過ちのキスは謎の香り (オーロラブックス)
2009年4月19日 新刊レビュー
エリザベス・ボイルの2冊目、読了~♪
1冊目同様、ばあちゃんキャラは元気だし、未来の主人公たちはスタンバイして縦横無尽に活躍するし、で大ウケでした(笑)。
今回の主役は、前作にてとんでも酔っ払いご乱心の末のスキャンダルに、さすがの公爵兄ちゃんも堪忍袋の緒がぶち切れて身一つで勘当された公爵家の三男坊にて暴れん坊なジョン(ジャック)と、そのスキャンダルの被害者で縁談をぶち壊されてこちらも両親から放り出された平民資本家の娘ミランダ(ジェイン)。
いや、前作を読んでるゆえに、あの最悪な契約縁談がぶち壊れて良かったじゃん、と思ってたら・・・あのミランダの欲深親・・・とんでもなかった。
スキャンダルの結果、実の娘の存在を抹殺していたとはコンチクショーだわ・・・余りのえげつなさに驚いた。
金には困らないようにしていたのは罪悪感なのか、はたまた口封じなのか・・・どっちにしろ、前作で垣間見えたミランダの芯の強さの欠片が、悲しくもこれを開花させる羽目になったのだが。
母校に偽名を使って身を潜め礼法教師をしている、というパターンは想定内だが、家政教師もしていて、挙句に財テクまでしているとは・・・ふ。好きだわー、そういうゼニ勘定にも長けた根性ある女は!(笑)
ま、そんなところにも偶然でやってくるのが、とんでも災難体質なジャックなんだが・・・(^^ゞ
しかし、こっちも驚いた。
仮にも、前作ヒロインのエマリンの生みの親(爆)であるジャックが、エマリン好き好き大好きーっっな萌え萌え旦那のセジウィック男爵アレックスと絶交とな?!
というか、9年もたってるから、あのお茶目なテンプルトン侯爵が、ダイアナにとっ捕まって・・・あ、いや。年貢を納めて既婚者になっている!(爆)
えっと、つまりはTHE DANVERSシリーズ(テンプルくんとダイアナさんの珍道中は別シリーズなのだよ。うん)と前後してしまったのね・・・確か、二人の話の設定は1809年だから、翌年の話なんだが・・・9年の空白はやはり長かった(^^;;
しかし、そんな長い時間をかけてすっかり改心(?)しても、災難体質は変わらないのねジャック(^^ゞゞと思いつつ、苦笑しながら読むが、面白くって止まらない!
いろんな伏線を張っておいて、そうくるのか、と。
まぁ、あの突風のような出会いですら運命よろしくだったので、二人の不器用なやりとりが何とも愛おしい。
いやー、ラスト近くまで何もナシな事以上に、あの出会いのキスをどんだけお互い後生大事にしていたか、って・・・わー。ジャック、うっかり乙女系(笑)。
そんなジャックの手綱を取りつつ、あの俺様公爵兄ちゃんをもあやつり、財テク手腕を発揮する今後のミランダの姿は安易に想像出来ますな・・・ピムさん、ミランダをヘッドハンティングしてた方が良かった?!(爆) > あ、でも西インド諸島にも手ごわくイノシシな奥様情報員いるし人材は豊富(前作参考。笑)。
でも、これは余談になってもいいから、セジウィックとジャックは仲直りさせてあげてほしいなぁ。
手ごわくなったミランダと、あのエマリンとの再会とか想像しただけで楽しいじゃないですか、うん(旦那たち、いい迷惑。爆)。
いやはや、でもミランダの教え子三人娘のキャラクターが、ボイルらしく際立っていて良かったですな~。
どうも縁結びもの書かせるとホンマうまいよ。
お気に入りは勿論ダッチェス・・・と言いたいが、意外にワタクシはタリーのがご贔屓なのよ。双子ちゃんは。
ピピンに関しては、どうもあの食い気プリンセスなところが『S・A』の某キャラのように思えてならなくって(もぎゅっもぎゅっ。笑)、脳内イメージが勝手に変換されてしまった(^^ゞ
で、キチンとここで伏線よろしく書かれていますね。
ピピンの将来のダーリンになるダッシュがよく見れば若い事に・・・いやー。確かに若い船長じゃんな > ピピン達と5つしか変わらない青い若造くんなのさ。だから乙女系ポエマー(爆)。
これからも翻訳続けてもらえるみたいだけど、ピピンの話の原書が今月末にやっとこさ出る状態だしなぁ・・・ふむ。
合間にテンプルトンの話、挟んで出してもらえません? > 出版社さん
