ISBN:4789726096 文庫 池田 真紀子 ソニー・マガジンズ 2005/07 ¥882

ジョハンセンの新刊。買って早速読了(^^)
今回の本は、お馴染みサラ・ローガンの友人アレックスがヒロインで、ジャド・モーガンがヒーローという待っていた1冊なのでノンストップで読む。
今回の1冊で懐かしい顔、お馴染みの顔、vbでは前回の作品で主役を務めた二人のその後、とにかくジョハンセンのコンテンポラリー・サスペンスを読んできた読者には「おいしい」の一言に尽きる1冊(実は私は、かのスーパー・ヒロインであるイヴ・ダンカンが苦手なのであの人が出てきていないというだけでこの作品を贔屓にする理由がある。「嫌い」ではない。単に「苦手」なだけだ。笑)。

ヒッチコック映画をこよなく愛することのさん、「巻き込まれ型サスペンス」というものに目がないが、まさにこれは巻き込まれ型。
しかもそのスケールの大きさはジョハンセンならでは。
ましてや、あそこまでロマンス色を排除し、ホットな場面を書き込まずにいるにも関わらず、その匂いまでは消せないっていうんだから、極上である。読者に余地、という類ではない。確信犯なんだから。

強いヒロインが好きなことのさんだが、このアレックスも好きなヒロイン像である。前回のエレナほどに突き抜けてないが(笑)
ヒーローであるジャド・モーガンも、以前のジョハンセン作品ほどに出来た男ではない。それは今迄の経過が描いてきている。
だが、研ぎ澄まされた中にも稚気があって、それでいて複雑。
そういうものが、また心地よい。

まさに、ここ近年のジョハンセン自身がめざしたものを顕著に具現しているのが心憎い1冊だ。再読必死。
そして、こういう作品を、昔と変わらないペースで書き続けるジョハンセン、恐るべし。
ISBN:459612051X 新書 高木 晶子 ハーレクイン 2005/07 ¥672

半年ぶりのペニーさんの新作という事で、ウキウキして買って読んだけど・・・う〜む。
人の話を聞かないクンな割に、物分りいいな、このヒーロー(笑)。
どうも、私が求めているペニーさんの「人の話を聞かないクン」としては合格ライン(爆)ではないのか?!というところか(笑)

あと、ヒロインの描き方もここ近年、顕著に変化しているペニーさん。
彼女の描くヒロインの多くって・・・ちょっと鼻につくのも幾つかあったぐらい「ナーバス」というか、「意固地」というか、「やばい繊細さ」というものが多かったけど・・・なんか・・・丸くまろやかになったよなぁ・・・(笑)

んでも、ここんとこ読んでた新刊の中ではまずまず「読める本」だったのはさすが。
途中で捨てたくなる本じゃないしヨシ(笑)
ISBN:4596632502 新書 津田 藤子 ハーレクイン 2005/07 ¥704

えっと、はじめての作家さんを新刊買いしてみました。
んで、感想なんですが・・・ハーレクイン・イントリーグ読んだなぁ・・・という、何とも言えない読後の後味の悪さというか、違和感を味わいました(爆)。
傷ものヒロインと、傷ものヒーロー(某お友達風。笑)の不器用なお話なんだけど、まぁ、ハーレクインなんだからそのバレバレな犯人とか、その辻褄の合わない実行犯の主張とかは置いて(置くんかいっっ。爆)、話の展開としてはまぁ上手なんですが・・・いかんせんそのゴシックサスペンス的なところが上手に活かせずに浮いてて、消化不良の感は否めない(^^;
人の話を聞かないヒロインは魅力的とはお世辞にも言えないが、ヒーローは好きでしたね、ええ。
・・・来月出るらしい、彼女の別の新作、新刊買いするかは・・・保留・・・(~_~;
見てみた(^^ゞ
・・・言っていい?
来月ってプチマニア祭り?(爆)

ハーレクイン MIRA文庫
メイフェア・スクエア7番地 キルルード子爵の不埒な求婚
ステラ・キャメロン

ハーレクイン ハーレクイン文庫
あの日、パリの街で
ダイアナ・パーマー

前者はやっとこさ出るメイフェアの1冊目ね(^^)
MIRA担当さんにお聞きしていたから、これは予定通り。後者は持っているけど、ハードカバーだと読むの邪魔なんで多分買う。
フィリップの為にね(^^)

東京創元社 創元推理文庫
春を待つ谷間で
S・J・ローザン

リディア&ビルシリーズの6冊目。
今回は前回がリディアだったからビル側から進む話の回だね〜(^^)

早川書房 ハヤカワ文庫HM
恋するA・I探偵
ドナ・アンドリュース

これは先日書いた、アンドリューズの新シリーズの1冊目(^^)
楽しみ楽しみ(^^)

二見書房 二見ミステリ文庫
Welcome To Temptation(原題)
ジェニファー・クルージー

わわ〜ん♪
待ってたのよっっ♪クルージー翻訳♪
『ファーストウーマン』のあとがきに書かれて、はや○年・・・ううう。思わず去年スコットランドで買ったUK版をさっき久々に見ちゃったけど、あの地図って載るのかな?(笑)

