本日のMステは眼福の限りざました。
GLAYは「ASHES -1969-」という新曲。うくくっ。
好みのアップチューンなので、2月のライブでナマで聴けるのが楽しみ。
これは楽しく踊る曲なんだよな。そうだ、踊るぞ、ああ踊るぞ!(笑)
EP版には他にも2曲、そしてTAKURO心酔のジョン・レノン様の曲のカヴァー。
この一枚を完璧に押えてライブに雪崩込みだね。

NEWSも新曲にて登場。
スノボしていたなら、確実に通帳1冊ぶっ潰して貢ぎたいまでの、かのCMのタイアップ。
NEWS時の亮たんのスカしたかっちょ良さは、関ジャニ時の亮たんのブラックさが中和されていて、過分にビギナーお茶の間向けと見受けるジャニおた(笑)。
おお、しかし、あのテゴたんのかわゆさはキケーン・・・若旦那、ああ、どうするよ、今月末の若旦那!
若旦那偏愛ゴーイングマイウェイ仁吉の谷原くんとのツーショットに今から妄想大暴走よ?!
かわいすぎてお布団でくるんじゃうぞ〜っ(笑)。

明日からの週末は、生産的に過ごしたいもんである。
とりあえず、本日までのセール価格だった冬支度用とばかりのソックスさんを帰宅時に購入。
ロングブーツ時のニーハイ丈とか、あとスニーカー時のコンバースのとか。
もっとも、ことのさんのスニーカーは全てバーガンティ色のニューバランスなんだが(笑)。
ブーツは色々な丈を買いたいのよね。
うふ♪だって、テニミュの冬公演のチケット確保出来たんだも〜ん♪♪
新しいお洋服、新しいブーツ、新しいバッグ、欲しいの欲しいの〜っ♪♪
どこまでペテン師と紳士(えこ贔屓)が出るのか、はたまたゴーヤ軍団にボコボコにされる六角イケメンはどう料理されるのか等、気になる事は多いが、来年の年明けは今年同様、テニミュとなりました(笑)。
某お友達、大阪に来るならまた食い倒れましょうね。うふっ。

思わず出版社に間違いを指摘するメールを送ろうと思ったら、訂正記事が翌日に載っていたソ○トバ○ク文庫(笑)。
いや、リサ(ガードナー)の本を別名義込みで洋邦全部持っているジャンキーことのさん、どんなところからそんなガセが出たんだっ?!と驚愕したんですが(笑)。
まぁ、ジャクソンさんとバートンさんの名前が並んでも何ら感動もなくスルー確定な1冊だという事だけは分かったオチでした(爆)。
リサの原書新刊は、来年。
来年〜っっっ、クインシー一家シリーズ、ファンの熱いコールに応えて2年ぶり登場!
キンバリーちゃん、大活躍の1冊だ。
感涙ね。もう、これは確実に即買いだわね!!
いや、それよりまずは先に『Gone』の翻訳をお願いしますね、ヴィレッジブックス様(平伏)。
ISBN:4576071793 文庫 宮崎 槙 二見書房 2007/10 ¥1,000

スーザン・エリザベス・フィリップスのシカゴ・スターズもの最新刊、読了(^^)
余りの幸せな読了後のふわふわ感のまま、シリーズ1冊目からの再読の旅に出ましたヒャッホー!!(壊)

もう、ここからは自分でも何を書いてるのか分からない、ヲタファンの戯言って事でスルーしてもらっていいですーっ。
書いてる途中で、思い出しては幸せになっちゃっててもう駄目(壊壊)

今回のお話は、元々SEPが前作『湖の映る影』でこのシリーズを終わらせる筈だったのに、どうしても書かずにはいられなかった、という後日談を絡めたものとなっていました。
あの本のラストで登場したケヴィンとモリーの生まれて間もないベイビー・ヴィクトリアちゃんが、この本では恐るべし三歳児(笑)。
いや、本当に傑作な三歳児で・・・って、思い出し笑いが止まりません(笑)。完全に怪しい人ですんません(^^;

そんなこんなで、今回の主役は前作の主人公である我が最愛のアナグマくんことシカゴ・スターズのクォーターバック、ケヴィン・タッカーのエージェントであるヒースと、そのケヴィンの奥さんとなった人気童話作家モリー・ソマヴィルの友人アナベル。
ひょんな事から、亡くなった祖母の結婚相談所を継いだアナベルが、大物であるヒースという顧客を獲得すべく彼に次々と女性を紹介していくうちに・・・というお話となっています。
が、そこはSEPなので、もうきゅんきゅんしたり、グッときたりするエピソードやシーンがいっぱい散りばめられていて読んでいて幸せこの上なし。
このヒロインのアナベルというのが、SEPお得意の思いっきりハグりたくなる不思議な妖精ちゃんタイプかと思いきや、それを越える傑作さ!!
傑作なのよ、その地に足がついた不器用なところとか人に保護心を爆裂させちゃうかわいさとか、そのくせして母性の固まりのようなところとか全てが!
小柄なふわふわの赤毛ちゃんっていう、そのビジュアルもまたことのさん好みで、もう大変すぎ。
はふぅ、カワユス・・・ギザカワユス・・・マジ、こんなにときめいたヒロインは久々だわ。
本当、アナベルのメロメロ家族(笑)じゃないけど、かわいすぎて私が母ならストーカー母決定の気分よ(壊萌)。
ヒースとの掛け合いは勿論、スターズの若手人気選手であるディーンとのやりとりはかわいいお姉ちゃんとやんちゃな弟の構図で、これまたイカスのよね。
不思議な関係よね。今までにない次回作品ヒーローとのスタンスだわ。トランプしているその場面も、何だかほんわか〜で微笑ましいの(^^)
しかし、やっぱりアナベルの最高の見せ場は、あのアナベルん家でのスターズとベアーズの若手選手のドンチキ騒ぎの場面(爆)でしょうな・・・もう、「お膝のり」は腹を抱えて笑い転げましたがな。
たどたどしながら、彼女が持ち前のバイテリティとウィットとで仕事を軌道に乗せようとする際の、その人柄の表れ方とか、SEPが楽しんで書いているのが分かりますね。

周囲を丸ごと包んで、幸せにしてくれる。
自分を自然体のままで大切にしてくれ、そして笑わせてくれる。
己が求めている未来の奥さんがアナベルだと分からない、図体はデカイがお馬鹿なのが、これまたSEPヒーローのお約束・・・とばかりな、今回のヒーローのヒースくん(笑)。
これまた、久々に痛快なまでのお馬鹿くんで爽快!(爆)
末期なまでのワーカホリックで、見合いの席だろうが何だろうが携帯電話を離さないというその様は、これまでのスターズもののヒーローの中では異色。
そう、彼の生まれ育ちのコンプレックスが余りに大きすぎて余裕の無いまでの働きバチっぷりなのである。
今までのヒーローの中で、一番冷静なようで、一番不器用で、一番お馬鹿で、という気がした。
恵まれた生活を送っていながらの、その空虚な心と追ってくる孤独さがまた何ともいえない物悲しさをかもし出す。
ウイットに富んだ会話を周囲と交わしつつも、彼の心は癒されずに育ちも知性も美しさも「完璧な妻」を得れば、全てが円満になると思っているが、その思考回路がまぁ、SEPヒーローらしいというか・・・お馬鹿よね(笑)。
そんな彼が、自分のアナベルへの気持ちに気付いてからもすんなりいかないのもうっしっし、な展開。お馬鹿さん全開。
何だよ、オーケストラって!(爆)
そして、最初のところを逆手にとったあの湖のほとりでのラストシーンは秀逸。
携帯電話を手放すという象徴的なところが、何ともにっこりホロリとさせてくれました。

