渚と吐息のコンチェルト (MIRA文庫)
2013年8月20日 新刊レビュー
ジェイン・アン・クレンツのエクリプス・ベイ・トリロジーの一作目、読了~。
うふふ。やっとこれで納まった!
何がかというと、この中に登場するアリゾナ・スノーです。
そうです。斜め上キャラ満載のアーケイン・ソサエティ・シリーズでも異色の、エクリプス・ベイ(既刊では「イクリプス」)に在住する謎のミズ・スノー様はクレンツ愛読者にはお馴染みキャラ。
登場人物紹介に出てこなくても、そこを見ればアリゾナ婆ちゃんが!(笑)
やっと、ホームグラウンドのエクリプス・ベイでの話が翻訳されましたよー!!
おっと。
主役たちを放置しちゃうところでしたよ(笑)。
シリーズは、オレゴン州にある海辺の街エクリプス・ベイの2つの一家を中心に語られます。
この1巻では、三世代に渡って反目しあう一家の、ハート家の次女ハンナと、マディソン家の次男レイフが偶然出会い、海辺で夢や将来を語り合って心を開きあうことになりました。
その時は何もなく別れましたが、八年後に運命が再び2人をめぐり合わせる事に。
八年前の殺人事件、2つの家の反目の歴史、何よりエクリプス・ベイという街が絶妙な絡み具合でお話が進みます。
2人に残された遺産をきっかけに、八年前の出会いから出来た絆が強固なものとなって、ロマンスが進行していく様は流石クレンツ。
まぁ、そこはクレンツなので相変わらず妙なテンポのマイペース(すぎる)ヒーローが飄々と…バツイチくんとかいうから、どんな離婚理由かと思ったら…普通(?)なんですが…いやぁ、いいなぁ。そこまでにたどり着く過程が!
「結婚の長続きの秘訣はご飯を家で一緒に食べること!」
「奥さんが料理ダメならボクが!!」(ガチで料理学校に通って料理上手に)
その思考回路!さすがクレンツヒーローだわ!!(褒めてます。爆)
この時点でもってかれましたが、いい大人になっても、ティーンだったハンナの言った理想の男性リストを案外グチグチと引き摺っていたり(笑)。
ベタ惚れなまんまじゃんかよ、それ > いわゆるうっかり間違えた相手と結婚しちゃった系だな。
そんなレイフの運命の相手のハンナですが…うはは。
斜め上っぷりはヒーローにひけを取らないクレンツキャラ炸裂だな。
もっとも、男としては「彼女の飼い犬に気に入られるかどうかが判断基準」ってのは…凹むだろ、おい(爆)
幸い(なのか?)、このワンコのウィンストンとレイフが仲良しを通り越したいいコンビでねぇ…(レイフの料理で餌付けされたという説も。爆)
いやはや、これだからクレンツ作品のコージーっぷりと安定感ったら素晴らしいよー。
こういう作家特有のお約束のキーワードがそこいらに散りばめられていて、サスペンス部分もなにげにヒントが丁寧に書かれていて、犯人が意外でないことはロマサス作品多くあれど案外出来てないワケです。
脇役も相変わらずのかっ飛びっぷりで、前出のアリゾナ・スノーを筆頭にハンナの姉リリアン、兄ニック、レイフの祖父ミッチェル、兄ゲイブなどクセモノ揃いで笑うしかない!!
そんなこんなで、読んでもらえば「ああ。クレンツ節炸裂だな(笑)」とウキウキしながら最初から最後まで一気に読めるライトロマサスの1冊。
大変よろしゅうございましたよ!
勿論そこはトリロジーなので、しっかり次回への伏線もあります。
ええ、読まれた方はもうお分かりね。
仕事バカで彼女に逃げられてばかりのレイフの兄ゲイブくんが、ハンナの姉リリアンさんが経営するコンピューターお見合い会社に行くぞ!!と宣言して、この巻が終わるとか…分かりやす過ぎるだろ!(爆)
あの頓珍漢兄ちゃんがどんな珍言を吐くか考えただけでニラニラしちゃいますね!
