DVDでめぐる 世界の鉄道 絶景の旅 3号 イギリス1 鉄道発祥の国 [雑誌]
2010年3月28日 乗り物
楽しみにしていたこちらのDVDムック・・・期待はずれーっ!
いや、価格からしたら頑張っているという評価も出来るかもしれませんが・・・何に対して照準絞っているのか読者、及び視聴者に伝わってきませんでした。
どこからへんがかというと、まぁ、全てにおいてなんだけど。
数あるロンドンの駅の中でウォータールー駅を取り上げるのは珍しいんだけど、それも中途半端。
地下鉄のところでベーカー・ストリート駅を映したのは時節的に○として。
続いてブルーベル保存鉄道だが・・・既にいろんなディスクや番組でいろんなパーターンのブルーベル保存鉄道の映像を見ているが、歴代最悪のカメラワークでした・・・車窓も、駅も、車体も何でそんな美しくない映像なワケ?!
続いてヨークに移動だが、ヨークの国立鉄道博物館の部分は○として、その後が悪い・・・さっさとヴァージン・トレインに乗ってニューカッスルに移動て!
そんなニューカッスル駅の構内をぐるり映すより、歴史的にも構造的にも見る価値の高いヨーク駅構内映してないのがオーマイガッ!!
・・・もうね、エディンバラの映像については語る事もないです ってカンジよ・・・何?
あのクオリティの低さ!
何事、あのロイヤルマイル映像のやっつけ仕事は?!
映したカメラ設置場所が分かる分、何というか、その仕事のクオリティの低さがありありと分かってウンザリ┐(´-`)┌
カールトンヒルなんて絶景ポイントに行ってすら、あの程度のエディンバラのオールドタウン映像が撮れないとなると、もう最初から全てが間違っているとしか思えないわ!!
エディンバラ駅構内の、あの美しい円形天井を映してくれなかったら暴動モンでした(~_~;
最後のカーライルまでの旅はもはや蛇足のイメージすらあったわ・・・ヴァージン・トレインの車両使用案内かい┐(´-`)┌
というか、鉄道発祥 とか言ってるんだから、発祥の路線ぐらい映せよ。
トマスクック推薦の路線を1本ぐらい入れろよ。
何より 世界の鉄道 なんだから、車体映せよ。
200円違いで、あの垂涎のクオリティだった『朝日ビジュアルブックシリーズ 世界の車窓からDVDブック15 イギリス』からすると、今回はお話にもならない素人にもチャチさが分かる1冊でした┐(´-`)┌
何よりも許せないのが 8年前の映像を新作シリーズで使うなよ!!(怒) ってところかしら。
既にユーロスターの発着はセント・パンクラス駅じゃんよ。ははは(乾いた笑い)
・・・えーっと、集英社さん、こんなの延々出すの?
9巻、もう予約しているんだけど、こんなへっぽこレベルなら、9巻の映像チョイス次第ではちょっと長め(?)の苦情の写経をお届けするかもよ? > 購読者として。
まぁ、この事については語り足りないぐらいツッコミどころ満載なんですが、いかんせんこれ読んでる方の殆どが、ここの時点で既に引いてると思うのでここらへんでやめときます(爆)。
いや、価格からしたら頑張っているという評価も出来るかもしれませんが・・・何に対して照準絞っているのか読者、及び視聴者に伝わってきませんでした。
どこからへんがかというと、まぁ、全てにおいてなんだけど。
数あるロンドンの駅の中でウォータールー駅を取り上げるのは珍しいんだけど、それも中途半端。
地下鉄のところでベーカー・ストリート駅を映したのは時節的に○として。
続いてブルーベル保存鉄道だが・・・既にいろんなディスクや番組でいろんなパーターンのブルーベル保存鉄道の映像を見ているが、歴代最悪のカメラワークでした・・・車窓も、駅も、車体も何でそんな美しくない映像なワケ?!
続いてヨークに移動だが、ヨークの国立鉄道博物館の部分は○として、その後が悪い・・・さっさとヴァージン・トレインに乗ってニューカッスルに移動て!
そんなニューカッスル駅の構内をぐるり映すより、歴史的にも構造的にも見る価値の高いヨーク駅構内映してないのがオーマイガッ!!
・・・もうね、エディンバラの映像については語る事もないです ってカンジよ・・・何?
あのクオリティの低さ!
何事、あのロイヤルマイル映像のやっつけ仕事は?!
映したカメラ設置場所が分かる分、何というか、その仕事のクオリティの低さがありありと分かってウンザリ┐(´-`)┌
カールトンヒルなんて絶景ポイントに行ってすら、あの程度のエディンバラのオールドタウン映像が撮れないとなると、もう最初から全てが間違っているとしか思えないわ!!
エディンバラ駅構内の、あの美しい円形天井を映してくれなかったら暴動モンでした(~_~;
最後のカーライルまでの旅はもはや蛇足のイメージすらあったわ・・・ヴァージン・トレインの車両使用案内かい┐(´-`)┌
というか、鉄道発祥 とか言ってるんだから、発祥の路線ぐらい映せよ。
トマスクック推薦の路線を1本ぐらい入れろよ。
何より 世界の鉄道 なんだから、車体映せよ。
200円違いで、あの垂涎のクオリティだった『朝日ビジュアルブックシリーズ 世界の車窓からDVDブック15 イギリス』からすると、今回はお話にもならない素人にもチャチさが分かる1冊でした┐(´-`)┌
何よりも許せないのが 8年前の映像を新作シリーズで使うなよ!!(怒) ってところかしら。
既にユーロスターの発着はセント・パンクラス駅じゃんよ。ははは(乾いた笑い)
・・・えーっと、集英社さん、こんなの延々出すの?
9巻、もう予約しているんだけど、こんなへっぽこレベルなら、9巻の映像チョイス次第ではちょっと長め(?)の苦情の写経をお届けするかもよ? > 購読者として。
まぁ、この事については語り足りないぐらいツッコミどころ満載なんですが、いかんせんこれ読んでる方の殆どが、ここの時点で既に引いてると思うのでここらへんでやめときます(爆)。
ヘタリア Axis Powers vol.8【初回限定版】 [DVD]
2010年3月28日 アニメ・マンガ
第二期DVDの最後を飾る8巻、既に何度リピしたかしら・・・うっとり。
今回もイギリス兄ちゃんとフランス兄ちゃんがいっぱいで幸せ♪
今回の主な新顔さんは・・・ぎゃははは!
ポーランド、ステキすぎますわ!!
あのフランス兄ちゃんが泣いてギブアップする凄まじさったら(爆)。
あとは日本の文明開化ネタがメインでしたが、これも秀逸でした。
でもね日本くん、フランス兄ちゃんの物真似は誰もシラフで出来ないから参考にはならんのだよ(^^ゞ
あと個人的には、声変わりするまでちびたりあ(イタリア)を女の子だと思ってショック受けているオーストリアさんにウケた・・・ほら、ハンガリーさんが全く動じてないから、その落差がまたキタ(爆)。
そして、相変わらずやられっぱなしのカナダさんに幸あれ・・・クマ次郎さんの台詞に拍手しちゃったけどね(笑)
映像特典には、ヘタリア、いや。イタリア役の浪川くんが登場。
「初登場です・・・ちびたりあ(金田アキさん)に先を越されました!」
「監督、イタリアの出番減ってますよね?!」
・・・笑えません、浪川くん・・・(^^ゞゞ
そんなこんなで、第三期も決定したので、これからもヘタリアの皆さんとはお付き合い続行。
三期の最初は、俺様プロイセンが飾るの?
いやはや、まだまだアニメで見たいエピソードがいっぱいあるので、続いてくれるのは複雑ながら嬉しいのが勝ってます(笑)。
さて、これで8巻全巻購入連動特典に申し込み出来ますわ。
限定特典CD、何と シーランド らしいので楽しみです♪♪
今回もイギリス兄ちゃんとフランス兄ちゃんがいっぱいで幸せ♪
今回の主な新顔さんは・・・ぎゃははは!
ポーランド、ステキすぎますわ!!
あのフランス兄ちゃんが泣いてギブアップする凄まじさったら(爆)。
あとは日本の文明開化ネタがメインでしたが、これも秀逸でした。
でもね日本くん、フランス兄ちゃんの物真似は誰もシラフで出来ないから参考にはならんのだよ(^^ゞ
あと個人的には、声変わりするまでちびたりあ(イタリア)を女の子だと思ってショック受けているオーストリアさんにウケた・・・ほら、ハンガリーさんが全く動じてないから、その落差がまたキタ(爆)。
そして、相変わらずやられっぱなしのカナダさんに幸あれ・・・クマ次郎さんの台詞に拍手しちゃったけどね(笑)
映像特典には、ヘタリア、いや。イタリア役の浪川くんが登場。
「初登場です・・・ちびたりあ(金田アキさん)に先を越されました!」
「監督、イタリアの出番減ってますよね?!」
・・・笑えません、浪川くん・・・(^^ゞゞ
そんなこんなで、第三期も決定したので、これからもヘタリアの皆さんとはお付き合い続行。
三期の最初は、俺様プロイセンが飾るの?
いやはや、まだまだアニメで見たいエピソードがいっぱいあるので、続いてくれるのは複雑ながら嬉しいのが勝ってます(笑)。
さて、これで8巻全巻購入連動特典に申し込み出来ますわ。
限定特典CD、何と シーランド らしいので楽しみです♪♪
昨日、発売日だったんですが、コンビニ引取指定にしていたので、本日引取なう!(笑)
チーム・エドワードのyoriさんがカットフィルムがベラのみ、とか言ってらしたので「では、エドワードが出たらyoriさんにあげないとね(笑)」と思ってたら、私の箱もベラでした(爆)。
ごめんね、yoriさん役立たずで(笑)・・・『エクリプス』の時も頑張るから! > って、買うんだ、ことのさん(爆)
そもそも、ここからツッコミが始まりそうですね。
『ニュームーン/トワイライト・サーガ』買ったの?!しかもプレミアムBOXて!! (笑)
いえ、1巻目も頂いた事だし、2巻も続けて欲しいかも、と思って予約開始されてるのを見たら・・・えーっと、豪快な割引と、手持ちのポイント使ったら箱買うのと普通に通常版買うのとそんなに変わらなかったんですよ(笑)。
じゃあ、と箱をうっかり予約しているあたり、限定モノ大好きでコンプ体質がありありと(^^ゞ
特典映像とか見るの楽しみ♪
ほら、やっぱり人狼の変身シーンとか、パラロマ読みとしてはビジュアル的にもキターーッだし、見ていて興味深いですから(笑)
チーム・エドワードのyoriさんがカットフィルムがベラのみ、とか言ってらしたので「では、エドワードが出たらyoriさんにあげないとね(笑)」と思ってたら、私の箱もベラでした(爆)。
ごめんね、yoriさん役立たずで(笑)・・・『エクリプス』の時も頑張るから! > って、買うんだ、ことのさん(爆)
そもそも、ここからツッコミが始まりそうですね。
『ニュームーン/トワイライト・サーガ』買ったの?!しかもプレミアムBOXて!! (笑)
いえ、1巻目も頂いた事だし、2巻も続けて欲しいかも、と思って予約開始されてるのを見たら・・・えーっと、豪快な割引と、手持ちのポイント使ったら箱買うのと普通に通常版買うのとそんなに変わらなかったんですよ(笑)。
じゃあ、と箱をうっかり予約しているあたり、限定モノ大好きでコンプ体質がありありと(^^ゞ
特典映像とか見るの楽しみ♪
ほら、やっぱり人狼の変身シーンとか、パラロマ読みとしてはビジュアル的にもキターーッだし、見ていて興味深いですから(笑)
誘惑に負けました・・・
2010年3月25日 ファッション・コスメ
って事で、キャス本見ていて、どうしてもこの新作のこの柄の誘惑に抗えず、一年ぶりぐらいにキャスを買ってしまった(^^ゞ
Cath Kidston Carry All Bag Britannia Blue
キャリーオールは、一個持ってるんだけど、この柄の展開が、他にはボックスとコットンブックバック、それにメッセンジャーとなると、やっぱりこれが一番ことのさん向きだったんだもん!!
使い勝手もいいし、これから梅雨もあるんだし、やはりオイルクロスがいいのよね。
しかし、いいなぁ・・・この エディンバラ城とキルト姿のバグパイパー ってのが(萌)。
ストーンヘンジも勿論かわいいし、全てがきゅんきゅんなのよ、このブリタニアブルー柄! > ことのさん限定の反応かも(^^;;
コットンブックバックは、そのうちもう少しお安くなってから買うかな。
急いでないけど、このキャリーオールの中にサブバックとしてたたんで使いたいし。
メッセンジャーは、シーズンオフの底値になったら捕獲しそうで怖い(^^ゞゞ
ボックスは、まだそんなにネットに出回ってないので実感ないかも・・・いや。一番危険なのは、公式Webショップでしか販売のない、ブリタニアブルーのショッパーですよ!!
ああ、どうしましょう!!(意味不明)
バックの柄でこんなに熱狂したのって、レスポのヘラルド柄以来だ。
あれも、イングランド&スコットランド柄だったんだよな・・・思えばレスポは、あの最初の熱狂が唯一且つ最後の熱狂だったかもしれない。
型を問わずに柄だけに執着し、柄の出に一喜一憂したことのさんにとっての絶対無二のレスポでした > ヘラルド柄
ロンドン柄の発売当時は、すぐに欲しい!とは思わなかったけど、今回の久々のキャス欲しいモードゆえに、ブリタニアブルーの横にロンドンを並べたくてうずうずしてしまわないように気をつけなきゃ(^^ゞゞ
ブリタニアブルーに、バケットバック展開がないのがせめてもの救い? > キャスの一番人気モデルのあれを買ったら、何か歯止め利かなくなりそうなんで(笑)
Cath Kidston Carry All Bag Britannia Blue
キャリーオールは、一個持ってるんだけど、この柄の展開が、他にはボックスとコットンブックバック、それにメッセンジャーとなると、やっぱりこれが一番ことのさん向きだったんだもん!!
使い勝手もいいし、これから梅雨もあるんだし、やはりオイルクロスがいいのよね。
しかし、いいなぁ・・・この エディンバラ城とキルト姿のバグパイパー ってのが(萌)。
ストーンヘンジも勿論かわいいし、全てがきゅんきゅんなのよ、このブリタニアブルー柄! > ことのさん限定の反応かも(^^;;
コットンブックバックは、そのうちもう少しお安くなってから買うかな。
急いでないけど、このキャリーオールの中にサブバックとしてたたんで使いたいし。
メッセンジャーは、シーズンオフの底値になったら捕獲しそうで怖い(^^ゞゞ
ボックスは、まだそんなにネットに出回ってないので実感ないかも・・・いや。一番危険なのは、公式Webショップでしか販売のない、ブリタニアブルーのショッパーですよ!!
