三月になってまだ二日ですが、早くも今年発売の本が積まれていてヤバイ感じなのですが、とりあえず買えなくなって泣くのは嫌なので、というか、何より初発動が大事!と、新刊買いを必須にという姿勢は変わらず。
ええ、翻訳続かなくて文句言えるのは「新刊で買ってきちんと利益を版元や作者や翻訳者に落として」初めて言えますからね。
選挙権みたいなものだと、昔っから思っています(笑)。
と、まぁ、それはさておき来月分の新刊の覚え書きを!
ええ、翻訳版発売を知った直後に同好の士サマに「出ますーーーーーっっ!!」と興奮してタレコミに走った本が4月はありますのよ!!
ハーレクイン社 MIRA文庫
屋根裏の男爵令嬢 カーラ・ケリー
熱い夜の記憶 エリカ・スピンドラー
原書房 ライムブックス
女神は木もれ陽の中で エリザベス・ホイト
コージーブックス
英国王妃の事件ファイル(4) 貧乏お嬢さま、吸血鬼の城へ リース・ボウエン
扶桑社 扶桑社ロマンス
心惑わせる闇 ノーラ・ロバーツ
オークラ出版 マグノリアロマンス
愛してはいけないあなた ローズマリー・ロジャーズ
誘惑のくちづけ リサ・ビンガム
集英社クリエイティブ ベルベット文庫
悪魔に捧げた身代わりのキス アナ・キャンベル
ヴィレッジブックス villagebooks
魔女の血族(上下) デボラ・ハークネス
竹書房 ラズベリーブックス
メイフェアの不運な花嫁 M.C.ビートン
竹書房 竹書房文庫
CINDER シンダー (上下) マリッサ・メイヤー
二見書房 二見ミステリーコレクション
その腕のなかで永遠に スーザン・E・フィリップス
サファイアの瞳に恋して ジュリア・ロンドン
早川書房 ハヤカワ文庫FT
英国空中学園譚3 ソフロニア嬢、謎のメカ機関車を魅惑する ゲイル・キャリガー
ええ。
前出の鼻血もので興奮したのは、世間ではデボラ・ハークネスであろうところ、ワタクシはブレずに 愛しのスーザン・エリザベス・フィリップス新刊 だったことは言うまでもありません(キリッ
そんなイチ押しの次は、勿論…え?
ゲイル・キャリガー以外にないですよね? > どこまで世間との格差を浮き彫りにさせれば(笑)
デボラ・ハークネスはBBCドラマ化決定のニュースに沸くように、翻訳もこのタイミングで出ますが…発売日はズレ込む模様なのでご注意を。
(20日でなく30日となります)
というか、もっと驚いたのはMC・ビートンのラズベリーブックスだろ。
コージーミステリクラスタの皆さん、版元を三度ガン見した私の気持ち分かってくれるよね?!
アガサ・レーズンじゃないのよ?!(笑)
カーラ・ケリー、ホイトは鉄板で。
勿論、ノーラも手堅くお買い上げしたいんだが、これ、電子に移行してもいいかも、と思い始めていますよ…。ぶ厚くて場所とるもの、ノーラってやっぱり。
竹書房文庫から出るマリッサ・メイヤーはYAものなんですが、北米の評価が高いので電子で出るなら買うかな、というところにしています。
竹書房のものって、電子で買うメリット低いんだけどね。安くないし。かといって紙にこだわる程には装丁が素敵な出来だったこともないんだけど(直球ど真ん中)。
あとは楽しみなのは、コージーミステリですが、貧乏お嬢さまシリーズ四巻( *´艸`)
ジュリア・ロンドンは翻訳久々に出るけど、二見からは初めてかしら。
マグノリアは二冊とも、あと、あと気になるのが今までそこまでピンとこなかったアナ・キャンベルがベルベット文庫から出るんですけどっ。
何と、『美女と野獣』がモチーフなんですってよ奥様っ!
あの(!) アナキャンの「美女と野獣」!!
あの(!) アナキャンの「美女と野獣」!! (大事なことなので二度書くよ←)
これは、久々にアナキャン読めというお告げにしか思えませんイヤッフー\(^o^)/
とりあえず、4月はいろいろ祭りです\(^o^)/
いやー、すぷりんぐ・はず・かむ♪
+余談+
いつもの部屋も、ほぼ正式タイトル放り込めましたよ今回は(笑)。
恐るべきフリマプレイ効果(ちゅどーんっ)
http://cool-book-new.seesaa.net/article/414010615.html
あとは空欄埋めるのはそのうち(笑)
ええ、翻訳続かなくて文句言えるのは「新刊で買ってきちんと利益を版元や作者や翻訳者に落として」初めて言えますからね。
選挙権みたいなものだと、昔っから思っています(笑)。
と、まぁ、それはさておき来月分の新刊の覚え書きを!
ええ、翻訳版発売を知った直後に同好の士サマに「出ますーーーーーっっ!!」と興奮してタレコミに走った本が4月はありますのよ!!
ハーレクイン社 MIRA文庫
屋根裏の男爵令嬢 カーラ・ケリー
熱い夜の記憶 エリカ・スピンドラー
原書房 ライムブックス
女神は木もれ陽の中で エリザベス・ホイト
コージーブックス
英国王妃の事件ファイル(4) 貧乏お嬢さま、吸血鬼の城へ リース・ボウエン
扶桑社 扶桑社ロマンス
心惑わせる闇 ノーラ・ロバーツ
オークラ出版 マグノリアロマンス
愛してはいけないあなた ローズマリー・ロジャーズ
誘惑のくちづけ リサ・ビンガム
集英社クリエイティブ ベルベット文庫
悪魔に捧げた身代わりのキス アナ・キャンベル
ヴィレッジブックス villagebooks
魔女の血族(上下) デボラ・ハークネス
竹書房 ラズベリーブックス
メイフェアの不運な花嫁 M.C.ビートン
竹書房 竹書房文庫
CINDER シンダー (上下) マリッサ・メイヤー
二見書房 二見ミステリーコレクション
その腕のなかで永遠に スーザン・E・フィリップス
サファイアの瞳に恋して ジュリア・ロンドン
早川書房 ハヤカワ文庫FT
英国空中学園譚3 ソフロニア嬢、謎のメカ機関車を魅惑する ゲイル・キャリガー
ええ。
前出の鼻血もので興奮したのは、世間ではデボラ・ハークネスであろうところ、ワタクシはブレずに 愛しのスーザン・エリザベス・フィリップス新刊 だったことは言うまでもありません(キリッ
そんなイチ押しの次は、勿論…え?
ゲイル・キャリガー以外にないですよね? > どこまで世間との格差を浮き彫りにさせれば(笑)
デボラ・ハークネスはBBCドラマ化決定のニュースに沸くように、翻訳もこのタイミングで出ますが…発売日はズレ込む模様なのでご注意を。
(20日でなく30日となります)
というか、もっと驚いたのはMC・ビートンのラズベリーブックスだろ。
コージーミステリクラスタの皆さん、版元を三度ガン見した私の気持ち分かってくれるよね?!
アガサ・レーズンじゃないのよ?!(笑)
カーラ・ケリー、ホイトは鉄板で。
勿論、ノーラも手堅くお買い上げしたいんだが、これ、電子に移行してもいいかも、と思い始めていますよ…。ぶ厚くて場所とるもの、ノーラってやっぱり。
竹書房文庫から出るマリッサ・メイヤーはYAものなんですが、北米の評価が高いので電子で出るなら買うかな、というところにしています。
竹書房のものって、電子で買うメリット低いんだけどね。安くないし。かといって紙にこだわる程には装丁が素敵な出来だったこともないんだけど(直球ど真ん中)。
あとは楽しみなのは、コージーミステリですが、貧乏お嬢さまシリーズ四巻( *´艸`)
ジュリア・ロンドンは翻訳久々に出るけど、二見からは初めてかしら。
マグノリアは二冊とも、あと、あと気になるのが今までそこまでピンとこなかったアナ・キャンベルがベルベット文庫から出るんですけどっ。
何と、『美女と野獣』がモチーフなんですってよ奥様っ!
あの(!) アナキャンの「美女と野獣」!!
あの(!) アナキャンの「美女と野獣」!! (大事なことなので二度書くよ←)
これは、久々にアナキャン読めというお告げにしか思えませんイヤッフー\(^o^)/
とりあえず、4月はいろいろ祭りです\(^o^)/
いやー、すぷりんぐ・はず・かむ♪
+余談+
いつもの部屋も、ほぼ正式タイトル放り込めましたよ今回は(笑)。
恐るべきフリマプレイ効果(ちゅどーんっ)
http://cool-book-new.seesaa.net/article/414010615.html
あとは空欄埋めるのはそのうち(笑)
二月になりましたが、今年もすっかりスロースターター読者に定着しつつあります(^_^;)
忘れないうちに、新刊をメモって予約するというのがルーティンになってきたな(笑)。
発売日入手にはこだわらず、まとめて予約発送だけどね。
ハーレクイン社 MIRA文庫
情熱と戸惑いのエンゲージ ジェイン・A・クレンツ
不埒な貴族と籠の小鳥 キャロル・モーティマー
原書房 ライムブックス
春の予感は突然に メアリ・バログ
オークラ出版 マグノリアロマンス
傷だらけの逃亡者 モライア・デンスリー
愛と復讐の航海 アリソン・デライン
竹書房 ラズベリーブックス
放蕩子爵からの愛の花束 エマ・ワイルズ
花嫁になるための4つの恋物語 リサ・クレイパスほか
ヴィレッジブックス villagebooks
邦題未定 アマンダ・クイック
邦題未定 スーザン・ブロックマン
二見書房 二見ミステリーコレクション
夢見るキスのむこうに リンゼイ・サンズ
ウエディングの夜は永遠に キャンディス・キャンプ
扶桑社 扶桑社ロマンス
愛は裏切りを超えて コニー・メイスン
誘惑と情熱のゲーム レニー・ベルナード
きーたーーーーーーーっ!!
TSSシリーズの「あの巻」がきたでーっっ!!
イヤッフー(/・ω・)/
もうね、さすがのクレンツ信者のワタクシもこれをイチ推ししなくてどうする、というハナシです(笑)。
でもって、クレンツの二冊、エクリプス・ベイ・トリロジー二巻とクイック名義が2推し♪
あとはラズベリーブックスの短編集とエマ・ワイルズは新刊買い決定、MIRAのモーティマーは前作読んでるので勿論読むよー。ただし、モーティマーは一冊目は電子で買ってるから電子待ち。
短編集も電子予定が分かっていれば本棚の都合で電子で買いたいので、待機させとくか。
あとはマグノリアの二冊もチェックね。
無理なく、のんびり読書していますんですが、いかんせんここに反映させてないのが危機感リターンズ |д゚)
+余談+
いつもの別部屋はぼんやりざっくりと(笑)
http://cool-book-new.seesaa.net/article/412464087.html
まぁ、そのうちね(^_^;)
忘れないうちに、新刊をメモって予約するというのがルーティンになってきたな(笑)。
発売日入手にはこだわらず、まとめて予約発送だけどね。
ハーレクイン社 MIRA文庫
情熱と戸惑いのエンゲージ ジェイン・A・クレンツ
不埒な貴族と籠の小鳥 キャロル・モーティマー
原書房 ライムブックス
春の予感は突然に メアリ・バログ
オークラ出版 マグノリアロマンス
傷だらけの逃亡者 モライア・デンスリー
愛と復讐の航海 アリソン・デライン
竹書房 ラズベリーブックス
放蕩子爵からの愛の花束 エマ・ワイルズ
花嫁になるための4つの恋物語 リサ・クレイパスほか
ヴィレッジブックス villagebooks
邦題未定 アマンダ・クイック
邦題未定 スーザン・ブロックマン
二見書房 二見ミステリーコレクション
夢見るキスのむこうに リンゼイ・サンズ
ウエディングの夜は永遠に キャンディス・キャンプ
扶桑社 扶桑社ロマンス
愛は裏切りを超えて コニー・メイスン
誘惑と情熱のゲーム レニー・ベルナード
きーたーーーーーーーっ!!
TSSシリーズの「あの巻」がきたでーっっ!!
イヤッフー(/・ω・)/
もうね、さすがのクレンツ信者のワタクシもこれをイチ推ししなくてどうする、というハナシです(笑)。
でもって、クレンツの二冊、エクリプス・ベイ・トリロジー二巻とクイック名義が2推し♪
あとはラズベリーブックスの短編集とエマ・ワイルズは新刊買い決定、MIRAのモーティマーは前作読んでるので勿論読むよー。ただし、モーティマーは一冊目は電子で買ってるから電子待ち。
短編集も電子予定が分かっていれば本棚の都合で電子で買いたいので、待機させとくか。
あとはマグノリアの二冊もチェックね。
無理なく、のんびり読書していますんですが、いかんせんここに反映させてないのが危機感リターンズ |д゚)
+余談+
いつもの別部屋はぼんやりざっくりと(笑)
http://cool-book-new.seesaa.net/article/412464087.html
まぁ、そのうちね(^_^;)
リヴィエラ版も持っているんだけど、いかんせん嵩張るのでちょい読むのに向いてないフィフティ(笑)。
今回、映画化ということで文庫化されまして、電子書籍もそちらのバージョンが出ました。
はて。
3冊の分冊の電子書籍合計金額が、紙媒体の上下巻の一冊と200円ぐらいしか変わらない。
何ですか、この価格からくり( ゚Д゚)
よくわかりませんね。さすが早川さん! > 多分、褒めてはいないと思う(笑)。
電子で買い直すには丁度いい機会、しかも現在10%ポイントバック中でしたので、サクッと3冊ダウンロードした(笑)。
このまま、残り2冊も、とりあえずこの価格帯でいいので、文庫化してそれを電子化願いたいのでヨロシク(/・ω・)/
ますます、落とせないReaderになりつつあります…むしろkindleの方がマシだわ。
ほら、洋書しか入ってないからあんまり分からないし(笑)。
今回、映画化ということで文庫化されまして、電子書籍もそちらのバージョンが出ました。
はて。
3冊の分冊の電子書籍合計金額が、紙媒体の上下巻の一冊と200円ぐらいしか変わらない。
何ですか、この価格からくり( ゚Д゚)
よくわかりませんね。さすが早川さん! > 多分、褒めてはいないと思う(笑)。
電子で買い直すには丁度いい機会、しかも現在10%ポイントバック中でしたので、サクッと3冊ダウンロードした(笑)。
このまま、残り2冊も、とりあえずこの価格帯でいいので、文庫化してそれを電子化願いたいのでヨロシク(/・ω・)/
ますます、落とせないReaderになりつつあります…むしろkindleの方がマシだわ。
ほら、洋書しか入ってないからあんまり分からないし(笑)。
さて。年も明けました。
今年はもっとガッツンガッツンといろんな本を読むぜ! と、昨年発売されていて、買ったまま積んでら~♪な本を見ながら、早くも来月新刊の予定を白目で見ています。ことのです(笑)。
うん。そうだな。今年もやっぱり無理せずマイペースがいいかな←おいコラww
二見書房 ザ・ミステリ・コレクション
邦題未定 J.R.ウォード
危険な夜の果てに リサ・マリー・ライス
オークラ出版 マグノリアロマンス
放蕩者クラブに誓いを アネット・ブレア
ハーレクイン社 MIRA文庫
ビューティフル・レイン シャロン・サラ
シンデレラの秘密の契約 スーザン・マレリー
原書房 ライムブックス
午前零時のとけない魔法に オリヴィア・ドレイク
ヴィレッジブックス villageboks
邦題未定 ジュリー・ガーウッド
邦題未定 カレン・マリー・モニング
扶桑社 扶桑社ロマンス
邦題未定(上下) ノーラ・ロバーツ
竹書房 ラズベリーブックス
銀の瞳の令嬢と海を越えて ロレイン・ヒース
間違いだらけの愛のレッスン サマンサ・ベック
やはり、この並びでは私の一番の楽しみはカレン・マリー・モニングのFeverシリーズ四巻かな。
といっても、予告していた五巻で一旦完結したものの、そのまま続いて6、7巻と続いた時点でちょっと醒めてしまったんだけどな私(^_^;)
それよりもハイランダー・シリーズを完結させてやってくれ…って、何かよくあるパターンだな、これ(笑)。
二番目は、J・R・ウォードかな。
これは私が新刊慌てて買わなくてもいいぐらい売れるだろうから、何かのついでにお得に買おうと思ったり(古本ではありませんよ。新刊をお得に買うという意味)。
あと、サマンサ・ベックが乙女思考男子系、という朗報を翻訳担当の阿尾さんにちょこっと耳打ちされたので、これは発売日に即買いイヤッフー(=゚ω゚)ノ
扶桑のノーラは最近、一か月ほどで電子書籍が出るので、これは電子待ち。
今のところ、ノーラはここんとこ全部電子書籍購入に移行しております。
ありがとう扶桑社さん、おかげで分厚く、上下巻のノーラ作品なのに本棚に全く影響ありませんありがとうありがとう\(^o^)/
マグノリアロマンスは、あらすじとか見て熟考するとしますよ。
そして、相変わらず世間の皆さんが多くお買いになられるであろう「あの人」は華麗にスルーとか、今年もことのさん節は健在\(^o^)/ > 無駄な安定感(笑)
そんなこんなで、今月に入ってまだ新刊発売されてないのに、来月以降の話とかどうしようもないのは相変わらず(笑)。
ぼちぼちやります > どんだけ学習能力ないんだ\(^o^)/
+余談+
いつもの別部屋も、まだ正月気分でボッケボケ←←
http://cool-book-new.seesaa.net/article/410369577.html
そのうち埋める…前に二月になりそうなヨ・カ・ン(笑)
今年はもっとガッツンガッツンといろんな本を読むぜ! と、昨年発売されていて、買ったまま積んでら~♪な本を見ながら、早くも来月新刊の予定を白目で見ています。ことのです(笑)。
うん。そうだな。今年もやっぱり無理せずマイペースがいいかな←おいコラww
二見書房 ザ・ミステリ・コレクション
邦題未定 J.R.ウォード
危険な夜の果てに リサ・マリー・ライス
オークラ出版 マグノリアロマンス
放蕩者クラブに誓いを アネット・ブレア
ハーレクイン社 MIRA文庫
ビューティフル・レイン シャロン・サラ
シンデレラの秘密の契約 スーザン・マレリー
原書房 ライムブックス
午前零時のとけない魔法に オリヴィア・ドレイク
ヴィレッジブックス villageboks
邦題未定 ジュリー・ガーウッド
邦題未定 カレン・マリー・モニング
扶桑社 扶桑社ロマンス
邦題未定(上下) ノーラ・ロバーツ
竹書房 ラズベリーブックス
銀の瞳の令嬢と海を越えて ロレイン・ヒース
間違いだらけの愛のレッスン サマンサ・ベック
やはり、この並びでは私の一番の楽しみはカレン・マリー・モニングのFeverシリーズ四巻かな。
といっても、予告していた五巻で一旦完結したものの、そのまま続いて6、7巻と続いた時点でちょっと醒めてしまったんだけどな私(^_^;)
それよりもハイランダー・シリーズを完結させてやってくれ…って、何かよくあるパターンだな、これ(笑)。
二番目は、J・R・ウォードかな。
これは私が新刊慌てて買わなくてもいいぐらい売れるだろうから、何かのついでにお得に買おうと思ったり(古本ではありませんよ。新刊をお得に買うという意味)。
あと、サマンサ・ベックが乙女思考男子系、という朗報を翻訳担当の阿尾さんにちょこっと耳打ちされたので、これは発売日に即買いイヤッフー(=゚ω゚)ノ
扶桑のノーラは最近、一か月ほどで電子書籍が出るので、これは電子待ち。
今のところ、ノーラはここんとこ全部電子書籍購入に移行しております。
ありがとう扶桑社さん、おかげで分厚く、上下巻のノーラ作品なのに本棚に全く影響ありませんありがとうありがとう\(^o^)/
マグノリアロマンスは、あらすじとか見て熟考するとしますよ。
そして、相変わらず世間の皆さんが多くお買いになられるであろう「あの人」は華麗にスルーとか、今年もことのさん節は健在\(^o^)/ > 無駄な安定感(笑)
そんなこんなで、今月に入ってまだ新刊発売されてないのに、来月以降の話とかどうしようもないのは相変わらず(笑)。
ぼちぼちやります > どんだけ学習能力ないんだ\(^o^)/
+余談+
いつもの別部屋も、まだ正月気分でボッケボケ←←
http://cool-book-new.seesaa.net/article/410369577.html
そのうち埋める…前に二月になりそうなヨ・カ・ン(笑)
ミッドナイト・クリスタル (ヴィレッジブックス)
2014年12月3日 新刊レビュー
昨日の日記にていろいろ諦めたよイヤッフー(=゚ω゚)ノと、高らかに敗北コールをしました。ことのです(笑)。
いや、笑っている場合ではないんですがね。
そんなこんなの事情で、もう年内の読書日記をどれだけ書けるか定かではないですウェッヒェッヒェッヒェ!!とイタ壊れた状況の中、まぁ、つまりはトップではないが書いておきたい本は、うっかりを装って書いておけば後が楽に…などとぐるぐるしつつ。
よくわかりませんが、ズルイ大人ですみません(笑)。
で、この一冊です。
ジェイン・キャッスル『 ミッドナイト・毛玉 ミッドナイト・クリスタル』です。
「ジェイン・キャッスル? 新人作家か?」
そう言われても仕方ない状況です。
知っている方は、このジェイン・キャッスルが人気作家ジェイン・アン・クレンツの別名義のひとつ であることはご存知です。
じゃあ、キャッスル名義としては初めての翻訳?!
