笑激な評価?(^^;
2005年10月4日 新刊レビュー旅日記も書けたし、やっと届いたまま袋に入れてたRT誌の11月号を読みはじめる。
いっぱい興味ある本のレビューを見てキャーキャー盛り上がってたところに・・・わっはっは!!
もう、ここまでくると驚かない?(^^;
ダイアナ・パーマーの、今月新刊のシルエット・ディザィア原書、テキ恋最新刊・・・ぶわっはっは!!
評価、★2個!(5個中ですよ、5個!!)
ちなみに、この評価2は昨年日本で出た『壊れた恋心』(だっけ?邦題怪しい。笑)の原書発売時もそうだった。
あの時は、主役が誰か分からない等、ブーイング三昧だったが、今回のもそれに匹敵の様子(^^;
シリーズロマンス新刊出すたびにここまで酷評されるベストセラー・ロマンス作家って・・・他にいたっけ?(^^; という感じになってきたわ・・・。
・・・ってか、この本も・・・主役、本当に誰?アンタ?(^^;;
レビュー見ても分からないんだけど(~_~;;
いっぱい興味ある本のレビューを見てキャーキャー盛り上がってたところに・・・わっはっは!!
もう、ここまでくると驚かない?(^^;
ダイアナ・パーマーの、今月新刊のシルエット・ディザィア原書、テキ恋最新刊・・・ぶわっはっは!!
評価、★2個!(5個中ですよ、5個!!)
ちなみに、この評価2は昨年日本で出た『壊れた恋心』(だっけ?邦題怪しい。笑)の原書発売時もそうだった。
あの時は、主役が誰か分からない等、ブーイング三昧だったが、今回のもそれに匹敵の様子(^^;
シリーズロマンス新刊出すたびにここまで酷評されるベストセラー・ロマンス作家って・・・他にいたっけ?(^^; という感じになってきたわ・・・。
・・・ってか、この本も・・・主役、本当に誰?アンタ?(^^;;
レビュー見ても分からないんだけど(~_~;;
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ISBN:4596804087 新書 氏家 真智子 ハーレクイン 2005/09 ¥940
ここ近年、Dで新刊買いする作家は減っているのですが、このモアランドの新シリーズは毎月楽しく買って読んでます(^^)
今回の3冊目はシルエット別冊で、普通のDの二倍ボリューム。
次男ライのお話だけど・・・うーむ(^^;
面白かったんだけど、これはここまでのページ数をかけて展開する話だったのでしょうか?(^^;;
過多すぎるマスコミの描写とか、出てきて悪女モード全開にライを脅したわりに最後数章はすっかり存在を忘れられた元妻とか、とってつけたサスペンスとかの部分を全部削れば充分Dで出せたと思うんですが(~_~;
中だるみになっちゃったなぁ、勿体ない!と思った。
他の2冊が兄弟達とヒロイン達という、しっかりしたパターンだった分ねぇ・・・。
しかし、この1冊で2冊目のヒーローである三男は、すっかり大型ワンコのようになっていたのが笑えたかも(^^ゞ
ここ近年、Dで新刊買いする作家は減っているのですが、このモアランドの新シリーズは毎月楽しく買って読んでます(^^)
今回の3冊目はシルエット別冊で、普通のDの二倍ボリューム。
次男ライのお話だけど・・・うーむ(^^;
面白かったんだけど、これはここまでのページ数をかけて展開する話だったのでしょうか?(^^;;
過多すぎるマスコミの描写とか、出てきて悪女モード全開にライを脅したわりに最後数章はすっかり存在を忘れられた元妻とか、とってつけたサスペンスとかの部分を全部削れば充分Dで出せたと思うんですが(~_~;
中だるみになっちゃったなぁ、勿体ない!と思った。
他の2冊が兄弟達とヒロイン達という、しっかりしたパターンだった分ねぇ・・・。
しかし、この1冊で2冊目のヒーローである三男は、すっかり大型ワンコのようになっていたのが笑えたかも(^^ゞ
ISBN:4596217823 新書 片山 真紀 ハーレクイン 2005/09 ¥672
今回の新刊、とりあえず読了。
三部作の1冊目なんだけど、とにかくドタバタしすぎた印象が強かったな・・・これ(^^;
アメリカ人三つ子美人ヒロインのヨーロッパ珍道中、って感じなんだけど、まとまりがないっていうか。
話の設定とか出てくるキーワードやアイテムは相変わらず使い方が上手なんだけどね、ウインターズ。
達者な彼女だからこそ、もう少し料理の仕方があったのではないだろうか・・・という、惜しい1冊だったか。
個人的には、最終話のヒーローの名が「ニコラス(爆)」なので、それを楽しみに残り2冊を読むつもり〜(^^)
今回の新刊、とりあえず読了。
三部作の1冊目なんだけど、とにかくドタバタしすぎた印象が強かったな・・・これ(^^;
アメリカ人三つ子美人ヒロインのヨーロッパ珍道中、って感じなんだけど、まとまりがないっていうか。
話の設定とか出てくるキーワードやアイテムは相変わらず使い方が上手なんだけどね、ウインターズ。
達者な彼女だからこそ、もう少し料理の仕方があったのではないだろうか・・・という、惜しい1冊だったか。
個人的には、最終話のヒーローの名が「ニコラス(爆)」なので、それを楽しみに残り2冊を読むつもり〜(^^)
夢描く青いキャンバス
2005年9月30日 新刊レビュー
ISBN:4594050301 文庫 清水 はるか 扶桑社 2005/09 ¥980
600ページもの文庫新刊ですが、結局読み始めると面白くて止まらなくってさっさと読了(^^ゞ
シリーズの最終巻は、ことのさんが1冊目から楽しみにしていたマーフィーくんのお話で、ハニーさんは遠くアメリカからやってきた仲良しコンカノン家の末の妹(異母妹)のシャノン。
彼が、運命の相手であるシャノンとはじめて会った場面は秀逸である。
もう、まさにフォーリンラヴっっ!!!ってカンジで、ロマンス小説だなぁ〜、と微笑ましくなりました(^^)
彼の素晴らしい一途っぷりを読み始めると、本当に応援したくなって止まりません(笑)
ただ、どうもことのさんには、シャノンについて躓いた箇所がありまして・・・彼女が商業デザイナーとして野心があって、優秀という設定がどうも余り話に絡んでないというか・・・その仕事ゆえにマーフィーの求愛にすぐ頷く事が出来ず、頑なになってしまう部分がある・・・という事になっているが、そこが浮いてるというというか。設定が活かされてないというか、やや空回りというか中途半端というか。
だって、あれだけ悩んでいたのに最後には電話一本で退職の道への片をつけちゃったんでしょう?(^^ゞ
仕事が大事、大事って言ってて、彼女自身そんな自分の仕事っぷりを誇りに思ってたニュアンスもあるのにどうもその収拾の仕方がちぐはぐに思えるんですよ。彼女は一度、ニューヨークに帰って、しっかりと自分の手で仕事の始末をつけてから後腐れなくアイルランドに戻ってきちゃ駄目だったのかしら?・・・とか考えてしまったり。
だって、あんなに芯が強くて前向きなシャノンなのに・・・何だかなぁ・・・とかちょっと気になったの。ノーラの描くヒロインって、すごく仕事を真摯に受け止めているキャラが多く、それもあって余計思ったのかしら。ああ、すんません。ロマンス読者らしくない観点で(^^ゞ
もっとも、あの後の書かれていない部分にそういう展開になっている事になっていたとしたら、そりゃことのさんの読解不足って事ですみません(笑)。
あ、他の観点では・・・凄すぎる。
いや、何がって・・・主役の時(2冊目)より完全に読者の心を掴んでいるとしか思えないグレイソン・セイン・・・。
食いしん坊万歳!!って感じで、彼がおいしいところを同じく食いしん坊なマギーとローガンの息子・リーアムくんと全て掻っ攫った気もせんでも(爆)
いいねぇ、稚気のある男、ってこれがツボ直撃でした・・・。
あと、舞台になるスタンディング・ストーン。
表紙イラスト見てても、やっぱ思い出したね〜、クラヴァ・ケアンズを(^^ゞ
周囲が農地ばかりの中にあるっていう辺りも非常に共通してて(^^ゞ
シリーズ3冊中では一番好きな本だな(^^)
ノーラが書きたい事が全部詰まっているって感じも読んでいて分かる1冊だ。
ことのさん的には、3>1≧2(余り差はなし)ってとこかな?
600ページもの文庫新刊ですが、結局読み始めると面白くて止まらなくってさっさと読了(^^ゞ
シリーズの最終巻は、ことのさんが1冊目から楽しみにしていたマーフィーくんのお話で、ハニーさんは遠くアメリカからやってきた仲良しコンカノン家の末の妹(異母妹)のシャノン。
彼が、運命の相手であるシャノンとはじめて会った場面は秀逸である。
もう、まさにフォーリンラヴっっ!!!ってカンジで、ロマンス小説だなぁ〜、と微笑ましくなりました(^^)
彼の素晴らしい一途っぷりを読み始めると、本当に応援したくなって止まりません(笑)
ただ、どうもことのさんには、シャノンについて躓いた箇所がありまして・・・彼女が商業デザイナーとして野心があって、優秀という設定がどうも余り話に絡んでないというか・・・その仕事ゆえにマーフィーの求愛にすぐ頷く事が出来ず、頑なになってしまう部分がある・・・という事になっているが、そこが浮いてるというというか。設定が活かされてないというか、やや空回りというか中途半端というか。
だって、あれだけ悩んでいたのに最後には電話一本で退職の道への片をつけちゃったんでしょう?(^^ゞ
仕事が大事、大事って言ってて、彼女自身そんな自分の仕事っぷりを誇りに思ってたニュアンスもあるのにどうもその収拾の仕方がちぐはぐに思えるんですよ。彼女は一度、ニューヨークに帰って、しっかりと自分の手で仕事の始末をつけてから後腐れなくアイルランドに戻ってきちゃ駄目だったのかしら?・・・とか考えてしまったり。
だって、あんなに芯が強くて前向きなシャノンなのに・・・何だかなぁ・・・とかちょっと気になったの。ノーラの描くヒロインって、すごく仕事を真摯に受け止めているキャラが多く、それもあって余計思ったのかしら。ああ、すんません。ロマンス読者らしくない観点で(^^ゞ
もっとも、あの後の書かれていない部分にそういう展開になっている事になっていたとしたら、そりゃことのさんの読解不足って事ですみません(笑)。
あ、他の観点では・・・凄すぎる。
いや、何がって・・・主役の時(2冊目)より完全に読者の心を掴んでいるとしか思えないグレイソン・セイン・・・。
食いしん坊万歳!!って感じで、彼がおいしいところを同じく食いしん坊なマギーとローガンの息子・リーアムくんと全て掻っ攫った気もせんでも(爆)
いいねぇ、稚気のある男、ってこれがツボ直撃でした・・・。
あと、舞台になるスタンディング・ストーン。
表紙イラスト見てても、やっぱ思い出したね〜、クラヴァ・ケアンズを(^^ゞ
周囲が農地ばかりの中にあるっていう辺りも非常に共通してて(^^ゞ
シリーズ3冊中では一番好きな本だな(^^)
ノーラが書きたい事が全部詰まっているって感じも読んでいて分かる1冊だ。
ことのさん的には、3>1≧2(余り差はなし)ってとこかな?