ああ、どうしましょう!!(意味不明)
バックの柄でこんなに熱狂したのって、レスポのヘラルド柄以来だ。
あれも、イングランド&スコットランド柄だったんだよな・・・思えばレスポは、あの最初の熱狂が唯一且つ最後の熱狂だったかもしれない。
型を問わずに柄だけに執着し、柄の出に一喜一憂したことのさんにとっての絶対無二のレスポでした > ヘラルド柄
ロンドン柄の発売当時は、すぐに欲しい!とは思わなかったけど、今回の久々のキャス欲しいモードゆえに、ブリタニアブルーの横にロンドンを並べたくてうずうずしてしまわないように気をつけなきゃ(^^ゞゞ
ブリタニアブルーに、バケットバック展開がないのがせめてもの救い? > キャスの一番人気モデルのあれを買ったら、何か歯止め利かなくなりそうなんで(笑)
タータンの戦士に口づけを (ヴィレッジブックス)
2010年3月24日 新刊レビュー
コンテンポラリーではお馴染み、パメラ・クレアのヒストリカル初翻訳本、読了。
どの時代でも、どんな設定でも、やっぱり彼女が書くのは極上メロメロヒーロー上等!(爆)
いやー。珍しい時代を取り扱ってくれました。
イギリス兄ちゃんとフランス兄ちゃんのちびアメリカ争奪戦(byヘタリア)でも、かなり前半、かのフレンチ・インディアン戦争の時代のアメリカ。
レンガリアンにはお馴染みのリッジに災難一家(笑)が越してくる10年ばかり前のお話でございます。
コンテンポラリーでも、その緻密なリサーチによる設定構築をしていたクレア女史らしく、ヒストリカルでも、まぁ何と実在とフィクションを上手く融合させた基本軸を作って下さいました。
「ああ、これって××の事なんだ。納得」という類の頷きまくりの上手さ。
物語は、そんなフレンチ・インディアン戦争の真っ只中のアメリカ。
イングランド王の孫にあたるイギリス軍大佐ウェントワース卿が、現地の異教徒の戦い方の出来る人間を、己の軍に引き入れようとしていたところから始まる。
目をつけられたのは、カローデンの戦いの後にスコットランドからアメリカ植民地に移住していたマッキノン氏族のイアン。
彼をレンジャー部隊に連行させる為、イアンの弟であるコナー、モーガンと共に三人を罠にかける。絞首刑か、従軍か、と選択肢を与えて無理やり自分の軍に従わせる事に成功する。
それから3年後、マッキノン・レンジャー部隊を率いているイアンが偶然、死の寸前だった女性を助ける事になる。
軍務違反と分かっていてもどうしても彼女を見過ごして行けず、その美しい女性アニーを連れて、隊の行き先である砦を目指す事になった。
アニーが無実の罪で流刑にされた、ある高貴な女性だという事実を秘めて、フランス軍や敵対するインディアンの部族を間一髪でやりすごしながらの過酷な旅の中、お互い惹かれあっていくのだが・・・という、よくあると言ったらよくある古典的展開。
いや、設定や展開が古典的以上に、照れるぐらいの直球ど真ん中なイアンのラブラブっぷりはどうなのよ?!ってカンジなんですよ(^^ゞ
なんというか、乙女系配線極めつけ!!な、可愛い兄ちゃんすぎます・・・こんな、レンジャー部隊に縛り付けられているような男じゃあ、彼女を幸せに出来ない!とか、こんな粗末なところではなく彼女はもっと大切に扱われて当然なのに・・・とか悶々したり、と、とにかくナイーヴ(^^ゞ
優秀なレンジャー部隊隊長なのに、どうもアニーに惚れ過ぎてラブラブ萌え萌えでくーるくるしていて・・・ホンマに可愛すぎる!(笑)
過酷な戦いの場面とか、実在の人物を絡めての戦術の場面とか、非常に高度なヒストリカルものの部分のウエイトも多いのに、何故かあのくーるくるっぷりがキョーレツ過ぎて、影が薄い(笑)。
あんなすごい環境なのに、このバカップル、ラブラブ祭り上等!で、エライ事になっている・・・もう、笑うしかない!
そりゃあ、さっさとおめでたなう!になっても不思議じゃありませーん(^^ゞ
しかも、隊長が隊長なら部下も部下・・・似た者同士(笑)。
アニーを助けた為に鞭打ちの刑の処罰を受けたイアンを看病するうち、彼の部下の世話もし始めたら、すっかりアニー様親衛隊が出来てしまっている有様(^^ゞ
彼女の朗読を聞いている隊員の姿なんぞ、新興宗教よろしく(笑)。
大佐の裏をかいて、アニーと結婚する為の神父探し大作戦したり傑作すぎるよ、マッキノン隊(笑)。
最後の最後まで、大佐を騙してイアンとアニーの新居となるマッキノン農場に先回りして、土地の開墾から、ラブラブすぎてきっと子沢山になるだろう、とかいう全員一致の意見の元にデカイ新居建ててたり(爆)。
シリアスな部分もしっかりしているし、史実としてもしっかりしているんだけど、それを上回るおとぎ話のような可愛らしさなのだ。
とっても愛さずにはいられないキャラクターがいっぱいで、微笑ましい事この上ないんですよ。
・・・アニーを無実の罪に追いやって焼印押した鬼畜伯父はコテコテの悪役だったんだが、それはデフォルトなんでOK。
それ以外、イアンの弟二人も、親友でマッヘコンネオク族戦士のジョゼフも、軍医さんも神父さんも、大佐副官でさえも・・・あれ。一人、すんごく重要な人が抜けたなぁ、あ、あはは(^^ゞ
そうなのだ。イアンたちマッキノン兄弟を罠にかけたウェントワース卿がその「あはは(^^ゞ」なのだ。
なんだ、このヘタレっぷりは!(爆)
もう、ウェントワース卿が面白すぎて、笑いが止まらなかったよ・・・真面目なキャラなんです。ええ、真面目で複雑なキャラなんです。
でも、何ですか、あの痛快なまでの負け犬ヘタレっぷり!(爆)
すごい策士なのに、すごい頭脳なのに、すごい高貴さなのに・・・常に先を走られ、負かされ、やられている(爆)。
アニーに執着し、どうしてもモノにしたいからと色々作戦を練ったのに、結局はイアンに持ってかれ、裏をかかれて結婚まで決められ、起死回生を狙って彼女の正体と年季奉公の決まりを暴露したら「今更、何を言ってるんだ、そんなの知ってるわい」とばかりにレンジャー隊まるごとに鼻であしらわれ、こうなったら逆転を!と、本国から彼女の伯父を呼び寄せたら殺人狂のとんでも男で、何だか自爆共倒れのヨカーン!だし、最後にはアニーにマンツーマン説教タイムの刑に処されてKO負け(爆)。
男前なのに、知的貴族様なのに・・・負け続けて、おまけに最後にはイアンがいなくなってなお、レンジャー部隊に裏でこっそり足蹴にされていた事が判明!(爆)
・・・誰か、こんなウェントワース卿に愛の手を?!(笑)
そんなこんなで(?)、最初から最後までツボつかれまくりのこの作品、もうお気に入り過ぎて、既に何度リピートしたか!(笑)
続編、翻訳していただけるんでしょうか? 是非ともお願いしたいです!
イアンの弟二人の話は、モーガンの話は既に刊行済みで、次はコナーの予定とか。
その後は、ジョゼフで・・・うおっ。ウェントワース卿のお話も計画して下さってるの、クレア女史?!
是非、それは実現してもらわなくては!
ヘタレで負け犬オーラ満載な三男坊ウェントワース卿に愛の手を!(核爆)
いや、まずは2冊目のモーガンの翻訳を先に、か(^^ゞ > ヴィレッジブックス様
どの時代でも、どんな設定でも、やっぱり彼女が書くのは極上メロメロヒーロー上等!(爆)
いやー。珍しい時代を取り扱ってくれました。
イギリス兄ちゃんとフランス兄ちゃんのちびアメリカ争奪戦(byヘタリア)でも、かなり前半、かのフレンチ・インディアン戦争の時代のアメリカ。
レンガリアンにはお馴染みのリッジに災難一家(笑)が越してくる10年ばかり前のお話でございます。
コンテンポラリーでも、その緻密なリサーチによる設定構築をしていたクレア女史らしく、ヒストリカルでも、まぁ何と実在とフィクションを上手く融合させた基本軸を作って下さいました。
「ああ、これって××の事なんだ。納得」という類の頷きまくりの上手さ。
物語は、そんなフレンチ・インディアン戦争の真っ只中のアメリカ。
イングランド王の孫にあたるイギリス軍大佐ウェントワース卿が、現地の異教徒の戦い方の出来る人間を、己の軍に引き入れようとしていたところから始まる。
目をつけられたのは、カローデンの戦いの後にスコットランドからアメリカ植民地に移住していたマッキノン氏族のイアン。
彼をレンジャー部隊に連行させる為、イアンの弟であるコナー、モーガンと共に三人を罠にかける。絞首刑か、従軍か、と選択肢を与えて無理やり自分の軍に従わせる事に成功する。
それから3年後、マッキノン・レンジャー部隊を率いているイアンが偶然、死の寸前だった女性を助ける事になる。
軍務違反と分かっていてもどうしても彼女を見過ごして行けず、その美しい女性アニーを連れて、隊の行き先である砦を目指す事になった。
アニーが無実の罪で流刑にされた、ある高貴な女性だという事実を秘めて、フランス軍や敵対するインディアンの部族を間一髪でやりすごしながらの過酷な旅の中、お互い惹かれあっていくのだが・・・という、よくあると言ったらよくある古典的展開。
いや、設定や展開が古典的以上に、照れるぐらいの直球ど真ん中なイアンのラブラブっぷりはどうなのよ?!ってカンジなんですよ(^^ゞ
なんというか、乙女系配線極めつけ!!な、可愛い兄ちゃんすぎます・・・こんな、レンジャー部隊に縛り付けられているような男じゃあ、彼女を幸せに出来ない!とか、こんな粗末なところではなく彼女はもっと大切に扱われて当然なのに・・・とか悶々したり、と、とにかくナイーヴ(^^ゞ
優秀なレンジャー部隊隊長なのに、どうもアニーに惚れ過ぎてラブラブ萌え萌えでくーるくるしていて・・・ホンマに可愛すぎる!(笑)
過酷な戦いの場面とか、実在の人物を絡めての戦術の場面とか、非常に高度なヒストリカルものの部分のウエイトも多いのに、何故かあのくーるくるっぷりがキョーレツ過ぎて、影が薄い(笑)。
あんなすごい環境なのに、このバカップル、ラブラブ祭り上等!で、エライ事になっている・・・もう、笑うしかない!
そりゃあ、さっさとおめでたなう!になっても不思議じゃありませーん(^^ゞ
しかも、隊長が隊長なら部下も部下・・・似た者同士(笑)。
アニーを助けた為に鞭打ちの刑の処罰を受けたイアンを看病するうち、彼の部下の世話もし始めたら、すっかりアニー様親衛隊が出来てしまっている有様(^^ゞ
彼女の朗読を聞いている隊員の姿なんぞ、新興宗教よろしく(笑)。
大佐の裏をかいて、アニーと結婚する為の神父探し大作戦したり傑作すぎるよ、マッキノン隊(笑)。
最後の最後まで、大佐を騙してイアンとアニーの新居となるマッキノン農場に先回りして、土地の開墾から、ラブラブすぎてきっと子沢山になるだろう、とかいう全員一致の意見の元にデカイ新居建ててたり(爆)。
シリアスな部分もしっかりしているし、史実としてもしっかりしているんだけど、それを上回るおとぎ話のような可愛らしさなのだ。
とっても愛さずにはいられないキャラクターがいっぱいで、微笑ましい事この上ないんですよ。
・・・アニーを無実の罪に追いやって焼印押した鬼畜伯父はコテコテの悪役だったんだが、それはデフォルトなんでOK。
それ以外、イアンの弟二人も、親友でマッヘコンネオク族戦士のジョゼフも、軍医さんも神父さんも、大佐副官でさえも・・・あれ。一人、すんごく重要な人が抜けたなぁ、あ、あはは(^^ゞ
そうなのだ。イアンたちマッキノン兄弟を罠にかけたウェントワース卿がその「あはは(^^ゞ」なのだ。
なんだ、このヘタレっぷりは!(爆)
もう、ウェントワース卿が面白すぎて、笑いが止まらなかったよ・・・真面目なキャラなんです。ええ、真面目で複雑なキャラなんです。
でも、何ですか、あの痛快なまでの負け犬ヘタレっぷり!(爆)
すごい策士なのに、すごい頭脳なのに、すごい高貴さなのに・・・常に先を走られ、負かされ、やられている(爆)。
アニーに執着し、どうしてもモノにしたいからと色々作戦を練ったのに、結局はイアンに持ってかれ、裏をかかれて結婚まで決められ、起死回生を狙って彼女の正体と年季奉公の決まりを暴露したら「今更、何を言ってるんだ、そんなの知ってるわい」とばかりにレンジャー隊まるごとに鼻であしらわれ、こうなったら逆転を!と、本国から彼女の伯父を呼び寄せたら殺人狂のとんでも男で、何だか自爆共倒れのヨカーン!だし、最後にはアニーにマンツーマン説教タイムの刑に処されてKO負け(爆)。
男前なのに、知的貴族様なのに・・・負け続けて、おまけに最後にはイアンがいなくなってなお、レンジャー部隊に裏でこっそり足蹴にされていた事が判明!(爆)
・・・誰か、こんなウェントワース卿に愛の手を?!(笑)
そんなこんなで(?)、最初から最後までツボつかれまくりのこの作品、もうお気に入り過ぎて、既に何度リピートしたか!(笑)
続編、翻訳していただけるんでしょうか? 是非ともお願いしたいです!
イアンの弟二人の話は、モーガンの話は既に刊行済みで、次はコナーの予定とか。
その後は、ジョゼフで・・・うおっ。ウェントワース卿のお話も計画して下さってるの、クレア女史?!
是非、それは実現してもらわなくては!
