昨年秋に出て以来、久々のキャシー・ラヴの新刊、読了♪
待っていた「ヴァンパイア・ラプソディ」シリーズ3冊目だけど、まさに全編タイトルのまんま!ww

いやー。確かに、前作『激情は瑠璃色の夜にのって』のラストで、今回の主人公になりそうな二人はきちんと顔をあわせていたわ。
デーモンのマクシムと、既刊2冊のヒロイン達の親友であるジョゼフィン(ジョー)。
しかし、あのさりげない場面に、二重、三重の伏線を引いてたなんて恐るべしキャシー・ラヴ!!(笑)
思わず「そうか。上手いっ」とポンっと手を打って感心してしまいましたよ?!

既刊にて、ヴァンパイア(ランピール種族)の男性達と結ばれた親友たちの住むニューオーリンズに引っ越してきたジョー。
それこそ、仕事を辞め、今まで住んでいたワシントンから逃げるようにしてやってきた彼女、新しい仕事のコミュニティー・センターの所長として身を粉にして奮闘する毎日。
経営難のセンターのボランティア募集にやってきた男性を見てびっくり。
親友の誘拐騒動時に知り合ったマクシムではないか。
親友マギーのバンドが演奏しているバーでバーテンダーとして働いているこの男、どう見てもボランティアって柄じゃないじゃないか、と。
つい先日、付き合っていた男から手ひどい仕打ちを受けたのもあり、こういう騒動の元そうな男は近付くのも勘弁願いたいところだが、経営事情がそれを許さない(^^;
行方不明になった妹の消息の手掛かりの為に奔走するマクシムは、偶然知り合ったジョーに惹かれるが、何故かデーモンの能力を使っても彼女の気持ちが読めない事に苛立ちと共に好奇心を隠せない。
ミイラとりがミイラになるが如く、気付けばどんどんジョーに対して本気になっていくのだが、何やら彼女には隠された事情が幾つかあるようで・・・。

・・・すげぇ!!
何だ、あのマクシムの デレアホっぷり はっ!!(爆)
もうジョーにメロメロすぎて、悪の権化デーモンっていうよりただの萌えヘタレ!!(爆)
本人曰く「負け犬デーモン」だそうですよ、骨抜きにされすぎてww
彼女の事情というのが、男に騙されて妊娠し捨てられた というものだが、それすらノープロブレム!!
まるごと彼女が好きなんだラーヴラヴ(≧▽≦)♪と言わんばかりの勢い、どうっすか?ww
心配性だし、世話焼きだし、マメ男すぎます(^^ゞ
いや、ホンマにマクシムがデーモンだという事を読者は八割は忘れられるぐらい、デレデレにつっ走ってますよ、この悪魔!ww
ジョーの方は、そんなに突出した印象がないキャラクター造詣で(幼い頃に妹を亡くした事がトラウマになっているとか、男に騙され男性不信になっているとかテンプレ的だし)、まぁ、及第点ヒロインと言うべきなんだろうが、そこはこのシリーズのヒロインです。

本態化した、角を生やした赤い鱗100%デーモン姿のマクシムにたいして違和感を感じない ってのは、人としてどうなのよ?!(爆)

・・・いや、イタコ的体質になったり、幽霊や霊体が見えたりしている時点でもう駄目か? > ジョー(笑)
イケメンでフェロモン垂れ流しのマクシムでさえ、本態はとかげ(byレン。笑)系等だったのかー。わはは。
ありえないだろー、ロマンスヒーローが 赤いとかげ系 って、とツッコミするのも楽しいのがこのシリーズだと歪んだ読者な自分を再認識(爆)。
是非とも、特撮映像希望?!(爆)
ポップでコミカルなのがこのシリーズの持ち味なんだが、本当に巻を重ねるにつれ居直った感があるよな・・・半分人間、半分デーモンであるマクシムの妹エリーナが超自然現象の研究者で作家というんだが、彼女の著書が既に出オチもん!!
『デーモンは楽しい』『デーモンの日常生活入門』っていうのもウケるが、これは核心犯だろ、な『 サルでもわかるデーモン 』は正統派悪魔なら憤死もん(爆)。

ロマンスとしては、本当に意外なまでにオードソックスなんだが、いかんせん「ややイタコ」なヒロインと、「デーモン」のヒーローゆえに、何だか奇妙なペーソスでww
でも、メロメロ悶々くんが読みたい!!という方にはお勧め。
とにかくマクシムがかわいいんだ、これが♪
行方不明になっていたエリーナの件は、読むと前作ラストを再読したくなる事請け合いな上手さですし(笑)。
これで三人娘がこれで片付いたなぁ、と思ったら・・・そうです。
あるんですって。美人な変人(笑)エリーナの話が(笑)。
彼女の肩書きから「ははぁ、なるほど」と思ったけど、あの超自然生物ソサエティの副会長ジュード・アンソニーが登場とか?!
おお、あのカリスマ男前かーww
是非とも、いずれかは翻訳をお願いしたいものですわ(-人-) > 出版社さま
溶解気味かも・・・
来週、大阪に遠征(?)するので、今週末は体力温存の為に自宅こもりなう、ってカンジで。
しかし、暑すぎて食欲ナッシングすぎ。
画像の「のり茶漬け」が大活躍よ・・・頂き物が溜まっていて、でもそんなにお茶漬けって消費するものでもなかったけど、今夏は大ブレイク!!
ガガーッと流し込みというか(爆)
ただし、「冷飯に熱いお茶」でなく「冷茶に熱いご飯」っていう通常と逆パターンなのがトホホ?!ww

さすがにずーっとダラダラして溶けているワケにもイカンので、今までやっていなかった事とかを少しづつカメの歩み状態でやってみたり。
通販カタログの秋物、さっさと予約注文完了させちゃったので不要になったし、今度の26日にある地元PTA主催の廃品回収で引き取ってもらうべく、ガシガシ紐でしばったり。
コスメサンプルの整理をしたら、これがウンザリする程にあったり(^^ゞ
しかも「サンプル」っていうより、特典でもらったミニボトルとかが多いので今月はこれの消費に勤めようと思います(^^;
旅行とスーパー銭湯で消費するにしても限度あるよ、ってハナシですね、ええ(笑)。
でもこのコスメ整理で、また幾つかアイテム発掘したり。
サイト景品の福袋の中身を着々とゲット?!ww

でもって、平日は仕事から帰ったら一試合見るのが精一杯って状態なんで、心置きなく全米オープンテニスを観戦三昧(^^)
錦織選手、三回戦途中リタイヤ、残念でした。
でも二回戦のチリッチとの対戦がやっぱりヘヴィ過ぎたよね・・・あの30度越えで、しかも炎天下のハードコート。
挙句の5時間試合じゃあな・・・(勿論、今回の最長試合です)。
今回は男子はシードダウン選手が続出しているので、本当にコンディション作りは難しいんだろうな、と見てて思う。
女子の試合では、公式に途中休憩まで入れられているし。
来月の楽天オープンまでに、体調を整えてまた頑張ってほしいものです。
丁度今週末は、サッカーが国際Aマッチデーで各国リーグはお休みが多かったので、テニス観戦に専念出来たという話もww
この一週間は夜はテニス観戦で楽しみますわ♪
錦織選手、クルム伊達選手は敗退しちゃったけど、まだまだナダルもフェデラーもソダーリングも、何よりもご贔屓のマレーくんが残っているし。
女子もウォズニアッキもシャラポアも残ってるしね。
欧州ではサッカーは既に2012年EURO大会の予選に突入しちゃって、強豪国は軒並み順調な滑り出し・・・の筈だったのに・・・あああ。ポルトガルとフランスーーーッ!!!(~_~;;
ウクライナとポーランドは自国開催枠だからいいけど、アナタ達はしっかりやらんとイカンのよっっ!!(とかいいつつ、この2国そっちのけでクロアチア勝利にニヨニヨしている。笑)
いっそ、噂通り、魔の欧州予選をスルーする為に宿敵スペインとタッグを組んで、共同開催でもいいから次回EURO開催国、もしくは2020年W杯開催国になるしかないぞ?! > ポルトガルww
何というか、うっかりイングランド予選敗退のEURO2008を思い出しましたなう。
そんなまだまだ溶けそうに暑い中、気分だけは「スポーツ観戦の秋」のことのさんでありましたYO!



