ジューンブライドはてんてこまい (創元推理文庫)
2013年8月4日 新刊レビュー
思えば私の読書好みというのは厄介なのです。
モットーが「読まず嫌いでなく読んで嫌いになるならいいだろ?!」(実話)なだけあって、何でも読みます(そのせいで、たまに中の人疑惑、年齢詐称疑惑が浮上します。笑)。
しかし、何でも読む分、その嗜好がピンポイントになって足枷となる場合も(笑)。
たとえば、ミステリを読んでいてもロマンス要素は欲しいです。
しかし、キャラクターがそのロマンスに傾倒する余りよろめきすぎると「色ボケしとらんと仕事しろやゴルァ!!」とか毒づくのは鉄板(爆)。
こんなロマンス読者、どうなんでしょうかね(笑)。
それが警察が仕事していないとなると「税金泥棒」とかまで言う始末です(爆)。
あと、完璧ヒロインやらスーパーヒロインものには「こんな人、友達(同僚)に欲しくない」「空気読んで下さいお願いします」とか、妙ちきりんな壁を築きます(非リアなせいでしょうか。爆)。
元々ミステリが本格ジャンルから入った人なので、ロマンスですら辻褄があっていないと執念深く設定破綻等を重箱の隅をつっつくように抉ります(笑)
コージーには、「キミとボク」的なセカイ系路線は求めていませんので、厄介な家族親族姻戚舅姑は欠かせません。
孤島もの以外は大勢いて下さい派です(笑)。
勿論、ニャンコにワンコ、名脇役動物たちははずせません!!
これは昨今の流行に逆行しますが、レシピものに関しては大きくしゃしゃり出てこられた時点で無言になってしまいます。
あくまでレシピは作品の世界構築要素の一つであって、それが大きなウエイトと占め、物語の本筋やキャラクター以上のものとなるのが私には今だ解せないのです(まるで付録が主なのか本誌が主なのか不明な昨今の雑誌のようだと思ったりします)
…。
……。
これでは正直、私って読む本、無いんでね?!とか、たまに心配になりますがね(爆)
こんな私が、久し振りに「あ。これは当たりでないのか?!」と思ったコージーミステリが、このクリスタ・デイヴィスでした。
1冊目でレシピが出てきた時には「ええっ、東京創元がレシピ付き?!」とか思いましたが、それ以外は古き良き時代のコージーものの雰囲気マンマン。
愛すべきヒロイン、困った家族、可愛いワンコとニャンコ!!
そして、勿論ロマンス部分もありよ~ん♪
2巻のこの1冊、1巻で出てきた、ヒロインのソフィの妹ハンナの結婚式が軸になっております。
大抵、コージーもロマンスも、結婚式にまつわるあれこれ大騒ぎはネタになりやすいとはいえ…これは壮絶でした(笑)。
元々、1巻の時点でソフィは将来の義理の弟となる新郎クレイグを胡散臭く見ていましたとはいえ、シリーズもの読者の安易な思い込みから「1巻で何もなかったんだから思いすごしよね」とか考えていたら…そうきたか!
いや、本当に迂闊ですんませんでした! > 誰ともなく謝ってみる(笑)
結婚式に集まる大勢の招待客(招待されてない客も)も、一見、秩序なき困った客の集団に見えて、いろんなところで繋がっていて、伏線もさりげなく。
ソフィとウルフ刑事のロマンスも…いやはや。絶対暗礁に乗り上げた!!とか思ったら、そうですかそうきますか(笑)。
確かに、刑事の彼女が毎回毎回死体第一発見者だったら…からかわれるよなぁ(^^ゞ
でも、バツイチでテキパキ仕事も出来るソフィさん、下手なロマンス小説のヒロインよりも鈍感なのよねぇ…いや、そりゃあアナタ、彼女が元夫と寝巻き姿で散歩していたらいい気分しないだろ彼氏!(なのにソフィは「なんでこの人、不機嫌なのかしらー」とか思っちゃう。1巻の「ミセス・ウィンストン!」の時にも気付かないし。笑)
あ、ちなみに『デスパレードの妻たち』にリアル登場しそうなソフィのライバル・ナターシャですが…私、彼女はもはやソフィへのライバル心をこじらせ過ぎて、既にソフィにとっては「困った親族枠」に入っているとさっさと自覚すべきだと思うの(笑)。この巻のハンナとのユニゾンっぷりなんて、まさにそうだったわ(笑)。
1巻のあれこれで、ソフィのお家に引き取られたネコのモチー(男の子)と、ソフィの飼い犬デイジー(女の子)もナイス活躍っぷりだったしウフフ。
というかっ。
本当に私はモチー推しなんですっっ!!(バンバンッ←机を叩く)
あの子は魔性のニャンコだわ…絶対、なんつーか、あらゆる言動(?)とそれに対するソフィのあれこれが妙齢の女性がジャニー○の子に振り回されてる感がするのよ!(バシバシッ←床を叩く)
はっ!
ここでモチー(何度もいいます。ネコです。笑)を熱く語ってどうする私!!(爆)
さーて。
1巻、2巻ときてまだまだ明かされてない謎がありますので早く続き読みたいですよね。
元々のソフィの現在の家の持ち主のおばさんの写真が傾く謎とか、ウルフの亡くなった奥さんの件とか。
でも、そこのアナタ。
その2つ以上の謎がありませんか?
そもそも、何でマースとナターシャが恋人同士なのか? ってのが(爆)
こんなに恋人を避けて、彼女の天敵である元嫁のところに逃げ込むマースが何で…とか思わずにはいられません(笑)
そんないろんな(?)謎も、ソフィとウルフのロマンスも、モチーくんの成長も気になります!