いいえ。過去に4冊翻訳されていますが、何故かハーレクイン社から大昔に出た一冊以外の三冊は『ジェイン・アン・クレンツ』の名前で発売されました という、大人の事情満々の名義です(笑)。
ハーレクインから出たハーレクイン・エクスタシー刊も、これまたすんごい大人の事情満載のシリーズなのですが、ここでは直接関係していないので割愛しますが、知りたい!!という 暇人 熱心な方はツイッター等でことのさんに聞いてみて下さい(笑)。
むしろ、キャッスル名義のまま翻訳版を発売したヴィレッジブックスさんが漢気(おとこぎ)あふれ過ぎていて、あかん。節子、これはあかんヤツや…と涙ぐむクレンツおたくのワタクシ(爆)。
ここで、キャッスル名義で書かれましたが、日本版ではクレンツの名前で出された作品の一覧を。
ハヤカワ文庫SF刊
緑の瞳のアマリリス
竹書房 ラズベリーブックス
星のかけらを奏でて
星のかけらを紡いで
さぁ。この三冊の並びで「あ!」と仰る方はお仲間ですね(笑)。
そうです。クレンツ作品でも、「舞台が近未来の作品」が、現在のキャッスル名義作品のひとつの目安となっております。
そして、今回の『ミッドナイト・クリスタル』は正確には区分としては、ラズベリーブックスから翻訳されている近未来の惑星ハーモニーを舞台としたゴーストハンターものとして扱うのがベター。
が、同時に近年、クレンツが書き続けてきたアーケイン・ソサエティ・シリーズの一冊、更にその中の三部作の一冊となっていて、まさにクレンツによる、クレンツファンの為の、お祭りのようなポジションとなっています(笑)。
アマンダ・クイック名義の過去編『虹色のランプの伝説』(ヴィレッジブックス)、クレンツ名義の現代編『夢を焦がす炎』(二見文庫)を読んでいれば、この作品は三倍楽しめますが、更にクイック名義だと『禁じられた秘薬を求めて』』(ヴィレッジブックス)、クレンツだと『霧に包まれた街』(二見文庫)もフォローしておけば破壊力は増しますこと請け合い(当社比。笑)
で、お話といえば、遥かなる未来。
地球外の惑星ハーモニーで暮らす女性マーローは、超常現象研究組織アーケイン・ソサエティに関わる調査会社の責任者を務めていました。
ある日、アーケインが保管していた不思議なパワーを持つランプ(バーニング・ランプ)が盗まれてしまう。
彼女は、ランプにまつわる呪いをかけられているとおぼしきゴーストハンター・ギルドの責任者である超能力者アダムが犯人ではないかと疑う。
同時にアダムは、ウィンターズ家の直系男子が陥る「ある事例」が自分に迫っていることから、ランプを扱う為に必要なドリームリーダーを探していたところ、マーローと出会い…というものなのですが。
はっきり言うぞ。
可愛いは正義! 毛玉は正義!!
可愛いは正義! 毛玉は正義!!
(大事なことなので二度書きます←おいコラ)
この本で何がイヤッフー(∩´∀`)∩となるかと言ったらアナタ、マーローの相棒のダストバニー(その名のごとく埃みたいにふわふわしたウサギの一種)のギブソンですよ!(キッパリ
ワンコ、ニャンコ、とにかくもふもふした可愛い小動物が好きな読者は迷わずこれを読むべし。
クレンツ作品って、犬とか猫とかオウムとか、とにかく脇役動物のクオリティの高さは特筆ものなんですが、キャッスル名義のハーモニー・シリーズにおけるこのダストバニーは群を抜いています。
実際、このシリーズ新刊が出るたびにいろんなロマンス作家さん達が「ダストバニーが帰ってきた\(^o^)/」とかツイートしたり、FB書いたりしていて笑えることですよ。
主役は誰だ、ってツッコミ必至です! > お前が言うな(笑)
で、ロマンスはどうなんだ?と聞かれても「大丈夫だ。問題ない(キリッ」と即答です!
得体のしれない配線が若干残念なイケメン男子(全力で褒めている←)と、丁々発止の仕事のデキるしっかり者美人女子の、クレンツお約束の鉄板ものですからね!
脇役も、そこはハーモニーに行っても、抜群の変人クオリティのアーケイン・ソサエティ関係者です(笑)。
しかし、地球から別の惑星に移住したら、こっちでは思わず「伝説の超能力者」とか、まるで経歴詐称に近いアゲっぷりになっていたファロン(『霧に包まれた街』)とかケイレブ(『禁じられた秘薬を求めて』)の件では笑い死にするかと(笑)。
そんな楽しみ方をしているのは、やはりアーケインもの読者ですかね(笑)。
どんな切り口で、どんな角度で読んでもそこはクレンツ節なので、安定感パないです(笑)。
冒頭近くに書いたように、聞いたことない作家名だったから、うっかり買ってしまって「なんだコレ?!(´・ω・`)」となっている読者さんもいらっしゃるかと思いました。
だからこそ、年内に、まだ新刊コーナーにこの本があるうちに読書日記という名の、この本の立ち位置を説明したかったのですが…えーっと。
これでは「もふもふ万歳\(^o^)/」としか読めないかも > そうとしか(震え声)
でも、ちょこっとでも気になるパーツがありましたら、ここに挙げた関連作を押さえてもらえると嬉しいな♪
そして、このハーモニー・シリーズをまた読み直してもらえるともっと嬉しい。
何故なら、クレンツがキャッスル名義で描く近未来ものハーモニー・シリーズにはまだ未訳作品があるからです。
昨今のヒストリカル、特にリージェンシー・ロマンスの一辺倒翻訳状態の中、はっきり言わなくても近未来ものなんて異色です。
クレンツが好きっていうのもありますが、こういう「異色」の作品をたまには読みたいのです。しっかり枠が欲しいのです。
これまで、何社か近未来ものロマンスを翻訳しましたが、今のところ残ったのはここ、ヴィレッジブックスだけです(ラベンダーブックスはレーベルごとお亡くなりに。白目)。
残って下さっている出版社さんのその努力に報いるには、拙い文章でもいいので「取り上げること」「継続して薦めること」だと信じています。
ま、そんな真面目なシメと違って、楽しく読める一冊ですので。
寒いこんな時こそ、もふもふ補充はいかがでしょうか? > 結局そこかよ(爆)
いや、笑っている場合ではないんですがね。
そんなこんなの事情で、もう年内の読書日記をどれだけ書けるか定かではないですウェッヒェッヒェッヒェ!!とイタ壊れた状況の中、まぁ、つまりはトップではないが書いておきたい本は、うっかりを装って書いておけば後が楽に…などとぐるぐるしつつ。
よくわかりませんが、ズルイ大人ですみません(笑)。
で、この一冊です。
ジェイン・キャッスル『
「ジェイン・キャッスル? 新人作家か?」
そう言われても仕方ない状況です。
知っている方は、このジェイン・キャッスルが人気作家ジェイン・アン・クレンツの別名義のひとつ であることはご存知です。
じゃあ、キャッスル名義としては初めての翻訳?!
いいえ。過去に4冊翻訳されていますが、何故かハーレクイン社から大昔に出た一冊以外の三冊は『ジェイン・アン・クレンツ』の名前で発売されました という、大人の事情満々の名義です(笑)。
ハーレクインから出たハーレクイン・エクスタシー刊も、これまたすんごい大人の事情満載のシリーズなのですが、ここでは直接関係していないので割愛しますが、知りたい!!という
むしろ、キャッスル名義のまま翻訳版を発売したヴィレッジブックスさんが漢気(おとこぎ)あふれ過ぎていて、あかん。節子、これはあかんヤツや…と涙ぐむクレンツおたくのワタクシ(爆)。
ここで、キャッスル名義で書かれましたが、日本版ではクレンツの名前で出された作品の一覧を。
ハヤカワ文庫SF刊
緑の瞳のアマリリス
竹書房 ラズベリーブックス
星のかけらを奏でて
星のかけらを紡いで
さぁ。この三冊の並びで「あ!」と仰る方はお仲間ですね(笑)。
そうです。クレンツ作品でも、「舞台が近未来の作品」が、現在のキャッスル名義作品のひとつの目安となっております。
そして、今回の『ミッドナイト・クリスタル』は正確には区分としては、ラズベリーブックスから翻訳されている近未来の惑星ハーモニーを舞台としたゴーストハンターものとして扱うのがベター。
が、同時に近年、クレンツが書き続けてきたアーケイン・ソサエティ・シリーズの一冊、更にその中の三部作の一冊となっていて、まさにクレンツによる、クレンツファンの為の、お祭りのようなポジションとなっています(笑)。
アマンダ・クイック名義の過去編『虹色のランプの伝説』(ヴィレッジブックス)、クレンツ名義の現代編『夢を焦がす炎』(二見文庫)を読んでいれば、この作品は三倍楽しめますが、更にクイック名義だと『禁じられた秘薬を求めて』』(ヴィレッジブックス)、クレンツだと『霧に包まれた街』(二見文庫)もフォローしておけば破壊力は増しますこと請け合い(当社比。笑)
で、お話といえば、遥かなる未来。
地球外の惑星ハーモニーで暮らす女性マーローは、超常現象研究組織アーケイン・ソサエティに関わる調査会社の責任者を務めていました。
ある日、アーケインが保管していた不思議なパワーを持つランプ(バーニング・ランプ)が盗まれてしまう。
彼女は、ランプにまつわる呪いをかけられているとおぼしきゴーストハンター・ギルドの責任者である超能力者アダムが犯人ではないかと疑う。
同時にアダムは、ウィンターズ家の直系男子が陥る「ある事例」が自分に迫っていることから、ランプを扱う為に必要なドリームリーダーを探していたところ、マーローと出会い…というものなのですが。
はっきり言うぞ。
可愛いは正義! 毛玉は正義!!
可愛いは正義! 毛玉は正義!!
(大事なことなので二度書きます←おいコラ)
この本で何がイヤッフー(∩´∀`)∩となるかと言ったらアナタ、マーローの相棒のダストバニー(その名のごとく埃みたいにふわふわしたウサギの一種)のギブソンですよ!(キッパリ
ワンコ、ニャンコ、とにかくもふもふした可愛い小動物が好きな読者は迷わずこれを読むべし。
クレンツ作品って、犬とか猫とかオウムとか、とにかく脇役動物のクオリティの高さは特筆ものなんですが、キャッスル名義のハーモニー・シリーズにおけるこのダストバニーは群を抜いています。
実際、このシリーズ新刊が出るたびにいろんなロマンス作家さん達が「ダストバニーが帰ってきた\(^o^)/」とかツイートしたり、FB書いたりしていて笑えることですよ。
主役は誰だ、ってツッコミ必至です! > お前が言うな(笑)
で、ロマンスはどうなんだ?と聞かれても「大丈夫だ。問題ない(キリッ」と即答です!
得体のしれない配線が若干残念なイケメン男子(全力で褒めている←)と、丁々発止の仕事のデキるしっかり者美人女子の、クレンツお約束の鉄板ものですからね!