ISBN:4789726703 文庫 野口 百合子 ソニー・マガジンズ 2005/09 ¥798
思い出の1冊が新訳で登場しました。
二度読んでみて、こんなに新訳になっている部分がわかる程に「旧訳版」を読んで読んで読み込んでいたんだなぁ、というのが分かった。
当時、ことのさんはHQを読み始めた頃だった。
その頃には、HQ社からはヒストリカルが毎月翻訳されるとかいう状況ではなく数年に一回、クリスマスの時期にプレゼンツとして出ている状況で、ヒストリカルはサンリオ社とJMOから翻訳されていた。
つまり、余り馴染みないジャンルだった。
もっとも、他にも趣味があったのでHQ代にそんなにお金がかけられるわけでもない貧乏新米社会人、今と比べると本当に店頭であらすじを吟味して買っていたように思う(だから、ことのさんのお気に入り蔵書はこの頃に買った本が多い。クオリティ高い人気作家が現役で毎月高レベルな新刊を書いていた天国のような時代だった)。
そんな中、HQの吟味した新刊本と共に毎月25日に買っていたのがサンリオ社から出ていたバーバラ・カートランドロマンスです。
ある時、本屋に行くといつも新刊ピンク本が置いてあるところに見慣れないぶ厚い本が2冊、鎮座していた。
今のようにインターネットもなく、大型古本屋チェーンが恐ろしい程に乱立していてロマンス古書が手軽に目につく時代じゃない(実際古本の為によく電車にゴトゴト揺られて隣県とかまで行った事もある。電話帳で住所とか調べてね)。
ただ、目の前にある「新刊」だけがある頃に、その作家の名前を初めて見た。
「キャサリーン・ウッディウィス?こんな作家さん、いるんだ」
同じモダンロマンスの作家でも、ジャネット・デイリーは当時既に集○社や新○社から翻訳されていたし、HQからも昔の作品が再版されていたので名前は知っていた。
でも、この人の名は知らなかった。だから、いつもの通り、あらすじを読んで最初の数ページを読んでみた。
・・・読むのが止まらない。面白くて止まらなかった。
その『冬のバラ』という、サンリオ・クラシックロマンスで再版されたという本が欲しくてたまらなくなった。
観たかった映画とかもあったけど、どうしても最後まで読んでみたくて、1000円近いぶ厚い新書を上下買ったのが彼女の作品との出会い。
それから、ずっと本屋さんを張り込みする日々が続いた。
ピンク本の後ろの広告に「キャサリーン・ウッディウィス」の新刊が載るたびに本屋さんに駆け込んだ。
そんな中で、彼女の作家デビュー作にあたる、今回新訳で甦った『炎と花』がことのさんにとって何故か特別な本という位置をしめる事になった。
はっきり言って、他の翻訳されていた作品と比べると最初の作品なのでつたないと他のファンの方には言われるでしょう。
キャラクター達も、他の作品と比べると洗練度は低めでしょう。
物語のプロット自体も、シンデレラものと言われればそれまででしょう(最初のヘザーのいじめられっぷりなどまさにシンデレラ状態ですから)。
でも、その素朴さ、あの独立後そんなにたってないアメリカの描写、何より理屈抜きにただただヘザーとブランドンの二人が、脇役さん達の全てが(ええ、悪役まで。爆)大好きで、買った当時は毎日毎日毎日毎日三時間睡眠ぐらいまで極限状態になってまで読み返していました(他にも読む本があるし、それらを読んで一番最後にこれを取り出してきて途中でやめられなくて、を毎日やっていた。アホである)。
この「理屈抜き」の前には何者も敵わない。だって、本人にもよく分かってないんだもん(^^ゞ
他のウッディウィス作品も大好きで読み返す方なんだけど、他の作品は割に「どこが好き」「どこがちょっと苦手かも」とか冷静に分析出来るんだけど、本当にこの『炎と花』だけはいまだよく分からない。
分からないから、何度も何度も読んでしまう・・・パブロフ?(^^ゞ
そのパブロフは10数年たった今でさえ、たまに発病するっていうんだから重症である・・・。
でも、その分からなさを抱えていたのは、どうやらことのさんだけでは無かった模様。
何故なら、色んなウッディウィス作品あれど、スピンオフが、しかも2冊も出たのは後にも先にもこの『炎と花』だけ。
ブランの弟の伊達男ジェフ、ブランとヘザーの愛息子ボー。
もっとも、二人共、イギリス妻をもらうってとことか若っか〜い妻をもらうってとこまでブランと似ててそれがマンネリだ亜流だと叩かれている理由か?(笑)
それ言うなら、ボーなんて「船長」ってとこまで父ちゃんと同じじゃん(爆)
思い出の1冊が新訳で登場しました。
二度読んでみて、こんなに新訳になっている部分がわかる程に「旧訳版」を読んで読んで読み込んでいたんだなぁ、というのが分かった。
当時、ことのさんはHQを読み始めた頃だった。
その頃には、HQ社からはヒストリカルが毎月翻訳されるとかいう状況ではなく数年に一回、クリスマスの時期にプレゼンツとして出ている状況で、ヒストリカルはサンリオ社とJMOから翻訳されていた。
つまり、余り馴染みないジャンルだった。
もっとも、他にも趣味があったのでHQ代にそんなにお金がかけられるわけでもない貧乏新米社会人、今と比べると本当に店頭であらすじを吟味して買っていたように思う(だから、ことのさんのお気に入り蔵書はこの頃に買った本が多い。クオリティ高い人気作家が現役で毎月高レベルな新刊を書いていた天国のような時代だった)。
そんな中、HQの吟味した新刊本と共に毎月25日に買っていたのがサンリオ社から出ていたバーバラ・カートランドロマンスです。
ある時、本屋に行くといつも新刊ピンク本が置いてあるところに見慣れないぶ厚い本が2冊、鎮座していた。
今のようにインターネットもなく、大型古本屋チェーンが恐ろしい程に乱立していてロマンス古書が手軽に目につく時代じゃない(実際古本の為によく電車にゴトゴト揺られて隣県とかまで行った事もある。電話帳で住所とか調べてね)。
ただ、目の前にある「新刊」だけがある頃に、その作家の名前を初めて見た。
「キャサリーン・ウッディウィス?こんな作家さん、いるんだ」
同じモダンロマンスの作家でも、ジャネット・デイリーは当時既に集○社や新○社から翻訳されていたし、HQからも昔の作品が再版されていたので名前は知っていた。
でも、この人の名は知らなかった。だから、いつもの通り、あらすじを読んで最初の数ページを読んでみた。
・・・読むのが止まらない。面白くて止まらなかった。
その『冬のバラ』という、サンリオ・クラシックロマンスで再版されたという本が欲しくてたまらなくなった。
観たかった映画とかもあったけど、どうしても最後まで読んでみたくて、1000円近いぶ厚い新書を上下買ったのが彼女の作品との出会い。
それから、ずっと本屋さんを張り込みする日々が続いた。
ピンク本の後ろの広告に「キャサリーン・ウッディウィス」の新刊が載るたびに本屋さんに駆け込んだ。
そんな中で、彼女の作家デビュー作にあたる、今回新訳で甦った『炎と花』がことのさんにとって何故か特別な本という位置をしめる事になった。
はっきり言って、他の翻訳されていた作品と比べると最初の作品なのでつたないと他のファンの方には言われるでしょう。
キャラクター達も、他の作品と比べると洗練度は低めでしょう。
物語のプロット自体も、シンデレラものと言われればそれまででしょう(最初のヘザーのいじめられっぷりなどまさにシンデレラ状態ですから)。
でも、その素朴さ、あの独立後そんなにたってないアメリカの描写、何より理屈抜きにただただヘザーとブランドンの二人が、脇役さん達の全てが(ええ、悪役まで。爆)大好きで、買った当時は毎日毎日毎日毎日三時間睡眠ぐらいまで極限状態になってまで読み返していました(他にも読む本があるし、それらを読んで一番最後にこれを取り出してきて途中でやめられなくて、を毎日やっていた。アホである)。
この「理屈抜き」の前には何者も敵わない。だって、本人にもよく分かってないんだもん(^^ゞ
他のウッディウィス作品も大好きで読み返す方なんだけど、他の作品は割に「どこが好き」「どこがちょっと苦手かも」とか冷静に分析出来るんだけど、本当にこの『炎と花』だけはいまだよく分からない。
分からないから、何度も何度も読んでしまう・・・パブロフ?(^^ゞ
そのパブロフは10数年たった今でさえ、たまに発病するっていうんだから重症である・・・。
でも、その分からなさを抱えていたのは、どうやらことのさんだけでは無かった模様。
何故なら、色んなウッディウィス作品あれど、スピンオフが、しかも2冊も出たのは後にも先にもこの『炎と花』だけ。
ブランの弟の伊達男ジェフ、ブランとヘザーの愛息子ボー。
もっとも、二人共、イギリス妻をもらうってとことか若っか〜い妻をもらうってとこまでブランと似ててそれがマンネリだ亜流だと叩かれている理由か?(笑)
それ言うなら、ボーなんて「船長」ってとこまで父ちゃんと同じじゃん(爆)
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ISBN:4270100036 文庫 香野 純 ランダムハウス講談社 2005/09/15 ¥819
くっ、くっくっくっくっく・・・。
笑いが止まりません・・・この本、某ネット書店のポイントがたまっていたのでそれを還元して注文取り寄せに使った1冊だけど(^^ゞ
いやー、自腹切ってなくてよかった(爆)。
最初から最後まで、とりあえずこの言葉が口から出るのが止まりませんでした。
「このヒーロー、何?!己を悲劇のヒロインヒーローと勘違いして酔ってる○鹿なのか?!」
他にもいろいろ、書き出すと止まらないので、箇条書きにしてこの本の「あいた口が塞がらないツッコミポイント」を幾つかあげてゆくとしましょう・・・。
