ISBN:4596322155 新書 吉田 和代 ハーレクイン 2005/04 ¥903

珍しく新刊買いが続くヒストリカルで一番最初に手をつけたのがコレ。
いや、多分きっと、ことのさんの寸止め感知センサーが反応したのねっ!(自爆)
まぁ、話のご都合主義はともかく置いておくとして(置くんかいっ。笑)、純粋に残忍な場面も少なく(無い、というワケではないがヒロインの視点からだと少ない)、何よりロマンス小説らしくヒーローがメロメロドキュ〜ンくんだったというのが良いかと。何より読み進めるのに苦労しなかった。
サクサク読めるって、結構重要なんですよ。
自分にとって地雷があるとか、何か引っかかる時って絶対に読書スピードはあがりませんから。
それが作品そのものなのか、キャラクターになのか、翻訳になのか、理由は様々だけど。
そういう本って、読み終わった時に、肯定的評価が出る事ってわりに少ないんですよ、ことのさんの場合。
ヴァイキングものって特に残虐な場面や戦いの場面が多いのですが、この作品はその点は按配はなかなかと見ました。

・・・しかし、ロリークよ・・・よくぞ最初の強烈一目ぼれからあそこまで耐えたわね・・・(泣き笑い)
正式に結婚してから、ときっちり形を整えてくれたマメ男くんでしたな、キミ(^^ゞ
彼女に泣かれると、本当に腰砕けになっちゃうところがカワイイというか何というか(^^ゞ
ISBN:4596217521 新書 仙波 有理 ハーレクイン 2005/04 ¥672

毎回新刊で買う唯一のイマージュ作家となってしまったレベッカ・ウインターズ。
この人は、普通の設定にアッと驚くひねりを入れてくる事が多いのですが、今回は・・・本当に驚いた(^^ゞ
あれ、HQコードには引っかからなかったのですか?(^^ゞ
いや、、、ちょっとそう思ったの(^^ゞ

まぁ、それはさておき。
ヒロインは美人、ヒーローは男前、お互い仕事の出来る上司と部下、お互い一目ぼれ・・・これ、ウインターズ作品に意外と多いんだよね(^^ゞ
でも、そのデキた設定をもっているにも関わらず今回の作品は、あくまで家族の絆を大きな柱にもってくる辺りがなかなか。
ヒーローのじいちゃん、よかったわぁ(*^^*)
ISBN:4596510849 新書 谷原 めぐみ ハーレクイン 2005/04 ¥641

今回の新刊で一番楽しみだったのはこれなので一番最初に読んだ(*^^*)
いや、Dらしくホットだったとはいえ、そこはやはりローラ・ライト。上手いわ〜♪
復讐を誓っている筈のヒーロー、ひたすらヒロインのお尻見る度にワケ分からなくなっていて笑えます・・・。
ただのシークレットベビーものでなく、お互いの親に関係した根底にあるものが起因していた、というものでした。
突出していたキャラはやっぱ二人の娘とヒーローの祖母だな。

来月には本編の中でひたすら謎にされてきた「ヒロイン姉のアラブ人婚約者」が明らかに(笑)。
ここで、是非、前のロイヤルものみたいなコメントがアラブ系ヒーロー側登場人物の中から発せられる事を期待したい。

また相手はアメリカ人なのか?!と(爆)

本当、何でもかんでもシークにすりゃいいんかい。
ところでことのさん最近のD一番のご贔屓作家であるこのローラ・ライト、悲しいかな現在、原書の方のDで刊行中の作家凶作競作シリーズに参加予定・・・。
昨年のデビュー作のシークものが好評だったナリーニ・シン、モーリーン・チャイルドとかも参加。
・・・買うんかい(--;
ISBN:4576050621 文庫 酒井 裕美 二見書房 2005/04 ¥1,000

