二度目のチャンスをあなたと (マグノリアロマンス)
2011年9月6日 新刊レビュー
さ。読了積み積み本を地道にここの舞台に送り込む作業を再開するとして。
この本です。
マヤ・バンクスの長編新シリーズ1冊目です。
読み終わってから、かなりたっていますが、ここにあげるまでにこんなに時間を要しました。
今回は、夫婦のやりなおしものをベースに、軍事集団KGI(ケリー・グループ・インターナショナル)を絡めた話となっています。
・・・。
・・・・・・。
ここで感想終わっていい?!(爆)
途中からは、いろんな意味で笑いが止まらなかったんですけどね。
とにかく、ツッコミ上等ネイティヴ関西人なことのさんでも限界はあります。
こんだけ穴だらけの設定と話にツッコミし続ける っていうのは!
最初から躓きだったのよ。
主人公イーサンの妻レイチェルの命日に、「お前の女房は生きている」という手紙が届くという件から。
そもそも、何で手紙を出すのは一年後でなければならんかったのか、とか、「偶然命日に届いたとしたらロマンスよねっ!ドラマティックよねキャッ(はあと)」とかいう、それはそれは作者が妄想盛り上がりを洩らしたとしか思えないノリが感じられて・・・トホホ。
第一、あの差出人がビジネス宅配メールみたいなもんをどこから出したんだ?
出したら出したで、何らかのアシつくだろオイ!!とか、細かいところを煮詰めてないままヒーロー候補てんこ盛りシリーズ書くぞ!!な鼻息荒いイノシシ状態なところが・・・もう・・・いたたまれないというか(^^;
でね、言っていい?
別にこの二人、やり直してもらわなくても読者的には何ら不都合はありませんのですが?(キッパリ
地獄から甦ってきたヒロインのレイチェルだが、こんだけ現実味の薄い、そしてキャラクター造詣も薄いヒロインは久し振りだ!オス!!
ケリー家に居候するラスティが、家族のレイチェル賛美にチッ、となりますが、まさに読んでることのさんもあの状態。
教え子が親を亡くしたから、お気に入りの娘だったからとかいって過度の抱え込み状態のケリー家の母親もよく分からない。
そして、その状況を違和感なく受け入れて、水を得た魚のようにそれぞれタイプの違うケリー家の息子たちとキャッキャッウフフしているレイチェルが不気味でね・・・いえ。そう思ったのは、記憶を無くしているにも関わらず、自分に都合のよいお姫様プレイ記憶(爆)だけは苦労なく速攻取り出せたりするあたり。
で、彼女に対して一線をおいてた長男サムに関しては、守りに入るってのが本性黒いんでないのか?とか勘繰りたくなりますな(笑)。
何かね、レイチェルとケリー兄弟のあれこれを読んでいて、昔懐かしの雑誌『なかよし』時代のあさぎり夕先生のマンガを思い出したんですよ。
チビでチンクシャなタイプのヒロインに、タイプの違うイケメンがよりどりみどり5人以上とかいうあれ(笑)。
当時、あさぎりさんは、読者からの問い(「どうしていつも女の子一人に男の子沢山というパターンなんですか?」)に「だって、女の子描くより男の子いっぱい描く方が断然好きだもん」という類の一刀両断の解答をなさいましたが、まさにそんなカンジ。
ここでケリー兄弟各自にコアサポーター的読者がついてシリーズ安泰!バンザイ!!!というパターンが見え隠れしますが・・・ゴメン。
全然萌えませんでしたわ私(笑)。
むしろ萎えた(笑)。
それはヒーローのイーサンがクソ野郎、あ、いや。救いがたい馬鹿(レイチェルの流産以降のくだりは本当に、妄想で撲殺しそうなぐらい駄目男だった。ガタイばかりは立派だが、脳みそは幼児レベル)でどうでも良かったのにも起因していたりしますが、もう、こんな命かけるような危険な職業にこんな間抜け一家がそれぞれ着任していていいのか?!(^^ゞ
何よりも・・・言っていいですか?
何処に、口には出せないような秘密任務をも請け負う命がけの軍事組織に、自分ちの苗字をデカデカ名乗るバカなプロがありますか?!
ここね!ここがキモ!!
これを見た時点で腰が抜けたよ(爆)。
しかもご丁寧に家族経営・・・間抜けが更に上乗せで、もはや怒るの通り過ぎて、笑うにも疲れてしまって・・・燃え尽きた(ちゅどーんっ)。
あれだけデカイ看板あげて、それで家族が安穏として生活していけるなんて、ファンタジー脳にもほどがある。
危機管理の初歩から脱落だよ、ここ(^^;
タイトルと相反して、ことのさんに関しては、このシリーズに二度目のチャンスはこない可能性濃厚!!(爆)
かろうじて、ケリー家の末っ子で双子弟のネイサンの相手が、ラスティなら読んでもいいかな、でも古本屋待ち!程度な関心度合い(^^;
・・・マヤ・バンクスは、あの一家の斜め上な話で読むのを終えるべきだったのか。それとも単に、同性の地雷になりやすい非実在的リア充ヒロインに呪われてしまったのかは謎(爆)。
この本です。
マヤ・バンクスの長編新シリーズ1冊目です。
読み終わってから、かなりたっていますが、ここにあげるまでにこんなに時間を要しました。
今回は、夫婦のやりなおしものをベースに、軍事集団KGI(ケリー・グループ・インターナショナル)を絡めた話となっています。
・・・。
・・・・・・。
ここで感想終わっていい?!(爆)
途中からは、いろんな意味で笑いが止まらなかったんですけどね。
とにかく、ツッコミ上等ネイティヴ関西人なことのさんでも限界はあります。
こんだけ穴だらけの設定と話にツッコミし続ける っていうのは!
