、雲泥の差ですよ、このディアドリ。
小さな事からコツコツと、ってカンジ。
若いのに修羅場をくぐりすぎたせいか、すっかり姐御・・・なのに、中はかわいい少女のまんま。くーっ、このアンバランスさにトリスタンでなくても、怪しい噂てんこ盛りだろうが堕ちますってば!
傷つきやすいトリスタンを丸ごと包んで、それでいてたまにディアドリが折れそうになったところを今度はトリスタンが助ける、みたいなすごいバランスです。

ディアドリが物資やら食料を援助し更正補助している少年スリ団に、間一髪のところをトリスタンの妹エミリーが救われたり、そこでスリ団のリーダーの少年ピーターと身分違いながら運命の出会いをしちゃうところとか、本当にベタだけど上手い。
下町の住人も貧乏で食うのにも困っている有様なのに、非常にそんな様すら活き活きと書かれていてテンポもいい。
根っからの貴族であるトリスタンが、たとえ従者の格好をしてもかもし出すオーラは消せなくて借りてきたネコ状態だったりするところもナイス。

過去の因縁が、二人の命をおびやかす事態に陥るクライマックスまで、ロマンス部分も秀逸なのだが、それ以上に家族愛、それにまつわるやり直し、和解などもしっかり書かれていて満足。
しかしディアドリ・・・トリスタンとエミリーの危機に際し、下町の有志を一喝してかき集め、自ら先頭きって救出に向かうって・・・もはやトリスタンとどっちがヒロインか分からなくなってきたぞ!(爆)
トリスタンを救う為に、悪人の凶器前に身をさらしたのも、ヒロインよくありがちのはかなげな「いやーっ、やめてーっ」っていうより「私のダーリンに何すんのよ、このハゲ頭!!(怒)」ってカンジが(^^ゞ

赦し、慈愛など、とにかく古典を読んでいる気分にさせてくれる引き締められた緩急の効きに拍手。
脇役も悪人までとにかく個性的で、キャラ造詣もなかなか。
でもって、ロマンス読みにも納得して頂けるホットな場面もいっぱい(笑)。
いやー、何だかんだいってもお互いメロメロだし(^^ゞゞ
手堅い、それでいて地味な中にてんこ盛りで楽しませてもらいました。
大満足ですよ、これ(^^)

それで、この作品・・・続編があります。
ああ、嬉しい!
翻訳も決まってて二倍嬉しすぎるわー、この作品の中で 青田買いな私の好み直球ど真ん中! の、スリ少年のピーター・クイックと、今回のヒーローであるトリスタンの妹エミリーのロマンス!!
今回の話の中でも、既に「小さな恋のメロディ」状態でラブラブきゅんきゅんなんだもーん♪♪
リサ・マリー・ライスの大型ワンコよろしく「天使さま」だもんね!!
ああ、ディケンズの『大いなる遺産』のようなモチーフで、ときめくじゃないの~、なここから八年後の世界。
いやはや、今から楽しみです(^m^)
さて、本日から7月。
梅雨まっただなかだけど、やはり夏なので虫が多い・・・(ーー;

で、よくCMで見るこれを購入してみました。
丁度ドラッグストアで目玉商品になっていたのもあって。
しかしクールミントの香りってなっているが、開封した瞬間に「これ、キンカン か?(^^;」と思った(^^ゞゞ

で、リビングの網戸のところと自分の部屋の網戸のところに設置。

結論から言うと、蚊以外には効くよ、うん って事です(笑)。

とりあえず、これを常時設置、あと夜は水性リキッドの無香料タイプを併用予定。
でも至近距離で嗅がない限り、確かに涼しげなカンジで良いかも > そもそも最初にそんな至近距離で嗅いだのが間違い(爆)
すっかり定番シリーズとなっていますヴィレッジブックスの「キス・キス・キス」シリーズ7冊目、読了~。
いやはや、暑い時期に熱い話・・・心頭滅却すれば火もまた涼し の通り、どうしてもこの時期の本はいろんな意味でストレート(笑)。

