って事で、予定よりちょっと遅れて更新(^^;
もう少しテキパキしてればいいんでしょうが、ご存知の通り、ことのさんダラックマなんで(居直るな。殴)
今回の更新も少なく、アリシア・スコット名義のリサの新刊のレビュー追加、リラックマ絵本新刊発売につき趣味のページ更新、そしてOutlander Scrapbookの引越し完了ぐらいかな。
スクラップは、前に使ってたブログが・・・海外の鯖使ってるブログブランドだったせいかどうかは謎なんだが・・・激重かったのよね、本当に。
夜に作業するのが殆どのことのさんなんだけど、もうトロイの何のって・・・しかもすぐ落ちてたから作業効率悪かった。
いくら無制限容量でも、あれはちょっとつらかったので今回のブログに引越しする事に。
ついでに今まで文章だけだった項目に写真画像入れてみたり等の追記をしてみました(笑)。
資料を自ら現地撮影してきていた事に最近気付いた次第です(^^A
そんなこんなで、次回更新はもう少し早くしたいなぁ・・・と反省しつつ、ただ今、栗饅頭とプーアール茶にて休憩中(笑)
もう少しテキパキしてればいいんでしょうが、ご存知の通り、ことのさんダラックマなんで(居直るな。殴)
今回の更新も少なく、アリシア・スコット名義のリサの新刊のレビュー追加、リラックマ絵本新刊発売につき趣味のページ更新、そしてOutlander Scrapbookの引越し完了ぐらいかな。
スクラップは、前に使ってたブログが・・・海外の鯖使ってるブログブランドだったせいかどうかは謎なんだが・・・激重かったのよね、本当に。
夜に作業するのが殆どのことのさんなんだけど、もうトロイの何のって・・・しかもすぐ落ちてたから作業効率悪かった。
いくら無制限容量でも、あれはちょっとつらかったので今回のブログに引越しする事に。
ついでに今まで文章だけだった項目に写真画像入れてみたり等の追記をしてみました(笑)。
資料を自ら現地撮影してきていた事に最近気付いた次第です(^^A
そんなこんなで、次回更新はもう少し早くしたいなぁ・・・と反省しつつ、ただ今、栗饅頭とプーアール茶にて休憩中(笑)
ISBN:4789729540 文庫 阿尾 正子 ソニー・マガジンズ 2006/09 ¥1,040
ブロックマンのトラブルシューター・シリーズ新刊読了〜♪♪
愛しいワイルドカードの為なら文庫で700ページ越えなんてへっちゃらよ!オーッホッホッホ!!(既に麻痺しています、ことのさん。爆)
そんなこんなで、もう隅から隅まで舐めるように読みましたで〜、ってぐらい(自爆)・・・あ。なんかもうこの時点で感想書かない方がいいんじゃないのか、って気がしてきた(笑)。
だって、読んでる最中もこんなテンションだったもんよ(末期)。
まぁ、そんなワイルドカード好き好きジャンキーな主張はさておき(笑)。
分かるなぁ〜。いやいや、分かる分かる〜、って1冊なのよホント。
変な話なんだけど、すごい状況の中の逃亡劇の1冊の筈なのに・・・こんな厚みをテンポよく読みながら、とにかくクスクス笑って、しんみりきて、元気になれる1冊ってちょっとどうよ?!なの。
RWAの「読者投票1位」っていうのがよく分かる、全てを愛さずにはいられない1冊なのよね。
前作『氷の女王〜』が胸をえぐられるような切なさ、やるせなさを押し出した1冊なら、この『緑の迷宮〜』はある意味、テーマは真逆。
まさにポジティブ・エンターテイメントを得意とするブロックマンの真骨頂がこの作品だと、ことのさんは思う。
いや、そこはやはりシニカルさを軽妙な文章というオブラートでくるんで作品内にちりばめる彼女らしく、相変わらずカテゴリーロマンスへのアンチテーゼ部分もあり、なのだが(笑)。