あ、これはアクマでことのさんの意見ですから、深く考えないで下さい(爆)。
なんせことのさん、財布と時間に余裕なき心が狭い読者なので、新刊買いして時間かけて読んだ本が○カ本だったとすると「金と時間を返せ」と声を大にして言いますタチなんで(爆)。
イケてない本をフォローする程、出来た読者じゃないんですよ(爆)
-------ここから先は未読の方は読まないで下さい(爆)---------
☆ヒーローは元婚約者に呼び出されてホイホイ出かけ、彼女の旦那のいない家でうっとり夕飯を食ったせいで街の噂になる・・・って、当たり前だ。社会的地位のある大人の男が、田舎町でやる事か?しかも己の上司の妻だ。つうか、彼は自分が「捨てられた事」に二年たっても気付いていないとしか思えない。驚愕である。
☆たった一人の身内を亡くしたヒロインとその悪い噂を消す為にも結婚する事に。自分でしつこく結婚してキミを助けてあげるが、自分の心は元婚約者にあると宣言しておきながらヒロインに常に逆ギレ。精神的二股を声高々とモノローグで語る居直り強盗じみた様は絶対に壊れている。彼には是非、ヒロインの代わりにかつての名映画『恋におちて』のデ・ニーロの妻役のセリフをささげたい。「(精神的なんて肉体関係こっきりよりも)余計ひどいわよ」
☆ヒロインが若い男と話しているだけで激怒し、やたらと潔癖を求めて正論をかますが、このヒーローにそれを言う資格があるのであろうかという話になる。ちなみに彼は、パーティー会場で自分は一緒に来た妻を放置プレイの刑にしておき、己は旦那と一緒にきた元婚約者と片隅で親密に話し込んでいる・・・勿論、他人の目には穏やかでない関係に写るワケで、それを「ええっ、こんなに見られてたのか?!噂になってるぞ?!」とか慌てている・・・このヒーローの辞書には学習能力という言葉はない。自分がなぜ結婚する事になったのか、という物語の最初をすっぱり脳内削除している模様・・・。
☆ちょっと作者のやりすぎ、と思ったのが、お友達も言ってたが馬車に轢かれた犬をヒーローが助ける場面。轢いた相手はライバル銀行のヤツ、犬の飼い主は実力者の未亡人。そのミエミエの善悪対比表現を読んだ時に「花咲かじいさん」とかの、分かりやすい子供向け昔ばなしを思い出したのは私だけでしょうか?(^^;
☆大きな謎のひとつとして、なぜヒーローはわざわざ自分を捨てた女とその夫の下で働く事にしたのか?常々「金で苦労していない」とヒロインに言うなら、あれだけ資格とか持ってるなら別にライバル銀行でも別の都市の銀行でも勤め先はよかったワケでしょ?・・・ただのマ○か?!と、ことのさんがツッコミしたのはいうまでもない。もし、元婚約者が手を口笛吹いたらすぐ参上する為に傍で働いていたというなら、本当にキミにはヒロインに対して逆ギレする資格はないのでは?(^^;
・・・まぁ、他にもいっぱいあるが、それはもういい。
ようするに、ダイアナ・パーマーの「いつものパターン」と言えばそれまで。
だが、しかし我々が今回読んだのはハーレクイン社でない他社からわざわざシングルタイトルで出した長編だという事が重要だ。
どうしてHQと同じパターンを、なぜ他社で、普通のDとかの二倍もある厚い本でまで書く必要があるのか?!という疑問にぶち当たる。
別に凝縮して半分近くにして、ハーレクイン・ヒストリカル辺りで出してもよかったのでは?(^^ゞ
現状のHQ社では、自分の書きたい事がページ数や「暗黙のHQコード」に阻まれて書けずに他社にキャリアを移した色んなロマンス作家と彼女が大きく違うところは「今でもHQで書くのが大好きで、そのカテゴリーに守られた秘密の花園(爆)で大満足して執筆し続けている」という点である。
10年前と違い、現在の日本は二見書房、ソニーマガジンズ、扶桑社等から続々と毎月ロマンティック・ミステリ長編が翻訳され発行されている翻訳ロマンス飽食時代である。
だからこそ、HQ社の本だけに異国情緒ロマンス話を求めた時代なら通用したワンパタにもはや無理が生じる。読者の目が肥えてきているのだから当たり前だ。
・・・まぁ、そういう事です(これ以上は省略。笑)
しかし、あれだけベストセラーもののロマンス原書の未訳ストックを持っているランダムと提携して、なぜこのレベルの本を創刊1冊目に・・・ダイアナ・パーマーというネーム・バリューに「石橋を叩いて渡った」という印象もしないでもない(^^ゞ
賛否両論のこの1冊、よくも悪くも売れてるようなので、これなら2冊目のアデアは出るよね?(^^ゞ←アデアへの踏み台と割り切ったか?(爆)
くっ、くっくっくっくっく・・・。
笑いが止まりません・・・この本、某ネット書店のポイントがたまっていたのでそれを還元して注文取り寄せに使った1冊だけど(^^ゞ
いやー、自腹切ってなくてよかった(爆)。
最初から最後まで、とりあえずこの言葉が口から出るのが止まりませんでした。
「このヒーロー、何?!己を悲劇の
他にもいろいろ、書き出すと止まらないので、箇条書きにしてこの本の「
あ、これはアクマでことのさんの意見ですから、深く考えないで下さい(爆)。
なんせことのさん、財布と時間に余裕なき心が狭い読者なので、新刊買いして時間かけて読んだ本が○カ本だったとすると「金と時間を返せ」と声を大にして言いますタチなんで(爆)。
イケてない本をフォローする程、出来た読者じゃないんですよ(爆)
-------ここから先は未読の方は読まないで下さい(爆)---------
☆ヒーローは元婚約者に呼び出されてホイホイ出かけ、彼女の旦那のいない家でうっとり夕飯を食ったせいで街の噂になる・・・って、当たり前だ。社会的地位のある大人の男が、田舎町でやる事か?しかも己の上司の妻だ。つうか、彼は自分が「捨てられた事」に二年たっても気付いていないとしか思えない。驚愕である。
☆たった一人の身内を亡くしたヒロインとその悪い噂を消す為にも結婚する事に。自分でしつこく結婚してキミを助けてあげるが、自分の心は元婚約者にあると宣言しておきながらヒロインに常に逆ギレ。精神的二股を声高々とモノローグで語る居直り強盗じみた様は絶対に壊れている。彼には是非、ヒロインの代わりにかつての名映画『恋におちて』のデ・ニーロの妻役のセリフをささげたい。「(精神的なんて肉体関係こっきりよりも)余計ひどいわよ」
☆ヒロインが若い男と話しているだけで激怒し、やたらと潔癖を求めて正論をかますが、このヒーローにそれを言う資格があるのであろうかという話になる。ちなみに彼は、パーティー会場で自分は一緒に来た妻を放置プレイの刑にしておき、己は旦那と一緒にきた元婚約者と片隅で親密に話し込んでいる・・・勿論、他人の目には穏やかでない関係に写るワケで、それを「ええっ、こんなに見られてたのか?!噂になってるぞ?!」とか慌てている・・・このヒーローの辞書には学習能力という言葉はない。自分がなぜ結婚する事になったのか、という物語の最初をすっぱり脳内削除している模様・・・。
☆ちょっと作者のやりすぎ、と思ったのが、お友達も言ってたが馬車に轢かれた犬をヒーローが助ける場面。轢いた相手はライバル銀行のヤツ、犬の飼い主は実力者の未亡人。そのミエミエの善悪対比表現を読んだ時に「花咲かじいさん」とかの、分かりやすい子供向け昔ばなしを思い出したのは私だけでしょうか?(^^;
☆大きな謎のひとつとして、なぜヒーローはわざわざ自分を捨てた女とその夫の下で働く事にしたのか?常々「金で苦労していない」とヒロインに言うなら、あれだけ資格とか持ってるなら別にライバル銀行でも別の都市の銀行でも勤め先はよかったワケでしょ?・・・ただのマ○か?!と、ことのさんがツッコミしたのはいうまでもない。もし、元婚約者が手を口笛吹いたらすぐ参上する為に傍で働いていたというなら、本当にキミにはヒロインに対して逆ギレする資格はないのでは?(^^;
・・・まぁ、他にもいっぱいあるが、それはもういい。
ようするに、ダイアナ・パーマーの「いつものパターン」と言えばそれまで。
だが、しかし我々が今回読んだのはハーレクイン社でない他社からわざわざシングルタイトルで出した長編だという事が重要だ。
どうしてHQと同じパターンを、なぜ他社で、普通のDとかの二倍もある厚い本でまで書く必要があるのか?!という疑問にぶち当たる。
別に凝縮して半分近くにして、ハーレクイン・ヒストリカル辺りで出してもよかったのでは?(^^ゞ
現状のHQ社では、自分の書きたい事がページ数や「暗黙のHQコード」に阻まれて書けずに他社にキャリアを移した色んなロマンス作家と彼女が大きく違うところは「今でもHQで書くのが大好きで、そのカテゴリーに守られた秘密の花園(爆)で大満足して執筆し続けている」という点である。
10年前と違い、現在の日本は二見書房、ソニーマガジンズ、扶桑社等から続々と毎月ロマンティック・ミステリ長編が翻訳され発行されている翻訳ロマンス飽食時代である。
だからこそ、HQ社の本だけに異国情緒ロマンス話を求めた時代なら通用したワンパタにもはや無理が生じる。読者の目が肥えてきているのだから当たり前だ。
・・・まぁ、そういう事です(これ以上は省略。笑)
しかし、あれだけベストセラーもののロマンス原書の未訳ストックを持っているランダムと提携して、なぜこのレベルの本を創刊1冊目に・・・ダイアナ・パーマーというネーム・バリューに「石橋を叩いて渡った」という印象もしないでもない(^^ゞ
賛否両論のこの1冊、よくも悪くも売れてるようなので、これなら2冊目のアデアは出るよね?(^^ゞ←アデアへの踏み台と割り切ったか?(爆)