ソニー・マガジンズ villagebooks
崩壊のプレリュード
アンドレア・ケイン

巨石神殿ストーン・ヘンジ(上) (下)
バーナード・コーンウェル

鉤爪の収穫
エリック・ガルシア

・・・最後に爆弾だわよ、ソニマガさん!!
全く、全く・・・Be Cool!!
アンドレア・ケインの方は知っていたので驚きもないし、楽しみなのは変わりないのだが・・・なんつーてもエリック・ガルシア!
恐竜ルビオ様、カムバーック!!ビバ!!
ああ、待ちましたわ・・・パワーアップしてお帰りなさるのをお待ちしておりました〜♪♪
そして、ここの恐ろしいところは、他出版社で翻訳されなくなった人気作家のカムバック劇をやってのける事なのだが・・・まさかまさかのバーナード・コーンウェル!!
聞いた時には「はーっはっはっは!!さすが!!まさに隠し玉!!」と大ウケしたもんです、はい(^^ゞ
題材がストーンヘンジ、んでは表紙デザインも楽しみですわね(^^)

・・・結局、来月も散財決定(^^ゞ
8月10日の夕方に関空からスコットランドへ旅立つのだが、ここの出版社の微妙な発売日に乗っかって、これを持参して飛行機に乗れるのか、ことのさん?!

8月上旬発売 ハヤカワ文庫HM
『恋するA・I探偵』
アガサ賞最優秀長篇賞受賞作
ドナ・アンドリューズ/島村 浩子訳

人気作家のニューヒロインはなんと人口知能
女の子探偵。サーバーの中から事件を解決!


アガサ賞の受賞コメント読んでから、とっても気になってて原書買おうか悩んでいた1冊なのよぉぉ〜。
是非、早めの発売お願いね、ハヤカワさん(^^ゞ
ISBN:459651089X 新書 佐藤 利恵 ハーレクイン 2005/06 ¥641

やーっと翻訳されました〜♪
アネットさんの最新ミニ・シリーズ「The Crenshaws
of Texas」(テキサスのクレンショー達)の1冊目。クレンショー兄弟長男のジェイク兄ちゃんと幼馴染アシュリーのお話(^^)
一年足らずで日本上陸とはありがたい(^^)

アネットさんの話というのは、きちんと地に足のついたキャラを登場させ、家族や友人を柔らかく描き、悪人も悪人らしくないけど小気味よく、ページ数に見合った展開を上手に納めてくれて、読後もいい気分になれるという、いい意味での「優等生ロマンス本」ですが、今回もまさにそう。
幼馴染同士の揺れ動く心に、主人公ジェイクの前に突然現れた幼い娘を絡めて進んでいくストーリーは、読んでいてクスクスっとなったり、じんわりなったりしてやはり上手い。
最近のミニ・シリーズに多い「次の本に謎解きを持ち越す」とか「肝心な解決は持ち越す」とかいう邪道な悪習慣はここにはない。
ジェイクの話は、ジェイクとアシュリーと、そして彼の愛娘ヘザーの話はここできちんと終わりを迎えている。
きちんと次のヒーローをラストに引き合いに出してはいるが、それはおまけ程度である。
こういう締まりの良さがカテゴリー・ロマンスだと思うんですが。
これまたHQらしい設定だとも思ったりもしたんだけど。
成長した年の離れたかわいい幼馴染に悶々もの(^^ゞ

そして、ラストに出てきた次回の主役はクレンショー次男のジャレッドである。
Caught in the Crossfire」という原書タイトルの2冊目は来月出る模様。
ふふ、これまたHQらしい設定なんだよね。「起きてビックリ!」というヤツなんで、次回は(笑)
三男ジュードの「Double Identity」の日本上陸は来年頭かな?
一番のちびっこジェイソンは・・・実はまだ原書すら出ていない。彼が主役の「Danger Becomes You」は今年秋に出すわね(^^)とはアネットさん談。
うう〜ん、青田買いことのさん、本当に彼の本が楽しみでね。うくくっ(爆)
ここのクレンショーさん、また関係者が多いからまたそのうちひょっこり・・・スピンとか出そうね(^^ゞ
ちなみに『ミスター・ロンリー』のヒロインであるマンディと、『ついてない男』のダンは、今回最初に説明されるジェレマイア・クレンショーの末裔でテキサス各地に散らばったクレンショー一族の人間でありまする。
一族がダイアナ・パーマーのテキ恋のジェイコブズビルの住人並みに話のネタになるらしい(笑)。
それをいうなら、アネットさんのキャラウェイ一族もそう。
この三つの共通点は「テキサス」だったりするのよね(爆)
ISBN:4596806160 新書 小泉 まや ハーレクイン 2005/06 ¥1,260

とりあえず、ダイアナの「あの作品」が翻訳されるっていうので買ってみました。
んで、全部読んでみました・・・ああ、いやはや(^^ゞ
全く毛色の違う、しかも「真夏」に関係ない話をよくも三本並べたもんですな・・・これが第一の感想(@@;
「テキサスの恋」も「誘惑への招待」も読んでいるとはいえ・・・1260円ってキツイ価格の1冊だった(@@;
そんな・・・洗濯機を凶器(?)にしたりしなくても、夏は暑苦しいんですからっっ!(遠い目)

