ISBN:459651111X 新書 沢田 由美子 ハーレクイン 2005/12
¥641

さて。いつになったら終わるのか?!の、このテキサス・キャトルメンズ・クラブ・シリーズ(^^;
第四弾です。前回第三弾を早々にリタイヤしていたのに、その時に既に原書予告で大好きなローラ・ライトが参加する事を知ってしまった今回・・・ええ、最初っから付き合いますわよ!!

で、読んでみた。
サラ・オーウィグっていつも作家競作では2作目以降を担当しているせいかトップバッターというのがちょっと荷が勝っちゃったかな、っていうのが印象かな?
ちょっと忙しくって、主役二人のロマンスが余りしっとり感じなかったのよね(^^;
でも、最初の作品担当の作家さんって大変だよね。
これから出てくる主役候補達を羅列するというハンデを背負っているから(^^;
そういう意味で、ディクシー・ブラウニングのようなベテランをもってくる方がいいなぁ、と思いました(もっとも第一シリーズは当たりでしたが、第三は駄目だったけど。汗)。

最近の新刊って続編の冒頭が試し読み出来るので、気になるローラ・ライトの分を読んでみて・・・ずっこけた(^^;
記憶を失った謎の女性をキャトルメンズのメンバーはジェーン・ドゥと呼んでるってあるけど、これってミステリ読者にはお馴染みのありがたくない表現じゃないの(~_~;
身元不明の女性の死体の通称じゃん!!
(ちなみに男性は「ジョン・ドゥ」という)
・・・勝手に死体にしちゃイカンよ、紳士諸君(^^ゞ
ISBN:4596411654 新書 北園 えりか ハーレクイン 2005/12
¥641

さて、最近多くなった2作抱き合わせ中篇本にアネット・ブロードリックが登場〜。
てっきりクリスマス本を半分にしてかと思いきや、もう1冊の二年前の秋に出た本でした・・・いや、普通思わないじゃないですか。
3作品収録本の一作品だけ抹殺して出すなんて(笑)
それならいっそ全部バラ売りしてクリスマス本に収録してもよかったのでは・・・しかし抹殺されたキャシー・ディノスキー作品の何が悪かったんだろう・・・(ぼそ)

と、まぁ、余談はさておき。
今回のアネットさん、久々にイカした寸止めくんを読ませてもらったわ〜♪と大満足(^^)
短いながらにキュートでホットで、これも先月のシャロン・サラじゃないけどDでもよかったのではないかしら(笑)。
寒い冬にリゾート本読みたいって気持ちにはもってこいの作品でした。
幼馴染みものや、妹扱い話を書かせるとホントにうっまいわぁ・・・アネットさん。
うってかわってステラ・バグウェルの方はしっとり系のクリスマス話。
未亡人のヒロインと7歳年下の義理の弟(亡夫の弟)とのロマンスなんだけど、この軍人ヒーローくんが若いのに高島屋くん系でよろしかったわ〜。
はからずもすとーんっと恋に落ちたのを否定しない、それでいてヒロインの全てが知りたくって頑なな彼女をどうにかしたくて悶えていて・・・よくってよ、よくってよ!!

・・・2本共当たりの本。
じゃあ、ますます抹殺された1本が気になるじゃん・・・うずうず←あっ(^^ゞ