ISBN:4596511756 新書 長田 乃莉子 ハーレクイン 2007/03 ¥680

ダイアナ・パーマーの化石作品翻訳新刊、読了〜。
今回は普通のDより15ページばかり増ページという状態でしたが・・・以前ならこれ、いつものページ数に納めるべくカットされていたんでしょうねぇ。
リンダ・ハワードの『誘惑の湖』みたいに。
あれ、そのまま放置で文庫化されてて新訳の気配もないが(実名実例をあげてみました。爆)。

まぁ、そんな話はさておき。
読みました・・・読み始めて、いつもの地雷もなくスイスイ読めるのでちと驚いてしまいました。
何故かしら・・・何故、こんなにスムーズに読めるのか?!
理由が分かりました。
このヒロイン、仕事とプライベートをキチンと分ける、しかも仕事の出来る有能な秘書だったからです(笑)。
ダイアナの書くイケてない、共感出来ないヒロインの地雷理由の一つ(しかも大きい理由。笑)が、コレでした。
読んでいて「こんな女、何故雇った?!」とか「仕事しろよ、この女!!」とか嫌な感じが続くと・・・萎えるんですよ、やっぱり。
そういう意味で、今回のマデリンには、ちょっとした新鮮な感動すら覚えました(核爆)。

ただ、彼女が亡くなったフィアンセを偲んで尼僧のような生活を送っている、という作品中で何度もリプライズされている設定が余り活きていなかったように思えます。
厭世というワケでもなく、ただ気付いたら世間の流れの速度から少しズレていた・・・という印象で。
純情で、しっかり者で、という美徳の権化のようなヒロインの書き方は相変わらずなんですが、今回はいいです。仕事しているし(しつこい。爆)。

で、相手のヒーローであるカルですが・・・きたーっっ!!なヒーローでした(笑)。
読んでいて思ったのが・・・この人、過去に起こった事故のせいで世間から隠れているのか、単に出無精なだけなのか、よく分からないところ(^^ゞ
仕事をするに至り、別に隠れていなければならん理由もないのに・・・やはり単なる出無精?(笑)
そんなプチ引きこもり(爆)の割に、ステレオタイプな愛人はいるわ、エゴは大きいわ・・・(^^ゞ
いやはや、ヒロインとのやりとりを見ていて「俺様の事を知ってて当然!女は俺を誘惑し、金をむしり取る為に寄ってくる!!」という根拠のあるんだか無いんだかな言動に、一昔前の傲慢ヒーローの名残を見ました・・・勿論、勘違い系の(笑)。
勘違いの末のヒロインへの罵倒を初めとする暴挙は、お約束ですなー・・・そして、間違いと分かった際の謝り足りなさといい(爆)。
こんな上司は嫌、っていうのだけは毎度お馴染み(笑)。
ただし、今回はヒロインはしっかり者だったのでうっかり死に掛けもせずにラストを迎えられましたが(笑)。

よくある当て馬男キャラとなりかねなかった立場のヒロイン従兄くんも憎めないコンパクトなキャラにまとまっていて、ヒロイン友人もそんなにでしゃばりでなくて○。
当て馬というと、愛人の女はヒロインの隣人としての立場もあった筈なのに、あっさりすっぱり苗字もないままフェイドアウトしていた事に、今、気付きましたが(爆)。
でも、ここ近年のダイアナ翻訳作品では一番スムーズに読めました。久々の及第点作品です。

やはり、ヒロインが自立していて仕事を丸投げせず、プライベートとある程度の区別をつけるとこんなに物語には基礎があるという事に尽きました(爆)。
もっともヒーローは、そんな彼女の態度にいらついていましたがね・・・あ。コイツが公私混同しまくりの会社経営者失格なだけか?(爆)
でも、それはダイアナ作品ヒーロー、毎度の事ともいう説もあるのですが(笑い死)
ISBN:457607041X 文庫 木下 淳子 二見書房 2007/03 ¥940

キャサリン・アンダーソンの新刊、読了〜。
ちなみにあとがきにて「日本初登場」と書いてありますが、これは間違い。
過去1冊だけ、ハーレクイン・サスペンスロマンスから『夢魔』が翻訳されております(^^ゞ
(発売当時読んで持ってるんだが、内容をころっと忘れてしまったことのさん。そのうち発掘しとこう。笑)

この本、ケンドリック / コールター・シリーズの6冊目。
もっとも、読んでいて今までの主役達がどんどんどんどん出てくるので、既にお気付きかと(笑)。
一覧はこちら

http://cool-book-new.seesaa.net/article/33163558.html

今回は、コールター家の末っ子アイザイアのロマンスの巻なんですが・・・ずっとグシグシ涙ぐんでた気がする。
優秀な獣医である彼が、母親の知人の孫であるローラを雇うところから物語が始まるのですが、とにかく真摯な姿勢で失語症であるローラの抱える問題を、日常生活に絡めて書いてゆくその様はすごかった。
さりげない言動が、彼女にもたらす様子を受け止めるアイザイアの姿もまた切ない。
彼の目を通して、彼の言葉を通して、ローラの痛みや苦しみが読者にじわじわくるんです・・・あれはもう、胸が痛い。
無垢で愛らしい動物達がまた、その現実を浮き彫りにする役目を少し担っていて、胸にくるんだ、これが・・・。
彼女に出会った事により、ふと立ち止まり、自分の事を見つめなおす真面目な好青年ヒーローでした。
それでいて、やっぱり恋するメロメロくんなので、かわいいんだな、かなり。
仕事バカなので、患畜である動物達が第一で、自分の生活は二の次。
でも、そんな不器用な彼をまるごと優しく包み込むローラが本当に素晴らしいヒロインでした。
自分の運命に負けず、しっかり自立しようと顔をあげて生活している彼女を、作者が優しく、そして厳しく書いていてグイグイ引き込まれました。
動物とのやりとり、そしてアイザイアや同僚達とのやりとりは本当にあったかく、きゅんきゅんしっぱなしでした。
ちょっとこのヒロイン出来すぎ、とか言われちゃうかもしれないけど、もう彼女のワンコ達とのやりとりなんて、きっと作者の思うツボになってウルウルしっぱなしでした。
ふわふわした感じの、乙女な描写が彼女には多かったのですが、絵本のようにその様が浮かぶんですよね。
アイザイアでなくてもポエマーになれます、あんなにキュートだと(^^ゞ
そんな二人のロマンスなんて、本当に最近のうっふんあっはんイケイケ路線に慣れた身には逆に新鮮でガツン!とやられました。
こんなに純情でもどかしく、そして微笑ましいロマンスが読みたかったのよ〜、ホント。

物語そのものは、こじんまりまとまったコンパクトなボリュームで、ローラが巻き込まれる不穏な事故の数々も最初から犯人バレバレなんですが、そういうのは付随品。
もう、ローラとアイザイアと動物達との優しく愛情あふれるやりとり、それに尽きます。
こんなに読み終えるのが惜しい!!と思った作品に早々出会える事はないです。
読んだ後も、心がほんわかしていて、何だか優しい気持ちになれました。
何度読んでも泣いて笑って、そしてほんわか優しい気持ちになれそうです。

久々にがつーんとやられたリリカルな極上ロマンス。
是非読んでみて下さい。
そして、それが数々のケンドリック家、及びコールター家のスピンオフ翻訳に繋がりますように・・・。

