本日発売の最新刊。
残るは来月発売の最終巻のみとなりました「モノクロ少年少女」。

この11巻は、ケダ高祭の最終日から、呉羽と右京の「最後の賭け」までが収録。
そして書き下ろしは、ネコ科マスターが2本…というか!
そうなのか!!本編と離れたギャグネタと読んでいたのに、しっかり話の流れによって「変化」していましたよ。
これは上手い!!とすんごい納得して読みました2本です。

既に、本日同時発売の本誌で、連載は最終回を迎えました。
作者である福山リョウコさんは、12巻での書きおろし分以外は、番外編等は全く考えていないと、潔い心意気でラストスパートされておりました。
だからこその渾身と納得のラストです。
涙が止まりませんでした。
雑誌購読者にのみ与えられた「ギフト」(本編に何度も登場するケダ高のシステムの最たるもの)の何と素晴らしかったことか!
あれは、前代未聞の取り組みだったかと思われます。
読了の勢いきって、ご本人にアクセスしたところ、すぐにお返事が頂けた上に、ずっと応援していた事を覚えていて下さって逆にお礼を言われました。
が、こっちが何十倍も楽しませてもらっていたので、勿体ないやら、もう読めないのが寂しいやら。

長い連載となると、グタグタな展開になり、最後の方は惰性で読むものも少なくないのに、しっかり最初からラストと展開が本人の中でゆるぎない作品というものはこうも違うのか、と感心すらしております。
この巻の表紙は、来月発売の12巻と共にUst生中継で彩色を拝見しました。
ああ、茅と蝶々の何と幸せそうな事!!と、うるうるきていたのに…やられた。福山さんにやられた。
こんな真面目な巻ですら、あの中扉のネタ扉は健在でした(笑)。
くっそ、このバカップルめ!!(爆)
来月発売の最終巻に、どんな仕掛けがされているのか…ちょっとドキドキですな!!

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