この作品をそんな愛すべき1冊にした最大のキーパーソンは勿論、主役の「ワイルドカード」ことケン・カーモディ上等兵曹なのだが(笑)。
きっと正統派ロマンスのヒーローじゃないかもしれない。
すっごいコンプレックス持ちだし、アクが強すぎるし、オタクだし(爆)。
でも、そんなところが愛いって思うんだよな。
以前、このTSSシリーズとかTDDシリーズの、ブロックマンが書くSEALのエリート達の魅力について書いた事があるが、読者の手の届く範囲にまで噛み砕いて書いてくれるっていう点をあげたが、まさにケンはその典型(笑)。
女なんていうものは、所詮、無茶苦茶縁遠そうなハイソサィティな男前を思うよりも、親近感がもてる男前ってのにまず走るんですよ(爆)。
実際のところ、あのジャングル逃亡劇の相手がケンじゃなかったら・・・もっと違った作風になってたに違いない。うん(笑)。
何より・・・あれがスゴイね。
ロマンスヒーローありがちの「自分を騙した相手(ヒロイン)を憎んで頑なになる」ってのが・・・余りに愛いヤツすぎるぞ、ワイルドカード。
自分が騙された事よりも、彼女を愛しいと思う気持ちの方が強くって、命をかけて守りにやってくる。
憎まれ口を叩きながらも、一生懸命に自分を盾にしてでも彼女を救おうとする。
これで胸きゅん(古っ)にならん読者がいるかってーぐらい、ブロックマンの確信犯的なものを感じたぞ(笑)。
そんなケンのお相手となるのが・・・まさにセレブ一族のお姫様サヴァンナ。
これがまぁ・・・ケンの運命の相手というか何というか・・・割れ鍋に綴じ蓋。ぐはっ(爆)。
アバウトなケンと、恐ろしく几帳面なサヴァンナの頓珍漢なやりとりは緊迫した場面の数々に、ほっこりしたムードを与えるんだよね。
というかクスクスってなるのが、ケンの妄想癖に負けてないサヴァンナの妄想(笑)。
よかったね〜、ケン!あんなひどい昔の女でも付き合ってなかったら、お姫様との出会いはなかったぞ!!と、こういうとこまでポジティブに思わせてくれる配置具合なのがまたイカす(笑)。
いつもの並行するロマンスの第二次世界大戦時編は、今回はサヴァンナの祖母のお話。
自伝の朗読という形をとっているが、これがまたすごいナチスドイツだオーストリア皇太子が登場するものとなっていた。
おばあちゃん、恐ろしくパワフルだし(笑)。
おじいちゃんでなくともメロメロになっちゃうな〜、あんなのが相手だと(笑)。
その中に出てきたキャラの息子が登場したり、とかそういう風にいろんな箇所をリンクさせ、展開させていくのはさすが。
もう一つの物語がインドネシアにいる宣教師モリーと、闇商人ジョーンズの大人のロマンス。
ケンとサヴァンナの話だけだと、ちょっと軽妙すぎるなんて事になりかねないところを、実にこの二人の部分が上手にバランスをとってくれている。
本当に、あんな脆いジョーンズのいいところ、悪いところ、過去の傷全てを包み込んで愛すると言ったモリーの手紙にホロホロ泣いてしまったよ・・・。
傷ついた哀しい二人の物語は、この1冊では納まらなかったのは読まれた方にはお分かりかと。
ええ、9巻です。モリーとジョーンズの話に決着がつくのは『Brake Point』です(^^ゞ
勿論、これまでのロマンスの経緯もこの巻では知る事が出来る。
実にその部分は・・・本編主役の二人のロマンスと比べると暗礁に乗り上げた感を醸し出し、アクセントとされていたりするんだが。
前出の二人の話が決着つく巻の主役・・・が、マックス・バガッド。
自嘲気味に、自分のジーナへの思いをアリッサに語る辺りはさすがブロックマン。秀逸である(もっともことのさん、アリッサの「なんで汗かかないのよ!汗腺手術してるんじゃないのアナタ!!」とかツッコミしているところに大ウケしてたが。笑)。
