悩める恋人たち (ハーレクイン・アフロディーテ 36)
2007年12月4日 新刊レビュー
ISBN:4596308365 新書 泉 智子 ハーレクイン 2007/11 ¥700
久し振りにハーレクインから出たロリさんとボンドの合本、読了〜。
満足満足(^^)
いやはや、ロリさんに関しては、まさか四年もたってからハリス・ブラックの話を読めるとは思わなかった(^^ゞ
すっかり記憶から薄れていたが、さすがにのっけからバックとイーサンとライリーの名前を3人並べられると「あ、あれっ(^^ゞ」となった次第(笑)。
名前ばかりのライリー登場なんで、残念ながらご贔屓のブッチは出てこなかったけど(爆)。
ロリさんの場合、長いものもうまいんですが、短編がこれまたそれ以上にべらぼうに上手い。
今回はあのガチガチの独身主義者のハリスが、ちょっとした日常から自分の気持ちの変化に気付く、その過程があのボリュームでおしいく描かれていたり。
彼にとって友達以上恋人未満の存在だったクレアが、生涯のパートナーだと気付く事になるきっかけが・・・これまた突飛で思わずページをめくる手が止まりませんでしたな。
何せ、身元不明のヌード写真の女性からのラブレターですから(笑)。
ホットなやりとり以上に、フランクなイチャイチャとか、軽妙なやりとり、ハリスの男友達たちの相変わらずのところとかクスクス笑えた一本。
よくもこれだけつなげたスピンオフ・ワールド、久々登場のデーンとアレックがドン鈍すぎてこれまたウケましたが(爆)。
ただ、過去の既刊を読んでればシーリアを「セリア」なんて訳はしないだろうな、とちと思ったり(ぼそ)。
さて、これであと残る独身はバックのみ・・・って、あるんですよ。ええ、既に。
そう、彼の話は今回のハリスの話のすぐ後ぐらいに短編として書き下ろされています。
未訳なだけでね。てへっ(直球勝負。爆)
ここらへん並べてみたり
http://cool-book-new.seesaa.net/article/70936042.html
ボンドの方は、ロリさん以上に達者。
あの胸が痛いまでのサマンサと、昔の恋人のティーグのやりとりに読む速度が増す一方でした。
途中までは良かったんだが、ラストがややドタバタしちゃった気がするなぁ。
復讐する筈が、自分の凝り固まった考えを突きつけられる事になったティーグ、というのも想定内なんだけど、それでもやっぱりすごい筆力。
ただ、ヒーローのティーグに関してはグイグイひきつけられるんだが・・・ヒロインのサマンサがねぇ。ちょっとことのさんの苦手なタイプでねぇ・・・傲慢でKYな女(^^;
ティーグ、この女のどこがいいのだ・・・と何度も思うんだが(^^;;
それゆえに、読んでもらうと賛否両論出るのは分かっていますが(笑)。
ティーグの飼っている犬の出てくる場面が何とも物悲しいところと微笑ましいところにスパイスのように効いていたり、小物使いもうまいんだな、相変わらず。
ストーリーのクオリティとしては、こっちの方が多分すごいんでしょう・・・ただ好みの問題として、ことのさんはキャラ萌え系のロリさんの話のが好みだったりした(笑)。
このボリュームでは余韻云々もないので、ちょいイタイものよりも、おバカでキュートな話の方が読後もいいので好まれるのである > 当社調べ(爆)
久し振りにハーレクインから出たロリさんとボンドの合本、読了〜。
満足満足(^^)
いやはや、ロリさんに関しては、まさか四年もたってからハリス・ブラックの話を読めるとは思わなかった(^^ゞ
すっかり記憶から薄れていたが、さすがにのっけからバックとイーサンとライリーの名前を3人並べられると「あ、あれっ(^^ゞ」となった次第(笑)。
名前ばかりのライリー登場なんで、残念ながらご贔屓のブッチは出てこなかったけど(爆)。
ロリさんの場合、長いものもうまいんですが、短編がこれまたそれ以上にべらぼうに上手い。
今回はあのガチガチの独身主義者のハリスが、ちょっとした日常から自分の気持ちの変化に気付く、その過程があのボリュームでおしいく描かれていたり。
彼にとって友達以上恋人未満の存在だったクレアが、生涯のパートナーだと気付く事になるきっかけが・・・これまた突飛で思わずページをめくる手が止まりませんでしたな。
何せ、身元不明のヌード写真の女性からのラブレターですから(笑)。
ホットなやりとり以上に、フランクなイチャイチャとか、軽妙なやりとり、ハリスの男友達たちの相変わらずのところとかクスクス笑えた一本。
よくもこれだけつなげたスピンオフ・ワールド、久々登場のデーンとアレックがドン鈍すぎてこれまたウケましたが(爆)。
ただ、過去の既刊を読んでればシーリアを「セリア」なんて訳はしないだろうな、とちと思ったり(ぼそ)。
さて、これであと残る独身はバックのみ・・・って、あるんですよ。ええ、既に。
そう、彼の話は今回のハリスの話のすぐ後ぐらいに短編として書き下ろされています。
未訳なだけでね。てへっ(直球勝負。爆)
ここらへん並べてみたり
http://cool-book-new.seesaa.net/article/70936042.html
ボンドの方は、ロリさん以上に達者。
あの胸が痛いまでのサマンサと、昔の恋人のティーグのやりとりに読む速度が増す一方でした。
途中までは良かったんだが、ラストがややドタバタしちゃった気がするなぁ。
復讐する筈が、自分の凝り固まった考えを突きつけられる事になったティーグ、というのも想定内なんだけど、それでもやっぱりすごい筆力。
ただ、ヒーローのティーグに関してはグイグイひきつけられるんだが・・・ヒロインのサマンサがねぇ。ちょっとことのさんの苦手なタイプでねぇ・・・傲慢でKYな女(^^;
ティーグ、この女のどこがいいのだ・・・と何度も思うんだが(^^;;
それゆえに、読んでもらうと賛否両論出るのは分かっていますが(笑)。
ティーグの飼っている犬の出てくる場面が何とも物悲しいところと微笑ましいところにスパイスのように効いていたり、小物使いもうまいんだな、相変わらず。
ストーリーのクオリティとしては、こっちの方が多分すごいんでしょう・・・ただ好みの問題として、ことのさんはキャラ萌え系のロリさんの話のが好みだったりした(笑)。
このボリュームでは余韻云々もないので、ちょいイタイものよりも、おバカでキュートな話の方が読後もいいので好まれるのである > 当社調べ(爆)
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