SEPお得意の今回のサイド恋愛は、ヒースの外交員で親友でもあるボディと、アナベルの商売敵のやり手ビジネスウーマンであるポーシャ。
これがまた、主人公達とシンメトリーなのだ。
生まれ育ちが素晴らしく家族にも恵まれながら不器用な生き方をしているアナベルとボディ、生まれや育ちに恵まれず、家族とは断絶状態のような状態ながら、現在は物質的に恵まれ成功者として君臨するヒースとポーシャ。
彼らは「表」と「裏」のように、あらゆる場面で対称的に描かれていたり。
しかし、読者が見ていてもどちらが幸せに見えるかは明らかでした。
特にヒース以上に、その心の隙間のささくれが読んでいて痛々しいのでポーシャだった。
そんな彼女を、年下のボディが諭すんですが、優しいのよね。大人なのよね。
どん底から這い上がってきたボディの自然体さは、読者だけでなくポーシャにも安心感を与えてくれますね。不安とか、そういう事も自然と口にする。それってすごく勇気のいる事なのにね。
ポーシャが、会社の人材に去られ、孤独で、全てが無になりかけた時に、おもむろに自分が忘れ去りたかったルーツに立ち戻ったかのように、無心に賞味期限も怪しいような、お店の片隅で忘れ去られていたマシュマロを買ってきて並べて食べる場面に、もうどうしても我慢出来ずにグスグス泣いてしまいました・・・何て痛々しくもストレートなシーンなんだろうか、と。
前進し、幸せを手にする為にはヒースが電話に出ない事が象徴的なように、ポーシャにはこういう虚勢を剥ぎ取った事が必要だった、ということか。
もっとも、あの「青いお化け」状態での、怪傑マッチメイカーっぷりにはもう泣き笑いしながら拍手喝采よ!(爆)

そして、今回の脇役の皆さんである。
すっかり前作のすったもんだが嘘のように、既に二人の子持ちとなっているモリーとケヴィン。
相変わらずやんちゃなケヴィンの登場の度にニンマリしていましたファンのことのさんですが、それでも、さすがあの二人の子供、というべき育ち方をしたヴィクトリア・フィービー・タッカー、通称ピッピがタッカー家担当分の美味しいところを全て掻っ攫っていかれたような(爆)。
謎の携帯消失マジック(笑)といい、おしゃまな言動といい、最後の最後まで独壇場でした(笑)。
既に、このシリーズのシンボル的存在となっているフィービーは、今回は何とヒーローであるヒースの天敵として登場(笑)。
相変わらずアニキなフィービー姉ちゃんには、あの暴れん坊アナグマくんもタジタジなのでありました・・・ヒースとの友情よりも姉ちゃん怖いから保身に走るし(^^ゞ
でもって、今までずっと読み続けている方には懐かしい名前のキャラが今回は出血大サービスでバンバン登場してくれましたね!
ロン・マクダーミット夫婦、ダーネル・プルーイット夫婦、ウェブスター・グリアー夫婦、そしてジャニーン。
彼らに関する新たなエピソードがこの話で追加される度に、もう幸せなプレゼントをもらっている気分になりました。
最高じゃないですか!
ダーネルが(今でもあの派手派手ファッションなのがまたステキ!笑)、フィービーやアナベル達が集まっては行っている読書クラブの中心人物(笑)だなんていうエピなんて!
奥さんとなったシャーメインに相手にされず、フィービーに勧められてはじめた読書で『白鯨』について熱く語っていた、15年前の彼を思い出しては幸せになりました(^^)
二人の男の子に恵まれたのね〜(^^)
ああ、一行一行を噛み締めるとはこの事よ!

で、次回ヒーローとなる、今回初登場のディーン・ロビラード。
この彼の登場場面を見て、かつてのボビー・トム・デントン、かつてのケヴィン・タッカーの初登場を思い出しました。
世代は移り、スターズの選手達も変わる。
そして、また新しい魅力的なヒーロー候補が現れる。
しかし、今までの中で一番ヤバイぐらいのビューリホーな外見のコなんだけど・・・ああ、どうしよう(萌)。
青田買いアンテナにメガヒット、なやんちゃ具合なのよね(爆)。
もう、ヒースに電話切られまくっている場面のおかしい事ったら。
甘え上手だし、弟に欲しいタイプとして描かれていて、これが次回どう化けるのか、という楽しみすらも感じる美味しい役どころでしたね(笑)。
楽しみですよね、ええ。SEPのあの力の入り具合はちょっとスゴイよ(笑)。
来年にはディーンくんの成長した姿に会えそうですね(^m^)

・・・やっぱり当分戻ってこれそうにないかも。
再読+予習って事になりそうだもん。
アストンマーチン乗ってるディーンに会いにいこっと♪
そんなこんなで、10月27日がやってきました。
ことのさん本人と共に、我がサイトの誕生日である27日です(笑)。
勿論この日にしたのは、うっかり忘れない為ですが(爆)。

本当はもう少し更新コンテンツがある筈だったのですが、この日記をご覧の方はご存知の通り、急性気管支炎でぶっ倒れましたことのさん(^^;
とりあえず、トップ更新。
それから5周年記念企画のプレゼント付きアンケートを今回も実施しておりますので、お時間のあられる方は気軽にアクセスして書き込みしてやって下さいませ(^^)
・・・しかし、ロマンス小説+ミステリー・サスペンス小説読書サイトのアンケートで、何でラーメンを平気でネタだ、と喜んで賞品にする管理人の思考回路が許されるんでしょーか(笑)。
全然クールじゃありません。むしろクレイジーです・・・あ、どっちもサイト名にあるんだわ(汗)。
つまり、ことのさんだから、なんですね、きっと(爆)。

さて、今は昔2002年にはじまった当サイト、今日からは6年目という事で・・・何も変わってないわ、この行き当たりばったりなアホさ加減。どんだけ〜っ!(自爆)
で、さすがに区切りの「5」という数字もありますんで、昨年同様もどうだかー、だし、とりあえず、これは公約として掲げよう。
5週連続サイト更新
ここで勢いをつけて、年末恒例企画への活力を見出すべきですな(^^ゞ
ただ、すんごいショボいレベルの更新でも見逃してね > いきなりそれかい!
で、今日の更新を「1週目」にしたら怒られるかしら?(^^ゞ←この時点で駄目だコリャ。
やりかけているコンテンツ更新、いくつかあるんですよね・・・それも全然進んでないし(^^ゞ
この秋はお出かけを控えて、せっせこ内職に励むべきでしょうか(笑えない)。

サイトの方もですが、ことのさん自身の誕生日もありまして、な本日。ひとつオバサン記念日ですな(笑)。
オバサンもオバサン、まぁ実生活も3人の甥姪を抱えた伯母なんでいいんですが(自爆)。
メールやカードでお祝いを沢山頂きまして、ありがとうございます〜。
本日は朝一番から髪を切りに美容院に行き、ちょっと買い物に出かけ、寄り道した古本屋で最新のアメリカ海軍全集(DVD付き)を立ち読みしていたりして、それもどうよ?!なことのさん(爆)。
SEALのページがもう少し多かったらお買い上げの危機だったわ・・・あの本を読んでから、ラブレースのクレオ・ノース・シリーズを読んだらもっと楽しめたろうな〜。
クレオが沈めたものとかの写真とか(爆)。
もっとも、お昼ぐらいに帰宅したらすごい郵便やら宅配の山が鎮座していてビビったが(^^;;
誕生日にあわせて色々送って下さってこれまたありがとうございます。
何だか当分篭城してもええで!という無言のプレッシャーの如き食糧が部屋に集まっていて、やはりサイト内職しろというお告げか・・・とか思ってしまったり(笑)。

そんな本日の誕生日のケーキは、某パティスリーの栗のタルト。
秋の限定タルト(木の実、芋、林檎など)と悩んだが、焼きたてだったので栗に軍杯(笑)。
本人よりも、両親のが喜んでいたけどね(笑)
ISBN:4797342048 文庫 石原 未奈子 ソフトバンククリエイティブ 2007/10/17 ¥788

ソフトバンク文庫が今月からロマンスライン参戦、という事で1冊目を買ってみて読んでみました。
以前にこのシリーズの原書版元の方でソフトバンクさんが、彼女のこのシリーズの1冊目(この本)と2冊目の日本語翻訳版権を同時取得なさっているのを知ってたので、いつぐらい参戦かな〜、と思っていたら予想よりも意外に遅かったかも(笑)。