ジョハンセンの新刊を読了〜♪♪
うっくっく(^m^)
久々に超ツボな1冊にめぐり合った気分ですわよ、今(^m^)
なんてこったい寸止めヒーローだなんて(爆)
ヒロインが16歳ってことで、気の毒に自主規制する事三年・・・(もらい泣き。爆)
しかし、このヒーロー・・・下半身ネアンデルタールってカンジで最初から最後まで飛ばしてましたなぁ(^^ゞ
明確な年齢は出てきてないけど、最初に登場した時はまだ30歳前だった筈のジョーダン。最後まで困ったちゃんで非常に笑えます(^^ゞ
ヒロインのマリアンナは・・・これまた強い。
ジョハンセン作品のヒロインって、ヒーロー以上にタフなイメージあるけどこのマリアンナは16歳にして自分の足でしっかり立っている素晴らしき「天才芸術家」。
読んでいて、すごくツボにはいったのは最後の大きなヤマ場面で一人でロシアに旅するところ。
すごいよ・・・女一人で旅しながら自力で川ではマスを採り、野ではウサギを採り。
かっこいいよ、ホント。後をつけてたジョーダン一味じゃないが尊敬と拍手の嵐だわ・・・好きなのよ。こういうヒロインって。
そして相変わらずおっさん脇役を書かせると上手いジョハンセン。
今回のグレゴーなんか、一部ヒーローを食ってます。大柄で無口男、でなく大柄の口八百男っていうのもいいのよね。ヒロインの境遇を勝手にでっちあげた場面はウケました(笑)
とにかく、何でも持ってる傲慢男のラブラブな転落っぷりが美味しい1冊。今回の本はノンストップで読んでしまった・・・お気に入り決定〜♪
ISBN:4789725359 文庫 中谷 ハルナ ソニー・マガジンズ 2005/04 ¥903

イブ&ロークの第8巻ですが・・・泣いた。
今迄もそれはそれはノーラらしいストーリーテラーっぷりを遺憾なく発揮していて、ドキドキしたりちょっとうるっとしたりした過去7冊だけど・・・泣いたのはこの巻がはじめて。
とにかく、イヴが刑事としてのバッチを取り上げられた辺り、もうもう涙が止まらなくてたまらなかったです・・・。
あの憎まれ口を叩くのが日課の執事さんでさえ、イヴの様子に心配そうにしていたりして・・・ああ、もう・・・ってカンジでした。
読んでいて、1冊目と比べると何とイヴのまわりには彼女を思ってくれている人間の増えた事か、イヴ自身が変わっていく事により周囲も変わっていくのね、と思いました。
今回、ロークのその献身的な姿にまたまたうるうるしたり〜。
会話の中にだけだけどジェイミー少年の名を見たりするし。
今迄の翻訳されたDEATHシリーズの中で一番のお気に入り本となりました!
これを読むと、1冊目から再読したくなるなぁ(*^^*)
今日、HQニュースが届いていたから目を通す。

ああ、やっぱり、前もって聞いていたとはいえ、活字としてニュースで見ると残念だなぁ・・・。

ハーレクイン・テンプテーション、5月をもって休刊

北米の方でも、後続で出た、よりホットなブレイズに追いやられてしまって吸収休刊となると聞いた時には残念と思ったんだけど・・・まだまだ未訳の人気作家の作品もあるのになぁ、日本だと、とブチブチ言ってますが。
ローリー・フォスターもグレンダ・サンダーズもチェリー・アデアも未訳あるんだけどなぁ・・・ぶちぶち。
昔のテンプテーションって、確かにホットさもあったけど今のと違ってパラノーマルやSFちっくなものや、シリアスなもの、タイムスリップものとか多彩で大好きでした。
以前のテンプテーション担当さんとお話する機会があった時、現在のテンプについて話題が出たのは、テンプテーションで人気になった作家さんって格差あれどわりに早い段階で、HQ社以外の出版社に活動の場を移してしまう、というものでした。
確かにジェイン・A・クレンツ、バーバラ・デリンスキー、ジョアン・ロスなんかの初期のテンプを支えた作家は日本でも他社文庫でお目にかかれる人も少なくないです。
ことのさんの好きなチェリー・アデアも既にHQ社とは別離、活躍の場を他社に移していますし、ローリー・フォスターもそう。
シリーズロマンスのページ数で書けないようなボリュームのものを書きそうな人、そうでない人も最近じゃRT誌を見ていて他社での本の広告なんかもよく見るように・・・(^^;
ことのさんがこのテンプテーション・シリーズで初めて新刊買いした作家さん、ジーナ・ウィルキンズが奇しくも日本版テンプテーションの最終刊に登場するのは偶然にしては寂しさが増すばかり・・・。

