魔法のような誘惑を (フローラブックス)
2009年5月5日 新刊レビュー
ノエル・マックの初翻訳、セント・ジェームズ団シリーズ1冊目、読了。
・・・ははは。
とりあえず、頑張って笑ってみました > いきなりそうくる?!(笑)
何というか、ロシア皇帝に迫害された商売上手な人狼一族がイングランドを拠点に、イングランド王の為に働く秘密組織を結成して暗躍、という筋道なのだが。
多分、そうなんだが。
きっと、そうなんだろうが・・・どうしても、最初から最後までその崇高な決意は窺えませんでした!(爆)
公爵の元愛人のヒロイン・ヴィヴィアンにメロメロなセント・ジェームズ団リーダーのキリルがヒーローなんだが・・・えーっと。一体、何をもってして彼をリーダーにしたのだ?(笑)
こんな阿呆は早々お目にかかれませんぜ、ってぐらい色ボケしているし、緊張感に欠けた隠密機関団員はいないよ(笑)。
かといって、他のメンバーもキリルの弟二人も従弟もそうだな。ははは。
弟二人に至っては、祝宴でどんちき騒ぎしているところしか印象がない(爆)。
従弟が麻薬に溺れたくだりはまだ納得もいくが、その後にその薬瓶に一服盛られていても気付かない・・・って、本当に嗅覚に優れた狼なのか、と疑いたくもなる(^^;
いや、もしかしたら、そこがこの作品最大のネックなのかもしれない。
どこに人狼設定である必要があるのだ?! という疑念が頭を過ぎらない読者はいないと思うんだよ。
そして、読み進めるにつれ・・・すごい描写にもんぞり返ったわ!!
かねてより、人狼もの鉄板ジョークのような問題「衣服をどうするんだ。まっぱだぞ」に対してのこの作品のヒーローの珍回答!
半分、狼の状態で紳士服店に飛び込んで服を買う って・・・ひぇーっっ!(呼吸困難)
そこのシーンを読んでいて、何かどっかのB級アマチュア同人誌読んでるような気分になった・・・で、挙句にこれだ。
とりあえず、尖ったままの耳はぺしゃんこにしてみた って、何の意味が?!(爆)
多分ね、これがすごーく綿密に構築された不動の世界感を持つストーリーなら、クスッと笑ってしまうんだろうが、破綻した設定とザルのようなストーリー、とどめの魅力なきキャラクター乱立の末となると・・・笑えない。
滑ったコントを見せられた気分にしかならん。
本当にねー、ヴィヴィアンに関しても「中味は人を疑う事を知らない純粋な女だ」とかあるんですが、ことのさんには「やっかい事にすぐ首を突っ込む、状況が把握出来ない床上手だが傍迷惑な女」としか思えない(無茶振り禁止。爆)。
あの妹もどきの件も何?
全然意味ないじゃん。あの女、何の為に出てきたの?
今後のヒロインに昇格させるとしても、それなら何か前振りしてくれよー。ノーリアクションかよー、みたいな。
・・・そう。
ちょっと今、自分で自分を褒めたいよ。
「よくこの燃えまくってるエロばかりがてんこ盛りのアホ作品、最後まで読みきったな」と(笑)。
この作品で一番出色なキャラクターといったら・・・そうね。
タイア(一族の狼と犬の混血ちゃん。多分9割が狼、ワンコ1割) だな! > ワンコ以下の価値しかない主役、脇役、次回主人公たち・・・人間さまの立場ナッシング!(爆)
次回以降 あれ、従弟死んでないよなー。うん 、読むかどうかは謎だな、このシリーズ・・・。
えっと、次の主役は末っ子のマルコか?