ヘタレで負け犬オーラ満載な三男坊ウェントワース卿に愛の手を!(核爆)
いや、まずは2冊目のモーガンの翻訳を先に、か(^^ゞ > ヴィレッジブックス様
炎の山稜を越えてIV アウトランダー20 (ヴィレッジブックス)
2010年3月21日 OUTLANDER
6巻の分冊の最終巻、昨日発売でした。
そして昨日読了。
内容は勿論、一年以上前から知ってはいたものの、やっぱり号泣してしまって今日は一日使い物にならず。
本当に、最初読んだ時に、LJGがブリアナに問い詰められてタジタジになっているところを笑った後の、ウィリーとブリアナの二人の並んだ姿を遠目に見ているところの、その落差ゆえに胸をわし掴みにされた感触が今だ忘れられません。
翻訳だと、こうなるんだ・・・と思ったりしたけど、ほぼ自分がうるうるきた場面は変わらないもんですもの、ええ。
ジェイミーの、孫息子へのミッキーマウスへの伝言の場面なんて、初読からだーだー泣いてるし(^^ゞ
3冊ごとに一区切り、といった感ですな。
本当に、あれだけ広げた風呂敷をどんだけ達者にまとめ続けるんだ、この人!と、今だガバルドンへの尊敬の念は薄れるどころか増すばかり。
何より、この難しい題材だらけの作品を、これだけ絶妙に舵取りし続ける精神力といったら!
各脇役達が、ファーガスが刊行する新聞の記事一つが、ありふれた定番小道具たちが、決しておそろかにならずに絡まって話を進めていくんです。
唸らずにはいられません。
個人的にしょーもないながら爆笑ネタは、ジェイミーがあの性格悪の馬をどう処したか、そしてフレイザー・リッジ最凶のメス白豚の雄雄しさに拍手喝采せずにはいられないところかしらん?(笑)
今回、それこそサムエル・モリソンの『アメリカの歴史』を片手に読みましたよ、翻訳版を(笑)。
最初に読んだ時より、アウトランダーという萌え要素が加算されると非常に面白いぐらいのめりこめますよ、あの難解な本ですら(爆)。
このままアリステア・クックの『アメリカ(上下)』も完読出来そうな勢いです(笑)。
これで、まぁ、軽く一年以上は翻訳は出ないとして・・・いやはや。
危険な状態になってきましたよ、ええ。
最初はありえない、と思っていた事態目前です。
翻訳が原書に追いつく事態 が、ほら、目の前に!!(^^ゞ
あ~、早く8巻出ませんかね?
とりあえず『君の名は』ばりのすれ違い(違)な7巻繰り返し読んで待ってます(笑)
あ、その前にLJG三部作の最後の1冊をお忘れなくね > ガバルドン女史
「ジョン・グレイとスコットランドの囚人」(原題) なんて、タイトルだけでご飯三杯はいけますYO!とかいう予告をなさっているんですから!(萌)
こちらのジョン・グレイも近いうちに翻訳にてお目にかかれます事をね。
そんなこんなで、当分は彼岸でピクニックな日々でございま~す( ̄▽ ̄)
+余談+
というワケで、4冊出揃いましたので、ガンガンと参加して下さいませ、レンガリアンの皆様(笑)。
http://cool-shangrila.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-cb83.html
その熱い思いをぶちまけると、もれなく抽選対象よ?(爆)
そして昨日読了。
内容は勿論、一年以上前から知ってはいたものの、やっぱり号泣してしまって今日は一日使い物にならず。
本当に、最初読んだ時に、LJGがブリアナに問い詰められてタジタジになっているところを笑った後の、ウィリーとブリアナの二人の並んだ姿を遠目に見ているところの、その落差ゆえに胸をわし掴みにされた感触が今だ忘れられません。
翻訳だと、こうなるんだ・・・と思ったりしたけど、ほぼ自分がうるうるきた場面は変わらないもんですもの、ええ。
ジェイミーの、孫息子へのミッキーマウスへの伝言の場面なんて、初読からだーだー泣いてるし(^^ゞ
3冊ごとに一区切り、といった感ですな。
本当に、あれだけ広げた風呂敷をどんだけ達者にまとめ続けるんだ、この人!と、今だガバルドンへの尊敬の念は薄れるどころか増すばかり。
何より、この難しい題材だらけの作品を、これだけ絶妙に舵取りし続ける精神力といったら!
各脇役達が、ファーガスが刊行する新聞の記事一つが、ありふれた定番小道具たちが、決しておそろかにならずに絡まって話を進めていくんです。
唸らずにはいられません。
個人的にしょーもないながら爆笑ネタは、ジェイミーがあの性格悪の馬をどう処したか、そしてフレイザー・リッジ最凶のメス白豚の雄雄しさに拍手喝采せずにはいられないところかしらん?(笑)
今回、それこそサムエル・モリソンの『アメリカの歴史』を片手に読みましたよ、翻訳版を(笑)。
最初に読んだ時より、アウトランダーという萌え要素が加算されると非常に面白いぐらいのめりこめますよ、あの難解な本ですら(爆)。
このままアリステア・クックの『アメリカ(上下)』も完読出来そうな勢いです(笑)。
これで、まぁ、軽く一年以上は翻訳は出ないとして・・・いやはや。
危険な状態になってきましたよ、ええ。
最初はありえない、と思っていた事態目前です。
翻訳が原書に追いつく事態 が、ほら、目の前に!!(^^ゞ
あ~、早く8巻出ませんかね?
とりあえず『君の名は』ばりのすれ違い(違)な7巻繰り返し読んで待ってます(笑)
あ、その前にLJG三部作の最後の1冊をお忘れなくね > ガバルドン女史
「ジョン・グレイとスコットランドの囚人」(原題) なんて、タイトルだけでご飯三杯はいけますYO!とかいう予告をなさっているんですから!(萌)
こちらのジョン・グレイも近いうちに翻訳にてお目にかかれます事をね。
そんなこんなで、当分は彼岸でピクニックな日々でございま~す( ̄▽ ̄)
+余談+
というワケで、4冊出揃いましたので、ガンガンと参加して下さいませ、レンガリアンの皆様(笑)。
http://cool-shangrila.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-cb83.html
その熱い思いをぶちまけると、もれなく抽選対象よ?(爆)
悪魔のくちづけは、死 [扶桑社ロマンス] [文庫]
2010年3月20日 新刊レビュー
イヴ・シルヴァーのデーモン・シリーズ1冊目、読了~。
白と黒の境界線とその按配が絶妙。
ゴシックロマンスのデビュー作がいたくお気に入りだったので、パラノーマルの方はどうかな・・・と思って読んだら、これがまた面白かった。
キャラクターがそれぞれによく出来ている。
壮大な設定なのに、細かく痒いところにまで手が届く、そこにまず感心して読んだともいえるか。
物語は、悪魔から人間を守る魔術師のシアランが、とある事故からミスを犯し、自分の体の中に悪魔を抱え込んでしまったところから始まる。
それから20年後、何者かが最強の悪魔をこの世に召還しようとしていた。
そのカギを握るのが、シアランの20年前のミスの原因となった因縁の女性クレア。
彼女の周囲に起こる不気味な事件、逃れられない運命の糸に手繰り寄せられるように再会する二人、裏切り者の正体が分からないまま手探りでの戦いが展開するのだが、というものなんだが、とにかく上手い。
何がって、悪魔の召還条件とか、魔術師の起源とか、パラノーマルの核となる部分が実に自然で噛み砕きやすい。
たまに、ナルシストよろしく自分の構築したパラノーマル世界を間違った方向に几帳面極まりなく高尚且つ難解にする事に血道をそそいでいる作家がいるが、そんなのはご勘弁。読んでて疲れる(笑)。
そういう意味で、深遠なのに分かりやすい、これはすごい。
魔術師たちも、万能なわけではなく能力に限りがあって、一人につき一つの魔法、というのも◎。
こういう限りあるものだからこそ、悪魔に、闇に自分を乗っ取られそうになっているシアランの苦悩とかギリギリの焦燥感とかが対比で浮かび上がる。
何より、運命に翻弄されながらも、自分の足でしっかり立って、現実に立ち向かう若きヒロイン・クレアの漢(おとこ)っぷりが素晴らしい!
一度死んでる筈なのに、その場に現れた魔術師シアランから能力盗んででも生きちゃうぐらい(^^ゞ
そりゃあ、こんだけアニキなら、どう見ても乙女系なシアランもメロメロになってしまうわな・・・あの時、少女にロックオンされた状態だったとありありと(笑)。
そんな彼女にシアラン、尽す尽す・・・マメ男もいいトコだわ(笑)。
幸せそうだから、この際いいんだろうけど(^^ゞ
一見、幼妻と、振り回される旦那、という方式の筈なんだが、実際はナイーヴでセンシテイヴな彼を、まるごと包んで支える肝っ玉彼女だったり(笑)。
とにかく、事あるごとに繰り返される、物事全てを白と黒に区別は出来ないという基本を、シリーズ全体にもってきた大筋がブレないので一気に読めた。
シアランの中の悪魔が消えたわけでもない曖昧さ、魔術師の中から裏切り者が出て、そいつが世界を変えようとするまでに至ったその曖昧ささえも、どっちに転ぶか分からない微妙なバランスを物語る。
これは1冊だけで放置されるには惜しい、と思う次第。
大作ではないが、小粒ながらに良く出来ているパラノーマルの秀作。
この作家の作品、やっぱり高いクオリティでした。期待通りで嬉しかったかも(^^)
是非とも、次のダインの話も翻訳して欲しいもんです。ええ。
白と黒の境界線とその按配が絶妙。
ゴシックロマンスのデビュー作がいたくお気に入りだったので、パラノーマルの方はどうかな・・・と思って読んだら、これがまた面白かった。
キャラクターがそれぞれによく出来ている。
壮大な設定なのに、細かく痒いところにまで手が届く、そこにまず感心して読んだともいえるか。
物語は、悪魔から人間を守る魔術師のシアランが、とある事故からミスを犯し、自分の体の中に悪魔を抱え込んでしまったところから始まる。
それから20年後、何者かが最強の悪魔をこの世に召還しようとしていた。
そのカギを握るのが、シアランの20年前のミスの原因となった因縁の女性クレア。
彼女の周囲に起こる不気味な事件、逃れられない運命の糸に手繰り寄せられるように再会する二人、裏切り者の正体が分からないまま手探りでの戦いが展開するのだが、というものなんだが、とにかく上手い。
何がって、悪魔の召還条件とか、魔術師の起源とか、パラノーマルの核となる部分が実に自然で噛み砕きやすい。
たまに、ナルシストよろしく自分の構築したパラノーマル世界を間違った方向に几帳面極まりなく高尚且つ難解にする事に血道をそそいでいる作家がいるが、そんなのはご勘弁。読んでて疲れる(笑)。
そういう意味で、深遠なのに分かりやすい、これはすごい。
魔術師たちも、万能なわけではなく能力に限りがあって、一人につき一つの魔法、というのも◎。
こういう限りあるものだからこそ、悪魔に、闇に自分を乗っ取られそうになっているシアランの苦悩とかギリギリの焦燥感とかが対比で浮かび上がる。
何より、運命に翻弄されながらも、自分の足でしっかり立って、現実に立ち向かう若きヒロイン・クレアの漢(おとこ)っぷりが素晴らしい!
一度死んでる筈なのに、その場に現れた魔術師シアランから能力盗んででも生きちゃうぐらい(^^ゞ
そりゃあ、こんだけアニキなら、どう見ても乙女系なシアランもメロメロになってしまうわな・・・あの時、少女にロックオンされた状態だったとありありと(笑)。
そんな彼女にシアラン、尽す尽す・・・マメ男もいいトコだわ(笑)。
幸せそうだから、この際いいんだろうけど(^^ゞ
一見、幼妻と、振り回される旦那、という方式の筈なんだが、実際はナイーヴでセンシテイヴな彼を、まるごと包んで支える肝っ玉彼女だったり(笑)。
とにかく、事あるごとに繰り返される、物事全てを白と黒に区別は出来ないという基本を、シリーズ全体にもってきた大筋がブレないので一気に読めた。
シアランの中の悪魔が消えたわけでもない曖昧さ、魔術師の中から裏切り者が出て、そいつが世界を変えようとするまでに至ったその曖昧ささえも、どっちに転ぶか分からない微妙なバランスを物語る。
これは1冊だけで放置されるには惜しい、と思う次第。
大作ではないが、小粒ながらに良く出来ているパラノーマルの秀作。
この作家の作品、やっぱり高いクオリティでした。期待通りで嬉しかったかも(^^)
是非とも、次のダインの話も翻訳して欲しいもんです。ええ。
会社の帰り、コンビニにメール便を出しに寄ったら明日発売のこちらがありました~(笑)。
元々買うつもりだったけど、どうせならお得に捕獲したいと思っていたのでその場では買わずに帰宅、さっきネットで注文したなう。
割引券やポイントも使えたし、抱き合わせ本もあったし、丁度良かった(こういうところは細かいんです。笑)。
昨日の日記で書いた商品券を使うという手もありましたが、あれは別の機会に使う予定で(爆)。
エコバックやトートバックはもういいや、と思っていたので丁度良かったな、今回のは。
先日のお弁当箱のはパスしたけど、やっぱりキャス大好き(^▽^)
届くのが楽しみです(たいして急いではいないのでのんびりしたもんだ。笑)。
月末に出る予定のアナスイ本は大きめのトートなのと、好みのデザインでないのでパス確定。
来月のレスポ本は柄と型を見てからだな。
むしろFRED PERRYのが気になるわ・・・ほら、マレーくんを応援する身としては(笑)。
元々買うつもりだったけど、どうせならお得に捕獲したいと思っていたのでその場では買わずに帰宅、さっきネットで注文したなう。
割引券やポイントも使えたし、抱き合わせ本もあったし、丁度良かった(こういうところは細かいんです。笑)。
昨日の日記で書いた商品券を使うという手もありましたが、あれは別の機会に使う予定で(爆)。
エコバックやトートバックはもういいや、と思っていたので丁度良かったな、今回のは。
先日のお弁当箱のはパスしたけど、やっぱりキャス大好き(^▽^)
届くのが楽しみです(たいして急いではいないのでのんびりしたもんだ。笑)。
月末に出る予定のアナスイ本は大きめのトートなのと、好みのデザインでないのでパス確定。
来月のレスポ本は柄と型を見てからだな。
むしろFRED PERRYのが気になるわ・・・ほら、マレーくんを応援する身としては(笑)。
・・・昨夜の分をさっき見て、しばらく何も出来ずにテレビ前で固まった。
何と、深遠な!
正直、途中で何度か脱落しかけたけど、そこでふんばっておいて良かった!
今回の、あのマットの究極のハミュへの愛情を見た瞬間、泣きしそうになった。
裏ラスボスの声が櫻井くんだったと気付くのに時間がかかった(爆)ぐらい、マット@大川さんにヤラれてしまっていたわ・・・。
何か、うっかり内に溜め込んで一気に祭り状態になりBOOKOFFに走って、原作買いあさりそうな自分が怖いんで、ここで吐き出してクールダウンしときます(爆)。
いいのよ、ほら、DVDで全話落してるしね! > 朴ファンゆえに見始めたのに、作品そのものの難解さがどうやらツボだった模様。
来週、早く見たいにょーーーっ!!
何と、深遠な!
正直、途中で何度か脱落しかけたけど、そこでふんばっておいて良かった!