+余談+
こんな暑い中、来年1月のライブ予定が決定なうww
GLAY LIVE TOUR2010-2011 ROCK AROUND THE WORLD で~す♪
ファンクラブの先行予約で取れたのチケット♪
来月発売の新アルバム聞いて今から予習しときまーすww
新たな展開ww
先日の日記で書いた、日清ラ王(生めんタイプ)が1ケース当選した話

http://coolshangrila.diarynote.jp/201008262052507369/

何と、これに続報が!(爆)

今週水曜日、ちょこっと残業して帰宅したところ、またもや箱が鎮座なう(^^;
「何ですか、これは(^^;;」
差出人を見てみると、ラ王追湯キャンペーンから・・・何事?!

で、開けてみたら・・・画像の通り。
新ラ王 が入ってました!!
同封の要項によれば、先日の追湯式典に参加してくれてありがとう、別れを惜しんでくれたことのさんには、誰よりも早く工場から生まれたばかりの新ラ王を食べてもらいたいんで送ってみたよ、的な。
追湯当選者全員になの、これ?
うわ、太っ腹だわ、なかなか日清さんってばww

何でも、関東、北信越、静岡エリアでも9月6日発売、更に全国展開は10月って事で店頭にも並んでいないできたてほやほやなんだって。
わ~、それはすごいですね(若干棒読み)。

とりあえず、関西在住のことのさんが店頭で見るのは早くても来月。
早モノとして、ありがたくまた頂くとします(-人-)

今日は、全米オープンテニス見ながら生めんタイプを汗だくで食べたけどねww
暑い日が続く中、何だかもう秋まっただなかの新刊覚え書きしていていいのかしら・・・。
まぁ、いいや。忘れないうちに、ってのが「覚え書き」の鉄則だしね(笑)。
しかし、だんだんどこの出版社もすごいとこを攻めてきたなww


ハーレクイン社 MIRA文庫
令嬢ヴェネシア ジョージェット・ヘイヤー

オークラ出版 マグノリアロマンス
放蕩貴族のプロポーズ ジェシカ・ベンソン
注文された花婿 ローリー・ロビンソン

ソフトバンククリエイティブ ソフトバンク文庫
幻の花嫁 クレスリー・コール

竹書房 ラズベリーブックス
いまふたたびの口づけを (仮) エリザベス・ソーントン   
誘惑は緑の瞳 エマ・ホリー

ヴィレッジブックス villagebooks
VANISHED カレン ・ロバーズ   
お菓子探偵シリーズ CREAM PUFF MURDER ジョアン・フルーク
ワイライトシリーズ番外編 THE SECOND SHORT LIFE OF BREE TANNER ステファニー・メイヤー

武田ランダムハウスジャパン RHブックス・プラス
深紅の貴婦人は真夜中に ジョー・ベヴァリー

原書房 ライムブックス
ダイヤモンドは恋をささやく スーザン・イーノック
とこしえの愛はカノン ニコール・ジョーダン   

扶桑社 扶桑社ロマンス
悲劇はクリスマスのあとで (上下) (仮) ノーラ・ロバーツ
クリスマス短編集 (仮) リサ・マリー・ライス他   
デヴィルズ・コーナー (仮) リザ・スコットライン

二見書房 ザ・ミステリ・コレクション
ジェイド・スター キャサリン・コールター  
アンタッチド アナ・キャンベル   
コンフェッションズ・ オブ・ア・ランジェリー・アディクト ジェニファー・アシュレイ

ぶんか社 フローラブックス
謎の伯爵と過ごす夜は カレン・ラニー


えー。
MIRAのヘイヤー、そっちが先なの?!(^^;;と思ったり。
でも、勿論ガチ買いだけどね(笑)。
リザ・スコットラインは大好きな作家の一人なので、こうやって再び世間に知ってもらえるのは嬉しいな~。
ノーラのは、昔、角川から出た分の新訳再版かな?
あれは評価高い作品だったからねぇ・・・でも、1冊でもまとまるボリュームなんだけど・・・そこは大人の事情?(笑)
カレン・ラニーとジェニファー・アシュレイとローリー・ロビンソンは新刊買い~♪
あと既刊もずっと押えているから、ベヴァリーとベンソンも買い。
でも、やっぱり一番楽しみなのは、クレスリー・コールの1冊だな(^^)
う~む。発売日から考えて、アシュレイあたりを台湾旅行のお供本にするかな、短編集は空港で調達するか、とか鬼の笑う話ですってww


+余談+
毎度お馴染みの穴埋め、月末の関係で今回から扶桑社ロマンスも入れておくとしよう(^^;
いやん、ダブリじゃんww

http://cool-book-new.seesaa.net/article/158051586.html

当るも当らないも、初稿はバクチ予想みたいなもんなんで(笑)。
個人的には、カレン・ラニーはスコットランドものを翻訳してもらいたいんだが、いかんせん数が多すぎて、無難なところにしてみました。
これを足がかりに、いずれはハイランドもの祭り、とかは思うんですが(爆)。
あ、あとあくまで個人用なので、改定とか空欄埋めはそのうちww
さて、出たばかりのタクミくんシリーズ最新刊、読了~。
筆者がおとがきで仰った通り、盛って下さったな、とニヤニヤww

『誰かが彼に恋してる』があんなところで終わったので、ちぇーっ、一年後かよー、と思ってたからたとえ三ヶ月でも前倒しで出てくれるのは嬉しいです。
想定内だったとしても(笑)。
やっぱりねー、そうだったんだねー、と。
うっかりしているタクミ以外は全員気付いてそうだったけど、案の定(^^ゞ
もうね、あのバイオリンの件は「フラグ、キターーーーッww」ってカンジでしたが、まさかあそこまで本当に古典的展開になるとは・・・(笑)。
久し振りに拝めた気がするよ、アレは(^^ゞ
もしかしなくても、泉くん以来ぐらいの古典っぷり?(^^ゞ
でも、泉くんのようなオンリーワンと比べると・・・今回は・・・薄いなぁ(これこれ)。

盛ってもらっちゃってすんません、という乃木沢さん再登場に拍手喝采でしたわよ~。
おお、このシリーズでは貴重なのよ、スーツ組!!
スーツ萌え!!ww
ワタクシ的に、萌えのベクトル具合からいうと、後日談となる書き下ろし短編「リスクヘッジ」が超ツボでございました(悶)。

さてはて、次は・・・うおっ。
今回は全く出番のなかったメガネ会長と、大型ワンコくんとな?!
そいつは楽しみですな。
でも、やっぱり本編を進めてほしい、とも思ったりするのよね。。。
そんなこんなで(?)、昨日やってた宿題云々もあったりしてサイトトップだけでも意地でも秋らしくしたいわ!!と、更新してみたり(笑)。
先日(もう先月だよww)、RITA賞の発表もあったので、リスト関連をアップしてみましたり。
2010年のRITA賞リストと、ずっと忘れてた(これこれ)AARの2009年発売分の受賞リスト。
でもねー、AARが正直どんどんスポンサーとかいろんなしがらみや大人の事情も絡んできて立ち上げの頃よりどんどん つまらなくなってきている っていうものの最たる結果が今年あきらかに。
今年はワースト本はありませんでした なんていうコメント、誰が信じるんだ?!(爆)
そんなワケねーだろ?!
「コンチクショー!!金と時間返せコノヤロー!!」という焚書扱い本がないなんて、あの膨大な北米ロマンス本事情の上で言うのか?!ww
(そもそも「今年のベスト・エロティカ本はありませんでした」っていうんだから、このジャンルは二束三文な一年だったって事よね?それでもスカはありません、って言うのがそもそも解せない)
ああ、つまらんなー。あのガーウッドのノア・クレイボーンの本に「F ランク」をつけた頃が懐かしいよ・・・あ、ことのさんはガンガン「スカはスカ」と言いますけどね、今後も(笑)。
単なる読者の趣味の一環なので、しがらみも大人の事情もノープロブレム!!(爆)
あとは、ジェイン・A・クレンツの原書新刊に伴うリスト更新。
こちらについては、昨日の日記でちょこっと書いた「事情」なんかもあるんだけど(^^ゞ

