ミステリーはお好き? (マグノリアロマンス)
2009年10月16日 新刊レビュー
マリアンヌ・スティリングスのデビュー作にて初翻訳本、読了~(^^)
楽しすぎ!! 何てツボ直撃でしょ!!!
今どき・・・ええ、本当に今どきと言っていい程の、分かりやすい設定から入ってます本。
実際に会った事のない、犬猿の仲の人気作家と編集者が、ひょんなことから直接対決する羽目になり、事件に巻き込まれ、喧嘩しながら恋に落ちる・・・という、古典的ロマコメ。
なのに、そのテンプレさを最大限に活かしたこの作家の素晴らしき、キャラ造詣術よ!
・・・同僚の死に対して負い目を感じて現場から遠ざかっている刑事兼作家のソルジャーと、母親との不和と父親への後悔の念から孤独に暮らす編集者エリザベス、偶然な出会いが何と言うか、運命のいたずらというか。
いや、もう、完膚なきまでの冒頭部分の毒舌っぷり!
普通なら、騒動になってもおかしくないのに、妙なウィットが炸裂して、あれやこれやの新展開?!みたいな(笑)。
よく、ことのさんが主人公たちの丁々発止を萌えポイントにあげますが、この作品に関しては、もう丁々発止を超越しているのだ。
恋人になる前から、というか出会う前からこの二人、ボケツッコミが炸裂していてとにかく抱腹絶倒もいいとこである。
ああ、台詞の掛け合い、脳内妄想へのツッコミなどなど、とにかく軽妙で楽しくって楽しくってポンポンッって跳ねるようなイメージかも。
それが、またエッチでポップでかわいいんだよね。
いや~、こうぶっちゃけた方が分かりやすい?
ヒロイン、ツンデレキターーーーーーッッ!! (核爆)
何なの?!本当に何なのっっ?!
あの最初の毒舌ツンツンっぷりと、その後にチラチラと出し惜しみ状態で続々出てくるきゅんきゅん系デレは何事?!
仕事Deki女でありながら、中味ピュアピュアなカワイコちゃんなのはどういう事っっ?!
ソルジャーでなくても、ギャップ萌え上等!! > びったんびったん
はぁ・・・いいわ。
このラブラブバカップルっぷりも納得してしまうぐらいのカワイコちゃんっぷりだもの!
それでいて、ストーカーに狙われ続け絶体絶命状態のラストの負けん気500%なのもコレキタ!!
脇役もとっても上手に配置されていて、特になまじ悪役でないが、その資格十分のエリザベスの母親の強烈キャラとか天晴れ。
あと、事故の後遺症で障害が残ってしまったが、とてもピュアなエリザベスの父親の、ソルジャーとの会話にはホロリときてしまった。
本当に、最近では時代遅れになっているような事を、愛しい娘の為にあえて口に出すあの場面はうるっとこずにはいられません。
ソルジャーの本気度もあがるってもんです。
あと動物キャラもバッチリで、チワワのピドル(この名前については本編をお読みになって爆笑して下さい)、いい味でっせ~♪
ストーカー事件そのものも、次から次へとの展開の中にしっかり伏線があったりして、とても上手い。
何より、しっかりロマンスを堪能させてもらって、あそこまでサスペンス部分も書いてるのが驚いた。
しかも、暗くなりがちのところをしっかりキャラ力でリカバリして、とても読みやすいものにしているから読む速度も落ちない。これはサスペンスには必須条件なので◎。
とにかく、最初から最後まで、楽しく堪能させてもらえた1冊でした(^^)
そんなに巷では話題にはなっていなさそうだけど、これは新刊買いして正解だったわ~♪♪
別に超能力やらバンパイアも出てこないし、貴族様たちの恋の駆け引きなんてないけど、代わりにロマンス読みとして少し初心に戻る事が出来た気がする。
ヒストリカルやパラノーマルに食傷気味の方、ラブラブバカップルものが読みたい方には是非とも♪
これ、スピンオフがあるんですよね~。
この中でも「あら、あらあらあら(*^^*)」ってサイドロマンスを展開している、ソルジャーの弟テイラーと、エリザベスの親友クレアの二人の話。
年下ヒーローものなのよね~、読みたいわ!
