白い月の罠 (ランダムハウス講談社文庫)
2009年12月22日 新刊レビュー
レベッカ・ヨークのムーン・シリーズ6冊目、読了っ。
わっはっは、真冬に真っ裸祭りな1冊でとっても楽しかったの!(笑)
いやー。本当に笑った笑った。
今回は、前作ラスト直後のお話で、主人公は前作のヒーローであるランス・マーシャルの弟ローガン・マーシャル。
自然に生きるウェアウルフ一族のマーシャルの男らしく???職業は造園業(笑)。
ローガンくん、前作ラストで異世界からの悪の化身を倒した恐るべき(笑)マーシャル一族の奥さん達と 彼女たちのペットのオオカミ マーシャル家の狼くん達のラブラブっぷりを見て、独り身の寂しさからその場を後にする。
いつか僕にも運命の伴侶が現れるのか~、とこれがミュージカルなら歌ってしまいそうな心境。
そんな彼が、ある夜、メリーランドの森の奥でまるで引き寄せられるような巧妙な罠にかかってしまう。
それは異世界からやってきた別のシェイプシフターの捕獲用に設置された、特殊なシェイプシフター専用の罠だった。
死を覚悟したローガンの前に、白い狼が現れるが、その狼は美しい女へと変身する。
つい先日、異世界の悪の化身を倒すのを、別の空間から助けてくれた、異世界の女性リナだった。
・・・もうね、最初から悪いがウケまくり(^^ゞ
だって、つまりは物語最初から、間の悪いところに通りすがって、他人用に仕掛けられた罠にビンゴ!!でうっかり引っかかるヒーローよ?!(爆)
このテのグリットっぷり、3巻のアダムの通販でガスマスクお取り寄せぐらいから突き抜けてきているけど、冒頭から攻めてくるなぁ・・・(笑)。
生真面目で、真摯にパラノーマルものを噛み砕きながら読まれる読者には絶対受け入れられないぐらい、今回のは・・・ヘヴィな設定を超えての 愛すべきおバカ作品 だ(爆)。
ヒロインとなる異世界の女シェイプシフターのリナ、生まれは奴隷だし、悪人にレイプされて異世界から逃亡してローガンの前に現れたというヘヴィな設定背負っているのに、とにかく前向きでカワイイんだよね。
余りにこの世界での言動の頓珍漢な可愛さとか、恐るべきまでの能力を持った存在なのに純真爛漫なところもバンバン出てきて、且つ一途。
作者本人はどう思って書いてるのかは知らないが、彼女をレイプした悪の黒幕ですら、どこか憎めないというか・・・抜けているというか。リナよ、あれは単なる出会い頭の事故だと思え、つていうぐらい、この悪人ファルコンが・・・ツッコミ三昧(笑)。
所詮、悪人にも普通の人間にもこれは言えるのだ。
「学校の成績が良い=頭がいいではない。使えない頭、回転の早くない頭はどこまでいっても駄目な頭」
・・・自分が見下している筈の女に、昔の学生時代の苦手科目(笑)から、立場大逆転の作戦を練られてしまう悪役、はじめてかも(爆)。
こちら側にやってきた異世界の悪の集団の人質大作戦のあたりから、一行一行が・・・もう・・・腹が痛いぐらい笑えて・・・(笑い泣き)。
この作者、まさかなにげなくその前に出てきた、こっち側にやってきたリナが初めてテレビを見て驚く場面をその後の人質大作戦でネタにしてくるとは・・・ウィットありすぎ!(笑)
四方八方から同じ登場人物達からツッコミ三昧されながら、これだけぶっ壊れたSF設定を書くのが力技以外の何者でもなく、10人中8人ぐらいは脱落しそうなのに、どうしてかことのニーズ(笑)。
でも、リナって、恐るべき能力者でどう考えてもシリーズ中最強キャラなのに、こんなヘタレくん(笑)なローガンでいいのかしら・・・とか心配になるぐらいで、おお、そうか、これは高島屋ヒロインものだったんだ!!と気付いたのが、ローガンを兄ランスのところに行かせたところかしらね。
しかし、昨今、日本にも溢れ始めたウェアウルフ(人狼)ものパラノーマルに対してのアンチテーゼとも取れるよな、この作品。
こんなにヒーロー、ヒロイン、その他のウェアウルフ達が場所選ばず真っ裸で物語が進行しまくる話(笑) ってのがね。
極めつけが、昔のアメッ●スのCMみたいに「出かける時は忘れずに」とばかりに、変身とけた後の着替えを詰めたバッグパックを背負ったウェアウルフくん達 という場面だな!(核爆)
前作の、スウェットパンツ配布もバカうけだが、今回のは更にキターッッ!!(爆)
・・・もうこれ以上書くのはやめよう(^^;
きっとこれ読んでる人、皆して「ああ、つまりはことのさんが好きな 一発芸本 なのね」と呆れていると思うから(笑)。
でもそうなんだもーん! > ああっ、居直った!