脇役も、そこはハーモニーに行っても、抜群の変人クオリティのアーケイン・ソサエティ関係者です(笑)。
しかし、地球から別の惑星に移住したら、こっちでは思わず「伝説の超能力者」とか、まるで経歴詐称に近いアゲっぷりになっていたファロン(『霧に包まれた街』)とかケイレブ(『禁じられた秘薬を求めて』)の件では笑い死にするかと(笑)。
そんな楽しみ方をしているのは、やはりアーケインもの読者ですかね(笑)。
どんな切り口で、どんな角度で読んでもそこはクレンツ節なので、安定感パないです(笑)。
冒頭近くに書いたように、聞いたことない作家名だったから、うっかり買ってしまって「なんだコレ?!(´・ω・`)」となっている読者さんもいらっしゃるかと思いました。
だからこそ、年内に、まだ新刊コーナーにこの本があるうちに読書日記という名の、この本の立ち位置を説明したかったのですが…えーっと。
これでは「もふもふ万歳\(^o^)/」としか読めないかも > そうとしか(震え声)
でも、ちょこっとでも気になるパーツがありましたら、ここに挙げた関連作を押さえてもらえると嬉しいな♪
そして、このハーモニー・シリーズをまた読み直してもらえるともっと嬉しい。
何故なら、クレンツがキャッスル名義で描く近未来ものハーモニー・シリーズにはまだ未訳作品があるからです。
昨今のヒストリカル、特にリージェンシー・ロマンスの一辺倒翻訳状態の中、はっきり言わなくても近未来ものなんて異色です。
クレンツが好きっていうのもありますが、こういう「異色」の作品をたまには読みたいのです。しっかり枠が欲しいのです。
これまで、何社か近未来ものロマンスを翻訳しましたが、今のところ残ったのはここ、ヴィレッジブックスだけです(ラベンダーブックスはレーベルごとお亡くなりに。白目)。
残って下さっている出版社さんのその努力に報いるには、拙い文章でもいいので「取り上げること」「継続して薦めること」だと信じています。
ま、そんな真面目なシメと違って、楽しく読める一冊ですので。
寒いこんな時こそ、もふもふ補充はいかがでしょうか? > 結局そこかよ(爆)
来月どころか、もう「来年の新刊」なんですよ…どうしようもない…もう諦めた…いろいろと…。
そんなブツブツと呟くことのさんですよ。乙(=゚ω゚)ノ
もう、書くだけ書いて、来年のニンジンにするしかないですイヤッフー←
ハーレクイン社 MIRA文庫
月下に咲くは恋の華 シャーレイン・ハリス/ナリーニ・シン
オークラ出版 マグノリアロマンス
雨が降ったら、ぼくを思い出して リサ・デ・ジョン
デビュタントは放蕩者に破滅させられる アマンダ・フォレスター
原書房 ライムブックス
薔薇のめざめ アシュレイ・マーチ
二見書房 ザ・ミステリ・コレクション
このキスを忘れない シャノン・マッケナ
純白のドレスを脱ぐとき トレイシー・アン・ウォレン
ヴィレッジブックス villagebooks
イヴ&ローク番外編 邦題未定 J・D・ロブ
竹書房 ラズベリーブックス
舞踏会の夜に盗賊と甘いキスを ジョアンナ・リンジー
扶桑社 扶桑社ロマンス
邦題未定 サブリナ・ジェフリーズ
邦題未定 ソフィー・ジョーダン
早川書房 ハヤカワ文庫NV
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(上中下) E・L・ジェイムズ
さて。ツイッターでワタクシの垢をフォローして下さっている皆さんには既にお知らせしております。
シャノン・マッケナ、マクラウド兄弟の行方不明でした双子の片割れ本、満を持しての日本上陸でございます。
出版社さんにお聞きしましたら、かなりのボリューム作品 らしいので、ファンの皆さんは覚悟のことを(笑)。
でも、私のイチ推しは、ラズベリーのジョアンナ・リンジーなんですけどね!
二か月連続でリンジーの翻訳新刊が読めるなんて、何そのご褒美プレイ…とか、この先またかつてのように何年も新刊出なくなる前の最後の花火だったらどうしよう…とかいらん心配をしちゃうんですが(´・ω・`)
あと、イヴ&ローク番外編 もほぼ同着で推しで!!
まぁ、別の言い方をすると、それに尽きる一月という説もあるんですが、そこは「とりあえず食ってみるぞ」なことのさんらしく、マグノリアの新規さんももぐもぐ頂く予定(笑)。
しかし、ハーレクインの切り売り商売に戸惑い続けて20数年ですが、文庫でまだやるのか…これは電子でいいや。ナリーニのハーレはサイン本以外は処分しているから、心置きなく電子移行可能(笑)。
あと、扶桑社ロマンスは一月だけど、多分、取次の関係で年内に店頭に並ぶお店多数と思いますので、年の瀬のお買い物ついでにチェキって下さいませな。
いや、どうせ、一月は今年発売だったのに間に合わなくて、年越して読んだ本が当たりだったりして、「去年の自分に何故これを発売直後に読んでなかったのか小一時間説教したい!」と毒づくのに忙しいんですよ。
毎年そうなんです。どんだけ学習能力ないんだか(/・ω・)/
というわけで、今月の私は半分、祠にいると思って下さい(いろんな意味で。笑)
【余談】
というわけで、別部屋もざっくりで、詳細調べきってないままどーん!
http://cool-book-new.seesaa.net/article/408807462.html
何で新刊でない、文庫落ちのフィフティ~が入っているのかというと、単にジェイミー・ドーナンがいる映画版原書表紙を載せたかっただけ なんで、華麗にスルーして下さい(笑)。
そんなブツブツと呟くことのさんですよ。乙(=゚ω゚)ノ
もう、書くだけ書いて、来年のニンジンにするしかないですイヤッフー←
ハーレクイン社 MIRA文庫
月下に咲くは恋の華 シャーレイン・ハリス/ナリーニ・シン
オークラ出版 マグノリアロマンス
雨が降ったら、ぼくを思い出して リサ・デ・ジョン
デビュタントは放蕩者に破滅させられる アマンダ・フォレスター
原書房 ライムブックス
薔薇のめざめ アシュレイ・マーチ
二見書房 ザ・ミステリ・コレクション
このキスを忘れない シャノン・マッケナ
純白のドレスを脱ぐとき トレイシー・アン・ウォレン
ヴィレッジブックス villagebooks
イヴ&ローク番外編 邦題未定 J・D・ロブ
竹書房 ラズベリーブックス
舞踏会の夜に盗賊と甘いキスを ジョアンナ・リンジー
扶桑社 扶桑社ロマンス
邦題未定 サブリナ・ジェフリーズ
邦題未定 ソフィー・ジョーダン
早川書房 ハヤカワ文庫NV
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(上中下) E・L・ジェイムズ
さて。ツイッターでワタクシの垢をフォローして下さっている皆さんには既にお知らせしております。
シャノン・マッケナ、マクラウド兄弟の行方不明でした双子の片割れ本、満を持しての日本上陸でございます。
出版社さんにお聞きしましたら、かなりのボリューム作品 らしいので、ファンの皆さんは覚悟のことを(笑)。
でも、私のイチ推しは、ラズベリーのジョアンナ・リンジーなんですけどね!
二か月連続でリンジーの翻訳新刊が読めるなんて、何そのご褒美プレイ…とか、この先またかつてのように何年も新刊出なくなる前の最後の花火だったらどうしよう…とかいらん心配をしちゃうんですが(´・ω・`)
あと、イヴ&ローク番外編 もほぼ同着で推しで!!
まぁ、別の言い方をすると、それに尽きる一月という説もあるんですが、そこは「とりあえず食ってみるぞ」なことのさんらしく、マグノリアの新規さんももぐもぐ頂く予定(笑)。
しかし、ハーレクインの切り売り商売に戸惑い続けて20数年ですが、文庫でまだやるのか…これは電子でいいや。ナリーニのハーレはサイン本以外は処分しているから、心置きなく電子移行可能(笑)。
あと、扶桑社ロマンスは一月だけど、多分、取次の関係で年内に店頭に並ぶお店多数と思いますので、年の瀬のお買い物ついでにチェキって下さいませな。
いや、どうせ、一月は今年発売だったのに間に合わなくて、年越して読んだ本が当たりだったりして、「去年の自分に何故これを発売直後に読んでなかったのか小一時間説教したい!」と毒づくのに忙しいんですよ。
毎年そうなんです。どんだけ学習能力ないんだか(/・ω・)/
というわけで、今月の私は半分、祠にいると思って下さい(いろんな意味で。笑)
【余談】
というわけで、別部屋もざっくりで、詳細調べきってないままどーん!
http://cool-book-new.seesaa.net/article/408807462.html
何で新刊でない、文庫落ちのフィフティ~が入っているのかというと、単にジェイミー・ドーナンがいる映画版原書表紙を載せたかっただけ なんで、華麗にスルーして下さい(笑)。
本物のキスは罪深く甘く (ラズベリーブックス)
2014年11月18日 新刊レビュー
めっきり寒くなりましたね。
そろそろ、いろんな意味でお尻に火がついている今日この頃です。ことのです(笑えないぞ)。
絶賛開催中の12周年イベントにて、皆様に「今年の翻訳ロマンスどれが良かった?」とか聞いておきながら、聞いた当人が「これ、今年の本だったのか…( ゚Д゚)」と、本棚前でいろいろ途方に暮れています(猛省しろ)。
すっかり時間の流れが分からなくてさー |:3ミ
そんなこんなで、全部は諦めているが幾つか今年発売で既読、しかし日記に反映していなかった本を取り上げるべく。
本日は、既に日本ではライムブックス、扶桑社ロマンス等から翻訳されているキャロライン・リンデンのラズベリーブックスでの初の一冊であるこちら。
お気に入りで、何回も読んでいるのになぜかここに登場しなかった(笑)。
とにかく、久々に新刊帯できゅんきゅん萌え死ぬかと思った一冊でもあります。
「ぼくは無礼な女の子が好きなんだ」
正直、RITA賞ファイナリスト作品とかいかにもー、な宣伝文書かれるよりも、よっぽどこのヒーローであるトリスタンの台詞のが破壊力がありました(当社比。笑)
そして、その帯文句が実に的を得ていて、読みながらきゅんきゅんニヤニヤし続けましたよ!
ヒロインである准男爵令嬢ジョーンは世間からはいきおくれと言われてしまう年齢となってしまっていた。
本人は、最新流行のドレスをまとっても、背が高すぎるし、美しくもないとやや諦めムードで日々を過ごしている。
ひょんなことから、彼女は結婚適齢期の兄ダグラスにどうにか縁談を、と目論む母から舞踏会に出席するという約束を取り付けるよう頼まれる。一向に結婚しそうにない兄をせっつけというのだ。
普段ならそんな事は面倒極まりないが、その帰り道に、密かに話題になっている『罪深い五十の道』という本を頼み事のどさくさに紛れて(笑)買うのが目的で、兄の家に出かける事に。
ところが、そこで彼女を出迎えたのは兄の親友であるバーク子爵トリスタンだった。久しぶりに再会した彼は前よりもたくましくハンサムに見えたが、その後の舞踏会で彼は流行のひだの多いドレス姿のジョーンをけなしたのだった。
腹を立てながらも、ダンスを踊ったふたりはなぜかキスをしてしまうのだが…というお話。
とにかく、この話はヒロインのジョーンありき。
竹を割ったようなちゃきちゃき娘な彼女の、トリスタンとの、そして兄ダグラスとの丁々発止が楽しくて冒頭から笑いまくりでした。
そんな彼女を、厄介の元だ、災難だ、と口で言いながらもメロメロになっていくヒーローのトリスタンがですね…また一捻り二捻りのキャラクター造形で、ちょっと何これいいじゃない?!と。
問題児や放蕩者になるまでの過程というものに「愛を知らない生い立ち」とか「女にひどい目にあわされた」とかいう原因は掃いて捨てる程あるが、このトリスタンの場合は原因よりも、その後の彼の言動の理屈が何とも目から鱗。
これは読んでもらうのがいいかと思うので、ここでは書きませんが「ああ、そうなのか。そこから今のキミになったのか」と切なくなりながら読みました。
そして、それを聞いて読んでる私と同じ反応をし、同じように包み込むような優しさと変わらなさで対応するのがジョーンでした。
年下の彼女が、自分より年上のトリスタンの少年時代を思い、彼のその破天荒な行いに隠された繊細さに切なくなって、母性あふれる対応をするのです。
そのギャップに、それはトリスタンでなくてもどっきゅーん!!ですよ。
しかし、伊達男で放蕩者という設定にも関わらず、トリスタンの失言っぷりも実は笑えるんですけど(笑)。
まぁ、それだけジョーンに対しては自分をさらけ出しているとはいえ、若き未婚の女性に向かって「開きかけの傘みたいだ」だの「こめかみにぶら下がっているブドウ」だの…どんだけフリーダムなんだ(笑)。
相手がジョーンだから、まぁ、倍返しされてもおかしくないというものなので作者もノリノリで書いているのがありありと(笑)。
コミカルな部分が目立つかもしれませんが、この話、古き良き時代の幼馴染もの的なところもロマンスとしてしっかり押さえていて実に良く出来ています。
何よりも、特に大きな事件などもないにも関わらず、全然ラストまで読者を飽きさせない。これは重要。
このキャロライン・リンデン、昔、他社から出ていた時には大して刺さるものもなく、するーっと読んだ記憶がおぼろげにある作家でした。
それが、久しぶりに、しかも初めての出版社から翻訳されるというので何気なく買ったら大当たり。
思えばあの頃は、沢山の翻訳ロマンス文庫がバブル期さながらに毎月発売されていて「早く沢山読む事」に忙殺されて読み込めていなかった部分もあったのではなかろうか?
そんな風にちょっと考えさせられました。
脱落した他の作家や他の既刊も、またゆるゆると読むべきかもしれないなぁ…と(^_^;)
可愛くて、そして楽しくて、何より真っ向勝負のイチャラブっぷり、超お気に入り♪
勿論、蔵書確定の一冊!
あとね、「 今年の的を得ていた新刊帯で賞 」(勝手に作成。笑)を是非とも差し上げたいですよ、出版社さん!!(爆)
で、これってシリーズなんですね?
ワタクシ、ひっそり続編翻訳をお待ちしたい所存なので、皆さんよろしく > え?(笑)
そろそろ、いろんな意味でお尻に火がついている今日この頃です。ことのです(笑えないぞ)。
絶賛開催中の12周年イベントにて、皆様に「今年の翻訳ロマンスどれが良かった?」とか聞いておきながら、聞いた当人が「これ、今年の本だったのか…( ゚Д゚)」と、本棚前でいろいろ途方に暮れています(猛省しろ)。
すっかり時間の流れが分からなくてさー |:3ミ
そんなこんなで、全部は諦めているが幾つか今年発売で既読、しかし日記に反映していなかった本を取り上げるべく。
本日は、既に日本ではライムブックス、扶桑社ロマンス等から翻訳されているキャロライン・リンデンのラズベリーブックスでの初の一冊であるこちら。
お気に入りで、何回も読んでいるのになぜかここに登場しなかった(笑)。
とにかく、久々に新刊帯できゅんきゅん萌え死ぬかと思った一冊でもあります。
「ぼくは無礼な女の子が好きなんだ」
正直、RITA賞ファイナリスト作品とかいかにもー、な宣伝文書かれるよりも、よっぽどこのヒーローであるトリスタンの台詞のが破壊力がありました(当社比。笑)
そして、その帯文句が実に的を得ていて、読みながらきゅんきゅんニヤニヤし続けましたよ!
ヒロインである准男爵令嬢ジョーンは世間からはいきおくれと言われてしまう年齢となってしまっていた。
本人は、最新流行のドレスをまとっても、背が高すぎるし、美しくもないとやや諦めムードで日々を過ごしている。
ひょんなことから、彼女は結婚適齢期の兄ダグラスにどうにか縁談を、と目論む母から舞踏会に出席するという約束を取り付けるよう頼まれる。一向に結婚しそうにない兄をせっつけというのだ。
普段ならそんな事は面倒極まりないが、その帰り道に、密かに話題になっている『罪深い五十の道』という本を頼み事のどさくさに紛れて(笑)買うのが目的で、兄の家に出かける事に。
ところが、そこで彼女を出迎えたのは兄の親友であるバーク子爵トリスタンだった。久しぶりに再会した彼は前よりもたくましくハンサムに見えたが、その後の舞踏会で彼は流行のひだの多いドレス姿のジョーンをけなしたのだった。
腹を立てながらも、ダンスを踊ったふたりはなぜかキスをしてしまうのだが…というお話。
とにかく、この話はヒロインのジョーンありき。
竹を割ったようなちゃきちゃき娘な彼女の、トリスタンとの、そして兄ダグラスとの丁々発止が楽しくて冒頭から笑いまくりでした。
そんな彼女を、厄介の元だ、災難だ、と口で言いながらもメロメロになっていくヒーローのトリスタンがですね…また一捻り二捻りのキャラクター造形で、ちょっと何これいいじゃない?!と。
問題児や放蕩者になるまでの過程というものに「愛を知らない生い立ち」とか「女にひどい目にあわされた」とかいう原因は掃いて捨てる程あるが、このトリスタンの場合は原因よりも、その後の彼の言動の理屈が何とも目から鱗。
これは読んでもらうのがいいかと思うので、ここでは書きませんが「ああ、そうなのか。そこから今のキミになったのか」と切なくなりながら読みました。
そして、それを聞いて読んでる私と同じ反応をし、同じように包み込むような優しさと変わらなさで対応するのがジョーンでした。
年下の彼女が、自分より年上のトリスタンの少年時代を思い、彼のその破天荒な行いに隠された繊細さに切なくなって、母性あふれる対応をするのです。
そのギャップに、それはトリスタンでなくてもどっきゅーん!!ですよ。
しかし、伊達男で放蕩者という設定にも関わらず、トリスタンの失言っぷりも実は笑えるんですけど(笑)。
まぁ、それだけジョーンに対しては自分をさらけ出しているとはいえ、若き未婚の女性に向かって「開きかけの傘みたいだ」だの「こめかみにぶら下がっているブドウ」だの…どんだけフリーダムなんだ(笑)。
相手がジョーンだから、まぁ、倍返しされてもおかしくないというものなので作者もノリノリで書いているのがありありと(笑)。
コミカルな部分が目立つかもしれませんが、この話、古き良き時代の幼馴染もの的なところもロマンスとしてしっかり押さえていて実に良く出来ています。
何よりも、特に大きな事件などもないにも関わらず、全然ラストまで読者を飽きさせない。これは重要。
このキャロライン・リンデン、昔、他社から出ていた時には大して刺さるものもなく、するーっと読んだ記憶がおぼろげにある作家でした。
それが、久しぶりに、しかも初めての出版社から翻訳されるというので何気なく買ったら大当たり。
思えばあの頃は、沢山の翻訳ロマンス文庫がバブル期さながらに毎月発売されていて「早く沢山読む事」に忙殺されて読み込めていなかった部分もあったのではなかろうか?