読了してみて思ったのは、まずいい意味でも悪い意味でも「ぬるいステファニー・プラムもどき」(爆)。
プラム・クレイジー(最近はどうかと思うんだが。笑)の人ならそう思うかな・・・あの財政的にビミョーに逼迫した雰囲気の物語の中、災難体質のヒロインが事件に巻き込まれ、クセ者揃いの脇役に囲まれドタバタする第一人称小説形式、というあたり(笑)。
もっとも、プラムぐらいに突き抜けてないのが「ぬるい」「もどき」となるんだが・・・下品とまではいかないし、痛快とまでもいかない。
前者はともかく、後者はサスペンスの、しかもヒロイン・シリーズもの1冊目としては絶対欲しい要素なんですが(続きを読み続けてもらうためにも)、それが欠けてちゃなぁ・・・どうよ、みたいな(^^ゞ
お約束に犯人扱いされて、その事件を捜査にきた刑事の放つ過剰な男性ホルモン(爆)と格闘・・・うーむ。ライトなロマサスの典型的パターンだな。
で、お互い意識しちゃってからは、見事に寸止めで笑えるぐらいのお決まりで、それが安心して読めた理由の一つか(笑)。

まぁ、もっともヒロインのクリスティーナ、おかたい精神科医という職業と、そのお色気、コミカルでちょっとドジな言動というアンバランスさが魅力なんだけど。
元おデブちゃんだった過去の悲惨な記憶がしっかり染み付いているという設定にもシニカルな言動が入り乱れ、兄3人がおデブだったわたしをバスケットボールにしたがった等、どこまでブラックジョークなのか怪しいセリフがぽんぽん飛び出すし(笑)。
そういえば二言目には「ダイエット!」と言いつつ、その足で毎回甘味や美味を食い倒れている(アイスをガロンサイズ持って直食いとか)彼女に、とあるお友達の姿を思い出しました(笑)。
ヒーローの警部補リヴェラは・・・くふ。このわからずやのお馬鹿さんっぷりは好み♪
犯人の悪女だと思っている彼女への態度の端々に現れる、あの話を聞かない駄々っ子っぷりはいいよね〜ん♪
次回以降での、彼とクリスティーナの関係が気になるわ(^^)

脇役では、クリスティーナの親友で秘書、女優の卵のエレインがこれまた最高!
どこまでマジにオーディション用のいろんな役を演じながら、クリニックの仕事をしているんだか、ってぐらいコロコロ言動が変わるのが面白い。
で、中身は三枚目キャラなのに外見は超美人なその落差にも笑えます(^^ゞ
そして、クリスティーナの旧知の仲でコンピュータの天才のソルバーグが・・・オタクくん好きのことのさんだが、このキャラはちょっと新鮮。
だって、イケメンじゃない中心キャラオタクってあんまりいないのよね(笑)。
でも、ぬるいので言動はそんなに突き抜けてないけど・・・ヘアスタイルはともかく(爆)。
もう想像を絶するよな、あの表現(笑)。
そんな頓珍漢なオタクくんが、前出の美人エレインさんとひょんなことから付き合う事になったのがこの巻。
次回はその後のドタバタらしい・・・あのソルバーグが失踪したとか何とか。

という、キャラクターがとび抜けているワケでもなく、物語も大掛かりではないけど、軽く読めて軽く笑えるシリーズかな。
ロマンス部分が出色なワケでもなく、かといってサスペンス部分も秀逸というワケでもなく、ギザモエ!モエ!!なキャラがいるワケでもなく(主役、ヒーローを含めて。笑)、そういう意味でも軽い?(^^ゞ
2冊目は、ソルバーグがどんな馬鹿さ加減な騒動に巻き込まれて失踪するのか、とリヴェラの駄々っ子っぷりが気になるから新刊買いはするだろうけど・・・即買いはないかな。
ネット書店で、ポイントか何か使って定価以下程度でよろしいかと(おいおい)。

あら。2冊目、来年2月にさっさと出るんですね・・・財力の勢いのある出版社は意気込みが違いますな。
だって、1冊目売れたかどうかデータも取れないでしょうに、発売から一週間もたってないのに(笑)。
シリーズ3冊目の版権もソフトバンクさんが獲得なさっていますので、少なくとも一番嫌なシリーズ途中放置というのはなさそうですな。

+余談+
新レーベル参戦により入れ食い状態もいいところの翻訳ロマンス事情。
イヴァノヴィッチのステファニー・プラムが集英社さんに移動したと思ったら、こちらのソフトバンクさんから、あのメトロ・シリーズ翻訳とか(笑)。
もっとも、そんなぬるい事情は、SEPのシカゴ・スターズ最新刊『Natural Born Charmer』の版権を二見書房さんが獲得されたというビッグニュースの前には意味はなし(爆)。
来年には読めるのか・・・ああ、嬉しい。嬉しいぞ〜これまたお馬鹿ヒーローくんなのよ〜ん(壊)
だいぶマシになってきました。
会社にもボチボチ行ってます。ボチボチ(^^ゞ
日中は殆ど咳も出なくなり、痰も全くからまなくなりました。
あと残るは、夜中に突然訪れる咳の発作だな・・・これも回数はグンと減りました。
まぁ、担当の先生曰く「この薬はまぁ、この症状にはすごく効くから」なんですが、確かに正解かも。
この週末の養生にて、更に追い込みかけるべきね。

調子が元に戻ってきつつあるせいか、買い物モード気分むくむく。
この一週間、喉に絡むのが嫌で延々とミネラルウォーターばかり飲んでいたのでコントレックスのストックが危険な状態に(^^;
って事で、これをポチ。
あと忘れないうちに、とTOKIOの新曲を・・・新曲を・・・3パターン分ネット予約してみたり(ちゅどーん)。
もうね、いいの。ファンバカなんてこんなもんです(自爆)。
帰りにトローチ買いに寄ったドラッグストアで、ついつい特売だったから早めに交換してもいいや、とクローゼット用防虫剤とか、部屋の消臭ゼリーとかおもむろにポイポイとかごに入れたり・・・ストレス発散だよな、多分これって(^^;;
いや、ホント咳ってストレスたまるよね・・・風邪の諸症状の中でストレス高いランキング上位だわよ絶対。
長期戦な分余計に。

そんなこんなで、低空飛行は続くのだ。
ISBN:4596912521 文庫 細郷 妙子 ハーレクイン 2007/10 ¥940

スーザン・エリザベス・フィリップスの24年前の作品のリメイク版翻訳、読了〜。

SEP作品というブランドに高いレベルを当たり前に求めるが余りなのか、はたまたやはり化石は化石のままでいた方が良かったのか、及第点という感想がまず第一にあがってきた。

元々、24年前に出された元の作品は批評家などの評判が高いのと、早くに絶版になっているのとが相まって非常にオークション等で価格が高騰する1冊となっていた(ファンゆえに何度もe-Bay見ては指をくわえていたから確かよ。笑)。
しかし、その評価はその時点、そのページ数に納められたものが対象であるワケで、15年以上たってからの加筆改定作品ではないワケで。
加筆改定がプラスと出るか、マイナスと出るかは謎であるが(かつて、10年以上前の書きかけの作品をリメイクして出した作品が恐ろしくホニャララだったブロックマンの例は悪い方か・・・そしてあえて共著状態で第三者の目というフィルタを通してテコ入れして出したイヴァノヴィッチは成功例?アクマで個人的感想だけど。笑)・・・その・・・余り同性読者から見て性格的に魅力的と思えないヒロインを中心に延々と肉付けされても粗が目立つだけというか(^^ゞ