おつかれ会

2007年3月30日 おでかけ
本日はお疲れ会〜・・・という名の飲み会でした(笑)。
移動前のセクションのなんだけどね(笑)
単に皆して名目つけて集まりたいだけなんだけど、本日で本年度業務終了っていう事で、移動組が。
そして、何故か移動した筈の私が、セクション合併により再度出戻り状態に(爆)。
業務は今のままで、まぁ、組織的に変更ってだけね。

もっとも、移動になってもワイワイやってたから、今日も始まる前から「またこのメンツで会を開かねば」って事になっているが(笑)。

いや〜、鯨も鰹も鰆も美味しゅうございましたわ。
旬の小鉢は菜の花だし、○でした。

まぁ、前セクションでの仕事の頭痛のタネだった元上司がやーっと左遷決定して、ショックの余りこの飲み会どころでなくなって欠席だったので余計機嫌もよかったのかも(爆)。
皆してよく笑ったな〜。うるさいグループですんません、ってぐらい笑ってた気がする(^^ゞ

いや〜、いい週末を迎えられます(爆)。
ISBN:4789730662 文庫 高田 恵子 ヴィレッジブックス 2007/03 ¥945

カレン・ロバーズの久々の邦訳新刊、読了〜。
いやはや、この作者の本って・・・犬が登場する確率って高い?(^^ゞ
今回はペキニーズのゼルダちゃんというワンコが登場したのだが・・・傑作だったわ、このワンコ(笑)。
ジャンクフード大好きなゼルダちゃんが、ふんふんっと鼻を鳴らす仕草がすっかりツボでした(笑)。

しかし、この作品・・・裏の裏は表? という感じの展開で、ちょっとページをめくる手が止まらなかったわ。
ヒロインであるマデリンが、ニューオーリンズのホテルで誰かに襲われたが間一髪で助かった、ほぼ同時間に近い別の部屋で、同姓同名の女性が殺害される。
FBIのサムが捜査中の連続殺人犯による犯行と判断され、彼につきまとわれる羽目になるのだが・・・。
このマデリン、実はとんでもない過去の持ち主だったのだが・・・何とも居直ったポジティブ思考の女性というか(^^ゞ
マフィアに絡む過去を葬り、陽の当たる表舞台へとドン底からはいあがるその様、そして狙われたのはその過去ゆえ、と自らマフィアを脅迫するその無謀な肝っ玉っぷりといい・・・何とも、余り類を見ないヒロインだ(笑)。
しかも、コツコツと逃げ道を確保し、常々用意を怠らないところは○。
ヒロインがおバカで無能ではないところが端的に分かるのはいい事だわ。
ただ、ちょっとムラっ気があるかな、キャラクターとしては。
強いところ、弱いところの落差によるところを作者が書こうとしているのは何となく分かるんだが、どうもムラのようにしか思えなかったフシが・・・(^^;
つまり、ボヤけている?(^^;;

そして、ヒーローであるサムなのだが・・・これが、まぁ、分かりやすいフォーリンラヴっぷりが初対面の時からありありと(^^ゞ
マディの近くにいると、もう色んな妄想が頭を過ぎる彼だが、一番の弱点は彼女のシャンプーのストロベリーの香りだったというか何というか(笑)。
彼女の過去を知り、お約束の状態になり罵るのだが・・・そこからのジェットコースター並みの展開の末の場面は、ホンマにこのサムのメロメロっぷりが窺い知れます。
例え彼女が犯罪者だったとしても、自分の本意でなくともどうしようもなく彼女に惚れているんだ、仕方ないとしみじみ思っちゃうんだな、これが。
大家族で育った好南部イケメンFBI〜というのが前面的に押し出されていて、好みでしたわウフ。
あのおばあちゃんとの会話のエピソードはクスッとなったわ(^^)

脇役で出色なのは、やはりサムの同僚であるウィンとシンシアだな。
特にちょっぴりおデブさんなウィン、なかなかかわいいのよね〜。シンシアにメロメロなのに、どうも外見に似合わず奥手くんで(笑)。
シンシアもイケイケタイプなのに、竹を割ったような気質も見せてくれて、ちょっとお気に入り(^^)
サムに猛烈アプローチをかけている立場なのに、マディを見るなりシャッポを脱ぐが如くのやりとりは傑作だったわ〜。
本当、サムでなくても助けてくれぃ!!って気分だな、獲物の立場としては(爆)。
もっとも、サムの「女は皆、変人」という説は、ガツンと二人にやってもらわないとね(^^ゞ

事件は、単なる人間違いなのか、それとも本当に連続殺人犯によるものなのか、という霧の中の手探りから、サムの抱えている事件との関連性を経て、意外に拍子抜けのオチが待っていた(^^;
・・・犯人、お前かいっ!!みたいな。
まぁ、サムを窓口に選んだ時点で一番最初にヤツが浮かんだんだけど。
つまり、マディにしてやられた形になるのかね、これ。
もっとも、読者としても作者にしてやられた気分かもしれない・・・そうくるか!だもん(^^ゞ

なかなか面白かったけどね。
ちょっとしたユーモラスな場面が緩急つけるのに役立ち、テンポの良さもあってサクサク読めたから >犯人の犯行についての詳しいところがいまいちホニャララだが(ぼそ)。
やっぱりこの作品、あのFBI3人衆とワンコがセールスポイントか(笑)
TOKIO 甲斐よしひろ 西村智彦 坂井紀雄 CD ユニバーサルJ 2007/03/28 ¥1,200

本日発売のTOKIOの新曲、実に4パターンも出てくれました・・・。
ただいま、どうしてもお金を使えない事情があるので悩みに悩んだことのさん、とりあえずPVが好みな方のAバージョンDVD付きを購入。
さっき、夜間配達で河からやってきました(^^ゞ

甲斐よしひろ氏ファン歴20年のお友達が「そういえばこの前、甲斐さんのスタジオをTOKIOが使ってる、って聞いたけどコレの為だったのね〜」と言ってました。
そうなのよぉ、甲斐さんとのコラボなんて嬉しいわ♪
前作の中島みゆき氏とのコラボで大当たりだったが、基本的に彼らってどんな色にでも染まってくれる器用とも思えるフットワークの軽さがあるのよね。

・・・さて。Bバージョン、どうしよっかな。
欲しいんだけど、PV自体はそんなに超萌え!!ではなかった・・・が、メイキングは見たいのよね(^^ゞ
買わなくて後悔するなら、買って後悔・・・といういつもの言い訳をそのうちしちゃいそうな自分に気付くんだが(自爆)。

うう、1個しか出てなきゃこんな悩みもないっていうのに・・・最近のこういうメディアものって店によって特典違ったり、最初から限定版があったり、とユーザーのお財布直撃なのよね・・・。
もっとも、某お友達みたいに、とある彼ら(笑)の写真集の予約特典が購入店によって全く違ってて全7種類とかいって遠〜い目になってるのと比べるとマシ?(^^ゞ
う。こんな時間にドーナツ食べながら、世界水泳見ていました。

先日の会社の健康診断で○kgもデブっていたというのに・・・いや、無謀もいいトコだ(~_~;
反省し、この週末は甘味厳禁としなければ(~_~;;

最近、帰宅してすぐに調べ物をしているせいか、時間があっという間に過ぎる。
今のうちにやっておかないとヤバイものなので、締め切りに追われ宿題している学生気分かも(^^ゞ
いや、ここで頑張ればご褒美が待ってるぞ!!みたいな(笑)

