満ち潮の誘惑 (ヴィレッジブックス F ク 3-6)
2008年9月23日 新刊レビュー
アマンダ・クイックの新刊、読了~♪
いや~、もう最高!
今までの翻訳されたクイック作品で一番のお気に入りとなりました(^▽^)
お話としては、クイックお得意の配線の頓珍漢なオタク道まっしぐらなお茶目ヒロインと、世間から孤立しているこれまた微妙に配線が悟りを開いている系のヒーローによるドタバタものなんだけど・・・ひーっひっひっひ。
もう、テンプレ具合の心地よさと、それを超越する極め具合がキタ!キタコレ!!
とにかく、クレンツというのはどの名義でも、この人ぐらいオタクキャラを書かせると、何ちゅーたらいいのか、活き活きとしているのですよ(笑)。
読んでいて「ある。あるある。これはある(爆)」と同じようなオタクとして頷くのに忙しいぐらいど真ん中なんです(笑)。
今回のヒロインであるハリエット、ちなみに属性としては「化石オタク」なんですが・・・彼女の脳内配線は、ヒーローであるギデオンが何度も指摘するようにこんなカンジかと。
化石 > > > 己が好意を持つ人間 > > > > > 巷での普通なこと(笑)
そんな彼女の大事な化石発掘のポイントである洞窟を、悪党どもが盗品売買の倉庫代わりにしている事が判明!
何てこと。私の(化石たちのいる)洞窟が!!(笑)と、彼女は不在領主であるセント・ジャスティン子爵ことギデオンに火急の用!とばかりに不幸の手紙を送り呼びつける。
「セント・ジャスティンの野獣」と呼ばれ、過去に婚約者を死に追いやったという汚名を着せられ、あえてその領地から遠ざかっていたギデオン、さっさと用件済ませてオサラバする筈がすっかりハリエットのペースに巻き込まれて、災難雨あられな日々(笑)。
というか、何度「私の領地」だと言っても、ハリエットは「私の(化石たちのいる)洞窟」と胸を張って答えている(^^;
この勢いに、すっかりやられているというか、つまりはメロメロになっちゃって困った困った状態(^^ゞ
困ったハリエットだが、同時に恐ろしく優秀なんだよね。
財産管理人の横領を疑ってたりやら、盗品密輸を発見したりやらと・・・ただ、変人な化石オタクなだけで(爆)。
そんな彼女の起こす騒動の尻拭いとフォローに明け暮れるギデオンのマメ男っぷりにモエ!ギガントモエ!! > びったんびったん
そんな騒動の中、彼女の名誉を汚したというお約束のパターンで結婚に雪崩れ込むのだが、ここがまた配線違いのハリエットの魅力全開でおかしいの何のって!
傍から見てたら、こんなにメロメロな旦那もいないってのがひとめで分かるのに、本人のみが気付かない(笑)。
やけっぱち気味に、化石に対してライバル意識満々なギデオンの頓珍漢な具合がまたおかしくって笑いが止まらないし~(^^;;
何だかデキる男なんだが、ハリエットにかかると少年のようにかわいくってたまらんスマッシュですな!(萌)
ハリエットと出会った事により、不器用ながらに過去と向かい合い、まるで人生やり直しをするかのように人を愛する事を知り、疎遠になっていた両親とも仲直りし、何故か奇妙な友達(最愛の妻を誘拐しちゃうような配線違いのオタク仲間だが。爆)も出来たり(笑)。
もう、ハリエットがギデオンを守るべく、彼の両親を呼び出す為に書いた不幸の手紙再び、のくだりは爆笑もんでした(笑)。
と、そんな孤独だったギデオンの日常が騒がしくなってゆく様を読むだけでも十分楽しめるのだが、キャラが頓珍漢なだけでロマンスとしてはすごい直球ど真ん中で二倍、いやもっと楽しめるのが嬉しい。
ホットなんだけど、そんな中にかなりの割合でお茶目な笑いのペーソスが占めていて、読んでいてクスッとなってしまうんだよね。
過去の出来事や、盗品密売事件とか、そしてハリエットの大事な化石たちについてを全てキレイに絡めてオチまで持っていって納めてしまうその筆力はクレンツ、さすが!!
