はじめてのダンスは公爵と (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
2013年5月10日 新刊レビュー
アメリア・グレイの翻訳二冊目、今度は二見書房からお目見えです。
ちょっとニヤニヤしちゃうよ!!
同じ時期に別の出版社から、初めての作家さんが翻訳される!
しかも別シリーズもので!!
何かそれだけで嬉しく楽しみなのに、これ、どちらも世界観が同じなんですよ。
本格的なスピンオフになるかはこれから次第、ですかな。
ちなみに、ネタばれはしていないのでどこがリンクしているか説明すると、この前、日記に書いた『舞踏会で秘密をささやいて』で、物語のキーとなっていたゴシップ欄記事担当者「トゥルーフィット卿」です。
こっちのシリーズでも、ゴシップ欄は卿が担当です(笑)。
卿の中の人が誰か、は不明ですがね(爆)。
思わず、『舞踏会~』のゴシップ記事に、この話に登場した件の記事がないか全部確認しちゃいましたよ?! > なかったけど。
幼い頃に両親を亡くし、後見人の元で暮らしてきたヘンリエッタ。
不思議な事に、彼女の後見人たちは皆、不慮の死を遂げてきた。そのせいもあり、彼女は己が呪われた身だと信じてきたのだが。
そんな時、新たに後見人に指定されたのがブレイクウェル公爵ルシアン。
本当なら彼の父親がヘンリエッタの後見人となっていたのだろうが、先代公爵は亡くなって、年若い身で公爵家を継いだのがルシアン(通称ブレイク)だった。
2人は、初めて逢った時から惹かれ合うのだが、後見人と被後見人という立場から距離を置こうとするブレイク、そして呪いのせいでブレイクの身に危険が及ぶのでは、と距離を置こうとするヘンリエッタ。
惹かれあってはいても、辛いけど彼女の結婚相手を探さねば…と。
そして、彼女の社交界デビューの日が。
うわ、ベタ!
ベタだよーベタベタ!!
でも、全然それが嫌じゃないんですよ!!
多分、それはヒーローであるブレイクのキャラクターにあると思います(笑)。
久し振りだわ…こんな いじめられっこイケメンヒーロー ってば!(褒めています。多分)
いや、もう、全てにおいて残念オーラがパないですよブレイク!(褒めています。きっと)
社交界でも名高い、放蕩者従兄弟三人衆の中の最高爵位でありながら、保護欲にかられずにはいられない末っ子のいじめられっこ!(褒めています。そんな気が)
何か、従兄のモーガン(伯爵)とレイス(侯爵)と三人でいると、いつもイジられていて(´・ω・`)なカンジ(またそれが良く分かるんだ。読者も。爆)
このブレイクくん、公爵位を継いだのはいいが、先代からの秘書と折り合いが悪く、後先考えずクビにしちゃって後任を決めるにもズルズルと先送りし、書斎机上を腐海に変えるとか!(爆)
もうね、その腐海を見たヘンリエッタが軽くひいて思わず整頓始めちゃうレベル(爆)
肝心のヘンリエッタの弁護士からの手紙も、その腐海に沈んでいたせいでサプライズご対面になったとか、全然笑えません公爵!!
うら若き女性の後見人なんてやったことないしー、んじゃあ!と、元愛人にアドバイスを貰うがてらシャペロンに!よしっ!!オレ、頑張れたよ!!とか思ったら、元愛人現在友達の未亡人にケチョンケチョンにこき使われ、鼻で笑われている始末!(爆)
そもそも、あの元愛人のコンスタンスさん…えーっと、何でブレイクと?とか聞きたい(笑)。
だって、どう見ても肉食系コンスタンスさんに、のほほんお坊ちゃんのブレイク…食われたか?(爆) 多分、コンスタンスさんの一瞬の気の迷いだったとしか!(爆)
「あー。コイツ いろいろ残念だから 友達でいいや」とか思ったとか思わなかったとか(爆)
また、そのコンスタンスさんが鬼軍曹じみていてかっちょいい上に、ヘンリエッタもそれを初対面から把握してしっかり空気を読めるお嬢さんなものだから…あはは(^^ゞ
ブレイクくんののほほんっぷりが余計目立つとかねー(´・ω・`)
一生懸命、「頑張ってヘンリエッタへの気持ちを抑えているんだボク!!」とかアピールしていた筈が、「いや、アンタ以外、全員知ってるしそれ!!」とか一蹴されてみたり(´・ω・`)
「今度こそは秘書を雇って仕事のデキる男を前面的に推してくよ!!」とか決意してた筈なのに、いつまでたっても面接もせず、ズルズルとヘンリエッタに書類整理やらせていて「ああ、スムーズに出来る♪」とかちょっと違うよ公爵!的だったり(´・ω・`)
なんつーか、阿呆な子ほど可愛いというか…超かわいいよブレイク!
↑
すみません。恐ろしいまでのブレイク推しで!(笑)
でも、ロマンスとしてもとってもラブラブアイウォンチューカマンベイベーで良いのよ!
ベタ甘好きな方も満足のイチャっぷりですわよ。
脳内でヘンリエッタを着せ替え妄想しては萌えてたり、社交界での催しのたび、嫉妬炸裂のブレイクの様子とか │壁│ω・`)
脇役キャラクターも面白いし、細かいところでクスッと笑える設定とか(あの時代設定で動物アレルギーのヒロインって初めて見たかも!)、とにかく丸ごと楽しめます。
つか、事件も起こらなかったし、悪役らしい悪役も出なかったイチャラブ癒し系ともとれる1冊でした。お勧め!