そんなこんなで、勿論、万民に推薦なんてしません(笑)。ボケツッコミとシャレが分かる、ゆるーい読者さんだけ読んで下さい。では!(笑)
わっはっは、真冬に真っ裸祭りな1冊でとっても楽しかったの!(笑)
いやー。本当に笑った笑った。
今回は、前作ラスト直後のお話で、主人公は前作のヒーローであるランス・マーシャルの弟ローガン・マーシャル。
自然に生きるウェアウルフ一族のマーシャルの男らしく???職業は造園業(笑)。
ローガンくん、前作ラストで異世界からの悪の化身を倒した恐るべき(笑)マーシャル一族の奥さん達と
いつか僕にも運命の伴侶が現れるのか~、とこれがミュージカルなら歌ってしまいそうな心境。
そんな彼が、ある夜、メリーランドの森の奥でまるで引き寄せられるような巧妙な罠にかかってしまう。
それは異世界からやってきた別のシェイプシフターの捕獲用に設置された、特殊なシェイプシフター専用の罠だった。
死を覚悟したローガンの前に、白い狼が現れるが、その狼は美しい女へと変身する。
つい先日、異世界の悪の化身を倒すのを、別の空間から助けてくれた、異世界の女性リナだった。
・・・もうね、最初から悪いがウケまくり(^^ゞ
だって、つまりは物語最初から、間の悪いところに通りすがって、他人用に仕掛けられた罠にビンゴ!!でうっかり引っかかるヒーローよ?!(爆)
このテのグリットっぷり、3巻のアダムの通販でガスマスクお取り寄せぐらいから突き抜けてきているけど、冒頭から攻めてくるなぁ・・・(笑)。
生真面目で、真摯にパラノーマルものを噛み砕きながら読まれる読者には絶対受け入れられないぐらい、今回のは・・・ヘヴィな設定を超えての 愛すべきおバカ作品 だ(爆)。
ヒロインとなる異世界の女シェイプシフターのリナ、生まれは奴隷だし、悪人にレイプされて異世界から逃亡してローガンの前に現れたというヘヴィな設定背負っているのに、とにかく前向きでカワイイんだよね。
余りにこの世界での言動の頓珍漢な可愛さとか、恐るべきまでの能力を持った存在なのに純真爛漫なところもバンバン出てきて、且つ一途。
作者本人はどう思って書いてるのかは知らないが、彼女をレイプした悪の黒幕ですら、どこか憎めないというか・・・抜けているというか。リナよ、あれは単なる出会い頭の事故だと思え、つていうぐらい、この悪人ファルコンが・・・ツッコミ三昧(笑)。
所詮、悪人にも普通の人間にもこれは言えるのだ。
「学校の成績が良い=頭がいいではない。使えない頭、回転の早くない頭はどこまでいっても駄目な頭」
・・・自分が見下している筈の女に、昔の学生時代の苦手科目(笑)から、立場大逆転の作戦を練られてしまう悪役、はじめてかも(爆)。
こちら側にやってきた異世界の悪の集団の人質大作戦のあたりから、一行一行が・・・もう・・・腹が痛いぐらい笑えて・・・(笑い泣き)。
この作者、まさかなにげなくその前に出てきた、こっち側にやってきたリナが初めてテレビを見て驚く場面をその後の人質大作戦でネタにしてくるとは・・・ウィットありすぎ!(笑)
四方八方から同じ登場人物達からツッコミ三昧されながら、これだけぶっ壊れたSF設定を書くのが力技以外の何者でもなく、10人中8人ぐらいは脱落しそうなのに、どうしてかことのニーズ(笑)。
でも、リナって、恐るべき能力者でどう考えてもシリーズ中最強キャラなのに、こんなヘタレくん(笑)なローガンでいいのかしら・・・とか心配になるぐらいで、おお、そうか、これは高島屋ヒロインものだったんだ!!と気付いたのが、ローガンを兄ランスのところに行かせたところかしらね。
しかし、昨今、日本にも溢れ始めたウェアウルフ(人狼)ものパラノーマルに対してのアンチテーゼとも取れるよな、この作品。
こんなにヒーロー、ヒロイン、その他のウェアウルフ達が場所選ばず真っ裸で物語が進行しまくる話(笑) ってのがね。
極めつけが、昔のアメッ●スのCMみたいに「出かける時は忘れずに」とばかりに、変身とけた後の着替えを詰めたバッグパックを背負ったウェアウルフくん達 という場面だな!(核爆)
前作の、スウェットパンツ配布もバカうけだが、今回のは更にキターッッ!!(爆)
・・・もうこれ以上書くのはやめよう(^^;
きっとこれ読んでる人、皆して「ああ、つまりはことのさんが好きな 一発芸本 なのね」と呆れていると思うから(笑)。
でもそうなんだもーん! > ああっ、居直った!
そんなこんなで、勿論、万民に推薦なんてしません(笑)。ボケツッコミとシャレが分かる、ゆるーい読者さんだけ読んで下さい。では!(笑)
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