ローリ・ワイルドの新刊、読了〜♪
今回もほんわかしつつ、ホロリときちゃったりして、やはり手堅くもナイスなワイルド節にやられました(^^ゞ
いやはや。
やっぱりアレは反則だろ。
不器用なオトコマエ捜査官ニックくんのこれは。
「ばあちゃん」
キターッ!モエキターッ!! > びったんびったん(壊萌)
このヒーローの一族が、これまたナイスなのだわ。
そういえば、この一族ってばイタリア系の大人数一族なんだが、先日コキおろしたスー○ン・マレ○ーの四部作のイタリア系一族と比べるともう雲泥の差!
そうなのよ!
あたしゃ、こういう一族を求めていたのよ!
あんなイタくてご勘弁!みたいな、イタリア移民一族じゃなくて。
皆して、ばあちゃんとじいちゃんのロマンチックな過去の話を聞いては、うっとりうっかり毎回歌ってしまうような、何ちゅーか、ちょっと間抜けにも思えるがほんわかしているイタリア移民一族を!
いやぁ、あの大合唱を当たり前のようにツッコミしているニックもまたよろし、なの。
本当に、家族愛に飢えているというか、スキンシップに飢えているヒロインでなくても、ヒーロー以上にこの一族に恋してしまうであろうて。
ま、ヒーローに関しては確信犯だろうけど。
あの早くに死んでしまった彼の母親のエピソードは泣いたわよ、思わず。。。
虐待はされていなくても、読んでいてヒロインのデラニーの、何というか壊れそうな状態なまでに精神的に追い込まれているのが分かる家庭環境。
これがまた核心はついていないのに、細かいエピソードが一つ、また一つと重ねられて不気味に重圧を感じる。
いや、お金持ちの醜いアヒルの子が、自然と成長して美しくなっても劣等感に苛まれる、という話は多々あれどあそこまであっけらかんとした「整形美人」事情ってすごくないですか?
鼻を整形、歯をセラミック治療、脂肪吸引・・・何だかすごく生々しくて、デラニーはそんな自分を失笑しているが・・・わ、笑えない(^^;
そこまで母親に追い詰められるって、そこまでする妻を放置している父親って、とか疑問が次々に浮かぶじゃないですか。
そこが気になって、先へ先へ、と進むと・・・色んな事情が垣間見えてきて、最後にとんでもない「秘密」が頭をもたげてきた。
なかなか他の本でもお目にかからなかった、その仰天の「秘密」に、目が点となった。
常々、このローリ・ワイルドというのはなかなかのストーリーテラーだと思っていたが、むしろレベッカ・ウインターズのような設定テラーなのかもしれない。
それぐらい唖然となったから。
そんな「秘密」の大きさの割に、どうもサイドロマンスとして扱われているデラニーの両親のやり直しに関しては消化不良なんだけどね。
ま、その分、メインのデラニーとニックのロマンスは◎なんだけどね♪
既に婚約者がいて、目の前に結婚式が迫っている時に、運命(という名のおせっかいおばあちゃん二人。笑)のいたずらか、ニックと出会ってしまうんだけど・・・その出会い方が突拍子すぎて大ウケ(爆)。
想像しただけで爆笑もんじゃありませんか!
ローリ・ワイルドの作品ってこういうググッと視覚に訴える場面が多々あって、それもお気に入り(^^)
もう、彼女は人の婚約者だし、自分も嫁さんに捨てられた過去もあったりして我慢・我慢・我慢・・・の寸止め連発だったり(^^ゞ
でも、お互いフォーリン・ラヴもいいとこだから、もう微笑ましいぐらいのラブラブイチャイチャっぷりでかわいいの〜♪
スキンシップも、ニックの家族を交えてのほんわかなものが中心なんだけど、それでもやっぱりイチャイチャ(笑)。
それでなくてもメロメロヒーロー書かせるとスゴ腕なのに、更にニックは包み込み系でグッジョブ!
