全米オープンテニス、あっけなくストレートで4回戦敗退となってしまったわ・・・スコットランドの生んだテニプリくん・マレーってば(^^;
その余りの潔い負けっぷりに、これまたワタクシのヘタレセンサーが危ないぐらいに震えました(笑)。
ああ、濃いキャラ、笑えるキャラが消えるのはいつだって惜しい・・・死闘の合間に箸休め的癒しキャラ、欲しいじゃないの!(爆)
マレーくんや、次の大会を待ってます。スコッツのコーチと共に再見! > そこかぁぁっっ!!
こうなったら、ガチなフェデラーとナダルの合間に「一球入魂!」(byテニプリ)なデル・ポトロ(アルゼンチン)に、その濃ゆい部分は任せたぁっ!(笑) > だって、チリッチっていかにもクロアチア~ンなカンジで、ひっそりヒタヒタと頑張ってるキャラそうだもん(^^;
女子は何かエライ事になっているなぁ・・・ワイルドカードがこれほど有効に、且つ最大限に活用された例は近年あったであろうか・・・もっともキムさん見るたびにアニメ『ヘタリア』の、あの歌を思い出してなりませぬ・・・(小声)。
サッカーは引き続き、国際Aマッチ週間中。
いやはや、アルゼンチン(※1)、ブラジルに負けて崖っぷち・・・しかもテベス負傷とな。
そしてポルトガル(※2)も崖っぷち・・・んで、スウェーデン(※3)も、フランス(※4)も激ヤバ(^^;
個人的には、フランスにはどーしても出場してもらわんと・・・ううう。グルキュフ(ボルドー)をW杯の楽しみの一つにしている身には・・・トホホ(^^;;
おいおい、ホンマにこのままじゃ・・・各欧州リーグきっての高級取りスター選手がこぞってW杯不参加ですかい?!
※1 アルゼンチン代表=メッシ(バルセロナ)、アグエロ(A・マドリー)、テベス(マンチェスターC) 他
※2 ポルトガル代表=C・ロナウド(レアル・マドリード) 他
※3 スウェーデン代表=イブラヒモヴィッチ(バルセロナ) 他
※4 フランス代表=アンリ(バルセロナ)、リベリー(バイエルン) 他
とりあえず、あとの気がかり・・・今夜あるイングランド対クロアチアだな。
なにせイングランドには、EURO2008出場をこのクロアチアに断たれたという恨みつらみがある。
その恨みの深さは、サッカーの母国復権の為なら背に腹は・・・と、あの、あのカペッロを代表監督に雇ったぐらい深い(笑)。
あのグループの1位通過はこの際、イングランドでも・・・せめて2位高成績で潜り込みたいなぁ・・・クロアチア。
こんな時に、司令塔モドリッチの離脱が身に染みる・・・ひゅるり~ん(涙)
その余りの潔い負けっぷりに、これまたワタクシのヘタレセンサーが危ないぐらいに震えました(笑)。
ああ、濃いキャラ、笑えるキャラが消えるのはいつだって惜しい・・・死闘の合間に箸休め的癒しキャラ、欲しいじゃないの!(爆)
マレーくんや、次の大会を待ってます。スコッツのコーチと共に再見! > そこかぁぁっっ!!
こうなったら、ガチなフェデラーとナダルの合間に「一球入魂!」(byテニプリ)なデル・ポトロ(アルゼンチン)に、その濃ゆい部分は任せたぁっ!(笑) > だって、チリッチっていかにもクロアチア~ンなカンジで、ひっそりヒタヒタと頑張ってるキャラそうだもん(^^;
女子は何かエライ事になっているなぁ・・・ワイルドカードがこれほど有効に、且つ最大限に活用された例は近年あったであろうか・・・もっともキムさん見るたびにアニメ『ヘタリア』の、あの歌を思い出してなりませぬ・・・(小声)。
サッカーは引き続き、国際Aマッチ週間中。
いやはや、アルゼンチン(※1)、ブラジルに負けて崖っぷち・・・しかもテベス負傷とな。
そしてポルトガル(※2)も崖っぷち・・・んで、スウェーデン(※3)も、フランス(※4)も激ヤバ(^^;
個人的には、フランスにはどーしても出場してもらわんと・・・ううう。グルキュフ(ボルドー)をW杯の楽しみの一つにしている身には・・・トホホ(^^;;
おいおい、ホンマにこのままじゃ・・・各欧州リーグきっての高級取りスター選手がこぞってW杯不参加ですかい?!
※1 アルゼンチン代表=メッシ(バルセロナ)、アグエロ(A・マドリー)、テベス(マンチェスターC) 他
※2 ポルトガル代表=C・ロナウド(レアル・マドリード) 他
※3 スウェーデン代表=イブラヒモヴィッチ(バルセロナ) 他
※4 フランス代表=アンリ(バルセロナ)、リベリー(バイエルン) 他
とりあえず、あとの気がかり・・・今夜あるイングランド対クロアチアだな。
なにせイングランドには、EURO2008出場をこのクロアチアに断たれたという恨みつらみがある。
その恨みの深さは、サッカーの母国復権の為なら背に腹は・・・と、あの、あのカペッロを代表監督に雇ったぐらい深い(笑)。
あのグループの1位通過はこの際、イングランドでも・・・せめて2位高成績で潜り込みたいなぁ・・・クロアチア。
こんな時に、司令塔モドリッチの離脱が身に染みる・・・ひゅるり~ん(涙)
情熱の絆 (フローラブックス)
2009年9月8日 新刊レビュー
クリスティーナ・ドットの闇の勇者たちシリーズ最終巻、読了!
大満足、大拍手!! 大団円とはまさに!!
前作ラストページにて、ワイルダー一家の家族勢ぞろいのところに、末っ子ファイアバードの爆弾発言が投下された。
彼女は、ワイルダー一家の人間ではない。血の繋がりのない存在だという事実が判明したという知らせだ。
いやー。仰天した。
最後の最後にそこで最終巻に続けるのか?!と、余りのジェットコースター・ドラマばりの退きに本当に驚愕。
だって、じゃあ、ラストはどうなるんだ?!と。
そこで、あのゾラナ母ちゃんの予言の詳細を摘める事となった。
・・・確かに、この予言では「四人の息子」とある。
でも、きっと予言が部分的に間違っていて、ファイアバードの恋人が4個目のイコンを見つけるんだわ、と思っていた読者をあざ笑うが如くの、まさかまさかのファイアバード出生時の出来事!
そりゃ、あの人は怪しいと思っていたわ。
でも、まさかそんなにキテる怪しさだとまでは想像以上・・・やはり、ドットの巧みな筆力に唸るしかない。
ドキドキしながら読み進めてしまいました・・・。
そして、物語序盤から未婚の妊娠、シングルマザーとなったファイアバードの、今まで語られなかった過去の恋愛部分が語られるんだが・・・そうきたか!
そうくるのか!!
まさか 取り替えられた赤ん坊同士 なんて設定になるとは最初からは予想つかないじゃないですか・・・。
つまりはそうであって、ファイアバードの恋人であり、かわいいアレクサンドルの父親は・・・ああ、力技もいいとこな、行方不明な事がここで判明したワイルダー家の末っ子四男ダグラス(ピューマ)。
何というか、生まれたその瞬間にワイルダー一家から引き離されて、どん底で育ったのに、恐るべきDNA・・・まさにワイルダーの男そのまんま(笑)。
随所に、アホでヘタレなところが炸裂し「ああ、やっぱあの兄弟の弟・・・」と、ある意味しみじみさせられるダグのあれこれ・・・自分の正体をカミングアウトする前に、とりあえず、とピューマのぬいぐるみを彼女にプレゼントって、何だかどうなのよ(^^;
ファイアバードに黙って逃げられた後の、あの姫君と王子様的妄想に至っては・・・いろんな意味で残念なぐらい痛快なヘタレ確定で微笑ましいにもほどが(爆)。
自分の生んだ子が、バリンスキの、ワイルダーの男の子だ、と確信したファイアバードは、そんな ヘタレな恋人 ダグを、家族の元に戻す為に彼に会いに行くのだが・・・ここからは、もうすごいテンポで何度死にそうになるんだ、この二人!!みたいな(^^;
4個目のイコンがどうやって見つかるのかと思っていたけど、まさか死にかけた海で襲ってきた巨大海草類の大群にまみれてご降臨!とは、想定外!
ホンマにドットにしてやられっぱなしよ・・・(爆)。
ロマンスとしては、既にこの二人は本気カップルゆえに、自分たちの家族とか、運命とかいうものをメインにした、過去の空白を埋めるって感じだったかな。
でも、やっぱりラブラブなんだけど・・・ピューマくん、非常にあの兄弟の中ではおとなしい部類に入るかと。若くてホットだけど(笑)。
そんな二人と、二人の息子アレクサンドルがあの予言の核を担っての、バリンスキ一族との最終決戦は、もはやそこいらのミリタリー・ロマンスも真っ青なガチ展開(^^;
拷問場面は、もはやロマンス読者がドン引きするぐらいだし、何だか農園はエライ大事に(^^;
しかし女性チーム、しっかり者にもほどがあるってば!(^^;;
最初は、あんなに上司であり、片思いの相手であるジェイシャを崇めていたアンなんて、今や旦那ジェイシャ(オオカミ)をアゴで使い、私が仕事している間にコーヒー入れろ、ときたもんだ(爆)。
そりゃあ、ロマンスだから、最後はハッピーエンドだと分かってはいるんだけど、とにかくどうやってこのシリーズを納めるのか、っていうのは興味が一番あるところだと思うんだけど・・・きたよ。
ラストのラストで、もう瀕死である筈のコンスタンチン父ちゃんが、伝説のバリンスキ頭領の姿(灰色オオカミ)を存分に発揮して下さった瞬間、何だか悪の滅びの美しさを凝縮されたものを拝んだ気がした。
・・・もっともね、父ちゃん、最終巻にてお茶目さん炸裂なんだけど(笑)。
ホンマにこの人、どんだけゾラナ母ちゃんにゾッコンなんですか!
そんな、第二次成長期の悶々ボーイみたいなアホばかり毎日ラブラブよろしく言ってるから、孫が悪い言葉ばかり覚えるんです! お口をチャックだわ!!(爆)
ワイルダー一家の皆さん、本当にネタ満載なんですが、とりあえず今回一番ウケたのは、バリンスキに捕えられた末っ子ダグを救出しに来た三男エイドリックのあれこれでしょうか(笑)。
「ぼくの弟をいじめやがって、後悔するぞクソ野郎ども」を皮切りに、アホ兄スイッチ炸裂でとても楽しませてもらいました・・・とりあえず、昔の非行少年にパトカーのハンドルを持たせる羽目になったのは間違いでした、って事で(^^ゞ
このシリーズだが、つまりは4冊に及んだ大きな風呂敷を、几帳面にたたんだというより、芸(アート)にした、といった方が正しいかも。
あの予言を、何と美しく面白く味付けして物語を紡ぎ出してくれたのか。
悪魔そのものが排除されるのではなく、あえて悪魔は去っただけという余地を残したのも◎。
悪魔が消えました、ってそんなこの世の中から悪が全て消えました、とか言われたらどっ白けもいいとこだし(第一、そうなったら警察勤めのダグは妻子を持っていきなり失業です。笑)。
ラスト、バリンスキ一族との死闘の末に、今まで培ってきた農園や家の全てを失ったコンスタンチン父ちゃんとゾラナ母ちゃんが、二人で荒地に立つ場面を見て、何だかうるうるしながら笑ってしまった。
思えば、このシリーズはそんな感じだった。
移民してきての、ゼロからの出発から築き上げたもの、土を耕して作物を作る素朴さ、どこか懐かしい家族の団欒・・・それがたまたま、悪魔と契約した呪われた一族の末裔だっただけで。
不思議な運命や縁に翻弄されながらも、根底にあるもの、シリーズ全体を通してのテーマは変わらなかった。
それが全てだったかもしれない。芯のブレない強さが、このシリーズの勢いを加速させ、キャラクター達を活き活きしたものにした。
緩急自在、それでいて何とも微笑ましいヘタレさで(笑)。
もうお別れかと思うと、本当に残念でなりません・・・でもね。ここまできれいに終わってもらえるのも読者冥利に尽きるのかも。
変な「書かなきゃ良かったのに」的スピンオフなどを憂う事もないもの。
最初から最後まで、本当に楽しませてもらいました。ありがとう♪
大満足、大拍手!! 大団円とはまさに!!
前作ラストページにて、ワイルダー一家の家族勢ぞろいのところに、末っ子ファイアバードの爆弾発言が投下された。
彼女は、ワイルダー一家の人間ではない。血の繋がりのない存在だという事実が判明したという知らせだ。
いやー。仰天した。
最後の最後にそこで最終巻に続けるのか?!と、余りのジェットコースター・ドラマばりの退きに本当に驚愕。
だって、じゃあ、ラストはどうなるんだ?!と。
そこで、あのゾラナ母ちゃんの予言の詳細を摘める事となった。
・・・確かに、この予言では「四人の息子」とある。
でも、きっと予言が部分的に間違っていて、ファイアバードの恋人が4個目のイコンを見つけるんだわ、と思っていた読者をあざ笑うが如くの、まさかまさかのファイアバード出生時の出来事!
そりゃ、あの人は怪しいと思っていたわ。
でも、まさかそんなにキテる怪しさだとまでは想像以上・・・やはり、ドットの巧みな筆力に唸るしかない。
ドキドキしながら読み進めてしまいました・・・。
そして、物語序盤から未婚の妊娠、シングルマザーとなったファイアバードの、今まで語られなかった過去の恋愛部分が語られるんだが・・・そうきたか!
そうくるのか!!
まさか 取り替えられた赤ん坊同士 なんて設定になるとは最初からは予想つかないじゃないですか・・・。
つまりはそうであって、ファイアバードの恋人であり、かわいいアレクサンドルの父親は・・・ああ、力技もいいとこな、行方不明な事がここで判明したワイルダー家の末っ子四男ダグラス(ピューマ)。
何というか、生まれたその瞬間にワイルダー一家から引き離されて、どん底で育ったのに、恐るべきDNA・・・まさにワイルダーの男そのまんま(笑)。
随所に、アホでヘタレなところが炸裂し「ああ、やっぱあの兄弟の弟・・・」と、ある意味しみじみさせられるダグのあれこれ・・・自分の正体をカミングアウトする前に、とりあえず、とピューマのぬいぐるみを彼女にプレゼントって、何だかどうなのよ(^^;
ファイアバードに黙って逃げられた後の、あの姫君と王子様的妄想に至っては・・・いろんな意味で残念なぐらい痛快なヘタレ確定で微笑ましいにもほどが(爆)。
自分の生んだ子が、バリンスキの、ワイルダーの男の子だ、と確信したファイアバードは、そんな
4個目のイコンがどうやって見つかるのかと思っていたけど、まさか死にかけた海で襲ってきた巨大海草類の大群にまみれてご降臨!とは、想定外!
ホンマにドットにしてやられっぱなしよ・・・(爆)。
ロマンスとしては、既にこの二人は本気カップルゆえに、自分たちの家族とか、運命とかいうものをメインにした、過去の空白を埋めるって感じだったかな。
でも、やっぱりラブラブなんだけど・・・ピューマくん、非常にあの兄弟の中ではおとなしい部類に入るかと。若くてホットだけど(笑)。
そんな二人と、二人の息子アレクサンドルがあの予言の核を担っての、バリンスキ一族との最終決戦は、もはやそこいらのミリタリー・ロマンスも真っ青なガチ展開(^^;
拷問場面は、もはやロマンス読者がドン引きするぐらいだし、何だか農園はエライ大事に(^^;
しかし女性チーム、しっかり者にもほどがあるってば!(^^;;
最初は、あんなに上司であり、片思いの相手であるジェイシャを崇めていたアンなんて、今や旦那ジェイシャ(オオカミ)をアゴで使い、私が仕事している間にコーヒー入れろ、ときたもんだ(爆)。
そりゃあ、ロマンスだから、最後はハッピーエンドだと分かってはいるんだけど、とにかくどうやってこのシリーズを納めるのか、っていうのは興味が一番あるところだと思うんだけど・・・きたよ。
ラストのラストで、もう瀕死である筈のコンスタンチン父ちゃんが、伝説のバリンスキ頭領の姿(灰色オオカミ)を存分に発揮して下さった瞬間、何だか悪の滅びの美しさを凝縮されたものを拝んだ気がした。
・・・もっともね、父ちゃん、最終巻にてお茶目さん炸裂なんだけど(笑)。
ホンマにこの人、どんだけゾラナ母ちゃんにゾッコンなんですか!