ダイアナの話は、大まかなところは読んでいたとはいえ、日本語になるとやっぱりスラスラ読めるから入り具合も違っててよかったです。翻訳が、ことのさんの好きな翻訳家の一人・伊坂さんだし(^^)
でも、本格的なヒストリカルものから見ると、このダイアナの短編はかなり現実味のない「おとぎ話」かと思いますが(笑)。
ただ、最近のダイアナの作品の中では読後に「めでたし、めでたし〜」と珍しく心から言える作品だった事は確か(笑)。
ヒーローが鬼畜大魔神に変身もせず、アホな女に騙されたツケをヒロインに払わせる傲慢さもない、正直で貧乏な働き者というだけで好感度アップ(爆)。
しかし、これを読んだ後にタイラーとシェルビーの現在の年齢を知って、アビーや他の初期主要キャラの年齢を逆算したのは私だけではない筈・・・(汗)

しかし、勿体ない。
このダイアナの作品が収録されている原書版、とっても他の二作もうむうむっ、な設定のヒストリカルのお話なのに未収録のままにされてしまいそうですね・・このままだと(^^;;
ジュディス・ステイシーの話は西部コロラドにやってきたレディ・レベッカのお話、メアリー・バートンの話は西部の実力者アダムとクールなロシア美女ソフィアとのお話。
いつか日の目を見ればいいんですがね・・・(ぼそ)
ISBN:4576051016 文庫 加藤 洋子 二見書房 2005/06 ¥870

約一年ぶりのリンダ・ハワードの日本での新刊(^^)
さっそく読んだけど・・・そうくるか。
これ、微妙に『青い瞳の狼』のスピンオフなのね(笑)。
CIAエージェント関連の話って事しか前知識として入れず読んだら・・・これがとってもよかった(*^^*)
もっとも、最近再び新聞やニュースで取り上げられた鳥インフルエンザを題材にした話ってあたりが、タイミング的に怖いものが(^^;
CIAの契約暗殺者であるヒロイン・リリーが復讐の為にある男を殺すところから話は始まるのだが、この後の逃亡劇とリベンジ戦が頭脳戦でとてもことのさん好みでした(ラストはお馴染みのC4とか出てくる展開だったけど。笑)
壊れてしまいそうな極限まで追い詰められながらも、プロのアサシンとして地に足をつけている、その両極の描写が絶妙である。さすが強いヒロインを描かせると上手いわリンダ様。
ヒーローのスウェインが、これまた今迄のリンダの描いてきたヒーローとは一味も二味も違った男で味わい深かった!
軽妙で、でも我慢強くて、永遠の駄々っ子でありながら、デキる男で。
高島屋くんっつーか、ハグハグくんっつーか、こめかみあたりの白髪もよいのよっっ!!
ここに久し振りに近況が登場するジョン・マディーナとかまた対極の男かな?(^^)
リンダらしく、ホットな場面もありつつも今回はひたすら頭脳と言葉でのやりとりが心地よい。
ラスト寸前、リリーの、スウェインの上司への一言ですっこーんと物語のピースが全て腑に落ちるという、あの瞬間を味わいたくてきっとすぐにもう一度読むのだろうな、ことのさん。

しかし、リンダ様・・・この作品は、来年あたりお書きになられる新作への布石と見てよろしいのかしら?(^^ゞ
このままマディーナ達、再登場を期待していいのかしら?(^^ゞ

次回リンダ様の新作翻訳は、To Die For
各所でこんなに評価の判れたリンダ本って、かつてあった?という1冊。
ここ数年は初出がハードカバーばかりの彼女が久々にPB初出で軽〜く書き下ろしたラブサスペンスだが・・・本当に評価はばっくり。
「超面白かった」という人から「新刊で買って損した。借りて読めば充分」という人まで。とにかく、イヴァノヴィッチのプラム・シリーズ?!と思った最初から、そのヒロインによる一人称作品っぷりといい異色作品である。
今回の『くちづけは眠りの中で』が良かったせいか、ちょっと今、リンダ様ブーム中になりそうだが・・・出たばっかの新刊、ハードカバーなんだよな・・・(^^ゞ
なかなか各所で評価のいいタイムスリップものなんで、どっかから軍資金降ってきたら買ってたりして(爆)

ここから下の部分は『くちづけは眠りの中で』を読み終えてから、お読み下さい

さて。お気に入りの1冊だが、どーしても最初っから「そ、それって・・・(^^A」と思った箇所が数箇所ある。
この物語で重要なポイントとなるCIA本部(ラングレー)の情報管理の杜撰さもその一つである。
リリーは「契約エージェント」である。
つまり、契約次第では、次にはこちら(CIA)と敵対する立場の人間と仕事をするかもしれない諸刃の剣ではないか。
ましてや、18歳の時からその実力はラングレーも認めるものであれば、その人物のデータ、ましてや自分達が彼女に「依頼した」仕事内容など、そのグレートの高さについては推察は難しくない。
つまり「特A機密」である筈。
なのに、今回マイホームパパのインターポール男とつながってるモグラ(あっさりラストに流された事を思うと、小物の可能性が高い)にあっさりとリリーは顔と過去の仕事を照会されてしまう・・・っておいおい!!
そんなにその二つが簡単に照会出来たのか?!
ラングレーは、一体どんな状態で契約エージェント達の情報を管理しているのだ?!(ましてやリリーみたいな特Aランクを!)
なんか、ここのラングレー職員、へそくり通帳のすぐ横にハンコを置き、キャッシュカードと同じケースに暗証番号書いたメモを保管し「さぁ、泥棒してくれぃ!!」と言わんばかりのうっかりなヤツ並みな印象ではないか。
いくら冷戦時代が終わり、諜報員全盛の時代ではないかもしれんが、ちょっと間抜けにも程がある。
リリーが再三言う、「使い捨て」として契約エージェントを見ているのなら、尚更その「使い捨て」から己達の立場が危うくなるなんて愚の骨頂。
細部までフォローバックをし、相手(敵対勢力)につけ込ませないのは基本。「攻撃は最大の防御なり」って言うが、最低限の守りもかためないで攻撃ばっかりするバカはプロにはおらんだろう(~_~;