2巻翻訳、早よっっ!!(・ω・)ノ
うふふ。やっとこれで納まった!
何がかというと、この中に登場するアリゾナ・スノーです。
そうです。斜め上キャラ満載のアーケイン・ソサエティ・シリーズでも異色の、エクリプス・ベイ(既刊では「イクリプス」)に在住する謎のミズ・スノー様はクレンツ愛読者にはお馴染みキャラ。
登場人物紹介に出てこなくても、そこを見ればアリゾナ婆ちゃんが!(笑)
やっと、ホームグラウンドのエクリプス・ベイでの話が翻訳されましたよー!!
おっと。
主役たちを放置しちゃうところでしたよ(笑)。
シリーズは、オレゴン州にある海辺の街エクリプス・ベイの2つの一家を中心に語られます。
この1巻では、三世代に渡って反目しあう一家の、ハート家の次女ハンナと、マディソン家の次男レイフが偶然出会い、海辺で夢や将来を語り合って心を開きあうことになりました。
その時は何もなく別れましたが、八年後に運命が再び2人をめぐり合わせる事に。
八年前の殺人事件、2つの家の反目の歴史、何よりエクリプス・ベイという街が絶妙な絡み具合でお話が進みます。
2人に残された遺産をきっかけに、八年前の出会いから出来た絆が強固なものとなって、ロマンスが進行していく様は流石クレンツ。
まぁ、そこはクレンツなので相変わらず妙なテンポのマイペース(すぎる)ヒーローが飄々と…バツイチくんとかいうから、どんな離婚理由かと思ったら…普通(?)なんですが…いやぁ、いいなぁ。そこまでにたどり着く過程が!
「結婚の長続きの秘訣はご飯を家で一緒に食べること!」
「奥さんが料理ダメならボクが!!」(ガチで料理学校に通って料理上手に)
その思考回路!さすがクレンツヒーローだわ!!(褒めてます。爆)
この時点でもってかれましたが、いい大人になっても、ティーンだったハンナの言った理想の男性リストを案外グチグチと引き摺っていたり(笑)。
ベタ惚れなまんまじゃんかよ、それ > いわゆるうっかり間違えた相手と結婚しちゃった系だな。
そんなレイフの運命の相手のハンナですが…うはは。
斜め上っぷりはヒーローにひけを取らないクレンツキャラ炸裂だな。
もっとも、男としては「彼女の飼い犬に気に入られるかどうかが判断基準」ってのは…凹むだろ、おい(爆)
幸い(なのか?)、このワンコのウィンストンとレイフが仲良しを通り越したいいコンビでねぇ…(レイフの料理で餌付けされたという説も。爆)
いやはや、これだからクレンツ作品のコージーっぷりと安定感ったら素晴らしいよー。
こういう作家特有のお約束のキーワードがそこいらに散りばめられていて、サスペンス部分もなにげにヒントが丁寧に書かれていて、犯人が意外でないことはロマサス作品多くあれど案外出来てないワケです。
脇役も相変わらずのかっ飛びっぷりで、前出のアリゾナ・スノーを筆頭にハンナの姉リリアン、兄ニック、レイフの祖父ミッチェル、兄ゲイブなどクセモノ揃いで笑うしかない!!
そんなこんなで、読んでもらえば「ああ。クレンツ節炸裂だな(笑)」とウキウキしながら最初から最後まで一気に読めるライトロマサスの1冊。
大変よろしゅうございましたよ!
勿論そこはトリロジーなので、しっかり次回への伏線もあります。
ええ、読まれた方はもうお分かりね。
仕事バカで彼女に逃げられてばかりのレイフの兄ゲイブくんが、ハンナの姉リリアンさんが経営するコンピューターお見合い会社に行くぞ!!と宣言して、この巻が終わるとか…分かりやす過ぎるだろ!(爆)
あの頓珍漢兄ちゃんがどんな珍言を吐くか考えただけでニラニラしちゃいますね!
2巻翻訳、早よっっ!!(・ω・)ノ
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