ソフトバンク文庫のヒストリカル短編集、読了~。
はは、いろんな意味ですごい本でした・・・。
思わず版元を確認せずにはいられなかったぐらい・・・内容薄いエロてんこもり本だったので(爆)。

三本で、好みからいうとやはりラブラブアイウォンチューカマンベイベーなハイランド男だけで三本目のジュリア・テンプルトンを押すんだけど(笑)。
いや、だってあの話、アホ だし(爆)。
タイムトリップものにおける、飛んだ先でのトラベラーの位置付けというものは非常に設定のキモである筈なのだが・・・。
この作品、短編であるがゆえなのか、はたまたこの作家、豪気なのかは謎だが・・・そのキモをしてうやむや上等!! という捨てっぷり(笑)。
キャラクター達も、お互いにメロメロなのでそんなことは些細な事とばかりに完全スルー・・・いや、イカンだろ(爆)。
一発芸好きのことのさんでも、この居直りっぷりはさすがに呆れて拍手してしまったわ(^^ゞ

次に、となると二本目のレダ・スワンか。
清らかちゃんだが中味は超エッチな貧乏ヒロインのお話。
ヒーローが金持ちでなく、食うには困らない金を自分で働いて稼いでいる庶民で、初めて会った時から気になるヒロインの為に有り金はたいて娼館に迷い込んだ彼女の「時間」を買うんだが。
いや~、すごい寸止め っぷりでしな。ははは。
かといっても、一読でいいです、ってカンジだが。

・・・1本目は・・・どうでもいいや。
だから、プロ意識のない、仕事うっちゃり主人公は地雷なんですってば!
それがボウ・ストリートの捕り手をクビになった理由が下半身のだらしなさ からくるとなると余計・・・いや、本人は利用されただ何だと申しておりますが、でもたいして愛してなかった体の関係優先の女なんだから、そんな事ぐらいちっとは考えろよ、とツッコミせずにはいられないですな(笑)。
美貌の女娼館主人のヒロインは・・・どうでもいいや。最初の婚約のくだりでも、これっぽっちもかわいそうな気になれませんでしたもの、この人(捨てるな。爆)。

ま、一度読めばいいんでない?な1冊とはいえ、1本目で萎えきってしまった感が否めません(爆)。
もっとも、あれをラストにもってこられたら怒り心頭だったから、尻上りに丁度いい並びだったのかも(笑)

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