小道具も楽しく、脇役も個性的で非常にポップで、それでいてしんみりもある1冊でした。
個人的には、早くに死んだデラニーの姉スカイラーのあれやこれやを読んで映画「ふたり」を思い出しました。
最後のピンクのスーツケース持って、デラニーの前から「消える」シーンはホロッときたわ。
いやー。翻訳された本、全部高いレベルで満足♪
早く、他作品も翻訳されないかな〜♪どこの出版社でもいいから > 多分、一番作品があるHQ社は一番後?(笑)
今回もほんわかしつつ、ホロリときちゃったりして、やはり手堅くもナイスなワイルド節にやられました(^^ゞ
いやはや。
やっぱりアレは反則だろ。
不器用なオトコマエ捜査官ニックくんのこれは。
「ばあちゃん」
キターッ!モエキターッ!! > びったんびったん(壊萌)
このヒーローの一族が、これまたナイスなのだわ。
そういえば、この一族ってばイタリア系の大人数一族なんだが、先日コキおろしたスー○ン・マレ○ーの四部作のイタリア系一族と比べるともう雲泥の差!
そうなのよ!
あたしゃ、こういう一族を求めていたのよ!
あんなイタくてご勘弁!みたいな、イタリア移民一族じゃなくて。
皆して、ばあちゃんとじいちゃんのロマンチックな過去の話を聞いては、うっとりうっかり毎回歌ってしまうような、何ちゅーか、ちょっと間抜けにも思えるがほんわかしているイタリア移民一族を!
いやぁ、あの大合唱を当たり前のようにツッコミしているニックもまたよろし、なの。
本当に、家族愛に飢えているというか、スキンシップに飢えているヒロインでなくても、ヒーロー以上にこの一族に恋してしまうであろうて。
ま、ヒーローに関しては確信犯だろうけど。
あの早くに死んでしまった彼の母親のエピソードは泣いたわよ、思わず。。。
虐待はされていなくても、読んでいてヒロインのデラニーの、何というか壊れそうな状態なまでに精神的に追い込まれているのが分かる家庭環境。
これがまた核心はついていないのに、細かいエピソードが一つ、また一つと重ねられて不気味に重圧を感じる。
いや、お金持ちの醜いアヒルの子が、自然と成長して美しくなっても劣等感に苛まれる、という話は多々あれどあそこまであっけらかんとした「整形美人」事情ってすごくないですか?
鼻を整形、歯をセラミック治療、脂肪吸引・・・何だかすごく生々しくて、デラニーはそんな自分を失笑しているが・・・わ、笑えない(^^;
そこまで母親に追い詰められるって、そこまでする妻を放置している父親って、とか疑問が次々に浮かぶじゃないですか。
そこが気になって、先へ先へ、と進むと・・・色んな事情が垣間見えてきて、最後にとんでもない「秘密」が頭をもたげてきた。
なかなか他の本でもお目にかからなかった、その仰天の「秘密」に、目が点となった。
常々、このローリ・ワイルドというのはなかなかのストーリーテラーだと思っていたが、むしろレベッカ・ウインターズのような設定テラーなのかもしれない。
それぐらい唖然となったから。
そんな「秘密」の大きさの割に、どうもサイドロマンスとして扱われているデラニーの両親のやり直しに関しては消化不良なんだけどね。
ま、その分、メインのデラニーとニックのロマンスは◎なんだけどね♪
既に婚約者がいて、目の前に結婚式が迫っている時に、運命(という名のおせっかいおばあちゃん二人。笑)のいたずらか、ニックと出会ってしまうんだけど・・・その出会い方が突拍子すぎて大ウケ(爆)。
想像しただけで爆笑もんじゃありませんか!
ローリ・ワイルドの作品ってこういうググッと視覚に訴える場面が多々あって、それもお気に入り(^^)
もう、彼女は人の婚約者だし、自分も嫁さんに捨てられた過去もあったりして我慢・我慢・我慢・・・の寸止め連発だったり(^^ゞ
でも、お互いフォーリン・ラヴもいいとこだから、もう微笑ましいぐらいのラブラブイチャイチャっぷりでかわいいの〜♪
スキンシップも、ニックの家族を交えてのほんわかなものが中心なんだけど、それでもやっぱりイチャイチャ(笑)。
それでなくてもメロメロヒーロー書かせるとスゴ腕なのに、更にニックは包み込み系でグッジョブ!
小道具も楽しく、脇役も個性的で非常にポップで、それでいてしんみりもある1冊でした。
個人的には、早くに死んだデラニーの姉スカイラーのあれやこれやを読んで映画「ふたり」を思い出しました。
最後のピンクのスーツケース持って、デラニーの前から「消える」シーンはホロッときたわ。
いやー。翻訳された本、全部高いレベルで満足♪
早く、他作品も翻訳されないかな〜♪どこの出版社でもいいから > 多分、一番作品があるHQ社は一番後?(笑)
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