部屋の中の不要品の処分は地道ながら順調。
ヤフオクは最近、二週間おきぐらいのペースで出品無料キャンペーンをやっているので、その時に適度にまとめて出すのが定番(笑)。
何事も少しづつ、よね〜。
今年の年末の大掃除の頃には、スリムな部屋になっているように・・・南無南無 > 神頼みかいっ!(殴)
ISBN:4789730670 文庫 中谷 ハルナ ヴィレッジブックス 2007/03 ¥903

ロブのイヴ&ローク最新刊、読了〜。
今回、あの部分があるこの巻の翻訳を愛すべきノーラ・ホリッカーであられる中谷さんが担当してくれたという事にまず感謝しつつ。

そうです。
全てがはじまった、8歳のイヴが見つけられた街ダラスへ、事件の鍵を求めてイヴとロークが向かう部分です。
非常にデリケートな部分ゆえ、毎度お馴染みとなってしまったちょっとした翻訳イヴに関する違和感は欲しくなかったの。

そんな気持ちを察してかどうか知りませんが、頭の方、前回ラストであった2週間のバカンスから帰ってきたイヴの台詞まわしに思わずニンマリしたのはことのさんだけでしょうか(笑)。
特に毎度お馴染みキャンディ・バー泥棒(爆)に、ファイルに隠していた虎の子を奪われた際の吠えっぷりにそれが出ていました。くくっ。

これ、どちらかというとサスペンスとしてはぬるかったかな。
犯人が早く分かったのはともかく、犯人であるジュリアナの最終目的がロークだと判明させるのは、もう少しギミックを用いて延ばすべきだったと思う。
まぁ、今回に限ってはノーラは、事件を通じてイヴの人と為りを描く割合をいじっておられますから、それはいいか。
あの傷ついた野生の動物のように咆哮し、ある過去を思い出すイヴの様はロークでなくても、どうしようもない気分にさせられました。
哀しいかな、この二人を強く結びつける要因の一つでもあるのが、彼らと切っても切れない過去なんだかが・・・あれは辛かった。
ただ、そこはノーラ。うまく読ませてしまうんだ。
ページをめくる手が止まりませんでした。

この巻での初登場は、ピーボディのご両親。
いやー、あの娘、あの息子にしてこの両親とはどうよ?!ピーボディ一家!
でも、あのロークをも煙に巻き陥落させるママ、最高だわ(笑)。
そんな両親の突然の訪問に当人のピーボディ以上に慌てているマクナヴがまた笑えるな(笑)。
あの花束、皆して「買ってきた」とは思わないあたりも、非常に彼らしくってウケまくり(爆)。
あと、もう一人初登場は、オタク系キャラ好きのことのさんにはたまりません・・・マイラさんの旦那さん(笑)。
今後もちょくちょく顔を出していただきたいわぁ・・・あのイヴをもってしても、思わず好きにならずにはいられません(笑)

このイヴ・ダラスもの、同じキャラクターばかりで、ずーっと続けていくシリーズでマンネリだと端的に言われるかもしれないけど、ある意味、ノーラ名義の「どっかで見たことあるキャラだな」的な焼き直し続きでの着地地点すらも「ああ、そうね」的なお約束新作や新シリーズよりも、よほど毎度新鮮なスパイスが入っているがゆえに長年愛されていると思うんですよ。
キャラクター達が成長し、最初の頃からだと1冊読みきりのラストは、巻を重ねるごとに着地地点にも微妙な変化が現れている。
イヴが言葉に出してロークに思いを伝える様、ロークが素手でものを殴りつけずにはいられない様、そんなちょっとした言動全てがそう。
そんなちっちゃな変化全てが愛おしい。
そういう思いを持った1冊でもありました、かな。

でもね、あそこはやはりロブ=ノーラなのよね。
どこがって?
犯人であるジュリアナの、疲れている自分へのご褒美に豪華スパホテルに行き、新しいお洋服と靴を買って、エステしようとする場面(笑)。
もう、「女の子はいつまでたっても女の子」を書かせると、実生活も反映してピカイチだわ彼女(笑)。
ピーボディなんてまだかわいいレベルだが、あのロークの靴好き服好き買い物好きは絶対に作者の反映だわぁ・・・しかし、逃亡犯人にすら結婚して服装が小マシになったと称されるイヴってば(^^ゞ
個人的には、あのイケてない状態で出勤しようとした奥さんに、即ファッションだめだししているロークがツボで(笑)。

でも、まだあの二人が結婚して一年しかたっていないってのに一番驚いたかもな(爆)
ISBN:4592188985 コミック 高屋 奈月 白泉社 2007/03/19 ¥590

最終23巻と共に購入。
中身を見ていて、あーんな場面やこーんな場面を思い出す1冊でしたね。
書き下ろしもあったりして、なかなかファンには嬉しいです(でも書き下ろしマンガのツボ度は前回のファンブック「猫」のが高かった。笑)。
しかし、やはり毎号本誌を買っているわ、全プレ応募もしてるわ、しっかりドラマCDも買ったりしてるからイラスト覚えまくりですね〜(^^ゞ

ちなみにしっかり投票しましたよ、ことのさんもキャラ投票。
全部、キョンちゃん・・・ふ。私の一票ごときなくてもぶっちぎり1位って分かっていても、絶対ほかの人に票なんて入れられないわ〜(萌)
最近、週末は平日並みに早起きしてテレビ見ているから、こういう週真ん中の休みの方が寝坊している気が(^^ゞ
まったりしていていいけどね。

でも、適度な時間に起きたし、布団でも干そうかしら・・・と窓を開けるとすごい風!
天気はよくても、あの風じゃあ布団がふっとんだ・・・とダビデ並のダジャレ状態になるからヤめ(笑)。

ガソリン代は以前と比べると安定しているとはいえ、本日はエコ日と決め、お買い物はチャリンコにて〜。
近所の電気屋で、SDカードがまた安くなっていたから512MBのを一枚購入。
別に1GBでもいいんだけど、大きな容量のを少なく持つにはこのメディアってコンパクトフラッシュ程に安定はしていないと思うのよね。
すぐにバグりそうだもん、あの薄さ。
まぁ、これでストック二枚あるし、この買い物はこれで打ち止めだな。
他に8割引価格ぐらいになっていた広口魔法瓶タイプの水筒とか、音楽用CD-Rとか。
規定以上の金額に合わせ、しっかりお得意様特典は頂きました。ホホ。

さて、明日からまた仕事。
土曜の休みを目指して、早寝するかね〜。
そうすべき理由も降臨している事だしさ・・・(~_~;;
ISBN:4812430518 文庫 松井 里弥 竹書房 2007/03/10 ¥900

マデリン・ハンターの初翻訳本、読了〜。

しかし、この厚み、あのホットなラブシーンの数々があるこの作品・・・読後の何とサラリと淡白な事か(^^ゞ
設定も、偽札を造り困窮するハイランダー達に闇夜密かに配る義賊一味のヒロイン一家、破廉恥きわまりない言動が社交界に知れ渡っているヒーロー、という派手っぽいカンジなのだが・・・うーん。
読み始めてテンポもいいからサクサクと進むし、設定だけでなくキャラクター配置も面白かったし、何がどうやったらあの淡白な読後感が出てくるのか・・・と、考え込んでしまった(^^ゞ