ラストまで、クレンツ節が炸裂していた大満足の1冊。
余りに好みのツボ直撃なんで、何度も再読してしまいそうで怖いです(^^ゞ
いや~、もう最高!
今までの翻訳されたクイック作品で一番のお気に入りとなりました(^▽^)
お話としては、クイックお得意の配線の頓珍漢なオタク道まっしぐらなお茶目ヒロインと、世間から孤立しているこれまた微妙に配線が悟りを開いている系のヒーローによるドタバタものなんだけど・・・ひーっひっひっひ。
もう、テンプレ具合の心地よさと、それを超越する極め具合がキタ!キタコレ!!
とにかく、クレンツというのはどの名義でも、この人ぐらいオタクキャラを書かせると、何ちゅーたらいいのか、活き活きとしているのですよ(笑)。
読んでいて「ある。あるある。これはある(爆)」と同じようなオタクとして頷くのに忙しいぐらいど真ん中なんです(笑)。
今回のヒロインであるハリエット、ちなみに属性としては「化石オタク」なんですが・・・彼女の脳内配線は、ヒーローであるギデオンが何度も指摘するようにこんなカンジかと。
化石 > > > 己が好意を持つ人間 > > > > > 巷での普通なこと(笑)
そんな彼女の大事な化石発掘のポイントである洞窟を、悪党どもが盗品売買の倉庫代わりにしている事が判明!
何てこと。私の(化石たちのいる)洞窟が!!(笑)と、彼女は不在領主であるセント・ジャスティン子爵ことギデオンに火急の用!とばかりに
「セント・ジャスティンの野獣」と呼ばれ、過去に婚約者を死に追いやったという汚名を着せられ、あえてその領地から遠ざかっていたギデオン、さっさと用件済ませてオサラバする筈がすっかりハリエットのペースに巻き込まれて、災難雨あられな日々(笑)。
というか、何度「私の領地」だと言っても、ハリエットは「私の(化石たちのいる)洞窟」と胸を張って答えている(^^;
この勢いに、すっかりやられているというか、つまりはメロメロになっちゃって困った困った状態(^^ゞ
困ったハリエットだが、同時に恐ろしく優秀なんだよね。
財産管理人の横領を疑ってたりやら、盗品密輸を発見したりやらと・・・ただ、変人な化石オタクなだけで(爆)。
そんな彼女の起こす騒動の尻拭いとフォローに明け暮れるギデオンのマメ男っぷりにモエ!ギガントモエ!! > びったんびったん
そんな騒動の中、彼女の名誉を汚したというお約束のパターンで結婚に雪崩れ込むのだが、ここがまた配線違いのハリエットの魅力全開でおかしいの何のって!
傍から見てたら、こんなにメロメロな旦那もいないってのがひとめで分かるのに、本人のみが気付かない(笑)。
やけっぱち気味に、化石に対してライバル意識満々なギデオンの頓珍漢な具合がまたおかしくって笑いが止まらないし~(^^;;
何だかデキる男なんだが、ハリエットにかかると少年のようにかわいくってたまらんスマッシュですな!(萌)
ハリエットと出会った事により、不器用ながらに過去と向かい合い、まるで人生やり直しをするかのように人を愛する事を知り、疎遠になっていた両親とも仲直りし、何故か奇妙な友達(最愛の妻を誘拐しちゃうような配線違いのオタク仲間だが。爆)も出来たり(笑)。
もう、ハリエットがギデオンを守るべく、彼の両親を呼び出す為に書いた
と、そんな孤独だったギデオンの日常が騒がしくなってゆく様を読むだけでも十分楽しめるのだが、キャラが頓珍漢なだけでロマンスとしてはすごい直球ど真ん中で二倍、いやもっと楽しめるのが嬉しい。
ホットなんだけど、そんな中にかなりの割合でお茶目な笑いのペーソスが占めていて、読んでいてクスッとなってしまうんだよね。
過去の出来事や、盗品密売事件とか、そしてハリエットの大事な化石たちについてを全てキレイに絡めてオチまで持っていって納めてしまうその筆力はクレンツ、さすが!!
ラストまで、クレンツ節が炸裂していた大満足の1冊。
余りに好みのツボ直撃なんで、何度も再読してしまいそうで怖いです(^^ゞ
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