そう。
ことのさん、SEP作品はヒロインがかなりのウエイトを占めて読書しているので、このキットというヒロインに全然感情移入が出来なくて、この作品を単なる『風と共に去りぬ』のパロディ以上に思えなくなってしまってねぇ・・・。
頑固といえばそれまでなんだが、こんな非生産的な思考のキットというヒロインを真ん中に持ってきて、荒廃した南部の土地から何かを生み出そう、前進しよう、たとえ自分を捨ててでも生きようとする周囲の人間を描けば描く程に、シュールなまでの居心地の悪さを感じた。
そうだ。敗北した南部の人間がまだ誇りや驕りにしがみついているように、彼女はリズン・グローリーという土地という名の過去の妄執にしがみついている。
放火の件については、もう何とも。
こんな後ろ向きなSEPヒロイン、勘弁願いたいなぁ・・・とマイナスオーラに覆われて読書していたり(^^;
それを手放すに至っても、結局はヒーローへの愛による開眼の末であって、そこで大人の女になった彼女にとっての決断なんでしょうが、人間としての成長とか、自分の精神的自立とかが先立ったワケでなく、その扱いのぞんざいさにもちょっとがっかり。
確かに親友であり、異母姉である女性と、その夫である男性に譲るので正しいんでしょうがね。

というか、いや、読者以上に作者のSEPからのキャラクターへのあふれるような愛情がいつものような確実な手ごたえで感じなかったの。
ヒロインだけでなく、ヒーローのケインにも、脇役のソフローニアにも、ケインの戦友であるマグナスですら。
ケインなんて、SEPヒーローお約束の図体のデカイ、愛を知らないおバカな男前なんですが・・・何でしょうな。
彼女の作品で、ヒーローの性格とか成りを決定づけるエピソードが少ない、つまり弱かったのかとか思ったり。
でもって、その少ないものがまた・・・グッときたとか、ホロッときたとかいうものがこれまた少なかったというか(^^;;
10年ほどに渡る放浪生活や、その後の軍人生活ですら数行に流されるような描き具合で・・・(^^;
私だけですかねぇ?
設定は南北戦争直後、敗北したサウスカロライナの農場と壮大だし、長年かかっての物語の推移は立派だが、器ばかりが大きくて、その中で活き活きしていないキャラクターがあがいて空回りしている印象すら感じた。
しかも、キットが土地を手にいれる為に夫候補として考えた幼馴染が・・・これが、もうちょっと毒気を入れかけた(完全に入れてないあたりヘタレか。笑)アシュレにしか思えなくって、そんなこんなで『風〜』のパロ化に拍車をかけたり(^^;
かろうじて、キットの付き添い役のミス・ドリーのにくめない頓珍漢さと、麗しき未亡人ベロニカの姐御で粋なところとかが一筋縄ではいかないSEPキャラの面目躍如と言ったところか。

しかし、まぁ、これだけキャラに引っかかりを覚えつつも、一気にラストまで読ませてしまうのはSEPの上手さか(とほほというかなんちゅーか。笑)。
MIRAはまだ12月の『麗しのファンシー・レディ』うすらダサイ邦題で見た途端に頓死するかと思ったわ。爆というコンテンポラリーがあるので、そっちに期待かな。
もっともスピンオフものだから、既存のキャラの力で読めるってところもあるんだけど。
それより来年、再びSEPが20年以上前の絶版作品に手を加えてリニュアル発売するって言ってらっしゃるんですが・・・そっちの方があらゆる意味でドキドキします(笑)
ISBN:4789731804 文庫 香野 純 ヴィレッジブックス 2007/10 ¥903

イヴ&ローク最新刊、読了〜(^^)
今回の巻は各レビュー関連でも高い評価を得ていた1冊だったので、楽しみにしていたけど・・・やられた。
シリーズ16冊も続いていて、まだこんなにギュッと胸を掴まれたり、ホロッとさせられたり新鮮な驚きを感じたりする。
何て怪物なんだい、ノーラさんよ。

今回、メインとなるのはロークの生い立ちに関する新たな事実。
今までロークの側から読者に提示されていたメグ・ロークというふしだらな女が彼の母親、という話が見事に覆される。
何と、彼の実の母親は別にいた、という事実が彼にもたらされるのである。
今まで信じていた事、自分のアイデンティティが崩され、そして実の母親を死においやってしまったのが己の存在だったと思い、自分の殻に閉じこもってしまうんですが・・・。

ちょっと、その知った経緯が嫌な気分になったりもしたんですがね。
その亡くなったロークの実の母親の知人の女性によって知らされるんですが、何故そんな偉そうに構えて言うんだ、この女。
要するにアンタは胸の中にあった過去の事を吐き出して楽になるかもしれんが、そんな爆弾をいきなり突きつけられたロークの立場を考えろよ、お前ホントに虐待された女性や子供を守るシェルターに雇われた優秀な職員なのか?!とか思ったのはことのさんだけでしょうかね。
確かに黙っている事より、話す事の方が勇気はいるとは思うが。
軽率とまではいかなくても、もう少し思いやりとか気配りが欲しかったわ・・・あの人がこれっきりの登場かどうかは知らないけど、今後出てきてもこのマイナスな印象は拭えないと思う。

さて、そんな殻にこもってしまったロークに対し、彼を大事に思う二人が今回タッグを組む事になったり。
そう、あの天敵同士のイヴとサマーセット(^^;
ここはもう、絶妙ね。
二人して、自分の事はさておいてまずはローク、というその言動全てがこれまでの二人の経緯あれやこれやと相まって、読者にググッとしたものをもたらすんですよね。

しかも、どん底から前進する為に、過去の自分を記憶に封印したイヴと、過去を顧みず捨て去ったロークにいずれは訪れるであろう、過去との対峙という意味で、14巻のイヴのルーツであるシカゴの街への遠征と対を成す、ロークのアイルランドへの帰郷もあったり。
ここがまた、家族の絆を描かせるとピカイチのノーラの腕の見せ所。
今までの辛かったロークの人生の道程は、イヴと出会った事で一つのピークを迎え、そしてここで新たに家族を得る事になった。
このくだりが、非常にこのシリーズ全体の持ち味であるスピーディなテンポと全く逆の、ゆったりした時間の流れをかもし出していてきゅんときたな。
そして、そんなアイルランドまでイヴがロークに会いにやってきた、あの再会の瞬間の詩的で、そして何と泣けた事か。
あの場面だけでもう、この巻の全てをもっていった、と言っても過言ではなかった。
この場面を書いてくれてありがとう、ノーラ、と真剣に心の中で礼を言ったよマジ。

そんな二人の葛藤以外にも、今回は見所満載。
いや、最初のサマーセットがバカンスで2週間留守です、っていう日のイヴのあの浮かれ壊れ具合は傑作だったら!
ホンマ、あの勢いで裸踊りしかねん状態でしたな(^^;;
そのサマーセット、ギャラハットのせいで骨折してしまいバカンスはお流れ・・・しかもベッドに軟禁状態。
なんとまぁ、イヴの毎度の駄々っ子っぷりにそっくりな事よ(笑)。
とうとう同棲寸前か、なマクナヴとピーボディもナイスですなぁ。今回も食い倒れピーボディは健在で、あのチョコバーをひとりこっそり食べていたイヴへの態度は笑えました(^^ゞ
そして今回見ていて楽しかったのが、バクスターとトゥルーハートくんの師弟コンビかな。
イヴの擬似家族は大きくなってきましたねぇ(しみじみ)。
それ以外にも、いつも印象的に登場するクラックが今回は・・・悲しい登場の仕方をするのですが、ここの部分もまた孤独だったあのイヴが不器用ながらにこのニューヨークの街に根を下ろし、そして縁を結んでいっている一つの形を見たような気がしました。
多分、システムの側についたイヴ以上に、システムの向こう側を選んだロークなら、あのクラックの言葉の重みに納得してくれるんではないかしら。

犯人すらも物悲しいものを少し感じる、何ともいえない1冊でした。
次回も楽しみです。

余談ですが、今回から翻訳者さん変更・・・あのダイアナのランダムハウスのヒストリカルを担当した方というので、ちょっとビビっていましたが(^^;;
今後はどうなるのかしら・・・個人的には中谷さんがいいんだけどなぁ(^^;;;
昼間はマシだが、寝るとなると咳の発作がひどいったら。
そのせいで、殆どマトモに寝てない状態・・・の筈だが、しっかりスーパーヒーロータイムにはテレビ前にスタンバイ(^^ゞ