三本の話の中で一番短いけど、一番お気に入りだったのはやはりロリさん。
タイトルロールにもなっています。
しかし、何で「チェリーな気持ちで」なんて邦題なんでしょ、と本編読んで・・・ぷぷっ。確かにこのタイトル、納得だ(笑)。
でも、ロリさんの書くヒーローって大抵がエッチで男前なプレイボーイだけど、絶対譲らないのが「自分の職業に誇りを持つ弱者の味方な働き者」ってのね。
職業の種類は多岐にわたるけど、それは共通項。
今回のケアリーはお医者さんだけど、とってもステキ。
解凍系な看護士のノーラに対してのあれやこれやが、何というかそのまんまだが暖かさで溶かしちゃうぞ~的な(照)。
あ、この話で読んでてどうしても笑ってしまったのが、ケアリーの親友にてノーラの雇い主医師の名前。
「アクセル」 > どっかのバンドのボーカリストのあのシャウトが頭にぐるぐるしました(爆)。

ナンシー・ウォレンの作品は、事件に巻き込まれた超真面目な会社勤めのヒーローと、これまた不本意ながら事件に巻き込まれた女探偵ヒロインの凸凹珍道中ロマンス(笑)。
このボリュームで、相変わらず良く作りこまれていて、それでいてキャラ造詣も抜群。さすがウォレン。
ウケまくった数ある小道具の中でも、今回のダントツは、今や死語ではないかと思われる二人が逃亡中に宿泊せざるをえなくなった場末のモーテルに設置されていた 回転ベッド ですな(爆)。
そんな二人、ラスベガスのFBI支局にたどり着く為に潜り込む事になった、ラスベガス行きの観光バスが実はお年寄りグループの貸切状態だったというところからは、珍道中に拍車がかかりまくり、笑いが止まりませんでした(笑)。
おじいちゃんおばあちゃん達に言いくるめられ、偽装カップルの筈だったのに本当に結婚しちゃう羽目になったり(^^;
でも、これ読んでて思ったのは「亀の甲より年の甲」つうか・・・最強お年寄りグループでしたな。拍手喝采もんです。悪人たちもタジタジですよ!
そんな最強グループの中でも、キング・オブ・じいちゃんのノームさんの名科白は何といってもあれだな。
これほど悪趣味なスーツを着るのは悪党だけだからな 」(爆)

残る1本、ジェイミー・デントンですが、これは警官同僚のヒーローとヒロインが彼女の恋愛スキルアップの為に秘密のレッスンをする・・・とかいう、何かどっかで読んだようなカンジの話。
とにかくヒーローのジャクソンがとってもいい人で、プレイボーイながら妙に律儀で真面目で、何より彼女を大事にしているのがよく分かる分、どうもヒロインのイーデンの頑なさがちょっと鼻についた、ともいえる。
過去に縛られ、母親のようになりたくない!!とかいうトラウマ持ちヒロインらしい言い分なんだが、いかんせん本音と建前的な言動が見え隠れし、何より余裕がないヒスっぽい態度に、読者サイドとしては読後、ちょっと気持ちがささくれ立っていたように思えた。
何より、人にモノを頼むにしても、潤滑剤プレイとかそこまで極端に走らなくても・・・と、ちょっと残念なエッチ上等!!な読後感の話でした(笑)。
こういう時には決まってことのさんはこんなコメントを残すんだよな。

ジャクソン、考えなおせ!! 」とか(笑)

つまりは、どうも最近、残念なヒロインが多い、という事か(^^ゞゞ
滑り込み~
もう6月も明日で終わり。
さて、お友達のサイトであったプレゼントに当選したのが唯一、と思っていた今月の懸賞運ですが、まだ終わってなかったみたい(^^ゞ

本日到着したのがこちら(画像参考)