そんな諜報部は嫌だなぁ・・・クールじゃないし、全然ドラマティックじゃないわ(~_~;

ロマンティック・サスペンスの女王と言われていらっしゃる実力派リンダ様だからこそ、辛口な感想も書いてしまいますわ(^^;
だって、読んでて面白くない作家さんに愛あるツッコミ言うなんて時間の無駄だもん(笑)。
「ロマンス小説だからいいのよね〜♪」という言い訳をするには、今回はその部分は濃く少なく描かれてサスペンス部分がかなり濃厚。
だから、リンダ様はそういうスタンツで書かれたのね、と勝手に決め込んでこういうツッコミをしてみた次第である(笑)。
大好きよん、毎回変化球でなく直球勝負してくださる、そんなリンダ様が(爆)
って、事で今月7日に日記に書いたローラ・ライトの『悲しい絆』からはじまった一連のシリーズの現在の最新刊原書、『砂上の結婚』のヒーロー、サキールの兄でエマンド国国王のシーク・ザヤドが主役の『The Sultan’s Bed』(今月発売)をちまちま読書中。

ひゃひゃひゃ!!
これを笑わずにいられますかいな!
また相手はアメリカ人女性なんかいっっ!!というツッコミがまず粗筋読んで口から飛び出しましたよ(笑)。
26年前、ザヤドとサキールの父で亡き前国王がアメリカに旅行した際にある若い女性と知り合い、彼女と親しくなったが数日で別れてしまった。
彼女は妊娠してしまったが、その事実はいろんな事があって前国王に知らされる事はなかった・・・という打ち明け話から始まるのだが、読んだ瞬間に「きたぞきたぞ〜。またアメリカさんだよっ」となりますって(笑)。
その見た事も会った事もない家族をアメリカに探しに行こうとする二人だが、前作ラストでハッピーエンドとなったサキールの妻リタは現在おめでたなので、兄ちゃん一人が「異母妹」を探しに行く事になるっていう展開。
そっか。だから今度8月に「二人の妹(異母妹)の話」というのが出るというのか。ふー、謎が解けました、ハイ(^^A
ここでプロローグが終わり、兄ちゃんがアメリカに偽名を使って渡米するところから物語ははじまっている。

しかし、思わず笑ったのがいきなり兄ちゃんに非常識な時間に呼び出されてそんな打ち明け話をされたサキールの反応(^^ゞ
「そんな兄さんの与太話を聞く為に、ぼくは妊娠中の美人妻を家に置いてここまで来たんじゃないんだぞ!!」
いやいや、メロリンキューなんだからっ(爆)。
そんなサキールに、兄ちゃんのチクチク攻撃がまた笑えます。
「こんな時間に、非常事態でなけりゃ呼ばないに決まってるだろ」(ちくっ)
「お前は国に残るんだ。(喰ってかかる弟に向かって)なんせお前の言う通り、妊娠中の美人妻がいる事だしな」(ちくちくっっ)
前作で仲直りした二人のこんなやりとりがとっても嬉しい1冊。
もっとも、ことのさんの読みだから超いい加減なんちゃって訳(自爆)なので、翻訳された際には意味合いだけ汲み取ってね(^^ゞ

さっさと続き読も〜っと♪♪
ついでにクラブ会期更新特典がきました・・・。
謎の色のブックカバー(爆)
きっと、どこかに埋もれて終わるでしょう・・・って昨年のブックマーク、どこいったのかしら?(爆)

で、来月分の新刊案内を見て「・・・」となる。
あ、あのー、テキ恋最新作っていうのはちょっと・・・語弊が・・・(^^;
最新作っていうのは、先日Lで翻訳されたテキ恋作品の方が原書発表が後の場合、成り立たない言葉だと思いますが(^^;;
あと、アネットさんの新シリーズ、クレンショー家の物語、来月もジャレッド編が続けて出るんだけど、その本は記念すべきディザィア30作目と書いてありますが・・・あの、そんなに区切りいい数字じゃないと思うんですがね。
20年近く前から放置されたスピンオフ未訳2冊がアネットのディザィア作品にはあるんですから(Lから出た1冊がDから出たから結局、今回30冊目と言われているのは本当はディザィア31冊目。7月に出るクレンショー1冊目が30冊目ディザィア)

とりあえず新刊で買うのは、HS2冊、D1冊、N1冊、LS2冊、R1冊とサマーシズラーかな。
ところでサマーシズラーにダイアナのヒストリカルが収録されるって事は・・・残り二作品、どこに消えるの?(^^;
ISBN:4789725758 文庫 青木 悦子 ソニー・マガジンズ 2005/06 ¥882