そんな、第二次成長期の悶々ボーイみたいなアホばかり毎日ラブラブよろしく言ってるから、孫が悪い言葉ばかり覚えるんです! お口をチャックだわ!!(爆)
ワイルダー一家の皆さん、本当にネタ満載なんですが、とりあえず今回一番ウケたのは、バリンスキに捕えられた末っ子ダグを救出しに来た三男エイドリックのあれこれでしょうか(笑)。
「ぼくの弟をいじめやがって、後悔するぞクソ野郎ども」を皮切りに、アホ兄スイッチ炸裂でとても楽しませてもらいました・・・とりあえず、昔の非行少年にパトカーのハンドルを持たせる羽目になったのは間違いでした、って事で(^^ゞ
このシリーズだが、つまりは4冊に及んだ大きな風呂敷を、几帳面にたたんだというより、芸(アート)にした、といった方が正しいかも。
あの予言を、何と美しく面白く味付けして物語を紡ぎ出してくれたのか。
悪魔そのものが排除されるのではなく、あえて悪魔は去っただけという余地を残したのも◎。
悪魔が消えました、ってそんなこの世の中から悪が全て消えました、とか言われたらどっ白けもいいとこだし(第一、そうなったら警察勤めのダグは妻子を持っていきなり失業です。笑)。
ラスト、バリンスキ一族との死闘の末に、今まで培ってきた農園や家の全てを失ったコンスタンチン父ちゃんとゾラナ母ちゃんが、二人で荒地に立つ場面を見て、何だかうるうるしながら笑ってしまった。
思えば、このシリーズはそんな感じだった。
移民してきての、ゼロからの出発から築き上げたもの、土を耕して作物を作る素朴さ、どこか懐かしい家族の団欒・・・それがたまたま、悪魔と契約した呪われた一族の末裔だっただけで。
不思議な運命や縁に翻弄されながらも、根底にあるもの、シリーズ全体を通してのテーマは変わらなかった。
それが全てだったかもしれない。芯のブレない強さが、このシリーズの勢いを加速させ、キャラクター達を活き活きしたものにした。
緩急自在、それでいて何とも微笑ましいヘタレさで(笑)。
もうお別れかと思うと、本当に残念でなりません・・・でもね。ここまできれいに終わってもらえるのも読者冥利に尽きるのかも。
変な「書かなきゃ良かったのに」的スピンオフなどを憂う事もないもの。
最初から最後まで、本当に楽しませてもらいました。ありがとう♪
今日から新しくはじまったのがこちら~♪
http://www.tv-asahi.co.jp/double/
前作のディケイドは、さっさと脱落しちゃったけど、今回はご贔屓な桐山漣クンだし!!と期待半分不安半分で見たんだけど・・・。
キターッ!!モエキターッ!!!
何というか、どこまでも私のツボをメガヒットな設定の数々!!
ミステリ好きにはたまらん私立探偵もの(しかもうっかりチャンドラー愛読しているハードボイルドかぶれ。笑)、しかも相棒(?)が・・・きゃっ♪ 検索オタクの美少年安楽椅子探偵♪♪
もう、この翔太郎とフィリップのライダーコンビだけでもコレキタ!!なのに、脇が面白い!!
つか、悪役黒幕が 寺田農 ってだけで、あたしゃ最終回まで見る気になったよ!(握りコブシ)
初回から、どうよ、あの粘質悪人オーラ全開っぷり!!
何でそんな無駄にデカイところで三人だけでディナーしているのか、とか膝の上のネコがかなりメタボだとかいうツッコミ加減も、古き良き特撮悪役のようでうきーっ。
やっぱり特撮は、悪役っていう大きな柱がしっかりしていると格段に違うんだが、いかんせん、彼の場合は日曜日朝にお子様に見せるべきレベルをうっかり超越しているわ(爆)。
さすがムスカ様!(by天空の城ラピュタ)
でもって、初回からドーパントに乗っ取られる消えキャラとして、いきなりYOHくん投入までしてくれちゃって!(笑)
若手俳優が、こうやってバンバン出てくれるのも嬉しいんだけど、前回のディケイドで分かった事だが、こういうサービスですら、話や設定が破綻していると虚しいだけなので、この初回のレベルを保ってほしいものだわ~。
とりあえず、久々に8時台のニチアサキッズ復帰~(^^)
http://www.tv-asahi.co.jp/double/
前作のディケイドは、さっさと脱落しちゃったけど、今回はご贔屓な桐山漣クンだし!!と期待半分不安半分で見たんだけど・・・。
キターッ!!モエキターッ!!!
何というか、どこまでも私のツボをメガヒットな設定の数々!!
ミステリ好きにはたまらん私立探偵もの(しかもうっかりチャンドラー愛読しているハードボイルドかぶれ。笑)、しかも相棒(?)が・・・きゃっ♪ 検索オタクの美少年安楽椅子探偵♪♪
もう、この翔太郎とフィリップのライダーコンビだけでもコレキタ!!なのに、脇が面白い!!
つか、悪役黒幕が 寺田農 ってだけで、あたしゃ最終回まで見る気になったよ!(握りコブシ)
初回から、どうよ、あの粘質悪人オーラ全開っぷり!!
何でそんな無駄にデカイところで三人だけでディナーしているのか、とか膝の上のネコがかなりメタボだとかいうツッコミ加減も、古き良き特撮悪役のようでうきーっ。
やっぱり特撮は、悪役っていう大きな柱がしっかりしていると格段に違うんだが、いかんせん、彼の場合は日曜日朝にお子様に見せるべきレベルをうっかり超越しているわ(爆)。
さすがムスカ様!(by天空の城ラピュタ)
でもって、初回からドーパントに乗っ取られる消えキャラとして、いきなりYOHくん投入までしてくれちゃって!(笑)
若手俳優が、こうやってバンバン出てくれるのも嬉しいんだけど、前回のディケイドで分かった事だが、こういうサービスですら、話や設定が破綻していると虚しいだけなので、この初回のレベルを保ってほしいものだわ~。
とりあえず、久々に8時台のニチアサキッズ復帰~(^^)
ドライブ・ミー・クレイジー (マグノリアロマンス)
2009年9月5日 新刊レビュー
なるべく新刊書店(ネット書店)で新刊購入して作者、及び出版社に還元してこれからの翻訳ロマンス本継続に、という姿勢でいるんだが、いかんせん飽和状態。
そう、現在の翻訳ロマンス文庫。
月10冊以上は新刊で買っているが、厳選の末にそれでもそこからまだ新刊がだだ洩れしているのは10年前だと考えられない状況(^^;
で、古本屋事情に恐ろしく恵まれた環境なのをいい事に、こうやって近刊拾いも余念なし(笑)。
この本も、本当は新刊で買うつもりだったが、手持ちの新刊本読み終えるより先に落ちてきた(笑)。
そういう時って、ふと考えるよね。
「この本は、そんなにつまらないから早く古本屋送りになったのか、はたまた読み捨て内容なのか」などなど。
で、先日拾ってたこの本を読み終えたことのさんの感想。
「すいませんっ!!この本こそ、新刊定価で購入すべき 超良作 でした!!」
何というか、最近の翻訳ロマンスの極左、極右状況には驚くばかり。
ヒストリカルか、パラノーマルか。
この二つを除くと、殆ど新刊文庫残らないんでないのか?(^^;;という気すらする・・・私の気のせいではないと思うんだがね。
そんな中に、この本である。
もう、何というか、SEPの厳密な意味での新刊に今年中お目にかかれそうにない、良質のコンテンポラリーに飢えていたところにしっかりハマったわ。
メインの外見と中味といろんな本質の落差がキュートな図書館長ヒロインと、泥棒一族のはみだし者大学准教授ヒーローのロマンスもホットでコミカルでグッジョブさることながら、脇を固めた図書館長従妹ちゃんと幼馴染の警察官クンのロマンスが・・・キターッ!!
モエキターッッ!!
ああ、何ていい男の純愛を読ませてもらえたんでしょーか。
本当に、あの藤の木登りシーンだけでもこの本を読んで良かった、と何度もリピってしまったぐらい。
「のぉぉぼぉってぇぇるぅのぉさぁぁぁ」
「しぃんぱぁぁいすぅるなぁああ」
「そぉぉれぇすぅぅ」と三連発して爆笑させておいて、あの「十二年かかったけど」「ついにやったよ」は完全に反則ワザよ。
まっさかさまに恋に落ちるのは、従妹ちゃんだけでなく、読者もです!! > びったんびったんジタバタ
ナンシー・ウォレンって、小道具の使い方と、会話のやりとりの妙、あとモノローグのウィットさ加減はハーレクインの中篇作品や短編集でも随所に光ってたけど、この作品ではズバ抜けていた。
いやー、長編でこれだけ書ける作家なんだ!! > 目からウロコ
何より、パラやヒストリカルのような大きな風呂敷的設定でなく、どこにでもある田舎町を舞台にした、しっかりした共感出来るキャラクター造詣によって読ませてくれた事が二倍嬉しい。
「美術界のインディ・ジョーンズ」と呼ばれている型やぶりな准教授のこの物思いに、この作品の本質が垣間見える。
彼女が母親になって、「お母さんをがっかりさせないでね」と言い聞かせて育てたら、太平洋岸北西部で一番お行儀のいい子が出来るだろう。
その子の父親になりたい、と心の底から思った。
ホットなのに、こんなときめく描写の数々にきゅんきゅんして、どん底の中から這い上がっての人生やり直しなんかもあって、そして最後にはハッピー気分になれる。
ああ、ロマンス読みで良かった、と久々に初心に返らせてくれた1冊。
お気に入り確定!
+余談+
でもね、読んだ時期が若干悪かったかも・・・ヤク中の夫婦 設定っていうのが(^^;;
あわわ(^^;;
そう、現在の翻訳ロマンス文庫。
月10冊以上は新刊で買っているが、厳選の末にそれでもそこからまだ新刊がだだ洩れしているのは10年前だと考えられない状況(^^;
で、古本屋事情に恐ろしく恵まれた環境なのをいい事に、こうやって近刊拾いも余念なし(笑)。
この本も、本当は新刊で買うつもりだったが、手持ちの新刊本読み終えるより先に落ちてきた(笑)。
そういう時って、ふと考えるよね。
「この本は、そんなにつまらないから早く古本屋送りになったのか、はたまた読み捨て内容なのか」などなど。
で、先日拾ってたこの本を読み終えたことのさんの感想。
「すいませんっ!!この本こそ、新刊定価で購入すべき 超良作 でした!!」
何というか、最近の翻訳ロマンスの極左、極右状況には驚くばかり。
ヒストリカルか、パラノーマルか。
この二つを除くと、殆ど新刊文庫残らないんでないのか?(^^;;という気すらする・・・私の気のせいではないと思うんだがね。
そんな中に、この本である。
もう、何というか、SEPの厳密な意味での新刊に今年中お目にかかれそうにない、良質のコンテンポラリーに飢えていたところにしっかりハマったわ。
メインの外見と中味といろんな本質の落差がキュートな図書館長ヒロインと、泥棒一族のはみだし者大学准教授ヒーローのロマンスもホットでコミカルでグッジョブさることながら、脇を固めた図書館長従妹ちゃんと幼馴染の警察官クンのロマンスが・・・キターッ!!
モエキターッッ!!
ああ、何ていい男の純愛を読ませてもらえたんでしょーか。
本当に、あの藤の木登りシーンだけでもこの本を読んで良かった、と何度もリピってしまったぐらい。
「のぉぉぼぉってぇぇるぅのぉさぁぁぁ」
「しぃんぱぁぁいすぅるなぁああ」
「そぉぉれぇすぅぅ」と三連発して爆笑させておいて、あの「十二年かかったけど」「ついにやったよ」は完全に反則ワザよ。
まっさかさまに恋に落ちるのは、従妹ちゃんだけでなく、読者もです!! > びったんびったんジタバタ
ナンシー・ウォレンって、小道具の使い方と、会話のやりとりの妙、あとモノローグのウィットさ加減はハーレクインの中篇作品や短編集でも随所に光ってたけど、この作品ではズバ抜けていた。
いやー、長編でこれだけ書ける作家なんだ!! > 目からウロコ
何より、パラやヒストリカルのような大きな風呂敷的設定でなく、どこにでもある田舎町を舞台にした、しっかりした共感出来るキャラクター造詣によって読ませてくれた事が二倍嬉しい。
「美術界のインディ・ジョーンズ」と呼ばれている型やぶりな准教授のこの物思いに、この作品の本質が垣間見える。
彼女が母親になって、「お母さんをがっかりさせないでね」と言い聞かせて育てたら、太平洋岸北西部で一番お行儀のいい子が出来るだろう。
その子の父親になりたい、と心の底から思った。
ホットなのに、こんなときめく描写の数々にきゅんきゅんして、どん底の中から這い上がっての人生やり直しなんかもあって、そして最後にはハッピー気分になれる。
ああ、ロマンス読みで良かった、と久々に初心に返らせてくれた1冊。
お気に入り確定!
+余談+
でもね、読んだ時期が若干悪かったかも・・・ヤク中の夫婦 設定っていうのが(^^;;
あわわ(^^;;
へへ(^^;
ショート丈のブーツが欲しい!!と思ってたところ、更にGLAYライブ見て加速。
ウエスタンならなおよろし。
・・・結局、直後に駄目モトで予約してたのよ私ってば!(爆)
それが本日、到着~♪
プチプラなのに、とってもジャストフィットでよろしいのでないのコレ!!
鉄は熱いうちに打て!とばかりに、お盆特別キャンペーンのうちに予約、しかもポイント利用していたから超お得に捕獲出来ました。うしし。
・・・えーっと、今の時点でショート、ロング合わせてブーツ・・・げ。
7足になってた(^^;;
エンジニアブーツも、とか思ってたが駄目だわ、これ以上は(^^;;
さすがに朝夕は涼しく、クロックスでは隙間風をしきりに感じる今日この頃(笑)。
早くブーツデビューしたいのじゃ~♪
先日買ったロンドンデニレギのグレーに合いませんこと?! > 購入したのはダークブラウン
+業務連絡+
たかけいきさん > 本日、カウント景品本、発送完了しました。
メール便ですので週明けぐらいに到着かと。
受け取りよろしくお願いします(^^)
+独り言+
せっせこスポーツの秋を先取り満載で、スポーツ観戦の毎日。
全米オープンテニス は、公約通り(?)、かのスペイン旗(過去日記参考)を振りながらナダル応援(笑)。
ガスケが宍戸(byテニプリ)に一瞬見えた、かなり駄目な観客ですんません。
そういえば、現役テニプリなお友達の息子さんにご贔屓の選手がいる、と聞き「試合見なきゃ~♪」と言ったら「・・・もう初戦敗退しました(^^; 」との返事(^^;
つ、次の大会には必ずリアル氷帝クンを拝ませてもらいます!(爆)
で、相変わらずサッカー三昧な事よ。
リヴァプール対ボルトン
・・・何かねぇ、もう、やっぱりシャビ・アロンソとアルベロアの穴がデカすぎるのか。
うっかり失点が多すぎ。
トーレスとジェラードの個人の美しき力技で何とか辛勝に持ち込んだが、いかんせん消化不良気分は否めない。
そんな中、移籍組のグレン・ジョンソンの素晴らしいプレイの数々に拍手するのが今のレッズの光明。
ここまで最初からガンガンとフィットしてくれるとは思わなかった!ビバ!!
早くもう一人の移籍組であるアクイラーニが出てこれますように。
そしてチームにフィットしますように(-人-)
アーセナル対マンチェスター・ユナイテッド
トホホ。オウンゴールが決勝点とは(^^;
ガチ勝負だったわりに拍子抜け、ってのが本音かも。
ペルシーくん、どうも開幕してから運がないわね・・・アルシャビンがその分、フル回転中。
しかし、マンUの前線がカラーオーラ薄く感じるのは、やはり暑苦しいまでにラテンだったテベスとロンがいないから?(笑)
バルセロナ対S・ヒホン
W杯予選崖っぷちのお国を救う為、本気モードで開幕戦を欠場したメッシのいない上、イニエスタも欠場、アンリを温存し、エトーを放出してのバルサだが、モーマンタイ!
どんだけのポゼッション・ゲームやねん!(爆)
ヤヤもお休みだったし、守備的にどうかな、とは思ったけど、それでもラインが高いからそこまで心配はしなくていいかしらね。
ボージャンが今シーズンの1ゴール目、っていうのは嬉しいね。
マクスウェルと共に怪我がたいした事ないといいんだけど。
あんなにラブコールしまくっていたのにイブラに逃げられた恨み節があるのかないのか知らないが、観客席にモウリーニョが陣取る中、見事に「そんな低空ヘッド、ありか?!」というヘディングでズラタン・イブラヒモヴィッチのバルサ初ゴールよな。
まぁ、あの人、とんでもボールをカンフーキックばりに叩き込んだりするのがデフォルトだから今更?(笑)
つか、イブラさんよ・・・激ヤバでしたぜ(^^;
試合直後、例の麗しきタトゥー全開のボトム一枚腰穿き状態からガバッとしちゃったから・・・え、えーっと・・・ちょっと下部分が、微妙に見えかけたんデスガ(汗)
いやぁ、今後、「試合後に脱ぐイヴラ」というバルサ戦観戦の楽しみが増えました > ええっ?!(殴殺)
ショート丈のブーツが欲しい!!と思ってたところ、更にGLAYライブ見て加速。
ウエスタンならなおよろし。
・・・結局、直後に駄目モトで予約してたのよ私ってば!(爆)
それが本日、到着~♪
プチプラなのに、とってもジャストフィットでよろしいのでないのコレ!!
