リージェンシーの花嫁たち (MIRA文庫)
2014年4月30日 新刊レビュー
ヒストリカルの短編集ですが、三作とも 芸風 作風が異なっていて、アンソロジーのいい見本とも。
だがしかしっ、話の長さとホットさの反比例がすぎるぞ(爆)
まぁ、そんなこんなでネームバリュー的に言うと、この本の看板はメアリ・バログということになるんでしょうが…その作品を読んだあとのことのさんの感想はこうでした。
「別にこれ、バログが書かなくても良くね?」(笑)
生まれ変わり、転生ものの運命の二人のお話なんですが、前世のカップルの死についての謎解き要素も含んだせいか、バログ本来の「人物造形の掘り下げ」が物足りない結果となっているように思えました。
上手いのは上手いのですが、これが転生要素のないものだったら、もっとしっとりした味わいの出来だったのでないのかしら?
短編の難しいところといえばそうなんですが、あえて言わせてもらうなら「看板」目当てに買った読者は、何だか読み足りない印象になるのでは、と。
続いてニコラ・コーニックは…いい意味でも悪い意味でも「ああ、ハーレクインだな」でした(笑)。
金太郎飴チックな展開も、なんか安心しちゃって、もう(笑)。
というか公爵ヒーローの苦悩とかそういう部分が軽くって、これが短編でなければ暴れるレベルにツッコミしていたでしょう(笑)。
「公爵っ、もっと爵位とか一族とか領民のことを考えてっっ!!」とか(笑)。
そこはやはり、公爵という爵位を設定した以上は、他の数ある爵位とは背負っているものの重みとか読ませるのがヒストリカル、特にイギリスを舞台にした場合は必要だと思うわけです。
そういった意味で、思わず拍手喝采したのがラストに収録されているシャーロット・フェザーストーンです!
いや、『公爵からの甘美な恋文』とかいうタイトルだけみて、「ちぇっ、また公爵かよ」とか思ったんですがね最初(笑)。
さっきコーニックのところで書いた、公爵という最高峰の爵位を設定したが故にこの話が成り立ったとも思えてなりません。
公爵家の後継者を残す、領地を治める、一族を守る、公爵家に嫁いだからには率先していろんな婦人活動をする…すべてのことを二人してそつなくこなしたが、そのせいで夫婦に訪れる倦怠期!
それを打破すべく物語が展開…おお。こういうのって、あまりないですよ?!
ラブシーンでここぞというところ(?)で、子供に邪魔されて露骨に毒づくヒーローとか、ロマンス小説では意外に書かれていません(笑)。
大人げない、と言われたらそこまでですが、ヒロインのことが、奥さんのことが好きすぎてついつい…とかいう、滅多にないパターンで攻めてきました(爆)
もうね、このヒーローのサトクリフ公爵クリスチャンのかわいさに萌えますよ~\(^o^)/
単なる夫婦の倦怠期対策ヒストリカルエロマンス、とか思ってるそこのアナタ、是非ともこの話を読むことをお勧めします!
いろいろと、本当にいろいろとクリスチャンには100万回ぐらいツッコミ必至なんですが(笑)、それ以上に 残念すぎて かわいいんですよ!!
一途だし、ラブイチャだし、まるで当て馬のように登場したヒロインの親友(お約束にイケメン)に嫉妬しすぎてぐるぐるなっちゃってるし(^^ゞ
エロときゅんきゅんが同居するとかいうゆゆしき事態ですが、クリスチャンなら良か良か(^◇^)
そんなこんなで、ことのさんのこの本はこんな印象(笑)
シャーロット・フェザーストーン > > > > > メアリ・バログ > ニコラ・コーニック
ごめん。正直すぎて\(^o^)/
だがしかしっ、話の長さとホットさの反比例がすぎるぞ(爆)
まぁ、そんなこんなでネームバリュー的に言うと、この本の看板はメアリ・バログということになるんでしょうが…その作品を読んだあとのことのさんの感想はこうでした。
「別にこれ、バログが書かなくても良くね?」(笑)
生まれ変わり、転生ものの運命の二人のお話なんですが、前世のカップルの死についての謎解き要素も含んだせいか、バログ本来の「人物造形の掘り下げ」が物足りない結果となっているように思えました。
上手いのは上手いのですが、これが転生要素のないものだったら、もっとしっとりした味わいの出来だったのでないのかしら?
短編の難しいところといえばそうなんですが、あえて言わせてもらうなら「看板」目当てに買った読者は、何だか読み足りない印象になるのでは、と。
続いてニコラ・コーニックは…いい意味でも悪い意味でも「ああ、ハーレクインだな」でした(笑)。
金太郎飴チックな展開も、なんか安心しちゃって、もう(笑)。
というか公爵ヒーローの苦悩とかそういう部分が軽くって、これが短編でなければ暴れるレベルにツッコミしていたでしょう(笑)。
「公爵っ、もっと爵位とか一族とか領民のことを考えてっっ!!」とか(笑)。
そこはやはり、公爵という爵位を設定した以上は、他の数ある爵位とは背負っているものの重みとか読ませるのがヒストリカル、特にイギリスを舞台にした場合は必要だと思うわけです。
そういった意味で、思わず拍手喝采したのがラストに収録されているシャーロット・フェザーストーンです!
いや、『公爵からの甘美な恋文』とかいうタイトルだけみて、「ちぇっ、また公爵かよ」とか思ったんですがね最初(笑)。
さっきコーニックのところで書いた、公爵という最高峰の爵位を設定したが故にこの話が成り立ったとも思えてなりません。
公爵家の後継者を残す、領地を治める、一族を守る、公爵家に嫁いだからには率先していろんな婦人活動をする…すべてのことを二人してそつなくこなしたが、そのせいで夫婦に訪れる倦怠期!
それを打破すべく物語が展開…おお。こういうのって、あまりないですよ?!
ラブシーンでここぞというところ(?)で、子供に邪魔されて露骨に毒づくヒーローとか、ロマンス小説では意外に書かれていません(笑)。
大人げない、と言われたらそこまでですが、ヒロインのことが、奥さんのことが好きすぎてついつい…とかいう、滅多にないパターンで攻めてきました(爆)
もうね、このヒーローのサトクリフ公爵クリスチャンのかわいさに萌えますよ~\(^o^)/
単なる夫婦の倦怠期対策ヒストリカルエロマンス、とか思ってるそこのアナタ、是非ともこの話を読むことをお勧めします!
いろいろと、本当にいろいろとクリスチャンには100万回ぐらいツッコミ必至なんですが(笑)、それ以上に
一途だし、ラブイチャだし、まるで当て馬のように登場したヒロインの親友(お約束にイケメン)に嫉妬しすぎてぐるぐるなっちゃってるし(^^ゞ
エロときゅんきゅんが同居するとかいうゆゆしき事態ですが、クリスチャンなら良か良か(^◇^)
そんなこんなで、ことのさんのこの本はこんな印象(笑)
シャーロット・フェザーストーン > > > > > メアリ・バログ > ニコラ・コーニック
ごめん。正直すぎて\(^o^)/
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