イヴ&ロークの最新刊、9冊目は今迄、わりに「個人」とか「企業」を相手に闘っていたイヴが、今回は国家転覆を狙うテロリスト集団を相手にするという物語。
あのNYの街が、物語の中でも政治・経済の重要な都市という事だからなのだろうが・・・ふむ。やはり、この場合「経済」の要はイヴにメロリンキューな夫ロークというワケですな(笑)。
前回の心の傷も癒えていないイヴが、事件の真っ只中に踊り出さされるのだが、そこにピーボディの弟なんかも絡んできて・・・。
真犯人は分かりやすいのだが、そこにたどり着くにつれての組織の脇役配置は「えっ?!」と思うところが何箇所かあった。
もっとも、それは一般人の感想であって、テロリストはそんな「情」とかいうものは超越しているのであろう。
このシリーズでこそ書ける、ノーラの「悪人像」である(ノーラ名義だとここまで書けない可能性が高い)。

今回、初登場のピーボディの弟ジークくんだが、ナチュラルでピュアな青年である。
非常に魅力的なのだが、どうもことのさんニーズではないキャラである(笑)。
しかし・・・あのピュアさ、まさにカモである(^^ゞ
そこを上手に絡めるのが、ロブの上手さだな。
もっとも、そんな上手さを翻訳面では味わえない1冊だった事は確か。
前回の中谷さんが、やっと「イヴ」を読者の思い描くものに近づけて下さったのに、今回の巻の翻訳でまた逆戻りとなった。
だーかーらー、最初っからイヴがそんな「女性」を具現したまんまのヒロインなら、ロークがそんな相手に惚れるのか?ってハナシだと思うんですが。
そんな簡単に「女性」を具現出来るようになるには、イヴの過去ってそんな軽いものではないと思うんですが。
自分自身をただの「モノ」のように思っているイヴの中に、ロークは自分の目で別の姿を見つけ出すってところから始まるシリーズなのに、それを否定してはいけないなぁ・・・。
だんだんと心開いていくにも関わらず、今回、根底が変わったわけでないイヴが「どうして私?」っていうのをロークに対して口に出す場面がありますが、まさにあそこはその矛盾を派的に顕していたように思うんですが・・・。

ことのさんお気に入りのマクナヴとピーボーちゃんが、今回そういうコトになったので、これからあとの楽しみの方向も変わっていくのだが。
・・・やはり、ジェイミーくんとトリスタンの再登場待ちとメイヴィスの○○だな(^^)
ISBN:4596800332 新書 霜月 桂 ハーレクイン 2005/06 ¥1,155

やっとこさ翻訳されたコード・ロメロとマギーのお話(^^)
原書で斜め読みした時に、その設定のイタさに「うががっっっ」となりましたが、同時に気付いたのがヒロインのマギーのセリフのコミカルな多さ。
どうも人間パンチバッグ状態(暴言だってば)がよくあるダイアナ作品のヒロインより、一線を画していたというか(設定に関してはマギーは確かにパンチバックに近いな・・・)。
ここ五年ぐらいの間にダイアナが書き下ろした作品の中では、よく読めた話の部類には入りますが(笑)
ただ、厳しい言い方すれば、時間の流れ的に同時進行とされている『砂漠の君主』を書いてから、この『悲しい秘密』執筆まではかなり時間ラグがあるので、その間にダイアナが他のテキサス関連のものを書いたせいおかげで、説明に走らなくてはイカンと思ったのかは謎だが、ちょっと・・・(^^ゞ

そう、説明の繰り返しでページ水増しされているんだよ(^^;

まぁ、彼女の初出初ハード作品だったから(『再会のテキサス』まではシルエットのシングルタイトル、つまり原書MIRA BOOKSだったのよん)気負いもあったろうが、残念ながら、そのハードのページ数を活かし切れずの感がある。
どうせパンチバック(だから暴言だってば)にするなら、あのひとでなしDV夫との結婚についての掘り下げ、コードの青年時代までの掘り下げをするべきだった。
いきなり「死んだ夫はアル中DVでした!」「昔の仲間が人身売買やってる悪人の餌食に!」と言われてもねぇ・・・(^^A
もう少し事情説明して下さいっっ!(^^ゞ
コードの失明に関してはインスタント失明だし(手術もなしかいっっ?!というツッコミが宙を舞う・・・)

しかし、日本語で読むと久々に登場したデイン・ラシターの9年間かけたアホ化が一層際立って素晴らしい・・・(爆)
あの一家がまさかこんな『愉快なシー○ー一家』か『ス○イキッズ』のようになっているとは・・・恐るべしダイアナ!(爆)
この一連のシリーズも更にテキ探偵にもつながって、怖いものはない?!(爆)

個人的には、原書で読んで「う〜ん、コードかわいい(^^)」と思った、生まれて間もない我が子に話しかける場面が、英語よりも更にとってもかわいく訳されていて、訳担当を見たら「霜月 桂」の名が燦然と!
やっぱりなぁ・・・前回のス○だったマーク・ブラナン本『再会のテ○サス』の時でも、訳がやっぱりうまくて格違いだったんですよ(彼岸参考)。
昔から好きな翻訳者さんの一人とはいえ、「やっぱりなぁ」なのである。