鉄は熱いうちに打て!とばかりに、お盆特別キャンペーンのうちに予約、しかもポイント利用していたから超お得に捕獲出来ました。うしし。
・・・えーっと、今の時点でショート、ロング合わせてブーツ・・・げ。
7足になってた(^^;;
エンジニアブーツも、とか思ってたが駄目だわ、これ以上は(^^;;
さすがに朝夕は涼しく、クロックスでは隙間風をしきりに感じる今日この頃(笑)。
早くブーツデビューしたいのじゃ~♪
先日買ったロンドンデニレギのグレーに合いませんこと?! > 購入したのはダークブラウン
+業務連絡+
たかけいきさん > 本日、カウント景品本、発送完了しました。
メール便ですので週明けぐらいに到着かと。
受け取りよろしくお願いします(^^)
+独り言+
せっせこスポーツの秋を先取り満載で、スポーツ観戦の毎日。
全米オープンテニス は、公約通り(?)、かのスペイン旗(過去日記参考)を振りながらナダル応援(笑)。
ガスケが宍戸(byテニプリ)に一瞬見えた、かなり駄目な観客ですんません。
そういえば、現役テニプリなお友達の息子さんにご贔屓の選手がいる、と聞き「試合見なきゃ~♪」と言ったら「・・・もう初戦敗退しました(^^; 」との返事(^^;
つ、次の大会には必ずリアル氷帝クンを拝ませてもらいます!(爆)
で、相変わらずサッカー三昧な事よ。
リヴァプール対ボルトン
・・・何かねぇ、もう、やっぱりシャビ・アロンソとアルベロアの穴がデカすぎるのか。
うっかり失点が多すぎ。
トーレスとジェラードの個人の美しき力技で何とか辛勝に持ち込んだが、いかんせん消化不良気分は否めない。
そんな中、移籍組のグレン・ジョンソンの素晴らしいプレイの数々に拍手するのが今のレッズの光明。
ここまで最初からガンガンとフィットしてくれるとは思わなかった!ビバ!!
早くもう一人の移籍組であるアクイラーニが出てこれますように。
そしてチームにフィットしますように(-人-)
アーセナル対マンチェスター・ユナイテッド
トホホ。オウンゴールが決勝点とは(^^;
ガチ勝負だったわりに拍子抜け、ってのが本音かも。
ペルシーくん、どうも開幕してから運がないわね・・・アルシャビンがその分、フル回転中。
しかし、マンUの前線がカラーオーラ薄く感じるのは、やはり暑苦しいまでにラテンだったテベスとロンがいないから?(笑)
バルセロナ対S・ヒホン
W杯予選崖っぷちのお国を救う為、本気モードで開幕戦を欠場したメッシのいない上、イニエスタも欠場、アンリを温存し、エトーを放出してのバルサだが、モーマンタイ!
どんだけのポゼッション・ゲームやねん!(爆)
ヤヤもお休みだったし、守備的にどうかな、とは思ったけど、それでもラインが高いからそこまで心配はしなくていいかしらね。
ボージャンが今シーズンの1ゴール目、っていうのは嬉しいね。
マクスウェルと共に怪我がたいした事ないといいんだけど。
あんなにラブコールしまくっていたのにイブラに逃げられた恨み節があるのかないのか知らないが、観客席にモウリーニョが陣取る中、見事に「そんな低空ヘッド、ありか?!」というヘディングでズラタン・イブラヒモヴィッチのバルサ初ゴールよな。
まぁ、あの人、とんでもボールをカンフーキックばりに叩き込んだりするのがデフォルトだから今更?(笑)
つか、イブラさんよ・・・激ヤバでしたぜ(^^;
試合直後、例の麗しきタトゥー全開のボトム一枚腰穿き状態からガバッとしちゃったから・・・え、えーっと・・・ちょっと下部分が、微妙に見えかけたんデスガ(汗)
いやぁ、今後、「試合後に脱ぐイヴラ」というバルサ戦観戦の楽しみが増えました > ええっ?!(殴殺)
ウッディウィスの新刊にて遺作、読了。
気分は名画『落穂拾い』だな。
まぁ、ぶっちゃけこの作品に対しては、褒めるポイントはない(いきなりかよ)。
それでなくても、『風に舞う灰』以降、出す作品出す作品、叩かれ叩かれ「最近の彼女の作品は昔の作品に比べると、ねぇ(ため息)」みたいな書評しか戴かなかったウッディウィスだが、もう、何かこの作品読んでるとそれを極めた、ってカンジだった。
闘病中に書いていた作品なんだが、もう、御自分が何を書いていらっしゃるのか把握していた度合いが先に進むにつれ低下しているのがありありと見てとれて、別の意味で泣いたわ、私。
ウッディウィス作品のカラーって、丹念に書き込まれた描写とか、テンプレながらガチなヒーローとヒロインのやりあいだとか、個性を超越したキャラの力強さとか、粘質とも言える悪役の言動とかがあるんだけど、この作品に至っては・・・もう・・・穴だらけで穴だらけで・・・トホホのホ~ > 思わず踊ってしまうよ。
で、その穴というか、ご勘弁ポイントを幾つかピックアップしてみた。
未読の方、ここからはスルーするように > ダジャレではなく(笑)。
--------------------------------------------------------
① ヒロインのアブリエルの自己中心極めた思い込みの勘違い500%っぷり
この女、何を根拠にそこまで言う?!場面のオンパレード。
金なき家の娘ゆえに、身売り同様に醜悪な金持ちオヤジのところに嫁ぐが、まぁ、いろいろあって清らかなまま未亡人になり一転、金持ちに。
最初に出会った時に求婚してくれなかった、というのを=金持ち未亡人になったから言い寄ってきたのよ的にヒーローを金目当てと一刀両断。
第一、スコットランド人だから貧乏だろう、という頓珍漢な思い込みすら片腹痛い。
こんな女に、あそこまで惚れ込んだヒーロー・レイヴンには、さっさと目を覚ませコールしか掛けられなかったよ、ことのさん・・・。
② ありえない未亡人展開
初夜の際、乱暴に襲い掛かってきた花婿オヤジから逃亡、その時にもつれあって男は館の危険なところから転落し死亡。
しかし、そこからがとんでも展開。
いくら婚前にしっかり書面に財産相続などの詳細を決めておいたとはいえ、どっから見ても床入り不完全ですぜ、あの状態。
つまり婚姻不成立じゃないですか!
そういう場合、彼女は未亡人でなく単なる「遺された婚約者」という立場で実家に逆戻りするだけ。
なのに、何故にあんなに居直って未亡人ツラして居座っているんでしょうか?!
特に初夜だ床入りだ何だを、執念深いと言っても過言ではないぐらい既刊で書きつらねてきたウッディウィスとは思えない頓珍漢っぷり・・・。
悪人の極みのように書かれていた、花婿甥のサースタンくんが 相続に関しては正論を述べている 事に何人の読者がツッコミしたんでしょうか、これ。。。
③ 砦での生活とかいろいろ
さて、なんちゃって未亡人になったヒロインは、ここぞとばかりに相続した金をフル活用し、砦周辺の集落の農奴たちの生活改善に乗り出す。
いえ、いいんですよ。素晴らしい事です。素晴らしい事ですよ・・・自分の金になるべき金ではない金での善行ですけどね (心の声)
そこで、まぁ、ベタな展開でスコットランド人であるヒーローと結婚せざるをえない状況に追い込まれ再婚 > 喪中真っ只中なのにね(心の声)
スコットランド人を蔑むノルマン人、サクソン人に囲まれながらも、奥さんの本当の愛が欲しくて毎日毎日頑張るレイヴンの涙ものの頑張りよりも、自分の物思いに 行数を割きまくる 耽るヒロイン。
挙句、レイヴンが自分の領地の事もあるからスコットランドにいずれは帰る、とほのめかすと「 スコットランド人の中のサクソン人になってレイヴンと立場が入れ替わるし 」とぬけぬけと口に出しやがった・・・。
ここのイングランド人がレイヴンを 受け入れはじめた 矢先、とかいう言い方自体 どんだけ上から口調なんだ、どんだけアンタ自身がスコットランド人であるレイヴンをイングランド人より格下扱いしてるんだよ とか思ったのはことのさんだけか・・・。
-----------------------------------------------------------
とりあえず、駄目だわ・・・と思った沢山の中の3つばかりチョイスしたけど、まだまだ沢山!(爆)
で、やっぱり、ヒロイン親友コーデリア嬢のこのセリフにツッコミだけはさせて下さい
「アブリエル、あなたはね財産なんかなくったって誰もが結婚したいと思う並外れた女性なのよ!」
いや、金がなかったから皆が一目散に逃げて残ったのは醜悪なエロおやじだけでしたがな!(爆) しかもその時点でレイヴンも求婚してませんがな!!(爆)
・・・きっと、並外れてダメ女なのがにじみ出ていたんでしょう(笑)。
ホンマに、どっかにウッディウィスらしさの欠片でもないか・・・と、目を皿のようにして、落ち穂拾い気分でせっせこ読んだけど・・・しくしく。
レイヴンも、ウッディウィスの書くヒーロー像とはかけ離れていて、全然キャラとしての吸引力ないから薄いカラーだし・・・。
話は破綻していてトホホだし・・・。
これなら読まずに 思い出は美しいままに しておけば良かった・・・と、ファンとしてかなり複雑な気持ちになった1冊でした。
そう、悲しいという意味では二重に悲しい本。
私にとっては、彼女の作品はデビュー作が全てで唯一の存在だったと再認識。
合掌。
気分は名画『落穂拾い』だな。
まぁ、ぶっちゃけこの作品に対しては、褒めるポイントはない(いきなりかよ)。
それでなくても、『風に舞う灰』以降、出す作品出す作品、叩かれ叩かれ「最近の彼女の作品は昔の作品に比べると、ねぇ(ため息)」みたいな書評しか戴かなかったウッディウィスだが、もう、何かこの作品読んでるとそれを極めた、ってカンジだった。
闘病中に書いていた作品なんだが、もう、御自分が何を書いていらっしゃるのか把握していた度合いが先に進むにつれ低下しているのがありありと見てとれて、別の意味で泣いたわ、私。
ウッディウィス作品のカラーって、丹念に書き込まれた描写とか、テンプレながらガチなヒーローとヒロインのやりあいだとか、個性を超越したキャラの力強さとか、粘質とも言える悪役の言動とかがあるんだけど、この作品に至っては・・・もう・・・穴だらけで穴だらけで・・・トホホのホ~ > 思わず踊ってしまうよ。
で、その穴というか、ご勘弁ポイントを幾つかピックアップしてみた。
未読の方、ここからはスルーするように > ダジャレではなく(笑)。
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① ヒロインのアブリエルの自己中心極めた思い込みの勘違い500%っぷり
この女、何を根拠にそこまで言う?!場面のオンパレード。
金なき家の娘ゆえに、身売り同様に醜悪な金持ちオヤジのところに嫁ぐが、まぁ、いろいろあって清らかなまま未亡人になり一転、金持ちに。
最初に出会った時に求婚してくれなかった、というのを=金持ち未亡人になったから言い寄ってきたのよ的にヒーローを金目当てと一刀両断。
第一、スコットランド人だから貧乏だろう、という頓珍漢な思い込みすら片腹痛い。
こんな女に、あそこまで惚れ込んだヒーロー・レイヴンには、さっさと目を覚ませコールしか掛けられなかったよ、ことのさん・・・。
② ありえない未亡人展開
初夜の際、乱暴に襲い掛かってきた花婿オヤジから逃亡、その時にもつれあって男は館の危険なところから転落し死亡。
しかし、そこからがとんでも展開。
いくら婚前にしっかり書面に財産相続などの詳細を決めておいたとはいえ、どっから見ても床入り不完全ですぜ、あの状態。
つまり婚姻不成立じゃないですか!
そういう場合、彼女は未亡人でなく単なる「遺された婚約者」という立場で実家に逆戻りするだけ。
なのに、何故にあんなに居直って未亡人ツラして居座っているんでしょうか?!
特に初夜だ床入りだ何だを、執念深いと言っても過言ではないぐらい既刊で書きつらねてきたウッディウィスとは思えない頓珍漢っぷり・・・。
悪人の極みのように書かれていた、花婿甥のサースタンくんが 相続に関しては正論を述べている 事に何人の読者がツッコミしたんでしょうか、これ。。。
③ 砦での生活とかいろいろ
さて、なんちゃって未亡人になったヒロインは、ここぞとばかりに相続した金をフル活用し、砦周辺の集落の農奴たちの生活改善に乗り出す。
いえ、いいんですよ。素晴らしい事です。素晴らしい事ですよ・・・自分の金になるべき金ではない金での善行ですけどね (心の声)
そこで、まぁ、ベタな展開でスコットランド人であるヒーローと結婚せざるをえない状況に追い込まれ再婚 > 喪中真っ只中なのにね(心の声)
スコットランド人を蔑むノルマン人、サクソン人に囲まれながらも、奥さんの本当の愛が欲しくて毎日毎日頑張るレイヴンの涙ものの頑張りよりも、自分の物思いに
挙句、レイヴンが自分の領地の事もあるからスコットランドにいずれは帰る、とほのめかすと「 スコットランド人の中のサクソン人になってレイヴンと立場が入れ替わるし 」とぬけぬけと口に出しやがった・・・。
ここのイングランド人がレイヴンを 受け入れはじめた 矢先、とかいう言い方自体 どんだけ上から口調なんだ、どんだけアンタ自身がスコットランド人であるレイヴンをイングランド人より格下扱いしてるんだよ とか思ったのはことのさんだけか・・・。
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とりあえず、駄目だわ・・・と思った沢山の中の3つばかりチョイスしたけど、まだまだ沢山!(爆)
で、やっぱり、ヒロイン親友コーデリア嬢のこのセリフにツッコミだけはさせて下さい
「アブリエル、あなたはね財産なんかなくったって誰もが結婚したいと思う並外れた女性なのよ!」
いや、金がなかったから皆が一目散に逃げて残ったのは醜悪なエロおやじだけでしたがな!(爆) しかもその時点でレイヴンも求婚してませんがな!!(爆)
・・・きっと、並外れてダメ女なのがにじみ出ていたんでしょう(笑)。
ホンマに、どっかにウッディウィスらしさの欠片でもないか・・・と、目を皿のようにして、落ち穂拾い気分でせっせこ読んだけど・・・しくしく。
レイヴンも、ウッディウィスの書くヒーロー像とはかけ離れていて、全然キャラとしての吸引力ないから薄いカラーだし・・・。
話は破綻していてトホホだし・・・。
これなら読まずに 思い出は美しいままに しておけば良かった・・・と、ファンとしてかなり複雑な気持ちになった1冊でした。
そう、悲しいという意味では二重に悲しい本。
私にとっては、彼女の作品はデビュー作が全てで唯一の存在だったと再認識。
合掌。
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2009年9月1日 お買い物
月末有効の某ポイントを消費した、と思ったらいつも中途半端に敗者復活のように、一週間足らずでまたもらい・・・を繰り返し(^^;
ま、とりあえずトップスは購入禁止はまだ継続して、デニムレギンスでも買っておくか・・・と、持ってないグレーをチョイスしてポチしたものが本日到着。
思ったよりしっかりした作りでした。
ムートンブーツにも合うカラーだし、秋冬ヘビロテで元取るか(笑)。
何が「ロンドン」なのかはよく分からないまま(爆)。
Crystal Ball PREMIUM BOOK Vol.4 Dot Diamond Clover/生成り×ブラックも到着。
ネットでお買い物したアイテムが続々と・・・あ、あはは(^^ゞゞ
大きさはなかなかなんだけど、内ポケット欲しかったかも。
明日から早速使うでありますよ、我輩!
ま、とりあえずトップスは購入禁止はまだ継続して、デニムレギンスでも買っておくか・・・と、持ってないグレーをチョイスしてポチしたものが本日到着。
思ったよりしっかりした作りでした。
ムートンブーツにも合うカラーだし、秋冬ヘビロテで元取るか(笑)。
何が「ロンドン」なのかはよく分からないまま(爆)。
Crystal Ball PREMIUM BOOK Vol.4 Dot Diamond Clover/生成り×ブラックも到着。
ネットでお買い物したアイテムが続々と・・・あ、あはは(^^ゞゞ
大きさはなかなかなんだけど、内ポケット欲しかったかも。
明日から早速使うでありますよ、我輩!
幼子は悲しみの波間に イヴ&ローク21 (ヴィレッジブックス)
2009年8月30日 新刊レビュー
イヴ&ロークシリーズ最新刊、読了。
号泣しすぎて苦しいのに、何故か笑っている自分に気付く。
完結していない筈のシリーズ途中での、ありえないこのカタルシス具合。
もはや、筆舌に尽くし難し。
ご存知、このシリーズはノーラ・ロバーツの別名義作品。
そしてノーラが、RITA賞を何度も受賞し、既に殿堂入りしているのも周知の事実。
そんなベストセラー作家が、またも勲章を得たのがこの作品。
そう、J・D・ロブ名義でRITA賞を獲得してしまったのだ、この1冊で。
「他のシリーズ既刊とどう違うんだろうか」
読む前に、この作品が受賞作だと知っていたから、まずは好奇心が先んじた。
そして、読んだら・・・泣いた。マジ泣いた。
前作でもかなり泣いたが、今回はもう、全てにおいて群を抜いていた。
物語は、平凡な一家が深夜に惨殺され、唯一生き残ったのがその一家の幼い娘だったという事件から始まる。
事件を担当したイヴは、その少女ニクシーを匿う事になるが、かつての自分の姿を垣間見、彼女に対して向き合う事に苦しむ。
ロークも、彼女を通して、暴力によって愛する肉親を奪われ、孤独な子供となった自分の姿を重ねて苦しむ。
そんな二人のぶつかり合いとか、成長とかを丹念に丹念に書き込んだノーラの凄腕っぷり!
犯人そのものよりも、事件の根底にあるものをえぐり出して、そしてイヴ達の世界に絡め込んでいくんだが、余りに達者すぎて途中でスタンディングものだ。
バケモノだよー、ノーラ様!
