ノーラ・ロバーツの新シリーズ「ガーデン・トリロジー」1冊目、読了~。
久々にノーラらしいノーラ作品が読めた、というカンジがしました。
何度も何度も言うように、ことのさん、ノーラ作品にある一部のキーワードが関わってくると見事なまでの地雷作品になってしまうんですよね(^^;
それは何かというと「国を取り返す」だ「人類を守る」だ「魔法」だとかいう、壮大なファンタジーにお約束な設定のあれやこれや(^^;;
だから何度も言うが、アナタの作品にそれを求めてないのよホント・・・とか思うんだよね(爆)。
なまじ作家として優等生なゆえに、八方美人な話の展開になるから、どうも納得いかない上に自ら設定破綻を招いている。トホホである。
そういう意味では、この本、新刊帯に「ロマンティック・サスペンス」とあるが、これも大概出版社サイドの勇み足な嘘八百で、正統派ノーラ作品の系譜らしく、ロマンスと家族の絆と友情にあふれた、どこにサスペンスがあるのか首を傾げるいい出来の1冊なのだ(だから言っておきます。巷にあるロマサス期待してこの本は買わないで下さい。失笑)。
あ、ハーパー家の屋敷に出没する幽霊の謎をつきとめるのがサスペンスとかいうのはナシですから(笑)。
あれは、サスペンスでなく3冊目のヒロインの設定まで繋がるキーの一つであって全然ことのさんはそうは思ってないですから!(笑)
全てにおいて、もうテンプレキャラ!な愛に溢れたノーラらしい作品というべきこのガーデン・トリロジー・・・読めば読む程に既刊ノーラ全て読んでる読者としては「ウッシッシ」と笑いが止まりませんね(笑)。
1冊目のヒロインであるステラは、若くして夫を亡くし二人の息子を育てる未亡人。お約束に几帳面で神経質で仕事ガッツンガッツンやっちゃって、それでいてパワフルな美人。
お相手のローガンも、これまたそのテのヒロインにノーラがかなりの高い確率でガチにぶち当ててくる、茶目っ気に溢れたワイルドな自由人で芸術家気質なイケメン(萌)。
アメコミにまで造詣深い、茶目っ気満点な料理も出来るマメ男・・・だからノーラというのは、ステラのようなキャリアレディを甘やかして笑わせて、そして「さぁっ。また頑張って仕事すっか!!」という英気を養わせてくれる甘甘くんをどーだ!とばかりに確信犯に配置してくるんだよね。分かっていつつも、毎回やられる(^^ゞ
ローガンの新生児に対するコメントにバカうけしてしまったアメコミ好きーなことのさんでありました・・・(^^;;
脇役も手堅く、そして御自分の手持ちテンプレを最大限に活用なさったという印象がありました。
いやー、きたぞきたぞ!女の子のパジャマ・パーティ的なノリ(笑)
今回は、40代のロズ、30代のステラ、20代のヘイリーという3人なのでゼネレーション・ギャップがある筈なのに・・・ノー・プロブレム!(爆)
オシャレとか、グルメとか、メンズの話とか、もう本当に何でこんなに読んでる方も一緒にクスクスきゃいきゃいとなっちゃうんだろーなぁ・・・(笑)。
で、勿論その対極のお約束もありましたよー♪
男の子はいくつになっても男の子(笑)。
ステラの息子二人(6歳、8歳)に対し、どう見てもレベルが同じなヒーローのローガン、同じくロズの息子のハーパー・・・アメコミが名前の元ネタのワンコ(♂)まで追加されてキターッ!(爆)
・・・え?
40~50歳(推定)の学者ミッチェルも、その系列・・・ぷっ。これだからノーラってば(笑)。
やっぱり実生活で男の子二人を育てたノーラらしく、ステラの息子二人の描写はクスクスくるものばかりでした(笑)。
1冊目で全てのキャラと伏線をテーブルにのせてしまった感じではあるが、それすら余裕の成せる技。
だって既にこの時点で、次はロズとミッチェル、ラストはヘイリーとハーパーと分かってしまっているのだから。
そこまで持ってゆく過程で、直球ロマンス、その他もろもろをキレイに書き上げてしまうんだろうな、ノーラのあの筆力なら。
サブロマンスでは書いたでしょうが、今回メインで40代ヒロイン作品を書いたというだけで、2冊目が楽しみで仕方ないですね。
・・・てか、もうバレバレ?(^^;
青田買い上等!のことのさんが、ハーパーくん偏愛!!なところは(笑)。
だって、口数少ない植物オタクだなんて・・・モエキターッ!(笑)
いや。若くはないが、まだ息子ポジションでお母さんにはかなわないところとか・・・イケてるかと(笑)。
そんなこんなで、話はとってもど真ん中ノーラ作品!というので、かなり気に入ったこのトリロジー。
次回が早くも11月に上陸という事で楽しみなんですが・・・あえて気になったところといえば。
翻訳、ですかね。
読んでてステラの台詞が、どうもまとまりがなくて複数のキャラクター色が読み取れるというか・・・混乱しますね(^^;
他にもどう読んでも「日本語的におかしい」部分もあったり、改行が何か目を見張るぐらい読書リズムをぶった斬りするぎこちなさとか。
まぁ、それをも越えた「久々のノーラ節満喫」というのがあったから、いっか(^^ゞ