そんな風にちょっと考えさせられました。
脱落した他の作家や他の既刊も、またゆるゆると読むべきかもしれないなぁ…と(^_^;)
可愛くて、そして楽しくて、何より真っ向勝負のイチャラブっぷり、超お気に入り♪
勿論、蔵書確定の一冊!
あとね、「 今年の的を得ていた新刊帯で賞 」(勝手に作成。笑)を是非とも差し上げたいですよ、出版社さん!!(爆)
で、これってシリーズなんですね?
ワタクシ、ひっそり続編翻訳をお待ちしたい所存なので、皆さんよろしく > え?(笑)
オーマイガッ!
11月になったということは、あと二か月足らずで終わるじゃないですか、今年も!
何もしてないよ、何も!!( ;∀;)
というわけで、来月の新刊、期間内にどれだけ読めるのかもはや謎だが、覚え書きだけはしておくよってことで(/・ω・)/
集英社クリエイティヴ ベルベット文庫
邦題未定 シャロン・ペイジ
二見書房 ザ・ミステリ・コレクション
邦題未定 キャサリン・コールター
オークラ出版 マグノリアロマンス
籠の中の鳥のように ジュリアン・ドナルドソン
原書房 ライムブックス
星屑の入り江で リサ・クレイパス
扶桑社 扶桑社ロマンス
放蕩者の甘き復讐 コニー・メイスン
ただ悦びのために ジェス・マイケルズ
ヴィレッジブックス villagebooks
邦題未定 ジェイン・アン・クレンツ
ハーレクイン社 MIRA文庫
誘惑者は心を見せない ローリー・フォスター
6つの密かなおとぎの恋 エヴァ・クランシー ポーシャ・ダ・コスタ他
竹書房 ラズベリーブックス
囚われの令嬢と愛をささげる伯爵 キャスリン・ラロック
わほーっ\(^o^)/
クレンツのレガシー・シリーズ二巻が出るーっっ\(^o^)/
これは読む読む読むーっっ\(^o^)/
秋冬のクレンツ祭りにウハウハが止まりませんな(笑)。
あとクレイパスのハーパー・シリーズ四巻も即買いでいきたいですな。
それにキャスリン・ラロック、翻訳一冊目がお気に入りだったので勿論、買いで♪
ロリさんも作家買いなので。
エロティカ短編集は電子先行で既に読んでいるし、何より紙にもお布施しようと思わせてくれるティファニー・ライスがいないからスルーで。
まぁ、買ってないわけではないのでいいかと(笑)。
とりあえず、ここにたどり着きたいが故に頑張ります。色々と(笑)。
+余談+
で、いつもの別部屋はこんな状態だな。
http://cool-book-new.seesaa.net/article/407183535.html
既に密林で予約開始されている本があるあたり、年末ですなぁ…師走ですなぁ…(遠い目)
11月になったということは、あと二か月足らずで終わるじゃないですか、今年も!
何もしてないよ、何も!!( ;∀;)
というわけで、来月の新刊、期間内にどれだけ読めるのかもはや謎だが、覚え書きだけはしておくよってことで(/・ω・)/
集英社クリエイティヴ ベルベット文庫
邦題未定 シャロン・ペイジ
二見書房 ザ・ミステリ・コレクション
邦題未定 キャサリン・コールター
オークラ出版 マグノリアロマンス
籠の中の鳥のように ジュリアン・ドナルドソン
原書房 ライムブックス
星屑の入り江で リサ・クレイパス
扶桑社 扶桑社ロマンス
放蕩者の甘き復讐 コニー・メイスン
ただ悦びのために ジェス・マイケルズ
ヴィレッジブックス villagebooks
邦題未定 ジェイン・アン・クレンツ
ハーレクイン社 MIRA文庫
誘惑者は心を見せない ローリー・フォスター
6つの密かなおとぎの恋 エヴァ・クランシー ポーシャ・ダ・コスタ他
竹書房 ラズベリーブックス
囚われの令嬢と愛をささげる伯爵 キャスリン・ラロック
わほーっ\(^o^)/
クレンツのレガシー・シリーズ二巻が出るーっっ\(^o^)/
これは読む読む読むーっっ\(^o^)/
秋冬のクレンツ祭りにウハウハが止まりませんな(笑)。
あとクレイパスのハーパー・シリーズ四巻も即買いでいきたいですな。
それにキャスリン・ラロック、翻訳一冊目がお気に入りだったので勿論、買いで♪
ロリさんも作家買いなので。
エロティカ短編集は電子先行で既に読んでいるし、何より紙にもお布施しようと思わせてくれるティファニー・ライスがいないからスルーで。
まぁ、買ってないわけではないのでいいかと(笑)。
とりあえず、ここにたどり着きたいが故に頑張ります。色々と(笑)。
+余談+
で、いつもの別部屋はこんな状態だな。
http://cool-book-new.seesaa.net/article/407183535.html
既に密林で予約開始されている本があるあたり、年末ですなぁ…師走ですなぁ…(遠い目)
美女と野獣~大人のためのエロティック童話~
2014年10月12日 新刊レビューハーレクインの電子先行での短編。
ここ最近、「大人のためのエロティック童話」と銘打っての、フェアリーテイル・エロティカをこのナンシー・マドアという作家をフューチャーして連続で刊行しているので、読んでみた。
野獣の状態のヒーローと美女のエロティカなんだけど…まぁ、こんなものかな、という想定内の出来でした。
エロも想定内、オチも想定内というか…もう少しひねり入れるにはページ数が足りなさすぎたな、これ(^_^;)
でも、実はこれ読んで私が一番最初に思ったのは「これって新井理恵『×(ペケ)』(小学館フラワーコミックスワイド版)にあった『美女と野獣』ネタ4コマのパクリでね?!」でした(爆)。
ちなみに、あのギャグ4コマの中では、アニメ版『美女と野獣』のラスト、呪いが解けて王子の姿に戻った野獣が「ベル! 僕だよ!!」と両手を広げてウェルカムしているのに、ベルは「あー。私、あの野獣の時のが良かったんだけど。あのどんくさいところも可愛かったし」とか言い捨ててくるっと後ろ向いて去ろうとするというオチでした(笑)。
まさに、このエロティカ版も、結局は、美女が恋に落ちた相手は「野獣状態の呪いのかかった時の王子」であって、いきなり特徴なき平均点イケメンになったからオールオッケー!!とはならないでしょ、という、真理つうたら真理だなオイ、みたいな(笑)。
そう。そもそも美形に戻ったからどうだというのだコレ、と昔から思っていたせいもあってか、案外しっくりきたのも事実よ、このエロティカ版(笑)。
さて。次は『白雪姫』、その次は『シンデレラ』らしいのですが…ディ●ニー・プリンセス総揃えする気か?とかいうツッコミもありつつ、読むとしますよ(笑)。
ここ最近、「大人のためのエロティック童話」と銘打っての、フェアリーテイル・エロティカをこのナンシー・マドアという作家をフューチャーして連続で刊行しているので、読んでみた。
野獣の状態のヒーローと美女のエロティカなんだけど…まぁ、こんなものかな、という想定内の出来でした。
エロも想定内、オチも想定内というか…もう少しひねり入れるにはページ数が足りなさすぎたな、これ(^_^;)
でも、実はこれ読んで私が一番最初に思ったのは「これって新井理恵『×(ペケ)』(小学館フラワーコミックスワイド版)にあった『美女と野獣』ネタ4コマのパクリでね?!」でした(爆)。
ちなみに、あのギャグ4コマの中では、アニメ版『美女と野獣』のラスト、呪いが解けて王子の姿に戻った野獣が「ベル! 僕だよ!!」と両手を広げてウェルカムしているのに、ベルは「あー。私、あの野獣の時のが良かったんだけど。あのどんくさいところも可愛かったし」とか言い捨ててくるっと後ろ向いて去ろうとするというオチでした(笑)。
まさに、このエロティカ版も、結局は、美女が恋に落ちた相手は「野獣状態の呪いのかかった時の王子」であって、いきなり特徴なき平均点イケメンになったからオールオッケー!!とはならないでしょ、という、真理つうたら真理だなオイ、みたいな(笑)。
そう。そもそも美形に戻ったからどうだというのだコレ、と昔から思っていたせいもあってか、案外しっくりきたのも事実よ、このエロティカ版(笑)。
さて。次は『白雪姫』、その次は『シンデレラ』らしいのですが…ディ●ニー・プリンセス総揃えする気か?とかいうツッコミもありつつ、読むとしますよ(笑)。
麗しの子爵ときまじめな令嬢 (ラズベリーブックス)
2014年10月5日 新刊レビュー
新しく日本上陸した作家さんの本は読んでみるタイプです。
こんにちは。ことのです(笑)。
そんなこんなで、こちらの本を書き留めるとしますよ。
先日、アマラ・ロイスの読書日記を書いた時に「あるつながりのある作品を読んでいて、(ロイス作品を)日記に反映していないことに気付いた」と書きましたが、その時に読んでいたのがこの作品でした(ヒロインの職業が同じ書物商)。
余りの面白さにウヒャヒャヒャヒャと笑いながら読みましたYO! > 不気味です、ことのさん(笑)。
お話はというと、ヒロインのカリスタは男爵の娘ながら、書物商として身を立てることに。
父親亡きあと、爵位は継げる者がいなかったため廃位となり、残された家族と生計の為に働くことを決意したのだが、幾ら父の生前から仕事をしていたにもかかわらず、女性というだけで依頼は激減、生活は困窮を極める羽目に。
そんなある日、レクストン子爵ドミニクから自宅に転がり込んだ相続品である蔵書を整理してほしいとの大きな仕事が舞い込む。
本来なら未婚の女性である彼女がその仕事を引き受けるのは、世間からの邪推を受けることは容易に分かるのだが、背に腹は代えられない。
そんなこんなで仕事に邁進するカリスタだったが、美しすぎる容姿の依頼人ドミニクが気にかかり…という、よくありそうなあらすじ。
が、これが思っていたのとちょっと違った!
「恋の達人」とかいう二つ名を持つドミニクだが、世間の噂のような軽薄な男性だと思っていたら、放蕩者の仮面の下に、学問をこよなく愛する意外な一面が。
何故そんなに隠すのか分からない、とか思って読んでみると…あらあら。
私、ドミニクが己の学問好きを軽薄な言動で隠している件が、スーザン・エリザベス・フィリップスのシカゴ・スターズもの一巻のヒロインであるフィービーにシンクロニティしまくりでした。
美しすぎる外見を持ったが故に、周囲にそれ相応のレッテルを貼られたセンシティヴな彼が虚勢を張り、仮面をかぶるかの如くの言動を繰り返す様はまさに。
唯一の理解者であるドミニクの姉ジェーンも、別の面からの毒親からの被害を受けた人で、歪んでしまっていた親を持った姉弟が何とも物悲しい。
いや、スターズもの読んでる方ならここは「ああ、そういわれてみれば…」と思ってもらえるかと。
そんな自分のイケメンさが、どうもカリスタとのあれこれに対してマイナス要素でしかないっ!と気付いて ショボーン(´・ω・`)な余り、 女性が思わず嫉妬するような長くて綺麗な睫毛を嫌になってちょん切ってしまう とかいう、もう、何なのキミ!カワイイじゃないの!!(びったんびったん←床を叩いている) > ちなみにツメが甘いドミニク、しっかり剃刀扱いに失敗して傷が残ってそれを発見される(爆)
どっちもどっちで不器用な二人がお互いに振り回されつつ、惹かれ合っていくんですが、ドミニクは長年かぶってきた仮面を脱ぐことができなかったりします。
自分を偽る事なく、♪ありのーままにー♪(なぜレリゴー。笑)で生きているきまじめすぎるカリスタに憧れつつ嫉妬しつつ、もうメロメロ(笑)。
いや、本当に恋愛に対してその実、ピュアで一途なこの子爵ドミニクの物語後半あたりのきゅんきゅんワンワンっぷりは最高ですよ!
てんやわんやの末に結婚を申し込みするあたりも「…この彼、天然? (^_^;)」とか苦笑しちゃうし、頭が良い故に、たまに台詞ややりとりに上手いオチが(笑)。
またカリスタも頭の回転が速いものだから、二人の丁々発止も楽しいのです。
個人的には、ドミニクのエディンバラ出張と、それにまつわる騒動のところの二人のあれこれが大好きで、実在している場所や通りをこの主役二人が駆け回ってのラブイチャがたまらんスマッシュでしたよ!!(「ああ、あのあたりを!」「宿はあのあたりか!」とか異様に盛り上がっていました > 多分それはお前だけだ。笑)
おしおき以降も隅から隅までラブイチャ堪能出来ましてよ?!(握りコブシ)
二人のラブラブは勿論なんですが、脇役もとってもいいのですよ、この作品!
昔のハーレクインみたいな、典型的な意地悪ライバルの登場からはじまり、コテコテの悪役もお約束に(笑)。
おせっかいのキューピッド役さん(読んでみてね。笑)、とても温和で素敵なドミニクの姉ジェーンも勿論なんですが、私のお気に入りはドミニクの母ちゃんセレスト様と、カリスタの親友でフランス人仕立師マリーによる「破廉恥サイコーッ!」な 最凶 最強タッグね(笑)。
特にセレストさんは、バーバラ・ピアス「高貴な野蛮人」シリーズの公爵未亡人(フェインのママン)を思い出さずにはいられない、あの斜め上なフリーダムさがキタコレ\(^o^)/
そんなセレスト様と立派にタメ張れるくせ者なマリーさんに一目惚れ、メロメロ骨抜きになってしまったドミニクのデキる秘書ダンヴァースくんの明日はどっちだ?!(爆)
とってもツボメガヒットで蔵書確定なこの一冊、あとがきを読めば、なんと四部作の一冊目!
ヒロインのカリスタの幼い頃の仲良しグループ四人のシリーズとか。
しかも、この話に登場して目立っていたベアトリス(ビー)でなく、名前だけ登場したレノーラが二冊目のヒロイン。
それがまたすごいな、この作家、とちょっと感心。四部作と最初から考えていたなら、伏線いっぱい書いて「続きも読んで!読んで!」とアピールしてみたいでしょうに、ここでは全く触れずにカリスタのロマンスに専念していたのが好印象。
連作ものといっても、単発で楽しめるってのは読者への大事な約束事だと思うの。主役や舞台が違うのだから。
そういう意味で、全くの白紙状態で二冊目を読めるのも楽しみです。
ええ、翻訳決まっているようなんですよ、二冊目も(/・ω・)/
というわけなので(どういうわけだ。笑)、それが出るまでにこの一冊目を読んでニヤニヤしちゃって下さいませな!!
いやーん(*´Д`)ノ 早く二冊目も読みたい~っっ(*´Д`)ノ
こんにちは。ことのです(笑)。
そんなこんなで、こちらの本を書き留めるとしますよ。
先日、アマラ・ロイスの読書日記を書いた時に「あるつながりのある作品を読んでいて、(ロイス作品を)日記に反映していないことに気付いた」と書きましたが、その時に読んでいたのがこの作品でした(ヒロインの職業が同じ書物商)。
余りの面白さにウヒャヒャヒャヒャと笑いながら読みましたYO! > 不気味です、ことのさん(笑)。
お話はというと、ヒロインのカリスタは男爵の娘ながら、書物商として身を立てることに。
父親亡きあと、爵位は継げる者がいなかったため廃位となり、残された家族と生計の為に働くことを決意したのだが、幾ら父の生前から仕事をしていたにもかかわらず、女性というだけで依頼は激減、生活は困窮を極める羽目に。
そんなある日、レクストン子爵ドミニクから自宅に転がり込んだ相続品である蔵書を整理してほしいとの大きな仕事が舞い込む。
本来なら未婚の女性である彼女がその仕事を引き受けるのは、世間からの邪推を受けることは容易に分かるのだが、背に腹は代えられない。
そんなこんなで仕事に邁進するカリスタだったが、美しすぎる容姿の依頼人ドミニクが気にかかり…という、よくありそうなあらすじ。
が、これが思っていたのとちょっと違った!