今回の、あのマットの究極のハミュへの愛情を見た瞬間、泣きしそうになった。
裏ラスボスの声が櫻井くんだったと気付くのに時間がかかった(爆)ぐらい、マット@大川さんにヤラれてしまっていたわ・・・。
何か、うっかり内に溜め込んで一気に祭り状態になりBOOKOFFに走って、原作買いあさりそうな自分が怖いんで、ここで吐き出してクールダウンしときます(爆)。
いいのよ、ほら、DVDで全話落してるしね! > 朴ファンゆえに見始めたのに、作品そのものの難解さがどうやらツボだった模様。
来週、早く見たいにょーーーっ!!
おさえきれない想い (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
2010年3月14日 新刊レビュー
積読本消化期間のようになってきた気もせんでも(笑)。
これは新刊買いのつもりが、落ちてくるのが予想以上に早かったので、うっかり拾って積んでしまっていた憐れな本なんだが(爆)。
そんなこんなで、ルーシー・モンローのゴダート・プロジェクト・シリーズ2冊目、読了。
おいおい、つっ走ってきたぞ、いろんな意味で(笑)。
今回の主人公は、前作でピエロ扱いされていた「遅刻男」(勝手に命名。笑)ことアラン。
親爺さんこと、上司ホイットの任務でバンクーバーの映画産業を根城に展開しかけている国家的機密漏洩事件調査の為に、記者と偽り潜入捜査する事に。
いやはや、あの親爺、どうせとんでもない事を企んでたとは予想はしたが、アランが下宿する事になったところが問題です。
ゲイ下宿 でした!みたいな(爆)。
オーナーで、女優でもあるジリアン以外、下宿人は全てゲイ・・・芸能界の表裏どちらかに職を持つ、芸の世界のゲイ揃い・・・って、まさにダジャレのような(爆)。
そんなところに予備知識ナシに放り込まれたアラン、いきなりピーンチ!(爆)
今まで何事においても仕事優先だったアランだが、どうもこのジリアン、一目見た瞬間から勝手が違う、と戸惑いと萌えと悶え(ジュニア込み。爆)に苦しみつつ、任務を遂行するというお話、という事なんだが・・・うふふあはは。
いやん、過去の実父と養父のせいで恋愛に関しては斜に構えているジリアンも、どうもこのアランだけは勝手が違ってきゅんきゅん萌え萌えになっちゃうもんだから、相乗効果でくーるくるにエッチぼけしまくりのいいコンビ(爆)。
しかも、ここぞとばかりにいろんな条件やら状況やらが関係して、そういう意味で 寸止め祭り絶賛開催なう! なもんで、笑いが止まらないったら(^^ゞ
そんな視点からの印象が強いせいで、たまに、いや、しょっちゅうアランが身元を偽っての潜入捜査中なのを忘れてしまうのが、まぁ、毎度のモンロー節ともいっていいのか?(笑)
だって、普通のロマサスのようなんだもん、潜入捜査云々抜きの(笑)。
でも、アランって疲れたアラサー女の妄想のような男だわよね・・・アロママッサをしてくれたり、いろいろ尽して尽しての気配りマメ男。しかもイケメンで腹筋8つに割れてますYes!みたいな(笑)。
でもねぇ・・・さすがに、今回だけは今までのモンロー作品を軽く超越したともいえるかも。
いえ、話のキモもなった国家的機密が、もう、想像以上に「ありえなーいっ!!」という、アメリカでゲイツ!!な話だったからなのだ。
まさか、誰が予想しました?
伝説のロズウェル事件の空飛ぶ未確認円盤を解析しての反重力の技術開発 だなんて!(驚愕)
いきなり『ムー』とかの世界になってきたぞオイオイ、と思ったのはことのさんだけではないぞ(^^;;
余りに凄くて、笑いが止まらなかったよマジ(爆)。
そんなこんなで、一発芸ネタ好きのことのさんがそのネタだけでもOK!なのに、芸のゲイって事で、主人公たちのラブラブ萌え萌えの影で、下宿人たちのゲイカップルがツンデレ展開にハッピーいちゃいゃな関係(笑)に進展していて、二倍やられた!とか、ヒロインの親友一家が変人揃いでゴダート・プロジェクトも驚きの裏ルート権力炸裂だったり、と何だか笑える事請け合いの作品だった(笑)。
何より、割れ鍋に綴じ蓋なアランとジリアンの肉食カップルが、何ともウキウキさせてくれましたな。
嘘の付き合いが前提なのに、妙にどっちも「なるべく嘘はつかないでおこう」と暗黙の了解で早い時点から本音に近い対峙をしていたのもあるからかな。
ジリアン自身、あの過去からするとよくぞ竹を割ったような現在の姐御肌になったもんだ、とアランではないが感心こそすれ、である。
読後もさっぱりだし、何よりキャラクターがどんな小さい脇役でも活き活き魅力的だと、読んでる方も勢いつくね。
事件に巻き込まれて愛する相手を殺されたゲイの男性を、無意識に自然と抱きしめるアランじゃないけど、感情移入しちゃう。
そんなこんなで、既に3冊目の翻訳も決定しているようで何より。
次回主人公は、謎の多いゴダート・プロジェクト所属の武器マニアのお姉ちゃんエル。
ことのさんご贔屓のボディガード・シリーズのニトロとジョシーが久々に登場との事で、益々楽しみです♪
これは新刊買いのつもりが、落ちてくるのが予想以上に早かったので、うっかり拾って積んでしまっていた憐れな本なんだが(爆)。
そんなこんなで、ルーシー・モンローのゴダート・プロジェクト・シリーズ2冊目、読了。
おいおい、つっ走ってきたぞ、いろんな意味で(笑)。
今回の主人公は、前作でピエロ扱いされていた「遅刻男」(勝手に命名。笑)ことアラン。
親爺さんこと、上司ホイットの任務でバンクーバーの映画産業を根城に展開しかけている国家的機密漏洩事件調査の為に、記者と偽り潜入捜査する事に。
いやはや、あの親爺、どうせとんでもない事を企んでたとは予想はしたが、アランが下宿する事になったところが問題です。
ゲイ下宿 でした!みたいな(爆)。
オーナーで、女優でもあるジリアン以外、下宿人は全てゲイ・・・芸能界の表裏どちらかに職を持つ、芸の世界のゲイ揃い・・・って、まさにダジャレのような(爆)。
そんなところに予備知識ナシに放り込まれたアラン、いきなりピーンチ!(爆)
今まで何事においても仕事優先だったアランだが、どうもこのジリアン、一目見た瞬間から勝手が違う、と戸惑いと萌えと悶え(ジュニア込み。爆)に苦しみつつ、任務を遂行するというお話、という事なんだが・・・うふふあはは。
いやん、過去の実父と養父のせいで恋愛に関しては斜に構えているジリアンも、どうもこのアランだけは勝手が違ってきゅんきゅん萌え萌えになっちゃうもんだから、相乗効果でくーるくるにエッチぼけしまくりのいいコンビ(爆)。
しかも、ここぞとばかりにいろんな条件やら状況やらが関係して、そういう意味で 寸止め祭り絶賛開催なう! なもんで、笑いが止まらないったら(^^ゞ
そんな視点からの印象が強いせいで、たまに、いや、しょっちゅうアランが身元を偽っての潜入捜査中なのを忘れてしまうのが、まぁ、毎度のモンロー節ともいっていいのか?(笑)
だって、普通のロマサスのようなんだもん、潜入捜査云々抜きの(笑)。
でも、アランって疲れたアラサー女の妄想のような男だわよね・・・アロママッサをしてくれたり、いろいろ尽して尽しての気配りマメ男。しかもイケメンで腹筋8つに割れてますYes!みたいな(笑)。
でもねぇ・・・さすがに、今回だけは今までのモンロー作品を軽く超越したともいえるかも。
いえ、話のキモもなった国家的機密が、もう、想像以上に「ありえなーいっ!!」という、アメリカでゲイツ!!な話だったからなのだ。
まさか、誰が予想しました?
伝説のロズウェル事件の空飛ぶ未確認円盤を解析しての反重力の技術開発 だなんて!(驚愕)
いきなり『ムー』とかの世界になってきたぞオイオイ、と思ったのはことのさんだけではないぞ(^^;;
余りに凄くて、笑いが止まらなかったよマジ(爆)。
そんなこんなで、一発芸ネタ好きのことのさんがそのネタだけでもOK!なのに、芸のゲイって事で、主人公たちのラブラブ萌え萌えの影で、下宿人たちのゲイカップルがツンデレ展開にハッピーいちゃいゃな関係(笑)に進展していて、二倍やられた!とか、ヒロインの親友一家が変人揃いでゴダート・プロジェクトも驚きの裏ルート権力炸裂だったり、と何だか笑える事請け合いの作品だった(笑)。
何より、割れ鍋に綴じ蓋なアランとジリアンの肉食カップルが、何ともウキウキさせてくれましたな。
嘘の付き合いが前提なのに、妙にどっちも「なるべく嘘はつかないでおこう」と暗黙の了解で早い時点から本音に近い対峙をしていたのもあるからかな。
ジリアン自身、あの過去からするとよくぞ竹を割ったような現在の姐御肌になったもんだ、とアランではないが感心こそすれ、である。
読後もさっぱりだし、何よりキャラクターがどんな小さい脇役でも活き活き魅力的だと、読んでる方も勢いつくね。
事件に巻き込まれて愛する相手を殺されたゲイの男性を、無意識に自然と抱きしめるアランじゃないけど、感情移入しちゃう。
そんなこんなで、既に3冊目の翻訳も決定しているようで何より。
次回主人公は、謎の多いゴダート・プロジェクト所属の武器マニアのお姉ちゃんエル。
ことのさんご贔屓のボディガード・シリーズのニトロとジョシーが久々に登場との事で、益々楽しみです♪
甘い夢の続きをあなたと―ハイランドの美しき戦士〈1〉 (フローラブックス)
2010年3月12日 新刊レビュー
ヘザー・グラタウスのデビュー作にて初翻訳本、読了。
何、コレ?
いや、冗談抜きで、それが感想なんです。
「何、コレ?」
怒り以上に、何といったらいいのか・・・そうね。虚無感という難しいものでもなく、単なるアホらしさ が一番大きいかも ┐(´-`)┌
こんな、魅力の欠片もないキャラクター達がひたすら後先考えず行動起こしては話が展開するげんなりする雑な作品だとは思わなかった。
あらすじだと、昔から夢に出てくる男性と現実でも出会ったヒロインだが、その男性は異母姉の婚約者だった、とかいう話なんだが・・・ふ。モノは書き様だな、このあらすじ(笑)と感心したな。
とにかく、全てにおいて「運命の相手」「運命の相手」「運命の相手」・・・と、念仏唱えるみたいな状況で、ヒロインの父母、ヒーロー、ヒロイン、ヒロインの異母姉、ヒーローの親友とがビビビ状態で「運命の相手だ~!!」となっている辺が、有り難味もないし、特異性に欠ける。
まるきりパンデミックのようで、何でも運命の相手ビームのせいにすればいい、って本当にうんざり ┐(´-`)┌
「運命の相手なんだから!!」っていう焦燥感とかでなく、そればかりが重要事項で振り回されていて、且つキャラクター造詣が全くない。
このヒロインのどこが魅力的?
このヒーローのどこが魅力的なの?!
このヒーロー親友のどこがそんな思いつめるほどに魅力的?
ぜーんぜん分からないのだが!!
・・・いかん。こんなエンドレスな問いかけをしていたら、登場人物全員羅列しなきゃいかんようになる(笑)
そもそも、ヒロイン両親の件だけでも「まぁ、ロマンテイックね」と思えた方がいらっしゃるのだろうか?
あんなの呪いにしか思えなかったわ・・・。
氏族の争いを逃れる為、父親の知り合いであるイングランド貴族夫婦を頼ってきたハイランド氏族の娘だったヒロイン母。
貴族妻は、夫の留守を守っている年の近い女性で、すっかり仲良く親友となった二人だが、結局は戦から戻ってきた貴族夫がハイランド氏族娘の運命の相手だった事が判明。
いや、いいよ。
運命に翻弄されて苦悩するのは。鉄板ネタだし。
そこからが問題だよ・・・運命のいたずらで絆を結んでしまったイングランド貴族と氏族の娘、そのまま居直り上等!!としか思えない行動の数々。
妻と別れるでもなく、妻と、そのハイランド娘を同等の扱い(城の女主人)をして城に同居させ、二人の間に生まれた娘(ヒロイン)も、妻との間に生まれた娘(異母姉)と同等扱いをさせレディ呼ばわり・・・(^^;
ありえないだろうに。どこまで本妻を愚弄しているんだ、この二人。
二人とも苦悩したかもしれないが、事あるごとに「仕方ないわ、運命の相手だったのよ」などとまるで水戸黄門の印籠よろしく振りかざされては読んでて萎える以外にない ┐(´-`)┌
作品内では、まるで悪女のように言われている本妻だが、こんだけの仕打ちされたら、善人もキレて当然。
むしろ、普通に領地争いの戦で死ねたのが不思議だよ、この貴族(本妻、一服盛って毒殺してやりゃ良かったのに、とか真剣に思った。笑)。
そしてハイランド娘も、貴族が死んだら本妻に城を追い出されたってだけでも、温情処置もいいとこじゃ。
戦で逃げてきた若い知り合いの娘を保護してやった恩を、夫を奪われ、不倫相手に己と同じ権限を与えられ、不義の証拠であるヒロインを突きつけられて同居生活していたって・・・どんだけ仇で返してんだよ?!ってカンジなのに ┐(´-`)┌
そんな、うんざりする設定てんこ盛りの中、何も考えず、幼稚な行動をとっては周囲を不幸に陥れるヒロインが一番うんざりしたけどね。
このヒロインが何かするたびに、負の連鎖が花盛り・・・異母姉の事が大事なの!!とか、口では言ってても、所詮一番可愛いのはワ・タ・シ!という本音垂れ流しの言動なのが、更に呆れを増す ┐(´-`)┌
生まれてこのかた、会った事もない母方のハイランド氏族をして「スコットランドで最強の氏族!!」とか、根拠無き血筋自慢したり、ワケわからんし。
まぁ、あの二人の娘じゃ、KYでも仕方ないにしても・・・最強じゃなくて、最凶の間違いじゃないんか?(爆)
そんなこんなで、ヒーローの出生に関する どうでもいいやっつけ仕事のような後付設定 といい、ヒーロー親友の 既に故郷に見切りつけたにも関わらずイングランドでは全く意味なき高貴な血筋主張 といい、登場させられただけでどうしていいのか分からない微妙なヒーロー異父弟(次回ヒーロー)といい、たいして事も起こしていないのに 何故か理由の分からないまま、安直な作者によって悪人の裁きを受ける事になってしまい、はき違えた上から物言いヒロインに何故か許される謎の展開になる本妻さん といい・・・言っていいかしら?
