氷のハートが燃えるまで
2008年5月26日 新刊レビュー
スーザン・アンダーセンのショーガールもの2冊目、読了〜♪
こっちも楽しくって、勿体無いのに一気読み。
やっぱアンダーセン好きだわ♪
前作にて、どう考えても伏線は引かれていた、前作ヒロインの親友カーリーと、同じホテルに勤める保安管理担当ウルフガングのあれやこれやの1冊。
前作主人公カップル、そして前作にてサイドストーリーとして書かれたアダルトカップル、ついでに前作にてそのかわいくも駄目ワンコっぷりを披露していたワンも登場してとっても盛り沢山。
その上、今回の物語のキーポイントキャラとして、ウルフガングの甥っ子ニクラウス(ニック)が登場。
出血大サービスなキャラクター萌え増発な充実っぷりである。
・・・そう。
青田買い上等!!なことのさんには、このニックがもう全てツボ!
どうしようっ、どうしよーっっ!!
ちょっと冷めてヒネてる老成したカンジなのに、そのセンシティヴなところとかヤバシ!コレキタ!!カワユス!! > びったんびったん
そうなのよね。この子、サッカーやるんだけど、ドイツ(バイエルン)のクォーターなんで、もう当たり前のようにポジションはキーパーなんだよね。うん。
ストライカーでなく、キーパーがクールなのね。
アメリカはネバダ州ラスベガスに住む伯父さんのところで暮らすようになって転校した先でサッカー部に入部するんだけど、今のキーパーは前任が大部してしまい、間に合わせ兼任というのであっさりポジション捕獲。
話を聞くと、とっても強いチームなのに、試合にはチアリーダーも来てくれない。
皆、サッカー部よりも弱いが「華のある」アメフトやバスケの応援に行ってしまう・・・って、やはりサッカーに興味薄いアメリカを顕著に具現しているなぁ、うんうん。グッジョブ、アンダーセン!!
そんなニックが、カーリーや前作主人公トリーナ、その恋人ジャック、彼女たちの友人でもあるエレンやマックと過ごすうちに心を開き、ぎこちないままに伯父さんとの絆を深めてゆく過程がとっても良いのだ。
そして、それはウルフガングも同じ。
過去のやりとりから、穿った上昇志向を持つ彼が、一つ、また一つと今までした事がないこととか、持ったものがないこととか、考えた事のないこととか「はじめて」をニックと暮らす事により、そしてカーリーと過ごす事により体験し、不器用ながら変わってゆく様は秀逸。
あのワンコとの一目惚れ場面なんてきゅんきゅんよ!(萌)
して、前作にて強烈な印象を残したヒロインのカーリーだが、何ともキュートで愛さずにはいられないお姉さんでビバ!
ワンコやニャンコをこよなく愛し、子供を可愛がり、ウイットに富んでいて涙もろくってセクシーときては、そりゃあ、たまらんスマッシュ!(爆)
そんな彼女が、ウルフガングのイカすヒップ以外に注目することになる、駄目ワンコのルーファスくんと彼とのやりとり場面は最高ですな。
ウルフガングがドイツ語で命令すると言うこと聞くなんて!(笑)
そのルーファスのあれやこれやは・・・ちょっと泣きかけたわ。
2冊かけて、あのワンコを見てきた分、読者もやっぱり引き込まれるわけよね。
特にウルフガングに懐いてからは余計。
ラストまで、不器用なウルフガングがヤキモキさせてくれつつ、姉貴なカーリーとのハッピーエンドまでを飽きさせずに一気に読ませてくれたお気に入りの1冊。
メインキャラや脇役、動物など全てのキャラに愛着が湧くというのも、これはすごい事よホント。
こっちも楽しくって、勿体無いのに一気読み。
やっぱアンダーセン好きだわ♪
前作にて、どう考えても伏線は引かれていた、前作ヒロインの親友カーリーと、同じホテルに勤める保安管理担当ウルフガングのあれやこれやの1冊。
前作主人公カップル、そして前作にてサイドストーリーとして書かれたアダルトカップル、ついでに前作にてそのかわいくも駄目ワンコっぷりを披露していたワンも登場してとっても盛り沢山。
その上、今回の物語のキーポイントキャラとして、ウルフガングの甥っ子ニクラウス(ニック)が登場。
出血大サービスなキャラクター萌え増発な充実っぷりである。
・・・そう。
青田買い上等!!なことのさんには、このニックがもう全てツボ!
どうしようっ、どうしよーっっ!!
ちょっと冷めてヒネてる老成したカンジなのに、そのセンシティヴなところとかヤバシ!コレキタ!!カワユス!! > びったんびったん
そうなのよね。この子、サッカーやるんだけど、ドイツ(バイエルン)のクォーターなんで、もう当たり前のようにポジションはキーパーなんだよね。うん。
ストライカーでなく、キーパーがクールなのね。
アメリカはネバダ州ラスベガスに住む伯父さんのところで暮らすようになって転校した先でサッカー部に入部するんだけど、今のキーパーは前任が大部してしまい、間に合わせ兼任というのであっさりポジション捕獲。
話を聞くと、とっても強いチームなのに、試合にはチアリーダーも来てくれない。
皆、サッカー部よりも弱いが「華のある」アメフトやバスケの応援に行ってしまう・・・って、やはりサッカーに興味薄いアメリカを顕著に具現しているなぁ、うんうん。グッジョブ、アンダーセン!!
そんなニックが、カーリーや前作主人公トリーナ、その恋人ジャック、彼女たちの友人でもあるエレンやマックと過ごすうちに心を開き、ぎこちないままに伯父さんとの絆を深めてゆく過程がとっても良いのだ。
そして、それはウルフガングも同じ。
過去のやりとりから、穿った上昇志向を持つ彼が、一つ、また一つと今までした事がないこととか、持ったものがないこととか、考えた事のないこととか「はじめて」をニックと暮らす事により、そしてカーリーと過ごす事により体験し、不器用ながら変わってゆく様は秀逸。
あのワンコとの一目惚れ場面なんてきゅんきゅんよ!(萌)
して、前作にて強烈な印象を残したヒロインのカーリーだが、何ともキュートで愛さずにはいられないお姉さんでビバ!
ワンコやニャンコをこよなく愛し、子供を可愛がり、ウイットに富んでいて涙もろくってセクシーときては、そりゃあ、たまらんスマッシュ!(爆)
そんな彼女が、ウルフガングのイカすヒップ以外に注目することになる、駄目ワンコのルーファスくんと彼とのやりとり場面は最高ですな。
ウルフガングがドイツ語で命令すると言うこと聞くなんて!(笑)
そのルーファスのあれやこれやは・・・ちょっと泣きかけたわ。
2冊かけて、あのワンコを見てきた分、読者もやっぱり引き込まれるわけよね。
特にウルフガングに懐いてからは余計。
ラストまで、不器用なウルフガングがヤキモキさせてくれつつ、姉貴なカーリーとのハッピーエンドまでを飽きさせずに一気に読ませてくれたお気に入りの1冊。
メインキャラや脇役、動物など全てのキャラに愛着が湧くというのも、これはすごい事よホント。
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