さて。次の長編ダイアナはジャド・ダンの『ロウレス(仮)』である。
既に何度も日記に槍玉にあげている書いているが、これの後の話が翻訳済みでネタバレしまくりである。
ついでに言うと、一年待ってPB化されたからやっとウチに届くキャッシュ・グリヤの本『レネゲイド(仮)』もネタバレしてしまっている・・・グリア翻訳は二年後か?わーっはっはっは!!(キレ笑い)
○ンゼイ・マッ○ンナのペルセウスの長編が年2冊出せて、何故それより売れるのが確実なダイアナをさっさと出さない?!
どうせ読者の苦情問い合わせも彼女の作品に関しては「順番通りに翻訳して下さい」が大半であろうに・・・私なら同じ文句聞くのに我慢出来ないし、対応に飽きてさっさと出してやっかい払い沈静化を狙うけど、我慢強いのねぇ、日本○ーレクイン社さんって(爆)。
今月からあちらの出版社直送定期購読開始って事で7月号到着(^^)
え?(^^; 分かりやすい購読再開の時期?(^^;
・・・いや・・・認めますよ。
ダイアナ・ガバルドンの新刊発売時の記事と新刊広告目当てってのは(爆)

う〜ん、やっぱりこの本・・・発送はビニール袋でだったが、裏表紙の方に宛名カードがあって、それを取り除くといきなりお兄ちゃんの裸のツルツル胸板ババーンっっ!!(爆)
宛名カードがあって助かった・・・(爆)。
以前定期購読していた時もウッフンアッハン表紙の時は「ひぃぃーっっ」となってましたが・・・もう慣れた気もしないでもない(自爆)

パラパラ見ていると、ダイアナ・パーマーの新刊(ダイアナさん・・・お写真、ブロンドなんだけど・・・)、ブロックマンのトラブル・シューターシリーズ新刊(思わずこの前、ブロックマンからきたお知らせにお友達と「このヒーロー・・・誰?(^^;」とつぶやいたけど。爆)とか。
キチンとこちらでは、今回休刊となるハーレクイン・テンプテーションの特集なんかも組まれていて読むのが楽しみだわ・・・しんみりしそうだけど(しくしく)。

ああ、しかし最近いつも買ってる作家以外の原書ポチなんてやってなかったのに・・・この本を読み出すと悪い気を起こすんだよね(~_~;
さっそくハイランドもの見つけているし(~_~;;
なんぞを見たので覚え書きなんぞを・・・。
いやはや。来月は散財月だな、こりゃ(^^ゞ

ハーレクイン ハーレクイン文庫
悪魔と乙女 デボラ・シモンズ

ハーレクイン MIRA文庫
愛と勇気のマッケンジー家 熱い闇 リンダ・ハワード

この2冊はオリジナル持ってるけど、きっと買ってるでしょう(^^;
どちらもこの作家さんの中ではお気に入りの作品の1冊なので。

集英社 集英社文庫
真夜中をすぎて マリーン・ラブレース

ラブレースが出るのは嬉しいけど、ここの出版社、後が続かないからなぁ・・・(デボラ・スミスとかサリー・チャップマンとか放置されっぱなしだもん。ぼそ)。

扶桑社 扶桑社海外文庫
ボーン(2)緑の宿 ノーラ・ロバーツ

はっ、早い!!5月に1冊目出たばかりなのに、早くも2冊目が!
Born In Iceだよね、これ。ブリアンナの話。
早くこれの次、マーフィーくんが読みたいので早いの大歓迎だわ♪

二見書房 二見ミステリ文庫
影のなかの恋人(仮) シャノン・マッケナ

ラッキーレディ(仮) タミー・ホウグ

一年ぶりぐらいのホウグと、待ってました!マッケナ!!
翻訳も前回同様の中西さんで、Standing in the Shadows登場♪♪
マクラウド兄弟のコナーの話は、前作で気をもたせた終わり方だったので本当嬉しいわ〜(^^)

ソニー・マガジンズ villagebooks
その夜、彼女は獲物になった アイリス・ジョハンセン

ハイランドの霧に抱かれて カレン・マリー・モニング

ああ、ジョハンセンさんすみません・・・アナタの名前は私の目には入りませんでした(殴)
だって、だってっっっ!!

Beyond the Highland Mist日本上陸なんですものっっ!!

ああ、本当に嬉しい・・・嬉しい・・・夢じゃないのね・・・日本語でホークとエイドリアンに会えるのね・・・う、うふふあへへへ←壊れた模様。
ISBN:4596510881 新書 庭植 奈穂子 ハーレクイン 2005/06 ¥641

前作『悲しい絆』の中で、物語の導入部から進行している前作のヒロイン姉であるリタが今回のヒロイン(^^)
対するお相手は、彼女の上司であり、中東の小国エマンドのシークでアメリカで会社経営をしている(またかい・・・)サキール。
ローラ・ライトらしい軽妙な会話とそれでいてDらしくホットで、でもそれは単にホットというだけでなく情熱や複雑な感情やいろんなものを巧妙に絡めた一部であって。
とにかく、捨て身でヒーローの身も心も包み込もうとするリタと過去の傷から、人を愛する事に、いや。人を愛している事を認められなくなっている不器用なサキールとの物語が甘やかに進んでいく。
サキールと、実の兄で国王のザヤドの和解の部分は「ああ、読みたかったんだ。こんな場面を」と思った。
男の兄弟喧嘩って、あんなものでしょ?気の済むまで殴り合って、そして笑って。
ただ、シークだ国王だってだけで、冷静に話し合って握手して和解、なんて場面読むのはもう飽きた(爆)。
おっかなく刃物なんて登場したこの和解場面だけど、シークものなら潔くこれぐらいしてくれ、とか思ったんだもん(笑)
前作を読んでなくても、しっかりこの1冊だけ読んでも意味は通じるのもありがたい。
実に上手にキャラクター達に味付けをしてくれるので、さくさく読み進むのも、彼女ならでは。
この薄さで、この満足度。これだからローラ・ライトの本を読むのはやめられない。早く次回作品が読みたいわ(^^)