3巻、はよカム!!Щ(・д・)Щ
モットーが「読まず嫌いでなく読んで嫌いになるならいいだろ?!」(実話)なだけあって、何でも読みます(そのせいで、たまに中の人疑惑、年齢詐称疑惑が浮上します。笑)。
しかし、何でも読む分、その嗜好がピンポイントになって足枷となる場合も(笑)。
たとえば、ミステリを読んでいてもロマンス要素は欲しいです。
しかし、キャラクターがそのロマンスに傾倒する余りよろめきすぎると「色ボケしとらんと仕事しろやゴルァ!!」とか毒づくのは鉄板(爆)。
こんなロマンス読者、どうなんでしょうかね(笑)。
それが警察が仕事していないとなると「税金泥棒」とかまで言う始末です(爆)。
あと、完璧ヒロインやらスーパーヒロインものには「こんな人、友達(同僚)に欲しくない」「空気読んで下さいお願いします」とか、妙ちきりんな壁を築きます(非リアなせいでしょうか。爆)。
元々ミステリが本格ジャンルから入った人なので、ロマンスですら辻褄があっていないと執念深く設定破綻等を重箱の隅をつっつくように抉ります(笑)
コージーには、「キミとボク」的なセカイ系路線は求めていませんので、厄介な家族親族姻戚舅姑は欠かせません。
孤島もの以外は大勢いて下さい派です(笑)。
勿論、ニャンコにワンコ、名脇役動物たちははずせません!!
これは昨今の流行に逆行しますが、レシピものに関しては大きくしゃしゃり出てこられた時点で無言になってしまいます。
あくまでレシピは作品の世界構築要素の一つであって、それが大きなウエイトと占め、物語の本筋やキャラクター以上のものとなるのが私には今だ解せないのです(まるで付録が主なのか本誌が主なのか不明な昨今の雑誌のようだと思ったりします)
…。
……。
これでは正直、私って読む本、無いんでね?!とか、たまに心配になりますがね(爆)
こんな私が、久し振りに「あ。これは当たりでないのか?!」と思ったコージーミステリが、このクリスタ・デイヴィスでした。
1冊目でレシピが出てきた時には「ええっ、東京創元がレシピ付き?!」とか思いましたが、それ以外は古き良き時代のコージーものの雰囲気マンマン。
愛すべきヒロイン、困った家族、可愛いワンコとニャンコ!!
そして、勿論ロマンス部分もありよ~ん♪
2巻のこの1冊、1巻で出てきた、ヒロインのソフィの妹ハンナの結婚式が軸になっております。
大抵、コージーもロマンスも、結婚式にまつわるあれこれ大騒ぎはネタになりやすいとはいえ…これは壮絶でした(笑)。
元々、1巻の時点でソフィは将来の義理の弟となる新郎クレイグを胡散臭く見ていましたとはいえ、シリーズもの読者の安易な思い込みから「1巻で何もなかったんだから思いすごしよね」とか考えていたら…そうきたか!
いや、本当に迂闊ですんませんでした! > 誰ともなく謝ってみる(笑)
結婚式に集まる大勢の招待客(招待されてない客も)も、一見、秩序なき困った客の集団に見えて、いろんなところで繋がっていて、伏線もさりげなく。
ソフィとウルフ刑事のロマンスも…いやはや。絶対暗礁に乗り上げた!!とか思ったら、そうですかそうきますか(笑)。
確かに、刑事の彼女が毎回毎回死体第一発見者だったら…からかわれるよなぁ(^^ゞ
でも、バツイチでテキパキ仕事も出来るソフィさん、下手なロマンス小説のヒロインよりも鈍感なのよねぇ…いや、そりゃあアナタ、彼女が元夫と寝巻き姿で散歩していたらいい気分しないだろ彼氏!(なのにソフィは「なんでこの人、不機嫌なのかしらー」とか思っちゃう。1巻の「ミセス・ウィンストン!」の時にも気付かないし。笑)
あ、ちなみに『デスパレードの妻たち』にリアル登場しそうなソフィのライバル・ナターシャですが…私、彼女はもはやソフィへのライバル心をこじらせ過ぎて、既にソフィにとっては「困った親族枠」に入っているとさっさと自覚すべきだと思うの(笑)。この巻のハンナとのユニゾンっぷりなんて、まさにそうだったわ(笑)。
1巻のあれこれで、ソフィのお家に引き取られたネコのモチー(男の子)と、ソフィの飼い犬デイジー(女の子)もナイス活躍っぷりだったしウフフ。
というかっ。
本当に私はモチー推しなんですっっ!!(バンバンッ←机を叩く)
あの子は魔性のニャンコだわ…絶対、なんつーか、あらゆる言動(?)とそれに対するソフィのあれこれが妙齢の女性がジャニー○の子に振り回されてる感がするのよ!(バシバシッ←床を叩く)
はっ!
ここでモチー(何度もいいます。ネコです。笑)を熱く語ってどうする私!!(爆)
さーて。
1巻、2巻ときてまだまだ明かされてない謎がありますので早く続き読みたいですよね。
元々のソフィの現在の家の持ち主のおばさんの写真が傾く謎とか、ウルフの亡くなった奥さんの件とか。
でも、そこのアナタ。
その2つ以上の謎がありませんか?
そもそも、何でマースとナターシャが恋人同士なのか? ってのが(爆)
こんなに恋人を避けて、彼女の天敵である元嫁のところに逃げ込むマースが何で…とか思わずにはいられません(笑)
そんないろんな(?)謎も、ソフィとウルフのロマンスも、モチーくんの成長も気になります!
3巻、はよカム!!Щ(・д・)Щ
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