今回のノーラの達人技は、何せ、既刊全部に及ぶ細かい設定や登場人物、エピソードをこの1冊に織り込んだ事なのだ。
それはまさに、DEATHシリーズ抜き打ち実力テストとも言うべき(^^ゞ
うっかり読んでいたら「ええっ、これ誰?」「これ、どこのエピソード?!」とかってなってしまうことうけあい(^^ゞ
そこで、この冒頭に書いた「シリーズ途中なのにカタルシス」となる。
ずーっとシリーズを読んでいる読者にとって、時間の流れを再認識し、細かいエピソードやキャラクターの再登場によって、イヴとロークの今までの歩みを再確認し、そして涙するのだ。
こんな核心犯的技をあっけらかんとやってしまうんだから、まさに恐るべし。
あのロークの口から今回飛び出した、「子供が欲しい」宣言なんて、結婚当初では絶対考えられなかったじゃないですか・・・読んで、親戚のおばちゃん状態で「おーおー。よくここまできたなぁ」ともらい泣き必死ですよホンマ。
イヴの擬似家族に今回、ニクシーという少女が紛れ込んだ事により、より一層キャラがたっていてこれがまたそれぞれに秀逸。
特にサマーセットに関しては、もうホロホロもらい泣き三昧でした(泣)。
個人的には、バクスターのイヴん家のお食事シーンが毎回大ウケで・・・メタボまっしぐらだよ、バクスター(^^ゞ
そんな彼の隣にちょこんと座って、申し訳なさそげに毎回ちゃっかり同じものを食べているトゥルーハートくんにもウケまくりなんだが(笑)。
・・・そうなのよ。
この緩急自在さすら、もう舌をまくしかなくって。
世界陸上でウサイン・ボルトが人類最速男として話題独占、ぶっちぎりの彼の前には誰もいない状態だが、ロマンス作家の世界ではまさにノーラがそうだと思わずにはいられない。
これだけ作品を書き続け、これだけのクオリティを保ち、これだけの読者の支持を得てなお、まだ貪欲に前を、先を目指している。
そんな彼女のところに、最新RITA賞の発表で『Tribute』(扶桑社より翻訳予定)が受賞したというお話が(^^ゞ
殿堂の上って・・・あるの?とか思ってしまうよ(笑)。
そんなこんなで、DEATHシリーズの独自の世界観が緻密に、且つ軽妙に具現された秀逸な1冊。
これを読むと、もれなく一巻からの再読の旅に出る事間違いナシとも言えるので、覚悟してお読み下さいませ! > でも、幸せな再読となりますな、この21巻まで戻ってくるなら。
早く続きが読みたいな~(^^)
号泣しすぎて苦しいのに、何故か笑っている自分に気付く。
完結していない筈のシリーズ途中での、ありえないこのカタルシス具合。
もはや、筆舌に尽くし難し。
ご存知、このシリーズはノーラ・ロバーツの別名義作品。
そしてノーラが、RITA賞を何度も受賞し、既に殿堂入りしているのも周知の事実。
そんなベストセラー作家が、またも勲章を得たのがこの作品。
そう、J・D・ロブ名義でRITA賞を獲得してしまったのだ、この1冊で。
「他のシリーズ既刊とどう違うんだろうか」
読む前に、この作品が受賞作だと知っていたから、まずは好奇心が先んじた。
そして、読んだら・・・泣いた。マジ泣いた。
前作でもかなり泣いたが、今回はもう、全てにおいて群を抜いていた。
物語は、平凡な一家が深夜に惨殺され、唯一生き残ったのがその一家の幼い娘だったという事件から始まる。
事件を担当したイヴは、その少女ニクシーを匿う事になるが、かつての自分の姿を垣間見、彼女に対して向き合う事に苦しむ。
ロークも、彼女を通して、暴力によって愛する肉親を奪われ、孤独な子供となった自分の姿を重ねて苦しむ。
そんな二人のぶつかり合いとか、成長とかを丹念に丹念に書き込んだノーラの凄腕っぷり!
犯人そのものよりも、事件の根底にあるものをえぐり出して、そしてイヴ達の世界に絡め込んでいくんだが、余りに達者すぎて途中でスタンディングものだ。
バケモノだよー、ノーラ様!
今回のノーラの達人技は、何せ、既刊全部に及ぶ細かい設定や登場人物、エピソードをこの1冊に織り込んだ事なのだ。
それはまさに、DEATHシリーズ抜き打ち実力テストとも言うべき(^^ゞ
うっかり読んでいたら「ええっ、これ誰?」「これ、どこのエピソード?!」とかってなってしまうことうけあい(^^ゞ
そこで、この冒頭に書いた「シリーズ途中なのにカタルシス」となる。
ずーっとシリーズを読んでいる読者にとって、時間の流れを再認識し、細かいエピソードやキャラクターの再登場によって、イヴとロークの今までの歩みを再確認し、そして涙するのだ。
こんな核心犯的技をあっけらかんとやってしまうんだから、まさに恐るべし。
あのロークの口から今回飛び出した、「子供が欲しい」宣言なんて、結婚当初では絶対考えられなかったじゃないですか・・・読んで、親戚のおばちゃん状態で「おーおー。よくここまできたなぁ」ともらい泣き必死ですよホンマ。
イヴの擬似家族に今回、ニクシーという少女が紛れ込んだ事により、より一層キャラがたっていてこれがまたそれぞれに秀逸。
特にサマーセットに関しては、もうホロホロもらい泣き三昧でした(泣)。
個人的には、バクスターのイヴん家のお食事シーンが毎回大ウケで・・・メタボまっしぐらだよ、バクスター(^^ゞ
そんな彼の隣にちょこんと座って、申し訳なさそげに毎回ちゃっかり同じものを食べているトゥルーハートくんにもウケまくりなんだが(笑)。
・・・そうなのよ。
この緩急自在さすら、もう舌をまくしかなくって。
世界陸上でウサイン・ボルトが人類最速男として話題独占、ぶっちぎりの彼の前には誰もいない状態だが、ロマンス作家の世界ではまさにノーラがそうだと思わずにはいられない。
これだけ作品を書き続け、これだけのクオリティを保ち、これだけの読者の支持を得てなお、まだ貪欲に前を、先を目指している。
そんな彼女のところに、最新RITA賞の発表で『Tribute』(扶桑社より翻訳予定)が受賞したというお話が(^^ゞ
殿堂の上って・・・あるの?とか思ってしまうよ(笑)。
そんなこんなで、DEATHシリーズの独自の世界観が緻密に、且つ軽妙に具現された秀逸な1冊。
これを読むと、もれなく一巻からの再読の旅に出る事間違いナシとも言えるので、覚悟してお読み下さいませ! > でも、幸せな再読となりますな、この21巻まで戻ってくるなら。
早く続きが読みたいな~(^^)
天使の声が聞こえる (ハーレクイン・ディザイア)
2009年8月28日 新刊レビュー
アネット・ブロードリック久々の新刊、いや。23年前の作品 の発掘刊、読了~。
満足満足(^^)
ご存知の方もいらっしゃると思うが、アネット・ブロードリックには過去、RT誌でべらぼうに高い評価をされた本が3冊ばかりある。
そのうち2冊は日本にも上陸したので、既読の方も多いと思う。
その片方が『ジャングル・ロマンス』で、金ディザィア時代でのアネット本の最高傑作と信じてやまない作品だ。
今回の本は、その本を語るには欠かせない、いわばスピン「オフ」ならぬ、スピン「イン」な1冊となっている。
この本があってこそ、あの作品が出来たと言っても過言ではなし。
主人公は、『ジャングル・ロマンス』のヒロイン・メラニーの姉であるエリーズ。
あの作品では既に母親としてどっしり構え、メラニーの世話あれこれ焼く年の離れた姉ちゃんだったが、ここでは離婚して間もないバツイチの看護士。
(「看護婦」だったエリーズが「看護士」になっているあたり、時代の流れを感じますね)
彼女が勤める病院に、自動車事故にあって重症となった大企業の社長デーモン・トレントが担ぎこまれたところから話は始まる。
事故の影響で視力を一時的に奪われたデーモンと、結婚生活の破綻によって男性に対して懐疑的になってしまっているエリーズとのストレートだが、何ともどこかぎこちないやりとりが非常に心地よい。
すごく時間的には早い展開な筈なのに、ゆったりとした印象すらした二人の言動は、もどかしいまでの触れ合いとか、囁きとか、とにかく世知辛いまでの昨今の翻訳ロマンスが忘れた「何か」を思い出させてくれる。
「ああ、そうだ。私が翻訳ロマンスを読み始めた頃(80年代終わりから90年代はじめ)は、これがテンプレだったんだわ」
今更ながらに、当時はホットであったろうシリーズラインのディザィアですら、見えぬ「HQコード」の存在を思いださせてくれた。
ラブシーンも満載ながら、それでもなお微笑ましい可愛らしさと不器用さを堪能させてくれた。
何より、アネット・ブロードリック独特の、悪役の役回り的キャラですら丸ごと愛さずにはいられない、ほっこりするぐらいのキャラクター造詣は素晴らしい。
バツイチ同士の恋愛ものとはとても思えない(失礼な。笑)、そんなピュアなところもまさに愛すべきアネット節(笑)。
勿論、主人公たちのロマンスだけでも大満足なんだが、後年、あのメラニー嬢に振り回される超ヘタレエリートのジャスティンの若かりし頃のあれこれが、もうファンにはたまらんスマッシュ!!でございますな(笑)。
この本のラストのあの一行に、爆笑しつつ『ジャングル・ロマンス』を即再読するとウケは倍増(笑)。
まさに、今回の話で不器用な若者よろしく姉に振り回されたデーモンが、ジャスティンに笑われた仕返しを数年後にしている、非常に大人気ない行動すらツボですから(爆) > でも、その割には後年になっても嫉妬深い余裕の無さも若干露見しているデーモン(笑)
そんなこんなで、ファンとしては嬉しい発掘劇でした1冊。
勿論、『ジャングル~』再読しましたよ、既に(笑)。
満足満足(^^)
ご存知の方もいらっしゃると思うが、アネット・ブロードリックには過去、RT誌でべらぼうに高い評価をされた本が3冊ばかりある。
そのうち2冊は日本にも上陸したので、既読の方も多いと思う。
その片方が『ジャングル・ロマンス』で、金ディザィア時代でのアネット本の最高傑作と信じてやまない作品だ。
今回の本は、その本を語るには欠かせない、いわばスピン「オフ」ならぬ、スピン「イン」な1冊となっている。
この本があってこそ、あの作品が出来たと言っても過言ではなし。
主人公は、『ジャングル・ロマンス』のヒロイン・メラニーの姉であるエリーズ。
あの作品では既に母親としてどっしり構え、メラニーの世話あれこれ焼く年の離れた姉ちゃんだったが、ここでは離婚して間もないバツイチの看護士。
(「看護婦」だったエリーズが「看護士」になっているあたり、時代の流れを感じますね)
彼女が勤める病院に、自動車事故にあって重症となった大企業の社長デーモン・トレントが担ぎこまれたところから話は始まる。
事故の影響で視力を一時的に奪われたデーモンと、結婚生活の破綻によって男性に対して懐疑的になってしまっているエリーズとのストレートだが、何ともどこかぎこちないやりとりが非常に心地よい。
すごく時間的には早い展開な筈なのに、ゆったりとした印象すらした二人の言動は、もどかしいまでの触れ合いとか、囁きとか、とにかく世知辛いまでの昨今の翻訳ロマンスが忘れた「何か」を思い出させてくれる。
「ああ、そうだ。私が翻訳ロマンスを読み始めた頃(80年代終わりから90年代はじめ)は、これがテンプレだったんだわ」
今更ながらに、当時はホットであったろうシリーズラインのディザィアですら、見えぬ「HQコード」の存在を思いださせてくれた。
ラブシーンも満載ながら、それでもなお微笑ましい可愛らしさと不器用さを堪能させてくれた。
何より、アネット・ブロードリック独特の、悪役の役回り的キャラですら丸ごと愛さずにはいられない、ほっこりするぐらいのキャラクター造詣は素晴らしい。
バツイチ同士の恋愛ものとはとても思えない(失礼な。笑)、そんなピュアなところもまさに愛すべきアネット節(笑)。
勿論、主人公たちのロマンスだけでも大満足なんだが、後年、あのメラニー嬢に振り回される超ヘタレエリートのジャスティンの若かりし頃のあれこれが、もうファンにはたまらんスマッシュ!!でございますな(笑)。
この本のラストのあの一行に、爆笑しつつ『ジャングル・ロマンス』を即再読するとウケは倍増(笑)。
まさに、今回の話で不器用な若者よろしく姉に振り回されたデーモンが、ジャスティンに笑われた仕返しを数年後にしている、非常に大人気ない行動すらツボですから(爆) > でも、その割には後年になっても嫉妬深い余裕の無さも若干露見しているデーモン(笑)
そんなこんなで、ファンとしては嬉しい発掘劇でした1冊。
勿論、『ジャングル~』再読しましたよ、既に(笑)。
「何故この曲知ってるのかしら・・・(^^ゞ」
「これも知ってる・・・(^^ゞ」
ブツブツ呟きながら見たのは、昨夜オンエアされた『MJ 新世紀アニソンSP~完全版~』
いえ、実里ちゃんが「Paradise Lost」をライブで歌っているというのだけで、それだけが見たくて録画したんですよワタクシ!
ほら、やっぱり『喰霊-零-』シンパとしては、そこんとこは譲れないワケ。
かわいい実里ちゃんの、途中ジングルで長門有希バージョン(byハルヒ)なんてサービスも堪能しつつ、やはりライブはよろしおました。
きっと会場にいたら、かっこ書き部分絶叫ですよ! > ことのさん(笑)
某友達(同じ年。爆)が「アニソンばかりの私の音楽脳」みたいな事を常に言っているんだが・・・ここで冒頭の呟きだ。
彼女に負けてなかったよ、あたしゃ!(ちゅどーんっ)
かろうじて(?)、『マクロスF』に手をつけてなかったのが、はかないが最後の砦だった模様(爆)。
あ、でも『戦場のヴァルキュリア』の主題歌アーティスト、初めて見たわ。
あと『少女S』がブ●ーチの主題歌なのを初めて知った(^^; (核爆)
・・・そうだわ。
私のここ最近のアニメ転落が始まったきっかけがあの『喰霊-零-』だったんだ・・・今頃になって気付いたよ・・・ラン●ィスの魔の手に落ちたエポック・メイキング・・・気付くのに一年かけちまった!(爆)
そんなこんなで、次回こんな番組をする時は平野綾嬢は必須ゲストでよろしう。
ミニスカでハルヒ主題歌かましてプリーズ!(萌)
あ、駄目だわ。ハルヒだけじゃ。
みくるちゃんと有希もいなくちゃ駄目ね~(萌萌)。
・・・早く『喰霊-零-』、ディレクターズBOXとかにならないかなぁ(寝言です。爆)
「これも知ってる・・・(^^ゞ」
ブツブツ呟きながら見たのは、昨夜オンエアされた『MJ 新世紀アニソンSP~完全版~』
いえ、実里ちゃんが「Paradise Lost」をライブで歌っているというのだけで、それだけが見たくて録画したんですよワタクシ!