他にニュース見ていて「あ、やっぱりそうじゃん」と思ったものが目の前に・・・。
別の作家の別作品で使った表紙イラスト使いまわし発覚(爆)
来月のアン・ヘリスの『シークのいざない』の表紙、以前、シルエット・スペシャルエディションでブリタニー・ヤングのシーク本に使われたイラストと全く同じでは?(^^ゞ
・・・再版ものならともかく、かりにもあの本、新刊のみで投票されるベスト投票ランキングに入った本では?(^^ゞ
これって一度や二度や三度のダブリ発覚ではないんだけど、HQ社って、表紙データとか見本とか残してないんでしょうか?(^^ゞ
素朴な疑問です(^^ゞ
買う新刊は、今のところザッとみて11冊?(^^;
わぉ、久々に月10冊越えか?(笑)
昨年すこーんっとハマったローラ・ライトの久々の新刊楽しみだなぁ♪あとはダイアナ・パーマーかな。
これ、最初と最後とあとは斜め読みで原書で読んだんだけど、イラストぼかしてあったヒーローの名前が「ラッセル」というので某オーブリー艦長(爆)な俳優さんの顔を想像してましたがいかに?(爆)
しかし、ちょっとショックな表紙・・・ジャックリーン・ダイアモンドの表紙・・・ザハドってあんなに濃いの?(~_~;
今、今月刊の分を読んでたんだけどヒーローよりもご贔屓キャラなのに・・・なぜあんなに濃い男と想像していなかった・・・あ、いや。アラブの男だから濃いんだろーけど、ザハドってやんちゃなイメージなんで(^^ゞ
ISBN:4596315124 新書 佐々木 真澄 ハーレクイン 2005/04 ¥1,100

久々にテンプテーションを新刊で買ってよかったなぁ〜♪と思った1冊でした。
特にデビュー作以来のことのさん的ヒットだったのはジェイン・サリヴァン(*^^*)
ヒロインがトラブルメーカーで、それでいて憎めないかわいこちゃんで、ヒーローが孤独な大柄の賞金稼ぎとくれば、期待せずにはいられなかったけど、当たりでした(*^^*)
ささやかな胸の彼女に娼婦の格好で潜入させる際に、胸にティッシュペーパー詰めさせたり(爆)。
しかもその詰めたティッシュのオチもいいんだよね〜(^^ゞ
とにかく、育った環境は違えど孤独だった二人が自然と愛し合う様は読んでいてほっこりきました。
ヒーローが賞金稼ぎになった経緯も、決して悪い道からとか、そういうのではない辺りも好きだな。
ラストも、夢を諦めずにヒーローごと夢を叶えにきたヒロインが好きだったなぁ〜(*^^*)

もう一本のジャネール・デニソンはデニソンらしく超ホットなわりに、内容的には萌え萌えな乙女なヒーローでした(爆)
つうか、君、ほとんど立ちっぱなし?!(脱兎)
しかし、ヒロインよ・・・媚薬入りチョコって、ホンマに危険でっせ(^^ゞ
効かなかったからともかく、ずっとヒーローがP腹とかになっていたらロマンス本にはツライかと・・・(爆)。
あ、でも最近のホットしかないブレイズよりは好きだったかも。
合本二作共、はずれナシで損した気分にはなりませんでした・・・って、ことのさん的に、なんで(笑)
ISBN:4596911339 文庫 細郷 妙子 ハーレクイン 2005/04 ¥830