そうか。そうなんだわ。

このマデリン・ハンター女史、美術史の博士号を持つ現役の大学美術史講師でもあられる。
その実益を活かし、この作品にも惜しみなく版画芸術の薀蓄を絡めての話となっているのだが・・・これだ。
そう。作品中に天井鏡付きベッド(ここらへんがとんでも破廉恥なヒーロー。笑)で、愛し合うヒロインのブライドに、ヒーローのユアンが、ある事を言ったのだが、あれが端的にこの読後感を表しているかも。
隠微で罪の香りのする芸術品を絡め、ホットな展開にしているのだが、余りに上手に詳しく細かい使い方をしているせいで、読者に感情移入させずに距離感を与えてしまった気がする。

つまり、人気作家の歴史ロマンスを読んでいるというより、高尚な美術史講義中、話がはずんでしまってちょっとエッチ系な面白い脱線話を聞かされているカンジ?(笑)
いや〜、距離感出るわな、そりゃ(^^ゞ

ローランダーでロンドンでも名前の売れたユアンと、ハイランダーの頑固な芸術家のブライドといい、設定だけで萌え〜、なのになぁ。
作者が割に淡々と書きつらねていて、キャラクターにあと一歩の深みが感じられなかったかも。
だって、破廉恥だ放蕩者だ、と言われているユアン・・・実は一番マメで苦労症って気がせんでもないわ(^^ゞ
マイカルみたいなオレ様召使いを雇っているだけで、M属性って気がせんでもないが・・・ブライドにプロポーズ断られてもせっせこ尽くし、悶え、自爆している様はまさにソレ?(笑)
ブライドもなぁ・・・あれだけ責任感だ、義務だ、と言ってる割にはせっせとユアンとの時間に全力投球していて、そもそものロンドン上京の理由がうっちゃられ気味(^^ゞ
ブライドの姉妹残り3人も、書き分けはされていたけど、それが十分に活かされないまま次女アンの離脱を迎えたりして、物足りなかったかも。
それをいうなら、ブライドの元・恋人のウォルター・・・とってつけたような使い捨てキャラクターだったが、そもそもコイツのせいで全てが悪い方に転がっていったのに、ホンマに何も厚みもない人物で・・・。
つうか、フルネームも出てこない重要人物?(^^;
ブライドは、一体あの男のどこに惚れたのか・・・この作品の一番の謎はそこかもしれません(爆)。

あ、でもマニア的に見たら興味深い事が沢山書いてあった。
ロマンス翻訳で、ハイランドの囲い込みが題材に使われたものって少ないのよねー。
バーバラ・カートランドで何作かある程度←こんなもんです、ことのさんの視点って。

ユアン側には魅力的な脇役が多数。

http://cool-book-new.seesaa.net/article/35578028.html

さて。スピンオフ、どこまで翻訳してもらえるのでしょうかねぇ・・・コリンの話はまだないのかしらん。
今週も朝早く起きてゲキレンジャー鑑賞で始まる日曜日(笑)。
今回はゲキイエローのランちゃんメインの回で、メレちゃんも相変わらず萌え萌えオーラ全開だし、お花ちゃんなカンジの週でしたね。
しかし、ムカデの毒にやられ、病み上がりなレツがどうやって一人であの金剛石のプレートを持参したのか?!とかいう細かいツッコミを忘れてしまわない程には大きなお友達なことのさん(爆)。
そして、手下の筈の五毒拳に隠し事をされていて、既に4回目にして足元すくわれチックな理央さまの心配も忘れずに、ね(爆)。

その後に続けて見た電王は、ウラ→モモのリレーで見事な一本釣りのウラタロスに拍手喝采(爆)。
しっかりプリキュアのナッツ登場の回まで見、何か終わっているカンジなことのさんでありました・・・。

昨日作った荷物を詰めたダンボールを持参し、郵便局へ。
その後にちょこっと買い物。
新発売の「野菜生活100 黄の野菜」買って飲んでみたが・・・あ、甘〜い(^^ゞ
フルーツジュースだわ、これじゃ。
やはり野菜ジュースは、V8に限ります、ええ。

車を運転中、携帯が何回か鳴る。
着信履歴を見て、目が点になった・・・何故ならそこには「」で始まる数字が並んでいたから。
ご存知の方、ええ、そうです。
国際電話です(笑)。
慌ててコンビニの駐車場に車を止めて折り返し電話してみた。

「Hellow?」
「ハ、ハロー」
「あ、ことのさん?(笑)」

アメリカ在住のお友達でした〜(^^ゞ
一度切って、彼女の方から再度折り返し電話。
先月送ったどんぶらこ便が到着したから、っていうのと、あとは私宛に「とあるオーダーもの」(爆)を作って送ってくれるとの事で、リクエストを聞く為の電話でした。
約一年ぶり、久々に聞く声だから、おバカなハナシで盛り上がっちゃって・・・あら。国際電話なのに長話しちゃって大丈夫?(^^;

「こっち電話代安いのよ〜。日本で日中に東京→大阪間を固定電話に一分かけるより安いんでない?(笑)」

そうなの?(^^ゞ
そんなハナシをしている後ろで、彼女の飼ってるスコティッシュ・テリアのクレアちゃん(名前の由来は言うもがな。笑)が元気に吠えている(笑)。
奥さんが日本語で何だかなぁ〜、な話題(鬼畜日照りだぁ、なんちゃってシークだと確かに日本語としてもおかしい。爆)をしているのでご主人も相手が気になったらしいが「ことのさんだよ」と言うと「よろしく言っといて」とか(笑)。

でも驚いたのが「こっち、昼だけどそっち何時?」と聞いたら「今年はサマータイムが早くはじまったから朝の7時まわったぐらい」という返事・・・は?!サマータイムですと?!
・・・北陸の友達が「降ってきたよ〜(@@;」とメールしてきているのに、同じ日にサマータイム・・・(^^A

お名残惜しく電話を終え、そのまま再び車を発車。
久々に岩盤浴へと。
がっつり汗かいて気持ちよかったっス(^^)
これで明日からまた頑張れるわ。

+余談+
そのアメリカの友達との話もあって、帰宅してからメールチェックしていてメアリ・バログからのお便りをマジマジと見る。
現地20日通しのオンライン・・・日本で21日ならどの時間ならどれだけ彼女と時間を供に出来るのだろうか、と考えてみたり(^^ゞ
いや、参加しても見てるだけでしょうがね(^^ゞ
ISBN:459630808X 新書 森山 りつ子 ハーレクイン 2007/03 ¥700

本日、風邪の初期症状なのか発熱の為の悪寒で目覚める。
すっぱりさっぱりと休暇を取り、薬を飲んですぴすぴ寝る一日。
しかし、やはり寝すぎると夜が大変なので、軽い本でも読もう・・・と、この本を再読。

で、評価をしておきながら感想は書いてない事に気付きました(笑)。
こんなにかつてのシリーズロマンスでのクレンツ節全開な作品なのに・・・その当時はナニに気をとられていたのか←何となくゲキレンジャー記録とか書いてた気が(爆)。