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ISBN:4596411565 新書 山田 沙羅 ハーレクイン 2005/09 ¥641
最近すっかりこのシリーズから離れた感のあるシルエット・ロマンス。
そんな中、いまだ毎回新刊を楽しみにしているリリカルちゃん作家メリッサ・マクローンの新刊(^^)
とうとう、とうとう読めたよ〜!!ヘンリーくんのロマンス話
楽しみにしていたヘンリーくん、いやはや。
今までやってきた「冒険」に自分が参加する事になっちゃって、、、ぷぷっ。
いや、普通に読むと、ヘンリーってかなり嫌なヒーローですよ(笑)。
うなる程の金持ちで、自信過剰だし、ダラックマだし(爆)。
いや、読んでてヒロインのエリザベスが「キイロイトリ」、ヘンリーが「リラックマ」に見えたのは私だけ?(^^ゞ
お洋服をタンスにしまうのもいい加減でしわくちゃにしちゃうし、朝寝坊くんだし、何にも出来ないし(ハーバード出身の秀才だけど農場ではただの厄介者。笑)。
でも、両親をなくして自分の夢を諦めて年の離れた弟妹を養い、農場を切り盛りするので精一杯で、その上恋人に捨てられてしまい、笑う事や楽しいと思う事や恋する事を忘れていた彼女に、ヘンリーは自然体でそれらを取り戻させる。
そんな過程で、彼自身も今までの自分の生活に疑問を投げかける。
限度額のないクレジットカードで高価なブランドもののプレゼントを友人達に買うより、自分が汗水たらしい稼いだ限りあるお給料で、本当に心から相手に喜んでもらえるプレゼントを買った時に充実感を知った「天使くん」の描写は本当にほんわかする。
自分の「冒険」を楽にする為にお給料を使うであったろう今までの彼でなく、子供達のたわいも無い玩具を値切って買う描写は秀逸だ。
そして、「冒険」の幕切れは前作と対になっている。
そんなところもよかった〜(^^)
ヘンリーくん自身が改心して(爆)所帯持ちになった今、もうこのいつものメンバーに会えないのかしら・・・と寂しく思ったら。
ぷぷっ、ラストを読んで安心した。
ヘンリーくんの次の餌食がキチンとスタンバイしていました(爆)
最近すっかりこのシリーズから離れた感のあるシルエット・ロマンス。
そんな中、いまだ毎回新刊を楽しみにしているリリカルちゃん作家メリッサ・マクローンの新刊(^^)
とうとう、とうとう読めたよ〜!!ヘンリーくんのロマンス話
楽しみにしていたヘンリーくん、いやはや。
今までやってきた「冒険」に自分が参加する事になっちゃって、、、ぷぷっ。
いや、普通に読むと、ヘンリーってかなり嫌なヒーローですよ(笑)。
うなる程の金持ちで、自信過剰だし、ダラックマだし(爆)。
いや、読んでてヒロインのエリザベスが「キイロイトリ」、ヘンリーが「リラックマ」に見えたのは私だけ?(^^ゞ
お洋服をタンスにしまうのもいい加減でしわくちゃにしちゃうし、朝寝坊くんだし、何にも出来ないし(ハーバード出身の秀才だけど農場ではただの厄介者。笑)。
でも、両親をなくして自分の夢を諦めて年の離れた弟妹を養い、農場を切り盛りするので精一杯で、その上恋人に捨てられてしまい、笑う事や楽しいと思う事や恋する事を忘れていた彼女に、ヘンリーは自然体でそれらを取り戻させる。
そんな過程で、彼自身も今までの自分の生活に疑問を投げかける。
限度額のないクレジットカードで高価なブランドもののプレゼントを友人達に買うより、自分が汗水たらしい稼いだ限りあるお給料で、本当に心から相手に喜んでもらえるプレゼントを買った時に充実感を知った「天使くん」の描写は本当にほんわかする。
自分の「冒険」を楽にする為にお給料を使うであったろう今までの彼でなく、子供達のたわいも無い玩具を値切って買う描写は秀逸だ。
そして、「冒険」の幕切れは前作と対になっている。
そんなところもよかった〜(^^)
ヘンリーくん自身が改心して(爆)所帯持ちになった今、もうこのいつものメンバーに会えないのかしら・・・と寂しく思ったら。
ぷぷっ、ラストを読んで安心した。
ヘンリーくんの次の餌食がキチンとスタンバイしていました(爆)
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なんか、見ていて叫びすぎて疲れたかも・・・これ来月分(^^;
ハーレクイン MIRA文庫
愛の選択 ペニー・ジョーダン
やーっと出るのね、これ(^^ゞ
鬼畜ヒーローものでも愛読の1冊なのでオリジナル持ってるけどきっと文庫も買う(笑)
早川書房 ハヤカワ文庫HM
あの日、少女たちは赤ん坊を殺した ローラ・リップマン
これ、やっぱり前回の文庫あとがきであったように新しいシリーズの翻訳なんだよね・・・テス達じゃなくても買うけど。リップマン大好きだし。
ソニー・マガジンズ villagebooks
流浪のヴィーナス ローリ・フォスター
三つの死のアート エリザベス・ローウェル
ロード・ジョン・グレイ 緑のドレスの女 ダイアナ・ガバルドン
これは前に日記で書いた通り。
LJG様はいつものガバルドン作品翻訳の某氏ではないが、まぁ一緒のようなもんだな。
あらゆる意味で彼女のお弟子さんの方だし(投げやり気味?笑)。
ディープなLJG様ファンの皆様(ガバルドン本人も含む。笑)のチェックが入るのが今から目に見えるようです(爆)。
んで、これはやはりウチで特集している方の翻訳なので、最後に別格に持ってこようかと・・・(^^ゞ
ランダムハウス講談社 ランダムハウス講談社文庫
隠れ家の天使 チェリー・アデア
『KISS and TELL』だよね、つまり(笑)
1冊こっきりでない事を願います、これシリーズもの(T-FLAC missionシリーズ)なんで(^^;
これからはランダム系の本でvillageさんが翻訳していないものは皆ここで翻訳されるのかしら・・・。
まぁ、ことのさんにとってランダム系一番の本ってガバルドンだから今更なんだろうけど(^^ゞ
出遅れた感があるなぁ、やっぱりここ。
ブロックマンもモニングもケイ・フーパーもランダム系原書なんだけどなぁ・・・(^^ゞ
ハーレクイン MIRA文庫
愛の選択 ペニー・ジョーダン
やーっと出るのね、これ(^^ゞ
鬼畜ヒーローものでも愛読の1冊なのでオリジナル持ってるけどきっと文庫も買う(笑)
早川書房 ハヤカワ文庫HM
あの日、少女たちは赤ん坊を殺した ローラ・リップマン
これ、やっぱり前回の文庫あとがきであったように新しいシリーズの翻訳なんだよね・・・テス達じゃなくても買うけど。リップマン大好きだし。
ソニー・マガジンズ villagebooks
流浪のヴィーナス ローリ・フォスター
三つの死のアート エリザベス・ローウェル
ロード・ジョン・グレイ 緑のドレスの女 ダイアナ・ガバルドン
これは前に日記で書いた通り。
LJG様はいつものガバルドン作品翻訳の某氏ではないが、まぁ一緒のようなもんだな。
あらゆる意味で彼女のお弟子さんの方だし(投げやり気味?笑)。
ディープなLJG様ファンの皆様(ガバルドン本人も含む。笑)のチェックが入るのが今から目に見えるようです(爆)。
んで、これはやはりウチで特集している方の翻訳なので、最後に別格に持ってこようかと・・・(^^ゞ
ランダムハウス講談社 ランダムハウス講談社文庫
隠れ家の天使 チェリー・アデア
『KISS and TELL』だよね、つまり(笑)
1冊こっきりでない事を願います、これシリーズもの(T-FLAC missionシリーズ)なんで(^^;
これからはランダム系の本でvillageさんが翻訳していないものは皆ここで翻訳されるのかしら・・・。
まぁ、ことのさんにとってランダム系一番の本ってガバルドンだから今更なんだろうけど(^^ゞ
出遅れた感があるなぁ、やっぱりここ。
ブロックマンもモニングもケイ・フーパーもランダム系原書なんだけどなぁ・・・(^^ゞ
プレイボーイをやっつけろ!
2005年9月4日 新刊レビュー
ISBN:4576051342 文庫 米山 裕子 二見書房 2005/08 ¥980
・・・待った甲斐あり!
もう、おバカで下品でエロネタのマシンガントーク、それでいてキュートなクルージー節全開!
映画好きには、二倍三倍と楽しめてヒャッホーなのである♪
思わず二度読み返したわ!!
あ、言っておきますが、清く正しく美しい正統派ロマンスを求めてらっしゃる方には絶対勧めませんので、そういう方が読まれた場合のシャレのきかない苦情を言われてもことのさんは知りませんのであしからず(爆)
相変わらず、ワンコ描写の秀逸な事よ、クルージーってば。
今回のアイス好きのブサイク犬ラッシーくんの何とかわいいことよ!
愛犬家ガバルドンも、あの部分にはメロリンキューだろうなぁ・・・(ガバルドンはクルージー作品愛読者なのよ。笑)
スピンオフ情報もしっかりあとがきに載ってて(ことのさんの今回一番のご贔屓くんなヒロインの弟が主役。笑)、嬉しさ二倍。
そういえば・・・原書、彼岸にあったような・・・(爆)
寝る前にもう一回読んじゃおうかなー♪←現実逃避・・・
・・・待った甲斐あり!
もう、おバカで下品でエロネタのマシンガントーク、それでいてキュートなクルージー節全開!
映画好きには、二倍三倍と楽しめてヒャッホーなのである♪
思わず二度読み返したわ!!
あ、言っておきますが、清く正しく美しい正統派ロマンスを求めてらっしゃる方には絶対勧めませんので、そういう方が読まれた場合のシャレのきかない苦情を言われてもことのさんは知りませんのであしからず(爆)
相変わらず、ワンコ描写の秀逸な事よ、クルージーってば。
今回のアイス好きのブサイク犬ラッシーくんの何とかわいいことよ!