ほら、やっぱり『喰霊-零-』シンパとしては、そこんとこは譲れないワケ。
かわいい実里ちゃんの、途中ジングルで長門有希バージョン(byハルヒ)なんてサービスも堪能しつつ、やはりライブはよろしおました。
きっと会場にいたら、かっこ書き部分絶叫ですよ! > ことのさん(笑)
某友達(同じ年。爆)が「アニソンばかりの私の音楽脳」みたいな事を常に言っているんだが・・・ここで冒頭の呟きだ。
彼女に負けてなかったよ、あたしゃ!(ちゅどーんっ)
かろうじて(?)、『マクロスF』に手をつけてなかったのが、はかないが最後の砦だった模様(爆)。
あ、でも『戦場のヴァルキュリア』の主題歌アーティスト、初めて見たわ。
あと『少女S』がブ●ーチの主題歌なのを初めて知った(^^; (核爆)
・・・そうだわ。
私のここ最近のアニメ転落が始まったきっかけがあの『喰霊-零-』だったんだ・・・今頃になって気付いたよ・・・ラン●ィスの魔の手に落ちたエポック・メイキング・・・気付くのに一年かけちまった!(爆)
そんなこんなで、次回こんな番組をする時は平野綾嬢は必須ゲストでよろしう。
ミニスカでハルヒ主題歌かましてプリーズ!(萌)
あ、駄目だわ。ハルヒだけじゃ。
みくるちゃんと有希もいなくちゃ駄目ね~(萌萌)。
・・・早く『喰霊-零-』、ディレクターズBOXとかにならないかなぁ(寝言です。爆)
ふたたび、恋が訪れて (ラベンダーブックス)
2009年8月24日 新刊レビュー
RITA賞作家カーラ・ケリーの初翻訳にて受賞作、読了。
何と素晴らしい余韻に浸れる1冊だった事か。
前評判が高い1冊というのは、どうも期待が過ぎて肩透かしをくらう事が多々あるが、これに関しては最初からグイグイと引き込まれ、一行一行が淡々と、だが鮮やかに絡み合って作品を形成していて実に自然体。
肩の力が入らないと読めないような勢いもない代わり、その全てにおいての等身大さが心地よい。
物語は、牧師である夫を失い、幼い二人の娘を抱えて慎ましく生活している未亡人ロクサーナが、ある日、義兄から愛人関係を迫られ窮地に陥ったところから始まる。
このロクサーナが、何とも読んでいて感服せざるを得ないいい気風の姐御属性キャラで、この時点でことのさんヤラレました(^^ゞ
試練にあうたび、何か考えましょう、とポジティヴで、しかもウイットに富んだ頭の回転の早いDekiっぷり。
噂話に一喜一憂する貴婦人ばかりがあっちこっちどっちしている、CIAやMI6も真っ青情報通キャラ三昧な本ばかりの中、噂話を嫌い、自分の見たものを率直に判断する肝っ玉も素晴らしい。
本当に彼女が軍人、それも司令官でないのが残念でならないです(笑)。
何だか既刊のものでよくある、夫を熱愛していた未亡人のテンプレにはあてはまらない、自分の性欲についても非常に冷静に分析しているところすら、地に足がついている印象すらしました。
そんな彼女が、窮地を脱するべく考えた作戦というのが、教区から徒歩で行ったところにあるウィン卿の領地モアランド・パークの修理がてら、逃げ込んで間借りを決め込もうという奇策(笑)。
ひどい有様の屋敷よりも、とりあえず子供たちと逃げ込む場所を!!と、ウィン卿の土地管理人ティビーと賃貸契約をしっかり証書で取り付け・・・と、ここまでが冒頭部分のさわりなのだから、この話のすごさが分かる(笑)。
で、そのロクサーナのお相手となるのが、土地の持ち主で無類の財テク才能にあふれた素晴らしい軍人でもあるウィンフリー侯爵フレッチャー(ウィン卿)。
淡々としたケリー女史の文体に騙されてしまいそうだが、こんなスーパーマンみたいなのに、妙に親近感の沸くロマンスヒーローって・・・お目にかかった事がない(^^;
ピアノを弾き、絵をたしなみ、乗馬もうまくて、ウィットに富んでいて頭もいいお金持ち。
なのに過酷な戦争体験で精神的に傷ついて帰郷したら、ろくでなし妻のせいで、泥沼の離婚劇を演じ、社交界から締め出しを食らう羽目に。
でも、ここで彼がとった行動ってすごいんだよな・・・聞いた事がないわ、そんなすごいさらし者プレイ(^^;
まぁ、そのせいで元々の人間嫌いに拍車がかかって仕事に没入・・・の筈が、既婚姉妹に振り回されている普通さがキタ。コレキタ。
ちょっといじめっ子な事を冗談で言ったり、ボヤいたり、とにかく親近感が沸いて仕方ない(笑)。
女姉妹に囲まれた唯一の男の子の運命というか何というか、ニヤニヤしてしまう。
そんなバツイチ同士の二人が、モアランド・パークで知り合い、友情を深めながらそれが愛情に変化する様をロクサーナの二人の娘を絡めて、ゆったりとしっとりと、そして可愛らしく描いている。
場面の一つ一つが、何とも印象的でうっとりしたり、うるうるしたり。
ロクサーナの次女フェリシティとフレッチの最初からツーカーな悪い遊び仲間的なコンビっぷり、そして父親を亡くした事に妹以上にショックを受けていたセンシティヴな長女ヘレンとフレッチの、心のやりとり満載な師弟的コンビっぷりが見事で、子供が苦手と口にしているフレッチの言動の一致の無さすら愛おしい。
何より、フレッチとロクサーナの素晴らしいボケとツッコミ具合(爆)。
いや、ホンマにツッコミで何度ロクサーナがフレッチの頭をはたいているか・・・ああ、ハリセンチョップさせたい(爆)。
もう30年ぐらい連れ添った夫婦じゃないのかアンタ達、っていうような、まさに運命の相手、ソウルメイトもいいとこ。
これだけラブラブなのに、どうして気付かないんだお互い・・・(^^;;
しつこく粘着質な片思い義兄の「クリスマス休暇時差攻撃」のせいで、急を要して凍死寸前になってまで雪山越えしてスコットランドに駆け落ち結婚する羽目になったり、いきなり招かれざる親戚に押し掛けられたり、とかイベント(?)満載なんだが・・・いや、ラストのインフルエンザの猛威のせいで領地の人間が次々と感染していったところは時節柄シャレにならないぐらい怖かった・・・。
(余談ですが、全編「インフルエンザ」と翻訳してありますが、原書はどうなんだろう・・・この時代のこの時点でその単語が確立していたんだろうか、とか時代考証的にちと気になった。他に翻訳の仕様はなかったのか、カッコ書き注釈で「インフルエンザ」でも良かったのでは?とも思ったりしたが、まぁ、いいか←結局いいかげん。笑)
激しいものやら、忙しいもの、ふり幅が大きいもの、パラノーマルものが翻訳ロマンス文庫としてどんどん輸入されている昨今、この作品はいろんな意味で「異色」な事は否めない。
だが、ハーレクイン社のシリーズロマンス読者が、いろんなドラマティックでホットなラインが目白押しな中、あえて昔のイマージュやシルエットロマンスを贔屓目に好んだように、この作品の良さを分かって下さる方も多い筈。
日々日常の中に咲く小さな幸せを噛み締め、それを分かち合える尊敬に値する人と出会い、そして恋に落ちる。
美しい異国の土地、まるでそこに迷い込んだような錯覚すら覚える、優しさと厳しさを交えた素晴らしい情景描写。
そこには、笑いもあり、涙もあり、家族の絆もあり。
ウィットあふれた大団円すら、こう思わずにはいられない。
翻訳ロマンスの原点回帰のリリカル秀作、と。
久し振りに大泣きではなく、自然に泣けた1冊。
前評判に偽りなし。
ただし、これも所詮は好みの問題。
これを面白くない、と思われる方は、まぁ、ことのさんと読書傾向が違ってるんですよ、根本的などこかで(笑)。
何と素晴らしい余韻に浸れる1冊だった事か。
前評判が高い1冊というのは、どうも期待が過ぎて肩透かしをくらう事が多々あるが、これに関しては最初からグイグイと引き込まれ、一行一行が淡々と、だが鮮やかに絡み合って作品を形成していて実に自然体。
肩の力が入らないと読めないような勢いもない代わり、その全てにおいての等身大さが心地よい。
物語は、牧師である夫を失い、幼い二人の娘を抱えて慎ましく生活している未亡人ロクサーナが、ある日、義兄から愛人関係を迫られ窮地に陥ったところから始まる。
このロクサーナが、何とも読んでいて感服せざるを得ないいい気風の姐御属性キャラで、この時点でことのさんヤラレました(^^ゞ
試練にあうたび、何か考えましょう、とポジティヴで、しかもウイットに富んだ頭の回転の早いDekiっぷり。
噂話に一喜一憂する貴婦人ばかりがあっちこっちどっちしている、CIAやMI6も真っ青情報通キャラ三昧な本ばかりの中、噂話を嫌い、自分の見たものを率直に判断する肝っ玉も素晴らしい。
本当に彼女が軍人、それも司令官でないのが残念でならないです(笑)。
何だか既刊のものでよくある、夫を熱愛していた未亡人のテンプレにはあてはまらない、自分の性欲についても非常に冷静に分析しているところすら、地に足がついている印象すらしました。
そんな彼女が、窮地を脱するべく考えた作戦というのが、教区から徒歩で行ったところにあるウィン卿の領地モアランド・パークの修理がてら、逃げ込んで間借りを決め込もうという奇策(笑)。
ひどい有様の屋敷よりも、とりあえず子供たちと逃げ込む場所を!!と、ウィン卿の土地管理人ティビーと賃貸契約をしっかり証書で取り付け・・・と、ここまでが冒頭部分のさわりなのだから、この話のすごさが分かる(笑)。
で、そのロクサーナのお相手となるのが、土地の持ち主で無類の財テク才能にあふれた素晴らしい軍人でもあるウィンフリー侯爵フレッチャー(ウィン卿)。
淡々としたケリー女史の文体に騙されてしまいそうだが、こんなスーパーマンみたいなのに、妙に親近感の沸くロマンスヒーローって・・・お目にかかった事がない(^^;
ピアノを弾き、絵をたしなみ、乗馬もうまくて、ウィットに富んでいて頭もいいお金持ち。
なのに過酷な戦争体験で精神的に傷ついて帰郷したら、ろくでなし妻のせいで、泥沼の離婚劇を演じ、社交界から締め出しを食らう羽目に。
でも、ここで彼がとった行動ってすごいんだよな・・・聞いた事がないわ、そんなすごいさらし者プレイ(^^;
まぁ、そのせいで元々の人間嫌いに拍車がかかって仕事に没入・・・の筈が、既婚姉妹に振り回されている普通さがキタ。コレキタ。
ちょっといじめっ子な事を冗談で言ったり、ボヤいたり、とにかく親近感が沸いて仕方ない(笑)。
女姉妹に囲まれた唯一の男の子の運命というか何というか、ニヤニヤしてしまう。
そんなバツイチ同士の二人が、モアランド・パークで知り合い、友情を深めながらそれが愛情に変化する様をロクサーナの二人の娘を絡めて、ゆったりとしっとりと、そして可愛らしく描いている。
場面の一つ一つが、何とも印象的でうっとりしたり、うるうるしたり。
ロクサーナの次女フェリシティとフレッチの最初からツーカーな悪い遊び仲間的なコンビっぷり、そして父親を亡くした事に妹以上にショックを受けていたセンシティヴな長女ヘレンとフレッチの、心のやりとり満載な師弟的コンビっぷりが見事で、子供が苦手と口にしているフレッチの言動の一致の無さすら愛おしい。
何より、フレッチとロクサーナの素晴らしいボケとツッコミ具合(爆)。
いや、ホンマにツッコミで何度ロクサーナがフレッチの頭をはたいているか・・・ああ、ハリセンチョップさせたい(爆)。
もう30年ぐらい連れ添った夫婦じゃないのかアンタ達、っていうような、まさに運命の相手、ソウルメイトもいいとこ。
これだけラブラブなのに、どうして気付かないんだお互い・・・(^^;;
しつこく粘着質な片思い義兄の「クリスマス休暇時差攻撃」のせいで、急を要して凍死寸前になってまで雪山越えしてスコットランドに駆け落ち結婚する羽目になったり、いきなり招かれざる親戚に押し掛けられたり、とかイベント(?)満載なんだが・・・いや、ラストのインフルエンザの猛威のせいで領地の人間が次々と感染していったところは時節柄シャレにならないぐらい怖かった・・・。
(余談ですが、全編「インフルエンザ」と翻訳してありますが、原書はどうなんだろう・・・この時代のこの時点でその単語が確立していたんだろうか、とか時代考証的にちと気になった。他に翻訳の仕様はなかったのか、カッコ書き注釈で「インフルエンザ」でも良かったのでは?とも思ったりしたが、まぁ、いいか←結局いいかげん。笑)
激しいものやら、忙しいもの、ふり幅が大きいもの、パラノーマルものが翻訳ロマンス文庫としてどんどん輸入されている昨今、この作品はいろんな意味で「異色」な事は否めない。
だが、ハーレクイン社のシリーズロマンス読者が、いろんなドラマティックでホットなラインが目白押しな中、あえて昔のイマージュやシルエットロマンスを贔屓目に好んだように、この作品の良さを分かって下さる方も多い筈。
日々日常の中に咲く小さな幸せを噛み締め、それを分かち合える尊敬に値する人と出会い、そして恋に落ちる。
美しい異国の土地、まるでそこに迷い込んだような錯覚すら覚える、優しさと厳しさを交えた素晴らしい情景描写。
そこには、笑いもあり、涙もあり、家族の絆もあり。
ウィットあふれた大団円すら、こう思わずにはいられない。
翻訳ロマンスの原点回帰のリリカル秀作、と。
久し振りに大泣きではなく、自然に泣けた1冊。
前評判に偽りなし。
ただし、これも所詮は好みの問題。
これを面白くない、と思われる方は、まぁ、ことのさんと読書傾向が違ってるんですよ、根本的などこかで(笑)。
軽く羞恥プレイ・・・(^^;
2009年8月22日 なんてことない日常
いやはや。
本日はスーパー銭湯でミストサウナに篭るべく、朝は早くから始動。
で、どうせ早いんだし、↓の記事で書いたサーモス買った時に大型家電店でくじ券もらったはずれナシのガラポン引いて、そこにくっついてるスーパーでスポーツドリンク買って(銭湯の自販機で買うより経済的だし。笑)とすればいいや、みたいな。
まぁ、ガラポンといっても、子供連れ客目当てなのがよく分かる、粗品にもならなさそうなオモチャとかボールペンとかがたんまり積んであるものだったので、そんな中に特賞のWiiとDSが非常に浮いている(笑)。
さっさと引いて、スカなら近所の子供にあげればいいや、とガラガラ回した。
はて、 青い玉 が出ましたが?!
「 おめでとうございま~す!! 」 カランカランカランカラン!!!
は?!
いや、当たったのは画像のシロモノだよ?!
(ファミリーフレッシュコンパクト)
よくよく見ると・・・これ、シケた他の賞品の中では結構上位賞品なんだ(汗)。
でも、店内に響く鐘の音に、周りのお客さん、皆こっち見るんだもん・・・たかが洗剤1本なのに・・・。
思わず洗剤ボトルひっ掴んで走って逃げた(爆)。
朝から軽くM体験してしまったわ・・・ちっ(^^ゞゞ
スーパー銭湯でやっと冷房にやられた身体をリセット。
次回無料券は、来月中旬まで・・・ふむ。体調と相談して、台湾行き前にトライであります(^^)
+余談+
洗剤にまつわる話を夕飯時にカレーうどん食べながら親にしたらあっさり・・・。
「でも、これで1本分洗剤助かったんだから儲けもんやし。使えんオモチャよりもよっぽどいいぞ」
いや、そうなんだけどね(^^;;
本日はスーパー銭湯でミストサウナに篭るべく、朝は早くから始動。
で、どうせ早いんだし、↓の記事で書いたサーモス買った時に大型家電店でくじ券もらったはずれナシのガラポン引いて、そこにくっついてるスーパーでスポーツドリンク買って(銭湯の自販機で買うより経済的だし。笑)とすればいいや、みたいな。
まぁ、ガラポンといっても、子供連れ客目当てなのがよく分かる、粗品にもならなさそうなオモチャとかボールペンとかがたんまり積んであるものだったので、そんな中に特賞のWiiとDSが非常に浮いている(笑)。
さっさと引いて、スカなら近所の子供にあげればいいや、とガラガラ回した。
はて、 青い玉 が出ましたが?!
「 おめでとうございま~す!! 」 カランカランカランカラン!!!
は?!
いや、当たったのは画像のシロモノだよ?!
(ファミリーフレッシュコンパクト)
よくよく見ると・・・これ、シケた他の賞品の中では結構上位賞品なんだ(汗)。
でも、店内に響く鐘の音に、周りのお客さん、皆こっち見るんだもん・・・たかが洗剤1本なのに・・・。
思わず洗剤ボトルひっ掴んで走って逃げた(爆)。
朝から軽くM体験してしまったわ・・・ちっ(^^ゞゞ
スーパー銭湯でやっと冷房にやられた身体をリセット。
次回無料券は、来月中旬まで・・・ふむ。体調と相談して、台湾行き前にトライであります(^^)
+余談+
洗剤にまつわる話を夕飯時にカレーうどん食べながら親にしたらあっさり・・・。
「でも、これで1本分洗剤助かったんだから儲けもんやし。使えんオモチャよりもよっぽどいいぞ」
いや、そうなんだけどね(^^;;
昨夜は熱帯夜でしたよ、関西(~_~;
暑いよりも湿度が高すぎてヘロヘロ・・・だった筈が、他の家族の睡眠不足状態をヨソに爆睡していたらしいワタクシ(^^;;
ヘロヘロすぎて気絶寝したというハナシも(笑)。
会社での冷房地獄に比べたら、まだ暑い方がマシだよあたしゃ。
持病にとっては暑さは大敵のハズなんだが、いかんせん極度の冷房アレルギー体質なので。
生きて今週もあの無駄冷房地獄から生還出来たので、再生をはかるべく明日はスーパー銭湯のミストサウナに行ってきます(^^;;
画像は、お盆休みのうちに捕獲しておいた、「夏なのに冬のこと」とばかりの一品。
サーモス 真空断熱ケータイマグ ね。
買ってきたのは、0.35L カカオ なんだが、以前、枚数限定で配布されたらしい会員限定クーポンの指定品・指定カラーだったの。
これ定価3000円なんですが、その店舗での普通の小売価格は2480円程度、それが何故か私の行った日から「お盆セール価格」になっていて1780円に値下げ、そこにとどめに会員限定クーポンを持参して800円引いてもらって・・・えーっと 980円って事よね?!
・・・いい買い物させてもらいました(ニンマリ)。
マイボトル、何本持っているんだ?!というハナシですが、このテの本格的なものははじめてなんでいいモノを買っておきたかったの。
タンブラーは、某友達曰く「スタバのタンブラー、同じものでも日本が他国よりも圧倒的に高い!台湾で買っておけ~っっ!!」との事。ふむ。
第二ターミナルにあったわね、スタバ。
今、愛用しているスタバのタンブラーも2年選手だし、そろそろ成仏させてもいいぐらい使ったもんな。
本日、ハイビジョンで昼間放送していた『世界のエコツアー・スカイ島』鑑賞。
元々はこれ、昨年の『地球に触れるエコ大紀行』のエコツアー部分だけを上手に抜き取って再編集したものなんだが、そもそも本編が素晴らしいので切り取っても素晴らしさは変わらない。
ああ、いいなぁ・・・ハイランドそのものの景色満載だ・・・。
死ぬまでにもう一度、もう一度はスコットランドに行きたいもんだわ。
インヴァネス空港も利用してみたいのよね。
エディンバラ空港、グラスゴー空港、アバディーン空港と利用したのもあるけど、やはりOutlander本編に沿った場所には行ってみたい、というのが本音(^^ゞ
国内線メイン空港だからなぁ・・・いや、鉄道の車窓から見た時に「・・・あれが空港?(^^;」とマジ思ったもん(^^;;
もっとも、この最悪の不景気では、来年は夏ぐらいの期限マイレージを航空券に交換して香港・マカオか、はたまた三度の台湾か、ってぐらいしか海外旅行は出来なさそうだけどね(トホホ)。
赤毛くん関連地では、まだ湖水地方もフランス・パリもアメリカ・ノースカロライナもあるっていうのにねぇ(^^ゞゞ
疲れている時には、何も考えずに「わぁ、キレイだわー」とかいう紀行ものが本当に良い。
『スペイン・ポルトガル絶景30』とかもしっかり録画しているから楽しみ。
唯一ヨーロッパ編で録画し損ねていた関口くんの鉄道旅行のドイツ編も再放送決定だし嬉しいなぁ♪
・・・イングランド・プレミアリーグからの現実逃避?