しかし、残念だ。
またアメリカ人なのか?!」という類のツッコミが国王様から無かったのが(爆)
ISBN:4594049656 文庫 清水 はるか 扶桑社 2005/05 ¥980

ノーラ・ロバーツの文庫新刊(^^)
お得意のアイルランドもので、姉妹ものの新トリロジーです。
ぶ厚い本は読み始めると止まらないテンポのよさは相変わらず。
今回の1冊目は二人姉妹の長女でガラス職人のマギーと、画廊経営者のローガンの物語。
ノーラの話って家族を描いたものが多いんだけど、今回の家族の切り口は「確執」「愛憎」だったり・・・。
マギーの母親の描写は、あの穏やかなノーラのペンにしては出色の精神的嫌さ感が出ています、ハイ←褒めている。
何となくゲール語の場面で頭の中に単語が浮かぶんだけど、二年前なら考えられないわよねぇこんな現象・・・(爆)。

でも、いつも思うんだけど、ことのさんのお気に入りになったノーラキャラって大抵シリーズの最後にくるんだよね(^^ゞ
いやはや、思った通り2冊目はマギーの妹ブリアンナで、3冊目にことのさんがこの1冊目でお気に入りだった『彼』は3冊目の主役なんですよねアハハハハハハ・・・(乾いた笑い)
ノーラ作品、ワンパターンじゃないけれどパターンの連鎖は分かりやすい。
しかしその連鎖が決まっている金太郎飴のサイクルが分かるところがいいって作家なのよね。
キャラクターも分かりやすいパターンがあるけど、それを毎回違う題材で上手に料理して全く新しい作品にしちゃってるのがスゴイところだな、ノーラの。
今回の1冊目であらゆる種は蒔かれたから、残り2冊でどう花開いて閉められるのか楽しみ(^^)
ISBN:4789725553 文庫 瓜生 知寿子 ソニー・マガジンズ 2005/05 ¥924

14年前のマクノートのコンテンポラリーの代表作がとうとう日本語で読めるって事で楽しみにしていました。それを上下巻あわせて1070ページの長編を味わって読ませてもらいました。
こんなに「終わらなければいいのになぁ」と思った作品って、そうそうめぐり合えないですね。
読んでる間、泣いて笑って怒ってもどかしく思ってドキドキして・・・と、一つの作品の中にあらゆるドラマが詰め込んでありました。
まぁ、ヒロイン父の謝り足りなさっぷりと呆れるばかりの居直りっぷりは「お前はダイ○ナ・パーマーのヒーローか?!」とか苦笑しながらアホなツッコミをせずにはいられませんでしたが(爆)、そんな父親でさえも許せるというか守ろうとするヒロイン・・・人間が大きいなぁ、かなり。
しかし、そんなヒロインもやはり意固地で頑なな部分もあったりして、そこは読んでても「おいおい」と思ったりもするワケだ。
しかし、何がこの作品の圧倒的魅力かっていうとそんなヒロインを丸ごと包み込んでしまおうっていうヒーローだわよ。
とにかく、かわいいのよ、このマットが!!
11年前に、誤解と不幸が元で別れてしまった妻メレデスを取り戻そうとするその捨て身さといい、冷酷な実業家に成り上がりながらも誤解から彼女を憎んでいても悪人になりきれないところとか、自分の彼女への気持ちに驚いたりほのぼのしたりするその姿とかもうとにかくかわいいったら・・・(^^ゞ
脇役も魅力的な人物が多く、ことのさんは賛否両論ある箇所あれどメレデスの親友リサがお気に入りキャラなのであります。
等身大じゃない?好きな相手にいじわるしちゃう、才女とは思えないそのかわいさったら(笑)
幼馴染みで婚約者となるパーカーも決して嫌いではないし。
ジョー・オハラもマットの父パトリックも大好き(^^)
あ、でもきっと皆さんはことのさんが「あ、この人ツボだ♪」と思ったキャラは・・・バレバレよね〜(^^ゞ
て、てへっ(^^ゞ 弁護士のスチュワートくん、お気に入りっっ♪♪
しかし、某伊○丹勤めと大○勤めのお友達がいるからよく話聞くとはいえ・・・デパートの舞台裏って奥深い世界ね(^^ゞ
ISBN:4596411395 新書 山田 沙羅 ハーレクイン 2005/05 ¥641

さて。ダイアナ・パーマーの新作・・・いえ、発掘された旧作です(爆)。
何がすごいかってアナタ、1979年作品だからヒーローがベトナム戦争に行ってたという設定ですがな、もし(笑)
もっとも、そういう設定はそんなに活きてませんがね(^^;
あのオチが、その戦争の影というには余りに弱いです、はい。

しかし、読んでて思ったのが最初とラストしか原書読んでなかった私が悪いのだが・・・この男、一体何がしたくて何が言いたいのだ?!ってぐらい言動がコロコロ変わる不審さ、あ。いや、落ち着きがないっていうか(^^;
あのヒロインが落馬したところで無理やり改心させて終わらせてたらよかったかも(爆)
特に彼女と自分が14歳差か15歳差か、己の誕生日後でさえ一致していないというか、よく自分でも分かってないというか(読んでても分かりにくいです。笑)・・・既に老化によるボケ現象のはじまり?(爆)

まぁ、ダイアナはデビュー当時からこんな芸風作風だったのね、ウフ(はぁと)
と思いながら、居直って読む事をお勧めします(爆)

・・・6月のコードは長くてピーッだしなぁ>ダイアナ本(^^;
の予定を見る。
これも既に半分以上知ってたけど(ハ○カワさんは早いのよ、発表が。笑)、忘備録としてカキカキФ(. .)