時間をドブに捨てたよ、私は! ┐(´-`)┌
いっそ、ことのさん的には、ラストの嘘くさい大団円なんかでなく、本妻さんが「運命の相手」パンデミックの有耶無耶どさくさ紛れから目を覚まして、ガンガン復讐してくれた方が納得出来たんだけど(爆)。
そんなこんなで、二度と読まねーよ、この本。
しかも「ハイランドの美しき戦士」って、 全然ハイランダーじゃない から、そんなシリーズ名に踊らされた自分に二倍腹が立ってるのよ!(涙)
地球温暖化に貢献しても、こんな本は焚書扱いにしてやらんと気がすまないってカンジだわ・・・(-"-)
何、コレ?
いや、冗談抜きで、それが感想なんです。
「何、コレ?」
怒り以上に、何といったらいいのか・・・そうね。虚無感という難しいものでもなく、単なるアホらしさ が一番大きいかも ┐(´-`)┌
こんな、魅力の欠片もないキャラクター達がひたすら後先考えず行動起こしては話が展開するげんなりする雑な作品だとは思わなかった。
あらすじだと、昔から夢に出てくる男性と現実でも出会ったヒロインだが、その男性は異母姉の婚約者だった、とかいう話なんだが・・・ふ。モノは書き様だな、このあらすじ(笑)と感心したな。
とにかく、全てにおいて「運命の相手」「運命の相手」「運命の相手」・・・と、念仏唱えるみたいな状況で、ヒロインの父母、ヒーロー、ヒロイン、ヒロインの異母姉、ヒーローの親友とがビビビ状態で「運命の相手だ~!!」となっている辺が、有り難味もないし、特異性に欠ける。
まるきりパンデミックのようで、何でも運命の相手ビームのせいにすればいい、って本当にうんざり ┐(´-`)┌
「運命の相手なんだから!!」っていう焦燥感とかでなく、そればかりが重要事項で振り回されていて、且つキャラクター造詣が全くない。
このヒロインのどこが魅力的?
このヒーローのどこが魅力的なの?!
このヒーロー親友のどこがそんな思いつめるほどに魅力的?
ぜーんぜん分からないのだが!!
・・・いかん。こんなエンドレスな問いかけをしていたら、登場人物全員羅列しなきゃいかんようになる(笑)
そもそも、ヒロイン両親の件だけでも「まぁ、ロマンテイックね」と思えた方がいらっしゃるのだろうか?
あんなの呪いにしか思えなかったわ・・・。
氏族の争いを逃れる為、父親の知り合いであるイングランド貴族夫婦を頼ってきたハイランド氏族の娘だったヒロイン母。
貴族妻は、夫の留守を守っている年の近い女性で、すっかり仲良く親友となった二人だが、結局は戦から戻ってきた貴族夫がハイランド氏族娘の運命の相手だった事が判明。
いや、いいよ。
運命に翻弄されて苦悩するのは。鉄板ネタだし。
そこからが問題だよ・・・運命のいたずらで絆を結んでしまったイングランド貴族と氏族の娘、そのまま居直り上等!!としか思えない行動の数々。
妻と別れるでもなく、妻と、そのハイランド娘を同等の扱い(城の女主人)をして城に同居させ、二人の間に生まれた娘(ヒロイン)も、妻との間に生まれた娘(異母姉)と同等扱いをさせレディ呼ばわり・・・(^^;
ありえないだろうに。どこまで本妻を愚弄しているんだ、この二人。
二人とも苦悩したかもしれないが、事あるごとに「仕方ないわ、運命の相手だったのよ」などとまるで水戸黄門の印籠よろしく振りかざされては読んでて萎える以外にない ┐(´-`)┌
作品内では、まるで悪女のように言われている本妻だが、こんだけの仕打ちされたら、善人もキレて当然。
むしろ、普通に領地争いの戦で死ねたのが不思議だよ、この貴族(本妻、一服盛って毒殺してやりゃ良かったのに、とか真剣に思った。笑)。
そしてハイランド娘も、貴族が死んだら本妻に城を追い出されたってだけでも、温情処置もいいとこじゃ。
戦で逃げてきた若い知り合いの娘を保護してやった恩を、夫を奪われ、不倫相手に己と同じ権限を与えられ、不義の証拠であるヒロインを突きつけられて同居生活していたって・・・どんだけ仇で返してんだよ?!ってカンジなのに ┐(´-`)┌
そんな、うんざりする設定てんこ盛りの中、何も考えず、幼稚な行動をとっては周囲を不幸に陥れるヒロインが一番うんざりしたけどね。
このヒロインが何かするたびに、負の連鎖が花盛り・・・異母姉の事が大事なの!!とか、口では言ってても、所詮一番可愛いのはワ・タ・シ!という本音垂れ流しの言動なのが、更に呆れを増す ┐(´-`)┌
生まれてこのかた、会った事もない母方のハイランド氏族をして「スコットランドで最強の氏族!!」とか、根拠無き血筋自慢したり、ワケわからんし。
まぁ、あの二人の娘じゃ、KYでも仕方ないにしても・・・最強じゃなくて、最凶の間違いじゃないんか?(爆)
そんなこんなで、ヒーローの出生に関する どうでもいいやっつけ仕事のような後付設定 といい、ヒーロー親友の 既に故郷に見切りつけたにも関わらずイングランドでは全く意味なき高貴な血筋主張 といい、登場させられただけでどうしていいのか分からない微妙なヒーロー異父弟(次回ヒーロー)といい、たいして事も起こしていないのに 何故か理由の分からないまま、安直な作者によって悪人の裁きを受ける事になってしまい、はき違えた上から物言いヒロインに何故か許される謎の展開になる本妻さん といい・・・言っていいかしら?
時間をドブに捨てたよ、私は! ┐(´-`)┌
いっそ、ことのさん的には、ラストの嘘くさい大団円なんかでなく、本妻さんが「運命の相手」パンデミックの有耶無耶どさくさ紛れから目を覚まして、ガンガン復讐してくれた方が納得出来たんだけど(爆)。
そんなこんなで、二度と読まねーよ、この本。
しかも「ハイランドの美しき戦士」って、 全然ハイランダーじゃない から、そんなシリーズ名に踊らされた自分に二倍腹が立ってるのよ!(涙)
地球温暖化に貢献しても、こんな本は焚書扱いにしてやらんと気がすまないってカンジだわ・・・(-"-)
銀色の運命が満ちるとき (ラズベリーブックス フ 1-2)
2010年3月10日 新刊レビュー
ジャクリーン・フランクのナイトウォーカー・シリーズ2冊目、読了~。
仙人は天然の模様(笑)。
今回の主役は、最年長のデーモン「長老」で体のデーモンであるギデオンと、デーモンの王ノアの妹で心のデーモンであるレーナことマグダレーナ。
前作のラスト近くにて、既にこの二人にもやもやっとした伏線らしきものを提示されていたので驚きもなく(笑)。
そうですね。気になる点は、ほとんどプライベート的なところが描かれず、ぶっちゃけ 得体の知れない 長老のギデオンが娘同然の年の離れたレーナ相手にどう堕ちるのか、ってところでしたが(笑)。
・・・ウケた。
ウケまくりじゃないですか長老!(笑)
なんか微妙に仙人よろしくな配線、よくよく読んでみたら 単なる天然と紙一重 ってカンジです!(爆)
そもそも、なんでこんな長老がうっかり人間相手に過ちを演じそうになったのか、という疑問も、そう言われたら妙に納得してしまったり。
「寸止め悶々しすぎて、ちょっとネジ緩んでたんです」ほほう、みたいな(笑)。
前回、悲劇に巻き込まれたレーナがその後にどうなったのか、とかを絡めて、レーナとギデオンの過去を上手く小出しにしては進んでいくものだから、あっという間に進んだ感が。
実際、かなり早い段階で二人は刻印付けを済ませて、伴侶同然として物語を進めていくんだが・・・若くて、隠された「過去」のあるレーナは最後の一線を越える事に戸惑う。
ここでまた、年長者だから余裕綽々で「待つよ」とか口では言っても、ギデオン、何だか駄々っ子のようでなりません(^^ゞ
一回箍が外れてしまったもんだから、恋する男の馬鹿っぷり全開に萌え萌えビ~~ムっ!!を乱射しまくって迫りまくり・・・ああ、カワイイったら(笑)。
そんなせいか、若いレーナが本来のしっかり者なところも相まって、ギデオンが広げた風呂敷を彼女が畳んでいる印象・・・いいカップルじゃ(^^ゞ
しかもなにげに、ギデオンが刻印付けした途端に潜在能力がだだ漏れ状態に飛び出してきて収拾つけるのも一苦労、ってぐらい凄い能力者となっているレーナだし(^^;
ま、たまに「ホンマに医者として優秀なのか?」とか思うギデオンと差し引きゼロって事で?(笑)
前作主人公たちである執行官カップル、デーモンのジェイコブとドルイドのイザベラたちにもまた事件が起こったりするが、その息つく暇もない展開と分厚い設定には思わず唸りました。
ジェイコブの弟ケインとイザベラの妹コリーンのカップルをも絡めて「そうくるか!」と思いました。
いや、あの人が裏切るのは時間の問題とは思っていたけど、本当にこの早い段階でしかけてくるとは思わなかったりもした。
イザベラへの酷い魔術師たちの仕打ちを、詳しく細かく噛み砕いて説明する場面は、まさに「執行官」の視点で、サスペンスとしても秀逸。
そう、黒幕は分かっているんだが、そこにたどり着くまでの謎解き部分。あそこはお気に入り。
今回からの新キャラとしては、デーモン以外のナイトウォーカー達が登場。
しかも、この作者、出血大サービスもいいところ・・・今後の伏線をしっかりここであっさり出してしまったり(笑)。
やんごとなき新キャラのお二人様、ヴァンパイアの君主ダミアン、そして獣人間の女王シエナ。
ギデオンの年寄り茶飲み友達なう!(爆)なカンジのダミアンは今回は、美味しいチョイ役といったところだが、シエナ様は初登場ながらフルスロットルの活躍っぷり。
特に魔術師と裏切り者のナイトウォーカー達相手の大立ち回りは「よっ!千両役者!!」と掛け声かけたくなる素晴らしさでした(笑)。
そんな猫属性な彼女相手に、見事伏線を張られた餌食、いえ、お相手は風のデーモンこと戦闘部隊長のイライジャ。
思えば、イザベラにクラッときたのもどつかれた際だったし、今回シエナ相手に萌え~っとなっているのも彼女が敵をボコボコにしているところ・・・イライジャ、ドMとみたぞ!(爆)
そんなこんなで、相変わらずの独自の世界観を縦横無尽に駆け回った話でしたが、自然と長さを感じないのが凄かった。
ラブとエロス、サスペンスとファンタジー、バイオレンスとコミカルさが絶妙な按配で混ざり合っていてとても楽しかったです。
残忍な設定や場面もすんなり読ませてしまう筆力っていうより、勢いなのか?
いや、何と言ってもやっぱりキャラクター造詣だな、このシリーズは。
登場人物、それこそ悪役ですら活き活きしていて読まずにはいられません(笑)。
ラストの、それこそホームドラマのようなオチでさえ、自己流ならぬナイトウォーカー流にしてしまえるんだから(笑)。
そんなこんなで、勿論お気に入り決定です。
次回以降も楽しみです・・・鉄板展開に逃げ延びた悪役の逆襲以上に、隊長のドMな展開が?!(爆)
何だかデーモンの王ノアが、若くして老成してもおかしくないってカンジだわ・・・これだけ身近に妙なのばかりいたら(爆)
仙人は天然の模様(笑)。
今回の主役は、最年長のデーモン「長老」で体のデーモンであるギデオンと、デーモンの王ノアの妹で心のデーモンであるレーナことマグダレーナ。
前作のラスト近くにて、既にこの二人にもやもやっとした伏線らしきものを提示されていたので驚きもなく(笑)。
そうですね。気になる点は、ほとんどプライベート的なところが描かれず、ぶっちゃけ 得体の知れない 長老のギデオンが娘同然の年の離れたレーナ相手にどう堕ちるのか、ってところでしたが(笑)。
・・・ウケた。
ウケまくりじゃないですか長老!(笑)
なんか微妙に仙人よろしくな配線、よくよく読んでみたら 単なる天然と紙一重 ってカンジです!(爆)
そもそも、なんでこんな長老がうっかり人間相手に過ちを演じそうになったのか、という疑問も、そう言われたら妙に納得してしまったり。
「寸止め悶々しすぎて、ちょっとネジ緩んでたんです」ほほう、みたいな(笑)。
前回、悲劇に巻き込まれたレーナがその後にどうなったのか、とかを絡めて、レーナとギデオンの過去を上手く小出しにしては進んでいくものだから、あっという間に進んだ感が。
実際、かなり早い段階で二人は刻印付けを済ませて、伴侶同然として物語を進めていくんだが・・・若くて、隠された「過去」のあるレーナは最後の一線を越える事に戸惑う。
ここでまた、年長者だから余裕綽々で「待つよ」とか口では言っても、ギデオン、何だか駄々っ子のようでなりません(^^ゞ
一回箍が外れてしまったもんだから、恋する男の馬鹿っぷり全開に萌え萌えビ~~ムっ!!を乱射しまくって迫りまくり・・・ああ、カワイイったら(笑)。
そんなせいか、若いレーナが本来のしっかり者なところも相まって、ギデオンが広げた風呂敷を彼女が畳んでいる印象・・・いいカップルじゃ(^^ゞ
しかもなにげに、ギデオンが刻印付けした途端に潜在能力がだだ漏れ状態に飛び出してきて収拾つけるのも一苦労、ってぐらい凄い能力者となっているレーナだし(^^;
ま、たまに「ホンマに医者として優秀なのか?」とか思うギデオンと差し引きゼロって事で?(笑)
前作主人公たちである執行官カップル、デーモンのジェイコブとドルイドのイザベラたちにもまた事件が起こったりするが、その息つく暇もない展開と分厚い設定には思わず唸りました。
ジェイコブの弟ケインとイザベラの妹コリーンのカップルをも絡めて「そうくるか!」と思いました。
いや、あの人が裏切るのは時間の問題とは思っていたけど、本当にこの早い段階でしかけてくるとは思わなかったりもした。
イザベラへの酷い魔術師たちの仕打ちを、詳しく細かく噛み砕いて説明する場面は、まさに「執行官」の視点で、サスペンスとしても秀逸。
そう、黒幕は分かっているんだが、そこにたどり着くまでの謎解き部分。あそこはお気に入り。
今回からの新キャラとしては、デーモン以外のナイトウォーカー達が登場。
しかも、この作者、出血大サービスもいいところ・・・今後の伏線をしっかりここであっさり出してしまったり(笑)。
やんごとなき新キャラのお二人様、ヴァンパイアの君主ダミアン、そして獣人間の女王シエナ。
ギデオンの年寄り茶飲み友達なう!(爆)なカンジのダミアンは今回は、美味しいチョイ役といったところだが、シエナ様は初登場ながらフルスロットルの活躍っぷり。
特に魔術師と裏切り者のナイトウォーカー達相手の大立ち回りは「よっ!千両役者!!」と掛け声かけたくなる素晴らしさでした(笑)。
そんな猫属性な彼女相手に、見事伏線を張られた餌食、いえ、お相手は風のデーモンこと戦闘部隊長のイライジャ。
思えば、イザベラにクラッときたのもどつかれた際だったし、今回シエナ相手に萌え~っとなっているのも彼女が敵をボコボコにしているところ・・・イライジャ、ドMとみたぞ!(爆)
そんなこんなで、相変わらずの独自の世界観を縦横無尽に駆け回った話でしたが、自然と長さを感じないのが凄かった。
ラブとエロス、サスペンスとファンタジー、バイオレンスとコミカルさが絶妙な按配で混ざり合っていてとても楽しかったです。
残忍な設定や場面もすんなり読ませてしまう筆力っていうより、勢いなのか?