さて。新刊は新刊のうちに、ってことで読みましたモントフォード家もの二冊目。
今回の主役は長女のマリー・アンことメアリー。
しかし、ヒロインが泥棒一味にお世話になっている泥棒さんという面白い設定が全然活きてないのがちょっとなぁ・・・。
曲者の一味も、ほんの味付け程度にしか書き込まれてない。ああ、勿体ない。
キャンプらしく、達者で面白いんだけど、ここぞ!!という驚きもなく、優良作品だけど突出しているかと聞かれたら、それは「No」かもしれない。
楽しく読めたけど、ことのさんの評価はここで落ち着いた。
とにかく、ところどころで出てくる「紳士」の方がヒーローよりインパクトあったりして困った(笑)

最後は、満を持してお兄ちゃんの本である。
ヒロインは・・・全部は言うまいて(ニヤリ)。
MIRA編集さん、今年下半期には出せるように・・・と言っておられましたが・・・ムフ。楽しみだね(^m^)
ISBN:4596322147 新書 すなみ 翔 ハーレクイン 2005/03 ¥903

前作『精霊の花嫁』のスピンオフなので買ったけど、こっちの方が好きだったかも(^^ゞ
いえ、前回はどー見ても内容と表紙が違ってる上に(何でイングランド人のヒーローがあんな格好してるんですね。ははは←何を期待したのかは聞かないで下さい。自爆)、重要なキーとなる筈の「一族の槍」がどうも余り話の展開に役立ってなかったんだもん・・・。
それに1冊目読んで気になってた鞭使いの男前くんがヒーローっていうし、今回(^^)

しかし、このヒーロー・・・お友達と笑ったのが、彼は任務に勤しむ姿よりも下半身の暴走の方が印象深い、と(爆)。
アホかわいくて面白いなぁ・・・今回の彼、バーバラ・カートランド作品のヒーローに多い「実は放蕩者の名に隠れて諜報活動をしている青年貴族」という設定だけど。
よく考えたら彼ら(バーバラさんヒーロー)ってハンサムな伊達男で愛人囲っている上に人妻との情事も上手にしていて、仕事もバリバリしながらスポーツマンで、馬にも詳しく芸術やファッションにも精通していてグルメ・・・。
いや、領地領民召使にまで目を光らせているんだよね、真面目に。
しかも目上にも目下にも好かれて、それに加えて友人にも恵まれていて・・・。

いや、今、思い知りました・・・バーバラさんヒーロー・・・アンビリーバブル!!
一日24時間、しかも体は一つしかないのに、それってばありえませんっっ!!(爆)
の予定が出ましたんで、知ってるものばかりなんですが買い物用覚え書きとしておさらい(笑)

ハーレクイン MIRA文庫
愛と勇気のマッケンジー家 マッケンジーの山
リンダ・ハワード

とりあえずこれ、オリジナルでもBOXでも持ってるけどきっと買ってるでしょう(^^ゞ

早川書房 ハヤカワ文庫NV
ジャック・オーブリー・シリーズ 囚人護送艦、流刑大陸へ(上下)
パトリック・オブライアン

某お友達が「オーブリーとマチュリン、カンガルーとコアラの国へ行くの巻」って言ってるんだよなぁ・・・新刊買いしそう(^^;;
コアラとたわむれるマチュリン先生・・・←妄想(爆)

扶桑社 扶桑社海外文庫
ボーン(仮) ノーラ・ロバーツ

待ってましたボーン・シリーズ♪
1冊目ですよね、つまり「Born in Fire」ね(^^)

ソニー・マガジンズ villagebooks
パラダイスを君に(上下) ジュディス・マクノート

先日日記でも書いた『夜は何をささやく』のスピンオフならぬスピン頭(某お友達風。笑)で〜す♪
某関西の原書女王様(爆)に「未訳分、とってもいいの!」とずっと前に聞いていて、楽しみに待ってた分の片割れ♪
原書でもかなりのボリュームなんで日本語でも上下巻で登場(もっとも彼女曰く「ガバルドンに比べれば薄いけどね」。爆)。

二見さんは・・・あうう。ジャッキー・コリンズなのね(~_~;
ちょっと苦手なんだよなぁ、コリンズ。
業界のパワープレイものの多い彼女なんだけど、どうも今迄読んだ二作品からは、彼女の原書表紙に踊る「ロマンティック・サスペンス」という言葉は感じられないんですが(^^;