そんなこんなで、次の更新は来月・・・かしらね・・・(この時点で既にあぶない。笑)。
ただ、どうせならサイトの周年イベントの景品に、台湾土産も入れたいんだが、三日ばかり後なんだよね旅程が(^^ゞ
画像と内容は後日アップして、人数だけ先にどんぶり勘定しとくか?!(爆)
日記閲覧者だけっていうのも、と思うし。
どうせなら、一段階ステップ踏んでコメント寄せてもらったゲスト様に、と思う次第。
どうせまたギリギリ更新っぽいですけど、期待せずにイベントをお待ち下さいませ~ww

・・・だから、時節ネタ的な月見イラストとかでないトップにしているんだし(ちゅどーんっww)
学生でもないのに・・・
何となく「31日」に追いつめられた感があったのかなかったのかは謎ですが、パタパタッと滑り込みで通販の申し込みを三つばかり(^^ゞ
全部 秋冬物 の予約なんだけど、届いても見るのすら暑苦しそー(^^ゞゞ
あとは秋の新色リップスティックをどうしようかな、とお悩み中・・・ただし、何となく会社でのストレスから買いそうだけど(トホホ)。

最近の炭酸新作の中で、味やらを超越した パッケージ買い をしているのが、画像のファンタww
もう、核心犯的な阿呆ですんません((^^;

31日のテンプレらしく、ワタクシも宿題なんぞを(自爆)。
今日発売だったんだよ、クレンツのキャッスル名義の原書新刊が。
あー、そういえば、今、気付いた。

ジェイン・アン・クレンツの名義跨ぎのシリーズ「アーケイン・ソサエティ」新作に『ジェイン・キャッスル』名義が追加されたという事は、翻訳をずっと継続してくれているクレンツ名義担当の二見書房さんと、クイック名義担当のヴィレッジブックスさんはともかく、ジェイン・キャッスル名義担当(翻訳時は「クレンツ」として出したが、本当はジェイン・キャッスル名義の『緑の瞳のアマリリス』)を1冊出した後に放置している早川書房さんはどうするんでしょーかね?! とかいう事にね。

ソサエティものの中でも、今年出る3冊はトリロジーとして別枠となっていて、その中の3冊目がキャッスル名義なのだ。
ソサエティものだから、前出の2社さんは時期未定ながら、今までの実績と信頼感から鑑みてしっかり翻訳して出して下さるだろうという予想から・・・。

うわ、また「読者の希望を聞いてくれない」「だからここにシリーズものは無理なんだ」等の苦情三昧的なさらし者フラグ たったーー!!ww
既に、前出の『緑~』そのものが三部作の1冊目で、それっきり全く音沙汰ないから「ああ、今更じゃん」と言われて終わりってオチくさいww
イソラ文庫での改装再販売するぐらいやるかな、と思ったがそれも動きナシ。
いやー、武田信玄の風林火山の「山」しかないというか(爆)。

で、この1冊どうします? > 早川書房さん
いっそ、実績ある2社に任せられるように、キャッスル名義の権利ごと、放棄しませんこと?!ww
それが一番丸くおさまる気がしますよ。
「最初からなかった事にします」ってハナシでww

でも、これからどうなるのか・・・ファンであると同時に、かなりの野次馬根性で気になりますことのさんです(笑)。
ローリ・フォスターの新シリーズ、SBCシリーズ1冊目、読了。
実に自分が「趣味は広く、心は狭い」読者だと痛感した1冊かもしれない(笑)。

ロリさん、プライベートで大の格闘技ファンというのは知ってたけど、まさか趣味と実益を兼ねて作品にしちゃうとは・・・萌え、恐るべし(笑)。
しかも、ハンパない格闘家描写(笑)。
耳が潰れているとか(柔道家とかによくある餃子状態のアレですね)、トラックに轢かれたような顔だとか、関節技の軋みとか、いやー。すごい。
確かに、主人公で格闘家のハヴォックことディーン、休暇中で試合なんてしてないけど、合間に会話の中に出てくる描写にガチさがちらほら(^^ゞ
とりあえず、ロリさんは 某お友達と一緒で二の腕フェチだと確信出来る 程度には、その類の描写が出てきますがねww

そんなこんなで、総合格闘技団体SBCの人気選手「ハヴォック」ことディーンは、20年前に生き別れになった妹から手紙を受け取り、故郷に向かう事に。
両親の事故死の直後、おじに連れられ世界中を放浪しながら成長した彼は、複雑な心境で故郷ハーモニーの街に着く。
ふと入ったバーで、一人の魅力的な女性に目を奪われる。
彼女はディーンの妹カムの親友イヴで、彼女も一目ディーンを見た途端に惹かれる。
二人の出会いと、ディーンと二人の妹、カムとジャッキーとの再会、妹たちの面倒を見ているおばローナとの確執、カムの雇い主で婚約者気取りのロジャーとの因縁、更にディーンとの対戦を熱望して故郷まで追いかけてきた格闘家グレゴールまでが絡んできての群集もののような状態になったというか(^^ゞ

主人公のディーンは、男所帯で育った上に、多感な時期に妹二人と引き離されているんで、アウトロー的なヒーローかと思いきや・・・うわ。
ロリさんらしい、ツンデレな図体大きな男前のマメ男というとんでもフルコンプな人でした(笑)。
どうよ、この器用なのに、好きな相手に関しては精神的不器用ってとこ?!
萌えよ、萌えーーっ!!
そこでディーンに関連した事から、冒頭の「心が狭い」という話になる。
ええ、このディーンの運命の相手となるヒロインのイヴです。
多分ね、崩壊しているディーンの家族との対比もあったんだと思うんだけど・・・このイヴの設定、どう思います?
愛すべき家族がいて、アットホームな雰囲気満点で、美人でスタイル良くって、頭がキレて仕事も成功しているキャリアウーマンで、気配りが出来て優しいから友人も多くて、いつもファッショナブルで、オンとオフの使い分けもバッチリで、洒落たバーでお気に入りのお酒を軽く飲んだり美味しいお食事に出かけたり。
そこに筋骨隆々の男前が現れて運命の恋に落ちたりして、その彼はエッチがスゴくて(爆)、なのに彼女が××痛でブルーになっている時にかいがいしく世話してくれたりするマメ男くんで、家族に対しても優しくしてくれたりして、さっさと公認状態でホクホク。

どんだけリア充なんデスカ?!(爆)