そんなアリッサは、結ばれないと分かっていながらもサム・スタレットへの愛を諦められない。
そしてサムも、愛のない結婚をしながらもアリッサへの思いは止められない。彼の崩壊しつつある家庭の描写、それを見る事になるアリッサの言動は恐ろしく踏み込んだところまで書かれている。
アリッサのとった「ある行動」が、今後の物語の展開に影響を及ぼす事は確かだが・・・次回は箸休め(爆)のマルドゥーンくんのお話。
もう今から言っておきます。
主役はマルドゥーンだが、翻訳された際に読者はサムとアリッサの事しか口にしないでしょう、ってな事を(爆)。
相手が悪かったよ、マルドゥーンくん・・・あのリンダ・ハワード御大ですら、サムリスは他のキャラとは別格扱いしているヘヴィファンなんだからさ(^^ゞ
ま、いっか。
ことのさん一番ご贔屓のワイルドカードは、何とか主役を食われずに済んだから(鬼〜。爆)。
+おまけ+
とりあえず、トラブルシューター・シリーズ一覧はこちら
http://mystery-pro.jugem.jp/?eid=12
あ。抜けてるわ、いろいろ(^^;;
ブロックマンのトラブルシューター・シリーズ新刊読了〜♪♪
愛しいワイルドカードの為なら文庫で700ページ越えなんてへっちゃらよ!オーッホッホッホ!!(既に麻痺しています、ことのさん。爆)
そんなこんなで、もう隅から隅まで舐めるように読みましたで〜、ってぐらい(自爆)・・・あ。なんかもうこの時点で感想書かない方がいいんじゃないのか、って気がしてきた(笑)。
だって、読んでる最中もこんなテンションだったもんよ(末期)。
まぁ、そんなワイルドカード好き好きジャンキーな主張はさておき(笑)。
分かるなぁ〜。いやいや、分かる分かる〜、って1冊なのよホント。
変な話なんだけど、すごい状況の中の逃亡劇の1冊の筈なのに・・・こんな厚みをテンポよく読みながら、とにかくクスクス笑って、しんみりきて、元気になれる1冊ってちょっとどうよ?!なの。
RWAの「読者投票1位」っていうのがよく分かる、全てを愛さずにはいられない1冊なのよね。
前作『氷の女王〜』が胸をえぐられるような切なさ、やるせなさを押し出した1冊なら、この『緑の迷宮〜』はある意味、テーマは真逆。
まさにポジティブ・エンターテイメントを得意とするブロックマンの真骨頂がこの作品だと、ことのさんは思う。
いや、そこはやはりシニカルさを軽妙な文章というオブラートでくるんで作品内にちりばめる彼女らしく、相変わらずカテゴリーロマンスへのアンチテーゼ部分もあり、なのだが(笑)。
この作品をそんな愛すべき1冊にした最大のキーパーソンは勿論、主役の「ワイルドカード」ことケン・カーモディ上等兵曹なのだが(笑)。
きっと正統派ロマンスのヒーローじゃないかもしれない。
すっごいコンプレックス持ちだし、アクが強すぎるし、オタクだし(爆)。
でも、そんなところが愛いって思うんだよな。
以前、このTSSシリーズとかTDDシリーズの、ブロックマンが書くSEALのエリート達の魅力について書いた事があるが、読者の手の届く範囲にまで噛み砕いて書いてくれるっていう点をあげたが、まさにケンはその典型(笑)。
女なんていうものは、所詮、無茶苦茶縁遠そうなハイソサィティな男前を思うよりも、親近感がもてる男前ってのにまず走るんですよ(爆)。
実際のところ、あのジャングル逃亡劇の相手がケンじゃなかったら・・・もっと違った作風になってたに違いない。うん(笑)。
何より・・・あれがスゴイね。
ロマンスヒーローありがちの「自分を騙した相手(ヒロイン)を憎んで頑なになる」ってのが・・・余りに愛いヤツすぎるぞ、ワイルドカード。
自分が騙された事よりも、彼女を愛しいと思う気持ちの方が強くって、命をかけて守りにやってくる。