来月は数は少ないがボリュームのある本が多いという事ね。
しかし・・・あの「ハーレクイン文庫」って何ですか?(^^;
リン・グレアム『秘密』やエマ・ダーシーの『ジャスミンの罠』って・・・つまりあのペラペラで字のデカイ文庫が定番となるの?!しょえ〜っっ(@@;;
ダイアナ・パーマーのテキ恋が文庫になるという噂を小耳に挟んでたけど、てっきり合本文庫だと思ってたのに・・・ぺらぺら文庫にて参上なの?!(@@;
ISBN:4596610533 新書 杉本 ユミ ハーレクイン 2005/03 ¥704

今回の新刊の一番楽しみだったのがこちら♪
ちょっと日本版表紙の原書との相違に目が点になりつつ(それは後日、『彼岸でタンゴ』にて検証。笑)。
これを読んでいて思うのが、カテゴリーロマンスでのサスペンスの扱い具合である。
はっきり言ってアネットさん、いつもの通り御自分の作品でのサスペンス部分の位置を承知してらっしゃいます(笑)
いや、ヒーローがエージェントなのに任務中の怪我の理由を深追いしない、三つ子ちゃん達の父親死亡説の裏話もあっさり流し、つまりはそれらを単にロマンスの味付けだけと認識しているんですよね。
ヒーローの住む古城に麻薬王が復讐の為に放火する事もなければ(爆)、ヒロインが自分の生い立ちを調べる途中で不審な人物につけられて危険な目に合う事もない(^^ゞ
悪人を悪人らしく書かないアネットさんの最大限ラインの悪人があのヒロインの義伯母ぐらいでしょうから(^^ゞ

くくっ(^m^)
ことのさんが行った街、沢山出てきた(^^)
インヴァネス、スターリング、エディンバラ(^^)
中の描写を見ながらニヤニヤしちゃった(笑)
不器用な男前イアンさんは、三人のヒーローの中で一番のお気に入りなのだ(^^)
ISBN:4596510806 新書 山野 紗織 ハーレクイン 2005/03 ¥641

さて、久々になかなかどうして満足したダイアナ・パーマーの新刊♪
さすが1979年の超初期作品だけあるなぁ・・・いや、マジこういうのをダイアナ読者は求めているのよっ!とか思った(笑)
ただ、ヒロインは最初の部分は賛否両論分かれそうですね。
なんせヒーローを当て逃げしたヒロインですから(^^ゞ

でもあのヒーローのラストの適度な反省っぷりは、最近のアホヒーローには足りなかったものです、はい(笑)。
しかし久々だな、18歳差。
これ、『あの日、パリの街で』以来の差?(笑)
ISBN:4594049079 文庫 清水 寛子 扶桑社 2005/03 ¥980

ノーラ・ロバーツの最新翻訳本。
これは2003年のRITA賞のRomantic Suspense部門受賞作品なんですよね。
日版発表の仮タイトルが「スリー」だったから、「あ、あれだ!」とは思いましたが、受賞当時にレビュー読んでいましたが記憶にあったのは「・・・アイルランド・トリロジーと同じ二人の兄ちゃんと末っ子の妹のアイルランド三兄妹だ」「Uボート?(^^;;」「銀の彫像」というものだけ・・・。
まぁ、当たってたんだけど(^^ゞ

もっともっと内容調べておけば、もっと早くアレだと気付いた筈なのに!!
運命の三女神!!
もうもうもうっっっ、そうですよ!!アレですよ!!
今回のノーラ作品の重要キーワードである女神の彫像のモチーフは・・・The FiveStarStoriesのラキとクローソーとアトロポスの名前のモチーフになった三姉妹の女神の話!
うががーっっ、あ、でもあっちだとクロト(クローソー)が紡いで、ラケシス(ラキシス)が測って、アトロポス(アトロポス)が切る、なんだよね。
FSSだと、クローソーとアトロポスが逆で、アトロポスが紡いで、クローソーが切る。ラキは同じだけど。
ちなみに神話の話となっている今回の本ですが、FSSだとかの文豪ゲーテの「ファウスト」が出典元。
SFでFTでアドベンチャーな一大サーガとはいえ、そうくるんだな。
全く、これだから侮れないのよ永野護ってば・・・(^^ゞ