もうね、ここまで書かれるとドン引きするか、完全スルーするかってぐらいなレベルかもしれない(^^;
主要登場人物たち、苦労人が多い中でこのイヴは異質よマジ(^^;;
既に恵まれている人が、ディーンのような苦労しながらも素晴らしくセクシーでナイスガイだったというヒーローとハッピーエンドになりました、って言われてもww
放っておいてもプンプン匂いそうなぐらいリア充な(笑)人に感情移入なんて出来る程、ことのさんは心は広くなかったようです(核爆)。
ディーンは大好きなんだけど、イヴは何かもうどうでもいい、というか(^^; > おいおい
逆に、機能不全家族の中でもがきながら成長したディーンの妹二人の方のエピソードの数々のがリアリティがありました。
ロリさんはこの二人との対比を狙った、と先に書きましたが、やりすぎた感がやっぱり拭えませんね。
さすがに、カムを理解しろ、と言われても微妙なんですが、ロジャーの突き抜けた不器用さは何というか、ヘタレとは違う哀れさを感じずにはいられないというか(笑)。
頑張れロジャー、負けるなロジャー!!ww
でも、やっぱり一番お気に入りは貧乳ツンデレちゃんの末っ子ジャッキーと、「ザ・マニアック」ことグレゴールの凸凹ラブっぷり!!
あれぞロマコメ!!
あれぞロリさん節!!と思わずきゅんきゅん(^▽^)
イヴのリア充に対する敗北感(笑)も、あのきゅんさが癒してくれますのよー♪
ペチャパイを嘆く余り、豊胸手術(!)を考えちゃったり、グレゴールにむんず!!とちっぱいwwを無理やり触らせたり、もうジャッキーの地雷っぷりと、そんなところすら胸きゅんなグレゴールがモエキターーッww

そんなワケ(?)で、リア充に敗北した(爆)ことのさんはヒロインに対してはそんなに盛り上がらずさらーっと読み流した感がありますが(^^ゞ
でも20年間生き別れだった兄と妹たちの不器用な絆の再構築という面から読むと、なかなか出来た家族ものね。うん。
そもそもロリさんは、ホットなラブものと同時に家族もの、友人ものがお得意だし。
まぁ、ロリさんの場合、ここんとこ近年は機能不全家族っぷりが裏目に出る事も多いんだが・・・今回もローナおばに関しては、居心地悪さだけがクローズアップされたいとうか。
結局、何故ローナがあんな行動に走ったのかというのも雰囲気とその場の空気から読め、的なものがゴニョゴニョ。。。
かといって、ロマンスものとして駄目かというと全然そんな事はなくってホットでキュートでいかにもロリさんらしい。
やっぱり大型ワンコ好き属性なので、ディーンやグレゴールはもう萌え以外の何者でもなくww
あ、でもやっぱりことのさんのイチ押しは、ディーンのトレーナー、サイモン!!
あれは反則でしょうて?!ww
既に2冊目の「Simon Says」の翻訳、決まってるんですね!!
いやー、楽しみ!
早くあのサイモンさんの陥落を拝みたいです(-人-)
ポテチの手
ポテチの手
最近、ポテトチップスを食べる為のトングなんかが大ヒットしているという話を先日ラジオで聞きました。
何でも、ゲームとかしながらポテチ食べると、あの油汚れが指について操作するコントローラー部分が汚れるし、いちいち拭いてる時間もないっ!!という「ながら族」に大ウケらしいです(笑)。
その中で紹介されていたのがこちら「 ポテチの手 」です。

http://www.takaratomy.co.jp/products/potechinote/

何か、あの指の先から塩やのりやポテチ屑を落す動作まで擬似でやるっていうから、ちょっと笑えますww
しかも、カラーが「しおカラー」「のりしおカラー」「コンソメカラー」って・・・ぷぷっww

でも、そういえばラジオで聞く前に私、どっかでこれの写真見たよなー。どこだっけなー・・・と、ぼんやり思っていました。
その答えが、うっかり本日判明しました。

先日より止まったままの壁かけコリラックマ時計の電池とか、明日の朝食用のパンとかちまっと買い物する為にお出かけ。
ついでにランチも軽く済ませて帰宅。
そのままドラマCDとか聞きながら片付けしていたところ、クロネコのお兄さんがやってきました。

・・・何、その かわいいじゃがいも柄 の箱?!((^^ゞ

差出人が「キャンペーン事務局」というからには、懸賞当選品。
娘のゲットした品はワシらのもの!!とばかりに、両親も横で「早く開けろ~」とせっつきますww

で、開けてみると、 前出の「ポテチの手」と、箱いっぱいのいろんな味のカルビー・ポテトチップス が!!
(画像一枚目参考)
そうです。ことのさん、このキャンペーン応募ハガキで「ポテチの手」の事を見ていたのです・・・勿論、毎度よろしくハガキ投函した瞬間に応募した事すら忘れてたから、いつまでたっても思い出せなかったという(^^;

・・・確か、これって W杯南アフリカ大会見ながら食べたポテチの応募券でハガキ作ったよな などと思い出したり。
良かった・・・あのW杯廃人生活期間が何かを生み出したよ(爆)。

まぁ、別に「ポテチの手」を使うような事もなさそうだし、箱そのものもお子さんに再利用出来るようにカルビーさんの配慮なので(内蓋に印刷してある。何せこのキャンペーン専用の箱。笑)、甥姪に箱ごと送る事に。
もっとも、そこはことのさん、中のポテチでおつまみになりそうなブラックペッパー味とか、関西では売ってない地域限定味は自分用に取っておいて、他のおやつやチビ達への差し入れに差し替えたけどねww
チビ姪が、この箱(画像二枚目参考)をどう使って遊ぶのか、ちょっと楽しみでもありますな。

ラ王に続きポテチ・・・こうなってくると、俄然両親は次に何がくるのか楽しみなようですが、そうやって欲かくと絶対当らないのよー。懸賞は・・・と何度も言ってるんだけどねぇ(^^ゞ
のんびり過ごす土曜日
のんびり過ごす土曜日
のんびり過ごす土曜日
先週は、病院通院とか光回線工事とかパソコン設定とかで気付けばドタバタしていた土曜日。
8月最後の土曜日である本日は何も予定を入れず、のんびり過ごすつもりで。

暑くて毎日汗だくだけど、体そのものは冷房で冷えている自覚があるのでスーパー銭湯に行く事にしてみた。
しかし、車を運転するだけでも暑い・・・となって、思わず途中で車を止めてテクテクと。

てへっ。
御座候ショップに立ち寄り、あずきソフトクリーム を食べてしまったわ(笑)。
GWの工場見学の時に食べたけど、この暑さの中、美味しさ倍増な気分でした~♪
ってか、風呂に行く前から涼んでどうするっ?!(爆)

スーパー銭湯では、炭酸泉とミストサウナ中心に。
あったまったのがよくわかる。
汗かいても冷たかった背中とかうなじとか全然違うし。

帰宅してからは、ラジオ聞きながら片付けなど。
メール中心な通信手段な中、アナログに手紙を書くのも大好きなことのさん、レターセットの整理なんぞもしてみたり。
あとは、いろんなステイショナリーのサンプルとか、特典でもらった小物とかをせっせこ集めたり(笑)。
コスメサンプルもだいぶたまってきたな・・・これらを未使用のポーチやトートに詰めて作る福袋、毎年サイト周年イベントの景品で出しているんですが、そろそろ今年の分の作成に入らなくてはね。
サイト玄関のカウンター「777777」ゲットの分はまた別にあるんで(笑)。
今年はランチトートに詰めようかしら・・・(^^ゞ
途中、ショコララテとマンゴーバームクーヘンでおやつ休憩を取りながら、ゴソゴソと。
コスメサンプル、昨年の台湾旅行で減らしたんだが、お泊りお出かけが少ないここ近年、使うペースよりたまるペースのが断然速い(^^;
今度の台湾旅行なんて、二泊三日の弾丸ものだからなぁ(笑)。

明日も引き続き、のんびりしつつ少しばかり生産的に過ごす予定ww
こちらは予約開始と同時に予約した1冊(爆)。
前出のキャス本と違い、こっちは定価買いしても良かった~(ポイント消費も兼ねての予約だったので。笑)。
もっとも、こっちは980円とお買い得ムックでしたけど(^^ゞ