いえ、開幕戦黒星スタートの リヴァプール に、アルベロアとシャビ・アロンソの姿がないのに嘆くよりも、前向きに「この試合はレッズのプレ試合、いや。トットナムのモドリッチくん用プロモーション試合なのよ!!」と思って 三回ばかり あのイマイチな試合を見ましたわ!(爆)
いいのよ。二戦目が開幕だと思って見るから!(爆)
というか、勝っているのに何故かセスクの姿が何か痛々しいです・・・頑張れ、アーセナル・・・。
新銀河劇場は来週、開幕。
しかし裏番組は全米テニス・・・同じスペイン同士(byナダル)、191chと193chどっちもでスペイン旗振りますわ(爆)
こんな時、デジWOWOWでよかったと思う・・・ダブルデジタル裏録機能バンザイ!(爆)
暑いよりも湿度が高すぎてヘロヘロ・・・だった筈が、他の家族の睡眠不足状態をヨソに爆睡していたらしいワタクシ(^^;;
ヘロヘロすぎて気絶寝したというハナシも(笑)。
会社での冷房地獄に比べたら、まだ暑い方がマシだよあたしゃ。
持病にとっては暑さは大敵のハズなんだが、いかんせん極度の冷房アレルギー体質なので。
生きて今週もあの無駄冷房地獄から生還出来たので、再生をはかるべく明日はスーパー銭湯のミストサウナに行ってきます(^^;;
画像は、お盆休みのうちに捕獲しておいた、「夏なのに冬のこと」とばかりの一品。
サーモス 真空断熱ケータイマグ ね。
買ってきたのは、0.35L カカオ なんだが、以前、枚数限定で配布されたらしい会員限定クーポンの指定品・指定カラーだったの。
これ定価3000円なんですが、その店舗での普通の小売価格は2480円程度、それが何故か私の行った日から「お盆セール価格」になっていて1780円に値下げ、そこにとどめに会員限定クーポンを持参して800円引いてもらって・・・えーっと 980円って事よね?!
・・・いい買い物させてもらいました(ニンマリ)。
マイボトル、何本持っているんだ?!というハナシですが、このテの本格的なものははじめてなんでいいモノを買っておきたかったの。
タンブラーは、某友達曰く「スタバのタンブラー、同じものでも日本が他国よりも圧倒的に高い!台湾で買っておけ~っっ!!」との事。ふむ。
第二ターミナルにあったわね、スタバ。
今、愛用しているスタバのタンブラーも2年選手だし、そろそろ成仏させてもいいぐらい使ったもんな。
本日、ハイビジョンで昼間放送していた『世界のエコツアー・スカイ島』鑑賞。
元々はこれ、昨年の『地球に触れるエコ大紀行』のエコツアー部分だけを上手に抜き取って再編集したものなんだが、そもそも本編が素晴らしいので切り取っても素晴らしさは変わらない。
ああ、いいなぁ・・・ハイランドそのものの景色満載だ・・・。
死ぬまでにもう一度、もう一度はスコットランドに行きたいもんだわ。
インヴァネス空港も利用してみたいのよね。
エディンバラ空港、グラスゴー空港、アバディーン空港と利用したのもあるけど、やはりOutlander本編に沿った場所には行ってみたい、というのが本音(^^ゞ
国内線メイン空港だからなぁ・・・いや、鉄道の車窓から見た時に「・・・あれが空港?(^^;」とマジ思ったもん(^^;;
もっとも、この最悪の不景気では、来年は夏ぐらいの期限マイレージを航空券に交換して香港・マカオか、はたまた三度の台湾か、ってぐらいしか海外旅行は出来なさそうだけどね(トホホ)。
赤毛くん関連地では、まだ湖水地方もフランス・パリもアメリカ・ノースカロライナもあるっていうのにねぇ(^^ゞゞ
疲れている時には、何も考えずに「わぁ、キレイだわー」とかいう紀行ものが本当に良い。
『スペイン・ポルトガル絶景30』とかもしっかり録画しているから楽しみ。
唯一ヨーロッパ編で録画し損ねていた関口くんの鉄道旅行のドイツ編も再放送決定だし嬉しいなぁ♪
・・・イングランド・プレミアリーグからの現実逃避?
いえ、開幕戦黒星スタートの リヴァプール に、アルベロアとシャビ・アロンソの姿がないのに嘆くよりも、前向きに「この試合はレッズのプレ試合、いや。トットナムのモドリッチくん用プロモーション試合なのよ!!」と思って 三回ばかり あのイマイチな試合を見ましたわ!(爆)
いいのよ。二戦目が開幕だと思って見るから!(爆)
というか、勝っているのに何故かセスクの姿が何か痛々しいです・・・頑張れ、アーセナル・・・。
新銀河劇場は来週、開幕。
しかし裏番組は全米テニス・・・同じスペイン同士(byナダル)、191chと193chどっちもでスペイン旗振りますわ(爆)
こんな時、デジWOWOWでよかったと思う・・・ダブルデジタル裏録機能バンザイ!(爆)
TOKIO 太陽と砂漠のバラ / スベキコト
2009年8月20日 ジャニーズよもやま
昨日発売日だったので、本日我が家にも到着してくれたTOKIOの超久し振りの新曲~♪
長瀬智也主演のドラマ『華麗なるスパイ』の主題歌でもあります(前々回、見てくれましたか?ゲスト出演のズッキーに胸キュンでしたよ!笑)。
今回も3パターン出たんですが、とりあえず曲優先、と思って6曲(4曲+インスト2曲)入った通常盤を購入。
ネット書店を巡っていると、今回はこの通常盤が一番人気の模様・・・そうだよね。
久々のライブ前の新曲だもの。
そのうち、特別版二つも押えるつもりだけどね > こっちのが各書店、割引状態で在庫あるんだもん。限定なのに。
・・・もっともことのさん、ライブの余りの公演数のなさと日程に、今回は見送りです(~_~;
何で あんなやっつけ仕事丸出しのような、ツアーと言うのも憚られる公演数と日程 あんなむごいツアーなんだ。。。
ナマが見たいよぉぉぉぉ(涙)
長瀬智也主演のドラマ『華麗なるスパイ』の主題歌でもあります(前々回、見てくれましたか?ゲスト出演のズッキーに胸キュンでしたよ!笑)。
今回も3パターン出たんですが、とりあえず曲優先、と思って6曲(4曲+インスト2曲)入った通常盤を購入。
ネット書店を巡っていると、今回はこの通常盤が一番人気の模様・・・そうだよね。
久々のライブ前の新曲だもの。
そのうち、特別版二つも押えるつもりだけどね > こっちのが各書店、割引状態で在庫あるんだもん。限定なのに。
・・・もっともことのさん、ライブの余りの公演数のなさと日程に、今回は見送りです(~_~;
何で
ナマが見たいよぉぉぉぉ(涙)
深紅のキス (マグノリアロマンス)
2009年8月19日 新刊レビュー
ララ・エイドリアンのミッドナイト・ブリード・シリーズ2冊目、読了~。
相変わらずの骨太男前(褒めている。笑)な出来で大満足です。
今回の主人公はブリードの戦士で、オーダーのメンバーであるダンテ。
ラテン気質全開に暴れん坊の女たらしだが、非常にセンシティヴで芸術に理解を示す、いかにもイタリア系といった感のあるイケメンである。
前作でも、割にあっけらかんとしたカラーを出していた彼だが、ブリードメイトである母親の特殊能力を受け継いでしまって、日々「死の瞬間」の映像と向き合う苦悩を抱えた青年(?)として描かれている。
その落差表現が、何ともうまい。
そしてお相手は、ブリードメイトで職業・獣医のテス。
イバラの道を歩んで生きてきた、傷だらけのうら若き女性である。
その余りの過去に、あのダンテがすぐに、彼女の為にオーダーからの引退を、ダークヘイヴンへの隠居を考えるぐらいである。
そんな彼女がハロウィンの夜、診療所前で怪我をした図体の大きなワンコ・・・いや。ダンテを拾った、違った。助けたところから物語は動き出す。
大怪我の際の出血のせいで危険な状態になっていたダンテは、駄目だ駄目だと思いつつ彼女から血を飲んでしまう。
ここで彼女の記憶を消して永遠にサヨナラ!と出来ない事情が・・・前作をご覧の方にはお馴染みだが、テスがブリードメイトだという事だ。
つまりは、ダンテはうっかり一方的にテスに マーキング 聖なる契りを結んでしまった、という話に。
で、ダンテが怪我をする羽目になったロウグのような凶暴行動をするブリードから、ダークヘイヴンから派遣された特別捜査官チェイスの登場、謎の麻薬「クリムゾン」によるダークヘイヴンの薬物汚染、その背後にいる黒幕へと見事なまでの展開をみせる。
いやー、時節柄、ヤクネタが余りにジャストバーニングなホニャララで(^^;;
(でも、このクリムゾンに関する展開は、何か九条キヨ氏の『ZONE-00』を彷彿させますな。うん)
とにかく、イバラ人生を歩んできた分、テスの何と肝っ玉なことやら。
ラスト近くに結婚隠居を口にしたダンテを一蹴するんだが、その洞察力にも拍手。
そうなのよねー。
彼女の言う通り、オーダーって、単なる戦士軍団でなく、ほとんど永遠に近い命を持つが故に孤独と隣り合わせなブリードの、しかも危険だらけな戦士たちにとって「家族」同様なんだよね。
今回、やんちゃなダンテが、テスの事をルカンに相談している場面がかわいくってねぇ・・・兄弟モードばんばんで(萌)。
もっとも、ダンテの台詞の半分は「テスを讃えるリサイタル」(byジャイアン)状態だったけど・・・(爆)。
でも、オーダーのメンバーも、あの彼女のブリードメイトとしての特殊能力を拝んでしまってはリサイタル参加間近?(笑)
とにかく、まぁ、あのタラシのダンテが見事に陥落してメロメロくんになった様を1冊かけて堪能させてもらいました(笑)。
で、次回以降に思いっきり引っ張るキャラとして登場したチェイスだが・・・すごい。
初登場場面から、こんなに ヘタレフラグ を燦然と掲げて参上したキャラがかつていたか?!(笑)
シリアスな筈なのに、兄の未亡人エリスに延々片思いしている様すらヘタレで・・・あああ(^^;;
そりゃあ、ダンテに憐れな犬と同様に認識されるわ・・・あのバリバリのエリートスタイルで、あの豪快な滑りっぷりでは(^^;;
この作品の大半部分は、彼の今までを脱ぎ捨てた「目覚め」というか「序章」的内容に費やされているんだが、もはやあのヘタレっぷりでは・・・応援せずにはいられないわ!(笑)
今までの生活=エリスへの恋心への決別が、ロウグと化してしまった自身の甥で、彼女の愛息子でもある青年ブリードを殺す事だったというのが何とも切なくて・・・。
ああ、しかも次回3冊目では、その最愛の義姉エリスをしっかりテンプレよろしくオーダー戦士であるテイーガンに奪われるという・・・うっうっう。
頑~張れ~♪負け~るな~♪(by小須田さん。爆)
・・・すっかり、イジられキャラとして定着しそうだな > チェイス(爆)
脇役も相変わらずいい按配に描かれていて、このヘヴィさ、ダークさなのに本当にリズムよく読めるのが嬉しいですな。
しかし、前作で瀕死の重傷となったリオのあの姿は・・・悲しすぎる。
彼が早く戦場に、そしてオーダーの輪の中に戻ってくるのを願わずにはいられません。
そんなこんなで、ロウグ反乱軍の黒幕マレックとの戦いも激化するばかり。
物語もどんどんと広がりを見せています。
3冊目は年内に出るんで、今から楽しみです・・・10月発売予定が11月になったとかならないとか?(^^ゞ
まぁ、年内には変わりないからいいけど。
相変わらずの骨太男前(褒めている。笑)な出来で大満足です。
今回の主人公はブリードの戦士で、オーダーのメンバーであるダンテ。
ラテン気質全開に暴れん坊の女たらしだが、非常にセンシティヴで芸術に理解を示す、いかにもイタリア系といった感のあるイケメンである。
前作でも、割にあっけらかんとしたカラーを出していた彼だが、ブリードメイトである母親の特殊能力を受け継いでしまって、日々「死の瞬間」の映像と向き合う苦悩を抱えた青年(?)として描かれている。
その落差表現が、何ともうまい。
そしてお相手は、ブリードメイトで職業・獣医のテス。
イバラの道を歩んで生きてきた、傷だらけのうら若き女性である。
その余りの過去に、あのダンテがすぐに、彼女の為にオーダーからの引退を、ダークヘイヴンへの隠居を考えるぐらいである。
そんな彼女がハロウィンの夜、診療所前で怪我をした図体の大きなワンコ・・・いや。ダンテを拾った、違った。助けたところから物語は動き出す。
大怪我の際の出血のせいで危険な状態になっていたダンテは、駄目だ駄目だと思いつつ彼女から血を飲んでしまう。
ここで彼女の記憶を消して永遠にサヨナラ!と出来ない事情が・・・前作をご覧の方にはお馴染みだが、テスがブリードメイトだという事だ。
つまりは、ダンテはうっかり一方的にテスに
で、ダンテが怪我をする羽目になったロウグのような凶暴行動をするブリードから、ダークヘイヴンから派遣された特別捜査官チェイスの登場、謎の麻薬「クリムゾン」によるダークヘイヴンの薬物汚染、その背後にいる黒幕へと見事なまでの展開をみせる。
いやー、時節柄、ヤクネタが余りにジャストバーニングなホニャララで(^^;;
(でも、このクリムゾンに関する展開は、何か九条キヨ氏の『ZONE-00』を彷彿させますな。うん)
とにかく、イバラ人生を歩んできた分、テスの何と肝っ玉なことやら。
ラスト近くに結婚隠居を口にしたダンテを一蹴するんだが、その洞察力にも拍手。
そうなのよねー。
彼女の言う通り、オーダーって、単なる戦士軍団でなく、ほとんど永遠に近い命を持つが故に孤独と隣り合わせなブリードの、しかも危険だらけな戦士たちにとって「家族」同様なんだよね。
今回、やんちゃなダンテが、テスの事をルカンに相談している場面がかわいくってねぇ・・・兄弟モードばんばんで(萌)。
もっとも、ダンテの台詞の半分は「テスを讃えるリサイタル」(byジャイアン)状態だったけど・・・(爆)。
でも、オーダーのメンバーも、あの彼女のブリードメイトとしての特殊能力を拝んでしまってはリサイタル参加間近?(笑)
とにかく、まぁ、あのタラシのダンテが見事に陥落してメロメロくんになった様を1冊かけて堪能させてもらいました(笑)。
で、次回以降に思いっきり引っ張るキャラとして登場したチェイスだが・・・すごい。
初登場場面から、こんなに ヘタレフラグ を燦然と掲げて参上したキャラがかつていたか?!(笑)
シリアスな筈なのに、兄の未亡人エリスに延々片思いしている様すらヘタレで・・・あああ(^^;;
そりゃあ、ダンテに憐れな犬と同様に認識されるわ・・・あのバリバリのエリートスタイルで、あの豪快な滑りっぷりでは(^^;;
この作品の大半部分は、彼の今までを脱ぎ捨てた「目覚め」というか「序章」的内容に費やされているんだが、もはやあのヘタレっぷりでは・・・応援せずにはいられないわ!(笑)
今までの生活=エリスへの恋心への決別が、ロウグと化してしまった自身の甥で、彼女の愛息子でもある青年ブリードを殺す事だったというのが何とも切なくて・・・。
ああ、しかも次回3冊目では、その最愛の義姉エリスをしっかりテンプレよろしくオーダー戦士であるテイーガンに奪われるという・・・うっうっう。
頑~張れ~♪負け~るな~♪(by小須田さん。爆)
・・・すっかり、イジられキャラとして定着しそうだな > チェイス(爆)
脇役も相変わらずいい按配に描かれていて、このヘヴィさ、ダークさなのに本当にリズムよく読めるのが嬉しいですな。
しかし、前作で瀕死の重傷となったリオのあの姿は・・・悲しすぎる。
彼が早く戦場に、そしてオーダーの輪の中に戻ってくるのを願わずにはいられません。
そんなこんなで、ロウグ反乱軍の黒幕マレックとの戦いも激化するばかり。
物語もどんどんと広がりを見せています。
3冊目は年内に出るんで、今から楽しみです・・・10月発売予定が11月になったとかならないとか?(^^ゞ
まぁ、年内には変わりないからいいけど。
先日、横浜で2日間行われたGLAYの15周年野外ライブ、さっそくWOWOWに参上!