「恋の達人」とかいう二つ名を持つドミニクだが、世間の噂のような軽薄な男性だと思っていたら、放蕩者の仮面の下に、学問をこよなく愛する意外な一面が。
何故そんなに隠すのか分からない、とか思って読んでみると…あらあら。
私、ドミニクが己の学問好きを軽薄な言動で隠している件が、スーザン・エリザベス・フィリップスのシカゴ・スターズもの一巻のヒロインであるフィービーにシンクロニティしまくりでした。
美しすぎる外見を持ったが故に、周囲にそれ相応のレッテルを貼られたセンシティヴな彼が虚勢を張り、仮面をかぶるかの如くの言動を繰り返す様はまさに。
唯一の理解者であるドミニクの姉ジェーンも、別の面からの毒親からの被害を受けた人で、歪んでしまっていた親を持った姉弟が何とも物悲しい。
いや、スターズもの読んでる方ならここは「ああ、そういわれてみれば…」と思ってもらえるかと。
そんな自分のイケメンさが、どうもカリスタとのあれこれに対してマイナス要素でしかないっ!と気付いて ショボーン(´・ω・`)な余り、 女性が思わず嫉妬するような長くて綺麗な睫毛を嫌になってちょん切ってしまう とかいう、もう、何なのキミ!カワイイじゃないの!!(びったんびったん←床を叩いている) > ちなみにツメが甘いドミニク、しっかり剃刀扱いに失敗して傷が残ってそれを発見される(爆)
どっちもどっちで不器用な二人がお互いに振り回されつつ、惹かれ合っていくんですが、ドミニクは長年かぶってきた仮面を脱ぐことができなかったりします。
自分を偽る事なく、♪ありのーままにー♪(なぜレリゴー。笑)で生きているきまじめすぎるカリスタに憧れつつ嫉妬しつつ、もうメロメロ(笑)。
いや、本当に恋愛に対してその実、ピュアで一途なこの子爵ドミニクの物語後半あたりのきゅんきゅんワンワンっぷりは最高ですよ!
てんやわんやの末に結婚を申し込みするあたりも「…この彼、天然? (^_^;)」とか苦笑しちゃうし、頭が良い故に、たまに台詞ややりとりに上手いオチが(笑)。
またカリスタも頭の回転が速いものだから、二人の丁々発止も楽しいのです。
個人的には、ドミニクのエディンバラ出張と、それにまつわる騒動のところの二人のあれこれが大好きで、実在している場所や通りをこの主役二人が駆け回ってのラブイチャがたまらんスマッシュでしたよ!!(「ああ、あのあたりを!」「宿はあのあたりか!」とか異様に盛り上がっていました > 多分それはお前だけだ。笑)
おしおき以降も隅から隅までラブイチャ堪能出来ましてよ?!(握りコブシ)
二人のラブラブは勿論なんですが、脇役もとってもいいのですよ、この作品!
昔のハーレクインみたいな、典型的な意地悪ライバルの登場からはじまり、コテコテの悪役もお約束に(笑)。
おせっかいのキューピッド役さん(読んでみてね。笑)、とても温和で素敵なドミニクの姉ジェーンも勿論なんですが、私のお気に入りはドミニクの母ちゃんセレスト様と、カリスタの親友でフランス人仕立師マリーによる「破廉恥サイコーッ!」な
特にセレストさんは、バーバラ・ピアス「高貴な野蛮人」シリーズの公爵未亡人(フェインのママン)を思い出さずにはいられない、あの斜め上なフリーダムさがキタコレ\(^o^)/
そんなセレスト様と立派にタメ張れるくせ者なマリーさんに一目惚れ、メロメロ骨抜きになってしまったドミニクのデキる秘書ダンヴァースくんの明日はどっちだ?!(爆)
とってもツボメガヒットで蔵書確定なこの一冊、あとがきを読めば、なんと四部作の一冊目!
ヒロインのカリスタの幼い頃の仲良しグループ四人のシリーズとか。
しかも、この話に登場して目立っていたベアトリス(ビー)でなく、名前だけ登場したレノーラが二冊目のヒロイン。
それがまたすごいな、この作家、とちょっと感心。四部作と最初から考えていたなら、伏線いっぱい書いて「続きも読んで!読んで!」とアピールしてみたいでしょうに、ここでは全く触れずにカリスタのロマンスに専念していたのが好印象。
連作ものといっても、単発で楽しめるってのは読者への大事な約束事だと思うの。主役や舞台が違うのだから。
そういう意味で、全くの白紙状態で二冊目を読めるのも楽しみです。
ええ、翻訳決まっているようなんですよ、二冊目も(/・ω・)/
というわけなので(どういうわけだ。笑)、それが出るまでにこの一冊目を読んでニヤニヤしちゃって下さいませな!!
いやーん(*´Д`)ノ 早く二冊目も読みたい~っっ(*´Д`)ノ
押守!
10月になっちゃったよヤバイよー!
そろそろ、新刊も年内に読む本、いや、読める本を取捨選択しないといけない時期になりましたヤッフー(笑)。
で、11月は何事ですか?!
そんな本気で攻めてこられても、私のライフはゼロなのよぅおぅおぅ!とか叫びつつ、覚え書きだけはしておこうよ新刊リスト(笑)。
扶桑社 扶桑社ロマンス
魔女の眠る森 ノーラ・ロバーツ
復讐の女海賊 ミシェル・ビーティ
原書房 ライムブックス
邦題未定 シェリー・トマス
オークラ出版 マグノリアロマンス
黒伯爵との結婚 ケイティ・マカリスター
伯爵は燃える髪の波間に キャサリン・アッシュ
ハーレクイン社 MIRA文庫
クリスマスの幸せ星 カーラ・ケリー
ヴィレッジブックス villagebooks
邦題未定 J・D・ロブ
邦題未定 シモーヌ・セントジェームズ
竹書房 ラズベリーブックス
隻眼の公爵に誓いのリボンを ロレイン・ヒース
二見書房 ザ・ミステリ・コレクション
この恋が運命なら ジェイン・アン・クレンツ
あー。凄いな、と感心したのはヴィレッジの二冊。
どっちもRITA賞受賞本がやってきました。
シモーヌ・セントジェームズは「The Haunting of Maddy Clare」翻訳。
そして、シリーズものながらまたも賞をかっさらったイヴ&ローク新刊ですよ、奥さん!
そんなガチなこの二冊を抑えての私の11月新刊のイチ推し本は二見のクレンツ。これ、「River Road」の翻訳なんだけど、久しぶりにアーケイン以外のクレンツのコンテが上陸です。
しかも現時点最新作、かなりのロマサス高評価を得ていますので全裸待機はやむをえまい(いや、落ち着け。笑)
扶桑の二冊は、ノーラの新トリロジー開始なのでそれは速攻買い、そしてミシェル・ビーティは…電子、どうなんだろ。
電子化が確約されているなら待つんだけど…まぁ、積んでるうちに電子化とかになってしまうとトホホなので待つか(笑)。
カーラ・ケリーはクリスマステーマの短編集のようなので、それは買って寝かせるか一か月ばかり(笑)。
レーベル違いで久々の復活はロレイン・ヒースとキャサリンアッシュか…アッシュはかのイソラ文庫で一冊だけ翻訳されたんだよね(遠い目)
いや、つまり、何が言いたいのかっていうと、この前のベルベット文庫の一冊でシェリー・トマスが面白い、と思えたということは、下手したら、来月は新刊全部お買い上げの危険性が出てきた ということだよモナミ > ポアロかよ。
そんな時間も余裕もないっていうのに!\(^o^)/
そんなこんなで、猛省しつつアデュー(笑)
+余談+
別部屋、ヒース以外はこれで確定かと思われます。
いや、今すぐ埋めろよ、そこは(笑)。
http://cool-book-new.seesaa.net/article/404982463.html
しかし、減ったなぁ…翻訳ロマンス…(涙)
10月になっちゃったよヤバイよー!
そろそろ、新刊も年内に読む本、いや、読める本を取捨選択しないといけない時期になりましたヤッフー(笑)。
で、11月は何事ですか?!
そんな本気で攻めてこられても、私のライフはゼロなのよぅおぅおぅ!とか叫びつつ、覚え書きだけはしておこうよ新刊リスト(笑)。
扶桑社 扶桑社ロマンス
魔女の眠る森 ノーラ・ロバーツ
復讐の女海賊 ミシェル・ビーティ
原書房 ライムブックス
邦題未定 シェリー・トマス
オークラ出版 マグノリアロマンス
黒伯爵との結婚 ケイティ・マカリスター
伯爵は燃える髪の波間に キャサリン・アッシュ
ハーレクイン社 MIRA文庫
クリスマスの幸せ星 カーラ・ケリー
ヴィレッジブックス villagebooks
邦題未定 J・D・ロブ
邦題未定 シモーヌ・セントジェームズ
竹書房 ラズベリーブックス
隻眼の公爵に誓いのリボンを ロレイン・ヒース
二見書房 ザ・ミステリ・コレクション
この恋が運命なら ジェイン・アン・クレンツ
あー。凄いな、と感心したのはヴィレッジの二冊。
どっちもRITA賞受賞本がやってきました。
シモーヌ・セントジェームズは「The Haunting of Maddy Clare」翻訳。
そして、シリーズものながらまたも賞をかっさらったイヴ&ローク新刊ですよ、奥さん!
そんなガチなこの二冊を抑えての私の11月新刊のイチ推し本は二見のクレンツ。これ、「River Road」の翻訳なんだけど、久しぶりにアーケイン以外のクレンツのコンテが上陸です。
しかも現時点最新作、かなりのロマサス高評価を得ていますので全裸待機はやむをえまい(いや、落ち着け。笑)
扶桑の二冊は、ノーラの新トリロジー開始なのでそれは速攻買い、そしてミシェル・ビーティは…電子、どうなんだろ。
電子化が確約されているなら待つんだけど…まぁ、積んでるうちに電子化とかになってしまうとトホホなので待つか(笑)。
カーラ・ケリーはクリスマステーマの短編集のようなので、それは買って寝かせるか一か月ばかり(笑)。
レーベル違いで久々の復活はロレイン・ヒースとキャサリンアッシュか…アッシュはかのイソラ文庫で一冊だけ翻訳されたんだよね(遠い目)
いや、つまり、何が言いたいのかっていうと、この前のベルベット文庫の一冊でシェリー・トマスが面白い、と思えたということは、下手したら、来月は新刊全部お買い上げの危険性が出てきた ということだよモナミ > ポアロかよ。
そんな時間も余裕もないっていうのに!\(^o^)/
そんなこんなで、猛省しつつアデュー(笑)
+余談+
別部屋、ヒース以外はこれで確定かと思われます。
いや、今すぐ埋めろよ、そこは(笑)。
http://cool-book-new.seesaa.net/article/404982463.html
しかし、減ったなぁ…翻訳ロマンス…(涙)
SP~私だけのボディガード~
2014年9月29日 新刊レビュー電子書籍先行作品なんですが、思わず書かずにはいられないので(笑)。
あ、文庫になるのを楽しみにしていらっしゃる方とか、心穏やかなレビューをお求めの方はここから先は読まないで下さい(笑)。
では、ここから先はぶっちゃけていきます。
言っていいか?
おまわりさん、税金泥棒男がここにいます\(^o^)/
いや、まずこれだろ?
頭悪い 軽薄なヒロインも大概勘弁してー!だったが、納税者サイドから見て、このヒーローの方をまず先にボコりたいのは私だけか?(笑)
お話はといえば、アメリカ大統領の一人娘ケリーが退屈のあまり、SP(シークレットポリス)のマイケル・ウェストン警護官を誘惑し始めるとかいう、本当にどうでもいい展開な! > おい、雑すぎるぞ(爆)
ヒロインの利き手プレイ(笑)連打からの、ヒーロー誘惑の件もねぇ…ロマンス的に全然惹かれるものがないんですよ、この話。
深みもないし、キャラクターがとにかくペラい(笑)。
何よりも 下半身暴れん坊 ヒーローにプロ意識が感じられないのは大きいね。
別にこれじゃあ、コイツの職業はSPでなくて、ホワイトハウスの清掃員とかでも良かったんでね?!とか思った(笑)。
だって、ヒロインとの密会場面、早々に見つかりそうになるってどんだけうっかりSPなんだコイツ…とか、ホワイトハウスの安全を心配しちゃうレベルよ?!
コイツに任せていていいのか大統領!(笑)
そう。これが民間のSPとかなら全然問題ないんですが(いや。問題あるだろ。笑)、ホワイトハウスの、政府の任務だということが余計にアレなんですよ!
つまりは、彼の給料は税金から支払われているわけで、税金使って、しかも依頼人(の娘)とヨロシクやっているって…。
「そこはロマンス小説なんだから~」とか言われそうですが、それならもっとプロらしくその恋愛(なのか?)に苦悩しろよ!
下半身で物事決めるなよ!!とか、この短い作品の間にかなりの呪いの電波を発していましたよ、思わず(^_^;)
首を軽く絞めながらのプレイの場面では、ヒロインが絞められるのより先にヒーローを絞めて猛省させろ、とか思ってしまったわ(笑)。
このベッキー・フレイド、パラノーマル作家みたいですが、だからといって、この異次元じみた斜め上具合はコンテンポラリーではアイタタでございましたよ。
いっそ、もっと突き抜けていれば諦めもついて「もっとやれー\(^o^)/」とか思えたかもしれないけど、そういう意味でベタなロマンス小説の設定(ボディガードと依頼人)を用いていて中途半端だったのも敗因でした。
で、今回のが初翻訳みたいなんですが、次は私的にはないかも。
いや、ない(キッパリ。笑)。
あ、文庫になるのを楽しみにしていらっしゃる方とか、心穏やかなレビューをお求めの方はここから先は読まないで下さい(笑)。
では、ここから先はぶっちゃけていきます。
言っていいか?
おまわりさん、税金泥棒男がここにいます\(^o^)/
いや、まずこれだろ?
お話はといえば、アメリカ大統領の一人娘ケリーが退屈のあまり、SP(シークレットポリス)のマイケル・ウェストン警護官を誘惑し始めるとかいう、本当にどうでもいい展開な! > おい、雑すぎるぞ(爆)
ヒロインの利き手プレイ(笑)連打からの、ヒーロー誘惑の件もねぇ…ロマンス的に全然惹かれるものがないんですよ、この話。
深みもないし、キャラクターがとにかくペラい(笑)。
何よりも
別にこれじゃあ、コイツの職業はSPでなくて、ホワイトハウスの清掃員とかでも良かったんでね?!とか思った(笑)。
だって、ヒロインとの密会場面、早々に見つかりそうになるってどんだけうっかりSPなんだコイツ…とか、ホワイトハウスの安全を心配しちゃうレベルよ?!
コイツに任せていていいのか大統領!(笑)
そう。これが民間のSPとかなら全然問題ないんですが(いや。問題あるだろ。笑)、ホワイトハウスの、政府の任務だということが余計にアレなんですよ!
つまりは、彼の給料は税金から支払われているわけで、税金使って、しかも依頼人(の娘)とヨロシクやっているって…。
「そこはロマンス小説なんだから~」とか言われそうですが、それならもっとプロらしくその恋愛(なのか?)に苦悩しろよ!
下半身で物事決めるなよ!!とか、この短い作品の間にかなりの呪いの電波を発していましたよ、思わず(^_^;)
首を軽く絞めながらのプレイの場面では、ヒロインが絞められるのより先にヒーローを絞めて猛省させろ、とか思ってしまったわ(笑)。
このベッキー・フレイド、パラノーマル作家みたいですが、だからといって、この異次元じみた斜め上具合はコンテンポラリーではアイタタでございましたよ。
いっそ、もっと突き抜けていれば諦めもついて「もっとやれー\(^o^)/」とか思えたかもしれないけど、そういう意味でベタなロマンス小説の設定(ボディガードと依頼人)を用いていて中途半端だったのも敗因でした。
で、今回のが初翻訳みたいなんですが、次は私的にはないかも。
いや、ない(キッパリ。笑)。
金色の目の堕天使 (ヴィレッジブックス)
2014年9月28日 新刊レビュー
アマンダ・クイックの久々の単発作品でしたが、相変わらずのクレンツ節に胸熱のワタクシでしたよ!
未読の方、早う早う!!