愛犬家ガバルドンも、あの部分にはメロリンキューだろうなぁ・・・(ガバルドンはクルージー作品愛読者なのよ。笑)
スピンオフ情報もしっかりあとがきに載ってて(ことのさんの今回一番のご贔屓くんなヒロインの弟が主役。笑)、嬉しさ二倍。
そういえば・・・原書、彼岸にあったような・・・(爆)
寝る前にもう一回読んじゃおうかなー♪←現実逃避・・・
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ISBN:4596800340 新書 江田 さだえ ハーレクイン 2005/08 ¥1,155
中世スコットランドものって事で新刊購入して読了。
うーむ。新刊買いでなく古本屋待ちにしてりゃよかったよ(^^A
物語としては、そんなにまずくない。
まぁ、スコットランドものとしては「なんちゃって度」が非常に高くて、この作家は本当にスコットランドの事を調べたのかしら・・・とか思う事も度々の1冊だったが、その点をはしょれば・・・ってスコットランドものでスコットランド部分を省略するんかい!(爆)
↑
いや、本当にただキルト姿のヒーロー書きたい!!って作家の妄想が先走りしているのばかりが目立ってるように思えて(^^ゞ
ただ、普通でも厚いHSの、更にシングルタイトルでそれよりも1.5倍ぶ厚い本で読む話じゃない。
つまり、内容が「薄い」のだ。
別にぶ厚い本でこれを書かなくても、普通のハーレクイン・ヒストリカルで書いても差し支えがあったとは思えない。
まぁ、ぶっちゃけた話、作家が物語を絞り損ねたと言ってもいいか(爆)
悪役もなんかラストは腰砕けでつまらなかったし。
あとヒーローはなかなかいいのだが、ヒロインが一部どうも共感出来ないキャラだったのもこの評価の一因かしら・・・。
・・・どなたか、この話のヒロインがお気に入り!大プッシュ!とかいう方にちとご意見聞いてみたいかも(笑)
次回は、改心したお兄ちゃんの話らしいけど・・・ノルマン人だしな、あの人(爆)。新刊買いはないかも(爆)
中世スコットランドものって事で新刊購入して読了。
うーむ。新刊買いでなく古本屋待ちにしてりゃよかったよ(^^A
物語としては、そんなにまずくない。
まぁ、スコットランドものとしては「なんちゃって度」が非常に高くて、この作家は本当にスコットランドの事を調べたのかしら・・・とか思う事も度々の1冊だったが、その点をはしょれば・・・ってスコットランドものでスコットランド部分を省略するんかい!(爆)
↑
いや、本当にただキルト姿のヒーロー書きたい!!って作家の妄想が先走りしているのばかりが目立ってるように思えて(^^ゞ
ただ、普通でも厚いHSの、更にシングルタイトルでそれよりも1.5倍ぶ厚い本で読む話じゃない。
つまり、内容が「薄い」のだ。
別にぶ厚い本でこれを書かなくても、普通のハーレクイン・ヒストリカルで書いても差し支えがあったとは思えない。
まぁ、ぶっちゃけた話、作家が物語を絞り損ねたと言ってもいいか(爆)
悪役もなんかラストは腰砕けでつまらなかったし。
あとヒーローはなかなかいいのだが、ヒロインが一部どうも共感出来ないキャラだったのもこの評価の一因かしら・・・。
・・・どなたか、この話のヒロインがお気に入り!大プッシュ!とかいう方にちとご意見聞いてみたいかも(笑)
次回は、改心したお兄ちゃんの話らしいけど・・・ノルマン人だしな、あの人(爆)。新刊買いはないかも(爆)
ISBN:478972624X 文庫 藤田 佳澄 ソニー・マガジンズ 2005/08 ¥935
一作目が大好きで早速買ったアンドレア・ケインの新刊(^^)
時差ボケで不眠気味なので、週末のお楽しみにじっくり読む気があっさり一気読みしちゃった・・・(^^ゞ
まず言うなら「1冊目のが好き」ですかね。
とりあえず、物語の運び方や展開、キャラの作り方は上手な作家ケインらしくサクサク読めるんですが・・・そう。それが今回はアダ。
「特徴のない優等生作品」とでも言うべきか?
二度目の再読が「すぐ」というのはないであろう、平均点以上だが「突出したものがない作品」ですな。
そういう優等生な作品で、あの「時刻割りチャプター形式」は、かなり無理がある。
あの形式は、焦燥感とか圧迫感やスピード感を出す為にミステリーやサスペンスではよく用いられるが、この作品では浮いて読めた。
つまり、物語自体は確かに短期間で進んでいるのだが、実際はそんなに切迫したものには思えないんだよね。
いや、キレイだったりステキだったりよく出来てたりするんだけど、サスペンスにしては悠長な場面、たくさんあり過ぎなのよね。
何だか三倍速で再生しているビデオのような違和感がそこには生まれているのが読んでいて分かるんだもの。
ああいう時間刻みなら、ゆったりした場面とか、微笑ましい場面は吟味してもう少し数を絞るべきではなかったのか?
「緩急」という意味では、そっちのがよかったなぁ・・・。
キャラ的にも、今回は「この人がイチ押しお気に入り♪」と即決なキャラもいなかったし。
ヒーローはかっこよかったけど・・・歯切れが悪いというか。
どうも彼の設定と、兄に対する態度や処遇が食い違いとまではいかないまでも、若干のズレを感じたのは私だけか?
ヒロインもよかったけど・・・今の理想主義者に至るまでの設定が弱い、というかこじつけのにおいがせんでもない、というか。
重要な物語のキーとなる少年との絆とか、もっとなれそめ(?)に行を割いてもよかったのでは?(^^ゞ
前作ほどに好き好きオーラはでなかったかも(^^ゞ
ううむ、ヒーロー側の脆い家族の絆とかあれだけ書いて、ヒロイン側の家族側はいきなり問答無用にスーパーマンとスーパーレディ二人がで〜ん!!と鎮座だもんな(笑)
余談だが、市長が賭けて大損したNHLのトーナメント、一瞬脳内変換出来なかったんだよね。
「スタンレイ・カップ」といつも言ってるから(笑)。
あきまへんで。あんな予測不可能な氷上の格闘技にそんな大金を賭けちゃ〜、とか思ったり(爆)。
一作目が大好きで早速買ったアンドレア・ケインの新刊(^^)
時差ボケで不眠気味なので、週末のお楽しみにじっくり読む気があっさり一気読みしちゃった・・・(^^ゞ
まず言うなら「1冊目のが好き」ですかね。
とりあえず、物語の運び方や展開、キャラの作り方は上手な作家ケインらしくサクサク読めるんですが・・・そう。それが今回はアダ。
「特徴のない優等生作品」とでも言うべきか?
二度目の再読が「すぐ」というのはないであろう、平均点以上だが「突出したものがない作品」ですな。
そういう優等生な作品で、あの「時刻割りチャプター形式」は、かなり無理がある。
あの形式は、焦燥感とか圧迫感やスピード感を出す為にミステリーやサスペンスではよく用いられるが、この作品では浮いて読めた。
つまり、物語自体は確かに短期間で進んでいるのだが、実際はそんなに切迫したものには思えないんだよね。
いや、キレイだったりステキだったりよく出来てたりするんだけど、サスペンスにしては悠長な場面、たくさんあり過ぎなのよね。
何だか三倍速で再生しているビデオのような違和感がそこには生まれているのが読んでいて分かるんだもの。
ああいう時間刻みなら、ゆったりした場面とか、微笑ましい場面は吟味してもう少し数を絞るべきではなかったのか?
「緩急」という意味では、そっちのがよかったなぁ・・・。
キャラ的にも、今回は「この人がイチ押しお気に入り♪」と即決なキャラもいなかったし。
ヒーローはかっこよかったけど・・・歯切れが悪いというか。
どうも彼の設定と、兄に対する態度や処遇が食い違いとまではいかないまでも、若干のズレを感じたのは私だけか?
ヒロインもよかったけど・・・今の理想主義者に至るまでの設定が弱い、というかこじつけのにおいがせんでもない、というか。
重要な物語のキーとなる少年との絆とか、もっとなれそめ(?)に行を割いてもよかったのでは?(^^ゞ
前作ほどに好き好きオーラはでなかったかも(^^ゞ
ううむ、ヒーロー側の脆い家族の絆とかあれだけ書いて、ヒロイン側の家族側はいきなり問答無用にスーパーマンとスーパーレディ二人がで〜ん!!と鎮座だもんな(笑)
余談だが、市長が賭けて大損したNHLのトーナメント、一瞬脳内変換出来なかったんだよね。
「スタンレイ・カップ」といつも言ってるから(笑)。
あきまへんで。あんな予測不可能な氷上の格闘技にそんな大金を賭けちゃ〜、とか思ったり(爆)。
ISBN:4596120579 新書 高田 真紗子 ハーレクイン 2005/08 ¥672
帰国して一番最初に買って読んだのがコレ(笑)
この作家は現在、ことのさんがRで一番ご贔屓にしている作家なんで新刊買いしたのだが・・・感想は過去3冊と比べるとイマイチかも(^^ゞ
いや、多分現在のR全体のレベルから考えたら優秀レベルなのかもしれないが>おいおい。そんな低いハードルでいいんか?(^^;
ただ何度考えても解せないのが、母親の余命わずかと知った後のヒロインの極端な行動が・・・解せないを通り越していて、あそこさえ別の行動、いや。もう少し慎ましく行動してくれていたら、ここまで首を傾げる事もなかったのかもしれん・・・。
エキセントリックな行動をするヒーローというのは、所詮「異性」なので一線を引いて読めるのだが、エキセントリックな行動をするヒロインというのは「同性」な分、居心地悪い読後感を残すのか?
それとも単に、あの計画性の無さが目を覆いたくなり、ロマンス本でありながらヒロインに向かって「自業自得という気もするよ、キミ・・・」となるだけ?(^^ゞ
いや、嫌いじゃないんだが前作ほど人に「読んで読んで〜!!」という作品ではない事は確か。
古本でよかったかもな、ホンマ。
10月の新刊に彼女への期待は再スライドしてみよう・・・。
帰国して一番最初に買って読んだのがコレ(笑)
この作家は現在、ことのさんがRで一番ご贔屓にしている作家なんで新刊買いしたのだが・・・感想は過去3冊と比べるとイマイチかも(^^ゞ
いや、多分現在のR全体のレベルから考えたら優秀レベルなのかもしれないが>おいおい。そんな低いハードルでいいんか?(^^;
ただ何度考えても解せないのが、母親の余命わずかと知った後のヒロインの極端な行動が・・・解せないを通り越していて、あそこさえ別の行動、いや。もう少し慎ましく行動してくれていたら、ここまで首を傾げる事もなかったのかもしれん・・・。
エキセントリックな行動をするヒーローというのは、所詮「異性」なので一線を引いて読めるのだが、エキセントリックな行動をするヒロインというのは「同性」な分、居心地悪い読後感を残すのか?