前作『誇り高き御曹子』がピントのズレた凡作だったとすると、この作品はクレンツらしさが全開の、しっかりモノのヒロインに手綱を握られ、すっかり飼いならされるドラゴンくんヒーローのお話でした。
いや〜ん、ドラゴンくん♪(ホンマに『ロマンシング・ドリーム』末期愛読者なのよ、ことのさん)
都会のヤンエグ(死語)でありながら、そんな会社でいる姿よりは西部の荒野でいるガンマンのような雰囲気をもっている、というあたりもとんがっていてクレンツお得意の型破りヒーローの典型。
目的を持ってヒロインに近付いておきながら、すっかり骨抜きにされて怪しい言動の数々な駄々っ子くん、こういうの書かせると昔のクレンツって活き活きしているよなぁ(笑)。
今や悟り啓いた禅問答ヒーローがお得意なのに(爆)。

しかし、ヒーローの宿敵、かつてのヒーローの婚約者がその奥さん、というあたりもどっかで見たような設定で(笑)。
笑えるのが、お互いの事を嫌っていながら、ハニーさんに対する尻に挽かれっぷりはまさにうり双子(笑)。
どっちもどっちもが、割れ鍋に綴じ蓋な相手に出会ってしまうくだりがナイスです。
あの女性二人の食べ残しをせっせこたいらげながらミーティングしている姿は傑作ですな。
ラストのエピローグも、なんともほんわかしていて、この頃のクオリティの高い過去の宝物をもっと発掘、翻訳してほしいわ、と思った次第です。
このままなら、この本は年末ランキングに食い込みかねませんな・・・勿論、正規ランキングで(笑)

永遠の旋律

2007年3月15日 読書
ISBN:4596912114 文庫 岡 聖子 ハーレクイン 2007/02 ¥890

そういえば、このキャット・マーティンの「伝説のネックレス」シリーズ最終話の感想を書いてない事に本棚整理していて気付きました(笑)。

今までの2冊のヒーロー達の親友であり、名脇役であったシェフィールド公爵ラファエルが主役の1冊。
前作ラストで愛のない婚約をした彼が、かつて裏切られた以前の婚約者ダニエルと再会。
よくある「他の男性とデキてたんだな、この売女!」的な展開で五年前に婚約を破棄した相手だが、やはり気になっていたりする。
で、案の定、その裏切りはその相手男性が仕組んだものだとわかったり。

・・・こう書くと、まぁ、よくある話?(笑)

実際よくある話なんだが(ミもフタもない。笑)、そこからのラファエルの頑張りがはじまりますが。
どちらかというと、過去2冊は斜に構えていて厭世家な印象の彼が、ネックレスの呪い伝説に後押しされたかの如く、鬼神のように相手の男を決闘でいてこまし(関西弁丸出しやんけ。笑)、現在の婚約者との結婚の為にアメリカに旅立った彼女の後を疾風のように追っかけるのだから(^^ゞ

そんなラファエルを煽るのが、過去作品のカップル達なのだが、特に前作ヒロインのグレースがある意味、居直り女王という説も(笑)。
全部を通して読んでも、彼女が裏番状態としか思えません(爆)。

ここで、ダニエルが婚約していたのがアメリカ人実業家のやもめ男なんだが・・・これまた典型的スノッブなヤツで、お約束。
しかし、ラファエルに脅迫に近い説得をされた(ここがまた、変に律儀で自分が悪者になってもダニエルをイケてない男から守ろうとしているラファエル。笑)ダニエルから婚約破棄を言い渡されての時の反応は、ちとご都合主義で弱かった気もします。まぁ、作者が元々どーでもいいキャラとして設定しているのがありありと分かるというハナシなだけなんですが(笑)。
何の為にじゃあ、アメリカくんだりまで行く設定にしたのかというと、ダニエルにとって親友でもある小間使いのキャロラインの運命の相手・ロバート・マッケイを登場させる為だけ、という気がしてなりません(笑)。
その事に関しては、全然オッケーです。ことのさん好みのスコットランド系の彼、とてもナイスガイだし。
ただ、並行させるロマンスとしては単独にしてもいいような入り組み過ぎたバックボーンを彼に与えたので、ちょっと物語をバタバタさせる結果になったかな?(^^ゞ
あと、アメリカ行きの理由として相変わらずフランスとイングランド間の政治的やりとりに関する諜報作業を絡めたものとなっていましたが、これは別にいらんかったような・・・だって、結局はほとんどイーサンがその大事な場面に出ばっていたからラファエル、単なる飾り状態のようだった(^^ゞ

しかし、強引に結婚してからの寸止め期間のラファエル、なかなか読み応えありでウケました(爆)。
放蕩者かと思いきや、意外に五年前の決別までは地味な生活(?)をしていた彼の生真面目さがここで炸裂?(^^ゞ

結婚しながらも、ダニエルがラファエルに告げなかった「ある事」のせいで二人の間はぎこちないものになっていたり。
でも、それが判明した時のラファエルの反応、そしてその後のあえて彼に離婚を言い渡すダニエルの言動はちょっとなかなかないパターン。
この二人、本音を言い合わないくせして、本気でぶつかりあってたりするから。
相手を傷つけたい、とか面と向かって言うし。
それでいてラブラブだったり、とにかく忙しい(^^ゞ
彼女がラファエルをかばって銃弾に倒れ、生死の淵を彷徨っていた時に彼女を三途の川付近から引き摺り戻す役目を担ったキャラも目からウロコ。
大抵はその役目はヒーローの筈なのに、貴方が!と、あの場面、あの台詞はお気に入り。
そうなのよ。生きてさえいりゃどうとでもやっていけるのに、どうもあの言葉を言わせずにトコロテンご都合主義にまるめこまれ、清く正しいリージェンシーお貴族様物語、というラストが他作品では多かったから。
だから、別にラストのダニエルの○○がなくてもよかったんでしょうが、まぁ、それは甘いラストにしたかったという作者の好みだったんでしょうね。

でも、1冊目のどーしよーもない評価から、巻数を重ねるごとに面白かったこのシリーズでありました。
1冊目の二人は、ホンマことのさんの中ではどうでもいい状態というハナシです(笑)
CD-ROM シマンテック 2007/02/09 ¥8,190

PCを起動させると「期限まであと○日」というお知らせが出るようになりました(笑)。
そっか。
確か今のマシンを正月明けに買って、前のPCからそのままバンドル版を無視して愛用の2003を入れ、それの期限がきて2004バンドル版を入れて三ヶ月たって、2006を入れたからこんな中途半端な時期なんだ更新(笑)。

で、そのままオンライン更新してもいいんだが、今月利用する予定のない楽○ポイントの限定分があったから、楽○ブックスでポチった。
標準版と内容は同じ特別版なんですが、30%オフだから河より断然こっちのが安かった(^^ゞ
しかも今、プラチナ会員はポイント三倍中だしね〜。

とりあえずギリギリまで今の2006使って、アンインストール。
そしてこの2007入れる予定。
まぁ、安い時にお得な状態で前もって買って準備、というあたりがことのさん(笑)。
でも、入れるものは入れて防護策はとりますよ、しっかりと。
一度ウィルス(クレズか。ネットスカイが出てくる前だったから)にやられ、あの恐ろしさを知ってるからこそ、ここではケチりません絶対。

+追記+
とある出来事があり、この注文が楽○ブックスの最後の注文となりそうです。
ええ、懲りました。このネット書店の客への対応のいいかげんさ、誠意の無さに。
ISBN:4270100842 文庫 上中 京 ランダムハウス講談社 2007/03/02 ¥714