黒猫マスターの胡散臭いヒーローが貴女をお待ちしておりましてよ ←そこかよ(笑)
「何を書いても、どの名義で書いても、どの時代を書いてもクレンツはクレンツ(キリッ」
こう言い続けて10年以上になりますが、これはdisっているのではなく最大限に褒めているという事に、このサイトを訪れている皆さんは承知の上ということでそこはさておきます(おくのか。笑)
いやいや、つまりはワンパタなのに一気に読ませてしまう、ブレない、お約束の楽しみなどというリピーターたまらんですよ、という事なんです > この読書日記初心者の為に雑に説明してみた(笑)
お話はというと、妙齢な上に妙な仕事に励むプルーデンス(眼鏡美女)が、自分のために決闘する羽目に陥った弟を助けるため、決闘の相手である伯爵セバスチャンのもとを深夜に訪れるところから始まります。
決闘の中止を嘆願する…筈なのに、既に斜め上丁々発止な状態で、相手のセバスチャンが「堕天使」という厨二全開なあだ名(おいコラ。笑)で呼ばれる得体の知れない男なのを全く気にしていない展開(笑)。
で、彼はそんな自分を恐れぬプルーデンスに興味を持ち、その願いを聞き入れるのだが、たび重なる運命のいたずらによって…という、よくある話なんだがクレンツが書くと何でこんなコミカルになるのだ(笑)。
あ、紹介文の筈が、既にここらへんからしてクレンツ節にやられているヘビーリーダーです(笑)。
いや、だって、幽霊や心霊現象を研究している妙齢の頭の回転が速すぎるヒロインとかって、こんな設定をヒストリカルで嬉々揚々と描く作家が他にそうそういるとは(笑)。
だから、クレンツはどの名義でもこのテの 胡散臭い団体や設定や職業を扱わせると抜群に冴えているんですよ! 昔からね。
死体も出てくるし、主役の困った身内やこんがらがった家族関係も健在。
まさに、クレンツ名義のロマサスをヒストリカルにしちゃったぞー、なお話なのです。
私はかねてより、クレンツはロマサス界のコージー作家だと言っていたのですが、今回、満を期しての 猫を飼っている主役登場(爆) により、まさに感無量状態です(∩´∀`)∩
あとね、クレンツお得意の師匠と弟子モードも、今回はセバスチャンと、プルーデンスの弟トレヴァーに垣間見れて嬉しかったな♪
あの、お洋服の真似っこエピソード、大好きなの♪
ロマンスの部分も、飄々としたヒーローに、ちゃきちゃきキャリアウーマンであるヒロインの丁々発止からくるラブイチャが堪能出来て超満足でした。
これ、なかなか哀しい過去を持ったが故に人を愛する事に不器用になってしまったセバスチャンの解凍系ロマンスなんだけど、その不器用さが可愛いのよ。
しっかり者ヒロインながら、中味は純粋なプルーデンスとは、いつもながらの割れ鍋に綴じ蓋カップルなのは当然ながら、ちょっと吹いたのが、変人主人に仕えてきた伯爵家の屋敷の使用人たちが、セバスチャンばりに斜め上なプルーデンスに対してスキルがあがっていくところね(笑)。
執事さんとか、大変そう(笑)。
いや、普通、殺人事件とか、家族間の確執とか、決闘とかいうキーワードがヒストリカルに盛り込まれると、シリアスになっちゃうのを避けられないんですが全然そんなことはありません。
だって、 これはクレンツの作品だから 微笑ましく、ニヤニヤしつつ、最初から最後まで読めてしまう。
そう、ミスリード要素をあんなに何か所も配置しておきながら、それらをひょいっと飛び越えるたりとか、どんだけ読者を煙に撒く気だクレンツ!
そんな貴方が大好きだわよ、私は!!(笑)
次は何の作品がクイック名義として翻訳されるのか分からないけど、それでも何がきてもブレない事は読む前から分かっている。
こんな作家、他にいます?
これだから、愛読者をやめられません。今から楽しみです(*´Д`)
未読の方、早う早う!!
黒猫マスターの胡散臭いヒーローが貴女をお待ちしておりましてよ ←そこかよ(笑)
「何を書いても、どの名義で書いても、どの時代を書いてもクレンツはクレンツ(キリッ」
こう言い続けて10年以上になりますが、これはdisっているのではなく最大限に褒めているという事に、このサイトを訪れている皆さんは承知の上ということでそこはさておきます(おくのか。笑)
いやいや、つまりはワンパタなのに一気に読ませてしまう、ブレない、お約束の楽しみなどというリピーターたまらんですよ、という事なんです > この読書日記初心者の為に雑に説明してみた(笑)
お話はというと、妙齢な上に妙な仕事に励むプルーデンス(眼鏡美女)が、自分のために決闘する羽目に陥った弟を助けるため、決闘の相手である伯爵セバスチャンのもとを深夜に訪れるところから始まります。
決闘の中止を嘆願する…筈なのに、既に斜め上丁々発止な状態で、相手のセバスチャンが「堕天使」という厨二全開なあだ名(おいコラ。笑)で呼ばれる得体の知れない男なのを全く気にしていない展開(笑)。
で、彼はそんな自分を恐れぬプルーデンスに興味を持ち、その願いを聞き入れるのだが、たび重なる運命のいたずらによって…という、よくある話なんだがクレンツが書くと何でこんなコミカルになるのだ(笑)。
あ、紹介文の筈が、既にここらへんからしてクレンツ節にやられているヘビーリーダーです(笑)。
いや、だって、幽霊や心霊現象を研究している妙齢の頭の回転が速すぎるヒロインとかって、こんな設定をヒストリカルで嬉々揚々と描く作家が他にそうそういるとは(笑)。
だから、クレンツはどの名義でもこのテの 胡散臭い団体や設定や職業を扱わせると抜群に冴えているんですよ! 昔からね。
死体も出てくるし、主役の困った身内やこんがらがった家族関係も健在。
まさに、クレンツ名義のロマサスをヒストリカルにしちゃったぞー、なお話なのです。
私はかねてより、クレンツはロマサス界のコージー作家だと言っていたのですが、今回、満を期しての 猫を飼っている主役登場(爆) により、まさに感無量状態です(∩´∀`)∩
あとね、クレンツお得意の師匠と弟子モードも、今回はセバスチャンと、プルーデンスの弟トレヴァーに垣間見れて嬉しかったな♪
あの、お洋服の真似っこエピソード、大好きなの♪
ロマンスの部分も、飄々としたヒーローに、ちゃきちゃきキャリアウーマンであるヒロインの丁々発止からくるラブイチャが堪能出来て超満足でした。
これ、なかなか哀しい過去を持ったが故に人を愛する事に不器用になってしまったセバスチャンの解凍系ロマンスなんだけど、その不器用さが可愛いのよ。
しっかり者ヒロインながら、中味は純粋なプルーデンスとは、いつもながらの割れ鍋に綴じ蓋カップルなのは当然ながら、ちょっと吹いたのが、変人主人に仕えてきた伯爵家の屋敷の使用人たちが、セバスチャンばりに斜め上なプルーデンスに対してスキルがあがっていくところね(笑)。
執事さんとか、大変そう(笑)。
いや、普通、殺人事件とか、家族間の確執とか、決闘とかいうキーワードがヒストリカルに盛り込まれると、シリアスになっちゃうのを避けられないんですが全然そんなことはありません。
だって、 これはクレンツの作品だから 微笑ましく、ニヤニヤしつつ、最初から最後まで読めてしまう。
そう、ミスリード要素をあんなに何か所も配置しておきながら、それらをひょいっと飛び越えるたりとか、どんだけ読者を煙に撒く気だクレンツ!
そんな貴方が大好きだわよ、私は!!(笑)
次は何の作品がクイック名義として翻訳されるのか分からないけど、それでも何がきてもブレない事は読む前から分かっている。
こんな作家、他にいます?
これだから、愛読者をやめられません。今から楽しみです(*´Д`)
時間の流れに愛を刻んで (マグノリアロマンス)
2014年9月17日 新刊レビュー
読んでいた本と、とある共通項があった事からこれを日記に反映させていない事に気付きました。
だいぶ前に読了していたんですけど、いろいろタイミングを逸していたのですが、何故今更と聞かれたら、この本を私が推薦しないで誰が推薦するのよー(∩´∀`)∩ってことですよ(笑)。
だって、14歳年下ヒーローですわよ?! (やはりそこか)
お話はというと、小さな書店を経営する未亡人のホノリアは、本を売るかたわら、奴隷制廃止や児童労働に関する小冊子を印刷、販売していた。
ある時、そんな彼女の書店を、若き子爵アレックスが訪れる。
母親へのプレゼントを探しにきたと言ったが、実際には弟の秘密を握る男から、彼女と知り合いになり、彼女を調べあげ潰すよう指示されて店を訪れていたのだ。
しかし、ホノリアと知り合ったアレックスは、年齢差や身分が気にならないほど彼女に惹かれていき、本来の目的を果たし、ホノリアの不利になることはしたくなくなってしまい…という、ミイラとりがミイラに話(直球すぎるだろ。笑)
まず、設定が素晴らしい。
いやいや、私好みの年下ヒーローとかいうのをさて置いても、こんなにいい意味でビターなものは珍しい。
特にヒロインの生い立ち、おかれた状況に関しては秀逸。
大人のロマンスですよ、でも不器用でピュアなお話だよ、というものを設定こねくりまわして具現とか、とてもこれがデビュー作品とは思えません。
登場人物の誰もかれもが、ちょっと何かが欠けていて、誰もかれもがその欠けた部分を埋められずに、現状に甘んじていて、一歩を踏み出せずにいる。
特にその事について、ヒロインのホノリアは哀しいまでの客観性を保っている…これは、いわゆる年の功もあるのか(笑)。
主役二人が恋に落ちる様も、ドラマティックというよりは細かいエピソードを淡々と描き重ねて読者の想像の余地を逆手にとって膨らませている感があった。
でも、昨今のモロ出し(いろんな意味で。爆)でストレートな表現よりも、噛めば噛む程に味が出る分、私はこちらの方が断然好き。
まぁ、もっともこのアレックス、若さを差し引いても結構ひどい仕打ちを彼女にするので、そこらへんは点数辛く読む方もいらっしゃるかと。
(初期ハーレクイン読者なら、変な耐久性があるであろう系統かも←これこれ。笑)
驚くのは、あのスマートなボリュームで、何といろんなペーソスを織り込んでいるのかというところ。
ロマンス部分は、もう、それこそ泣きつつ己の言動を猛省、ヒロインに焼き土下座しそうな勢いで軽くストーカー、周囲にホノリア萌え垂れ流し、ラブラブラビュ~ン攻撃を繰り出すアレックスだけでもう満腹なんですが(爆)。
書店店主というのもあって、ホノリアの台詞やモノローグでの薀蓄量もかなりなものでした。
薀蓄萌えの私ニーズでうひゃうひゃしながら読んでいましたが納得ー。
アマラ・ロイス、英文学を修めている上に、ガバルドンや(ジョアンナ)ボーンのフォーラムのメンバーか(笑)。
類は友を…げふんげふん(笑)。
まぁ、そんなところとか、この作品についてお気に入りポイントは沢山ありますが、何よりも気に入ったのは大団円そうに見えて、ちょっと毒を入れているところ。
使用人に裏切られたホノリアが、菩薩のような慈悲で裏切りを許して彼らを包み込むのかというと、そんな絵空事はなく、遺憾さ満々で本音を漏らすところとかね。
いや、あの反応にギョッとなる読者さんもいらっしゃるでしょうが(ロマンス読者さんですからね)、私はむしろ地に足ついた、現実味ある反応だな、と逆にヒロインがぐっと身近に感じましたよ。
あと最後のプロポーズの場面でも、よくあるロマンス本なら、周囲の皆は羨ましそうに、とか微笑ましく見ていると書かれるところです。
でも、この作家はあえて、そこから不機嫌に立ち去る上流貴族の存在について書いている。克明に、確信犯的に。
彼らの未来にも、同じように、二人から離れてゆく、そっぽ向く人たちもいるという事をエピローグや後日談でなく、あのタイミングで書いているのにしびれました。
いやはや。たいしたデビュー作だ!
これは、絶対に私の蔵書から動かない一冊となりますよ。
ページ数も300頁ほどなので読んでみてほしいけど、薦めるかと聞かれたら「ことのニーズであることを前提にどうぞ」とだけ答えておきます(笑)。
だいぶ前に読了していたんですけど、いろいろタイミングを逸していたのですが、何故今更と聞かれたら、この本を私が推薦しないで誰が推薦するのよー(∩´∀`)∩ってことですよ(笑)。
だって、14歳年下ヒーローですわよ?! (やはりそこか)
お話はというと、小さな書店を経営する未亡人のホノリアは、本を売るかたわら、奴隷制廃止や児童労働に関する小冊子を印刷、販売していた。
ある時、そんな彼女の書店を、若き子爵アレックスが訪れる。
母親へのプレゼントを探しにきたと言ったが、実際には弟の秘密を握る男から、彼女と知り合いになり、彼女を調べあげ潰すよう指示されて店を訪れていたのだ。
しかし、ホノリアと知り合ったアレックスは、年齢差や身分が気にならないほど彼女に惹かれていき、本来の目的を果たし、ホノリアの不利になることはしたくなくなってしまい…という、ミイラとりがミイラに話(直球すぎるだろ。笑)
まず、設定が素晴らしい。
いやいや、私好みの年下ヒーローとかいうのをさて置いても、こんなにいい意味でビターなものは珍しい。
特にヒロインの生い立ち、おかれた状況に関しては秀逸。
大人のロマンスですよ、でも不器用でピュアなお話だよ、というものを設定こねくりまわして具現とか、とてもこれがデビュー作品とは思えません。
登場人物の誰もかれもが、ちょっと何かが欠けていて、誰もかれもがその欠けた部分を埋められずに、現状に甘んじていて、一歩を踏み出せずにいる。
特にその事について、ヒロインのホノリアは哀しいまでの客観性を保っている…これは、いわゆる年の功もあるのか(笑)。
主役二人が恋に落ちる様も、ドラマティックというよりは細かいエピソードを淡々と描き重ねて読者の想像の余地を逆手にとって膨らませている感があった。
でも、昨今のモロ出し(いろんな意味で。爆)でストレートな表現よりも、噛めば噛む程に味が出る分、私はこちらの方が断然好き。
まぁ、もっともこのアレックス、若さを差し引いても結構ひどい仕打ちを彼女にするので、そこらへんは点数辛く読む方もいらっしゃるかと。
(初期ハーレクイン読者なら、変な耐久性があるであろう系統かも←これこれ。笑)
驚くのは、あのスマートなボリュームで、何といろんなペーソスを織り込んでいるのかというところ。
ロマンス部分は、もう、それこそ泣きつつ己の言動を猛省、ヒロインに焼き土下座しそうな勢いで軽くストーカー、周囲にホノリア萌え垂れ流し、ラブラブラビュ~ン攻撃を繰り出すアレックスだけでもう満腹なんですが(爆)。
書店店主というのもあって、ホノリアの台詞やモノローグでの薀蓄量もかなりなものでした。
薀蓄萌えの私ニーズでうひゃうひゃしながら読んでいましたが納得ー。
アマラ・ロイス、英文学を修めている上に、ガバルドンや(ジョアンナ)ボーンのフォーラムのメンバーか(笑)。
類は友を…げふんげふん(笑)。
まぁ、そんなところとか、この作品についてお気に入りポイントは沢山ありますが、何よりも気に入ったのは大団円そうに見えて、ちょっと毒を入れているところ。
使用人に裏切られたホノリアが、菩薩のような慈悲で裏切りを許して彼らを包み込むのかというと、そんな絵空事はなく、遺憾さ満々で本音を漏らすところとかね。
いや、あの反応にギョッとなる読者さんもいらっしゃるでしょうが(ロマンス読者さんですからね)、私はむしろ地に足ついた、現実味ある反応だな、と逆にヒロインがぐっと身近に感じましたよ。
あと最後のプロポーズの場面でも、よくあるロマンス本なら、周囲の皆は羨ましそうに、とか微笑ましく見ていると書かれるところです。
でも、この作家はあえて、そこから不機嫌に立ち去る上流貴族の存在について書いている。克明に、確信犯的に。
彼らの未来にも、同じように、二人から離れてゆく、そっぽ向く人たちもいるという事をエピローグや後日談でなく、あのタイミングで書いているのにしびれました。
いやはや。たいしたデビュー作だ!