サントリー 角ハイボールセット

今年はアルコール当選運が高い模様(^^ゞ

この特製ジョッキ、ハイボールを作る為に設計されたものらしく、目盛りというか目印がきちんとあるの。
ウイスキーをここまで、ここからソーダ、みたいな。
いや~、これって 私の部屋に常備されているスコッチウイスキーの為のプレゼントのようでないのホホホ とか思ったり(爆)。

「いやー、懐かしい。最近、こんなの飲んでないなー」と、父ちゃんが小瓶を見てました。
あげますよ、ええ(笑)。
ソーダ付き、レシピ付きのいたせりつくせりセットだし(笑)。

+独り言+
今回の当選品、見た瞬間、別の意味で大ウケしました(^^ゞ
お友達の皆様、よーく画像見て「あ、なーるほど!」と笑ってみて下さい。ええ!(爆)

この週末は雨じゃなかったのかしら。。。
全く雨なんて降らないもんだから、今朝は布団干せてしまったわ。
ほら。今朝のテニミュ一般販売も 瞬殺 だったから時間もあったしね・・・余りに悲しいから、無言でPCのカバー外してファン周りの埃を綿棒と爪楊枝でお掃除しちゃったぐらいよ ┐(´-`)┌

ちょっと買い物に出かけたら、お店前にハバタンがいたので和んだけどね。うん。
画像のようなハバタン、来週ある兵庫県知事選挙のキャンペーンの為にこのクソ暑い中をお仕事中よ。
選挙権のないおチビさん達のが食いつきは良好で複雑だと思うよ、ハバタンも(笑)。

帰宅してから、もういらんだろ、と小型加湿器を拭いて箱にしまって押入れに。
新型騒ぎでギリギリ先月末まで使ってたよ・・・いやー。いいモンもらったわ、今となっては、と何回思ったか(^^ゞ

ああ、また一週間。頑張って仕事乗り切らないと。
でも、あと三日で7月か~。
早く9月にならないかしら > テニミュ行けなくなったら夏は本当にどうでもよくなったらしい(^^;

+余談+
そういえば、昨日の日記に書いたダレサンドロの本のあとがきにあった「 Noblesse Oblige 」と見て、「あ、 ジュイス じゃん!!」(by『東のエデン』)と思った己の脳内配線を心配しつつ(笑)
いいんだけど。
多聞にしてワタクシの脳内配線は 年齢詐称疑惑 やらいろんな疑惑がかかりやすいものらしいから ┐(´-`)┌
ジャッキー・ダレサンドロのメイフェア・シリーズ2冊目、読了~♪
今回も前回に負けないラブラブきゅんきゅんっぷりに萌え!でしたわ。大満足ですよ。

今回の主人公は、1冊目でも伏線のあった前作ヒロインの姉で子爵未亡人キャロリンと、前作ヒーローの親友にて放蕩貴族と名高いサーブルック伯爵ダニエル。
前作同様、ロンドン婦人読書会の課題図書がきっかけに恋愛模様が進む、という手法なんですが、さすが唯一の結婚経験者で未亡人が主人公となると課題図書もキタコレ!!な感じ。
今回はど真ん中、官能小説でした(笑)。
未婚の二人はエッチな本のあれやこれやを怪訝な感じで読んでいて、既婚、未亡人の二人は「ありかもー」とか言ってるあたりはププッとなります(^^ゞ

しかし、前作で「あ、ダニエルってキャロリンに気があるんだろうな」程度に思っていたけど、この作品を読んで度肝抜かれました。
こんな純情一直線クンだとは!!
10年前に、初めて彼女を見た時から心臓ぶち抜かれた状態、世紀の一目惚れが、その場で友人のウインゲイト子爵とキャロリンの婚約を発表され一転、世紀の大失恋に。
・・・何か、いろんな意味でトラウマになっているし。
それでも放蕩者という割に、友情と敬愛を重んじて、あえて結婚した二人と距離を置いたり、10年ぶりにキャロリンと一緒に長時間いられるというだけで、ラングストン侯爵のハウスパーティーに出席、しかも別に彼女とどうこうなると確約もないのに出席前に愛人をすっぱりさっぱり一掃してしまう潔さ(^^;
何ていうか、心地よいまでに好青年のように思えます(笑) > 騙され気味。