この本が売れて話題になったら・・・翻訳してもらえるかしら?
是非お願いします(-人-) > 出版社さま
楽しすぎ!! 何てツボ直撃でしょ!!!
今どき・・・ええ、本当に今どきと言っていい程の、分かりやすい設定から入ってます本。
実際に会った事のない、犬猿の仲の人気作家と編集者が、ひょんなことから直接対決する羽目になり、事件に巻き込まれ、喧嘩しながら恋に落ちる・・・という、古典的ロマコメ。
なのに、そのテンプレさを最大限に活かしたこの作家の素晴らしき、キャラ造詣術よ!
・・・同僚の死に対して負い目を感じて現場から遠ざかっている刑事兼作家のソルジャーと、母親との不和と父親への後悔の念から孤独に暮らす編集者エリザベス、偶然な出会いが何と言うか、運命のいたずらというか。
いや、もう、完膚なきまでの冒頭部分の毒舌っぷり!
普通なら、騒動になってもおかしくないのに、妙なウィットが炸裂して、あれやこれやの新展開?!みたいな(笑)。
よく、ことのさんが主人公たちの丁々発止を萌えポイントにあげますが、この作品に関しては、もう丁々発止を超越しているのだ。
恋人になる前から、というか出会う前からこの二人、ボケツッコミが炸裂していてとにかく抱腹絶倒もいいとこである。
ああ、台詞の掛け合い、脳内妄想へのツッコミなどなど、とにかく軽妙で楽しくって楽しくってポンポンッって跳ねるようなイメージかも。
それが、またエッチでポップでかわいいんだよね。
いや~、こうぶっちゃけた方が分かりやすい?
ヒロイン、ツンデレキターーーーーーッッ!! (核爆)
何なの?!本当に何なのっっ?!
あの最初の毒舌ツンツンっぷりと、その後にチラチラと出し惜しみ状態で続々出てくるきゅんきゅん系デレは何事?!
仕事Deki女でありながら、中味ピュアピュアなカワイコちゃんなのはどういう事っっ?!
ソルジャーでなくても、ギャップ萌え上等!! > びったんびったん
はぁ・・・いいわ。
このラブラブバカップルっぷりも納得してしまうぐらいのカワイコちゃんっぷりだもの!
それでいて、ストーカーに狙われ続け絶体絶命状態のラストの負けん気500%なのもコレキタ!!
脇役もとっても上手に配置されていて、特になまじ悪役でないが、その資格十分のエリザベスの母親の強烈キャラとか天晴れ。
あと、事故の後遺症で障害が残ってしまったが、とてもピュアなエリザベスの父親の、ソルジャーとの会話にはホロリときてしまった。
本当に、最近では時代遅れになっているような事を、愛しい娘の為にあえて口に出すあの場面はうるっとこずにはいられません。
ソルジャーの本気度もあがるってもんです。
あと動物キャラもバッチリで、チワワのピドル(この名前については本編をお読みになって爆笑して下さい)、いい味でっせ~♪
ストーカー事件そのものも、次から次へとの展開の中にしっかり伏線があったりして、とても上手い。
何より、しっかりロマンスを堪能させてもらって、あそこまでサスペンス部分も書いてるのが驚いた。
しかも、暗くなりがちのところをしっかりキャラ力でリカバリして、とても読みやすいものにしているから読む速度も落ちない。これはサスペンスには必須条件なので◎。
とにかく、最初から最後まで、楽しく堪能させてもらえた1冊でした(^^)
そんなに巷では話題にはなっていなさそうだけど、これは新刊買いして正解だったわ~♪♪
別に超能力やらバンパイアも出てこないし、貴族様たちの恋の駆け引きなんてないけど、代わりにロマンス読みとして少し初心に戻る事が出来た気がする。
ヒストリカルやパラノーマルに食傷気味の方、ラブラブバカップルものが読みたい方には是非とも♪
これ、スピンオフがあるんですよね~。
この中でも「あら、あらあらあら(*^^*)」ってサイドロマンスを展開している、ソルジャーの弟テイラーと、エリザベスの親友クレアの二人の話。
年下ヒーローものなのよね~、読みたいわ!
この本が売れて話題になったら・・・翻訳してもらえるかしら?
是非お願いします(-人-) > 出版社さま
コメント