これは、絶対に私の蔵書から動かない一冊となりますよ。
ページ数も300頁ほどなので読んでみてほしいけど、薦めるかと聞かれたら「ことのニーズであることを前提にどうぞ」とだけ答えておきます(笑)。
裏切り者の街角 イヴ&ローク33 (ヴィレッジブックス)
2014年9月14日 新刊レビュー
J・D・ロブのイヴ&ロークシリーズ最新刊、読了(してました)。
33巻になってなお、このクオリティを保てるノーラに舌を巻きつつも「警察小説」として今回は読めた事に感謝の一冊。
お話としては、ピーボディが警察署のスポーツジムのシャワー室で同僚警官とおぼしき男女の驚くべき会話を耳にしたことが事の発端。
二人の会話から、彼らが何らかの犯罪に手を染めている事が伺え、すぐさまイヴに報告。
会話をしていた男女の正体は簡単に判明するのだが…といったもので、ほぼ冒頭近くで犯人たちの正体が判明するパターン。
証拠隠滅に長けた彼らを処罰するべく、イヴ達が奮闘するといえばそれまでなのだが、犯人の主犯核をイヴと全く対局の設定をした時点でこの作品をどういう位置付けしたかが分かる。
イヴの疑似家族たちを、その犯人一味と対比することに。
全員を登場させ、絡ませるのが実に骨なのは、30冊も越えてキャラクター達がどんどん増えているので容易ではないのは分かるのですが、それでなおこれが出来上がってくるあたり、ノーラって化け物! > 褒めてます(笑)。
持つ者が幸せなのか、持たざる者が不幸なのか。
それを克明に浮き上がらせる、イヴと主犯の余りのシンメトリー。
何よりも、イヴの仕事に対する真摯な姿勢が、いろんな負の要因を凌駕し、点と点が繋がって線となる様はまさにノーラの書く「お仕事小説」の真骨頂。
シリーズ読者なら、イヴが正義を軸にしたこの仕事をまさに「生きがい」にして、歯を食いしばって這い上がってきたのを知っているからこそ、犯人たちの腐敗を誰よりも許せないイヴの気持ちが分かるのも重い。
あと、今まではイヴの後方支援的にブレないポジションとして存在していたマイラ先生とホイットニーが、図らずも主犯に手玉に取られていた事が判明するとかいう事も含めていたりしていたのが興味深い。
だって、今までだとそれはイヴが陥り己を罵り、彼らがいなすのがパターンだったから。
イヴが自分の先達と尊敬している人たちを愚弄した時点で、犯人にフラグは立っていたのだけどね。あと、ピーボディをあんな立場に追い込んだのもとどめ。
作品中で、ホイットニーが何故イヴが自分が今いる地位を目指していないのか、と苦笑しつつ揶揄する場面があるが、まさにそれだ。
時間が流れていないような錯覚を覚えるこのシリーズだが、実際は濃密な時間が流れていて、全てのキャラクターが成長しているのだ。
だからこそ、イヴはいずれは地位を極めるのかもしれない。
でも、それは本人でなく、イヴの疑似家族が、周囲が望んだ故だよ、ということを今回の作品が物語っている。
ロマンスを絡めたものって、意外にそういう仕事面のアプローチって多くないんですよね。
ヒロインとヒーローのマンツーマンを書かねばならないから、お仕事小説の部分にインターバルが多発する。
でも、とっくに夫婦のイヴとロークはそこの部分はいい意味で省ける(笑)。これは強みだ。
かといって、ロマンスがないわけではなく、もはやロークなんか自分の仕事うっちゃっているんじゃないのか疑惑が頭をよぎるレベルでイヴのアシスタントと化して、お手伝いしつつイチャコラしている。時間を無駄にしない男すぎて震えるわ(笑)。
まぁ、そこは「最終兵器彼氏ローク様」なので、いつ寝てるのかレベルで仕事も全力でこなしてせっせこ財産増やしているんだけど(笑)。
ああ、それと今回の巻は、意外なカップルが誕生していました(笑)。
本当に、何というか、飲まずにはいられませんな(笑)。
デキる女をモノにするのだから、まぁ、頑張ってくれ…と、読みながらケラケラ笑ってしまいましたよ、あのブッキング寸劇場面(笑)。
次の34巻翻訳は年内に読めるのかしら…とか思いつつ、まだまだ原書に追いつかないあたり、ノーラの化け物作家具合に土下座しつつ(笑)。
ラストシーンが想像つかないってもあるけど(笑)。
33巻になってなお、このクオリティを保てるノーラに舌を巻きつつも「警察小説」として今回は読めた事に感謝の一冊。
お話としては、ピーボディが警察署のスポーツジムのシャワー室で同僚警官とおぼしき男女の驚くべき会話を耳にしたことが事の発端。
二人の会話から、彼らが何らかの犯罪に手を染めている事が伺え、すぐさまイヴに報告。
会話をしていた男女の正体は簡単に判明するのだが…といったもので、ほぼ冒頭近くで犯人たちの正体が判明するパターン。
証拠隠滅に長けた彼らを処罰するべく、イヴ達が奮闘するといえばそれまでなのだが、犯人の主犯核をイヴと全く対局の設定をした時点でこの作品をどういう位置付けしたかが分かる。
イヴの疑似家族たちを、その犯人一味と対比することに。
全員を登場させ、絡ませるのが実に骨なのは、30冊も越えてキャラクター達がどんどん増えているので容易ではないのは分かるのですが、それでなおこれが出来上がってくるあたり、ノーラって化け物! > 褒めてます(笑)。
持つ者が幸せなのか、持たざる者が不幸なのか。
それを克明に浮き上がらせる、イヴと主犯の余りのシンメトリー。
何よりも、イヴの仕事に対する真摯な姿勢が、いろんな負の要因を凌駕し、点と点が繋がって線となる様はまさにノーラの書く「お仕事小説」の真骨頂。
シリーズ読者なら、イヴが正義を軸にしたこの仕事をまさに「生きがい」にして、歯を食いしばって這い上がってきたのを知っているからこそ、犯人たちの腐敗を誰よりも許せないイヴの気持ちが分かるのも重い。
あと、今まではイヴの後方支援的にブレないポジションとして存在していたマイラ先生とホイットニーが、図らずも主犯に手玉に取られていた事が判明するとかいう事も含めていたりしていたのが興味深い。
だって、今までだとそれはイヴが陥り己を罵り、彼らがいなすのがパターンだったから。
イヴが自分の先達と尊敬している人たちを愚弄した時点で、犯人にフラグは立っていたのだけどね。あと、ピーボディをあんな立場に追い込んだのもとどめ。
作品中で、ホイットニーが何故イヴが自分が今いる地位を目指していないのか、と苦笑しつつ揶揄する場面があるが、まさにそれだ。
時間が流れていないような錯覚を覚えるこのシリーズだが、実際は濃密な時間が流れていて、全てのキャラクターが成長しているのだ。
だからこそ、イヴはいずれは地位を極めるのかもしれない。
でも、それは本人でなく、イヴの疑似家族が、周囲が望んだ故だよ、ということを今回の作品が物語っている。
ロマンスを絡めたものって、意外にそういう仕事面のアプローチって多くないんですよね。
ヒロインとヒーローのマンツーマンを書かねばならないから、お仕事小説の部分にインターバルが多発する。
でも、とっくに夫婦のイヴとロークはそこの部分はいい意味で省ける(笑)。これは強みだ。
かといって、ロマンスがないわけではなく、もはやロークなんか自分の仕事うっちゃっているんじゃないのか疑惑が頭をよぎるレベルでイヴのアシスタントと化して、お手伝いしつつイチャコラしている。時間を無駄にしない男すぎて震えるわ(笑)。
まぁ、そこは「最終兵器彼氏ローク様」なので、いつ寝てるのかレベルで仕事も全力でこなしてせっせこ財産増やしているんだけど(笑)。
ああ、それと今回の巻は、意外なカップルが誕生していました(笑)。
本当に、何というか、飲まずにはいられませんな(笑)。
デキる女をモノにするのだから、まぁ、頑張ってくれ…と、読みながらケラケラ笑ってしまいましたよ、あのブッキング寸劇場面(笑)。
次の34巻翻訳は年内に読めるのかしら…とか思いつつ、まだまだ原書に追いつかないあたり、ノーラの化け物作家具合に土下座しつつ(笑)。
ラストシーンが想像つかないってもあるけど(笑)。
わー。
ヤバくね?!
気付いたら9月になってた…orz
何もしてないのに…今年もあと4か月切った orz
そして、そろそろ新刊も選別の種類が増えてしまったんですが…ま、どうにかなるか、とか呑気過ぎるだろ(笑)。
とりあえずメモっておくよ!
原書房 ライムブックス
邦題未定 メアリ・バログ
オークラ出版 マグノリアロマンス
邦題未定 ソフィ・バーンズ
邦題未定 ヴァレリー・ボウマン
扶桑社 扶桑社ロマンス
邦題未定 モイラ・クレアモント
邦題未定 リサ・マリー・ライス
二見書房 ザ・ミステリ・コレクション
月あかりに浮かぶ愛 キャサリン・コールター
夢見ることを知った夜 ジェニファー・マクイストン
ハーレクイン社 MIRA文庫
悪しき貴族は乙女をさらう アン・スチュアート
竹書房 ラズベリーブックス
レディの告白は嵐を招いて エミリー・ラーキン
ヴィレッジブックス villagebooks
邦題未定 アイリス・ジョハンセン
アン・スチュアート以外は、皆様のご意見待ちだな、このメンツだと。
でも新作家さんはなるべくいっときたいクチなので、マグノリアは2冊とも買いそうだな(笑)。
リサ・マリー・ライスはエリザベス・ジェニングス名義のロマサスか…ふむ。
保留しておこう(笑)。
そして、アン・スチュアートは1巻を電子で買っているので電子待ちとかいう罠ね(笑)。
でも、何やかんやで新刊買ってる余裕はないかも|д゚)
+余談+
別部屋もひっそり、ってカンジだな。
http://cool-book-new.seesaa.net/article/403513501.html
あれ。アンのは2巻の画像だっけ、これ…とか、ゆるいにも程があるのが自分メモたる所以(笑)。
ヤバくね?!
気付いたら9月になってた…orz
何もしてないのに…今年もあと4か月切った orz
そして、そろそろ新刊も選別の種類が増えてしまったんですが…ま、どうにかなるか、とか呑気過ぎるだろ(笑)。
とりあえずメモっておくよ!
原書房 ライムブックス
邦題未定 メアリ・バログ
オークラ出版 マグノリアロマンス
邦題未定 ソフィ・バーンズ
邦題未定 ヴァレリー・ボウマン
扶桑社 扶桑社ロマンス
邦題未定 モイラ・クレアモント
邦題未定 リサ・マリー・ライス
二見書房 ザ・ミステリ・コレクション
月あかりに浮かぶ愛 キャサリン・コールター
夢見ることを知った夜 ジェニファー・マクイストン
ハーレクイン社 MIRA文庫
悪しき貴族は乙女をさらう アン・スチュアート
竹書房 ラズベリーブックス
レディの告白は嵐を招いて エミリー・ラーキン
ヴィレッジブックス villagebooks
邦題未定 アイリス・ジョハンセン
アン・スチュアート以外は、皆様のご意見待ちだな、このメンツだと。
でも新作家さんはなるべくいっときたいクチなので、マグノリアは2冊とも買いそうだな(笑)。
リサ・マリー・ライスはエリザベス・ジェニングス名義のロマサスか…ふむ。
保留しておこう(笑)。
そして、アン・スチュアートは1巻を電子で買っているので電子待ちとかいう罠ね(笑)。
でも、何やかんやで新刊買ってる余裕はないかも|д゚)
+余談+
別部屋もひっそり、ってカンジだな。
http://cool-book-new.seesaa.net/article/403513501.html
あれ。アンのは2巻の画像だっけ、これ…とか、ゆるいにも程があるのが自分メモたる所以(笑)。
忘れえぬ夢の湖で (ライムブックス)
2014年8月20日 新刊レビュー
リサ・クレイパスのフライデー・ハーバー・シリーズ三巻、読了(してました)。
甘く、そしてあたたかく、読後がこれはたまらん、な一冊。
既刊二冊、ノーラン家の長男、次男の話を読んでいて、こんなに脆く、そして哀しいヒーロー候補がクレイパスのシリーズ作品にいたか?というのがまずありました。
クレイパスの書くヒーローって、どんなに逆境でも、どんなにどん底でも、いい意味でも悪い意味でも脇役ポジションの時ですら、這い上がるオーラ的なものを醸し出しているんですよね(まぁ、ロマンス小説らしいといえばそれまでなんですがね)。
だからこそ、このアレックスの哀しい生い立ち、そして現状に目を覆いたくなると同時に、この彼をヒーローに、どういった話を書くのか純粋に興味も湧きました。
しかし、まぁ、どんどん達者になっていくクレイパスってば、二巻の中でとんでもない布石を放り込んできたのです。
恋に落ちた瞬間、というより、アレックスの人生が再生されていく第一歩のような瞬間がそこにありました。
あの部分を読んだ時に、二巻の主役であるサムとルーシーのあれこれが頭からふっ飛んだ読者は私だけではないとは思うのですが(笑)。
そして、ほぼ二巻と同時進行といった仕掛けで、この話をしれっと出してきたのを見た時に「あ。やられた(^_^;)」と思いました。
勿論、プラスの意味で、です。
お話は、二巻で登場したホテル「アーティスト・ポイント」で料理人をしているゾーイとアレックスの不器用な人生やりなおしもの、とでも。
アレックスは、哀しい生い立ちが災いし、人の愛し方も愛され方もわからないというところに、夫婦生活も破綻、無一文に近い状態で仕事も暗礁に乗り上げ、絶望の淵にいた。
そんな時にゾーイと出逢い、彼女のつくる手料理と明るく純粋な笑顔に触れるにつれて、止まっていた彼の時間と人生が静かに動き出そうとするのだが、いかんせん初めてのその感情に付ける名前を、彼は知らなかった。
祖母と一緒に暮らす為に、サンフアン島の湖畔にある別荘の改修をアレックスに依頼したゾーイは、そんな彼の翳りのある表情がずっと気になっていたのだが、日々を一緒に過ごすにつれ、秘めたられた不器用な優しさを知って、惹かれていくのだが…。
とにかく、アレックスの母性本能わしつかみっぷりはヤバイ(笑)。
こんなに捨てられたずぶ濡れワンコみたいに、じーっとヒロイン見つめてそげな不器用でナイーヴなヒーローも書けるんだクレイパス!! とかちょっと胸熱!
それに対するヒロインのゾーイが、よくある肝っ玉姉御キャラだとよくある話になっちゃうところだけど、これが嬉しい想定外!
美人すぎるゆえに、性的対象のように見られてきた反動で男性を避けてきた…とまできたら、引っ込み思案に行きそうなのに実にポジティヴな方向に設定が舵をきっていた(笑)。
母性の塊のような、キュートな慈愛の天使といったところか。
しかも、「男性は胃袋から落とせ」を地でいく、ゾーイの料理の描写の圧倒的なことといったら!!
あれは、もう、完全にアレックスは 餌付け 陥落しかありませんよ(爆)
この話では、アレックスにだけ見える幽霊、ゾーイの祖母の話がセカンドストーリーとして盛り込まれていて、そこにある「やりなおし」とか「後悔」とかいうものを、若い主人公たちに語り掛けるように展開していくのだが、これもほろ苦くもあたたかいエンドマークがついていました。
アルコール中毒目前のアレックスのもがきも、この幽霊がいなければもっと尖がったものになってたでしょう。
そこが、このシリーズにおけるクレイパスの「安定感」だと私は解釈しました。
今までのクレイパスなら、あそこは尖がったものにしてきたのでないかと思うんです。
でも、しなかった。
そんなこのシリーズの、ある意味「甘ちゃん」とも取れる、ハードルの低さがいいな、と。
そうですね。
もし、クレイパスのコンテンポラリー作品、トラヴィス家もので脱落した方は、このシリーズはもしかして、コンテンポラリーのリハビリになるかもしれません。
それぐらい、とっても読みやすく、そして優しい読後のラストです。
トラヴィス家もので、クレイパスはコンテのが好き!となった私ですが、このシリーズはスイートなクレイパスのコンテとしてすっかりお気に入りですよ!
で、ビターなトラヴィス家ものを再読して、その差とかを噛みしめる。
くーっ、たまらんな! > お前だけかもしれんぞ、その楽しみ方は(爆)
既に4巻の翻訳も決まっているとかで、間をあけずに続き読めるのは楽しみです♪
あの男前なジャスティンがヒロインというだけで楽しみです(笑)
甘く、そしてあたたかく、読後がこれはたまらん、な一冊。
既刊二冊、ノーラン家の長男、次男の話を読んでいて、こんなに脆く、そして哀しいヒーロー候補がクレイパスのシリーズ作品にいたか?というのがまずありました。
クレイパスの書くヒーローって、どんなに逆境でも、どんなにどん底でも、いい意味でも悪い意味でも脇役ポジションの時ですら、這い上がるオーラ的なものを醸し出しているんですよね(まぁ、ロマンス小説らしいといえばそれまでなんですがね)。
だからこそ、このアレックスの哀しい生い立ち、そして現状に目を覆いたくなると同時に、この彼をヒーローに、どういった話を書くのか純粋に興味も湧きました。
しかし、まぁ、どんどん達者になっていくクレイパスってば、二巻の中でとんでもない布石を放り込んできたのです。
恋に落ちた瞬間、というより、アレックスの人生が再生されていく第一歩のような瞬間がそこにありました。
あの部分を読んだ時に、二巻の主役であるサムとルーシーのあれこれが頭からふっ飛んだ読者は私だけではないとは思うのですが(笑)。
そして、ほぼ二巻と同時進行といった仕掛けで、この話をしれっと出してきたのを見た時に「あ。やられた(^_^;)」と思いました。
勿論、プラスの意味で、です。
お話は、二巻で登場したホテル「アーティスト・ポイント」で料理人をしているゾーイとアレックスの不器用な人生やりなおしもの、とでも。
アレックスは、哀しい生い立ちが災いし、人の愛し方も愛され方もわからないというところに、夫婦生活も破綻、無一文に近い状態で仕事も暗礁に乗り上げ、絶望の淵にいた。
そんな時にゾーイと出逢い、彼女のつくる手料理と明るく純粋な笑顔に触れるにつれて、止まっていた彼の時間と人生が静かに動き出そうとするのだが、いかんせん初めてのその感情に付ける名前を、彼は知らなかった。
祖母と一緒に暮らす為に、サンフアン島の湖畔にある別荘の改修をアレックスに依頼したゾーイは、そんな彼の翳りのある表情がずっと気になっていたのだが、日々を一緒に過ごすにつれ、秘めたられた不器用な優しさを知って、惹かれていくのだが…。
とにかく、アレックスの母性本能わしつかみっぷりはヤバイ(笑)。
こんなに捨てられたずぶ濡れワンコみたいに、じーっとヒロイン見つめてそげな不器用でナイーヴなヒーローも書けるんだクレイパス!! とかちょっと胸熱!