でもって、こちらのトートバックですが・・・うわ。
980円でこのクオリティは、今までの1000円越えムック本のトートの立場、ないんでないかい?(^^;;
普通にポリエステル製だけど、中は黒でシックだし、内ポケットがきちんと外側と同じブリティッシュチェックだし縫製も◎。
オフィシャル・タグつけたあたり、ハロッズと名のつくものに関してのこだわりかしら・・・意地というかww
ペラペラでもなくって丈夫だし、デイリーに使ってもいいよ、これは。
チェック柄そのものも、ブラックウォッチ系のカラーでアウターに合わせやすいし。

本自体も、ハロッズの歴史とか、紅茶特集とか、歴代ハロッズ・イヤーベア一覧とか充実。
オイルクロスのハロッズバックのいろんなパターンとか、見ていて楽しいし。
勿論こっちも保存アイテムだわ、ことのさん的に♪
目の保養すぎるわ、イギリス好きには(^^)
スコットランド・フリークだけど、これを読んでいるとロンドンもいいなぁ、と思う次第。
次に行った時には、もっとハロッズ・グッズ買ってみよっと、などと思ったわ。
チェックもので、日本で手に入らないアイテムって事は必須で(爆)。

そんなこんなで、キャス本の後なので余計に「いやー。いい買い物したよ!」と思ったのかもしれないな、とか内心思いつつ(爆爆)。
昨日発売のこちら、コンビニでプリカ使いたくて予約もせずに飛び込み購入(笑)。
前回から結構コンビニ店頭平積みだったので、下手に予約とかするよりいいかも、と思ってだけど正解でした。

そしてプリカ額面分差し引いた状態にして定価で買わなくて正解でした(爆)

・・・別に、二個にしなくても良かったんじゃない? > トート

どっちもサイズが中途半端だし、大きな方のあのマジックテープがとっても嫌なのよ、ことのさんは!!
別になくてもいいじゃん、マジックテープ!!
チープさに拍車がかかっただけ、って気がしてならないわ・・・・。

本の方は、幸か不幸か、前回のブリタニアのようにツボメガヒット柄が新作になかったのでサラーッと一読して終わりww
おかしいな、前回のは舐めるようにガン見したっていうのに!(爆)
好み柄は、リバイバルの色違いであるLONDON BLUEだけどこの柄、キャリーオールとボックスバックの2つしかないみたいだし。
キャリーオールはブリタニアで持ってるから今更いいわ、って感じ。
他の型で欲しいんだけど、ないなら仕方ないもん。
これはやっぱり、秋冬シーズンに入って春夏新作であったブリタニアがセール価格になってくるから 落ち穂拾い に専念しろ、っていうお告げかしら(爆)。

でも、そろそろキャス本、ネタ切れって感じね(^^ゞ
本当に次は、トートでないものにしてほしいもんですわねー。
日清ラ王の件ww
日清ラ王の件ww
何だか、一般紙にまで掲載されてしまった、日清ラ王 の件ww
もともとあった生麺タイプが8月をもって生産終了(18年の歴史ですって)っていう事で、特設サイトなんかも出来て、追悼イベント「追湯式典」など開催、ツイッター上ですんごい話題になったのに、さっさと復活を発表して世間をドン引きさせたという(爆)。
一部では、その盛り上がりから店頭販売分限りを求めて買い占めに走ったファンも少なくないというのに・・・それもあって、日清による 閉店商法 ではないか、と憤懣やるせない人続出(^^;

http://twi-tou.rao.jp/
(ここで追湯式典やってました。今や後継者という触れ込みの新製品CMサイト。笑)

で、この追湯式典では参列者(参加者)に抽選で、最後のラ王1ケース(12個入り)プレゼント というキャンペーンもやっていまして。
ツイッターやってる人なら、TLで流れてきたりして見た方もいるんじゃないかな?
なかなかツッコミ待ち具合が面白くて、全映像コンプ鑑賞するつもりで、毎日ポチポチ遊んでいたんですよ。
お気に入りは「制服追湯」とかあったりして、結構楽しんでいたのが窺えるww
お友達と二人して、ポチポチっと。
で、そのプレゼントが残り××個ぐらいになった時、さすがにこれは当たらないだろうし、何より下手したら全画像見る前に終わってしまうわ式典!!と慌ててポチポチと残り追湯を続けて見てたんです。

すると・・・女王様が手にしたラ王から注がれた湯からもくもくもく・・・でーんっっ!!
・・・えーっと、 日清ラ王の箱の画像が見えてるんデスガ(^^;; って展開にww

そうです。
ことのさん、またやりました。
うっかり当選なう!! ってヤツです(爆)。
最初は何が起こったのかよく分からず、疑ってたらすぐにDMはきたし、キャンペーンの事務局からもメールがやってきた(^^;
「発送まで2~3週間かかるかもしれません」って説明あったので、そっかー。大変だなー。んじゃ楽しみに待ってるかー、と思ってそのまま家族にも言い忘れてた(爆)。

で、その「最後のラ王」の箱が今日届いたのです(笑)。
新聞でもラジオでも今回の件は話題になっていたので、父ちゃんは知っていました。
受け取って、目が点。
「・・・もう手に入らない生めんタイプ!!うおっ!!!箱だ!!!」
表には、キャンペーン事務局って書いてあるし(画像のような封筒が貼りつけてあった。笑)、これはまた娘(ことのさん)が懸賞応募して当てたに違いない!!と(笑)。
配達員さんも、興味深深だったようで「すごいですねー」と届けた際に言ってたそうだ(^^;;

最後のラ王、ことの家ではさっそく週末に頂きましょう、って話になっているが・・・暑いよ、さすがに今は(^^;;
もう少し涼しくなってからにしましょうよ。
最後なんだから、ありがたくww
本日発売の『ヘタリア WarldSeries』の2巻、残業で疲れていたにも関わらず何度もリピってしまった♪

何というか、前回の3期1巻を見て、そりゃあ面白かったんだけど、初期ほどワクワク感がなかったのも事実なんだよね。
映像特典とか豪華だったけど、本編は凡打方向にベクトルというか。
でも、今回の2巻は初期を彷彿させる面白さで、何度もリピりたくなったの。

元々、この『ヘタリア』の原作が4コマ漫画がベースだし、短いスパンでどんどん色んなネタを繰り広げた方がしっくりくるのよね。
で、本当にそれがキターッッな感じで、ニョニョニョwwって状態でテレビ前から離れられません(爆)。
お得意の歴史うんちくの文字書きも復活、甲斐田さんのナレーションも抜群に復活してなお嬉しvv
それに各国ショートネタでどんどん出てきてくれるのが何より『ヘタリア』らしいな、と♪

今回、初登場はゲルマンさん・・・声、誰?!と思ったら、あらー。
CDで「いずれかは一つの国として!」と言っていた谷山さんではありませんか!!ww
アメリカの友達である宇宙人(トニー)以外にどんなキャラで参加するのかな、と思っていたら(笑)。
あと、今回のメインの一つがちびたりあのお兄ちゃん、ちびロマーノとスペイン親分シリーズ。大好きなネタの一つなので、やっとアニメになって拝めました。
ちびたりあって、あのイタリアの幼少期だしまんまヘタレかと思ってたけど、ちびロマーノよりよっぽどDekiじゃん!!と驚いたのよね、漫画で最初読んで(爆)。

個人的には、イギリス兄ちゃんがゴロ寝して食ってたのはショートブレッドなんだろうな、とかいう細かいところに萌えつつ、今回はフランス兄ちゃんに尽きました(爆)。
台詞にピーッが入りまくる兄ちゃん、その腹黒さと毒舌さも惚れ直します(爆)。
というか、ストライキネタには思わず吹いたww