いや、何と言ってもやっぱりキャラクター造詣だな、このシリーズは。
登場人物、それこそ悪役ですら活き活きしていて読まずにはいられません(笑)。
ラストの、それこそホームドラマのようなオチでさえ、自己流ならぬナイトウォーカー流にしてしまえるんだから(笑)。
そんなこんなで、勿論お気に入り決定です。
次回以降も楽しみです・・・鉄板展開に逃げ延びた悪役の逆襲以上に、隊長のドMな展開が?!(爆)
何だかデーモンの王ノアが、若くして老成してもおかしくないってカンジだわ・・・これだけ身近に妙なのばかりいたら(爆)
ヘタリア Axis Powers ファンディスク [DVD]
2010年3月9日 アニメ・マンガ
「ヘタリア第二期の最後である8巻も3月に出るし、これで三期の分が発売決定するまではちょっと落ち着くわよねDVD買うのも」
そんな甘い事を考えていたあたり、ア●メイト商法を理解していない通りすがりの浅はかさね・・・。
ええ、決まりましたのよ!
ヘタリア Axis Powers ファンディスク の発売が!!
どうするかな~、どうしよっかな~(^^ゞと思っていたところ、収録内容に『 アメリカの倉庫掃除 特別編集版 』を見つけてしまっては・・・ハイ。すみません。逆らいません。
さっさと予約させてもらいます(涙)。
ああ、どうしよう・・・バスタオル持って見なきゃ!!(考えただけで涙が。うるうる)
+余談+
それだけでなく、未配信のプロイセンの「俺様」ものとか、映画版の先行映像もあるみたい。
楽しみ楽しみ(^^)
そんな甘い事を考えていたあたり、ア●メイト商法を理解していない通りすがりの浅はかさね・・・。
ええ、決まりましたのよ!
ヘタリア Axis Powers ファンディスク の発売が!!
どうするかな~、どうしよっかな~(^^ゞと思っていたところ、収録内容に『 アメリカの倉庫掃除 特別編集版 』を見つけてしまっては・・・ハイ。すみません。逆らいません。
さっさと予約させてもらいます(涙)。
ああ、どうしよう・・・バスタオル持って見なきゃ!!(考えただけで涙が。うるうる)
+余談+
それだけでなく、未配信のプロイセンの「俺様」ものとか、映画版の先行映像もあるみたい。
楽しみ楽しみ(^^)
DVDでめぐる 世界の鉄道 絶景の旅 2010年 4/8号
2010年3月8日 乗り物
てへっ(^^ゞ
本屋さん店頭で創刊号「スイス」を見つけて、そこにある今後の予定の中で一番最初にチェックした号がこれ。
ネット書店で予約開始されていたので、いそいそと予約しちゃった(笑)
【イギリス】鉄道発祥の国スコットランドの古城をめざして
これを私が買わずして、誰が買えと?!(爆)
さすがにイギリスは鉄道発祥の国だけあって、全部の中で2冊刊行。
その2冊目の9号もギリギリ予約始まってましたの♪
【イギリス】名作の舞台と湖水地方
うへへ。
今朝まで楽天ブックスはポイント五倍だった上、昨夜四時間はナイター企画で更に五倍だったから躊躇する事なく予約ポチしちゃったもん♪♪
・・・9号、発売は「6月」だけどね!(爆)
とりあえず、まずは3号!
今月末には拝めるので、楽しみにしております( ̄▽ ̄)
本屋さん店頭で創刊号「スイス」を見つけて、そこにある今後の予定の中で一番最初にチェックした号がこれ。
ネット書店で予約開始されていたので、いそいそと予約しちゃった(笑)
【イギリス】鉄道発祥の国スコットランドの古城をめざして
これを私が買わずして、誰が買えと?!(爆)
さすがにイギリスは鉄道発祥の国だけあって、全部の中で2冊刊行。
その2冊目の9号もギリギリ予約始まってましたの♪
【イギリス】名作の舞台と湖水地方
うへへ。
今朝まで楽天ブックスはポイント五倍だった上、昨夜四時間はナイター企画で更に五倍だったから躊躇する事なく予約ポチしちゃったもん♪♪
・・・9号、発売は「6月」だけどね!(爆)
とりあえず、まずは3号!
今月末には拝めるので、楽しみにしております( ̄▽ ̄)
プラムローズは落とせない (MIRA文庫)
2010年3月7日 新刊レビュー
新刊の合間に、落ち待ちで拾っていた本もせっせこ読書してみたり。
そんなこんなで、最初の2冊はラズベリーブックス、ここからは原書の版元変更も手伝ってMIRA文庫から刊行と相成ったスーザン・アンダーセンのマリーン・シリーズ3冊目、読了~。
いやはや、やはりアンダーセン作品らしい軽妙さ(^^)
今回の主人公は、海兵隊3バカトリオ、いえ。イケメントリオの残る一人、ロケットこと私立探偵のジョン。
いやー、既刊2冊で何となくプレイボーイでならした彼が海兵隊を除隊するきっかけに、人生の進路を変更するきっかけになったのが「女性」だというニュアンスは匂わせてはいましたがビンゴ~!
その相手と再会しちゃった、というのが今回のお話。
しかも依頼人と探偵という立場にて。
怖い者知らずのジョンが、まさかまさかの運命の女性トーリと、そして彼女が密かに生み育てていた彼の娘エズメに振り回される羽目に(^^;
そもそもアンダーセン作品って、キャラクターの丁々発止のやりとりが絶妙なんだが、この話でもそれが炸裂。
トーリに再会しただけでも動揺しているのに、そこに存在すら知らなかった娘なんて爆弾投下されたジョンの混乱っぷりったら。
悪友二人に電話して前ふりなしで「俺は父親になったぞ。葉巻配れ!」といきなり壊れ気味(笑)。
3バカらしく、なぜか毎回の鉄板ネタよろしく「ガッテム海軍!」も忘れずに(爆)。
ロケットそのものが、非常にセクシーでなおかつ個性的で常に会話の主導権を握る人なのに、彼と娘エズメの会話がもう笑えるの何のって。
子供の事なんて何も分からず手探りのロケットを尻目に、いい意味で彼のDNAを色濃く受け継いだエズメのマイペースっぷり(^^ゞ
特にロケットとエズメのお人形遊び「あらいぐまと蟻作戦」は、もう爆笑しすぎて腹が痛かった・・・バービー人形を総動員しての秘密作戦 って!(爆)
エズメとジョンの掛け合い漫才のような説明を聞かされるトーリが笑い転げないのが不思議なぐらい滑稽すぎて・・・プリンセス・バービーとベイウォッチ・バービーの匍匐前進・・・(核爆)。
ジョンとトーリのロマンスもホットでラブラブ垂れ流しなんだが、それと匹敵するぐらいこの父娘のラブラブっぷりがカワイイのだ!!
トーリの父親の殺人事件と、その容疑者と目されている行方不明のトーリの異母弟ジェイリッドの捜索がきっかけだった筈が、主要人物の大半が人生の岐路に立たされた話ともいえたな。
ま、殺人事件の犯人はミエミエだったけど(笑)。
再会したジョンとトーリの、膝突き詰めての今後の関係の話し合いに並行しての、ジョンの心の奥底に巣食うトラウマに近い恐怖心の克服もそうだが、この異母弟ジェイリッドが何とも絶妙なのだ。
精神的に虐待されて育った彼が、混乱したまま家出をし、ストリートチルドレンの生活を送るにあたり、P・Jという同じ家出少女と出会い絆を育む事になるところがまず上手い。
ところどころ、やるせなくってうるうるしちゃうんだよホント。
この二人のたどたどしいながらも本音のやりとりは、この作品のいいアクセントになっていました。
容疑が晴れて家に戻って、そこで今度はジョンという確固たる年上の男性と出会う事によって、目に見える変化が見てとれるジェイリッドがまた良い。
もっとも、3バカの影響が大なんで、ラストにはトーリとジョンの結婚式で三人がカーペットに腹這いになって演習実演しはじめた(爆)のに仲間入りしているあたり、ちと彼の未来が心配?(笑)
ティーンネイジャー書かせると本当に抜群ですよ、アンダーセン。
今回の、もう一つの小さな恋のお話の続きが読みたい、と思った読者は少なくなかろう。
ジェイリッドと、P・J(プリシラ・ジェーン)のその後を知りたいと思ったのはことのさんだけではないだろう。
作者でさえ、続きが書きたい!と、三部作で終わる予定だったこのシリーズに1冊追加してしまったぐらいだ。
その二人の作品、もう翻訳も決まっているのが嬉しい限り!
青田買いことのさんのハートをわし掴みなんだもん、ジェイリッド!!
苦労人の彼がどう育ってヒーローになっているのか・・・むふふ。楽しみに待ってます(^^)
そんなこんなで、最初の2冊はラズベリーブックス、ここからは原書の版元変更も手伝ってMIRA文庫から刊行と相成ったスーザン・アンダーセンのマリーン・シリーズ3冊目、読了~。
いやはや、やはりアンダーセン作品らしい軽妙さ(^^)
今回の主人公は、海兵隊3バカトリオ、いえ。イケメントリオの残る一人、ロケットこと私立探偵のジョン。
いやー、既刊2冊で何となくプレイボーイでならした彼が海兵隊を除隊するきっかけに、人生の進路を変更するきっかけになったのが「女性」だというニュアンスは匂わせてはいましたがビンゴ~!
その相手と再会しちゃった、というのが今回のお話。
しかも依頼人と探偵という立場にて。
怖い者知らずのジョンが、まさかまさかの運命の女性トーリと、そして彼女が密かに生み育てていた彼の娘エズメに振り回される羽目に(^^;
そもそもアンダーセン作品って、キャラクターの丁々発止のやりとりが絶妙なんだが、この話でもそれが炸裂。
トーリに再会しただけでも動揺しているのに、そこに存在すら知らなかった娘なんて爆弾投下されたジョンの混乱っぷりったら。
悪友二人に電話して前ふりなしで「俺は父親になったぞ。葉巻配れ!」といきなり壊れ気味(笑)。
3バカらしく、なぜか毎回の鉄板ネタよろしく「ガッテム海軍!」も忘れずに(爆)。
ロケットそのものが、非常にセクシーでなおかつ個性的で常に会話の主導権を握る人なのに、彼と娘エズメの会話がもう笑えるの何のって。
子供の事なんて何も分からず手探りのロケットを尻目に、いい意味で彼のDNAを色濃く受け継いだエズメのマイペースっぷり(^^ゞ
特にロケットとエズメのお人形遊び「あらいぐまと蟻作戦」は、もう爆笑しすぎて腹が痛かった・・・バービー人形を総動員しての秘密作戦 って!(爆)
エズメとジョンの掛け合い漫才のような説明を聞かされるトーリが笑い転げないのが不思議なぐらい滑稽すぎて・・・プリンセス・バービーとベイウォッチ・バービーの匍匐前進・・・(核爆)。
ジョンとトーリのロマンスもホットでラブラブ垂れ流しなんだが、それと匹敵するぐらいこの父娘のラブラブっぷりがカワイイのだ!!
トーリの父親の殺人事件と、その容疑者と目されている行方不明のトーリの異母弟ジェイリッドの捜索がきっかけだった筈が、主要人物の大半が人生の岐路に立たされた話ともいえたな。
ま、殺人事件の犯人はミエミエだったけど(笑)。
再会したジョンとトーリの、膝突き詰めての今後の関係の話し合いに並行しての、ジョンの心の奥底に巣食うトラウマに近い恐怖心の克服もそうだが、この異母弟ジェイリッドが何とも絶妙なのだ。
精神的に虐待されて育った彼が、混乱したまま家出をし、ストリートチルドレンの生活を送るにあたり、P・Jという同じ家出少女と出会い絆を育む事になるところがまず上手い。
ところどころ、やるせなくってうるうるしちゃうんだよホント。
この二人のたどたどしいながらも本音のやりとりは、この作品のいいアクセントになっていました。
容疑が晴れて家に戻って、そこで今度はジョンという確固たる年上の男性と出会う事によって、目に見える変化が見てとれるジェイリッドがまた良い。
もっとも、3バカの影響が大なんで、ラストにはトーリとジョンの結婚式で三人がカーペットに腹這いになって演習実演しはじめた(爆)のに仲間入りしているあたり、ちと彼の未来が心配?(笑)
ティーンネイジャー書かせると本当に抜群ですよ、アンダーセン。
今回の、もう一つの小さな恋のお話の続きが読みたい、と思った読者は少なくなかろう。
ジェイリッドと、P・J(プリシラ・ジェーン)のその後を知りたいと思ったのはことのさんだけではないだろう。
作者でさえ、続きが書きたい!と、三部作で終わる予定だったこのシリーズに1冊追加してしまったぐらいだ。
その二人の作品、もう翻訳も決まっているのが嬉しい限り!
青田買いことのさんのハートをわし掴みなんだもん、ジェイリッド!!
苦労人の彼がどう育ってヒーローになっているのか・・・むふふ。楽しみに待ってます(^^)
鏡のなかの魔女 (ソフトバンク文庫NV)
2010年3月4日 新刊レビュー
クレスリー・コールのローア・シリーズ3冊目、読了~。
オオカミさんっ、赤ずきんちゃんに気をつけてっ!!(爆)
え?逆?