それに対するヒロインのゾーイが、よくある肝っ玉姉御キャラだとよくある話になっちゃうところだけど、これが嬉しい想定外!
美人すぎるゆえに、性的対象のように見られてきた反動で男性を避けてきた…とまできたら、引っ込み思案に行きそうなのに実にポジティヴな方向に設定が舵をきっていた(笑)。
母性の塊のような、キュートな慈愛の天使といったところか。
しかも、「男性は胃袋から落とせ」を地でいく、ゾーイの料理の描写の圧倒的なことといったら!!
あれは、もう、完全にアレックスは
この話では、アレックスにだけ見える幽霊、ゾーイの祖母の話がセカンドストーリーとして盛り込まれていて、そこにある「やりなおし」とか「後悔」とかいうものを、若い主人公たちに語り掛けるように展開していくのだが、これもほろ苦くもあたたかいエンドマークがついていました。
アルコール中毒目前のアレックスのもがきも、この幽霊がいなければもっと尖がったものになってたでしょう。
そこが、このシリーズにおけるクレイパスの「安定感」だと私は解釈しました。
今までのクレイパスなら、あそこは尖がったものにしてきたのでないかと思うんです。
でも、しなかった。
そんなこのシリーズの、ある意味「甘ちゃん」とも取れる、ハードルの低さがいいな、と。
そうですね。
もし、クレイパスのコンテンポラリー作品、トラヴィス家もので脱落した方は、このシリーズはもしかして、コンテンポラリーのリハビリになるかもしれません。
それぐらい、とっても読みやすく、そして優しい読後のラストです。
トラヴィス家もので、クレイパスはコンテのが好き!となった私ですが、このシリーズはスイートなクレイパスのコンテとしてすっかりお気に入りですよ!
で、ビターなトラヴィス家ものを再読して、その差とかを噛みしめる。
くーっ、たまらんな! > お前だけかもしれんぞ、その楽しみ方は(爆)
既に4巻の翻訳も決まっているとかで、間をあけずに続き読めるのは楽しみです♪
あの男前なジャスティンがヒロインというだけで楽しみです(笑)
イケメン秘書の、秘密のサーヴィス (ハーレクインデジタル)
2014年8月15日 新刊レビューポーシャ・ダ・コスタの電子先行短編です。
ええ、この作家といえば『図書館司書グウェン~』で口から魂が出たので(爆)、正直これを買う(DLする)のは躊躇ったのですが…やはり何事も挑戦ですものね!(意味不明)
というわけで読みましたが…わ~い\(^o^)/
超好みなヒーローのお話でしたよーっ!!
さて。
お話はといえば、とある会社の女性重役であるミランダと、そのミランダ付きの個人秘書パトリックのあれやこれや。
BDSMものとか、ホットなエロティカに段々と免疫つき始めたが故に、食傷気味とまではいかないけどマンネリ具合を感じている方にはこれはいいですよ。
特に、お仕事に日々追われて疲れていらっしゃる読者さん!
つか、 働く女性読者へのご褒美ヒーローだろ、これ ってば!!
きつい会議でヘトヘトになっても、イケメンなヒーローがデスクの脇で静かに微笑んで、「おつかれさまです、ボス」と迎えてくれるんだよ?!
かゆいところに手が届く仕事のサポートっぷりといい、もう悶えるね!!
出しゃばらないけど、きっちり自分の意見も挟んでくる。
凛々しいったらありゃしないよ(萌)。
まぁ、このパトリックくんがカワイイ片思いくんなんだけど、そこはBDSMものなので読んでもらえれば(笑)。
エロでホットなんだけど、ヤバイぐらいにきゅんきゅんくるよ!!
しかし、驚くべきはあのラスト(笑)。
パトリックの潔さと純真っぷりがパない(Sだけどな。笑)
これまでのロマンス本の秘書ものって、ヒロインが職場恋愛は駄目ということで退職するけどここではヒーローが退職するという展開 になっています(^_^;)
でも、そこもあるけど、とにかくこの二人が仕事に対して真面目で、絶対にそこは譲らない。
キラキラしたきれいごとばかりじゃなくて仕事の愚痴とかもあって、そんなところも良かったんです。
イケてない取引先とか、くたばれオヤジとか、そんな八つ当たりも微笑み(内心エロエロだが。笑)と共に受け止めてくれるとか…くっ。やっぱりご褒美ヒーローだな。
というわけで、ベルベット文庫は駄目だった読者さん、同じ作家さんの作品というのを忘れてこれを読んでみるべしよ?!
短いけど、キャー(∩´∀`)∩って勢いで読めるからね。
マメ男イケメン万歳よ\(^o^)/
ええ、この作家といえば『図書館司書グウェン~』で口から魂が出たので(爆)、正直これを買う(DLする)のは躊躇ったのですが…やはり何事も挑戦ですものね!(意味不明)
というわけで読みましたが…わ~い\(^o^)/
超好みなヒーローのお話でしたよーっ!!
さて。
お話はといえば、とある会社の女性重役であるミランダと、そのミランダ付きの個人秘書パトリックのあれやこれや。
BDSMものとか、ホットなエロティカに段々と免疫つき始めたが故に、食傷気味とまではいかないけどマンネリ具合を感じている方にはこれはいいですよ。
特に、お仕事に日々追われて疲れていらっしゃる読者さん!
つか、 働く女性読者へのご褒美ヒーローだろ、これ ってば!!
きつい会議でヘトヘトになっても、イケメンなヒーローがデスクの脇で静かに微笑んで、「おつかれさまです、ボス」と迎えてくれるんだよ?!
かゆいところに手が届く仕事のサポートっぷりといい、もう悶えるね!!
出しゃばらないけど、きっちり自分の意見も挟んでくる。
凛々しいったらありゃしないよ(萌)。
まぁ、このパトリックくんがカワイイ片思いくんなんだけど、そこはBDSMものなので読んでもらえれば(笑)。
エロでホットなんだけど、ヤバイぐらいにきゅんきゅんくるよ!!
しかし、驚くべきはあのラスト(笑)。
パトリックの潔さと純真っぷりがパない(Sだけどな。笑)
これまでのロマンス本の秘書ものって、ヒロインが職場恋愛は駄目ということで退職するけどここではヒーローが退職するという展開 になっています(^_^;)
でも、そこもあるけど、とにかくこの二人が仕事に対して真面目で、絶対にそこは譲らない。
キラキラしたきれいごとばかりじゃなくて仕事の愚痴とかもあって、そんなところも良かったんです。
イケてない取引先とか、くたばれオヤジとか、そんな八つ当たりも微笑み(内心エロエロだが。笑)と共に受け止めてくれるとか…くっ。やっぱりご褒美ヒーローだな。
というわけで、ベルベット文庫は駄目だった読者さん、同じ作家さんの作品というのを忘れてこれを読んでみるべしよ?!
短いけど、キャー(∩´∀`)∩って勢いで読めるからね。
マメ男イケメン万歳よ\(^o^)/
ミス・エルズワースと不機嫌な隣人 (ハヤカワ文庫 FT コ 4-1)
2014年8月10日 新刊レビュー
今年上半期の一番の驚きと拾い物な本を、と言われたら間違いなくこの本を選びます。
毎度。ファンタジーものが苦手! ファンタジーものが苦手!! な、ことのです(大事なことなので二度言いました。笑)
19世紀初頭の英国を舞台にし、ジェーン・オースティン『分別と多感』のオマージュというべき作品に、このメアリ・ロビネット・コワルという作家はとんでもないエッセンスを加えた。
魔術が日常生活に根ざしたという世界観だ。
さて、前出の通りファンタジーが苦手!と公言していることのさん、何で魔術云々のこの本がお気に入りになったのか。
理由は、その魔術の立ち位置にありました。
魔術の使い方が、余りに地に足ついているものだからなんですよ(笑)。
ええ、やれ人類の滅亡がかかっているとか、やれ世界の存亡がとか、挙句の黄泉還りとかではない、職人的魔術!
ブラボーではないか!
魔術と思わず、芸や職と同じで全然オッケーと考えればいいんですよ。
ここでは、貧乏貴族が財産の無さを隠す為に、幻影の魔法を利用しますがあれはその典型。
でも、そんなことばかりでなく、ウィンドーショッピングならぬ魔法ショッピングとか、使い方次第でこんなに女子力満載なことも出来る。
でも、壁紙もドレスも、人の生死とか世界の滅亡とかを左右するまでもない(当たり前だが)。
ましてや、流行りのスチームパンクのようにエーテル論からくる、胡散臭いメカ発明品が横行しているわけでもない。
実際、この作品の中では相変わらず馬車とか馬で移動していたりします。
エーテル論はあれど、そこから引き出したものが、そして世界観がここまでいい意味で地味なのが素晴らしい(全力で褒めてます。笑)。
つまり、魔術という大きな道具を用いていてなお、その世界観はゆっくりとした時間が流れていて、昨今流行りのスチームパンクにありがちのジェットコーター的高速展開もなく、ちょっとじりじり思うぐらい。
が、オースティン作品がそもそもそんなものなので、これこそまさに正しいとも。
もっとも、下敷きとなった『分別と多感』でも次女のあれこれに「コイツ、ボコって性格叩き直してぇぇぇ!」と昔から思っていることのさん(長女クラスタ)なんで(爆)、それはそれでどうなんでしょうか、というハナシなんですが(笑)。
ロマンスとしては、笑いが止まらない程のダンカーク氏の特徴なき優等生っぷりと当て馬っぷり、リヴィングストン大佐のチャラ男っぷりなんぞも吹っ飛ぶ 雇われ魔術師ヴィンセントの解凍くんっぷり ったら!
あの解凍くんっぷりは眩しいまででございました…はぁはぁ(*´Д`)
辛抱たまらんもっと下さい!!
ジェーンに渡した写生帳の件は、あまりのデレ甘な素晴らしさにくらくらしました…ロマンスですよ!
これぞ我々が求めるべきリリカルでスイートなロマンス!!
最近のエロエロエッサイムに食傷気味の方、ファンタジーやパラロマが苦手な方、しっとりしたロマンスが読みたい方、そして何よりもジェーン・オースティンが好きな方に読んで頂きたい。
21世紀の古典と見紛う傑作な一冊です。
ひねくれ者で天邪鬼読者のことのさんですら、これは正面から自信を持って推薦しますので(笑)。
毎度。ファンタジーものが苦手! ファンタジーものが苦手!! な、ことのです(大事なことなので二度言いました。笑)
19世紀初頭の英国を舞台にし、ジェーン・オースティン『分別と多感』のオマージュというべき作品に、このメアリ・ロビネット・コワルという作家はとんでもないエッセンスを加えた。
魔術が日常生活に根ざしたという世界観だ。
さて、前出の通りファンタジーが苦手!と公言していることのさん、何で魔術云々のこの本がお気に入りになったのか。
理由は、その魔術の立ち位置にありました。
魔術の使い方が、余りに地に足ついているものだからなんですよ(笑)。
ええ、やれ人類の滅亡がかかっているとか、やれ世界の存亡がとか、挙句の黄泉還りとかではない、職人的魔術!
ブラボーではないか!
魔術と思わず、芸や職と同じで全然オッケーと考えればいいんですよ。
ここでは、貧乏貴族が財産の無さを隠す為に、幻影の魔法を利用しますがあれはその典型。
でも、そんなことばかりでなく、ウィンドーショッピングならぬ魔法ショッピングとか、使い方次第でこんなに女子力満載なことも出来る。
でも、壁紙もドレスも、人の生死とか世界の滅亡とかを左右するまでもない(当たり前だが)。
ましてや、流行りのスチームパンクのようにエーテル論からくる、胡散臭いメカ発明品が横行しているわけでもない。
実際、この作品の中では相変わらず馬車とか馬で移動していたりします。
エーテル論はあれど、そこから引き出したものが、そして世界観がここまでいい意味で地味なのが素晴らしい(全力で褒めてます。笑)。
つまり、魔術という大きな道具を用いていてなお、その世界観はゆっくりとした時間が流れていて、昨今流行りのスチームパンクにありがちのジェットコーター的高速展開もなく、ちょっとじりじり思うぐらい。
が、オースティン作品がそもそもそんなものなので、これこそまさに正しいとも。
もっとも、下敷きとなった『分別と多感』でも次女のあれこれに「コイツ、ボコって性格叩き直してぇぇぇ!」と昔から思っていることのさん(長女クラスタ)なんで(爆)、それはそれでどうなんでしょうか、というハナシなんですが(笑)。
ロマンスとしては、笑いが止まらない程のダンカーク氏の特徴なき優等生っぷりと当て馬っぷり、リヴィングストン大佐のチャラ男っぷりなんぞも吹っ飛ぶ 雇われ魔術師ヴィンセントの解凍くんっぷり ったら!
あの解凍くんっぷりは眩しいまででございました…はぁはぁ(*´Д`)
辛抱たまらんもっと下さい!!
ジェーンに渡した写生帳の件は、あまりのデレ甘な素晴らしさにくらくらしました…ロマンスですよ!
これぞ我々が求めるべきリリカルでスイートなロマンス!!
最近のエロエロエッサイムに食傷気味の方、ファンタジーやパラロマが苦手な方、しっとりしたロマンスが読みたい方、そして何よりもジェーン・オースティンが好きな方に読んで頂きたい。
21世紀の古典と見紛う傑作な一冊です。
ひねくれ者で天邪鬼読者のことのさんですら、これは正面から自信を持って推薦しますので(笑)。
このハーレクイン・デジタルから電子先行で出ているエロティカ短編はマメに読んでいるのですが…こ、これはやはり書かずにはいられなかった(笑)。
これを、これをハーレクインが出す時代が来るなんて!
この短編、「ボスの専属調教師」の続編なのですが…普通、思うよね?
これは一作で終わると思うよね、ネタ的に?!
需要と供給が成り立った時点で、我々読者はそう思ってエンドマークを付ける筈。
しかし、この作者、とんでもない斜め上なものを続きとしてもってきた。
余りにポカーンとなったので、あえて伏字にしてみた。
まさか、一作目でサヨナラしたと思っていた男の気持ちを微妙にキープしつつ、Mの上司とイチャコラしながら、新しくやってきたイケメンとよろしくエッチした直後に上司がベッドルームに乗り込んできた展開\(^o^)/
思わず、昼メロ的な愁嘆場を待機してしまいました |д゚)
ドラマでよくある粘着質の愛人女が、ここではMの上司の男だっただけで(笑)
いやはや、上司ブルース…今回は別の意味でヤバかった(笑)。
あのラストに、続編を期待するのは私だけか?!
いや、もう、はっきり言う。
好きとか嫌いとか超越した好奇心と怖いもの見たさで、続きあったら読みたい(爆)
クレメントは当て馬のまま、アデューなのか、とか(爆)
ちなみに、これをロマンス本として購入するのは絶対に薦めません。
男百人斬りの勢いのヒロインのグローリー、とても受け入れてもらえないの分かっているから 絶対に薦めませんってばっっ(笑)。
そんなこんなで、真夏の灼熱の中、ホットな以上にいろんな意味でひんやりする一作でしたよ!(褒めているのか貶しているのかも分からなくなってきたでござる。誰か読んだ人、コメントぷりーず。笑)
これを、これをハーレクインが出す時代が来るなんて!
この短編、「ボスの専属調教師」の続編なのですが…普通、思うよね?
これは一作で終わると思うよね、ネタ的に?!
需要と供給が成り立った時点で、我々読者はそう思ってエンドマークを付ける筈。
しかし、この作者、とんでもない斜め上なものを続きとしてもってきた。
余りにポカーンとなったので、あえて伏字にしてみた。
まさか、一作目でサヨナラしたと思っていた男の気持ちを微妙にキープしつつ、Mの上司とイチャコラしながら、新しくやってきたイケメンとよろしくエッチした直後に上司がベッドルームに乗り込んできた展開\(^o^)/
思わず、昼メロ的な愁嘆場を待機してしまいました |д゚)
ドラマでよくある粘着質の愛人女が、ここではMの上司の男だっただけで(笑)
いやはや、上司ブルース…今回は別の意味でヤバかった(笑)。
あのラストに、続編を期待するのは私だけか?!
いや、もう、はっきり言う。
好きとか嫌いとか超越した好奇心と怖いもの見たさで、続きあったら読みたい(爆)
クレメントは当て馬のまま、アデューなのか、とか(爆)
ちなみに、これをロマンス本として購入するのは絶対に薦めません。
男百人斬りの勢いのヒロインのグローリー、とても受け入れてもらえないの分かっているから 絶対に薦めませんってばっっ(笑)。
そんなこんなで、真夏の灼熱の中、ホットな以上にいろんな意味でひんやりする一作でしたよ!(褒めているのか貶しているのかも分からなくなってきたでござる。誰か読んだ人、コメントぷりーず。笑)