あのリーダー兄に似ているなら、きっと痛快な阿呆なんだろうな・・・ははは(遠い目)。
とりあえず、再読はないな。
いろんな意味で、すごい作品でした・・・この作家をReviewer’s Choiceに押したRT誌とは一度、膝を突き合わせてみるべきなんでしょうか?(^^;;
・・・ははは。
とりあえず、頑張って笑ってみました > いきなりそうくる?!(笑)
何というか、ロシア皇帝に迫害された商売上手な人狼一族がイングランドを拠点に、イングランド王の為に働く秘密組織を結成して暗躍、という筋道なのだが。
多分、そうなんだが。
きっと、そうなんだろうが・・・どうしても、最初から最後までその崇高な決意は窺えませんでした!(爆)
公爵の元愛人のヒロイン・ヴィヴィアンにメロメロなセント・ジェームズ団リーダーのキリルがヒーローなんだが・・・えーっと。一体、何をもってして彼をリーダーにしたのだ?(笑)
こんな阿呆は早々お目にかかれませんぜ、ってぐらい色ボケしているし、緊張感に欠けた隠密機関団員はいないよ(笑)。
かといって、他のメンバーもキリルの弟二人も従弟もそうだな。ははは。
弟二人に至っては、祝宴でどんちき騒ぎしているところしか印象がない(爆)。
従弟が麻薬に溺れたくだりはまだ納得もいくが、その後にその薬瓶に一服盛られていても気付かない・・・って、本当に嗅覚に優れた狼なのか、と疑いたくもなる(^^;
いや、もしかしたら、そこがこの作品最大のネックなのかもしれない。
どこに人狼設定である必要があるのだ?! という疑念が頭を過ぎらない読者はいないと思うんだよ。
そして、読み進めるにつれ・・・すごい描写にもんぞり返ったわ!!
かねてより、人狼もの鉄板ジョークのような問題「衣服をどうするんだ。まっぱだぞ」に対してのこの作品のヒーローの珍回答!
半分、狼の状態で紳士服店に飛び込んで服を買う って・・・ひぇーっっ!(呼吸困難)
そこのシーンを読んでいて、何かどっかのB級アマチュア同人誌読んでるような気分になった・・・で、挙句にこれだ。
とりあえず、尖ったままの耳はぺしゃんこにしてみた って、何の意味が?!(爆)
多分ね、これがすごーく綿密に構築された不動の世界感を持つストーリーなら、クスッと笑ってしまうんだろうが、破綻した設定とザルのようなストーリー、とどめの魅力なきキャラクター乱立の末となると・・・笑えない。
滑ったコントを見せられた気分にしかならん。
本当にねー、ヴィヴィアンに関しても「中味は人を疑う事を知らない純粋な女だ」とかあるんですが、ことのさんには「やっかい事にすぐ首を突っ込む、状況が把握出来ない床上手だが傍迷惑な女」としか思えない(無茶振り禁止。爆)。
あの妹もどきの件も何?
全然意味ないじゃん。あの女、何の為に出てきたの?
今後のヒロインに昇格させるとしても、それなら何か前振りしてくれよー。ノーリアクションかよー、みたいな。
・・・そう。
ちょっと今、自分で自分を褒めたいよ。
「よくこの燃えまくってるエロばかりがてんこ盛りのアホ作品、最後まで読みきったな」と(笑)。
この作品で一番出色なキャラクターといったら・・・そうね。
タイア(一族の狼と犬の混血ちゃん。多分9割が狼、ワンコ1割) だな! > ワンコ以下の価値しかない主役、脇役、次回主人公たち・・・人間さまの立場ナッシング!(爆)
次回以降 あれ、従弟死んでないよなー。うん 、読むかどうかは謎だな、このシリーズ・・・。
えっと、次の主役は末っ子のマルコか?
あのリーダー兄に似ているなら、きっと痛快な阿呆なんだろうな・・・ははは(遠い目)。
とりあえず、再読はないな。
いろんな意味で、すごい作品でした・・・この作家をReviewer’s Choiceに押したRT誌とは一度、膝を突き合わせてみるべきなんでしょうか?(^^;;
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