アリソン・ケントのなんちゃってエージェント・シリーズSG-5シリーズ五冊目、読了〜。

楽しみにしていたイーライ・マッケンジーの話だが・・・言っていいですか?
五冊の中で、いちばんヤマなしオチなし意味なしでつまらなかったと思ったのはことのさんだけですか?!(笑)

・・・ここまで引っ張って、コレ?
スペクトラITぶっ潰したら続編書くワケにはいかないとはいえ、あれだけ気をもたせて・・・組織の末端の末端すら潰せないってどうなんでしょうか?(^^;

というか、のっけから読者を脱力モードに陥れてくれました、このイーライ(^^;
・・・頼みます。
危なっかしい計画持参で敵のアジトに戻るのは勘弁して下さい(爆)
そんなSG-5チームがボンクラなのか、それともそんな彼らにしてやられているスペクトラITが根本的に抜け作組織なのかは、もはやそれに関してはどうでもいい次元の設定というハナシもある(爆)。
第一、デキるエージェントであるイーライが、素人であるヒロインのステラに一服盛られて戦線離脱している辺りがトホホと言うしかない(^^;;
次回以降の第二シリーズのヒーロー候補であるラビットくんことハリー、そんな抜け作スペクトラITにさっさと正体見抜かれているし・・・もう、うっかり集団極めたり?(^^;;

しかし・・・読んでいて、イーライの人物像、そしてあれだけ意味ありげに描かれていた過去が全くといっていい程に書かれていないのに唖然。
何の為のこの巻?と聞かれて、彼の体調不良の理由の解説と、次回以降への単なる中継地点という気がしましたが(^^ゞ
ヒロインであるステラに関しても、キャラクターを全く掘り下げていないし・・・上滑りの印象が強すぎた。

でも、きっと読まれた方の感想はこれに尽きるかと。

この本の主役って誰?(爆)

エズラって気がしてきましたね、ええ(笑)。
結局、あのメキシコ国境の基地をぶっ潰したのはイーライでもラビットでもステラでもなく、エズラですから(^^ゞ

・・・このシリーズ、まだ原書続いてるけど(確か今月号のRT誌でもレビューがあったぞ。パイロットくんの話。☆3つ)翻訳されてももう買わないかも。
何か、手ごたえらしきものが残らないまま五冊が過ぎたわ・・・エズラが主役になったら、その時に復活かな・・・って、今回のイーライみたいに引っ張った設定をそのままなし崩しにされたりして(^^ゞ
ISBN:4562043199 文庫 岡本 千晶 原書房 2007/03 ¥900

ジェイン・アン・クレンツの新刊、読了〜(^^)
先月のラズベリーブックスが初期作品なのと比べると、この作品はまぁ、比較的近作に近いかな、という感じですね(さすがの多作クレンツも、ここ近年は各名義で年1〜2冊しか新刊出してないし←それでもスゴイんですよ。彼女の年齢やキャリア、更に3つの名義書き分けを考えると (^^ゞ)。

クレンツお得意のシアトル在住キャリア・ウーマンのヒロインもので、今回は以前の恋人(?)だったヒーローとの関係を絡めたお話となっていました。
しかも、彼女の作品らしく、一癖も二癖もある家族を持つ主役二人(笑)。
小道具や細かい設定が、そりゃあもうクレンツ愛読者にはくすぐったいものばかりでクスクスと笑いが止まりません(^^ゞ

今回の作品の中でも健在だった「クレンツ作品萌えポイント」(勝手につくる。笑)はこんな感じ。
今回クリア分だけで、こんなにありました・・・(^^ゞ

・家族の縁(特に父親)が薄いヒーロー
・家族のフォローに忙しいヒロイン(笑)
・しっかり者のヒロインにおんぶに抱っこ状態の頓珍漢な身内(笑)
・かなりの確率で登場する、目が覚めるようなステレオタイプのフェロモン系脇役美人女性キャラ(笑)
・これまたかなりの確率で登場するヒーローと同種類の筈なのだが、ある意味対極なモテないオタク系脇役男性キャラ(笑)
・世間の評判は孤高のやり手ビジネスマンの筈が、何故か恐ろしくマメで面倒見のいいヒーロー(笑)
・ヒーローと、年下の男性キャラに見る「師弟関係」(笑)
・やってる事自体はホットな筈が、何故かある種の禅問答を彷彿させるラブシーン(爆)
・怪しい道場で、せっせと武術を学んでいるヒーロー(核爆)

この箇条書きを見て「あー。そうそう。そうだよね!」と思う方、かなりのクレンツ読者度の高さが伺えます(笑)。
ここに「個性的なペットくんがいる」「ペットくんとヒーローの頓珍漢な会話」がなかったのが残念でなりません(爆)。

ヒーローであるジャックの複雑な家庭事情も絡めてのハイテク製品捜査、今回の小道具が「フィルム・ノアール」だったので、名作品がたえず引用されていて面白かったな。
ノアールの王道設定である「ファム・ファタールに惑わされる男」というのを根底に書いてるが、読者から見るとジャックも運命の女(エリザベス)に振り回されてるのが見てとれるんですよね・・・もっとも不幸でなく、幸せそうだからいいけど(笑)。
あの時代のモノクロ映画を愛してやまないことのさんには、読んでるだけでワクワクしました(^^)
あと、個人的にはヒロインであるエリザベスのアシスタントであるルイーズがかつて新聞記者時代に書いた記事のキャプションに大ウケでした。
と、東スポかよーっっ?!(爆)

クレンツの作品って、よくマンネリだワンパタだ、と言われ叩かれますが、それをツッコミながら楽しむのは、某ベティ・○ールズも同じだと思うんですがね(爆)。
ほら、医者と看護婦の組み合わせみたら「きたきたきたーっ」みたいな反応(ことのさんHQ歴15年以上ですが、そんな風に今だベティさん作品には全くアンテナ動きませんが。笑)。
クレンツの場合は、それがCEOやコンサルタントとシアトルのキャリア・レディなだけなのよ(笑)
つまり、愛読者にとっては、金太郎飴的「どこを切ってもクレンツ印!」みたいなお約束の楽しみなのです(笑)。
そういう意味で、今回はクレンツ節が効いていて彼女らしく読者を喰ったようなスマートさで、オチもなかなか。
「ああ、早くクレンツ新作読みたいな♪」と思わせてくれました1冊です(^^)
テレビの為に早起きしているから一日が長いから、つい内職?!
いえ、そんなワケではないのですが(笑)。

今日も朝一番で起きてゲキレンジャーをリアルタイムで見てました。ことのさんです(爆)。
今まで出かけない休日は午前中すっぴすぴ寝ていた娘が毎週、平日並みに起きてくるもんだから怪訝そうに見ている親二人(笑)。

隣のキッチンで朝食中の親の会話が、テレビ前でスタンバイしていることのさんの耳に入ってきました。

父ちゃん「電車出勤の仮面ライダー見るんやないのか?」

うぬっ!恐るべし父ちゃん!!
何故に今の仮面ライダーが電車出動と知っているのだ?!・・・とか言う前に「違う〜。ゲキレンジャー先に見るねん。電王はその後〜」とか言ってるし!(終わってます。殴)

