あだち充の作品では『陽あたり良好!』と『みゆき』が好きなことのです。
こんばんは(いきなりKY全開。爆)。
だってさー、『みゆき』と『エリア88』読みたさに「少年ビッグ」を買っていた女ですよ私!(キリッ

まぁ、それはさておき。
昨日、ツイッターでフォロワーの方のツイートで「明日発売のダ・ヴィンチ、パラノーマルロマンスの記事があるんですってー」というタレコミが!
おお、それは買いますぜよ! と、6ページの記事の為にお買い上げだぞ > 大人だからなっ!!(笑)

で、読んだ。

これ、パラノーマルロマンス特集というより、パラノーマル・ヤングアダルト特集でないのか?という偏りっぷりが何とも…な記事内容でした(^^;
推し本が、『トワイライト』『シャドウハンター』『漆黒のエンジェル』『霊能者は女子高生!』ときては(笑)。
いや、全部持ってるし蔵書ですけどね(笑)。
だからこそなのよー。
ヴィレッジブックスの本がえらくフューチャーされているんですが(なにせ『トワイライト』の版元)、それなら他にもあるのになぁ。
新刊だし、『漆黒~』は映画化も決まっているから前面に出したいのも分かるんだけどなぁ・・・んががっ。
それならメグ・キャボットを並べるようにするのは勘弁願いたい。
「え? ラノベ?ちょっと、なぁ・・・」と、あの見開きだけでパラを初めて読もうという人の幾人かを篩にかけました、あれ。
(ましてやメグ・キャボットは理論社から出た分の改訳文庫化なので厳密な意味の新作ではない)
他にもあるじゃん、ヴィレッジのパラノーマル・ロマンス!
ローリ・フォスターの別名義L・L・フォスターの「光の使者ギャヴィ・コーディ」三部作とか、カレン・マリー・モニングのハイランド・シリーズとかフィーバー・シリーズとか。
メリー・ジェントリーよりも、同じハミルトン作品ならアニタ・ブレイク・シリーズのがウェアウルフもヴァンパイアも出てくるのにっ!とか、本当に、あのページ数でどんだけ盛り上がったのか私(笑)
まぁ、つまりはあの記事の狙った年齢層が明らかにヤングアダルト層だと思う推し本の数々で、読んではいるもののピンときませんでした。
英国パラソル奇譚は、まぁ、手堅い目玉作品でしょうが・・・ああ。担当選者がヤングアダルト作品ウォッチャーじゃあな。
たまに『高慢と偏見とゾンビ』と『妖精女王メリー・ジェントリー』みたいなヤバ変化球も選んではいるけど、全体的にポップでビジュアル化に向いた作品が多いですね。
私のようなニッチな読者には・・・まぁ、その、いろんな意味でホニャララでワロタ(爆)

いや、そんな事は正直どうでもいい。
本当にどうでもいい。
あの記事の最大の驚愕の部分はこれだ!!

J・D・ロブ(ノーラ・ロバーツの別名義)のイヴ&ロークシリーズをパラノーマル・ロマンスとのたまった件

こ、腰が抜けたーーーーっ!
というか、なにをもってしてあのシリーズをパラノーマルとかいうカテゴライズするのだ?!
確かにロークは、魔法のように金を持っているが、それは単に彼の趣味が金儲け、特技が金儲け、仕事が金儲けなだけだ!(爆)
オートシェフやらホログラムも魔法のようですが、あれは時代設定が近未来なのでテクノロジーが発達した結果のシロモノです(つまりはドラえもんの道具みたいなもの)。
このシリーズを読みはじめて10年になりますが、今だかつてこれをパラノーマルなどと言った人にはお目にかかった事はありません。
(きっとノーラ本人もビックリだよ。爆)
事実、RITA賞などでもこの作品のカテゴリーは「(近未来設定の)ロマンティック・サスペンス」です。
ノーラ名義もお読みの方は分かるでしょうが、彼女のパラノーマル作品には、妖精とか魔法とかしっかり出てきます(何作かは柿沼先生の翻訳なので読んで!笑)。
どちらも読めば、その違いは明らかです。
絶賛休刊中(笑)のハヤカワイソラ文庫からお勧め作品をチョイスしているよりも、私としてはこっちが一番解せない。
長年のノーラ読者として、彼女の作品を頓珍漢且つ上っ面にカテゴライズして下さるなんて余計なお世話としか(失笑)。
そんな事をしなくても、現時点で翻訳は28巻と巻数を重ねていますからね。うん。

さてはて。
そこで、ふとした考えが・・・この記事、誰得だったのだ?(笑)
ウズウズするだけで納得いかなかった事のが多かった点から、私得でなかった事は確かだ・・・ちっ、立ち読みにしてりゃあ良かった(本音)。

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