しかし、えらい展開よね、どちらも。
ゲキレンジャー、いきなり師匠がお団子の岩にされちゃってどうなんだか、だわ(^^;;
電王もリュウタにもらい泣きしつつ、新キャラの今後の化けっぷりに期待する筈が、来週予告のユウトの学ラン姿チラ見せに既にギザモエ!モエ!となっていて、あー、もう駄目ですんません(^^;;
でもって、そのあとのプリキュアが凄かった・・・ええっ、メタボな王子様なんてどうなのっ?!(^^;;
シュークリーム好きのことのさんにも心痛いネタだったわ・・・ナイトメアの皆さんが時給で働いてたり、お茶くみしてたり、とかこのアニメ、よくよく見てたらリアルよ(笑)。

まぁ、そうこうもしとれんので、お友達にメールしてここらへんの素人処方としてはどうかいな、と相談してみる。
ウチの父なんぞは、「下手な医者よりも○○さんに聞いてみるのがええかもよ〜」とか言ってたりするし(笑)。
で、買ってきたのがヴィックス ヴェポラップなんだけど。
わー。昔、よく塗ってもらったよ、これ。
母親も買ってきたこれ見て「わー。懐かしい。お母さんもまた使わせてもらおっと」と喜んでいた。

懐かしながらに、長年ベストセラーという事が裏付ける効果実績ね。
ユーザーが覚えているから、リピートするんだし。

これからの季節、お世話になる事が増えそうだわ・・・自分の部屋用にチューブのも買っておかなきゃ、今度。
プレゼントを待機させてみよう、って事で友達が「この柄かわいい♪」といってたピクトポップから1個予約してみた(笑)
この柄はデザイナーのコラボレーションで、エライ人気の模様(^^ゞ

PIXIEという新しい型で、ようするにラージ3ジップに取っ手がついたようなもの(笑)
でも、大きさの割に結構いい値なんでお安いところを探していたら送料込で定価より安いお店がありまして、しかも残り1個。
これはいっとけ、みたいに感じたのよ(笑)。

デカめのバックに入れておけば、これだけをW/Cの際とかのハンドバック代わりに使えるんだけど、そういう用途で使うにはケイシーもキキもルルも大きすぎた(笑)。
ケイシーは同じサイズなんだが、ショルダーが若干ジャマ(^^;

この柄に限り、コラボ限定のタグみたいなのが付いてるし、それもこの小さい型なら楽しめるかな、と。

当日に発送日指定したけど、・・・ふ。つつましい自分への誕生日プレゼントね(^^ゞ
ISBN:4812432782 文庫 旦 紀子 竹書房 2007/10/10 ¥960

リン・カーランドの初翻訳、読了〜。
ほっこりした気分になれ、初心に返れたような良質のヒストリカル・ロマンスでした。

暴力的な父親に虐待されながら城に閉じ込められて成長した無垢なヒロインと、卑劣な策略による戦いで視力を失った勇猛果敢な騎士のヒロインとの王道ロマンスといえばそれまでなんだけど。
しかし、中世の戦いに明け暮れる時代の設定でありながら、何とゆったりとしたふんわりした時間と空気が感じられるのか。
昨今のうっふんあっはんな急展開ジェットコースターなエロエロに食傷気味なところに、このリリカルちゃんがきた!
ああっ、どうしよう…ことのニーズだわだわだわっっ!!

最初は、親友との誓いの為に嫌々と亡き親友の妹でヒロインのジリアンを妻にしたヒーローのクリストファー。
盲目なのを知られないようにして結婚・・・って、まぁ、そうは問屋がおろさないんですが(笑)。
さっさとその秘密に気付いてしまって、それでも事前に黒魔術を使うだ、ツノが生えているだと噂されていたクリストファーの元に残ろうと健気に努力するジリアンが、これまた純朴で。
虐待され続けたせいで、自己評価が恐ろしく低い彼女が少しづつ、少しづつ花開いてゆく様もゆっくり描かれていて。
で、そんな彼女に感化されて周囲も、クリストファーの愛犬(?)ウルフをはじめ、飼い主クリストファーを含め、周囲の人間までメロメロにするんだな。
ここらへんも王道なんだけど、いやー。
クリストファーの義兄にて、親友のコリンが・・・強面の騎士コリンが・・・雛を守るお母さん鳥のようにせっせこせっせこジリアンに付きまとっている様が傑作(笑)。
コリン、ジリアンに関してはツンアホもいいとこだわ(爆)。
この二人のやりとり、本当にお気に入り(^^)

ヒーローのクリストファーだけど・・・いやー。萌え。モエ!
ギザモエス!
失明し、元妻にこっぴどい目にあわされたせいで自分の殻に篭り、かつてと違って人に守られる生活を送っていたが、その懐にジリアンが飛び込んできて、そこから止まっていた彼の時間が動きはじめる。
ここがまたうまいんだな。
最初のツンツンぶりと、彼女を傷つけてしまい、静かに涙を流しながら反省し、彼女を守り愛す事に全てを費やし始めてからのあのデレデレっぷり・・・すげぇツンデレくんだわよっ!
しかも、すんごい寸止め具合でありがたや〜、ありがたや〜。ナンマイダー←思わず拝んでしまうぐらいギザモエだった模様(爆)。
本当に怖い噂とか、巨体とか、その癇癪っぷりに周囲から誤解を受けているクリストファーだが中身のあのデレっぷりはもう・・・お、乙女?(爆)
よく躓いて、よく泣いて、でもって本当にジリアンの事が好きで口に出して彼女に心を伝えるその様は素朴ながら天晴れ。
で、変に失明が解決しました、とかいう安易なオチを選択しなかった作者に、より一層の拍手を送りたい。
絶対に治られたら「私の涙を返せ・・・」とか真剣に憤ったろうから。あれはあれでいいの。うん。
だからこそモエ〜、ギザモエ〜っ、とぶつぶつ言いながらもらい泣きしまくってラストまでつっ走ってしまいました、ことのさん(壊)。

そうなのだ。
全てにおいて飛び道具のない素朴さで正面きっての勝負を挑んできた1冊なので、読んでいるこっちも素直にホロッと泣いちゃったりするんですよね。
小手先の効いたストーリーテラーの1冊もいいけど、こんな直球勝負は初心に戻った気分にさせてくれる。
そして飾り気のない分、キャラクターの心理描写とかがしっとり味わえて二重によろしいの。
脇役に関してもそうで、前出のコリンなんてもう最高の脇役よね。
ちゃっかり者で献身的なクリストファーの従者ジェイソンもかわいくって○。
クリストファーの人生の師にして、ジェイソンの父であるロビン、ジェイソンの兄二人フィリップとケンドリックの凸凹コンビっぷりも笑えるし、いやはや。主人公達をしっかり書き込んでくれているので、脇キャラが活き活きしていても余裕もって受け止められるよね(主役を差し置いて、脇の方がイケてるキャラだと目もあてられないし)。

最初から最後まで、ゆっくりまったりと全てを満喫出来ました1冊。
余りにスピンオフが多いので、どれでもいいし、順番なんてもう気にしませんのでどうぞ、このステキな1冊だけで放置するのはやめてほしいなぁ、出版社さん(^^;;

+余談+
「そういえば、この作者さんの書いた作品が収録されている本、あったような気がするような・・・」と、部屋の原書墓場をあさっていたら。
いたらですね。
あったんですよ、何故か。
しかも、今回の翻訳本でも活躍した、クリストファーの師・ロビンと、クリストファーの従者ジェイソンの本(爆)。
つうか、昨日はじめて知ったよ、ことのさん!(爆)
ついでにジェイソンの叔父さんの話とか、子孫の話とかまで出土して・・・いや、もう。冗談じゃなくて実話なのよ!(爆)
何で買ったのかは依然不明だが(爆)、スコッツ本地層から発掘されたから一時期のスコッツ本何でも買っておけキチデレバブリーの遺産の模様・・・これ以上調べるのは怖いから、発掘隊は現在お休みっ(爆)。
つか、短編ばかりで翻訳に関しては難しそう・・・
で、デニムレギンス(笑)。
丁度今月いっぱいしか使えないポイントもあったし、一枚試しに買ってみるのもいいかな、と。