「赤ずきんちゃん、オオカミさんに気をつけて」じゃないのか、フツーは、って?(笑)
ええ、そうですね。
でもこのシリーズ自体が普通じゃないし、今回はまさにこれがピッタリ(笑)。
もう、笑いも力なくなるぐらいのオオカミさん受難本でAye!(爆)
そんなこんなで、今回の主役は、1冊目から不幸体質全開なライキー(人狼)のボウエン。
前作ラスト近くに、ヴァンパイア戦士のセバスチャンに炎の洞窟に置き去りにされてしまったボウエンの、そこに至るまでのタリスマンズ・ハイでのあれやこれやがここでは書かれていたりする。
丁度、前作との同時進行に近い感じかな。
180年前に死んだ伴侶を取り戻す為に、猪突猛進ならぬ狼突猛進状態で、ライバルをちぎっては投げ、ちぎっては投げのボウエンだが、目の上のタンコブとも言うべき存在が一人。
それが魔女のマリキータ。
赤いマントで身を包んだ、強力な力を持ち、魔女の共同体「魔女の館」の未来のリーダーと目される若き魔女だが、どうも解せない。
運命の伴侶とは一人の筈なのだが、どうしてもこのマリキータに惹かれてならん!
そんな筈はないのに、と思いつつ、ついフラフラゆらゆら~。
これではイカン!と、ついイケイケゴーゴー!!になる寸前で止め、我慢の子で肘鉄を食らわせたら100倍返し!
怒ったマリキータによって、不死の能力に呪いの魔法をかけられてしまい、前作途中のズタボロ状態ボウエンの一丁あがり~(^^ゞゞ
「そうか。そんな理由で呪いの魔法かけられたんだ」と読者納得の達者さよ(笑)。
しかし、ヴァルキリーちゃん達のサブカルジャンキーのお買い物女王様っぷりのキュートさと比べると、最初のマリキータの登場が余りに異色だったけど、バケの皮が剥れたら、いや。赤い魔法のマントが剥がされたら・・・魔女も同じでしたYO!(笑)
そうよね、あのレギンの親友が普通(?)の魔女のワケないわよね!(爆) などと、妙に納得しつつ(^^ゞ
そんなマリキータに後ろ髪引かれつつ、ハイに勝ちたいと暴走する余りに墓場に置き去りにしたボウエンだが・・・これが種族同士の戦争を巻き起こすなんて事になるとは彼も全く予想していなかったワケで。
いやはや、閉じ込めたのがマリキータだけでも魔女対ライキーの戦争になるぞ、ってとこに、彼女と一緒にデーモンの王様ライドストロムやら、その弟カデオンまで閉じ込めた上、彼らが音信不通になってしまってるもんだから、デーモンとまで戦争か?!って事で、ライキー一族大ピーンチ!!
もっとも、その事情を説明するのがあのニクスなもんだから、緊迫した状況なんだが読んでておかしいの何のって(^^ゞ
ボウエンの従弟でライキーの王であるラクレインが、嫁さんのエマラインに「お前の叔母たちはどうにかしている」とぼやくのも仕方ない・・・って、自分の遊び相手をライキーのお馬鹿さんに取り上げられて不機嫌なレギンが殴りこんできたところは笑い死にしそうになったわ・・・ レギン、怒りの余りライキーの館にある高級車を片っ端から放り投げて館を破壊なう!! ってどうよ(爆)
不死のデーモンやら妖精やらはともかく、まだ若すぎて不死の身体になっていないマリキータの身を案じて、そこからボウエンの受難と奮闘の日々が始まるんだけど、もう、ここからはボウエンの頑張りと頓珍漢さがかわいくってねー。
彼女を魔女の館に送り届けないとイカンし、人間どものゲリラ活動真っ只中をつっきらないといけないし、その間に彼女を守りつつ、求愛しなきゃならんし、と大忙し状態(笑)。
1200歳余りの人狼に、まだ23歳の魔女なもんだから憐れなぐらい振り回されるわ、ゼネレーションギャップにうんうんひっくり返っているし(^^;
テレビケームマニア(2巻からこの3巻までにゲームハードがX-boxからWiiになっているあたり、時節ネタとも思った。笑)でカラオケ狂の幼妻のハートをゲットしようにも、彼女の言ってる事の半分も理解出来ないという・・・(^^;;
しかし、そんなギャップを上回るマメさとセクシーさと、何より真っ直ぐさでマリキータをゲットしようと奮闘している様が何というか・・・きゅんきゅん?(笑)
未知の大きな能力を秘めたマリキータの「魔法」のからくりの二転三転の設定の複雑で達者な作り、それの背景にあるマリキータの両親についての隠された過去、何より、唯一無二である筈のライキーの伴侶が「二人」いるのか?という疑問すらも、巧妙に魔女の世界とリンクさせていて唸りました・・・。
ちゅうか、ラクレイン、さすが王だわ。
彼の疑問とか不審に思った事が尽く核心をついているんだもの!
ボウエンは・・・やっぱり王様は無理だったかも。ヘタレなワンコロすぎて(爆)。
そういう意味では、ラストのマリキータ救出の際のボウエンの「決心」は、まぁ、なるべくしてなった、というべき?(^^ゞ
もっとも、あの魔女アレルギーだったボウエンが、すっかり馴染んでしまった・・・というか、麻痺してしまったというか、あれは幼妻にすっかり尻に敷かれてメロメロで幸せなワンコ生活を送りそうだ(BGMは「あなた」で。笑)。
今回も脇役の皆さんも相変わらずの傍若無人っぷり炸裂、新キャラのデーモン、ライドストロムとカデオンなんて次回以降の主役候補を惜しみなく挙げつつ、今までのキャラも美味しく書かれていて満足でした♪
ニクスが大好きなことのさん、今回もとっても楽しかったわ(^^)
でも、今回の強烈な印象キャラは、やっぱりマリキータの親友魔女のキャロウかしら(爆)。
とんでもキャラだわ、斜め上かっとび系でキュートな 凶暴な美女 で(爆)。
これからも定番キャラで登場してほしいわ、ヴァルキュリーちゃん達とのカラオケ対決でもWii祭りでも構わないんで(爆)。
次回はコンラッドが主役か~。
では、前作ヒーローのセバスチャンが沢山登場しそうだわ♪
だとしたら嬉しいな♪♪
セバスチャン家のリフォームを、かのお買い物女王様であられる義姉様がどうやったのかとか、ケイドリンの妹二人がどんだけ俗世のサブカルに侵食されたのかとか、どうも話とは全く関係なさそげなところが気になっているのがトホホな読者か?(笑) > ことのさん
オオカミさんっ、赤ずきんちゃんに気をつけてっ!!(爆)
え?逆?
「赤ずきんちゃん、オオカミさんに気をつけて」じゃないのか、フツーは、って?(笑)
ええ、そうですね。
でもこのシリーズ自体が普通じゃないし、今回はまさにこれがピッタリ(笑)。
もう、笑いも力なくなるぐらいのオオカミさん受難本でAye!(爆)
そんなこんなで、今回の主役は、1冊目から不幸体質全開なライキー(人狼)のボウエン。
前作ラスト近くに、ヴァンパイア戦士のセバスチャンに炎の洞窟に置き去りにされてしまったボウエンの、そこに至るまでのタリスマンズ・ハイでのあれやこれやがここでは書かれていたりする。
丁度、前作との同時進行に近い感じかな。
180年前に死んだ伴侶を取り戻す為に、猪突猛進ならぬ狼突猛進状態で、ライバルをちぎっては投げ、ちぎっては投げのボウエンだが、目の上のタンコブとも言うべき存在が一人。
それが魔女のマリキータ。
赤いマントで身を包んだ、強力な力を持ち、魔女の共同体「魔女の館」の未来のリーダーと目される若き魔女だが、どうも解せない。
運命の伴侶とは一人の筈なのだが、どうしてもこのマリキータに惹かれてならん!
そんな筈はないのに、と思いつつ、ついフラフラゆらゆら~。
これではイカン!と、ついイケイケゴーゴー!!になる寸前で止め、我慢の子で肘鉄を食らわせたら100倍返し!
怒ったマリキータによって、不死の能力に呪いの魔法をかけられてしまい、前作途中のズタボロ状態ボウエンの一丁あがり~(^^ゞゞ
「そうか。そんな理由で呪いの魔法かけられたんだ」と読者納得の達者さよ(笑)。
しかし、ヴァルキリーちゃん達のサブカルジャンキーのお買い物女王様っぷりのキュートさと比べると、最初のマリキータの登場が余りに異色だったけど、バケの皮が剥れたら、いや。赤い魔法のマントが剥がされたら・・・魔女も同じでしたYO!(笑)
そうよね、あのレギンの親友が普通(?)の魔女のワケないわよね!(爆) などと、妙に納得しつつ(^^ゞ
そんなマリキータに後ろ髪引かれつつ、ハイに勝ちたいと暴走する余りに墓場に置き去りにしたボウエンだが・・・これが種族同士の戦争を巻き起こすなんて事になるとは彼も全く予想していなかったワケで。
いやはや、閉じ込めたのがマリキータだけでも魔女対ライキーの戦争になるぞ、ってとこに、彼女と一緒にデーモンの王様ライドストロムやら、その弟カデオンまで閉じ込めた上、彼らが音信不通になってしまってるもんだから、デーモンとまで戦争か?!って事で、ライキー一族大ピーンチ!!
もっとも、その事情を説明するのがあのニクスなもんだから、緊迫した状況なんだが読んでておかしいの何のって(^^ゞ
ボウエンの従弟でライキーの王であるラクレインが、嫁さんのエマラインに「お前の叔母たちはどうにかしている」とぼやくのも仕方ない・・・って、自分の遊び相手をライキーのお馬鹿さんに取り上げられて不機嫌なレギンが殴りこんできたところは笑い死にしそうになったわ・・・ レギン、怒りの余りライキーの館にある高級車を片っ端から放り投げて館を破壊なう!! ってどうよ(爆)
不死のデーモンやら妖精やらはともかく、まだ若すぎて不死の身体になっていないマリキータの身を案じて、そこからボウエンの受難と奮闘の日々が始まるんだけど、もう、ここからはボウエンの頑張りと頓珍漢さがかわいくってねー。
彼女を魔女の館に送り届けないとイカンし、人間どものゲリラ活動真っ只中をつっきらないといけないし、その間に彼女を守りつつ、求愛しなきゃならんし、と大忙し状態(笑)。
1200歳余りの人狼に、まだ23歳の魔女なもんだから憐れなぐらい振り回されるわ、ゼネレーションギャップにうんうんひっくり返っているし(^^;
テレビケームマニア(2巻からこの3巻までにゲームハードがX-boxからWiiになっているあたり、時節ネタとも思った。笑)でカラオケ狂の幼妻のハートをゲットしようにも、彼女の言ってる事の半分も理解出来ないという・・・(^^;;
しかし、そんなギャップを上回るマメさとセクシーさと、何より真っ直ぐさでマリキータをゲットしようと奮闘している様が何というか・・・きゅんきゅん?(笑)
未知の大きな能力を秘めたマリキータの「魔法」のからくりの二転三転の設定の複雑で達者な作り、それの背景にあるマリキータの両親についての隠された過去、何より、唯一無二である筈のライキーの伴侶が「二人」いるのか?という疑問すらも、巧妙に魔女の世界とリンクさせていて唸りました・・・。
ちゅうか、ラクレイン、さすが王だわ。
彼の疑問とか不審に思った事が尽く核心をついているんだもの!
ボウエンは・・・やっぱり王様は無理だったかも。ヘタレなワンコロすぎて(爆)。
そういう意味では、ラストのマリキータ救出の際のボウエンの「決心」は、まぁ、なるべくしてなった、というべき?(^^ゞ
もっとも、あの魔女アレルギーだったボウエンが、すっかり馴染んでしまった・・・というか、麻痺してしまったというか、あれは幼妻にすっかり尻に敷かれてメロメロで幸せなワンコ生活を送りそうだ(BGMは「あなた」で。笑)。
今回も脇役の皆さんも相変わらずの傍若無人っぷり炸裂、新キャラのデーモン、ライドストロムとカデオンなんて次回以降の主役候補を惜しみなく挙げつつ、今までのキャラも美味しく書かれていて満足でした♪
ニクスが大好きなことのさん、今回もとっても楽しかったわ(^^)
でも、今回の強烈な印象キャラは、やっぱりマリキータの親友魔女のキャロウかしら(爆)。
とんでもキャラだわ、斜め上かっとび系でキュートな 凶暴な美女 で(爆)。
これからも定番キャラで登場してほしいわ、ヴァルキュリーちゃん達とのカラオケ対決でもWii祭りでも構わないんで(爆)。
次回はコンラッドが主役か~。
では、前作ヒーローのセバスチャンが沢山登場しそうだわ♪
だとしたら嬉しいな♪♪
セバスチャン家のリフォームを、かのお買い物女王様であられる義姉様がどうやったのかとか、ケイドリンの妹二人がどんだけ俗世のサブカルに侵食されたのかとか、どうも話とは全く関係なさそげなところが気になっているのがトホホな読者か?(笑) > ことのさん
もう春なんですね・・・
2010年3月2日 なんてことない日常
気付けば3月。
五輪ボケ、いや。 アイスホッケーぼけ 期間も終わった筈なんだが、録画してHDDに入れていたホッケー全試合をダビングがてらに飽きず懲りずまだ見ているのが、どうも駄目駄目(^^ゞ
ダビングなんだから、寝てる間にダビング予約してやっつけりゃいいのに、今日も今日とてホッケー三昧(笑)。
アップになった瞬間は、やっぱりセラニの枯れスイッチ入りかけた色気には敵わないが、やはりピッチピチの若さのバックストロムくんには青田買い女の萌えポイントをくすぐるものが・・・などと真剣に唸ってる場合じゃなくて!(予選グループの最終戦、スウェーデン対フィンランド見ながらの戯言の模様。笑)
こんなんじゃいけないわ・・・ほら。
いろいろあるじゃない!
トーレスとモドリッチが負傷明けでプレミアの試合に復帰してきているじゃない! とか、明後日はフランスとスペインの親善試合よ!! とか > もう、根本的に駄目すぎてハナシになりません ┐(´-`)┌
仕事が凸凹状態なんだもん。いいじゃないの・・・戦う男前(一部除く。一部は個人的好み。爆)を見てマイナスイオン補給してもさ(小声)
この時期、桃の節句も手伝ってピーチ味のものがお店に増えるんだが、昨年のヒットアイテムがリニュアルして復活してきました♪
キリン 世界のKitchenから とろとろ桃のフルーニュ
箱買いしたいぐらいお気に入りアイテムだったので復活嬉しい〜♪
昨年同様に絶賛していたお友達の皆様、もうチェック済み?