次の3巻は、今回最後に収録されていたオーストリアのマリア・テレジアの大公就任ネタの続きですね。
あのイギリス兄ちゃんの、使えなさ炸裂の置き手紙が見れるのかと思うと今から笑いすぎて感涙なう!ww
プロイセンの頭に生息する小鳥、次回も大活躍、なのかしら?(^^ゞ
次は10月か~。
自分へのお誕生日プレゼントだと思おう(^▽^)
カレン・マリー・モニングのハイランダー・シリーズ6冊目、読了~。
何度読んでも、やっぱり大満足の甘ちゃん読者でございます(^^;

何がかというと、このシリーズのおとぎ話然!!としているところが、今回の場合は主人公が主人公ゆえに、ご都合主義極めたり的ラスト、もしくはいろんなところが目の肥えたロマンス読者には解せないところもあり、発売当時は結構賛否両論だったんですよね。
勿論、アホよろしくハードカバー原書で買って、ご多聞に洩れず「へ?(^^;」となったクチですが、まぁ、ある意味想定内ともいえるんでしょうけど。
しかし、よくよく考えたら本当の意味でのハッピーエンドになるには、それしか方法がなかったのかもしれないなぁ、と(その後の大オチが腑に落ちないという読者続出だったが。笑)思ったりもするの、今では。
何年もたつと、人間、丸くなるというかww

まだ発売されて間もないし、これだけは、この巻だけはこのシリーズを読んでいる皆さんの待ちに待った「彼」が主役なので、そういうとこは深くは追求しません。
ええ、そうです。
今回の主人公は満を持してのアダム・ブラックですから。
シリーズ1冊目から、主人公たちを食いまくって好き勝手していた妖精の王子様がやっと主人公に・・・やっと・・・あ、ありがたくない状況で(^^ゞ
前作の主人公であるダゲウスを助けた報いに、妖精の女王の逆鱗に触れ人間にされてしまった上に、その人間たちには見えない魔法をかけられ人間の世界に放り出されたアダムの珍道中でございます(^^;
そして、そんなアダムが苦境から脱する為に選んだ相棒は、美しきロースクールの学生ギャビー。
不幸にも、彼女は先祖代々妖精の見える「シーシアー」という血筋だった事から、天敵である妖精の、しかも王族であるアダムに振り回される羽目に。
元の自分に戻る為に普請するアダムと、人間の状態にされている今こそ彼を亡き者にし、妖精の世界ののっとりを企むべく暗躍する裏切り者の要請と悪妖精たちは追ってくるわ、アメリカ横断どころかスコットランドまで飛ぶ事になるわと大変な状況に。

この1冊があるからこそ、あのFEVERシリーズが成り立ったワケなので、本当に翻訳順が逆であればもっとあの一冊を楽しんでもらえたろうに、と再認識。
アダムによって、妖精に関する薀蓄やら歴史、そしてシーシアーについて語られるものだから余計美味しいんですけどね。
物語の中で、彼が抹消した「あるもの」が、FEVERシリーズに関わってくるであろう事は容易なく予想つくかと。
推定年齢六千歳(!!)というが、妖精の重鎮の中では若造な彼らしく、実際、今まで通り俺様ゴーゴー!!なカンジで、とにかく笑えるんですが。
あの ファッション番長 っぷりはもう、拍手しかない?!(爆)
現代世界に目覚めたドゥルスタンの場合は、パープル色番長(笑)だったが、アダムは世界中、いろんな時代を飛びまくっていたせいもあり、元来の生まれ育ちの高貴さも手伝ってハンパねぇ!!ww
一日7食食べてます!!みたいな食欲魔人っぷりとか、すぐにプンプン怒ってはむくれている様とか、ギャビーに対する度の過ぎた独占欲の末の馬鹿っぷりとか・・・何というか、今までのヒーローの中で一番の年長者(?)でありながら、一番の駄々っ子でカワユス(萌)。

まぁ、そんなかわいいばかりでなく、自分勝手で嘘つきなアダムもしっかり書いていて、その過去も肯定も否定もないところがまた良かった。
ギャビーの一族に代々伝わる妖精の覚え書きをも絡めて、アダムの改心というか、開眼を書いた話というか。
かねてより、サーシンの母との件は気になっていたところだったが、ギャビーという唯一無二の存在を得て、アダム自身が千年以上たって初めて気付いたというところが何とも秀逸。
人間を格下に思いつつも、彼らと関わらずにはいられないアダムの、何というか想いの相反するものの具現がそこにあった、と。

しかし、まぁ、何ともはや。
ロマンスとしては、余りに王道すぎる帰来すら感じる展開でしたな。
天敵ともいえる妖精の王子様を好きになってしまったギャビーと、自分の気持ちが理解出来ないアダムと。
不死にしてやる、なんて上から思考だったアダムが、その自分の思い上がりと愛情は決して相容れないものだと理解した瞬間、崩壊したね涙腺が。
お馬鹿すぎて、図体の大きいお馬鹿さんすぎて、泣けた。
ギャビーは、典型的なモニングの描くヒロインだけど、そこはやはりアダムが生涯の伴侶と選んだだけあって、突出したパワフルさとユーモア、機転やらはもう出色。
特にあの嫉妬満々のバナナの話は笑い死にするかと思った(^^;;

今回、前作と密接に繋がっていたのもあって、マッケルターの双子兄弟と、その奥さん達が再登場してとってもいい味を出してくれています。
あの大きなお城、どうなったのかしら・・・と思ったら、仲良く同居ってのには微笑ましさ満点。
しかし、結婚してなお奥さんにメロメロな兄弟の、大人気ない嫉妬っぷり炸裂のあの場面は吹いたな。うん。
見えない魔法をダゲウスに解いてもらったアダムを見た瞬間の奥さん達の反応に、メラメラと嫉妬の嵐が(爆)。
ギャビーとすっかり仲良くなったグウェンとクロエ(こうやって双子の奥さん二人並べると、学者肌萌え属性なのがよくわかる双子。笑)がまた傑作で、ノーラ作品ばりのガールズトーク節炸裂でしたな(笑)。
「そうよ。私に必要だったのはガールズトーク」とご満悦なギャビーではないが、クスクス笑えるのが嬉しいよね、あれは。
あえて、アダムと血がつながっている上に、ある事情で密接に関係者となっているアダムの息子サーシンと奥さんのリサを絡ませずに第三者であるマッケルター家を活用したのはさすが。
しかもマッケルター家の「契約」を逆手にとったアダムの奇策という手段といい、唸らせてくれるわモニング。

とにかく、読んでもらってナンボの1冊。
最後のあの部分を、どう解釈するのかは読者次第。
ロマンスとしても秀逸、パラノーマルとしても独自の世界観を如何なく発揮し、キャラクター達は活き活きしているし、泣きも笑いも満載。
何ら文句はないかと思われる。
しかし、皮肉にも主人公が「アダム・ブラック」だった事により、俄然ハードルは上がってしまっていたのだ。
さてはて、甘ちゃん読者のことのさんみたいに、巧みなモニング節と煙にまかれてしまうのかどうか(^^ゞ

・・・しかし、残るハイランダー・シリーズ、あと1冊なんデスガ(~_~;
8冊目、FEVERシリーズ完結しなきゃ書いてくれないのかなぁ・・・タイトルだけ知らさせて以来、ずっと待ちぼうけなんだよ(涙)。
どっちも大好きなので、本当に気長に待ちますわ。くすん。
とりあえず・・・盛り上がった状態ゆえに、続きの7巻、原書引っ張り出してきてますがね > これもハードカバーで買ってる馬鹿タレww
「暦と空気を読めよ、気温!」
「暦と空気を読めよ、気温!」
って、空に向かって怒鳴りたくなる今日この頃ですな。
ちなみに本日、地元では 地蔵盆 で・・・っていうか、目の前であったんですがww
子供の頃は、これがくると「ああ、夏休みもあと一週間・・・」という、何というか 残った宿題の量を思い出して軽い危機感に陥るフラグ日 という印象もあったんですが、所詮子供。
友達とワイワイ騒いで、お供えのお菓子をもらってホクホク帰宅、という単純なもんです。