という事で、昨日オンエアされたものを現在うっとり鑑賞中だが・・・HDDデータに表示された録画時間 241分 というのは私の目の錯覚だったと思いたい(笑)。
いやはや、こんな曲も!あんな曲も!!ええっ、ここでそれしちゃうのっ?!とか、テレビ前で大騒ぎしていたせいで開始一時間ぐらいで既に疲れ気味(爆)。
ほら、HISASHIのあのピンクのチラリズムもキタコレーッなワケよ。
千ノナイフ~とかも凄いけど、あの「RAIN」(※1)の原型の曲なんてファン垂涎ものじゃないのアナタ。
あたしゃ今月の視聴料はこのライブで支払ったどころか倍払っても悔いナシ!!と、さっきから豪語していますよ。
TERU語録(※2)炸裂の相変わらずのホニャララMC中、どアップになった裏系素モードなJIROの顔(※3)に「皆まで言うなJIRO・・・」とか思うのも毎度のことか(笑)。
ほら、某曲で宇宙人に浚われたり(※4)するのも慣れたもんさっ!(^^ゞゞ
ウケたのが前半部分のメンバー紹介MCだな。
TERU語録を挟みつつも、微妙にこのバンドが何でこんなに長く続いているのかが垣間見えた「ゆるさ」炸裂(笑)。
打たれ弱い腰の低いリーダー(※5)が、売れてない時代に東京での極貧生活にギブアップしかけ「俺、函館帰る・・・曲と詩は函館から送るし(T.T)」と言った過去をこの華々しい15周年ステージであっけらかんと暴露されたり、本当はこのライブ翌日からレコーディングの筈だったスケジュールを聞いた途端に「俺、ライブ翌日から半月ばかり 脱退するから 」という、シャレにならない爆弾をかましてオフをもぎとった最年少くん(※6)とか、色々と(^^ゞゞ
まだ現在、折り返し地点過ぎたところだが、一体ここからどうなるのか予断を許さないガチっぷりだ。
それでは鑑賞タイムに戻ります。アデューッ!!
・・・本当に四時間、なの?(^^;;(ぼそっ)
+どうでもいい補足+
※1 記念すべきデビュー曲。しかし、プロデューサーがかのX JAPANのYOSHIKI御大だったので彼のカラーが出てしまい、本人達的にはホニャララな曲。
※2 ファンにはお馴染みの、天然TERUさんの数々の名珍語録の事。
この語録だけで本数冊は発行出来るぐらい口を開いたら頓珍漢発言が飛び出すお茶目さがウリ(ええっ?!)
※3 TERUがMC滑ったり、珍発言した時のJIROの顔はホンマに見ていていろんな意味でドキドキします(笑)
※4 私と友達は、TERUが歌の歌詞をド忘れするたびに「きっと宇宙人に浚われて記憶を消されたんだよ」とかほざいている(爆)。
※5 一番の権限がある筈のリーダーTAKURO氏だが、毎日気遣い三昧のご様子。
あのダブルミリオン売上げの名曲ですら作成当時、メンバーに一蹴され、OKもらうために頑張ってパシったという話も(^^;
※6 「学年一個下だし、最初は気を使ってくれてたりしたけど、最近は逆転。皆で酔った際に俺の頭に彼のスリッパが降ってくる(^^;」by TERU
+独り言+
TERUが履いてたブーツ、かわいいなぁ。
あの長さ、あの形に似たのが欲しいです・・・あのボトムの丈はさすがに私には真似出来ないけどさ(^^ゞ
+追記+
164分、キターッ!!黒のレザーハーフパンツのHISASHI、キターッ!!
ひらひらチラリン、ギガントモエーッ!! > びったんびったん
そうでこなくっちゃ!! > 鼻息荒い(爆)
という事で、昨日オンエアされたものを現在うっとり鑑賞中だが・・・HDDデータに表示された録画時間 241分 というのは私の目の錯覚だったと思いたい(笑)。
いやはや、こんな曲も!あんな曲も!!ええっ、ここでそれしちゃうのっ?!とか、テレビ前で大騒ぎしていたせいで開始一時間ぐらいで既に疲れ気味(爆)。
ほら、HISASHIのあのピンクのチラリズムもキタコレーッなワケよ。
千ノナイフ~とかも凄いけど、あの「RAIN」(※1)の原型の曲なんてファン垂涎ものじゃないのアナタ。
あたしゃ今月の視聴料はこのライブで支払ったどころか倍払っても悔いナシ!!と、さっきから豪語していますよ。
TERU語録(※2)炸裂の相変わらずのホニャララMC中、どアップになった裏系素モードなJIROの顔(※3)に「皆まで言うなJIRO・・・」とか思うのも毎度のことか(笑)。
ほら、某曲で宇宙人に浚われたり(※4)するのも慣れたもんさっ!(^^ゞゞ
ウケたのが前半部分のメンバー紹介MCだな。
TERU語録を挟みつつも、微妙にこのバンドが何でこんなに長く続いているのかが垣間見えた「ゆるさ」炸裂(笑)。
打たれ弱い腰の低いリーダー(※5)が、売れてない時代に東京での極貧生活にギブアップしかけ「俺、函館帰る・・・曲と詩は函館から送るし(T.T)」と言った過去をこの華々しい15周年ステージであっけらかんと暴露されたり、本当はこのライブ翌日からレコーディングの筈だったスケジュールを聞いた途端に「俺、ライブ翌日から半月ばかり 脱退するから 」という、シャレにならない爆弾をかましてオフをもぎとった最年少くん(※6)とか、色々と(^^ゞゞ
まだ現在、折り返し地点過ぎたところだが、一体ここからどうなるのか予断を許さないガチっぷりだ。
それでは鑑賞タイムに戻ります。アデューッ!!
・・・本当に四時間、なの?(^^;;(ぼそっ)
+どうでもいい補足+
※1 記念すべきデビュー曲。しかし、プロデューサーがかのX JAPANのYOSHIKI御大だったので彼のカラーが出てしまい、本人達的にはホニャララな曲。
※2 ファンにはお馴染みの、天然TERUさんの数々の名珍語録の事。
この語録だけで本数冊は発行出来るぐらい口を開いたら頓珍漢発言が飛び出すお茶目さがウリ(ええっ?!)
※3 TERUがMC滑ったり、珍発言した時のJIROの顔はホンマに見ていていろんな意味でドキドキします(笑)
※4 私と友達は、TERUが歌の歌詞をド忘れするたびに「きっと宇宙人に浚われて記憶を消されたんだよ」とかほざいている(爆)。
※5 一番の権限がある筈のリーダーTAKURO氏だが、毎日気遣い三昧のご様子。
あのダブルミリオン売上げの名曲ですら作成当時、メンバーに一蹴され、OKもらうために頑張ってパシったという話も(^^;
※6 「学年一個下だし、最初は気を使ってくれてたりしたけど、最近は逆転。皆で酔った際に俺の頭に彼のスリッパが降ってくる(^^;」by TERU
+独り言+
TERUが履いてたブーツ、かわいいなぁ。
あの長さ、あの形に似たのが欲しいです・・・あのボトムの丈はさすがに私には真似出来ないけどさ(^^ゞ
+追記+
164分、キターッ!!黒のレザーハーフパンツのHISASHI、キターッ!!
ひらひらチラリン、ギガントモエーッ!! > びったんびったん
そうでこなくっちゃ!! > 鼻息荒い(爆)
放蕩貴族の恋の賭け(オーロラブックス)
2009年8月17日 新刊レビュー
パトリシア・ワデルの紳士クラブ・シリーズ2冊目、読了~(^^)
手堅く進めながら、適度にアホネタも繰り出しつつ、の実はテンプレ的ロマンスでしたなっ。
このシリーズの親切(?)なところは、前作ラスト近くで次回 餌食 ヒーローが分かっているというところですな(笑)。
なにせ、その作品のヒーローの結婚式での付添人を務めるともれなく(?)次回ヒーローに強制決定!!みたいな(爆)。
そんなこんなで、今回の主役は前作ウォルサム侯爵マーシャルの付添人を務めたグランビー伯爵ノートンくん。
お相手は、馬好きなノートンがお買い物に出かけた厩舎の持ち主であるナイト爵ハードウィック氏の一人娘キャサリン。
定番に、キャサリンの駆る暴走名馬にノートンが轢き殺されそうになったのが出会い(笑)。
このキャサリン、親友たちがろくでなし貴族と結婚して虐待されているのを目の当たりにしているせいで、すっかり結婚観の歪んでしまった美人相続人。
ズボン姿で荒馬を駆る赤毛のじゃじゃ馬ちゃん、お約束に気が強いの何のって(^^ゞ
喧嘩っ早いし、妙に知恵者だし(^^ゞ
最初は、キャサリンの愛馬を巡っての争いが、いつの間にやら恋の駆け引きになる(笑)。
チャレンジャーの血が騒ぎ、挑まれた勝負に片っ端から付き合ったノーランの末路は、想定内なミイラとりがミイラに!(笑)
しかし、前作でも稚気あるところを見せた放蕩者ノーラン、今回はじゃじゃ馬お嬢さんに振り回されっぱなし。
遊びが本気になっていくにつれ、意地っぱりなキャサリンのかわいいところがどんどん見つかるもんだから、あっという間に転落一直線・・・まさにツンデレキターッッ!!である(爆)。
リージェンシーもののテンプレよろしく、醜聞を避ける為に結婚!って事になったが、一番喜んでいるのが花婿なのがいとおかし。
「さて、結婚も決まったんだから、今まで放っておいた分もしっかり仕事しなきゃな」とか口で言いながら、脳内はキャサリンに似合う宝石は何かな~、とか、二人の間に出来る子供は~、とか妄想に忙しい(^^;;
しかも、変に頭がいいもんで、あの花嫁なら隙を見せたら逃げ出すぞ!!と分かっているもんだから、なりふり構わん策略っぷりが大ウケ!
まんまとキャサリンをおびき寄せ、遂行されたミッション「真夜中の結婚式」は、もう頓珍漢すぎて・・・ぷーっぷっぷ。
寝間着姿の司法判事の取り仕切る結婚式って!(爆)
そりゃあ、ラスボーン子爵でなくてもその場にいたかった!(爆)
全体的に、二人のすったもんだラブラブエッチッチがメインな中、脇役の皆さんも相変わらずおいしゅうございました。
今回、やはり一番笑わせてもらったのはラスボーン子爵ね(笑)。
真夜中の結婚式翌朝の、新婚さんたちへの紅茶配達場面は大好きだわ♪
「なんといってもぼくはきみの大親友だからな。きみが結婚式に 招待し忘れた 大親友だよ」(爆)
あれだけ、付添人の呪いを恐れているくせしてーっ(笑)。
他にも前作主人公たち、マーシャルの下の妹キャサリン(今回ヒロインと同じ名前なので「小さなキャサリン」となった。笑)も美味しい登場だし、前作はチラ出程度のスターリング子爵夫妻が今回は沢山っ。
年長組では、キャサリンの父親ハードウィック卿が娘に甘い、でも貫禄もばっちりのステキな父ちゃんでした~。
でもね、やっぱりモーランド公爵様には敵わないか(笑)。
今回もいい大人になった筈のノートンを小僧よろしくばっさばっさ斬りまくり(爆)。
その上、今回はキャサリンの伯母フェリシティという猛烈オバサマが公爵とタッグ状態でうひょーっ(^^ゞ
で、次回ヒーローは呪い順番通り、今回のグランビー伯爵夫妻の結婚式の付添(今回は立会人だが)を務めたフィッチことアッカーマン伯爵。
他の明るい三人に比べると、クリミア戦争から帰還して以来、心に傷を負ったフィッチのロマンスというのは一味違いそうで期待だわ(^^)
手堅く進めながら、適度にアホネタも繰り出しつつ、の実はテンプレ的ロマンスでしたなっ。
このシリーズの親切(?)なところは、前作ラスト近くで次回
なにせ、その作品のヒーローの結婚式での付添人を務めるともれなく(?)次回ヒーローに強制決定!!みたいな(爆)。
そんなこんなで、今回の主役は前作ウォルサム侯爵マーシャルの付添人を務めたグランビー伯爵ノートンくん。
お相手は、馬好きなノートンがお買い物に出かけた厩舎の持ち主であるナイト爵ハードウィック氏の一人娘キャサリン。
定番に、キャサリンの駆る暴走名馬にノートンが轢き殺されそうになったのが出会い(笑)。
このキャサリン、親友たちがろくでなし貴族と結婚して虐待されているのを目の当たりにしているせいで、すっかり結婚観の歪んでしまった美人相続人。
ズボン姿で荒馬を駆る赤毛のじゃじゃ馬ちゃん、お約束に気が強いの何のって(^^ゞ
喧嘩っ早いし、妙に知恵者だし(^^ゞ
最初は、キャサリンの愛馬を巡っての争いが、いつの間にやら恋の駆け引きになる(笑)。
チャレンジャーの血が騒ぎ、挑まれた勝負に片っ端から付き合ったノーランの末路は、想定内なミイラとりがミイラに!(笑)
しかし、前作でも稚気あるところを見せた放蕩者ノーラン、今回はじゃじゃ馬お嬢さんに振り回されっぱなし。
遊びが本気になっていくにつれ、意地っぱりなキャサリンのかわいいところがどんどん見つかるもんだから、あっという間に転落一直線・・・まさにツンデレキターッッ!!である(爆)。
リージェンシーもののテンプレよろしく、醜聞を避ける為に結婚!って事になったが、一番喜んでいるのが花婿なのがいとおかし。
「さて、結婚も決まったんだから、今まで放っておいた分もしっかり仕事しなきゃな」とか口で言いながら、脳内はキャサリンに似合う宝石は何かな~、とか、二人の間に出来る子供は~、とか妄想に忙しい(^^;;
しかも、変に頭がいいもんで、あの花嫁なら隙を見せたら逃げ出すぞ!!と分かっているもんだから、なりふり構わん策略っぷりが大ウケ!