本日のゲキレンジャーは理央さま祭り状態でしたね(萌)。
しかし、友達が「何かメルマガで理央の正体うんぬんって言ってるけど、まだ三回目でしょ?!どういう事だっ」とメールしてきたけど・・・確かに今回ので正体の一部は分かったよね。
元々ゲキビーストに属していて、マスターの弟子だったのに悪の道に走った裏切り者、という設定だったのね〜。
しかし、あの人間椅子ならぬリンリンシー椅子・・・無理があられますわ、理央さまっ!(爆)
本日の修行はフィギィアスケート・・・八木沼純子まで登場しました(笑)。
でもスピンに関しては理央さまが一番スゴイと思うんですが・・・登場も退場も見えません、回転スゴすぎて(爆)。

来週も今回の五毒拳編を引っ張るようですが、理央さまに関しては今回のあの「夢」で何となくよくあるジャンの生き別れの兄弟説が一気に浮上(^^ゞ
そして、そんな理央さまを心配するのはいいが「どこか痛いのですか?お腹?それともおつむ?!」と聞いたメレちゃんが今回の裏MVP・・・悪のイケメン首領におつむ、って大ウケっす(爆)

あーっ!
更新のこと、全然書いてません(爆)。
今回はまずはクレンツ新刊発売によるリスト更新と評価追加。
ライムブックスの『ダークカラーな夜もあれば』も読了したけど、感想は明日かな・・・既にゲキレンジャー感想で力尽きたから(爆)。
あとはリンク追加と、ライブ日記に先日のGLAYのセットリスト等追加。
それと、昨年作ったバレンタイン企画の『ロマンティック・ヒーロー25選』を加筆改定しました。
いえ、あのままでもよかったのですが、ローリ・フォスターのジョーの本そのものも翻訳されたし、クレイパスはわざわざ関連作品が登場したし、という事でちょこちょこいじってみた。
あと何回か更新するかもね・・・サム・スタレットとアダム・ブラック翻訳版日本上陸の際には(爆)。
そういえば、更新記録に使っているブログが来週から月末まで長期メンテナンスにより更新出来ないのよね〜(^^ゞ
天邪鬼なんで、そんな時に更新したくなるんですがね、ことのさん(笑)

そんなこんなで画像は、本日の獲物(笑)。
ゲキレンジャー→電王と見て近所のスーパーにお買い物に。
そこに、東北限定「芋煮うどん」どん兵衛、中国・四国・九州限定「ごぼう天うどん」どん兵衛があったので、つい(笑)。
あとは九州限定のチャルメラ「にんにくラーメン しょうゆとんこつ味」とかも(笑)。
でもランチはコロッケパンとカフェオレだったけど(^^ゞ
ビーズ細工は、余りビーズを片付ける意味でネックレス二つ作成したし、まぁ、生産的。

+余談+
そういえば、来月のライムブックス新刊、エロイザ・ジェームズの作品原書が分かった。
しかし・・・シリーズ2冊目以上に・・・スピンオフの泥沼に突入?(^^ゞ

http://cool-book-new.seesaa.net/article/35653418.html

墓場を発掘したら短編のはありそうで怖いですな(昨日、原書墓場をあさっていてマデリン・ハンターの短編収録アンソロジーを持っている事を初めて知って笑えなかったことのさん←実話)。

そのついでに、見つけちゃった・・・。
いや、本屋さん店頭で表紙見た時に「この表紙・・・どっかで見た記憶が・・・どこだ・・・どこだっけ?(~_~;」と思って唸っていたのよね(^^ゞ

http://cool-book-new.seesaa.net/article/35733124.html

思わず現物を並べてみました(爆)
ISBN:4562043180 文庫 古川 奈々子 原書房 2007/03 ¥920

リサ・クレイパスの壁の花シリーズ3冊目、読了〜(^^)
いや〜、大満足♪

内気だと思われていたが、その実、芯の強いエヴィー(カルテット中、実は一番の頑固者と推察される。笑)と、前作でやぶれかぶれの末にリリアンを誘拐し自爆した(爆)セバスチャンとのお話は・・・ロマンスの王道でした。
放蕩者の改心もの(笑)。

もう、最初のやりとりから正面を見据えて話を進めるエヴィーの姿にワクワクしましたね。
そして、そんなエヴィーにまんまとしてやられ、ハッピーエンドへのカウントダウンをはじめたセバスチャンの姿にはシメシメ?(笑)
スコットランドへの強行軍、そしてグレトナグリーンでのやりとりはユーモアなペーソスを絡めながらも、ロマンティックに描かれていてよかったです。
いや、本当にグレトナグリーンのおじさん達、原書でもTisだyeだと訛っているのですが、某赤毛のおっさん(爆)のようなハイランダーではなく彼らはローランダーなので、強調されたR音が殆どないんですよね(原書でいうとmmmhってやつね)。
いやー、よく書き分けてらっしゃいます、クレイパス女史。
もっとも翻訳では濁音になっていたけど(笑)

しかし、新婚初夜以来、お預けを喰らう悶えまくるセバスチャンのかわいい事ったら(萌)。
エヴィーの幼馴染みで、彼女の父親のクラブの従業員であるキャムに嫉妬メラメラだけど、決して認めようとしないし(^^ゞ
美貌の堕天使くん、何だか駄々っ子でホント、か〜わいい(^m^)
対するエヴィー、吃音もなくなり、すっかり形勢逆転というか(笑)。
エヴィーの父親のクラブを立て直すくだりは、知性も才能もありながらそれを発揮する場所がなく、ただ無意味に毎日を生きていたセバスチャンの再出発の過程で、読んでいてここはお気に入りのひとつ。
今までは公爵である父親が財産を食いつぶす事を嘆き、捨て鉢に毒づくばかりだった彼が、自分の足で立って仕事をするというのは、クレイパスの書くヒーローらしいですね。
ちょっと遅いスタートだけど、そこはやはり有能なワケです。
最も、あのウェストクリフ伯爵マーカスが、頭の回転の悪いヤツと友情を育んでいるワケは絶対ないので、これは当たり前ですかね(爆)。
こういうデキる男を書かせるとうまいね〜。

セバスチャンの家庭環境や、不器用なところが少しづつ分かるにつれ、エヴィーの元来持ってる母性とあいまって非常に優しい雰囲気がかもし出されて好きだな。
二人になるべくしてなったというか。
もう、親友達やマーカスからセバスチャンを守ろうとするエヴィーの姿は笑いが止まりませんでしたね。
そんな彼女を守って銃弾にやられてセバスチャンが死にかけるあたり、ちょっとパターンすぎ、、、って逆じゃん!
普通はヒロインが死にかけるのが王道なのに・・・セバスチャンのヒロイン説浮上?(核爆)
回復してそこから後はもう、すっかり奥さんの尻にしかれた感もあるが、幸せそうなんでいいです(笑)。

しかし、ここっっ!!っていうところでマーカスが登場するあたり、クレイパス女史の彼への寵愛っぷりが伺えますな(笑)。
もっとも今回の作品では、マーカス以上に彼女が寵愛しているキャラが名前のみ登場しましたね(笑)。
あそこまで伝説にされているなら、そのうち日本に上陸してみませんか、デレクさんや(笑)。
脇役は、そんな困った時のマーカスくんをはじめ、壁の花の皆さんもお元気〜(笑)。
イケメンなロマくんであるキャムとデイジーに今後何かあるかなぁ、と思わせぶりなのに、次のヒーローは新キャラです!ってあたり・・・ふ。あとがきを見て複雑な思いにかられた読者も多いんでしょうなぁ(^^ゞ
ハントくん、今回はずーっと出張のままラストを迎えてしまったわ(^^ゞ
個人的にはリリアンが手紙を書いてた場面、あれはどっちの義妹に書いてたのかしら・・・とか気になってみたり。