・・・大人になっても、お供えのお菓子もらって現在、ホクホクしてますけどね!! > 余ったお菓子、下さるのよ。老人会の皆さんがww

当分、小袋のスナック菓子は買わなくていいや(爆)

そんなこんなで、8月も残るは一週間ですが・・・だるー。
土曜日をバタバタしたもんだから、昨日の日曜日はだるだるぼけらーんとする筈だったけど、所詮はアリ気質。
配達されたテレビの保証書をコピって、エコポイント申請用紙を完成させたり。
でもって、ちょこっと外に出た時に「あー。塩っ気食いたい って気分!!」と、予定外にマクドナルドに寄ってベーコンレタスバーガーにポテトつけてみたりしてランチしてみたり(^^ゞ
とりあえず、可燃ゴミをまとめたりとか色々したし、完全なだらけモードにはならなかったぞ、とホッとしてみる(^^;
でも、これだけ暑いと脳みそも溶けていつも以上に思考回路が破綻するってもんだわ・・・建設的にモノ考えろって言われても無理だなww

でも、昔は地蔵盆の夜ってもっと涼しかったのになぁ・・・やっぱり温暖化まっしぐらなんだなぁ、と再認識。
だって、秋の虫の声を聞き始める夜、っていう印象もあるのよね。
もう蝉の鳴き声で起こされるのはいいです(~_~;;



本日朝一番に、予約していたこちらが到着(^^)
D&Gは今シーズン限りで日本から撤退するっていうし、最初から「BOX」とあるので、ギフト券もあるし、じゃあ、と予約しておいたんですが。

いやー。当たりでしたよ♪
今シーズンのマストバイの一つがノルディックだけど、まさにD&Gはそこど真ん中でしたね。
本の方も、何だかグラビアのようでとっても目の保養(^^)
何か、国際線の機内免税カタログのような印象もあるんだけどね(笑)。
腐れたパラノーマルロマンス読者としては、あの雪原ショットは萌え以外の何者でもなくww
ワンコかウルフか、もうそんなのモーマンタイ!!みたいな(爆)。
あ、いえ。そういう視点でなくても、今シーズンのD&Gコレクションは見ていて楽しくって。
ファーやニットを奮発したノルディックをメインにきゅんきゅんvv
うひーっ。Cool Britanniaのページもよろしすぎっ!!
こういうムックって、本自体はそんなにイケてないけどこれに関しては、内容が好みってのとラストってのもあって保存決定です。
さすがに本物ガンガン買える程の財力はないので(ちゅどーんっ)、似たものを探して参考にしますよ、ええ(爆)。

で、多分、皆さんが感想を一番知りたいのが、付録のコラボレーション・トートだろうけど・・・これはヘヴィロテものでした!
つうか、キャンバストートと今まで銘打ったものって大抵ペラペラだけど、これは本当に「キャンバス地」でした。
丈夫そうだし、カラーもことのさん好み。
内側には携帯やパスとかが入るポケットもあるし、マチもしっかり。
縫製もしっかりしてて、サイズも丁度いい。
最近の付録バック特有の石油くさい臭いも全くなく、しっかり梱包されていて、ちょっと感心したのが乾燥剤が入ってた事。
「ああ、D&Gのちょっとした心遣いというか、姿勢だな」と思ったり。

これは買って正解でした(^^)
・・・明日から使ったら、気が早い?!ww
怒涛の土曜日
本日は持病の定期健診日。
いつもなら診察、血液検査、調剤終わったらブラブラとお買い物にでも行くが、本日はそんな暇はなかった。

実は今日、我が家の電話回線工事日でしたのよ。
ええ、すっかり「開設工事無料」というキャンペーンが、各業者ともに規模縮小されたので、無料のうちにやっとけ!!という話で(リアルすぎる。笑)。
勿論(?)、立会いとか詳細の説明受けるのは私なので、工事開始予定時間までに帰宅しなきゃ!!(~_~;;
そんなこんなで、こんなクソ暑い日になるとは、工事予約を決めた二ヶ月前には想定してなかったろうなぁ・・・工事請負業者の皆さん(^^;;
予定より早く帰宅出来たから、もう早くスタンバイ始めてらした業者さんに「どうぞ、開始して下さい~」と声かけたら、嬉しそうにガッツンガッツン三人がかりで工事開始(笑)。
何だかんだで2時間弱はかかったかなー。
光電話、光フレッツの工事。
回線速度は、ADSLの時もいい速度と言われたけど、光も同様の模様。

そこから軽くランチして、自力で今度はパソコンの接続設定変更。
こういうのは全部自分でやっておいた方が、調子悪い時にも対応出来る基礎が出来るという考えの人なんで、設定サービスを丁寧に断っておいたり(笑)。
途中、今、PCに入れてるセキュリティで躓いたけど(^^;
ノートン先生、設定ツールに検出されなくて、そのせいで妙な画面が。
・・・環境容量エラー?
んなワケなかろう。Cドライブ、80%あいてるのに(^^;;
そこでノートンに気付いて、アンインストールをば。
あー、4月に入れて四ヶ月ほどでアンインストールの憂き目とは・・・半額程度のニコニコパックでよかったわ(^^ゞ
今後、少しこのプロバイダー提供のセキュリティ対策ツールの具合をみて、気に入らないなら再インストール出来るようにノートン製品のデータは保存しておいた。
こういう時の為に、サイトからの更新でなく用心してCD-ROM版を毎回購入しているんだしね。
それ以外は全部サクサク設定出来た。

で、ネットつないでみたけど、やっぱり早かった(笑)。
ADSLの時でも早い方だったけど、光は何というか、ブラウザの画面移行が早い(笑)。
せっかちのことのさん向きだな(爆)。
テレビ電話も出来るようになったが・・・誰とするんだ、そんなの?!ww
機械オンチの弟夫婦じゃ話にならんので、そのうち上の姪っ子(小学生)を仕込むとするか。あれが一番機械や家電関係では有能そうだし > 小学生の娘以下と烙印を押された愚弟の立場に関しては関知しません(鬼姉)
こうなってくると、パソコンの方も新しくしたくなるけど、まぁ、それはおいおい様子みるか(^^;
何よりお財布との兼ね合いがねww

で、そこで終わるかと思ったのに墓穴。
以前から調子悪かった両親の部屋のテレビをメンテナンスする回数がだんだん増えている事を夕飯時にうっかり指摘したんですわな。
じゃあ、エコポイントをもらえるうちに買っておくか!!と、変な盛り上がりとなり、気付けば夕飯後に両親連れて、大型家電店へと(^^;;
発注してきましたよー。
32型のシャープの地デジ対応のアクオス。
もう、あの画面のキレイさ、薄さ、店頭で感動したね。
本日の配達は終了していたので、明日配達になったけど、現物設置されたの見たら、きっと自分専用となっているリビングのテレビも替えたくなりそう・・・。
いや、HDDをチューナーにして地デジ対策は終わっているんだけど(^^ゞ
・・・2012年EUROあたりが交換の危険ゾーンって気がせんでもないが、それもしばらくはおあずけだな。

・・・しかし、自分が見る事のない、両親専用のテレビの配達対応、設置、リサイクル処理、設定説明やらを受けるのも何故か私よ?!
取扱説明書を読むのもセットらしいし?!(だから、両親の部屋のテレビが不調のたびにことのさんがメンテナンスに行ってるんです。一番よく仕組み理解しているから。墓穴もいいとこ)
・・・前の冷蔵庫も、今回のテレビもエコポイント申請書類もせっせこ記入しているのも私だよ・・・とりあえず、記入手数料としてポイント端数対策のクオカードは私が頂く事にしました。ええ。