それとも単に、あの計画性の無さが目を覆いたくなり、ロマンス本でありながらヒロインに向かって「自業自得という気もするよ、キミ・・・」となるだけ?(^^ゞ
いや、嫌いじゃないんだが前作ほど人に「読んで読んで〜!!」という作品ではない事は確か。
古本でよかったかもな、ホンマ。
10月の新刊に彼女への期待は再スライドしてみよう・・・。
の予定が出たけど・・・わ、笑える(^^;
8月に続き、バカミス祭りなんでしょーか?(爆)
講談社 講談社文庫
警視の不信 D・クロンビー
これ・・・前作ラストで「そんなんアリか?!」とブーイング寸前だったんだけど・・・どうなってるんだろう、続き(^^;
ランダムハウス講談社 ランダムハウス講談社文庫
あなたが見えなくて ダイアナ・パーマー
ノー・セカンドチャンス(上下) ハーラン・コーベン
合弁会社を作ったはいいが、どうもパッとしなかったランダムハウス講談社がとうとう文庫レーベルに殴り込み・・・って言っても、他社での看板ロマンス作家のシングルタイトルや、他社で人気の翻訳シリーズものを持つ作家の新作とか、その道の先駆者villegebooksの二番煎じな事は否めないですな(毒舌)。
あの中途半端なサイズと価格のソフトカバーから文庫レーベルになったというあたりはハーレクイン社のレッド・ドレス・インクと同じ展開なのも笑えない(失笑)・・・ランダムハウスなんてところにくっついたからには、あそこの本をバシバシ翻訳してくれないとね。
どうも講談社って、海外作品ラインはあれど何をめざしているのか、何がしたいのか全然分からないんだよね。
ミステリも何もかも中途半端で、記憶にあるのってパトリシア・コーンウェルとケイト・ロスぐらいで・・・ノーラも二作出してサヨナラしてるし(^^;
まぁ、文庫を雑誌と勘違いして装丁ばかり変えてる角○よりはマシか(爆)
ハーレクイン MIRA文庫
ミモザの園 ダイナ・マコール
令嬢マレーザの運命 エレイン・コフマン
愛と勇気のマッケンジー家 愛は命がけ リンダ・ハワード
エレイン・コフマンはスピンオフだよね、前作の。
一年後にしっかり出すあたりは公約通りですな、担当さま(笑)
扶桑社 扶桑社海外文庫
海辺の街トリロジー(3)青いキャンバス ノーラ・ロバーツ
は、早い(^^; 早くも3?!(^^;
清水はるかさん、すごいペースですね(^^;
ああ、でも楽しみ〜♪マーフィー♪♪
二見書房 二見ミステリ文庫
アーンツ・シー・スウィート(仮) スーザン・エリザベス・フィリップス
年一回のお楽しみ、と思ったら今年は二回出るのね?(^^;
ここんとこ、好きな作家さん立て続けに出して下さって嬉しいわ〜、二見さん(^^)
文藝春秋 文春文庫
斬首人の復讐 マイケル・スレイド
ソニー・マガジンズ villagebooks
偶然のラビリンス デイヴィッド・アンブローズ
炎と花(上下) キャサリン・ウッディウィス
ウッディウィスは先日の日記で書いたから略、として・・・ぷっ。マイケル・スレイドとデイヴィッド・アンブローズを続けて書くと・・・完全に確信犯(爆)
今年年末のこのミス、バカミスコーナーは忙しいねぇ・・・今月はエリック・ガルシアも出て、この二大バカミス作家新作だもんなぁ・・・(^^A
・・・今年もバカミス出版社部門の最多勝でしょうか?>ソニマガさん(爆)
ことのさん的には大歓迎です!(爆)
8月に続き、バカミス祭りなんでしょーか?(爆)
講談社 講談社文庫
警視の不信 D・クロンビー
これ・・・前作ラストで「そんなんアリか?!」とブーイング寸前だったんだけど・・・どうなってるんだろう、続き(^^;
ランダムハウス講談社 ランダムハウス講談社文庫
あなたが見えなくて ダイアナ・パーマー
ノー・セカンドチャンス(上下) ハーラン・コーベン
合弁会社を作ったはいいが、どうもパッとしなかったランダムハウス講談社がとうとう文庫レーベルに殴り込み・・・って言っても、他社での看板ロマンス作家のシングルタイトルや、他社で人気の翻訳シリーズものを持つ作家の新作とか、その道の先駆者villegebooksの二番煎じな事は否めないですな(毒舌)。
あの中途半端なサイズと価格のソフトカバーから文庫レーベルになったというあたりはハーレクイン社のレッド・ドレス・インクと同じ展開なのも笑えない(失笑)・・・ランダムハウスなんてところにくっついたからには、あそこの本をバシバシ翻訳してくれないとね。
どうも講談社って、海外作品ラインはあれど何をめざしているのか、何がしたいのか全然分からないんだよね。
ミステリも何もかも中途半端で、記憶にあるのってパトリシア・コーンウェルとケイト・ロスぐらいで・・・ノーラも二作出してサヨナラしてるし(^^;
まぁ、文庫を雑誌と勘違いして装丁ばかり変えてる角○よりはマシか(爆)
ハーレクイン MIRA文庫
ミモザの園 ダイナ・マコール
令嬢マレーザの運命 エレイン・コフマン
愛と勇気のマッケンジー家 愛は命がけ リンダ・ハワード
エレイン・コフマンはスピンオフだよね、前作の。
一年後にしっかり出すあたりは公約通りですな、担当さま(笑)
扶桑社 扶桑社海外文庫
海辺の街トリロジー(3)青いキャンバス ノーラ・ロバーツ
は、早い(^^; 早くも3?!(^^;
清水はるかさん、すごいペースですね(^^;
ああ、でも楽しみ〜♪マーフィー♪♪
二見書房 二見ミステリ文庫
アーンツ・シー・スウィート(仮) スーザン・エリザベス・フィリップス
年一回のお楽しみ、と思ったら今年は二回出るのね?(^^;
ここんとこ、好きな作家さん立て続けに出して下さって嬉しいわ〜、二見さん(^^)
文藝春秋 文春文庫
斬首人の復讐 マイケル・スレイド
ソニー・マガジンズ villagebooks
偶然のラビリンス デイヴィッド・アンブローズ
炎と花(上下) キャサリン・ウッディウィス
ウッディウィスは先日の日記で書いたから略、として・・・ぷっ。マイケル・スレイドとデイヴィッド・アンブローズを続けて書くと・・・完全に確信犯(爆)
今年年末のこのミス、バカミスコーナーは忙しいねぇ・・・今月はエリック・ガルシアも出て、この二大バカミス作家新作だもんなぁ・・・(^^A
・・・今年もバカミス出版社部門の最多勝でしょうか?>ソニマガさん(爆)
ことのさん的には大歓迎です!(爆)
さて。情報解禁。
チビ台風上陸につき、書くの忘れてたんだけど(爆)
来月のソニーマガジンズ・ヴィレッジブックスの新刊のロマンスラインは・・・とうとうキャサリーン・ウッディウィスが登場(^^)
その作品が・・・最初聞いた時には耳を疑ったのですが、噛み締めてると・・・超嬉しい♪♪
『炎と花』の新訳なんですよ♪
ことのさんが一番好きな作品で全バージョン持ってるから、新訳が超嬉しいの〜♪♪
これに関して「なぜこの本には続編があるのに、あえて既に翻訳済みのものを新訳で?!」ときっと言われるでしょうが・・・まぁ、本編と比べて続編2冊(ブランの弟と息子)が余り本国での評価が高いものではないというのも理由ではないかと思ったり(かなりありますよ。「続編なんて書かなければよかったのに!」とかいう厳しいご意見)。
あえて評判イマイチの作品を大枚はたいて版権取るってのも商売的にゴニョゴニョだしねぇ・・・(^^;;
この新訳が売れれば続編翻訳への道も開ける!!と信じて、販促するしかないですかね?(^^;
・・・というか、サン○オ時代のものが入手するのも大変だから、はじめてこの作品に、そしてウッディウィス作品を読む読者さんも決して少なくはないと思う。
過去の名作に触れる機会をこうやって作って下さるヴィレッジさんに感謝しつつ、発売日を待と〜っと(^^)
・・・そういえば、途中で投げたボー(息子)の本、どこに埋没してたっけ?>ことのさん家の彼岸(自爆)
チビ台風上陸につき、書くの忘れてたんだけど(爆)
来月のソニーマガジンズ・ヴィレッジブックスの新刊のロマンスラインは・・・とうとうキャサリーン・ウッディウィスが登場(^^)
その作品が・・・最初聞いた時には耳を疑ったのですが、噛み締めてると・・・超嬉しい♪♪
『炎と花』の新訳なんですよ♪
ことのさんが一番好きな作品で全バージョン持ってるから、新訳が超嬉しいの〜♪♪
これに関して「なぜこの本には続編があるのに、あえて既に翻訳済みのものを新訳で?!」ときっと言われるでしょうが・・・まぁ、本編と比べて続編2冊(ブランの弟と息子)が余り本国での評価が高いものではないというのも理由ではないかと思ったり(かなりありますよ。「続編なんて書かなければよかったのに!」とかいう厳しいご意見)。
あえて評判イマイチの作品を大枚はたいて版権取るってのも商売的にゴニョゴニョだしねぇ・・・(^^;;
この新訳が売れれば続編翻訳への道も開ける!!と信じて、販促するしかないですかね?(^^;
・・・というか、サン○オ時代のものが入手するのも大変だから、はじめてこの作品に、そしてウッディウィス作品を読む読者さんも決して少なくはないと思う。
過去の名作に触れる機会をこうやって作って下さるヴィレッジさんに感謝しつつ、発売日を待と〜っと(^^)
・・・そういえば、途中で投げたボー(息子)の本、どこに埋没してたっけ?>ことのさん家の彼岸(自爆)
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ISBN:4596510938 新書 山口 西夏 ハーレクイン 2005/08 ¥641
今日買ってきた新刊2冊のうちの1冊(^^)
読了して思ったのは、やっぱりメロリンキューなヒーロー描かせるとうまいなぁ、アネットさん♪である。
ラスト近くで、結婚するハメになった理由「起きたらビックリ事件(笑)」の真相が知らされたヒーロー・ジャレッドくんの対応も、これまたいいのである。
あれがダ○アナ・パー○ーのヒーローなら思い込み鬼畜ロードまっしぐらな過剰反応する事請け合いよ?!>ディザィア愛読者の皆様(笑)
もっとも原書で読んだ時にことのさんは「そっか・・・ジャレッドくん、ボクサーブリーフ派だったんだ・・・」とか何か勘違いな事をくっきり記憶してたけど(爆)
既に買って一番最初に確認はしたが、三男ジュードの翻訳予定は立てられていない。
まぁ、これは仕方ないかな。この春に出たばかりだもんね(^^ゞ