次がラストですな。
とうとうデイジーまでたどり着くのねぇ・・・ラストも大団円で、やっぱり今までと同じで壁の花ちゃん達のお喋りでしめられる。
女の子友達っていいなぁ、とクスクス笑いたくなる幸せなシリーズなんだな、これって。

+追記+
キャムについて聞かれたから、彼が主役になる本を紹介してみた(笑)

http://cool-book-new.seesaa.net/article/36295948.html

へへ。もう、予約しちゃった(爆)
『わるいやつら』の最終回に見入っていたらこんな時間です。
北村一輝がよござんした、な、ことのです(笑)。
それぞれがそれぞれに人を喰ったようなところが、まぁ、よく出ていたかな、と。
今クールは当たりドラマが多いので嬉しい悲鳴です(^^ゞ
清張ものは、本当に本格推理とかと別の意味でオチがスゴイのでラスト(最終回)を見ないと後悔する羽目になるからね(^^ゞ

本日、定形外郵便物を投函する為に定時退社で郵便局へ。
しかしホントに不便。
郵政民営化されて、ロクな事がありゃしない(この場合、ことのさんは最寄り郵便局を民営化の為に「配送センター扱い」にされたせいで、『時間外窓口』を廃止され、ポストに入らない普通郵便、海外便等を会社のある平日夕方に出せなくなり、隣町まで行く羽目になっている事を指す)。
あんなモン、都会に住んでるヤツの戯言だよ。
「小包を出したきゃコンビニに行け」とか言って、そのコンビニがない田舎住まいの人の事なんか考えちゃいない。
そういえば、同じ町に住んでる友達が「民営化されて、それでなくても遅い郵便物到着が余計遅くなったよ(--; そのうち、おたくん家と一日以上の時差が出るんでない?(--;;」と愚痴っていた。
彼女とは、同じ郵便物(G○AYとKin○iKidsのファンクラブ関連郵便・・・)が届くんだが、同じ町なのに何か変な到着ラグタイムが以前からあったけど、民営化によりそれがより一層悪化している模様・・・。
そんな環境の中で、渋々通い始めている隣町の郵便局。
まぁ、ここの局だと開いてる時間も一時間長いから融通効く事もあるんだけどね。
本日のプチ収穫は「エコーはがき」(笑)。
ご存知でしょうか?
官製はがきの住所記入する表面の下部分に広告が入っていて、通常50円のはがきより5円安い45円で販売されているものなんですが。
懸賞大好きことのさん、やはりはがきはよく使うもので安いに越した事はなく、このはがきご愛用〜。
しかし、これ・・・常時販売品ではなく、随時販売。
で、知ってる人は知ってるから、販売されたらガガーッとすんごい勢いで売り切れるから、ここんとこお目にかかってなかったのだ(^^ゞ
定形外郵便を三つばかり持ち込んだ窓口のカウンターで発見したので、即ゲット♪
これでまた懸賞はがき書くのだ〜(笑)

来月新刊のスーザン・ブロックマン、TSSシリーズ第五弾のマルドゥーンくん、『知らず知らずのうちに』という仮タイトルがそのまま正式タイトルに決まった模様。
これで無事(?)本屋さんに予約に行けますね(^^) > TSSジャンキーのお仲間の皆様(爆)

さて、明日も朝からドタバタだわ。
早寝しなきゃ(^^ゞ
ISBN:4594053238 文庫 上中 京 扶桑社 2007/03 ¥880

Ellora’s Cave Pubから日本上陸、リサ・マリー・ライス初翻訳作品読了〜。

いやー、スゴかった(爆)

でも、昨年のスカ・キングであるなんちゃってシークと比べると同じエロでもこちらの作品のが全然よかったです。ええ。
設定にあんな月のクレーター並みの矛盾がありません、ってか、設定そのものをエロてんこ盛りでカッキーン!(オリラジか。笑)とばかりにすっ飛ばしてますから(爆)。

よく、ことのさんがアネット・ブロードリック作品をレビューする時に言う事があるんですが。
この作家リサ・マリー・ライスにも当てはまります。
そう、作家の中では既に作品中で起こる事件や犯人なんて、二人のロマンスを書く為の小道具に過ぎない位置付けがされているとアリアリと読み取れます。
だから唐突にヒロインであるスザンヌが殺し屋に狙われるし、謎解きでウンウン唸る事もなく、憑き物が墜ちたように犯人も分かったりする(しかも、ヒーローであるジョンの、犯人のバックグランドの詳細解説付き。爆)。
いや、もう、その潔さの方がいいの!
変に色気出して、サスペンス部分にリキ入れちゃお〜っとかいうより読者のツッコミ覚悟でそのざっくり切り捨て出来る潔さは、認めるべきである(笑)。

昨今ロマンス小説界では、エロティカ系のものが大人気だが、これを読んでいるとカテゴリーロマンス並の軽いボリュームでこうやってお手軽に読める、って意味じゃあ、確かにこれもアリだなぁ、と。読者の選択肢の一つとして。
そんなに肩凝らないし、何より・・・もう竹を大鉈でずっぱーん、と割ったぐらいに元SEALヒーローのジョンがネアンデルタール人ヒーローなんだもん(爆)。
ことのさん、寸止めで悶え苦しむヒーローというのがツボなのは公言しておりますが、レンガを砕く程に我慢し悶えられてはもう敵いません(^^ゞ
ジョンの妄想モノローグはもはや、ジェット機よろしくぶっ飛ばしすぎていて自主規制の嵐(笑)。
最後も力技でねじ伏せてラスト持込ち、ってカンジですな(笑)。

ですが、まぁ、さすがにEC作品。
作品の全ページの半分はイタしてる場面、というのも事実(爆)。
スザンヌがぶっ壊れるんじゃないか、とジョンが心配するんだけど、確かにな。アンタのそのあれやこれやはな(爆)。
ホンマ、お取り扱いにご注意下さい(外出時に持参、というのは危険です。爆)。

あ、すっごいオススメ本!のようにとられてはナニなので、ここからは辛口なところを。
不満な点も勿論沢山ありますよ。
特に、スザンヌの友人であるトッドが殺された箇所・・・いや、これは正しくない。
「殺された事を伝えられた」だ。
二行で済まされるべき出来事ではないと思う。
読んでて「いきなり事後承諾かよっ!」とちょっと唖然。
切り捨て具合を褒めはしたが、これに関してはやってはイカンと思った。
同じ殺されるにしても、もう少し書いてあげないと・・・なまじスザンヌとの軽妙なやりとりがあった分、ちょっとね。
それと、直接スザンヌにそれが伝えられずにいた事もひっかかったり。
まぁ、そんな機微をこの作品に求めたりするのは野暮ですかね(^^ゞ

今作品にて、ヒーローの親友、そしてヒロインの友人として登場するバドも主役となる模様。
そこらへんSEALつながりモノは、覚え書きしてみました、って事で。

http://cool-book-new.seesaa.net/article/35508476.html

それらスピンオフも翻訳されると受け取っていいのかしら・・・あのあとがき。

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