集英社  集英社文庫

夕暮れに抱擁を(上下) サンドラ・ブラウン

ソニーマガジンズ  Villegebooks

イブ&ローク9(仮) J・D・ロブ
お菓子探偵ハンナシリーズ(5)(仮) ジョアン・フルーク
古き友からの伝言 イーサン・ブラック

ハーレクイン  MIRA文庫

ダーク・シークレット シャロン・サラ

早川書房  ハヤカワミステリ文庫

女性検事補アレックスシリーズ  隠匿 リンダ・フェアスタイン
スタンリー・ヘイスティング・シリーズ  休暇はほしくない パーネル・ホール

ハヤカワ・ミステリ

難破船  ロバート・ルイス・スティーヴンスン&ロイド・オズボーン

二見書房 二見ミステリ文庫

眠っている間にキスして(仮) リンダ・ハワード

あら、多いわね(^^;
でも新刊買いは実際にはこれの半分以下かと思うんだけど。
ポケミスのスティーヴンスンとロブ、あとフルークとリンダが新刊買い確定だな、今のところ。
他のは落ち待ち(^^ゞ
しかしリンダ新刊・・・まんまの仮タイトルでんな。
Kiss Me While I Sleepだもん、原書タイトル(^^ゞ
早かったわ翻訳・・・原書出てから一年足らずでお目見えとは(^^ゞ
ペーパーバック落ち待ってたら日本語の方があっという間に出ちゃうんだもん(^^ゞ
昨年リンダが2冊出した新刊のうち、こっちの方が日本語になるの楽しみだったのよね。
ハー○クインでは書きたくても書けないような設定ですから。

女暗殺者ヒロインなんて。

その後の作品は・・・まあ、軽〜いリンダ作品という事で(今、読んでるけど。終わらないけど。ぼそ)。
しかし彼女、ここ近年ハードカバーばかりだったのに、今回のKiss Me While I Sleepの後のTo Die forはペーパーバックだったのよね。あれ?(^^ゞと思ったら、今年の新刊Killing Timeは再びハードカバー。
なんか発売日は今月末に前倒しになった筈がしっかり来月中旬に再びズレてたが(笑)
他の新刊買いは、ロブは4月に続きという事で嬉しいわ。
原書が年2冊のペースでストック増え続けてるあたり、ロブことノーラ・・・恐るべし(^^A
御年を考えるとえらいペースという事は言うまでもない・・・。
フルークのハンナ・シリーズは・・・どうせ今回もくっついてないんでしょ?どっちとも(-.-)
なんかここまで引っ張られるとツライんだけど・・・(-.-)
早く決着つけてくれいっっ!!
MIRAはサンドラ・ブラウンとノーラの再版もあるけどどっちもオリジナルで持ってるから買わない。
ただ、サンドラのはサンリオ時代のエリン・セント・クレア名義の本だけど新訳なのかな、ってのは気になるけど(^^ゞ

しかし・・・ポケミスでスティーヴンスン・・・そんなん絶対買い!やないですかぁ〜(^^)/
ISBN:4596322163 新書 小長光 弘美 ハーレクイン 2005/04 ¥903

どうにもこうにも怒った1冊!!
昨日ことのさんと会われた皆さん、絶対この本を新刊買いしようという方はいないでしょう、、ってぐらい毒吐いた。あ、既に手遅れで買ってた友達もいたな。読む気を500パーセント削いだわねテヘ(爆)
1925年っていう設定なんだけど、別にそういわれてもヒストリカルって気もしない。
ちょっと長いNって言ってもおかしくない。
よくあるなんちゃってシークものと同じように英仏の血を引くクリスチャンシークだし(失笑)。
どう見ても、作者がヴァレンチノ主演の映画『シーク』のファン魂だけで書いたミーハーオマージュ小説という感想しかない。中で笑えるぐらいE・M・ハル原作の『シーク』の続編の話もしているし(本当にあります、続編。サ○リオさんが出してた「ライブラリー・オブ・ラブ」の原書版ではラインナップの中に入っているんですが日本では翻訳されないままでした・・・)。
辻褄の合わないところをあげると一日語り倒しかねないので省略するとします(爆)。

あ、ちなみにこの表紙って過去にベスト作品の賞をとったブリタニー・ヤング『シークを愛したら』のイラスト使いまわしなんですが、この作品のヒロインはモガ(モダンガールズ)時代の人で髪はもっと短いので辻褄があいません

とにかく・・・別にヒストリカルで書く必要はこれっぽっちもなかったんじゃない?という作品だった。
飛行機に乗り、ニューヨークやパリのシャ○ルで洋服をあつらえるヒロインの話をヒストリカルと言われてもなぁ・・・初期のウィンズピア作品とかの方がよほどクラシカルなムードが漂ってましたわ。現代ものでありながら。
人の話を聞かない思い込みの激しいヒロインもちょっと勘弁してくれ、ってカンジだったし。

・・・現在、今年の裏くれいじー☆ランキング、ぶっちぎりトップの本!ビバ(爆)

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