末っ子くんが出ないと人物関係図作れないなぁ・・・もっとも作っても、半分は英語になっちゃうよね(^^ゞ
全部日本語で揃うまで作るの待つかなぁ・・・(^^ゞ
今日買ってきた新刊2冊のうちの1冊(^^)
読了して思ったのは、やっぱりメロリンキューなヒーロー描かせるとうまいなぁ、アネットさん♪である。
ラスト近くで、結婚するハメになった理由「起きたらビックリ事件(笑)」の真相が知らされたヒーロー・ジャレッドくんの対応も、これまたいいのである。
あれがダ○アナ・パー○ーのヒーローなら思い込み鬼畜ロードまっしぐらな過剰反応する事請け合いよ?!>ディザィア愛読者の皆様(笑)
もっとも原書で読んだ時にことのさんは「そっか・・・ジャレッドくん、ボクサーブリーフ派だったんだ・・・」とか何か勘違いな事をくっきり記憶してたけど(爆)
既に買って一番最初に確認はしたが、三男ジュードの翻訳予定は立てられていない。
まぁ、これは仕方ないかな。この春に出たばかりだもんね(^^ゞ
末っ子くんが出ないと人物関係図作れないなぁ・・・もっとも作っても、半分は英語になっちゃうよね(^^ゞ
全部日本語で揃うまで作るの待つかなぁ・・・(^^ゞ
ISBN:4576051199 文庫 木下 淳子 二見書房 2005/07 ¥870
別格某本(赤毛のおっさん本。爆)を除くと、ことのさんの今年のロマンス新刊文庫の一番本に躍り出た1冊。
カテゴリーロマンスから作家キャリアをスタートさせ、そのうちに自分の書きたい方向やジャンルを見出し、「ロマンティック・サスペンス」を駆け抜けてスリラーやミステリ界に君臨する人は多くはない。
なぜなら、そのまま「ロマンティック・ミステリ」「ロマンティック・サスペンス」で定着する事の方が多いから。
そんな中、骨太のスリラーを書くロマンスあがりの女流作家と聞かれるとこの二人が、まずことのさんの頭には浮かぶ。
日本だと桐野夏生、アメリカだとこのタミー・ホウグである。
この作品は、カテゴリーロマンス執筆からシングルタイトルに移行した彼女の長編処女作で、ロマンティック・サスペンスのジャンル内では金字塔とされている1冊でもある。
読んでみると、本当に長編でこそ読み応えのある濃密なロマンスに絡めて、現在の彼女が得意とする緻密な人間描写、スケールの大きなテーマ、情景等が描かれている。
ルイジアナの大湿地帯スワンプを舞台に進むこの二人の恋愛は、幻想的にも思えるのだが、とにかく不器用にゆったりと水面を伝うように胸をうつ。
傷ついた謎の男ラッキーが、逃げ場所であったスワンプで出会った女性セレナというのが、また皮肉な運命のいたずらなのか。
よくロマンス本を読んでいて「ヒロインは良かったけどヒーローが魅力的でない」とか、「ヒーローはよかったけどヒロインには共感出来ない」とかいう、アンバランスなものが目立つがこれは違う。
世間で見せる「顔」と全く違う面を、お互いだけが気づく。そんな二人が、二人共に哀しく魅力的なのだ。
脇役もよく描かれている。特にヒロインであるセレナの双子の姉の描写がうまいと思った。
ステレオタイプの悪女、破滅型だがラストにすら完全な反省と改心はない。これは変にご都合主義でなく、私は好きだな。
彼女が、カテゴリーロマンスでは書けなかった事、自分の方向性を模索しようとしたのは、この後に続々と発表されていった長編・・・翻訳分だと『ふたりだけの岸辺』(92)、『夜の罪』(95)、『終わりなき悪意』(96)の流れを見ているとわかる。
段々とロマンス部分が削ぎ落とされ、完全に無くなりはしないものの物語の味付け程度に、ミステリー部分が綿密に、と比率の逆転が起こる。
完全にロマンス部分が無くならないあたりは、ケイ・フーパーと似てるけど(笑)
そういう意味で、この『心ふるえる夜に』は、タミー・ホウグの第二のルーツとも言えるのでしょうね。
ところで『終わりなき悪意』だと、この作品って1988年発行になっているんですが・・・謎の4年のラグは、加筆改定ってことかしら(^^;;
別格某本(赤毛のおっさん本。爆)を除くと、ことのさんの今年のロマンス新刊文庫の一番本に躍り出た1冊。
カテゴリーロマンスから作家キャリアをスタートさせ、そのうちに自分の書きたい方向やジャンルを見出し、「ロマンティック・サスペンス」を駆け抜けてスリラーやミステリ界に君臨する人は多くはない。
なぜなら、そのまま「ロマンティック・ミステリ」「ロマンティック・サスペンス」で定着する事の方が多いから。
そんな中、骨太のスリラーを書くロマンスあがりの女流作家と聞かれるとこの二人が、まずことのさんの頭には浮かぶ。
日本だと桐野夏生、アメリカだとこのタミー・ホウグである。
この作品は、カテゴリーロマンス執筆からシングルタイトルに移行した彼女の長編処女作で、ロマンティック・サスペンスのジャンル内では金字塔とされている1冊でもある。
読んでみると、本当に長編でこそ読み応えのある濃密なロマンスに絡めて、現在の彼女が得意とする緻密な人間描写、スケールの大きなテーマ、情景等が描かれている。
ルイジアナの大湿地帯スワンプを舞台に進むこの二人の恋愛は、幻想的にも思えるのだが、とにかく不器用にゆったりと水面を伝うように胸をうつ。
傷ついた謎の男ラッキーが、逃げ場所であったスワンプで出会った女性セレナというのが、また皮肉な運命のいたずらなのか。
よくロマンス本を読んでいて「ヒロインは良かったけどヒーローが魅力的でない」とか、「ヒーローはよかったけどヒロインには共感出来ない」とかいう、アンバランスなものが目立つがこれは違う。
世間で見せる「顔」と全く違う面を、お互いだけが気づく。そんな二人が、二人共に哀しく魅力的なのだ。
脇役もよく描かれている。特にヒロインであるセレナの双子の姉の描写がうまいと思った。
ステレオタイプの悪女、破滅型だがラストにすら完全な反省と改心はない。これは変にご都合主義でなく、私は好きだな。
彼女が、カテゴリーロマンスでは書けなかった事、自分の方向性を模索しようとしたのは、この後に続々と発表されていった長編・・・翻訳分だと『ふたりだけの岸辺』(92)、『夜の罪』(95)、『終わりなき悪意』(96)の流れを見ているとわかる。
段々とロマンス部分が削ぎ落とされ、完全に無くなりはしないものの物語の味付け程度に、ミステリー部分が綿密に、と比率の逆転が起こる。
完全にロマンス部分が無くならないあたりは、ケイ・フーパーと似てるけど(笑)
そういう意味で、この『心ふるえる夜に』は、タミー・ホウグの第二のルーツとも言えるのでしょうね。
ところで『終わりなき悪意』だと、この作品って1988年発行になっているんですが・・・謎の4年のラグは、加筆改定ってことかしら(^^;;
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ISBN:4594049788 文庫 清水 はるか 扶桑社 2005/07 ¥1,100
読了しました〜(^^)
ノーラのアイルランド・トリロジーの2冊目。
今回は前回のヒロイン・マギーの妹でアイルランドの田舎でB&Bを営む次女ブリーのお話。
ノーラの話とキャラのパターンから、今回のブリーのお相手となるヒーローはどのようなのがくるかな・・・と思ったら。
うん、その裏切りの無さというか、分かりやすさがノーラの好きなところなのよね。
その土地に根付いているヒロイン・ブリーに、魂の放浪者である作家・グレイを配置する辺りがね(^^ゞ
その厚みもさることながら、半年分の移り変わりを細々と上手に描いているなぁ、とやはり感心します。
前作が嵐のように進むロマンスなら、今回のはしっとりと川が流れように進むロマンスでした。
ただ、しっとりながらもテンポがいいのは相変わらず。
今回、ちょっとミステリー仕立てかな?と思った部分は、ご愛嬌というところですかね?(^^ゞ
いやはや。悪人書けないわけでもないだろうに、あの展開はちょっと笑った(^^ゞ
次回ヒーローもしっかり見所も多く、彼が一番のご贔屓であることのさんとしてはとても嬉しい(^^)
生い立ちと名前のみが登場した異母妹が次の最終巻のヒロインとなりますが、今回の話の最後のブリーがグレイに言った言葉、それが次回ヒロインにも言えるのだろうね。
楽しみです。3冊目(^^)
余談ですが、一箇所「・・・(^^; 」となった翻訳部分があったけど、まぁ、気付いてる人は少ないか。
あれは翻訳者さんによってはかなりいろんな訳されてるみたいだから(苦笑)
読了しました〜(^^)
ノーラのアイルランド・トリロジーの2冊目。
今回は前回のヒロイン・マギーの妹でアイルランドの田舎でB&Bを営む次女ブリーのお話。
ノーラの話とキャラのパターンから、今回のブリーのお相手となるヒーローはどのようなのがくるかな・・・と思ったら。
うん、その裏切りの無さというか、分かりやすさがノーラの好きなところなのよね。
その土地に根付いているヒロイン・ブリーに、魂の放浪者である作家・グレイを配置する辺りがね(^^ゞ
その厚みもさることながら、半年分の移り変わりを細々と上手に描いているなぁ、とやはり感心します。
前作が嵐のように進むロマンスなら、今回のはしっとりと川が流れように進むロマンスでした。
ただ、しっとりながらもテンポがいいのは相変わらず。
今回、ちょっとミステリー仕立てかな?と思った部分は、ご愛嬌というところですかね?(^^ゞ
いやはや。悪人書けないわけでもないだろうに、あの展開はちょっと笑った(^^ゞ
次回ヒーローもしっかり見所も多く、彼が一番のご贔屓であることのさんとしてはとても嬉しい(^^)
生い立ちと名前のみが登場した異母妹が次の最終巻のヒロインとなりますが、今回の話の最後のブリーがグレイに言った言葉、それが次回ヒロインにも言えるのだろうね。
楽しみです。3冊目(^^)
余談ですが、一箇所「・・・(^^; 」となった翻訳部分があったけど、まぁ、気付いてる人は少ないか。
あれは翻訳者さんによってはかなりいろんな訳されてるみたいだから(苦笑)
ISBN:4087604934 文庫 中井 京子 集英社 2005/07/20 ¥700
ハーレクインでお馴染みのマリーン・ラブレースの、他社から出たシングルタイトルの翻訳版。
いやー、まさか出るとは思わなかったわ。しかもここから。集英社から。ここはサンドラ・ブラウンと心中する気だと思ってたからね(失笑)。