普通のブラックのやら、レースのやらは持っているし。
あと通常の倍ぐらいの価格だが、冬用にゲルマニウム・レギンスというものも試しに買ったり(爆)。

最近は13分丈とかも出ているが、ことのさんが履くと多分「マイナス一分」となるのはうけあい。
何せ、背高ユーカリなんでね。。。
デニムレギンス気に入ったら、今度は総丈で欲しいから11分とかあったらいいのに(^^ゞ

んー。
でも、来年流行っているかどうか分からないから、とりあえず着尽しておかねば(^^ゞ

+余談+
既に先行予約案内が届いた某公演(笑)。
大阪は初日以外は全部行けそうな日程だが、まぁ、お財布と相談ね、相談(^^ゞ
2月にライブ予定もあるしねぇ。
秋だけど、冬の事に頭を悩ませる日々(笑)
週末に会ってたお友達に2冊まとめて借りたが、本当にあらゆるネタが身に染みます(爆)。
本当に、不良は若気のいたりで済むが、腐女子は一生もんという事で(確かこれ、10数年前のコミケパンフの1コマレポートになかったっけ?昔、グレてヤンキーだった弟は更正して今や二児の父、かたや姉は腐女子のまま、とかいう・・・「オタクは不治の病」という類のタイトルだったような。汗)。

特にこの2巻のテニミュ関連のところは絶対笑えないぐらいの身近なネタで・・・うふふあはは(思わずトリップ)。
そうなのよー。
若くてかわいらしい男の子たちが頑張っている姿って絶対マイナスイオン出ているよねっ!
見ているだけで癒されてうっとりだわっ!!(爆)

でもって、「部屋が片付かないのも、お金が貯まらないのもオタなのが悪い」と泣く801ちゃんに、彼氏のチベくんが即否定しますが、週末に会ったお友達は口を揃えて「いーや。オタだから、関連物沢山買うからお金貯まらないし、物が多くて部屋が片付かないのよっ」というハナシ。
何でも、1ジャンルのオタでなく、複数オタだと致命的な模様←他人事ではナイ。。。

+余談+
本文にある、腐海の同人誌デビルタワー乱立ネタを見て、とりあえずこの週末は真面目に掃除と片付けしようと思いました(遠い目)
朝はえらく冷え込んでいました(^^;
こうなってくると、服装に困るよねぇ・・・週末のお出かけ用に何を着たらいいのか全く分からないまま(^^;;

会社は単に衣替えで終わるんだけど。
秋服ついでに通勤バックも変更っていうことでイルムスのトートにチェンジ〜。
最近レスポに飽きてきたのか?(笑)

連休最終日は、片付けしていた筈の海外サッカー雑誌を脱線して読み耽って終わったような(笑)。
そんなところにユーロ2008予選の次の試合を控えた各国の動向が慌しい・・・。
スペインはよりによってビジャが戦線離脱(--;
FWがこんなに必要な状況になってもラウールは呼ばれないのね・・・。
呼ばれないといったら、アズーリにデルピエロが呼ばれないとは(--;
うん、13日の夜には出先から何とか帰宅しているから・・・スペインVSデンマークはリアルタイム放送で見るか(おいおい。無茶だよ。笑)。
いや、今の状況だと心配なのはスペインよりもポルトガルだわ。
ロンのいないユーロ2008なんて嫌〜ん(~_~;

明日の朝ごはんは、秋限定らしい「マロンショコラメロンパン」とやら。
何だか甘さで目が覚めそう(^^;;
ISBN:4270101245 文庫 佐久間伸子 ランダムハウス講談社 2007/10/02 ¥882

レベッカ・ヨークのムーン・シリーズ新刊、読了〜♪
シリーズ4冊目の今回、主人公は・・・シリーズをずっと続けて読まれた読者には二つの反応があるかと思う、まさかまさかっ!!のマーシャル家の生きていた末っ子ジョニーときました!

いやー。
多分、「ええっ、だって生きているマーシャルの息子ってロスとアダムだけっていう設定では?!」という反応の読者が6割かと。
そして、これまでのヨーク女史の読者を煙に撒くあの手法を考慮に入れ「いやー。だって、あの過酷な変身の儀式を一度は越えた、あのマーシャルの狼くんがバーの喧嘩ぐらいで死ぬか?怪しいってば」と懐疑心全開でこの子が生きている方に可能性を見出している疑り深い反応をした読者が4割(爆)。
・・・悲しいかな、ことのさん・・・後者でした(笑)。
いやいや、こういう飛び道具設定、疑ってナンボですってば(爆)。

兄二人を見ていて、自然と縁の切れないウェアウルフらしく、ここでいうサムという偽名を使って生きているジョニーもその通り、人里離れた場所に住まいを持ち、孤独に生きている。
表の顔は青年投資家だが、裏の顔は環境保護主義者の義賊という・・・いや。ヨークのほくそ笑む姿が思い浮かびますな。
これぞロマンス、という設定にすべく手をゆるめない彼女は、サムの相手に、彼の敵の娘オリヴィアをもってくるもんだから、またまたやってくれるぞ、と。

読んでいて、ずっとシリーズ読者でいるせいかマーシャル家のウェアウルフに関する描写に慣れきってしまっていて(爆)、今回はむしろオリヴィアのウッドロック一族の胡散臭さが炸裂の描写にクギヅケ(^^;
先祖代々、呪われたアストラヴォールという霊水に依存し超能力を見返りに与えられてきたウッドロック一族に関しては、もう少し凝なれた設定が出来るのではないか、と思うぐらい曖昧なところが多かったが、ファンタジーというよりはSFに近い感じがした。
液体に依存している、というところが特に。
精神力とか、そういう類で超えるものでなく、その液体と自分をリンクさせるところとか。
いや、恐れ入った事には変わりないんですけど。
普通に超能力、といかずにこんな変化球を用いてくるんだからやられたというか(^^ゞ

義賊としてのサムの力量を求めたオリヴィアと、その兄コリンによってまんまとおびき寄せられたサム(笑)。
それから推察するのにも難しくないように・・・末っ子ちゃん、微妙にヘタレ?(笑)
それでもって、ああ、ウェアウルフの呪いっちゅーか、お約束に一目オリヴィアを見た瞬間にメロメロドッキューン、となっちゃって・・・ぷっ。
このサム、自分が狼な事の方よりも、彼女はお金持ち育ち、僕はブルーカラー育ち、釣り合わないじゃないか・・・と頓珍漢に人間臭いのが笑えるというか。
つうか、ホンマにラストにそういって彼女から去ろうとするし。狼の事よりもそっちかよっ!(爆)
泣く泣く身を引くわ・・・って、ヒロインかっっ!!(byタカトシ。爆)
そういう意味では、お互いの気持ちを知った後からは圧倒的にオリヴィアの方が腹のくくり具合が天晴れ。
義賊?狼?
そんなの関係ねぇ!(by小島よしお)とばかりのすごい発言も飛んだラブシーンといい、いやー、天晴れオリヴィアさんよ(笑)。

