ISBN:4596510881 新書 庭植 奈穂子 ハーレクイン 2005/06 ¥641
前作『悲しい絆』の中で、物語の導入部から進行している前作のヒロイン姉であるリタが今回のヒロイン(^^)
対するお相手は、彼女の上司であり、中東の小国エマンドのシークでアメリカで会社経営をしている(またかい・・・)サキール。
ローラ・ライトらしい軽妙な会話とそれでいてDらしくホットで、でもそれは単にホットというだけでなく情熱や複雑な感情やいろんなものを巧妙に絡めた一部であって。
とにかく、捨て身でヒーローの身も心も包み込もうとするリタと過去の傷から、人を愛する事に、いや。人を愛している事を認められなくなっている不器用なサキールとの物語が甘やかに進んでいく。
サキールと、実の兄で国王のザヤドの和解の部分は「ああ、読みたかったんだ。こんな場面を」と思った。
男の兄弟喧嘩って、あんなものでしょ?気の済むまで殴り合って、そして笑って。
ただ、シークだ国王だってだけで、冷静に話し合って握手して和解、なんて場面読むのはもう飽きた(爆)。
おっかなく刃物なんて登場したこの和解場面だけど、シークものなら潔くこれぐらいしてくれ、とか思ったんだもん(笑)
前作を読んでなくても、しっかりこの1冊だけ読んでも意味は通じるのもありがたい。
実に上手にキャラクター達に味付けをしてくれるので、さくさく読み進むのも、彼女ならでは。
この薄さで、この満足度。これだからローラ・ライトの本を読むのはやめられない。早く次回作品が読みたいわ(^^)
しかし、残念だ。
「またアメリカ人なのか?!」という類のツッコミが国王様から無かったのが(爆)
前作『悲しい絆』の中で、物語の導入部から進行している前作のヒロイン姉であるリタが今回のヒロイン(^^)
対するお相手は、彼女の上司であり、中東の小国エマンドのシークでアメリカで会社経営をしている(またかい・・・)サキール。
ローラ・ライトらしい軽妙な会話とそれでいてDらしくホットで、でもそれは単にホットというだけでなく情熱や複雑な感情やいろんなものを巧妙に絡めた一部であって。
とにかく、捨て身でヒーローの身も心も包み込もうとするリタと過去の傷から、人を愛する事に、いや。人を愛している事を認められなくなっている不器用なサキールとの物語が甘やかに進んでいく。
サキールと、実の兄で国王のザヤドの和解の部分は「ああ、読みたかったんだ。こんな場面を」と思った。
男の兄弟喧嘩って、あんなものでしょ?気の済むまで殴り合って、そして笑って。
ただ、シークだ国王だってだけで、冷静に話し合って握手して和解、なんて場面読むのはもう飽きた(爆)。
おっかなく刃物なんて登場したこの和解場面だけど、シークものなら潔くこれぐらいしてくれ、とか思ったんだもん(笑)
前作を読んでなくても、しっかりこの1冊だけ読んでも意味は通じるのもありがたい。
実に上手にキャラクター達に味付けをしてくれるので、さくさく読み進むのも、彼女ならでは。
この薄さで、この満足度。これだからローラ・ライトの本を読むのはやめられない。早く次回作品が読みたいわ(^^)
しかし、残念だ。
「またアメリカ人なのか?!」という類のツッコミが国王様から無かったのが(爆)