・・・脱線しました。ノーラを語る筈がFSS語ってます(^^ゞ
すんません。でも気付いた瞬間から、ジャックの持ってるアトロポス像の横にすえぞうが見えた気がしたぐらい、脳内プリンティングです(爆)
ラキは冷蔵庫に入れられちゃうし(爆爆)
全く別の楽しみ方だわ、ホント・・・(^^ゞ

あ、いや。内容です。
久し振りに上下巻ノーラを面白くってノンストップで読みました♪
ノーラのトリロジー三冊分を一話にコンパクトにまとめた、というボリュームなのもありますが、話のテンポもよくストーリーテラーであるノーラらしい本ですね。
テーマ自体が面白い、ノーラお得意の家族もの且つ女友達もの、いやはや。のびのびと書いてるのが分かります。
書いてる方がテンポいいと、読んでる方も気持ちよくってクスクス笑ったり、ホロッときたりしたり。
突出したカップルもいない分、そのバランスとコラボレーションぶりがステキでした(^^)
6人が主役、という、こういうのもいいな・・・と思わせてくれるものでした。6人が全員カップルになって幸せになるという、まぁベタだと言われればミもフタもないけど(^^ゞ
サリヴァン兄妹のママもよくって、ジャックのひい祖父さんの登場もステキ。でもサリヴァン兄妹のご先祖からはじまる導入部はホロホロきたなぁ・・・頭の中に『タ○タニック』のテーマが流れたけどね・・・(^^ゞ
ISBN:4789725154 文庫 長島 水際 ソニー・マガジンズ 2005/03 ¥903

やっと出た♪ケイ・フーパーの新シリーズ♪
んで、読んでみると・・・シャドウ・ファイル三冊を経て、ケイ・フーパー自身が書きたい事を更に前面に押し出してきているという印象があった。
これはシャドウファイルの一冊目『シャドウファイル-覗く-』に通じるものを感じたな。
サイキック・サスペンスというのはやりすぎると荒唐無稽さばかりが浮いて見えるがこれはなかなか上手い按配だと感心(^^)
ロマンスを期待していた人にはホニャララだが、ケイ・フーパーはあくまでそれはスパイスとしか認識していないのがこのシリーズのようだ。
いや、シャドウファイルも基本はそうなんだが、今回のシリーズはもっと顕著。
0とは言わないが、50を越える事はなさそうだ。
ロマンスを中心に書きたければ、彼女はずっとケイ・ロビンスを名乗っていたかもしれないし、こっちのフーパー名義でも書き続けたと思うが、作家として書きたい事がその枠では納まらなかった、という事ですな。
そういう意味では、彼女の現在の作品は何でもアリの「エンターテイメント」というべき。
ただし、好き嫌いは分かれるでしょう。
純粋にロマンスだけ楽しみたい方にはお勧めはしません。
こんなに面白い作品なのに、そういう人に薦めて「ロマンス度が足りない」と言われるのは気の毒だから(薦めた私も肩が落ちるであろう。笑)。
もっとも本人が元々書いていないのに足りなくて当たり前かとは思うが(笑)
あと、怖い描写が駄目な方にはもっと薦めません(爆)

しかし相変わらず主役食いのキャラクターを配置するのも曲者フーパー女史(笑)。
今回の巻を読み、クウェンティンの話が読みたいと思わない人間はいなかろう。
あの食いっぷりは、彼の上司でかつてシャドウファイルのラストで主役を務めたノア・ビショップを彷彿させますな(笑)
原書版元の方を見ても、今シリーズは三冊まとめてソニーマガジンズさんが翻訳権を獲得なさっているようで嬉しい(^^)
次の巻が出る日を待つのもまた楽しみ♪
ISBN:459218887X コミック 樋口 橘 白泉社 2005/03/18 ¥590