今回の戦う相手が、もう完全に壊れているストーカー男で、その壊れ具合を何とも粘質に書かれて、ちょっとゾッとしましたね。
人物描写の巧みな作者らしく、今回も脇役がなかなか出色。
ウッドロック家の血の呪いに侵されたオリヴィアの父と伯父の狂気に満ちた描写とか。
そして、オリヴィアの兄にてハイテクの魔術師コリン。
お気に入りキャラだわ、コリン(^^)
そのコリンのダーリンにてパートナーのブライス・・・よく読んでりゃとんでもないオカルトおたく兄ちゃんだが、あのウッドロックの人間と付き合うにはこれぐらいハズれてないと駄目なのかしらん(笑)。
でも、やっぱり途中から末っ子を助けるべく、すっ飛んできたロス兄ちゃんに尽きるな〜。
もうね、ロスはこのシリーズの象徴的存在っていうのがヒシヒシと感じた登場っぷりでしたわね。
弟の悩みとかにどっか〜んと構えているし。
1冊目から既に貫禄あったけど、もはやマーシャル家の頂点、って感じ。二人の子持ち、とあるが・・・まだ二人だったのか、とか思うあたり駄目か(笑)。

ラストは怒涛の展開だが、やはり妙に人間臭いサムにくっ、となりつつ。
でも、結局はアストラヴォールに依存せざるをえない状況のままなのかしら、ウッドロック家って。
ロスの奥さんがそのうち研究して解決してくれないかしら(^^;;とか心配しつつ、次回は「あの人」なんでしょーねぇ、多分(^^ゞ
いやん。楽しみ♪
本日はズッキーDay!と勝手に決め込み、DVDもズッキーにしてみたり。

プリンスシリーズ D-BOYSコレクション 鈴木裕樹

最初に写真集で、あの手作りハンバーグを見た時、思わず友達に「何か・・・生焼けっぽいよ(^^;」とメールしたら、返事は「いや。DVDで詳細を見たら、むしろ焼き過ぎかも(^^;;」というもので(笑)。
瀬戸丸と違って、本当に・・・初料理だったのが伺えたズッキーの危険なクッキングタイム映像(爆)。

でも、写真集だけで満足しているそこのズッキー好きの方、これはこれは絶対DVDのがいい仕事してますって!!
いいトコついてるのよ、あえてシャワーでなくズッキーにはお風呂(しかもちょっとレトロなタイルのバスルーム)っていうのが!(笑)
頭の上にたたんだピンクのタオル乗っけてる姿を見て拍手したね(笑)。

しかし、あのDVDでしか拝めないエンディングロール・・・音楽のチョイスもいいし、寝起きのズッキーの鏡に向かってのあれやこれや・・・あれこそグッジョブ!!
キャラがたってるし、見ていてハッピーになれるね。
いい仕事したぞ、スタッフ!!
あそこだけでも見るべしよ絶対に!

+余談+
映像特典・・・瀬戸丸編に続き、今回のゲーム大会はトランプのスピード。
直前にルールを教えてもらった残り二人に対し、唯一の経験者の筈のズッキー。
経験者だが・・・最下位でまたもセンブリ茶の刑に(爆)。
優勝した荒木くんが器用極まりないのか、はたまたズッキーが極めてホニャララなのかは・・・最後の荒木くん編に持ち越しか?(^^ゞ
あれやこれやでとぎれていたけど、また再開。

やっぱりここは外せませんな、って事で今回はこちら。

鈴木裕樹ファースト写真集

カジュアルなイメージのするズッキーにスーツを着せるという、いかにもファンの萌えツボを理解した1冊よ、これ!(笑)
スーツ姿の時って、何となくウラタロス憑依の良太郎(by仮面ライダー電王)のようなイメージね(^m^)

それでもやっぱりジップアップとか、カーゴやワークパンツとかがすんごく似合うのよね、ズッキー。
いいなぁ、こんな弟、欲しいっっ!!って思わせてくれちゃうぐらい、フットワーク軽いカンジがヨロシス〜♪
ワンコやちびっことのショットは本当に見てるこっちも楽しくなっちゃうね。

お気に入りベストフォト・・・特にコインランドリーの場面のところに集中しているんですが、スツールに逆座りして肘ついているのと、コインランドリーにもたれ座って、下から見つめてきているショットのこの二枚!
選べない!!どっちもポスターにすべしよ! > 出版社さん
ISBN:4576071572 文庫 松井 里弥 二見書房 2007/09 ¥1,000

シャノン・マッケナの新刊、読了〜。
今回は毎度お馴染みマクラウド家関連ものではなく、あらたに書かれた1冊という事で。

おいしいキャラクター設定、最初から分かっている冷酷な犯人、相変わらずトップギアでぶっとんでいるラブシーンの数々・・・なのに、何故か読み進む速度があがらない(^^ゞ
笑えるぐらいにだめんずに引っかかりまくった過去を持つヒロイン・アビーも、友人に無実の罪を着せられて前科持ちにされた何とも複雑な過去を持つヒーロー・ザンも、本当にへこたれなさ具合からいけば典型的マッケナ作品の主役なんですが・・・どうも微妙(^^;;

いや、ザンなんて本当にことのさんニーズでしたのよ。
もうヘタレでヘタレで(だから最近のことのさんは「ヘタレ萌え」強化期間中なんです。笑)、一目惚れしたアビーに大型ワンコのごとくまとわりついてまとわりついて・・・あ。ストーカーという解釈をアビーにされた場面読んでても、若干笑えない部分を感じたのはそれが真実だと読者側も気付いているからか?(笑)
まぁ、だめんず列伝過去のせいで、ザンを最初から恋人候補になんて考えなかったアビーの壁を崩す為には手段は選んでいる暇はなかった、という事かね(^^ゞ
でも・・・ちょっとあの年齢の社会人としては、常識も判断力も余裕も何もあったもんじゃないのが、余りに極端過ぎて、もはや読者が挽くレベルにまできていたフシも(^^;
いや、恋愛にのめりこんでいるのを分かりやすくディープに描いているのでしょうが、ちょっと軽い息苦しさを感じずにはいられませんでした・・・結局、そういうところが犯人に利用されてアビーは職を失うし(^^ゞ
複雑な過去を持つセクシーな何でもデキるヒーロー、という設定なのだが、深読みすると人生流され続けていて、きっぱりした態度がここぞというところで取れていない、とも解釈出来る・・・かな。
何を目標に毎日生きているのかもイマイチ分からないもんだから、あれじゃあ祖父さんに説教受けるわな(笑)。

そして、結局は四度目の正直、とばかりにザンに惹かれる自分を抑えきれないアビー・・・割に早い段階で、自分の気持ちに向き合うところはいいんですが・・・。
何だか、どうもそれ込みで、全てに空回りしているよな、このアビーって。
ポジティブ思考な強い女という割に、しつこいブラインドデートやら、しつこいイケてない上司のいやがらせ等に対しての態度が煮え切らないという・・・あ、もしかしてキャラ設定も空回り気味だったのか?(笑)
あと、どうもなぁ・・・と思ったのが、親友の心配をしている最中、そしてその親友の死に直面した直後、犯人一味にひどい目にあわされそうになった直後・・・とにかくザンとエッチいたしまくっているところが、どうも食傷気味を通り越したかも。
ユーモアを交えていたり、マッケナお得意の男のドリーム妄想暴走ポイントも上手に押えてはいるものの、今回に関してはキャラクターの綻びがそれの魅力を確実に削いだ結果となった。

長編デビュー作の頃と比べると、格段ストーリー運びなどがスムーズになり、小細工が効くようになった分、近作ではマッケナはその小細工に溺れてしまい気味なような印象を受けた。
今回の敗因の一つは、あんなに冷酷で策を労する傑作なイケ好かない犯人を作っておいて、それを活かしきれなかった内容配分のように思う。
サスペンス定義として、最初から犯人が分かっていて、どう主役達と対決するかというところにあるが・・・あの垂れ流しに近いエッチ場面をもう少し上手にスリム化して、あの犯人とアビーとザンとの直接の絡みに行数を割くべきだった。
確かにあの犯人は手下を沢山使っていたが、そいつらが自滅して真犯人の足を引っ張る様ばかりを刻々と描くのもなぁ、と思ってしまったり。
ザンの幼馴染マティのくだりでも、色々しようとしたのだろうが、どうもそれも消化不良・・・そもそもこのマティ、読んでいて憂鬱になりそうなキャラで、読んでいてどよ〜ん、となったわ・・・。
いや、それを言うなら他の脇役も消化不良なのが多くて(^^;;
アビーの親友のエレインも、前出のマティに負けないぐらいに読者を憂鬱にさせるキャラクターで・・・ああ、すいません。
アビーには悪いけど、お亡くなりになられてからもこのエレインに関しては余り感情もなかったかも。
そう、彼女の母親の怪物親っぷりに対しても、アビー程に憤りも感じずにいました。
ああ、何てネガティヴなキャラクターが多いのかしら、この作品(~_~;
それを言うなら、マッケナの主役カップルにしては今回の二人はマイナスオーラばんばん出てたよな(~_~;
だから消化しきれなかったのか?(笑)