最初から躓きだったのよ。
主人公イーサンの妻レイチェルの命日に、「お前の女房は生きている」という手紙が届くという件から。
そもそも、何で手紙を出すのは一年後でなければならんかったのか、とか、「偶然命日に届いたとしたらロマンスよねっ!ドラマティックよねキャッ(はあと)」とかいう、それはそれは作者が妄想盛り上がりを洩らしたとしか思えないノリが感じられて・・・トホホ。
第一、あの差出人がビジネス宅配メールみたいなもんをどこから出したんだ?
出したら出したで、何らかのアシつくだろオイ!!とか、細かいところを煮詰めてないままヒーロー候補てんこ盛りシリーズ書くぞ!!な鼻息荒いイノシシ状態なところが・・・もう・・・いたたまれないというか(^^;
でね、言っていい?
別にこの二人、やり直してもらわなくても読者的には何ら不都合はありませんのですが?(キッパリ
地獄から甦ってきたヒロインのレイチェルだが、こんだけ現実味の薄い、そしてキャラクター造詣も薄いヒロインは久し振りだ!オス!!
ケリー家に居候するラスティが、家族のレイチェル賛美にチッ、となりますが、まさに読んでることのさんもあの状態。
教え子が親を亡くしたから、お気に入りの娘だったからとかいって過度の抱え込み状態のケリー家の母親もよく分からない。
そして、その状況を違和感なく受け入れて、水を得た魚のようにそれぞれタイプの違うケリー家の息子たちとキャッキャッウフフしているレイチェルが不気味でね・・・いえ。そう思ったのは、記憶を無くしているにも関わらず、自分に都合のよいお姫様プレイ記憶(爆)だけは苦労なく速攻取り出せたりするあたり。
で、彼女に対して一線をおいてた長男サムに関しては、守りに入るってのが本性黒いんでないのか?とか勘繰りたくなりますな(笑)。
何かね、レイチェルとケリー兄弟のあれこれを読んでいて、昔懐かしの雑誌『なかよし』時代のあさぎり夕先生のマンガを思い出したんですよ。
チビでチンクシャなタイプのヒロインに、タイプの違うイケメンがよりどりみどり5人以上とかいうあれ(笑)。
当時、あさぎりさんは、読者からの問い(「どうしていつも女の子一人に男の子沢山というパターンなんですか?」)に「だって、女の子描くより男の子いっぱい描く方が断然好きだもん」という類の一刀両断の解答をなさいましたが、まさにそんなカンジ。
ここでケリー兄弟各自にコアサポーター的読者がついてシリーズ安泰!バンザイ!!!というパターンが見え隠れしますが・・・ゴメン。
全然萌えませんでしたわ私(笑)。
むしろ萎えた(笑)。
それはヒーローのイーサンがクソ野郎、あ、いや。救いがたい馬鹿(レイチェルの流産以降のくだりは本当に、妄想で撲殺しそうなぐらい駄目男だった。ガタイばかりは立派だが、脳みそは幼児レベル)でどうでも良かったのにも起因していたりしますが、もう、こんな命かけるような危険な職業にこんな間抜け一家がそれぞれ着任していていいのか?!(^^ゞ
何よりも・・・言っていいですか?
何処に、口には出せないような秘密任務をも請け負う命がけの軍事組織に、自分ちの苗字をデカデカ名乗るバカなプロがありますか?!
ここね!ここがキモ!!
これを見た時点で腰が抜けたよ(爆)。
しかもご丁寧に家族経営・・・間抜けが更に上乗せで、もはや怒るの通り過ぎて、笑うにも疲れてしまって・・・燃え尽きた(ちゅどーんっ)。
あれだけデカイ看板あげて、それで家族が安穏として生活していけるなんて、ファンタジー脳にもほどがある。
危機管理の初歩から脱落だよ、ここ(^^;
タイトルと相反して、ことのさんに関しては、このシリーズに二度目のチャンスはこない可能性濃厚!!(爆)
かろうじて、ケリー家の末っ子で双子弟のネイサンの相手が、ラスティなら読んでもいいかな、でも古本屋待ち!程度な関心度合い(^^;
・・・マヤ・バンクスは、あの一家の斜め上な話で読むのを終えるべきだったのか。それとも単に、同性の地雷になりやすい非実在的リア充ヒロインに呪われてしまったのかは謎(爆)。
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