私はさっそく買ってきましたよん(^^)
お安い時に、お得に捕獲♪♪
読書は、相変わらず五輪期間中から読み終わった本までをもごっちゃに積んでるんで、ぼちぼちと(笑)。
思わず反省室のヤーガーを早戻しして何度も見てしまって、夜は更ける・・・ロシア対チェコまで流れ込んでるのか?! > ことのさん@学習能力皆無
五輪ボケ、いや。 アイスホッケーぼけ 期間も終わった筈なんだが、録画してHDDに入れていたホッケー全試合をダビングがてらに飽きず懲りずまだ見ているのが、どうも駄目駄目(^^ゞ
ダビングなんだから、寝てる間にダビング予約してやっつけりゃいいのに、今日も今日とてホッケー三昧(笑)。
アップになった瞬間は、やっぱりセラニの枯れスイッチ入りかけた色気には敵わないが、やはりピッチピチの若さのバックストロムくんには青田買い女の萌えポイントをくすぐるものが・・・などと真剣に唸ってる場合じゃなくて!(予選グループの最終戦、スウェーデン対フィンランド見ながらの戯言の模様。笑)
こんなんじゃいけないわ・・・ほら。
いろいろあるじゃない!
トーレスとモドリッチが負傷明けでプレミアの試合に復帰してきているじゃない! とか、明後日はフランスとスペインの親善試合よ!! とか > もう、根本的に駄目すぎてハナシになりません ┐(´-`)┌
仕事が凸凹状態なんだもん。いいじゃないの・・・戦う男前(一部除く。一部は個人的好み。爆)を見てマイナスイオン補給してもさ(小声)
この時期、桃の節句も手伝ってピーチ味のものがお店に増えるんだが、昨年のヒットアイテムがリニュアルして復活してきました♪
キリン 世界のKitchenから とろとろ桃のフルーニュ
箱買いしたいぐらいお気に入りアイテムだったので復活嬉しい〜♪
昨年同様に絶賛していたお友達の皆様、もうチェック済み?
私はさっそく買ってきましたよん(^^)
お安い時に、お得に捕獲♪♪
読書は、相変わらず五輪期間中から読み終わった本までをもごっちゃに積んでるんで、ぼちぼちと(笑)。
思わず反省室のヤーガーを早戻しして何度も見てしまって、夜は更ける・・・ロシア対チェコまで流れ込んでるのか?! > ことのさん@学習能力皆無
ヘタリア Axis Powers vol.7【初回限定版】 [DVD]
2010年2月26日 アニメ・マンガ
昨日発売の7巻、既に何度もリピっています~♪
いやはや、昨日のロシア敗退のタイミングにこの巻・・・ロシアてんこ盛り でした(苦笑)。
いやはや、気になっていた「ウクライナ姉ちゃんの爆乳の効果音」ですが・・・キターーーーーッ!!
まさか、まさかの 打楽器(ティンパニか?笑)の音 ですよ!(爆)
それこそウクライナ姉ちゃんが動くたびに、あのけしからん乳が ボイーンっ ボイーンっっ ボイーンっっっ と鳴り響くわけで・・・やられたわ(爆)。
しかも姉ちゃんの貧乏かわいいのと、あの恐るべし妹ベラルーシの対比が・・・ひーっひっひっひ!
怖い者ナシだと思っていたロシアなのに、今回はやられっぱなしでした(^^ゞ
この巻は、原作本でもお気に入りのエピソードがてんこ盛りの巻で、特にちびっこアメリカを巡るイギリス兄ちゃんとフランス兄ちゃんの争奪戦篇と、スイスとリヒテンシュタインの出会い篇が収録されていたのが嬉しかったわ♪
何か、この二つはうるうるきちゃうんだよね。
あ、フランス兄ちゃんがフランス料理持参で勝負してきた瞬間、イギリス兄ちゃんの部下の皆さんが無言になったところでなく(なにせ世界に名高い料理オンチ国イギリス。笑)、ちびっこアメリカ抱っこした兄ちゃんが、弟であるアメリカを守ってやらなきゃ、いろんなものを与えてやらなきゃと決意している場面ね。
もっとも、既に一人でも大丈夫なアメリカだったけど(^^ゞ
あんなにワイルドじゃあ、そりゃあさっさと兄ちゃん離れ(独立戦争)するってもんだわ・・・憐れ、兄ちゃん(^^ゞゞ
ちょうど冬季五輪中なので、もう擬人化されている国の選手が出てくるたびにニヤニヤしてしまいますよ(笑)。
ベラルーシとか、バルト三国(リトアニア、エストニア、ラトビア)とか、リヒテンシュタインとか本当に全然知識もなかったのに、ねぇ(^^ゞ
そういえばリアルだったわ・・・ラトビアの「兄弟欲しいなぁ」のところでの、「バルト三国っていっても結構アカの他人」「国際的にひとりぼっちのラトビア」 っての・・・思わずホッケーのラトビア戦DVDを手にしてしまったよ(^^ゞゞ
間髪入れずに、二期最終巻の8巻は来月発売!
おお、この巻には死神にとりつかれたイギリス兄ちゃんのネタがあるのね!楽しみです(^^)
個人的には、ヘタレで影が薄くてアメリカにやられっぱなしのカナダさんがクマ次郎と共にまた登場してくれるのも嬉しいな(笑)。
いやはや、昨日のロシア敗退のタイミングにこの巻・・・ロシアてんこ盛り でした(苦笑)。
いやはや、気になっていた「ウクライナ姉ちゃんの爆乳の効果音」ですが・・・キターーーーーッ!!
まさか、まさかの 打楽器(ティンパニか?笑)の音 ですよ!(爆)
それこそウクライナ姉ちゃんが動くたびに、あのけしからん乳が ボイーンっ ボイーンっっ ボイーンっっっ と鳴り響くわけで・・・やられたわ(爆)。
しかも姉ちゃんの貧乏かわいいのと、あの恐るべし妹ベラルーシの対比が・・・ひーっひっひっひ!
怖い者ナシだと思っていたロシアなのに、今回はやられっぱなしでした(^^ゞ
この巻は、原作本でもお気に入りのエピソードがてんこ盛りの巻で、特にちびっこアメリカを巡るイギリス兄ちゃんとフランス兄ちゃんの争奪戦篇と、スイスとリヒテンシュタインの出会い篇が収録されていたのが嬉しかったわ♪
何か、この二つはうるうるきちゃうんだよね。
あ、フランス兄ちゃんがフランス料理持参で勝負してきた瞬間、イギリス兄ちゃんの部下の皆さんが無言になったところでなく(なにせ世界に名高い料理オンチ国イギリス。笑)、ちびっこアメリカ抱っこした兄ちゃんが、弟であるアメリカを守ってやらなきゃ、いろんなものを与えてやらなきゃと決意している場面ね。
もっとも、既に一人でも大丈夫なアメリカだったけど(^^ゞ
あんなにワイルドじゃあ、そりゃあさっさと兄ちゃん離れ(独立戦争)するってもんだわ・・・憐れ、兄ちゃん(^^ゞゞ
ちょうど冬季五輪中なので、もう擬人化されている国の選手が出てくるたびにニヤニヤしてしまいますよ(笑)。
ベラルーシとか、バルト三国(リトアニア、エストニア、ラトビア)とか、リヒテンシュタインとか本当に全然知識もなかったのに、ねぇ(^^ゞ
そういえばリアルだったわ・・・ラトビアの「兄弟欲しいなぁ」のところでの、「バルト三国っていっても結構アカの他人」「国際的にひとりぼっちのラトビア」 っての・・・思わずホッケーのラトビア戦DVDを手にしてしまったよ(^^ゞゞ
間髪入れずに、二期最終巻の8巻は来月発売!
おお、この巻には死神にとりつかれたイギリス兄ちゃんのネタがあるのね!楽しみです(^^)
個人的には、ヘタレで影が薄くてアメリカにやられっぱなしのカナダさんがクマ次郎と共にまた登場してくれるのも嬉しいな(笑)。
味覚糖 CUCU黒みつと特濃ミルク
2010年2月23日 グルメ
近くのスーパーで安かったから買って以来、疲れた時とか血糖値上げたい時とかに最近定番にしているのがこちら(笑)。
元来、牛乳嫌いのことのさんに「特濃ミルク」なんてものはありえない筈なんだが、これの場合は いい意味で黒みつがKYで、でしゃばっている感があって特濃ミルクがそれほどには気にならない(爆) のでリピート中(笑)。
そうね、黒飴濃厚版とでもいうか(笑)。
ところで、これのシリーズでLAWSON先行販売である とろけるカスタードプリン味 は、同シリーズの 自由が丘プリン味 とどこが違うんでしょーか?(^^ゞ
同じにしか思えないんデスガ(小声)。
元来、牛乳嫌いのことのさんに「特濃ミルク」なんてものはありえない筈なんだが、これの場合は いい意味で黒みつがKYで、でしゃばっている感があって特濃ミルクがそれほどには気にならない(爆) のでリピート中(笑)。
そうね、黒飴濃厚版とでもいうか(笑)。
ところで、これのシリーズでLAWSON先行販売である とろけるカスタードプリン味 は、同シリーズの 自由が丘プリン味 とどこが違うんでしょーか?(^^ゞ
同じにしか思えないんデスガ(小声)。
炎の山稜を越えてIII アウトランダー19 (ヴィレッジブックス)
2010年2月22日 OUTLANDER
4冊分冊のABSAの3冊目、勿体なくも読了し、更に再読し、まだ片時も手放せない。
これだから、我ながらジャンキーなんだ、とかしみじみ(^^ゞ
3巻も、災難てんこ盛りなフレイザーさん家だが、そこは読者はもう慣れっこなので今更か(笑)。
そういえば、まだABSA発売前に、はじめてガバルドン女史が先行プロモーションで出した部分(第七部56章「タールと羽根」)がこの巻収録なので、あれを読んでから何年たったのかしら・・・とか、時の流れを感じたり。
時の流れといったら、今回は特にそれを顕著に感じたのが、ファーガス一家の引越しの際の、ジェルマンくんの家出騒動(?)の場面だったかもしれない。
フレイザー・リッジでの、義理の従弟のジェミーとジェルマンとのあれやこれやは、かつて彼の父親であるファーガスの、ラリーブロッホでのヤング・ジェイミー達とのそれと重なる。
ああ、あの男の子の子供が、ジェイミーとクレアの孫と小猿のように元気に駆け回っている姿を見て、近所のオバサンよろしく涙ぐんで頭ぐりぐりしたくなるってもんですよ(アホすぎる)。
今回も、いろんな事が起こったが、初読の時も自然と驚かなかったのが、リジーのびっくら縁談(?)であった(笑)。
いや、ガバルドンなら「あると思います」って思っていた(爆)以上に、上手く数々の伏線引いてたからなんだけど・・・いやはや。もう何でもアリだよ、フレイザー・リッジ(笑)。
まぁ、フレイザー・リッジだけでなくリヴァー・ランでもあれやこれやと・・・こっちのも予想範疇内っていうのが、マッケンジー一族、恐るべし、と言ったところか(昔も今も、この一族が本当に一番痛快に不気味だ。笑)。
うっかり死に掛けてみたり、じいさん憐れヘビと戯れてみたり(爆)、従弟と従姉マンモス遠足に出かけたり、赤毛小僧シラミ襲撃なう!とか何度読んでも、泣いたり笑ったりと喜怒哀楽てんこ盛り。
個人的には、きっと読者に存在を忘れかけられていたであろう重婚モートン氏が、うっかり豪腕鬼嫁に遭遇、追っかけまわされてフェイドアウト場面は吉本新喜劇ばりに秀逸と思っていたりするんですが(笑)。
あ、それをいうなら、あの糖蜜クッキー作り&シラミ騒動場面のフレイザー一家は「トムとジェリー」ばりか?(笑)
そんな風に緩急自在に、一つ、また一つとエピソードが追加され、謎が解かれ、新たな伏線が引かれてゆく。
ABSA4冊目は怒涛の展開だが、この巻の独立戦争間近のトーリー党とホイッグ党の緊迫した状況や、人々の流れが十分にそれを予感させる時間の加速度合いを物語っている。
・・・良かった。
来月の発売日の翌日、連休で。
会社なんて行ってる心境じゃなくて、彼岸キャンプしているもの、きっと(ぼそ)。
これだから、我ながらジャンキーなんだ、とかしみじみ(^^ゞ
3巻も、災難てんこ盛りなフレイザーさん家だが、そこは読者はもう慣れっこなので今更か(笑)。
そういえば、まだABSA発売前に、はじめてガバルドン女史が先行プロモーションで出した部分(第七部56章「タールと羽根」)がこの巻収録なので、あれを読んでから何年たったのかしら・・・とか、時の流れを感じたり。
時の流れといったら、今回は特にそれを顕著に感じたのが、ファーガス一家の引越しの際の、ジェルマンくんの家出騒動(?)の場面だったかもしれない。
フレイザー・リッジでの、義理の従弟のジェミーとジェルマンとのあれやこれやは、かつて彼の父親であるファーガスの、ラリーブロッホでのヤング・ジェイミー達とのそれと重なる。
ああ、あの男の子の子供が、ジェイミーとクレアの孫と小猿のように元気に駆け回っている姿を見て、近所のオバサンよろしく涙ぐんで頭ぐりぐりしたくなるってもんですよ(アホすぎる)。
今回も、いろんな事が起こったが、初読の時も自然と驚かなかったのが、リジーのびっくら縁談(?)であった(笑)。
いや、ガバルドンなら「あると思います」って思っていた(爆)以上に、上手く数々の伏線引いてたからなんだけど・・・いやはや。もう何でもアリだよ、フレイザー・リッジ(笑)。
まぁ、フレイザー・リッジだけでなくリヴァー・ランでもあれやこれやと・・・こっちのも予想範疇内っていうのが、マッケンジー一族、恐るべし、と言ったところか(昔も今も、この一族が本当に一番痛快に不気味だ。笑)。
うっかり死に掛けてみたり、じいさん憐れヘビと戯れてみたり(爆)、従弟と従姉マンモス遠足に出かけたり、赤毛小僧シラミ襲撃なう!とか何度読んでも、泣いたり笑ったりと喜怒哀楽てんこ盛り。
個人的には、きっと読者に存在を忘れかけられていたであろう重婚モートン氏が、うっかり豪腕鬼嫁に遭遇、追っかけまわされてフェイドアウト場面は吉本新喜劇ばりに秀逸と思っていたりするんですが(笑)。
あ、それをいうなら、あの糖蜜クッキー作り&シラミ騒動場面のフレイザー一家は「トムとジェリー」ばりか?(笑)
そんな風に緩急自在に、一つ、また一つとエピソードが追加され、謎が解かれ、新たな伏線が引かれてゆく。
ABSA4冊目は怒涛の展開だが、この巻の独立戦争間近のトーリー党とホイッグ党の緊迫した状況や、人々の流れが十分にそれを予感させる時間の加速度合いを物語っている。
・・・良かった。
来月の発売日の翌日、連休で。
会社なんて行ってる心境じゃなくて、彼岸キャンプしているもの、きっと(ぼそ)。