えへへ。結局『スワンレイク』観劇後、梅田でごはん食べて日本橋のホテルに帰り・・・延々お友達と話をしていた。
いや、これは正解ではない(^^;
20日も観劇のNewA壊れ姉妹な友達、それとコンタクトはずして寝る気マンマンで布団を四枚被って寝た友達は寝た(爆)。
起きてたのは二人、、、ふっ。気付けば五時でしたがな(^^ゞ
それから友達は寝て、ことのさんはジャンキー末期なのでそこからまだ『時の彼方の再会3』まで読んでいる・・・アホだ・・・。
意識半分飛びながら「そこはその翻訳なのかぁぁぁぁ〜」とかチェックしているから始末に負えないっス(^^ゞ
一時間ぐらいは寝た・・・ような気がするんだけど定かではない(爆)

その後、朝ゴロゴロしながらホテルで朝ご飯食べ、梅田に出て大丸でお茶してから解散〜。

あ、おとつい近所の本屋に無かった『学園アリス7.5公式ファンブック』も捕獲出来てラッキー♪♪

帰宅して荷解き、洗濯、夕飯・・・と。
・・・今夜はさっさと寝ます。なんせ昨夜1時間しか寝てないし、ことのさん(^^;
ISBN:4596411301 新書 山田 沙羅 ハーレクイン 2005/03 ¥641

つうワケでマグロ上陸に撃沈、帰宅途中にダイアナ・パーマー新刊だけ買って帰り寝る。
んで、起きて読んでみた。
いやー、原書買った時に気付いたのはまず「ジャド・ダン、お父さんになっている!」と「今回は年の差1ケタだ!」でした(爆)。
なんせジャド・ダンの本ってハードカバー出版だったんで、ペーパーバックになるまで一年近く待つ事にしたから判明したこの食い違い・・・(^^;;
で、こっちでもその違和感はありありと。
ああ、どうしてキャッシュ・グリアの話がこんなに進行しとるのか、とかデューク・ライトとか、とにかくその「???」具合はもはや食い違ったコントのようでっせ・・・(^^ゞ
ヒーローがアホなのは毎度の事ですが(爆)、とりあえず久しぶりにテッド・リーガンの名も拝めたり、カルフーンが上院議員になったりと忙しい一冊でしたな(^^ゞ
んでも気になったのが、ヒロインのリビーの上司ブレイクと同僚バイオレット。
・・・あのー、次のテキ恋新刊ではまだバイオレットさん、今の姓のままだったような気がするんですが(爆)。
今回ラストのブレイクとのあの思わせぶりで、それかいっ!(爆)
んでもあれ、やっぱりクリスマス発売にするのかなぁ・・・その為の本みたいだし(^^ゞ

ちなみに、巻末にありました今後のダイアナの新刊・・・原書全部転がっている事が判明(核爆)
確か6月のコード・ロメロの時点じゃまだレオ・ハート独身じゃなかったっけ?(^^ゞ
勿論、麻薬捜査官も再登場しとらんし、カルフーンの政治家への道もまだはじまっていない。
・・・なんか再読も面倒だな(ぼそ)
という事でチェックしたが・・・あは(^^;
4月は少ないってのは知っていたとはいえ、こうやって公式に出るとつくづく思い知る(^^;
これも倹約しろという神様のお告げ?(笑)

買うのはこんなカンジ。

MIRA文庫
運命のモントフォード家 盗まれたエピローグ キャンディス・キャンプ

villagebooks イヴ&ローク8(未定) J・D・ロブ

二見文庫
ビラブド・スカンドレル(仮) アイリス・ジョハンセン

ハヤカワ文庫NV
気弱な海尉ジェラルドの冒険 ドーバーの伏兵 エドウィン・トーマス

MIRAのモントフォードは担当さんの予告通り二冊目が上半期発売という事であっぱれ(^^)
長女ちゃんのお話です。
二見のヘザー・グレアムは皆さんの評価待ちかな。
ハヤカワの帆船小説は、早川のサイトであの歌い文句に大ウケしました・・・。

