おちくぼ 6 (花とゆめCOMICS)

最終巻ですが…予想よりもいい着地点で満足の一冊でした。
「ああ、少女マンガだなー」と思ったのが、三の姫と四の姫のところかな。もっとネガ展開な原作と比べたら、全然読後が爽やかに(笑)。

しかしデレアホな道頼が、思ったよりも原作寄りの腹黒粘質なところがポップな中に落とし込まれていてあっぱれでした…。
いや、あとは惟成の母(道頼の乳母)の暴走も書かれていたし。あそこカットされるかな、と思っていたので。

何よりも掲載誌が突然休刊し、最後の２話はWEBのみ配信という中、こうやって紙のコミックスできちんと最後まで出てくれた事が嬉しいね。
全巻揃って通して読んでも、やっぱり一番のお気に入りはメンクイでおしゃまでやんちゃな三郎君でした(笑)