憎まれ口を叩きながらも、一生懸命に自分を盾にしてでも彼女を救おうとする。
これで胸きゅん(古っ)にならん読者がいるかってーぐらい、ブロックマンの確信犯的なものを感じたぞ(笑)。
そんなケンのお相手となるのが・・・まさにセレブ一族のお姫様サヴァンナ。
これがまぁ・・・ケンの運命の相手というか何というか・・・割れ鍋に綴じ蓋。ぐはっ(爆)。
アバウトなケンと、恐ろしく几帳面なサヴァンナの頓珍漢なやりとりは緊迫した場面の数々に、ほっこりしたムードを与えるんだよね。
というかクスクスってなるのが、ケンの妄想癖に負けてないサヴァンナの妄想(笑)。
よかったね〜、ケン!あんなひどい昔の女でも付き合ってなかったら、お姫様との出会いはなかったぞ!!と、こういうとこまでポジティブに思わせてくれる配置具合なのがまたイカす(笑)。
いつもの並行するロマンスの第二次世界大戦時編は、今回はサヴァンナの祖母のお話。
自伝の朗読という形をとっているが、これがまたすごいナチスドイツだオーストリア皇太子が登場するものとなっていた。
おばあちゃん、恐ろしくパワフルだし(笑)。
おじいちゃんでなくともメロメロになっちゃうな〜、あんなのが相手だと(笑)。
その中に出てきたキャラの息子が登場したり、とかそういう風にいろんな箇所をリンクさせ、展開させていくのはさすが。
もう一つの物語がインドネシアにいる宣教師モリーと、闇商人ジョーンズの大人のロマンス。
ケンとサヴァンナの話だけだと、ちょっと軽妙すぎるなんて事になりかねないところを、実にこの二人の部分が上手にバランスをとってくれている。
本当に、あんな脆いジョーンズのいいところ、悪いところ、過去の傷全てを包み込んで愛すると言ったモリーの手紙にホロホロ泣いてしまったよ・・・。
傷ついた哀しい二人の物語は、この1冊では納まらなかったのは読まれた方にはお分かりかと。
ええ、9巻です。モリーとジョーンズの話に決着がつくのは『Brake Point』です(^^ゞ
勿論、これまでのロマンスの経緯もこの巻では知る事が出来る。
実にその部分は・・・本編主役の二人のロマンスと比べると暗礁に乗り上げた感を醸し出し、アクセントとされていたりするんだが。
前出の二人の話が決着つく巻の主役・・・が、マックス・バガッド。
自嘲気味に、自分のジーナへの思いをアリッサに語る辺りはさすがブロックマン。秀逸である(もっともことのさん、アリッサの「なんで汗かかないのよ!汗腺手術してるんじゃないのアナタ!!」とかツッコミしているところに大ウケしてたが。笑)。
そんなアリッサは、結ばれないと分かっていながらもサム・スタレットへの愛を諦められない。
そしてサムも、愛のない結婚をしながらもアリッサへの思いは止められない。彼の崩壊しつつある家庭の描写、それを見る事になるアリッサの言動は恐ろしく踏み込んだところまで書かれている。
アリッサのとった「ある行動」が、今後の物語の展開に影響を及ぼす事は確かだが・・・次回は箸休め(爆)のマルドゥーンくんのお話。
もう今から言っておきます。
主役はマルドゥーンだが、翻訳された際に読者はサムとアリッサの事しか口にしないでしょう、ってな事を(爆)。
相手が悪かったよ、マルドゥーンくん・・・あのリンダ・ハワード御大ですら、サムリスは他のキャラとは別格扱いしているヘヴィファンなんだからさ(^^ゞ
ま、いっか。
ことのさん一番ご贔屓のワイルドカードは、何とか主役を食われずに済んだから(鬼〜。爆)。
+おまけ+
とりあえず、トラブルシューター・シリーズ一覧はこちら
http://mystery-pro.jugem.jp/?eid=12
あ。抜けてるわ、いろいろ(^^;;