久々にノーラらしいノーラ作品が読めた、というカンジがしました。
何度も何度も言うように、ことのさん、ノーラ作品にある一部のキーワードが関わってくると見事なまでの地雷作品になってしまうんですよね(^^;
それは何かというと「国を取り返す」だ「人類を守る」だ「魔法」だとかいう、壮大なファンタジーにお約束な設定のあれやこれや(^^;;
だから何度も言うが、アナタの作品にそれを求めてないのよホント・・・とか思うんだよね(爆)。
なまじ作家として優等生なゆえに、八方美人な話の展開になるから、どうも納得いかない上に自ら設定破綻を招いている。トホホである。
そういう意味では、この本、新刊帯に「ロマンティック・サスペンス」とあるが、これも大概出版社サイドの勇み足な嘘八百で、正統派ノーラ作品の系譜らしく、ロマンスと家族の絆と友情にあふれた、どこにサスペンスがあるのか首を傾げるいい出来の1冊なのだ(だから言っておきます。巷にあるロマサス期待してこの本は買わないで下さい。失笑)。
あ、ハーパー家の屋敷に出没する幽霊の謎をつきとめるのがサスペンスとかいうのはナシですから(笑)。
あれは、サスペンスでなく3冊目のヒロインの設定まで繋がるキーの一つであって全然ことのさんはそうは思ってないですから!(笑)
全てにおいて、もうテンプレキャラ!な愛に溢れたノーラらしい作品というべきこのガーデン・トリロジー・・・読めば読む程に既刊ノーラ全て読んでる読者としては「ウッシッシ」と笑いが止まりませんね(笑)。
1冊目のヒロインであるステラは、若くして夫を亡くし二人の息子を育てる未亡人。お約束に几帳面で神経質で仕事ガッツンガッツンやっちゃって、それでいてパワフルな美人。
お相手のローガンも、これまたそのテのヒロインにノーラがかなりの高い確率でガチにぶち当ててくる、茶目っ気に溢れたワイルドな自由人で芸術家気質なイケメン(萌)。
アメコミにまで造詣深い、茶目っ気満点な料理も出来るマメ男・・・だからノーラというのは、ステラのようなキャリアレディを甘やかして笑わせて、そして「さぁっ。また頑張って仕事すっか!!」という英気を養わせてくれる甘甘くんをどーだ!とばかりに確信犯に配置してくるんだよね。分かっていつつも、毎回やられる(^^ゞ
ローガンの新生児に対するコメントにバカうけしてしまったアメコミ好きーなことのさんでありました・・・(^^;;
脇役も手堅く、そして御自分の手持ちテンプレを最大限に活用なさったという印象がありました。
いやー、きたぞきたぞ!女の子のパジャマ・パーティ的なノリ(笑)
今回は、40代のロズ、30代のステラ、20代のヘイリーという3人なのでゼネレーション・ギャップがある筈なのに・・・ノー・プロブレム!(爆)
オシャレとか、グルメとか、メンズの話とか、もう本当に何でこんなに読んでる方も一緒にクスクスきゃいきゃいとなっちゃうんだろーなぁ・・・(笑)。
で、勿論その対極のお約束もありましたよー♪
男の子はいくつになっても男の子(笑)。
ステラの息子二人(6歳、8歳)に対し、どう見てもレベルが同じなヒーローのローガン、同じくロズの息子のハーパー・・・アメコミが名前の元ネタのワンコ(♂)まで追加されてキターッ!(爆)
・・・え?
40~50歳(推定)の学者ミッチェルも、その系列・・・ぷっ。これだからノーラってば(笑)。
やっぱり実生活で男の子二人を育てたノーラらしく、ステラの息子二人の描写はクスクスくるものばかりでした(笑)。
1冊目で全てのキャラと伏線をテーブルにのせてしまった感じではあるが、それすら余裕の成せる技。
だって既にこの時点で、次はロズとミッチェル、ラストはヘイリーとハーパーと分かってしまっているのだから。
そこまで持ってゆく過程で、直球ロマンス、その他もろもろをキレイに書き上げてしまうんだろうな、ノーラのあの筆力なら。
サブロマンスでは書いたでしょうが、今回メインで40代ヒロイン作品を書いたというだけで、2冊目が楽しみで仕方ないですね。
・・・てか、もうバレバレ?(^^;
青田買い上等!のことのさんが、ハーパーくん偏愛!!なところは(笑)。
だって、口数少ない植物オタクだなんて・・・モエキターッ!(笑)
いや。若くはないが、まだ息子ポジションでお母さんにはかなわないところとか・・・イケてるかと(笑)。
そんなこんなで、話はとってもど真ん中ノーラ作品!というので、かなり気に入ったこのトリロジー。
次回が早くも11月に上陸という事で楽しみなんですが・・・あえて気になったところといえば。
翻訳、ですかね。
読んでてステラの台詞が、どうもまとまりがなくて複数のキャラクター色が読み取れるというか・・・混乱しますね(^^;
他にもどう読んでも「日本語的におかしい」部分もあったり、改行が何か目を見張るぐらい読書リズムをぶった斬りするぎこちなさとか。
まぁ、それをも越えた「久々のノーラ節満喫」というのがあったから、いっか(^^ゞ
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