本当に、のんびりヒーローとしっかり者ヒロインの正統派(?)ロマンスですわよー。
このアメリア・グレイ、すっかり作家としてもお気に入りになり、シリーズとしてもお気に入りになりました♪
残る二人の従兄編、是非とも読みたいわ!!Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
ちょっとニヤニヤしちゃうよ!!
同じ時期に別の出版社から、初めての作家さんが翻訳される!
しかも別シリーズもので!!
何かそれだけで嬉しく楽しみなのに、これ、どちらも世界観が同じなんですよ。
本格的なスピンオフになるかはこれから次第、ですかな。
ちなみに、ネタばれはしていないのでどこがリンクしているか説明すると、この前、日記に書いた『舞踏会で秘密をささやいて』で、物語のキーとなっていたゴシップ欄記事担当者「トゥルーフィット卿」です。
こっちのシリーズでも、ゴシップ欄は卿が担当です(笑)。
卿の中の人が誰か、は不明ですがね(爆)。
思わず、『舞踏会~』のゴシップ記事に、この話に登場した件の記事がないか全部確認しちゃいましたよ?! > なかったけど。
幼い頃に両親を亡くし、後見人の元で暮らしてきたヘンリエッタ。
不思議な事に、彼女の後見人たちは皆、不慮の死を遂げてきた。そのせいもあり、彼女は己が呪われた身だと信じてきたのだが。
そんな時、新たに後見人に指定されたのがブレイクウェル公爵ルシアン。
本当なら彼の父親がヘンリエッタの後見人となっていたのだろうが、先代公爵は亡くなって、年若い身で公爵家を継いだのがルシアン(通称ブレイク)だった。
2人は、初めて逢った時から惹かれ合うのだが、後見人と被後見人という立場から距離を置こうとするブレイク、そして呪いのせいでブレイクの身に危険が及ぶのでは、と距離を置こうとするヘンリエッタ。
惹かれあってはいても、辛いけど彼女の結婚相手を探さねば…と。
そして、彼女の社交界デビューの日が。
うわ、ベタ!
ベタだよーベタベタ!!
でも、全然それが嫌じゃないんですよ!!
多分、それはヒーローであるブレイクのキャラクターにあると思います(笑)。
久し振りだわ…こんな いじめられっこイケメンヒーロー ってば!(褒めています。多分)
いや、もう、全てにおいて残念オーラがパないですよブレイク!(褒めています。きっと)
社交界でも名高い、放蕩者従兄弟三人衆の中の最高爵位でありながら、保護欲にかられずにはいられない末っ子のいじめられっこ!(褒めています。そんな気が)
何か、従兄のモーガン(伯爵)とレイス(侯爵)と三人でいると、いつもイジられていて(´・ω・`)なカンジ(またそれが良く分かるんだ。読者も。爆)
このブレイクくん、公爵位を継いだのはいいが、先代からの秘書と折り合いが悪く、後先考えずクビにしちゃって後任を決めるにもズルズルと先送りし、書斎机上を腐海に変えるとか!(爆)
もうね、その腐海を見たヘンリエッタが軽くひいて思わず整頓始めちゃうレベル(爆)
肝心のヘンリエッタの弁護士からの手紙も、その腐海に沈んでいたせいでサプライズご対面になったとか、全然笑えません公爵!!
うら若き女性の後見人なんてやったことないしー、んじゃあ!と、元愛人にアドバイスを貰うがてらシャペロンに!よしっ!!オレ、頑張れたよ!!とか思ったら、元愛人現在友達の未亡人にケチョンケチョンにこき使われ、鼻で笑われている始末!(爆)
そもそも、あの元愛人のコンスタンスさん…えーっと、何でブレイクと?とか聞きたい(笑)。
だって、どう見ても肉食系コンスタンスさんに、のほほんお坊ちゃんのブレイク…食われたか?(爆) 多分、コンスタンスさんの一瞬の気の迷いだったとしか!(爆)
「あー。コイツ
また、そのコンスタンスさんが鬼軍曹じみていてかっちょいい上に、ヘンリエッタもそれを初対面から把握してしっかり空気を読めるお嬢さんなものだから…あはは(^^ゞ
ブレイクくんののほほんっぷりが余計目立つとかねー(´・ω・`)
一生懸命、「頑張ってヘンリエッタへの気持ちを抑えているんだボク!!」とかアピールしていた筈が、「いや、アンタ以外、全員知ってるしそれ!!」とか一蹴されてみたり(´・ω・`)
「今度こそは秘書を雇って仕事のデキる男を前面的に推してくよ!!」とか決意してた筈なのに、いつまでたっても面接もせず、ズルズルとヘンリエッタに書類整理やらせていて「ああ、スムーズに出来る♪」とかちょっと違うよ公爵!的だったり(´・ω・`)
なんつーか、阿呆な子ほど可愛いというか…超かわいいよブレイク!
↑
すみません。恐ろしいまでのブレイク推しで!(笑)
でも、ロマンスとしてもとってもラブラブアイウォンチューカマンベイベーで良いのよ!
ベタ甘好きな方も満足のイチャっぷりですわよ。
脳内でヘンリエッタを着せ替え妄想しては萌えてたり、社交界での催しのたび、嫉妬炸裂のブレイクの様子とか │壁│ω・`)
脇役キャラクターも面白いし、細かいところでクスッと笑える設定とか(あの時代設定で動物アレルギーのヒロインって初めて見たかも!)、とにかく丸ごと楽しめます。
つか、事件も起こらなかったし、悪役らしい悪役も出なかったイチャラブ癒し系ともとれる1冊でした。お勧め!
本当に、のんびりヒーローとしっかり者ヒロインの正統派(?)ロマンスですわよー。
このアメリア・グレイ、すっかり作家としてもお気に入りになり、シリーズとしてもお気に入りになりました♪
残る二人の従兄編、是非とも読みたいわ!!Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
コメント