仮面舞踏会を境に、二人の仲は深まっていきますが・・・とにかく、ダレサンドロ作品の特色とも言える軽快な会話のやりとりがここでも健在。
ホットで前作をはるかに凌ぐエロい肉体関係云々よりも、心の絆を深めてゆく様の方が断然ウエイトがあって、とても愛い。
心あたたまるまでのダニエルの隠された行いの裏に隠されたトラウマの件とか。
それをまるごと包むようなキャロリンの愛情あふれる包容力がたまらなくグッとくる。
すごくスマートで、誘惑の手立てに富んだダニエルだけど、中味はどこか不器用な子供のようで、読んでいて母性本能くすぐられまくりです。
動物だらけの屋敷に暮らしていて文句も言わず、ニャンコを餌付けしてたりしてキュートだと思ったら、あんなにエッチでストレートなのに、恋愛自覚のないおバカさんだったりするし。
しかも金持ちで詩人の心を持つイケメンなマメ男・・・無敵だわ。彼氏としても(笑)。

いやー。
本当に最初から最後まで、ひたすらラブラブ垂れ流しの竹を割ったような直球ロマンス!(笑)
読んでる最中も、読み終わってからもほんわか気分で素晴らしい事この上なし。
殺人事件が絡んでいる話(合計三人もお亡くなりに。下手なサスペンスより死体が出ました。笑)の割に、何でこう微笑ましいのか?!ってぐらいよマジ。
読書会のメンツはというと、前作ヒロインのサラはおめでた、残り二人にはとうとう伏線が出揃い、といいペース。
次の3冊目、伯爵令嬢ジュリアンのお話も翻訳決定しているし、のんびり続きを待ってます。
あ、でもラスト4冊目のローガン・ジャンセンとエミリーのお話が一番楽しみなので、ちと急いでもらえるとありがたい(笑) > 出版社さま
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・・・。

ことのさんの夏は終わりました・・・始まる前から終わりました・・・。

ミュージカル『テニスの王子様』The Final Match 立海 First feat. 四天宝寺 先行予約、全滅・・・。

この激戦公演で一般販売なんて絶対瞬殺確実・・・うっうっう。
今夏の予定はゼロ、という何ともひゅるり~んな状況になってしまったわ・・・。

うっく。
いいもんっ。
秋には台湾旅行もあるし、「D-BOYSステージ vol.3 鴉」にも行くんだもんっ。
大阪来た時には、一緒に美味しいもの食べようね! > 某お友達

・・・とりあえず、夏らしい気分になる、庭の一番咲きの朝顔なんかの画像を携帯撮影してのっけて癒しモードに入ってみました・・・うっうっう。
・・・。
コンフェデ杯、アメリカ対スペイン で、何と負けましたよ。

スペインが!!

何かねぇ、これで一気にコンフェデ見る気が削げた(^^;
イタリアがうっかり敗退し、そして次はこれかい(笑)。
我侭な願いだが、今夜の試合でブラジルに負けていただき、3位決定戦で
ブラジル対スペイン ってのを・・・って、無理?!(笑)

どうも、シーズン中から気になっていたんだが、S・ラモス・・・調子悪すぎない?(^^;;
いくらカシージャスでも、DFのところが不調では全部なんて防げない。
だからこそ、の、レアルの今シーズン結果だったのか。

何か延々続いていたスペイン代表の国際Aマッチ連続勝利記録もここで途絶えた。
ま、心機一転、ここからまた南アW杯に向けて頑張っていただきたいわね・・・しかし、ベンチのあの内容から、もっとチョイスもあったと思うんだが・・・。

でも、何で準決勝から録画放送なの?
日本参加を当て込んで放送権を獲得したはいいが、フタを開けたら日本は不参加って事で、そこから迷走しまくりだな・・・フジテレビ よ・・・(伏せ字なんてしない。笑)

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