まんまとキャサリンをおびき寄せ、遂行されたミッション「真夜中の結婚式」は、もう頓珍漢すぎて・・・ぷーっぷっぷ。
寝間着姿の司法判事の取り仕切る結婚式って!(爆)
そりゃあ、ラスボーン子爵でなくてもその場にいたかった!(爆)
全体的に、二人のすったもんだラブラブエッチッチがメインな中、脇役の皆さんも相変わらずおいしゅうございました。
今回、やはり一番笑わせてもらったのはラスボーン子爵ね(笑)。
真夜中の結婚式翌朝の、新婚さんたちへの紅茶配達場面は大好きだわ♪
「なんといってもぼくはきみの大親友だからな。きみが結婚式に 招待し忘れた 大親友だよ」(爆)
あれだけ、付添人の呪いを恐れているくせしてーっ(笑)。
他にも前作主人公たち、マーシャルの下の妹キャサリン(今回ヒロインと同じ名前なので「小さなキャサリン」となった。笑)も美味しい登場だし、前作はチラ出程度のスターリング子爵夫妻が今回は沢山っ。
年長組では、キャサリンの父親ハードウィック卿が娘に甘い、でも貫禄もばっちりのステキな父ちゃんでした~。
でもね、やっぱりモーランド公爵様には敵わないか(笑)。
今回もいい大人になった筈のノートンを小僧よろしくばっさばっさ斬りまくり(爆)。
その上、今回はキャサリンの伯母フェリシティという猛烈オバサマが公爵とタッグ状態でうひょーっ(^^ゞ
で、次回ヒーローは呪い順番通り、今回のグランビー伯爵夫妻の結婚式の付添(今回は立会人だが)を務めたフィッチことアッカーマン伯爵。
他の明るい三人に比べると、クリミア戦争から帰還して以来、心に傷を負ったフィッチのロマンスというのは一味違いそうで期待だわ(^^)
禁じられた熱情 (マグノリアロマンス)
2009年8月15日 新刊レビュー
ローラ・リーの初翻訳本でエリート作戦部隊シリーズ1冊目、読了~。
壮大で痛快な肉食系エロ侍参上!とうっっ!!(特撮ヒーロー風。笑)な1冊でした(爆)。
いくらシャノン・マッケナ以降、エロに慣らされた日本在住翻訳ロマンス読者でも、ここまであっけらかーん!!と、京極ばりの厚みのレンガ文庫の8割をバーニング!!なエッチ場面で占められた本を提示されるといかがなもんかと。
この本に比べたら、マッケナが清く正しいリリカル本に思えたよ。一瞬だが(笑)。
ことのさんは所詮、ヨゴレ読者なので拍手喝采スタンディングオベーション状態でウケてたが(笑)。
SEAL所属のエリート軍人でありながら、敵に捕えられて長期間麻薬漬けの捕虜となり、無残な状態での生還。
愛する妻を、かつての自分を捨て秘密組織に身を落とした男の、愛と魂の再生の物語・・・と書くとすごく高尚だが、多分、すごく極端に説明するとこんな話。
死なないと治らないエゴ肥大バカ男が、本当に死んで妻のところに戻ってきて、彼女に根性叩き直される1冊 (笑)
もっと、ことのさん風(笑)に言うとこんな話。
躾ける前に逃げた大型バカ犬がうっかり戻ってきて、トップブリーダーである飼い主(嫁)にスパルタ方式で躾けられる1冊 (爆)
本当にねぇ、男性ホルモンだけで肩で風斬って生きてきたかつての自分の有り方を恥じ入るあたり、読んでいてもまるきりワンコ(^^;
そして、このヒロインの何とアニキで雄雄しい事か・・・いろんな意味で雄雄しいですが(爆)。
アホ犬を包み込むのを通り越し、鉄拳で躾ける最強且つ魔性のヒロイン(爆)。
いやー。いろんなところに張られた伏線を、何ともうまく回収しつつ、とにかく自分の書きたい事を痛快に書き倒したこの勢いは何事?!ってぐらいスゴイ(笑)。
よくよく読んでみると、細かいサスペンスなんだよ・・・業火の如きエロ場面の影になってしまって憐れなぐらい(^^;
とにかく、この作品に関しては読んでもらわないと分からないかな。
エロすぎて駄目だった~、とかよくある感想は言わない自分がいるのに気付いたもん。
いや、実際は、ちょっと涙ぐんだし。
バカな男が、どんだけ自分の嫁さんの事を見くびっていたか、って痛感するところとか、嫁さんがどんだけ旦那の事を思っているか再認識するところとか。
あの肉弾戦エロてんこ盛り(笑)の中から、自分のツボ部分をどれだけ探し出せ、そこを読み込めるかによって、この本の評価はきっと全く違ったものになると思う。
あと、個人的にはヘタレなヒーロー弟の決め台詞(?)、「じいちゃんに言いつけてやる!」にモエキターッ!!な、アホなことのさん・・・(^^ゞ
まぁ、薦めません、この本は(笑)。
独りでこっそり読んでウッシッシ、と笑って楽しむか、もしくは仲良しグループで回覧してツッコミ大会しながら酒のツマミ本にするかの極論となりかねない本だと思うから(笑)。
・・・少なくとも、目をキラキラさせて「マイ・フェイバリット本です!」と胸はって言うタイプの本じゃないよな(ぼそっ)。
でもね、ことのさんは好き本なんですわ、これ。
箸にも引っかからない凡打を何冊も読むぐらいなら、暴投振り逃げとかアカン系インパクトある一発芸作品を選ぶ人なんで(^^ゞゞ
・・・このシリーズ、続き出るのかしら。
出たら、きっと買うな。
この何処まで行くのか分からない、勢いスゴすぎて後ろ姿しか見えないぶっちぎりっぷりを維持できるなら!(爆)
壮大で痛快な肉食系エロ侍参上!とうっっ!!(特撮ヒーロー風。笑)な1冊でした(爆)。
いくらシャノン・マッケナ以降、エロに慣らされた日本在住翻訳ロマンス読者でも、ここまであっけらかーん!!と、京極ばりの厚みのレンガ文庫の8割をバーニング!!なエッチ場面で占められた本を提示されるといかがなもんかと。
この本に比べたら、マッケナが清く正しいリリカル本に思えたよ。一瞬だが(笑)。
ことのさんは所詮、ヨゴレ読者なので拍手喝采スタンディングオベーション状態でウケてたが(笑)。
SEAL所属のエリート軍人でありながら、敵に捕えられて長期間麻薬漬けの捕虜となり、無残な状態での生還。
愛する妻を、かつての自分を捨て秘密組織に身を落とした男の、愛と魂の再生の物語・・・と書くとすごく高尚だが、多分、すごく極端に説明するとこんな話。
死なないと治らないエゴ肥大バカ男が、本当に死んで妻のところに戻ってきて、彼女に根性叩き直される1冊 (笑)
もっと、ことのさん風(笑)に言うとこんな話。
躾ける前に逃げた大型バカ犬がうっかり戻ってきて、トップブリーダーである飼い主(嫁)にスパルタ方式で躾けられる1冊 (爆)
本当にねぇ、男性ホルモンだけで肩で風斬って生きてきたかつての自分の有り方を恥じ入るあたり、読んでいてもまるきりワンコ(^^;
そして、このヒロインの何とアニキで雄雄しい事か・・・いろんな意味で雄雄しいですが(爆)。
アホ犬を包み込むのを通り越し、鉄拳で躾ける最強且つ魔性のヒロイン(爆)。
いやー。いろんなところに張られた伏線を、何ともうまく回収しつつ、とにかく自分の書きたい事を痛快に書き倒したこの勢いは何事?!ってぐらいスゴイ(笑)。
よくよく読んでみると、細かいサスペンスなんだよ・・・業火の如きエロ場面の影になってしまって憐れなぐらい(^^;
とにかく、この作品に関しては読んでもらわないと分からないかな。
エロすぎて駄目だった~、とかよくある感想は言わない自分がいるのに気付いたもん。
いや、実際は、ちょっと涙ぐんだし。
バカな男が、どんだけ自分の嫁さんの事を見くびっていたか、って痛感するところとか、嫁さんがどんだけ旦那の事を思っているか再認識するところとか。
あの肉弾戦エロてんこ盛り(笑)の中から、自分のツボ部分をどれだけ探し出せ、そこを読み込めるかによって、この本の評価はきっと全く違ったものになると思う。
あと、個人的にはヘタレなヒーロー弟の決め台詞(?)、「じいちゃんに言いつけてやる!」にモエキターッ!!な、アホなことのさん・・・(^^ゞ
まぁ、薦めません、この本は(笑)。
独りでこっそり読んでウッシッシ、と笑って楽しむか、もしくは仲良しグループで回覧してツッコミ大会しながら酒のツマミ本にするかの極論となりかねない本だと思うから(笑)。
・・・少なくとも、目をキラキラさせて「マイ・フェイバリット本です!」と胸はって言うタイプの本じゃないよな(ぼそっ)。
でもね、ことのさんは好き本なんですわ、これ。
箸にも引っかからない凡打を何冊も読むぐらいなら、暴投振り逃げとかアカン系インパクトある一発芸作品を選ぶ人なんで(^^ゞゞ
・・・このシリーズ、続き出るのかしら。
出たら、きっと買うな。
この何処まで行くのか分からない、勢いスゴすぎて後ろ姿しか見えないぶっちぎりっぷりを維持できるなら!(爆)
汚れなき悪女 (扶桑社ロマンス ヒ 8-2)
2009年8月13日 新刊レビュー
バーバラ・ピアスの新刊、カーライル家シリーズ2冊目、読了~♪
お気に入りっ♪♪
今回の主人公は前作ヒロインフェイアーの兄でテメス侯爵フェイン(テム)。
何といきなり、彼がソリティア公爵位を継承する羽目になったところから始まるとんでもなさである。
そう、あのとんでも女たらし父ちゃん公爵が、いきなりポックリお亡くなりに(^^;
しかも、お亡くなりになられた場所が、とある美女の寝室だったというもんだから、前作読者同様にこの周囲の人達も「ああ、やっぱり・・・」とか思ってしまうんだが、それもどうよ?!というハナシだ(爆)。
お葬式の場面でも、このシリーズらしくドタバタする事に・・・公爵も笑っていらっしゃるかも、あの世で(^^ゞ
そして、あのフェインのお相手が・・・その「とある美女」であるニッピング侯爵令嬢キルビー。
暴れん坊で放蕩者で困ったちゃんなフェインだが、家族に対する愛情はマリアナ海溝よりも深く、母や妹を悲しませた父に、そしてその父の愛人であろう臨終の場にいたキルビーの存在そのものに対してけんもほろろ。
もっとも、初めてキルビーがロンドンにやってきた際の夜会で彼女の姿を一目見た時から萌え萌え萌え~となっていたのは、自分だけの秘密なんだが。
このキルビー、この彼女がまた・・・生い立ちといい、家庭事情といい、一人人生波乱万丈劇場状態・・・(^^;;
本編のネタバレになるから詳しくは書かないが(キモになる部分が多いんで)、本人が知らないとはいえ、この災難呼び寄せ体質は・・・立派にカーライル家に相応しい?(^^;;
父親の愛人ではない、とキルビーは言ってるのに勿論信じてはもらえず。
自分の今までのポリシーから父親の女には手をつけないと決めていたが、まぁ、そんな建前もふっ飛ぶぐらいにキルビーに惹かれてしまったフェインとくれば・・・気付けばあれやこれやでそんな事に!
オーマイガッ!!何てこったい!! > そうです。定番の展開です「まさか・・・知らなかったんだ」的。
・・・さてはて。
ここからが、何とも笑える展開に(^^;
こうなったら!と、どさくさにまぎれてしたプロポーズはキルビーに足蹴にされ(笑)、それからは何としても彼女をゲットすべく、あのフェインが四苦八苦する事に。
金も女も何事に関しても苦労なんてした事ないフェインが、手ごわい妹よりも更に手ごわいお嬢さんに振り回される羽目に(笑)。
続々と災難や問題が降って沸くキルビーの身の回りに起こる出来事を、RPGの勇者よろしく次から次へとちぎっては投げ、ちぎっては投げ状態(^^;
その最中にキルビーの畜生兄貴をボコボコにしたり、妹とガチ口喧嘩したり(即仲直りしたが)、グレトナグリーンに駆け落ちしたり、義弟とタッグを組んでキルビーの妹を救出したり、ウキウキと田舎でハネムーンおくったりと超多忙なフェイン・・・天晴れすぎる(笑)。
でも前作の、あの飄々とした中にも、「早死一族の未来の当主」というものによって自暴自棄的なムードが漂っていたフェインが、キルビーと出会った事によって少しづつ変わっていく様が本当にかわいく書かれていたのが良かったな~。
40歳まで結婚なんて絶対しねー!!とか豪語していたのに、彼女といる明日を、彼女との間に出来る子供を、とぽつぽつと未来を想像して、恐々とだけど幸せな気分になっていくんだよね。
まさに「改心した放蕩者」のテンプレ!
最初は笑い話のように思っていたフェインの悪友たち「高貴な野蛮人」のメンバーも、ああ、そうなんだ、と観念し改心したフェインを見て応援する事に。
最後のクライマックス場面でも、このチームワークが炸裂でしたな。
とにかく、イケメンメンズ愛人を複数お持ちになるのが趣味の困ったちゃんな公爵未亡人(フェインのママ)も相変わらず茶目っ気炸裂、フェイアーとマック夫婦にはめでたいニュースもあったり、とカーライル家の皆さんは喪中ながら健在。
しかも、フェインの悪友グループ「高貴な野蛮人」の三人という、次回以降のヒーローお披露目などもしっかりちゃっかり!
そういう脇部分も良かったからといって、主人公たちのロマンスが薄れたとかいうのは全然なし。
とにかく、最初から最後まで、ラブラブラーブラブ♪♪なメロメロ状態のフェインの奮闘と、無意識なままに災難を呼び寄せる最強の魔性の女キルビーのホットでエッチなバカップル具合は、大満足で満腹でしたよ!(笑)
で、高貴な野蛮人メンバーの続編翻訳は出るのか?!
出てほしいです、マジ。
あの三人なら、十分 笑わせてくれる ロマンス王道を斜め下から攻めてくれるでしょうて!!
お気に入りっ♪♪
今回の主人公は前作ヒロインフェイアーの兄でテメス侯爵フェイン(テム)。
何といきなり、彼がソリティア公爵位を継承する羽目になったところから始まるとんでもなさである。
そう、あのとんでも女たらし父ちゃん公爵が、いきなりポックリお亡くなりに(^^;
しかも、お亡くなりになられた場所が、とある美女の寝室だったというもんだから、前作読者同様にこの周囲の人達も「ああ、やっぱり・・・」とか思ってしまうんだが、それもどうよ?!というハナシだ(爆)。
お葬式の場面でも、このシリーズらしくドタバタする事に・・・公爵も笑っていらっしゃるかも、あの世で(^^ゞ
そして、あのフェインのお相手が・・・その「とある美女」であるニッピング侯爵令嬢キルビー。
暴れん坊で放蕩者で困ったちゃんなフェインだが、家族に対する愛情はマリアナ海溝よりも深く、母や妹を悲しませた父に、そしてその父の愛人であろう臨終の場にいたキルビーの存在そのものに対してけんもほろろ。
もっとも、初めてキルビーがロンドンにやってきた際の夜会で彼女の姿を一目見た時から萌え萌え萌え~となっていたのは、自分だけの秘密なんだが。
このキルビー、この彼女がまた・・・生い立ちといい、家庭事情といい、一人人生波乱万丈劇場状態・・・(^^;;
本編のネタバレになるから詳しくは書かないが(キモになる部分が多いんで)、本人が知らないとはいえ、この災難呼び寄せ体質は・・・立派にカーライル家に相応しい?(^^;;
父親の愛人ではない、とキルビーは言ってるのに勿論信じてはもらえず。
自分の今までのポリシーから父親の女には手をつけないと決めていたが、まぁ、そんな建前もふっ飛ぶぐらいにキルビーに惹かれてしまったフェインとくれば・・・気付けばあれやこれやでそんな事に!
オーマイガッ!!何てこったい!! > そうです。定番の展開です「まさか・・・知らなかったんだ」的。
・・・さてはて。
ここからが、何とも笑える展開に(^^;
こうなったら!と、どさくさにまぎれてしたプロポーズはキルビーに足蹴にされ(笑)、それからは何としても彼女をゲットすべく、あのフェインが四苦八苦する事に。
金も女も何事に関しても苦労なんてした事ないフェインが、手ごわい妹よりも更に手ごわいお嬢さんに振り回される羽目に(笑)。
続々と災難や問題が降って沸くキルビーの身の回りに起こる出来事を、RPGの勇者よろしく次から次へとちぎっては投げ、ちぎっては投げ状態(^^;
その最中にキルビーの畜生兄貴をボコボコにしたり、妹とガチ口喧嘩したり(即仲直りしたが)、グレトナグリーンに駆け落ちしたり、義弟とタッグを組んでキルビーの妹を救出したり、ウキウキと田舎でハネムーンおくったりと超多忙なフェイン・・・天晴れすぎる(笑)。
でも前作の、あの飄々とした中にも、「早死一族の未来の当主」というものによって自暴自棄的なムードが漂っていたフェインが、キルビーと出会った事によって少しづつ変わっていく様が本当にかわいく書かれていたのが良かったな~。
40歳まで結婚なんて絶対しねー!!とか豪語していたのに、彼女といる明日を、彼女との間に出来る子供を、とぽつぽつと未来を想像して、恐々とだけど幸せな気分になっていくんだよね。
まさに「改心した放蕩者」のテンプレ!
最初は笑い話のように思っていたフェインの悪友たち「高貴な野蛮人」のメンバーも、ああ、そうなんだ、と観念し改心したフェインを見て応援する事に。
最後のクライマックス場面でも、このチームワークが炸裂でしたな。
とにかく、イケメンメンズ愛人を複数お持ちになるのが趣味の困ったちゃんな公爵未亡人(フェインのママ)も相変わらず茶目っ気炸裂、フェイアーとマック夫婦にはめでたいニュースもあったり、とカーライル家の皆さんは喪中ながら健在。
しかも、フェインの悪友グループ「高貴な野蛮人」の三人という、次回以降のヒーローお披露目などもしっかりちゃっかり!
そういう脇部分も良かったからといって、主人公たちのロマンスが薄れたとかいうのは全然なし。
とにかく、最初から最後まで、ラブラブラーブラブ♪♪なメロメロ状態のフェインの奮闘と、無意識なままに災難を呼び寄せる最強の魔性の女キルビーのホットでエッチなバカップル具合は、大満足で満腹でしたよ!(笑)
で、高貴な野蛮人メンバーの続編翻訳は出るのか?!
出てほしいです、マジ。
あの三人なら、十分
安否確認をして下さった皆様にはどうもご心配をおかけしました(^^;
豪雨のところからはかなり離れているので、確かに雨量は多かったけど、何事もなく無事です。
まずは、これ書いておかないとね(^^ゞ
でも、とても他人事ではなく、職場でも今回の豪雨被害にあった方もいる。
早い復興を願いつつ。
こんな時にこそお上に頑張ってほしいんだがね。
ボケたバラまきマニュフェストなんて、ホントいらないんだよ、今のこの状況下では。
甲子園が雨天順延2日連続なように、私の住んでいる街の夏祭りも順延2日の末に、本日開催中。
花火は、虫コナーズとベープの効いた部屋から鑑賞(爆)。
えっと、来月の新刊予定はガラリ変更か。
ローレンスとロリさんはスライド、やっとバログ3冊目登場となるのか?
そうよね、ロリさんはともかく順番ってもんがあるし。
別場所、変更しとかないとな、さっさと。
ダニエル・ハルケ急逝の報がまだピンとこない。
パウレタの時もだが、ほんのこの前までプレイを見ていたので余計。
非常に残念です。
日本で今シーズン、全てのエスパニョールの試合が中継される事が確定していたのに。
我々選手にとって、これは他人事じゃない等のコメントを述べたロンは、インフルエンザ感染にて帰郷中(^^;
ポルトガル代表、崖っぷちなのに、なんてタイミングだい・・・(^^;;;
豪雨のところからはかなり離れているので、確かに雨量は多かったけど、何事もなく無事です。
まずは、これ書いておかないとね(^^ゞ
でも、とても他人事ではなく、職場でも今回の豪雨被害にあった方もいる。
早い復興を願いつつ。
こんな時にこそお上に頑張ってほしいんだがね。
ボケたバラまきマニュフェストなんて、ホントいらないんだよ、今のこの状況下では。
甲子園が雨天順延2日連続なように、私の住んでいる街の夏祭りも順延2日の末に、本日開催中。
花火は、虫コナーズとベープの効いた部屋から鑑賞(爆)。
えっと、来月の新刊予定はガラリ変更か。
ローレンスとロリさんはスライド、やっとバログ3冊目登場となるのか?
そうよね、ロリさんはともかく順番ってもんがあるし。
別場所、変更しとかないとな、さっさと。
ダニエル・ハルケ急逝の報がまだピンとこない。
パウレタの時もだが、ほんのこの前までプレイを見ていたので余計。
非常に残念です。
日本で今シーズン、全てのエスパニョールの試合が中継される事が確定していたのに。
我々選手にとって、これは他人事じゃない等のコメントを述べたロンは、インフルエンザ感染にて帰郷中(^^;
ポルトガル代表、崖っぷちなのに、なんてタイミングだい・・・(^^;;;