英国海軍海尉ジェラルドは、闘うのは嫌だが女好き・・・爆笑ですよ(^^A

ロブは原書で読んでいるお友達が好きな巻の翻訳なので楽しみ〜(^^)/
4月はHQの方に気になる本が多いので丁度バランスとれているかな?(^^)
ISBN:4576050214 文庫 中西 和美 二見書房 2005/02 ¥730

今回が日本初上陸の作家さん。
読み終わってたのに、書くの忘れていた(笑)
まだ著書冊数も少ないこれからの方なんですが・・・わぉ!久しぶりにハンパじゃないハードな描写読ませてもらったよ!
とにかく、ヒロインの夫の暴力描写がこれでもか、これでもか、と出てくる。
これは「ロマンス」として読むのか「サスペンス」として読むのかはその人次第だが、よく巷で言われる「ロマンス度が足りなかった」「サスペンス度が足りなかった」とかいうありふれた感想は当てはまらない。
なぜなら、この作品に限ってはどちらも全く五分五分だからだ。
元々イーブンなものを「足りない」というのは、それは作者自身がこの配分を選んだのだからちょっと失礼に当たりそうなんで、ことのさんは言いません。
まぁ、サスペンス部分で言わせてもらうなら、暴力三昧の夫でさえ頭少し弱いし甘いけどね。全然ドキドキしません(笑)
一番のサスペンスって、あの夫の右腕が最後にどの瞬間で、どういう行動に出るか、って部分かも(笑)
ロマンス部分は、ヒーローくんはマメ男で動物達込みで、ほのぼのしてましたな〜(^^)
しかし、ヒーローの友人の医者、いいですなぁ。シャレきいてて(笑)
ISBN:4576050206 文庫 宮崎 槙 二見書房 2005/02 ¥1,000

いつも楽しみに新刊を買っているスーザン・エリザベス・フィリップスの翻訳新刊を読了(^^)
いつもながら、いい意味でクセのあるキャラがてんこ盛りの楽しめる一冊となった(^^)
いやはや、ヒーロー妹の笑えるエキセントリックさはツボだよ。
悪人も適度な緩さ、確執もそういう意味では深いが緩い。
しかし、ヒーローが母親から受けた過去の精神的虐待は今迄無かったものである。そこらはさすが。
単なる「ロマンス」ではなく、彼女の作品には「家族」というものの問題がいつも描かれている。
そこがまた、ことのさんが彼女の作品を好む理由かと思う。

フィリップスの本っていつも思うけど、とにかく思い浮かべやすくて本当に分かりやすい描写で、映像化に向いてると思うのよね。
今回のヒロインであるエマの、あのトレードマークとなった麦藁帽子の飾りの揺れ具合、あといきなり指示するのに使ったのが『傘』だったり、はっきりと頭の中で映像が浮かぶんだもの。
小道具使いはうまく、ウィットに富んでいて、それでいてじんわり胸にくる。全く、外れが今のところない作家もいいとこだ。

余談ですが、既に読んでた某お友達が「ことのさんのお気に入りは、ヒーロー妹のオタク婚約者でしょ?」と指摘を(笑)。
ざーんねんでしたっ。彼は二番目よ(笑)。ご贔屓脇役ナンバーワンは、あの22歳の青年よん(^^)/←青田買い全開・・・。
スピンオフの未訳分、是非出てほしいですね〜。読みたいっす。
ISBN:4789724794 文庫 石原 未奈子 ソニー・マガジンズ 2005/02 ¥840

前作から十ヶ月。出ましたでー、続編(^^)
しかし・・・笑った。笑った。前作のヒーローであるノアの弟ベン・・・寸止めヒーローとは!!
久々にあそこのコンテンツ更新しないとイカンよ、こんな笑える寸止め読んだりしたら・・・(^^;
今回は脇役もよし(除。ヒロインの元夫)。
なんつーても最高だったのは、今回のヒロインの友人として出てくるケントさんだよ〜♪♪
年下くんに弱いことのさんとしては、これはまぁ超ツボ直撃だったのよね(^^)v
んでまぁ、このケントさんといい、ベンといい・・・マメ男全開で(^m^)
前作がイマイチと思った方も、今回は「買い」の方向でお願いします(^m^)

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