スーザン・カーニーのファイナル・ミッション・シリーズ最新刊、読了〜。

・・・でも、ちょっと、いや。かなり不満。

だって全然シェイ・グループらしさが出てなかったんだもん(^^;
原書がBRAZEの作品は他にもあったこのシリーズ、あのラインとの相性が悪いという事はないんだろうけど・・・この作品がシリーズ既刊中、一番つまらなかった事は否めないわ、ことのさん(^^ゞ

主人公は、シェイ・グループ側がヒーローのボルト、そして彼と任務を共にするFBI捜査官アマンダがお相手。
仕事も出来るし、度胸もあるし、話のテンポもいいんだが・・・何だかなぁ。そもそもの話の核となる怪しい香水瓶と、その中の怪しい液体が人の性衝動を増幅するとかいう突飛な設定を、今までならシェイ・グループのメンバーの個性ある言動やら、茶目っ気ある小道具やら、スピード感あふれるアクション・シーンとかで一気に読ませて読者を煙に蒔いてしまう力技があったんだが・・・今回、それをひたすらエロい場面中心に補おうとしたんだよね。
あれはシェイ・シリーズものの根本的なところを否定したように思えたわ・・・いくらBRAZEライン原書とはいえ。がっかりした。

ボルトのキャラクターがなかなかよいし、アマンダも気の強いデキるヒロインだった分、そこが残念だった。
特にボルトがメロメロくんだった分、余計にね。

さて、ここから先はスーザン・カーニー本人がまだ書いていないファイナル・ミッション・シリーズ。
・・・ファンの皆が、ローガン・キンケイドの年貢の納める瞬間を待っているのである(爆)。
パラノーマルとか色んなもの書くのもいいんですが、さっさとローガン様を幸せにして電話番(だって最近、電話してる場面しかないんだもん。涙)から解放してあげて下さい。マジ(^^ゞゞ

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