今年の舞台納め

2015年12月12日 演劇
今年の舞台納め
今年の舞台納め
今年の舞台納め
宝塚歌劇の月組公演『舞音~MANON~』でした。
ずっと、亡くなった友達の助手席に乗って車で通っていたヅカに、今日は初めて自分の運転で行ってみました。

ヤバイな。簡単に行ける事がこれで分かってしまった(笑)。
自宅から数分で高速インターに乗れる環境、高速走ってたら宝塚に着くという状況…ハッキリ言ってリミッター解除したに近いな、これ(笑)。
チケットふらりと確保して、気軽にヅカに行けると再認識した(笑)。

作品そのものは、アヴェ・プレヴォーの『マノン・レスコー』というフランス文学の傑作を時代設定などを置き換えてのアレンジしたミュージカル。
しかし、この置き換えが実に素晴らしかった。
マルグリット・デュラス作品で分かるように、フランスと戦前のインドシナの愛憎のバランスは非常にセンシティヴで官能的なんだけど、ハマったね、この置き換えにそれが。
多分、心の中で「死ぬー死ぬー死ぬーっっツボすぎて死ぬーーーーっ」と叫んでたわ、芝居の間ずっと(真顔)。
悲劇なのは分かってたけど、ヅカだとこうなるのか…と真剣にいろいろいい意味で考える事が多かった。それぐらい余韻も含めて素晴らしかった。
あと、インドシナの衣装(ベトナムの民族衣装)が、実にマノン役、娘役トップの愛希れいかさんの長身に栄えるの!
勿論、真咲さんの白いフランス海軍将校の制服も素晴らしいんですが、あのれいかさんは特筆なのですよ!!

マイカーゆえ、予定より早めに着いたので劇場内のレストラン「フェリエ」で幕間時間に公演限定スイーツセットが食べられるように予約しておきました。
東南アジアが舞台の作品ゆえにバナナケーキでしたのよ。
美味しゅうございました(*´Д`)
あそこ、開演前の時間はモーニングメニューやってるから早めに行って、モーニングでブランチにするのも良いかもなー。
さすがに幕間のあの短時間でランチするのは、ちょっと苦しいし余裕なさすぎて優雅な気分じゃないので(笑)。
デザートぐらいの量がちょうどいいわ、幕間だと時間的に。

こうなってくると、来年もちょくちょくヅカに行くぞ!という気分の、舞台納めでした。
何より、好きなのね。根っから。ロマンスなものが。
悲劇も含めてね。

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