満月の夜はあなたと (フローラブックス)
2009年3月7日 新刊レビュー
キャシー・ラヴの「恋するヴァンパイア」シリーズ4冊目にして最終巻、読了~♪
ああ、もうヤング一家とこれでお別れかと思ったら寂しいです。うっうっ。
こんなにお気に入りの一家、最近なかったもんで。うっうっ。
今回の主役は、ヤング一家の末っ子にして紅一点であるエリザベス。
前作ラストでヴァンパイアの兄三人と衝撃の再会を果たした彼女、何とウェアウルフちゃん。
過酷な運命を歩んできた彼女は現在、次兄クリスチャンの住むウエストバージニアに居を構え、ウェアウルフを人間に戻す特効薬研究にいそしむ毎日。
いや、ここがこのシリーズだなぁ、と思って笑った。
パラノーマルの荒唐無稽さを、居直った茶目っ気で迎え撃っているじゃない?(笑)
特効薬って! 血清って!!みたいな(笑)。
今までのパラ作品でのウェアウルフの苦悩を、斜め上から飛び道具系で攻めてきましたー、みたいな(笑)。
そんな彼女が、最近モヤモヤ。
で、兄夫婦の経営するカラオケバーに行ったところ、ビビビッときた人間の男が一人。
ロックオン状態で、その人間・ジェンセンを追いかけるが・・・というお話。
また、そこからが、このシリーズのシリーズたる由縁な展開が。
まさか、狼ちゃんの運命の相手が 獣医 というあたり、読者をくってます(リース兄ちゃん夫婦のヴァンパイアと葬儀屋娘ってのに匹敵。笑)。
物語の中でも、体に変調を来したエリザベスが事あるたびに「医者よりもアナタの方が私にぴったり」と言ったりして、緊迫した場面なのにプッと噴出してしまいました。
しかし、今までウェアウルフって「ヒーロー」が多かったので、「ヒロイン」の、しかも「発情期」のとなると・・・もう、ウケた(笑)。
エリザベスの兄貴っぷりったら!(爆)
うぉりゃーっ、いくぜベイベー!!みたいな・・・ぷっ。戸惑い、揺れ動く様の度合いからいうと、ジェンセンのが乙女かも(爆)。
それと、ウェアウルフのつがいの設定が何とも独特で、他作品と比べるとふわふわっと宙から5センチばかり浮いてる気がします。
どちらかというと、肉食獣なムードでがっつりがぶりよりっ、ってカンジのウェアウルフのつがいの認識なんだけど、ここでは混乱している若いエリザベスを言い含めるブロディのような契約的なものもあって、しかも浮気し放題ときた。
その振り幅だからこそ、ジェンセンという「本当の運命の伴侶」という、二重展開が出来たんでしょうけど。
・・・いや。この二人、もう周囲おかまいなしのフォーリンラヴっぷり垂れ流し!
このカップルのつがいに関するオチが少々、いや、かなり力技もいいトコでも、二人がラブラブにエッチだから、それでいっかー、みたいな(単に呆れてる?笑)。
血清のオチなんか、微笑ましいじゃありませんか(笑)。
生真面目な読者だと「おいおいーっ」って言いそうだけど、甘ちゃん読者なんでいいです、ワタクシ的には!(笑)
個人的には、クリスチャンとセバスチャン兄ちゃんのコンビの「ヴァンパイア・ナビ」のヘタレ具合が非常にツボでしたが・・・使えねーっ、みたいな(笑)。
そんなこんなで、ヤング一家シリーズはこれにて終了~。
最後の最後に、一家勢ぞろいの上、まとも(?)な結婚式と赤ちゃんというオチがついた大団円でしたな~(^^)
微笑ましさ倍増(^^)
でもって、作品中に出てきたレンのお話、翻訳されないのかな?
職業(ミュージシャン。しかもロック)とか、とってもツボなんですけどぉ。
出版社さん、是非とも翻訳の方、お願いします(-人-)
ああ、もうヤング一家とこれでお別れかと思ったら寂しいです。うっうっ。
こんなにお気に入りの一家、最近なかったもんで。うっうっ。
今回の主役は、ヤング一家の末っ子にして紅一点であるエリザベス。
前作ラストでヴァンパイアの兄三人と衝撃の再会を果たした彼女、何とウェアウルフちゃん。
過酷な運命を歩んできた彼女は現在、次兄クリスチャンの住むウエストバージニアに居を構え、ウェアウルフを人間に戻す特効薬研究にいそしむ毎日。
いや、ここがこのシリーズだなぁ、と思って笑った。
パラノーマルの荒唐無稽さを、居直った茶目っ気で迎え撃っているじゃない?(笑)
特効薬って! 血清って!!みたいな(笑)。
今までのパラ作品でのウェアウルフの苦悩を、斜め上から飛び道具系で攻めてきましたー、みたいな(笑)。
そんな彼女が、最近モヤモヤ。
で、兄夫婦の経営するカラオケバーに行ったところ、ビビビッときた人間の男が一人。
ロックオン状態で、その人間・ジェンセンを追いかけるが・・・というお話。
また、そこからが、このシリーズのシリーズたる由縁な展開が。
まさか、狼ちゃんの運命の相手が 獣医 というあたり、読者をくってます(リース兄ちゃん夫婦のヴァンパイアと葬儀屋娘ってのに匹敵。笑)。
物語の中でも、体に変調を来したエリザベスが事あるたびに「医者よりもアナタの方が私にぴったり」と言ったりして、緊迫した場面なのにプッと噴出してしまいました。
しかし、今までウェアウルフって「ヒーロー」が多かったので、「ヒロイン」の、しかも「発情期」のとなると・・・もう、ウケた(笑)。
エリザベスの兄貴っぷりったら!(爆)
うぉりゃーっ、いくぜベイベー!!みたいな・・・ぷっ。戸惑い、揺れ動く様の度合いからいうと、ジェンセンのが乙女かも(爆)。
それと、ウェアウルフのつがいの設定が何とも独特で、他作品と比べるとふわふわっと宙から5センチばかり浮いてる気がします。
どちらかというと、肉食獣なムードでがっつりがぶりよりっ、ってカンジのウェアウルフのつがいの認識なんだけど、ここでは混乱している若いエリザベスを言い含めるブロディのような契約的なものもあって、しかも浮気し放題ときた。
その振り幅だからこそ、ジェンセンという「本当の運命の伴侶」という、二重展開が出来たんでしょうけど。
・・・いや。この二人、もう周囲おかまいなしのフォーリンラヴっぷり垂れ流し!
このカップルのつがいに関するオチが少々、いや、かなり力技もいいトコでも、二人がラブラブにエッチだから、それでいっかー、みたいな(単に呆れてる?笑)。
血清のオチなんか、微笑ましいじゃありませんか(笑)。
生真面目な読者だと「おいおいーっ」って言いそうだけど、甘ちゃん読者なんでいいです、ワタクシ的には!(笑)
個人的には、クリスチャンとセバスチャン兄ちゃんのコンビの「ヴァンパイア・ナビ」のヘタレ具合が非常にツボでしたが・・・使えねーっ、みたいな(笑)。
そんなこんなで、ヤング一家シリーズはこれにて終了~。
最後の最後に、一家勢ぞろいの上、まとも(?)な結婚式と赤ちゃんというオチがついた大団円でしたな~(^^)
微笑ましさ倍増(^^)
でもって、作品中に出てきたレンのお話、翻訳されないのかな?
職業(ミュージシャン。しかもロック)とか、とってもツボなんですけどぉ。
出版社さん、是非とも翻訳の方、お願いします(-人-)
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