ISBN:4596335052 新書 青木 れいな ハーレクイン ?700
6年もかかってやっと発売される事になったミッシング・リングの1冊。読了。
もうご存知だと思うがこの1冊、2000年に三部作として発売されたミニ・シリーズ「サザン・スキャンダル」の最後の1冊。
無残にも、この後日談シリーズ「マクブライド兄弟」二部作が先に翻訳されてしまい、見事なネタばれ三昧となってしまい、今更・・・とトホホな気分で読んだのはことのさんだけではあるまいて(^^A
まぁ、お話そのものは、三部作と二部作の隙間を埋めていくようなもんなのだが、そこはジーナ愛読者なので、読んでるうちに憤りよりも、名前ばかりが伝説化していたルーカス兄ちゃんの人と為りを確認しながら嬉しく読み耽ってしまった(^^ゞ
単純なもんである。
しかし・・・いやー。すっきりした。
あのブレスレット、『エミリーに夢中』であれだけキーワードとなったものなのに、トレバーが主役となった『再会はスキャンダラス』では一言も触れてなくって、何か喉に小骨がひっかかってる気分だったのよね。
まぁ、トレバーの話の中で、既に今回の主役二人の間には子供も出来てたけどさ(失笑)。
不良少年、故郷に帰る、というパターンの王道らしく、ヒーローのルーカスはすっかり成功した実業家になっていたり(笑)。
こういう清々しい王道っぷりに、敵対する一家の娘であるヒロインというおまけがつくのだが・・・何で誰もあのおっさんが犯人だと疑わなかったんだろうか?
というか、事件調査の際に故人の持ち物等の調査を怠っていた辺り、マクブライド家の悪評の責任の一端は、あのウエイドの前任のイケ好かない署長の職務怠慢だよな・・・。
第一、何で乗用車みたいなデカイものを見落とすんだ?!(驚愕)
サスペンスという意味では、あの明白な証拠品の数々を何年も放置しておき、気付きもしなかった事が一番のサスペンスだよ、ありゃ・・・。
余談であるが、この作品の中でルーカスが、ウエイドの息子で、自分の妹エミリーの継子になるクレイに、クリスマス・プレゼントとして自分の会社の製品である携帯ゲーム機を送る場面がある。
子供にそれは高価なんじゃないか、というレイチェルに「これならプログラムがアップグレイド出来るから、数年は使えるから」と言うルーカス。
実際、この話から二年後の話となったトレバーの話の中で、クレイはまだそのゲーム機を使っていた。
こういう細かいスピンオフ具合が、ジーナさんらしくて、再読していたも楽しかった。
・・・ただ、6年前に読みたかった、って気持ちは今だあるが(^^;;
6年もかかってやっと発売される事になったミッシング・リングの1冊。読了。
もうご存知だと思うがこの1冊、2000年に三部作として発売されたミニ・シリーズ「サザン・スキャンダル」の最後の1冊。
無残にも、この後日談シリーズ「マクブライド兄弟」二部作が先に翻訳されてしまい、見事なネタばれ三昧となってしまい、今更・・・とトホホな気分で読んだのはことのさんだけではあるまいて(^^A
まぁ、お話そのものは、三部作と二部作の隙間を埋めていくようなもんなのだが、そこはジーナ愛読者なので、読んでるうちに憤りよりも、名前ばかりが伝説化していたルーカス兄ちゃんの人と為りを確認しながら嬉しく読み耽ってしまった(^^ゞ
単純なもんである。
しかし・・・いやー。すっきりした。
あのブレスレット、『エミリーに夢中』であれだけキーワードとなったものなのに、トレバーが主役となった『再会はスキャンダラス』では一言も触れてなくって、何か喉に小骨がひっかかってる気分だったのよね。
まぁ、トレバーの話の中で、既に今回の主役二人の間には子供も出来てたけどさ(失笑)。
不良少年、故郷に帰る、というパターンの王道らしく、ヒーローのルーカスはすっかり成功した実業家になっていたり(笑)。
こういう清々しい王道っぷりに、敵対する一家の娘であるヒロインというおまけがつくのだが・・・何で誰もあのおっさんが犯人だと疑わなかったんだろうか?
というか、事件調査の際に故人の持ち物等の調査を怠っていた辺り、マクブライド家の悪評の責任の一端は、あのウエイドの前任のイケ好かない署長の職務怠慢だよな・・・。
第一、何で乗用車みたいなデカイものを見落とすんだ?!(驚愕)
サスペンスという意味では、あの明白な証拠品の数々を何年も放置しておき、気付きもしなかった事が一番のサスペンスだよ、ありゃ・・・。
余談であるが、この作品の中でルーカスが、ウエイドの息子で、自分の妹エミリーの継子になるクレイに、クリスマス・プレゼントとして自分の会社の製品である携帯ゲーム機を送る場面がある。
子供にそれは高価なんじゃないか、というレイチェルに「これならプログラムがアップグレイド出来るから、数年は使えるから」と言うルーカス。
実際、この話から二年後の話となったトレバーの話の中で、クレイはまだそのゲーム機を使っていた。
こういう細かいスピンオフ具合が、ジーナさんらしくて、再読していたも楽しかった。
・・・ただ、6年前に読みたかった、って気持ちは今だあるが(^^;;