1冊目同様、ばあちゃんキャラは元気だし、未来の主人公たちはスタンバイして縦横無尽に活躍するし、で大ウケでした(笑)。
今回の主役は、前作にてとんでも酔っ払いご乱心の末のスキャンダルに、さすがの公爵兄ちゃんも堪忍袋の緒がぶち切れて身一つで勘当された公爵家の三男坊にて暴れん坊なジョン(ジャック)と、そのスキャンダルの被害者で縁談をぶち壊されてこちらも両親から放り出された平民資本家の娘ミランダ(ジェイン)。
いや、前作を読んでるゆえに、あの最悪な契約縁談がぶち壊れて良かったじゃん、と思ってたら・・・あのミランダの欲深親・・・とんでもなかった。
スキャンダルの結果、実の娘の存在を抹殺していたとはコンチクショーだわ・・・余りのえげつなさに驚いた。
金には困らないようにしていたのは罪悪感なのか、はたまた口封じなのか・・・どっちにしろ、前作で垣間見えたミランダの芯の強さの欠片が、悲しくもこれを開花させる羽目になったのだが。
母校に偽名を使って身を潜め礼法教師をしている、というパターンは想定内だが、家政教師もしていて、挙句に財テクまでしているとは・・・ふ。好きだわー、そういうゼニ勘定にも長けた根性ある女は!(笑)
ま、そんなところにも偶然でやってくるのが、とんでも災難体質なジャックなんだが・・・(^^ゞ
しかし、こっちも驚いた。
仮にも、前作ヒロインのエマリンの生みの親(爆)であるジャックが、エマリン好き好き大好きーっっな萌え萌え旦那のセジウィック男爵アレックスと絶交とな?!
というか、9年もたってるから、あのお茶目なテンプルトン侯爵が、ダイアナにとっ捕まって・・・あ、いや。年貢を納めて既婚者になっている!(爆)
えっと、つまりはTHE DANVERSシリーズ(テンプルくんとダイアナさんの珍道中は別シリーズなのだよ。うん)と前後してしまったのね・・・確か、二人の話の設定は1809年だから、翌年の話なんだが・・・9年の空白はやはり長かった(^^;;
しかし、そんな長い時間をかけてすっかり改心(?)しても、災難体質は変わらないのねジャック(^^ゞゞと思いつつ、苦笑しながら読むが、面白くって止まらない!
いろんな伏線を張っておいて、そうくるのか、と。
まぁ、あの突風のような出会いですら運命よろしくだったので、二人の不器用なやりとりが何とも愛おしい。
いやー、ラスト近くまで何もナシな事以上に、あの出会いのキスをどんだけお互い後生大事にしていたか、って・・・わー。ジャック、うっかり乙女系(笑)。
そんなジャックの手綱を取りつつ、あの俺様公爵兄ちゃんをもあやつり、財テク手腕を発揮する今後のミランダの姿は安易に想像出来ますな・・・ピムさん、ミランダをヘッドハンティングしてた方が良かった?!(爆) > あ、でも西インド諸島にも手ごわくイノシシな奥様情報員いるし人材は豊富(前作参考。笑)。
でも、これは余談になってもいいから、セジウィックとジャックは仲直りさせてあげてほしいなぁ。
手ごわくなったミランダと、あのエマリンとの再会とか想像しただけで楽しいじゃないですか、うん(旦那たち、いい迷惑。爆)。
いやはや、でもミランダの教え子三人娘のキャラクターが、ボイルらしく際立っていて良かったですな~。
どうも縁結びもの書かせるとホンマうまいよ。
お気に入りは勿論ダッチェス・・・と言いたいが、意外にワタクシはタリーのがご贔屓なのよ。双子ちゃんは。
ピピンに関しては、どうもあの食い気プリンセスなところが『S・A』の某キャラのように思えてならなくって(もぎゅっもぎゅっ。笑)、脳内イメージが勝手に変換されてしまった(^^ゞ
で、キチンとここで伏線よろしく書かれていますね。
ピピンの将来のダーリンになるダッシュがよく見れば若い事に・・・いやー。確かに若い船長じゃんな > ピピン達と5つしか変わらない青い若造くんなのさ。だから乙女系ポエマー(爆)。
これからも翻訳続けてもらえるみたいだけど、ピピンの話の原書が今月末にやっとこさ出る状態だしなぁ・・・ふむ。
合間にテンプルトンの話、挟んで出してもらえません? > 出版社さん
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