あと、1冊だけ出してその後は放置ってのが多いので、後を期待出来ないってのもあるが(デボラ・スミスとかJ・A・ジャンスとか。ぼそ)。
しかし、すごい裏表紙あらすじだわ・・・「どこまで書くねん、どこまで!!!」と別の意味でドキドキしました(^^ゞ
話は女性空軍将校ジェシカが、かつての忌まわしい記憶のある場所にある任地に赴いた時から、彼女の過去にまつわる「ある事件」の加害者達が次々と死んでいく事に・・・。
その時に知り合った保安官スティーヴとの間にロマンスもあり、任地での重要な任務を自分の体を酷使しながらこなし、とタフなヒロインでありながら、いいんだよね〜このジェシカが。
飄々とした釣り好きスティーブがいつも何でも魚思考だったりして、そのキャラの緩急さはうまいんだ。
ひとめ惚れくんでかわいいんだよね(笑)
話そのものはラストは、あっけなく終わってしまったり、黒幕はバレバレだったりするけど、最近よく読む600ページ超の文庫の半分程度のボリュームで、あれだけ上手に読ませてまとめるのがラブレースたる由縁。素晴らしや。
そして、達者・中井京子さんの翻訳は、あの空軍補給部隊によくある専門用語すらも凌駕してしまう。
単なる訳でなく、リズムを感じましたね。
さすがあの消防専門用語の山であるスザンヌ・チェイズン作品を担当なさっている力量を見せ付けられた思いです。
専門用語多いんですが、興味深く読んでしまったわ・・・特に汚染燃料発覚のくだりはワクワクして読んでしまった。
あそこらへんはラブレース、昔とった杵柄なんでしょうねぇ・・・(^^ゞ
ハーレクインでお馴染みのマリーン・ラブレースの、他社から出たシングルタイトルの翻訳版。
いやー、まさか出るとは思わなかったわ。しかもここから。集英社から。ここはサンドラ・ブラウンと心中する気だと思ってたからね(失笑)。
あと、1冊だけ出してその後は放置ってのが多いので、後を期待出来ないってのもあるが(デボラ・スミスとかJ・A・ジャンスとか。ぼそ)。
しかし、すごい裏表紙あらすじだわ・・・「どこまで書くねん、どこまで!!!」と別の意味でドキドキしました(^^ゞ
話は女性空軍将校ジェシカが、かつての忌まわしい記憶のある場所にある任地に赴いた時から、彼女の過去にまつわる「ある事件」の加害者達が次々と死んでいく事に・・・。
その時に知り合った保安官スティーヴとの間にロマンスもあり、任地での重要な任務を自分の体を酷使しながらこなし、とタフなヒロインでありながら、いいんだよね〜このジェシカが。
飄々とした釣り好きスティーブがいつも何でも魚思考だったりして、そのキャラの緩急さはうまいんだ。
ひとめ惚れくんでかわいいんだよね(笑)
話そのものはラストは、あっけなく終わってしまったり、黒幕はバレバレだったりするけど、最近よく読む600ページ超の文庫の半分程度のボリュームで、あれだけ上手に読ませてまとめるのがラブレースたる由縁。素晴らしや。
そして、達者・中井京子さんの翻訳は、あの空軍補給部隊によくある専門用語すらも凌駕してしまう。
単なる訳でなく、リズムを感じましたね。
さすがあの消防専門用語の山であるスザンヌ・チェイズン作品を担当なさっている力量を見せ付けられた思いです。
専門用語多いんですが、興味深く読んでしまったわ・・・特に汚染燃料発覚のくだりはワクワクして読んでしまった。
あそこらへんはラブレース、昔とった杵柄なんでしょうねぇ・・・(^^ゞ
ISBN:4576051180 文庫 中西 和美 二見書房 2005/07/26 ¥940
待ってました!シャノン・マッケナの新刊♪
前作品で登場したコナー・マクラウドとエリン・リッグズのお話だけど・・・前回に負けずホットで灼熱の1冊でした(^^ゞ
しかし、それだけでないのがマッケナ作品。
達者な展開、軽妙な会話、よく練られたプロット。読むスピードは落ちません。
今回も不器用な二人を囲む個性的な家族・友人・知人・敵・・・途中ですっかりお気に入りキャラになったのが、エリンの母ちゃんだけど(笑)
そして敵は・・・粘質系で嫌なヤツを、まぁ、ここまで緻密に書いたもんです。
単発として楽しめるのですが、やはり前作と合わせて読むと時間の流れとかもよく練られているのが分かります。
マクラウド兄弟の真ん中である今回のヒーロー・コナーだけど・・・ふむ。他の兄弟とコナーを並べる場面が今回多いけど、面白い設定ですよね。
次回巻は長男デイビーだそうで、これまた楽しみ(^m^)
しかし、今回の巻は・・・ラスト近くの某女性キャラに「やられたっっ」って感じでしたな・・・。
あっぱれ、というかひっくり返された、というか(笑)
思わず、既に同じく読み終えていたお友達に「ねえ、あれ読んで『ルパン三世』の峰 不○子を思い出したんだけど」とメールしてしまったわ・・・ウケてたけど・・・(爆)
待ってました!シャノン・マッケナの新刊♪
前作品で登場したコナー・マクラウドとエリン・リッグズのお話だけど・・・前回に負けずホットで灼熱の1冊でした(^^ゞ
しかし、それだけでないのがマッケナ作品。
達者な展開、軽妙な会話、よく練られたプロット。読むスピードは落ちません。
今回も不器用な二人を囲む個性的な家族・友人・知人・敵・・・途中ですっかりお気に入りキャラになったのが、エリンの母ちゃんだけど(笑)
そして敵は・・・粘質系で嫌なヤツを、まぁ、ここまで緻密に書いたもんです。
単発として楽しめるのですが、やはり前作と合わせて読むと時間の流れとかもよく練られているのが分かります。
マクラウド兄弟の真ん中である今回のヒーロー・コナーだけど・・・ふむ。他の兄弟とコナーを並べる場面が今回多いけど、面白い設定ですよね。
次回巻は長男デイビーだそうで、これまた楽しみ(^m^)
しかし、今回の巻は・・・ラスト近くの某女性キャラに「やられたっっ」って感じでしたな・・・。
あっぱれ、というかひっくり返された、というか(笑)
思わず、既に同じく読み終えていたお友達に「ねえ、あれ読んで『ルパン三世』の峰 不○子を思い出したんだけど」とメールしてしまったわ・・・ウケてたけど・・・(爆)
ハイランドの霧に抱かれて
2005年7月18日 新刊レビュー
ISBN:478972610X 文庫 上條 ひろみ ソニー・マガジンズ 2005/07 ¥924
今月、一番楽しみだったカレン・マリー・モニングの新刊(^^)
さっさと買って一気読み!
読んでて「?」「??」と違和感が・・・ああ、訛ってないんだ、皆(笑)
ホークやグリム、挙句アダム・ブラックまでもが話すスコティッシュ・ケーリック、エイドリアンが激昂してアメリカ英語になる場面とかも、全部一緒なので淡々と(笑)
いやはや、英語で読んでもホットでエッチだった場面は日本語でもエッチでした(^^ゞ
このシリーズのすごいところは、これでもかこれでもかと男前投入してくるところだが・・・いや〜ん。女性も美人だし、本当、キラキラしているのよね、物語全体が(笑)。
大人の為のハッピーなおとぎ話とはよく言ったもんだよ(^^ゞ
でもエイドリアンは殴られても蹴られても負けないヒロインで大好きなのよね(^^)
普通、あんなタイムトリップしてあそこまで冷静か?(だからこそアダムに選ばれたんだけどさ。笑)
今回のお話でヒーローの親友として登場した、かわいいお星さまにお願い君ことグリム、次回のヒーローなんだけど・・・くっ。楽しみだよね(^m^)
最初っから、既に母となったエイドリアンのからかいの的と化しているグリムに幸あれ!(爆)
パターンとしては、実は一番好きなのは3冊目なんだけど(どういうパターンかはそれは3冊目のオチになるのでここでは伏せる。笑)、一見最初の2冊と関連性がないと思いきや、これがまた上手いんだよね、モニングってば(^^;
もっとも、あれがRITA受賞作品っていうのは・・・つまり私の好みはRITA賞傾向って事?(^^ゞ
パラノーマル・ヒストリカル・・・そういえば、モニングってばお茶目に、ハードカバー初版のカテゴライズに無茶苦茶な事を書いてたな。
10個ぐらいカテゴリー書いて「全部あてはまります(笑)」って具合に(爆)
シリーズでまた登場予定のネス湖、よく見てこなくっちゃね、また(^^)
霧がかかっていると、本当にモニングの話に登場しそうなムードよ、湖岸の町とか。
今月、一番楽しみだったカレン・マリー・モニングの新刊(^^)
さっさと買って一気読み!
読んでて「?」「??」と違和感が・・・ああ、訛ってないんだ、皆(笑)
ホークやグリム、挙句アダム・ブラックまでもが話すスコティッシュ・ケーリック、エイドリアンが激昂してアメリカ英語になる場面とかも、全部一緒なので淡々と(笑)
いやはや、英語で読んでもホットでエッチだった場面は日本語でもエッチでした(^^ゞ
このシリーズのすごいところは、これでもかこれでもかと男前投入してくるところだが・・・いや〜ん。女性も美人だし、本当、キラキラしているのよね、物語全体が(笑)。
大人の為のハッピーなおとぎ話とはよく言ったもんだよ(^^ゞ
でもエイドリアンは殴られても蹴られても負けないヒロインで大好きなのよね(^^)
普通、あんなタイムトリップしてあそこまで冷静か?(だからこそアダムに選ばれたんだけどさ。笑)
今回のお話でヒーローの親友として登場した、かわいいお星さまにお願い君ことグリム、次回のヒーローなんだけど・・・くっ。楽しみだよね(^m^)
最初っから、既に母となったエイドリアンのからかいの的と化しているグリムに幸あれ!(爆)
パターンとしては、実は一番好きなのは3冊目なんだけど(どういうパターンかはそれは3冊目のオチになるのでここでは伏せる。笑)、一見最初の2冊と関連性がないと思いきや、これがまた上手いんだよね、モニングってば(^^;
もっとも、あれがRITA受賞作品っていうのは・・・つまり私の好みはRITA賞傾向って事?(^^ゞ
パラノーマル・ヒストリカル・・・そういえば、モニングってばお茶目に、ハードカバー初版のカテゴライズに無茶苦茶な事を書いてたな。
10個ぐらいカテゴリー書いて「全部あてはまります(笑)」って具合に(爆)
シリーズでまた登場予定のネス湖、よく見てこなくっちゃね、また(^^)
霧がかかっていると、本当にモニングの話に登場しそうなムードよ、湖岸の町とか。