Station 小冊子付き特装版 タクミくんシリーズ (角川ルビー文庫)
2014年2月3日 読書
とうとう、とうとうこれが最終巻です。
読み終わってから3日たちますが…余韻とか、そういうのでなく、ただそこに「ラスト」があったといったらいいのか。
何があってもあっさり受け入れられるスキルが20数年かかって培われた身は、あのラストでも揺らぎませんでした。
あれは受けいれられない人もいるのかもしれません。
でも、粗方の方向性を大昔に知っていたので、むしろあれはポジティヴなエンドマークだと解釈しました。
「ギイがタクミを好きになった瞬間が分かった時は物語のラスト」
確かに、そうでした。
本当なら、三年生部分は無かったのですから(二重の意味で)、その分は余分に夢を見させてもらった、と思う事にしました。
それぐらい、ごとうさんが書かれた通り、彼らの二年生の部分が私にとっては全てだったから。
ずっと年をとらなくて、ずっと進級しなくて。
でもね、確かに「時間」は流れていて、それがあの特別な空間を具現していました。
私が『美貌のディテイル』以降の話をあまり熱心に読めなかった理由も、そこに関係していました。
キャラクターとしては、三年生編になって登場した三洲も真行寺も大のお気に入りなんだけど、その分、章三の出番が減ってしまいほろ苦く思ったりもしました。
シリーズものを、作者本人が考えていたところよりも「大人の事情」で延ばしたというのは、ハッキリは言ってらっしゃらないけど、作品の端々に見えていてそれが切なくも感じました。
だから、ご本人がツイッターで気楽に自由に書いてらした短編を集めた特装版小冊子が、まるで昔のような雰囲気でとても心地よいものであった事にホッとしたり。
オンラインの方でリアルタイムで読んでましたけどね(笑)。
もう少し落ち着いてから、全巻を再読したいと思います。
全27冊…ふぅ。よくぞ完結してくれました。
終わるのは寂しいけれど、生きているうちにラストが読めるというのも幸せということで。
読み終わってから3日たちますが…余韻とか、そういうのでなく、ただそこに「ラスト」があったといったらいいのか。
何があってもあっさり受け入れられるスキルが20数年かかって培われた身は、あのラストでも揺らぎませんでした。
あれは受けいれられない人もいるのかもしれません。
でも、粗方の方向性を大昔に知っていたので、むしろあれはポジティヴなエンドマークだと解釈しました。
「ギイがタクミを好きになった瞬間が分かった時は物語のラスト」
確かに、そうでした。
本当なら、三年生部分は無かったのですから(二重の意味で)、その分は余分に夢を見させてもらった、と思う事にしました。
それぐらい、ごとうさんが書かれた通り、彼らの二年生の部分が私にとっては全てだったから。
ずっと年をとらなくて、ずっと進級しなくて。
でもね、確かに「時間」は流れていて、それがあの特別な空間を具現していました。
私が『美貌のディテイル』以降の話をあまり熱心に読めなかった理由も、そこに関係していました。
キャラクターとしては、三年生編になって登場した三洲も真行寺も大のお気に入りなんだけど、その分、章三の出番が減ってしまいほろ苦く思ったりもしました。
シリーズものを、作者本人が考えていたところよりも「大人の事情」で延ばしたというのは、ハッキリは言ってらっしゃらないけど、作品の端々に見えていてそれが切なくも感じました。
だから、ご本人がツイッターで気楽に自由に書いてらした短編を集めた特装版小冊子が、まるで昔のような雰囲気でとても心地よいものであった事にホッとしたり。
オンラインの方でリアルタイムで読んでましたけどね(笑)。
もう少し落ち着いてから、全巻を再読したいと思います。
全27冊…ふぅ。よくぞ完結してくれました。
終わるのは寂しいけれど、生きているうちにラストが読めるというのも幸せということで。
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