そうか。この本が何ともいえない微妙な印象というのは、その消化不良気分だったのか(笑)。
今、分かったよ(爆)。
読後の気分って顕著にその本の評価につながるものね。

そんな中、救いはやはりザンの一家かな。
ザンはアビーといる時よりも、家族といる時の方が魅力アップ気味のような気がしました(笑)。
そんな中、ことのさん、この本での一番お気に入りのキャラクターがザンの祖父さん、というとんでもない状況となっているぞ、現在(爆)。
続編を書くつもりがありそうな設定だしな・・・とりあえずザンの兄弟残り3人、それに妹。
美味しいキャラ設定をしているようだが、やはりマクラウド兄弟の亜流と言われそうな気が(^^;;
残り4冊は書いてもらえると推察し、全部揃ったら再読するかな、この1冊、というポジション。

+余談+
この本の一番のセールスポイントは、もしかしたらショーンの日本上陸が決まった事があとがきにあった事かもしれん(爆)
秋らしくなってきたので、先日まで飲んでいた麦茶とかそんな類のものをストップ。

毎日、帰宅してから翌日、会社に持って行くほうじ茶を沸かすようになった10月。
愛用のポットにて蒸らして、一番茶をマグカップに入れて飲みながらネット。
ああ、ほっこり(*^^*)

残りは自然に冷まして、翌日の朝に水筒に。

ネットにて買った徳用パックはまだまだ楽しめるぐらい、たくさん残っているぞ(笑)。

+余談+
本日のことの家の夕飯の話題といえば、エリカ様の今後(爆)と小島よしお(爆)。
でもって、あの「そんなの関係ねぇ」が、生徒が面白がって使っては先生のいう事を聞かない等、学校などで非常に問題になっているという話に父ちゃんがこんな事を。

「いつの時代にも出てくるんだ、その手のネタは。お前が子供の頃にあったカラスの勝手でしょ〜♪も当時、問題になったやないか」

・・・すげぇ、父ちゃん。
ストライクついてるよ、その指摘。
つうか、カラスの勝手でしょって、、、ビミョーにいつの話だ!(爆)
ISBN:4776723034 コミック 日高 七緒 宙出版 2007/10 ¥680

うふ(^m^)
昨日発売日だったから、定時ダッシュで本屋さんに駆け込んだわ(^m^)

「TDDの中で一番好きなのは誰?」と聞かれると、絶対にこのブルーと即答することのさん。
ええ、副官萌え体質なのよ昔から(笑)。
そういう意味で、ハーヴァートもストライクゾーンど真ん中(笑)。
しかも彼は寸止めくんだから、余計がっつんがっつんキテます!(爆)

前回のキャットの巻に登場した日高さんバージョンのブルーを見て「このブルーであの話を早く読みたいっっ!!」と思って一年・・・長かった(^^;
帰宅してから何度もこのサンダル王子の巻(爆)を堪能しつつ、にへらにへら〜と危険きわまりなし(^^ゞ
HQコミックスって賛否両論あれど、彼女の作品ってヒーローがヒーローらしく描かれていて◎なの。
だって、線のほそ〜い折れてしまいそうなヤツに「SEALです」って言われても「地獄の一週間をアンタが合格?うっそで〜い!!」とか鼻で笑ってしまうよ(^^ゞ
そういう意味では、軍人ヒーローとか戦士ヒーローは彼女に描かせてナンボ、と思う次第。
いいガタイ、拝めるし(沸)。
そこらへん、出版社も考慮すべきだわ。うむ。

・・・でも、あのラストに登場のラッキー、本当にアルファ隊のケンだわ・・・1コマなのに、ヤバいぐらいイケメンに描かれていた(^^;
こうなったら、最後(?)のウェズまで日高さんに描いてもらわんと!!
・・・ってことは、かの大将もか?(爆)
ISBN:4596308284 新書 森 香夏子 ハーレクイン 2007/09 ¥700

チェリー・アデアの新刊にて、彼女の作家デビュー作、読了(^^)

T-FLACものとしても幻の一作目というか、まぁ、この時点で彼女の中ではアンチ・テロ集団T-FLACというのはしっかり出来ていて、シリーズロマンスの中で書けなかった分をシングルタイトルで書く事になった、という事ね。

実際読んでみて、T-FLACものの雛型はこの時点でしっかり出来ているのだ。
でも、そこはやっぱりHQコードというか、ヒロインのトリーなんてテロリストに捕まって拷問されたにも関わらず、骨折程度で解放されているあたりはご都合主義+楽観主義というか(^^ゞ
しかし、これがテンプテーション原書から出ていたという事を考えると、本当にあのシリーズは懐深いものだったと今更ながらにしみじみ思うわ(笑)。
今なら確実にイントリーグから出される内容なのに、これが発表された当時は受け皿がしっかりしていなくて迷走した、とうかなんちゅーか。
ここで、この1冊でしっかり彼女の方向性を北米HQが読んでいたなら、あのT-FLACシリーズは今頃、日本ではシルエット・ラブストリームの看板シリーズになっていたかもしれない。
逃がした魚は大きい、とはよく言ったもんだ。
いい作家を育てるも逃がすも、受け皿次第、という事だな。

まぁ、そんな話はさておき。
いやー、このボリュームでよくぞここまで書いた!(笑)
いつもなら、もっとページ数をかけるヒロインのトリー、ヒーローのマークのバックボーンもコンパクトにまとめて駆け足気味とはいえうまかった。
マークの死んだ恋人で二重スパイだった女性に関するところも、そつなくまとまっていたかな。
もっともマークの相棒にて、トリーの双子の兄アレックスのところは・・・ご、強引だよな。
トリーとの双子の間のテレパシーで全部済ませるのか!(爆)
あそこだけは苦笑するしかなかったというか(^^ゞ

これを先に、そこからランダムハウス講談社から出ているT-FLACシリーズを読むより、はからずも逆の順番になったからこそ「これがルーツなのか」というスタンスで気楽に読めたというのが本音。
最初に読まなくてよかった、というのも変な話か。
つうか、本当にこの1冊はプロトタイプ・・・アデアが書きたかったものの「原型」なのだ。
キャラや小道具の設定のつたなさ、とんがったところとかですらファンバカなんで愛おしいと思うんだけど(笑)。
まぁ、そんなところですら勢いで読ませてしまうんだから、これは拍手ものである。
だって、絶対にこのマークのある意味でいう余裕の無さなんて、アデアのシングルタイトルのヒーローじゃあ、ありえないじゃないですか(爆)。
何箇所かスリッパで叩きたい場面もあったりするし(笑)。
あと、長編ならあのベルトのくだりをあんなにあっさり流したりしないですって!
ページと行数が許すなら、オタクな「ブリキくん」が嬉々と説明してくれるだろうに・・・とか思ってしまうし。ああ、惜しい(笑)。

総括としてはホットなラブシーン、スピーディーなサスペンス部分、へこたれないヒロイン、久し振りにシリーズロマンスで「ロマサス」というものを堪能させてもらいました(^^)

さて。これでやっとT-FLACの空白が埋まったぞ(笑)。
あのラストの後、本当に引退したらしい「ファントム」が仕事同様にダーリンとして優秀なのは、T-FLAC設定にて確認出来るかと。
子沢山で牧場で幸せに暮らしましたとさ〜、となるのね(笑)。

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