というか、テレビの配達が来ないと、明日は買い物にも行けない事に、今頃気付きました!!(がびーんっ)
定期購読雑誌で毎回読んでいてコミックスも買っているマンガ、その・・・幾つ?(笑)
やっぱり保存版にしたいし、コミックス版の描きおろしも読みたい!!って思わせてくれる作品は読者として自然とそういう行動に走らせてくれるワケですよ、ハイ。

そんなこんなで、モノクロ4巻です。
毎回、描きおろし表紙も楽しいのですが、中扉に表紙のオチがあるのも秀逸(笑)。
今回は茅とトラですが・・・やっぱりそのオチ?ww

ちょうど、過去編の伊織ちゃんが出てきたところまでが収録されていて、雑誌掲載時にダダ泣きしたところは次回5巻収録の模様。
うぐっ、タオル持って読まないと!!
個人的には、あれだけのセレブ学校なのに水着が古典的スク水だった事が、いろんな意味で衝撃的だった水泳授業をもっと読みたくなってみたり(爆)。

しかし、毎回の描き下ろしのマスターレベル編、どこまでいくんだろう・・・特にネコ科編ww
作者の福山さん自身がネコマスターなので、いろいろリアルネタが出てきそうですけど(笑)。
レベッカ・ヨークのムーン・シリーズ7冊目、読了~。
うっ、不覚にもうるっときたり、色々考えてしまったよこの本で!(笑)

というか、大概の事とか、パラノーマルの概念をぶち破ってきたこのシリーズだが、まさか主人公がそうくるとは思いもよらなかった!!

うっかり75年前に殺されてしまったウェアウルフの幽霊ケイレブ (マジ)

いやー。これだから、このシリーズ読むのやめられませんっっ!(爆)
でも、ロスがミーガンと結婚して意識改革していくまでって、まさにマーシャル一族って、ウェアウルフ天下一武道会状態(笑)で家族や一族で縄張りやら何やらを巡ってエブリデイ争ってたワケで。
ケイレブのようなその争いの末に命を落としたワンコ、あ、いや。ウェアウルフも過去にはきっと他にもいたろうけど、たまたま幽霊になっちゃったのが彼だったってだけよね。
しかし、斜め上っぷりは今更だけど、ウェアウルフだけど、幽霊生活が長くて狼に変身する事を忘れていた とか言われると、もう、たまりませんね!ww
殺されたメリーランド州の森に埋められて、そこで幽霊になって孤独なまま75年・・・幽霊のケイレブと「話せる」人間がいなかった、その森にやってこなかったというのもあって動物のみが友達・・・いや、狼だから不思議ではないんだけど(^^ゞ
幽霊になった時の事情が事情ゆえに、国じゅうの森を闊歩していそうなロスやローガンでさえも躊躇するような負のオーラがたれ流しだったのも災い(^^;
もっともローガンの祖父が、ケイレブ殺しの犯人だから行ってたら恨みゆえに成仏していない彼とガチンコで大変だったろうけど(^^;;
そんな森に、やってきたのが今回の主人公の片割れさんであるクイン。
ここ何冊か、このシリーズでは異世界とがっつり組み合っての展開なんだが、クインはその異世界からやってきた女性。
もっとも、あの世界の女性だから普通(?)のワケがなく、ましてやこのシリーズのヒロインですよ?!(爆)
このクインさん、超能力者であると同時に霊感体質でした・・・何というか、核心犯的な設定だなオイ(笑)。
たまたま(?)ケイレブの森に、あの異世界とこっちの世界を結ぶ「門」の一個があったばかりに、クインが霊感ホイホイに引っかかってしまったというか(^^ゞ
いやー、さすがに幽霊になってなおマーシャル一族!
「運命の伴侶キターーーーーーッvvv」 とばかりに、幽霊なのにガッツンガッツンと猛烈アタック!(爆)

ここまで書いてるとコント(これこれ。笑)のようだが、このシリーズの真骨頂はそんなところではない。
斜め上から攻めておきながら、今まで考えてもみなかった事を凄いところから提示してくるところ。
今回は、何とも意表をついたところから問題提起してきた。
幽霊のケイレブが眠る(埋まっている)森に、一人の男が生き埋めされた事から、話は急展開を迎える。
突然「生」を奪われたがその自我の強さ故に長い間幽霊となって森を彷徨っていたケイレブと、同じように「生」を奪われたが、もがく事なく放棄した男が生と死の狭間ですれ違った時に、運命の悪戯が起こる。
何と、その生き埋めされた男の肉体にケイレブの魂が入りこんでしまったのだ。
そこからのケイレブの戸惑いと葛藤が、あれは堪えた。読んでて堪えた。
勿論、マーシャル一族のトレードマークとも言える外見でなく、ブロンドの髪と青い瞳の男の体なんだけど、それ以外にもひょんな事から、魂と肉体が別ものだ、というのを情報として伝えてくるんだけど、あれはベテランのヨークらしく上手いったら。
何となく、そうなんじゃないのかな、と思ってる読者にああやって伝えるのか。
ステーキ肉を食べていて、どうしても受けつけなくって加熱しなおしてもらったり、ジャムを塗ったパンを美味しいと思ったり。
そうなのだ。
ケイレブは、変身出来なくなってしまっていたのだ。
これは、本当に堪えた。
今まで、ウェアウルフである事の苦悩っていうのは、既存の本で山ほど読んできたが、当人たちに当たり前だと思われていた変身能力を突然奪われたウェアウルフの気持ちなんか初めてだよ・・・。
アイデンティティーの喪失、アルファメールとしての自尊心とかと直結していた変身能力の欠如による戸惑いとか、大きな大人の迷子のようで・・・大変で負の遺産のように思いがちのウェアウルフへの変身能力だったが、マーシャル一族にとってそれは特別なものだったと、今回、再認識。
実際、ロスやローガン達もケイレブの立場になって、その苦悩を慮り、彼を守ろうとする。
本当は自分たちが、その苦しみを誰よりも分かる一族がケイレブを救わなくてはならないのに、異世界からきたクイン達に頼らなくてはいけないのを口惜しく思いつつ。

軽快なテンポで、異世界とウェアウルフの一族をつなぎながら、過去の確執とテロリスト達の陰謀を絡めてのエンターテイナーっぷりを大披露な話だが、何ともそういう細かいところにポイントがある。
家族とか、伴侶とか、己のアイデンティティーとか、生と死とか。
己の根底を覆され続けたケイレブが、入りこんだ肉体と魂が拒絶反応を起こし、二度目の死を迎えそうになっている時に、朦朧となりながらクインに呟く言葉に思わず涙してしまった。
これだけ好き勝手上等よろしくなシリーズなのに、ロマンス部分の核も、こうやって非常にシンプルなのがまたニクイ。
1冊目から読んできた読者になら、オチというかケイレブのその後が何となく予想つくとは思いますでしょうが、ここではあえてそれは書きません。
作者も、この1冊では確定的な事は述べず「可能性」と「希望」を提示しているので、あえてそこを汲むべし。

相変わらずのマーシャル一族の狼くん達も、奥様たちも皆、変わりなくて何よりなシリーズだが、こうやって変則的ネタをもってきてなお芯はブレず。
天晴れではないか。
馬鹿馬鹿しいと言われたらそれまでだが、その斜め上から攻め続けて7冊たってなお個性的でブレないところがことのさんにはたまらないんです、ええ。
そうなのよ。芯は「ボーイ(ウルフ)・ミーツ・ガール」なのは1冊目から変わりないんだから。
次回ヒーロー、しっかり今回、美味しいところを持っていきましたしね!
運命の伴侶がボクはいないから、と斥候志願したローガンの弟ジェイコブくん。
きたね、うん。きたよ。
動物使いのウェアウルフ とはねww(あの見張りワンコの「お友達」の件はホンマに微笑ましいったら。笑)
早く、続きが出ますように~(-人-)
ここに細々と、しかしウザく熱狂的に待ってる読者が一人、いますんで!(爆)

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